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Rafael Toral - Violence of Discovery and Calm of Acceptance (CD)
Rafael Toral - Violence of Discovery and Calm of Acceptance (CD)Touch
¥3,156

Brian EnoやRobert Fripp、またSonic YouthやMy Bloody Valentineからインスパイアされた音響ドローン・ギター・サウンド!90年代には「最も才能豊かで革新的なギタリストの一人」と称され、そして、Sonic Youthのメンバーたちにも愛されたポルトガルの一大音響作家、Rafael Toralが英国Touchより2001年にリリースしていたフィードバック・ドローンの超傑作。

Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CD)Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CD)
Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CD)Constellation Tatsu
¥1,697

日本のサウンドアーティスト、Chihei Hatakeyamaによる2026年作。ギターを中心にした柔らかなドローンがゆっくりと重なり、時間の輪郭が淡くなっていくような音の世界を描いている。全6曲・約43分、どのトラックも大きな起伏を持たず、微細な揺らぎと質感の変化が少しずつ広がっていく構成。深い霧の中で光がにじむようなサウンドスケープは、彼の作品に通底する静けさの美学をより純度高く示しており、特に11分を超える最終曲では、ほとんど動かないようでいて、耳を澄ますほどに細やかな変化が浮かび上がる。ギターの残響が空間に溶け、耳を澄ますことで、日常の風景が一篇の詩へと変わるような、音の余白と質感を丁寧に扱った作品。

Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CS+DL)Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CS+DL)
Chihei Hatakeyama - Unconsciousness Silence (CS+DL)Constellation Tatsu
¥1,697

日本のサウンドアーティスト、Chihei Hatakeyamaによる2026年作。ギターを中心にした柔らかなドローンがゆっくりと重なり、時間の輪郭が淡くなっていくような音の世界を描いている。全6曲・約43分、どのトラックも大きな起伏を持たず、微細な揺らぎと質感の変化が少しずつ広がっていく構成。深い霧の中で光がにじむようなサウンドスケープは、彼の作品に通底する静けさの美学をより純度高く示しており、特に11分を超える最終曲では、ほとんど動かないようでいて、耳を澄ますほどに細やかな変化が浮かび上がる。ギターの残響が空間に溶け、耳を澄ますことで、日常の風景が一篇の詩へと変わるような、音の余白と質感を丁寧に扱った作品。

Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)
Eliane Radigue - Œuvres électroniques (14CD BOX)INA-GRM
¥13,967

Meditationsでもベストセラーだった人気ボックスセットが、待望の再プレスです。さすが、INA-GRM!Bernard Parmegiani、Luc Ferrari、Francois Bayleなどの箱物に続き、またしても名編集盤が登場です!チベットと電子音楽を合一させたグル、Eliane Radigueのディスコグラフィーを辿る14枚組ボックス・セットが豪華ブックレット付きでリリース!フランスのRTFスタジオでミュージック・コンクレートの創始者である、Pierre SchaefferやPierre Henryといった巨星に師事し、数十年間に渡り、深淵なる電子音楽を作り上げてきた彼女の歴史的アーカイブがここに!今では入手困難なタイトルを含む、CDフォーマットでリリースされた名作の多くを収録した14枚組ボックス。MetamkineのミニCD「Biogenesis」まで収録した、ラディーグ・ファン必携のアイテムです。80ページにも渡るブックレットが付属(仏/英)。

Radwan Ghazi Moumneh & Frédéric D. Oberland - Eternal Life No End ليلة ظلماء ملعونة، كحياة طالبيها (CD)Radwan Ghazi Moumneh & Frédéric D. Oberland - Eternal Life No End ليلة ظلماء ملعونة، كحياة طالبيها (CD)
Radwan Ghazi Moumneh & Frédéric D. Oberland - Eternal Life No End ليلة ظلماء ملعونة، كحياة طالبيها (CD)Constellation
¥2,234

Radwan Ghazi MoumnehとFrédéric D. Oberlandによるデュオ名義での初アルバムで、二人が共有してきた音の言語を、より直接的で感情の振幅が大きい形で結晶させた作品『Eternal Life No End』。アルバムは2023年、モントリオールで始まった即興デュオ・セッションを起点に、2年をかけて発展。暴力的な政治状況への怒りと深い悲しみを背景に、ブズーク、ラバーバ、クラリノー、サックス、そして震える電子音が交差し、Moumnehのアラビア語の歌声がその中心を貫く。アラビア語の副題「ليلة ظلماء ملعونة، كحياة طالبيها(求める者たちのように、暗く呪われた夜)」が示すように、この作品は抗議であり、同時に哀歌でもある。トランスめいたパーカッション、加工された弦、低く唸るベースが深い陰影を生み、Oberlandのサックスやシンセが、Moumnehの声とブズークを包み込みながら、音楽にうねりと広がりを与えている。電子音と伝統楽器、声が交差し、いまを生きる痛みと抵抗の感情を鋭く刻みつける作品。

Save 28%
Hong Yoo Unjin Lee Hwayoung Hosoo -  Ancient Moment Part 1 (LP)
Hong Yoo Unjin Lee Hwayoung Hosoo - Ancient Moment Part 1 (LP)vurt.
¥2,980 ¥4,162

伝統楽器とエレクトロニクスが真正面から交わる、韓国発の実験的コラボ作品『Ancient Moment Part 1』。本作は、韓国の伝統楽器である大金奏者 Hong Yoo と電子音楽家 Unjin、 同じく伝統楽器の伽耶琴奏者 Lee Hwayoung とアンビエントデュオ Hosoo という2組のコラボレーションによる即興演奏で構成されている。大金や伽耶琴の微細な震えと電子音の粒子、ドローンがぶつかり、溶け、境界を失っていく。融合というより、異なる世界がそのまま衝突し、共鳴する瞬間を記録した音で、大きな構成よりも瞬間の響きを捉えることに焦点を置いた、非常に純度の高い音響作品。

Save 31%
Post Coma (LP)
Post Coma (LP)Titrate
¥3,180 ¥4,583

〈Titrate Records〉が展開する匿名的な実験音響プロジェクトPost Comaによる、冬の張り詰めた空気の中で行われた即興演奏の記録。本作は、それぞれ20分という長大な時間をかけた2つの楽章によって構成されており、聴き手を深く、静かな精神の深淵へと誘い出す。奏者たちは、即興という行為を通じて互いの内面へと潜り込み、自ら放った音の残響と、相手の微細な反応の双方に等しく耳を澄ませている。微動だにしない静寂と、緩やかな変化のあわいで宙吊りになった音像。それは通常の音楽の持つ始まりから終わりへ向かう明確な流れではなく、音楽が止んだ後に訪れる沈黙の中にこそ、真の豊かさが宿っていることを静かに告げている。冬の孤独と知的な探求心が結晶化したような、稀有な即興音響作品。

Multicast Dynamics - Circles (LP)
Multicast Dynamics - Circles (LP)Astral Industries
¥5,787

フィンランド、オランダを拠点に活動、Mohlao名義でのダブ・テクノや、VC-118A名義でのエレクトロなど、多岐にわたる実験音響プロジェクトを展開している才人Samuel van DijkによるプロジェクトMulticast Dynamicsが、名門〈Astral Industries〉に帰還して放つ最新作『Circles』。A面「Circle One」、B面「Circle Two」の長尺2曲による構成で、深層意識へ沈み込むような深いサウンドを描き出す。透明なドローンがゆっくりと揺らめく静謐な前半から、洞窟の奥へ進むような低音の脈動と暗い残響が広がる後半へ。音数は極端に少ないのに、風景が変化し続けるようなシネマティックな音響空間で、長尺でも緊張感が途切れない〈Astral Industries〉らしい音の旅の感覚。深い意識へと潜る、終わりなき音の円環!

Robert Henke - Layering Buddha (2LP)
Robert Henke - Layering Buddha (2LP)Astral Industries
¥6,476

Buddha Machineを深く探求したMonolake名義でも知られるRobert HenkeによるオリジナルはCDの2006年作『Layering Buddha』が〈Astral Industries〉より2LP仕様で再発!Buddha Machineは中国の電子音楽デュオFM3が2005年に発表したお経や仏教音楽を流すための装置を元にしたループ再生専用の小型音楽プレーヤーで、Brian Enoが50台まとめ買いしたことでも知られている。Buddha Machineに内蔵された9種類の短いループは、製造誤差によって個体ごとに音質・ピッチ・ループ長が微妙に異なり、このゆらぎを複数台同時に鳴らし、空間に配置。ローファイな再生回路がもたらすざらついた質感と、複数のループが干渉し合うことで生まれる複雑な倍音構造が印象的で、テクスチャーそのものに焦点を当てたHenke自身のキャリアの中でも独自の位置を占める実験的名盤。

Kakuhan - LIVE_0 (CD)Kakuhan - LIVE_0 (CD)
Kakuhan - LIVE_0 (CD)Kakuhan
¥2,000

goatやYPYなどでの活動や〈birdFriend〉運営でもおなじみ日野浩志郎主宰の注目レーベルにして、Keith Fullerton WhitmanやMark Fell & Will Guthrieといった強力な面々を送り出してきた〈Nakid〉から発表された作品が多大な評価を獲得した、日野と中川裕貴によるユニット「Kakuhan」によるライブ会場限定で販売してきた自主リリースCDが遂に入荷!

同作品はYPYこと日野浩志郎、チェロ奏者の中川裕貴によるユニット「KAKUHAN」による2022年2月に九州大学にて開催されたイベント「Feldman meets freq 2022」でのライブパフォーマンスを収録。
2022年末にリリースされたファーストアルバム「Metalzone」がBoomkat2022年ベスト・リリース第5位、またミュージックマガジン年間ベスト/エレクトロニックミュージック部門でも第5位に選ばれたKAKUHANのライブ盤は、この「Metalzone」前夜の、同アルバム収録曲の「原型」も含む全6曲が収められており、このCDでしか聴くことのできない楽曲も収録されています。
ユニット名が指し示す通り、両者の活動に備わる様々な要素=「電子音楽/弦楽」、「現代音楽/クラブミュージック」、「トラディショナル/コンテンポラリー」、「フィジカル/メタフィジカル」、「作曲/即興」などが文字通りそのパフォーマンスの中で「攪拌」されていく、その始まり(ゼロ)を体験できる内容となっており、「Metalzone」と併せて聴くことを強くお勧めします!

ASC - Colours Of Absence (2x12")
ASC - Colours Of Absence (2x12")Auxiliary
¥5,433

ASCがロックダウン期に深化させたアンビエント路線の集大成的作品『Colours Of Absence』。前作『Original Soundtrack』と同時期に制作された続編的位置づけの作品で、ピアノを中心とした楽器的アプローチと、ASCらしい深いドローン/アンビエントの質感が絶妙なバランスで共存している。静謐でありながら重力を感じるレイヤー、霧の中で輪郭だけが浮かぶようなピアノの残響、そして時間の流れがゆっくりと変質していくような構成。音数は少ないのに密度が高く、内省的なムードがアルバム全体を包み込む。影、赦し、距離、脆さ、受容といったテーマが音の質感に反映され、静かな感情の移ろいを追体験するようなASCの新しい表現を提示する重要作。

Variant - The Setting Sun (2LP)
Variant - The Setting Sun (2LP)Field Records
¥6,087

Echospace/cv313のStephen HitchellがVariant名義で残した2009年の名作『The Setting Sun』が最新リマスターで2LPとして再発。ベルリンの嵐のフィールド録音、成田空港の列車音、アナログシンセやアウトボード機材を用い、コンピュータを使わずに制作されたという背景を持つ本作は、ダブテクノの文脈にありながら、より深いところへと沈み込む。冒頭「As Time Stood Still」から広がるのは、分厚い倍音がゆっくりと揺れ続ける巨大なドローンの雲。音はほとんど動かないのに、内部では微細な変化が絶えず生まれ、アナログ制作ならではの温度感やざらつきがそのまま音楽の一部となり、冷たさよりも手触りを感じるドローン/アンビエントに仕上がっている。「A Silent Storm」「Someplace Else」では、メタリックなディレイや微細なキックの残響が静かに浮かび上がり、Echospace〜Deepchord系の美学が深層で息づく。長尺構成による風景がゆっくり変わる感覚も本作の魅力で、特に終盤「Adrift」は深海へ沈んでいくような静謐さと孤独感が際立つ。

石橋英子 Eiko Ishibashi and Jim O'Rourke - Pareidolia (LP)石橋英子 Eiko Ishibashi and Jim O'Rourke - Pareidolia (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi and Jim O'Rourke - Pareidolia (LP)Drag City
¥3,768

星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎など、アンダーグラウンドやコンテンポラリーといった枠を超えて、名だたるアクトたちを支えてきた現代の日本が誇る名SSW=石橋英子と、シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びてきた我らがジム・オルークとの5作目の共作が〈Drag City〉より登場!本作は、2023年のフランス、スイス、イタリア、アイルランドを回った欧州ツアーでの即興ライブ録音を素材にしたサウンド・コラージュ。各地の演奏から響きや音の関係性を拾い集め、コンピューター生成音、フルート、ハーモニカなどが交錯する動的な音世界を作り上げている。二人は事前に打ち合わせをせず、それぞれ準備した音素材を持ち寄って現場で即興的に対話し、日ごとに異なる演奏を展開。ライブ中に録音した素材もその場で再利用するなど、旅の途中で生まれる偶然や状況の変化がそのまま音楽に反映された。『Pareidolia』では、ツアーの様々な瞬間をリミックスし、たとえばパリのジム・オルークの音とダブリンの石橋英子の音を重ねるような形で、理想的な記憶を描いている。無作為に見える音の流れにも、どこか意味や構造を感じ取ってしまう──そんな「Pareidolia(錯視)」的な感覚をテーマに、聴く人それぞれが自由に解釈できるような、柔らかくも謎めいた電子音響作品。

Save 31%
Zosha Warpeha - I grow accustomed to the dark (LP)Zosha Warpeha - I grow accustomed to the dark (LP)
Zosha Warpeha - I grow accustomed to the dark (LP)Outside Time
¥3,980 ¥5,781

ノルウェーの伝統弦楽器ハーディングフェーレをもとにした、より静謐で深い響きを持つハーディングダモーレ奏者/作曲家Zosha Warpehaによる、残響豊かな空間そのものを楽器として扱うかのような2曲40分の深いソロ作品。ノルウェー・オスロのEmanuel Vigeland Museumで体験した「12秒の残響」に強く影響を受け、音が空間に溶けていく感覚を探求してきた彼女が、ISSUE Project Roomのレジデンス期間にワンテイクで録音。共鳴弦が複数張られたハーディングダモーレの倍音がゆっくりと広がり、声の振動が弦と混ざり合う。ドローン、即興、北欧の伝統音楽が自然に交差し、静けさの中に微細な揺れが浮かび上がるディープリスニングのための一枚。空間の奥行きがじわりと広がる、真夜中の音楽。

Rafael Anton Irisarri - A Fragile Geography: Reworks (CS)Rafael Anton Irisarri - A Fragile Geography: Reworks (CS)
Rafael Anton Irisarri - A Fragile Geography: Reworks (CS)Black Knoll Editions
¥3,092

アンビエント/ドローンの重鎮たちによる再解釈が光る、Rafael Anton Irisarriの2015年作『A Fragile Geography』のリワーク集『A Fragile Geography: Reworks』。原作の「壊れやすい地理」というテーマを、異なる文化・音楽的視点から再解釈。KMRU、Penelope Trappes、
Kevin Richard Martin(The Bug)、Mabe Fratti、Abul Mogard、William Basinski & Gary Thomas Wrightらによる静けさと深みを極めた音響世界。

V.A. - Pulses on the Horizon - Modular Music of Taiwan (CS+DL)V.A. - Pulses on the Horizon - Modular Music of Taiwan (CS+DL)
V.A. - Pulses on the Horizon - Modular Music of Taiwan (CS+DL)ato.archives
¥2,000

東京拠点のサウンド・アート系俊英レーベル〈ato.archives〉より、台湾のモジュラー・シンセ・シーンを横断的に捉えた注目のコンピレーション・カセットが登場。台湾のモジュラー作家であるRyan J Raffaによるキュレーションのもと、台湾各地の実験電子音楽家たちによる音響の地層がここに結晶。パルス、断片、残響、倍音。風景の縁をなぞるように鳴らされる音たちは、都市と自然、身体と記憶の境界を静かに揺さぶるかのよう。過剰な演出を避けた構成からは、東アジア的な時間感覚と詩的ミニマリズムが滲み出しています。まさに電子音とともに編まれる地誌的なサウンド・ドキュメント。世界と交信する回路の中で生まれた、静謐で現地的なエレクトロニクスの記録集であり、必聴です。

Eliane Radigue - Opus 17 (2CD)Eliane Radigue - Opus 17 (2CD)
Eliane Radigue - Opus 17 (2CD)Important Records
¥4,269

これがRadigue史に残された最後のフィードバック音源!70年制作の未発表作品、大きな転換点とされる傑作Opus 17が待望の初CD化!
1970年にヴェルデロンヌで開催されたインスタレーションの為の作品で、この同じ年に自作シンセの第1号を完成させ、濃厚ドローンへの道へと歩んで行きます…ただごーっと鳴っているというよりも、霊的な存在感が研ぎすまされ、音それぞれが浮かび上がって独立行動するような迫力があり、後のシンセ期と生楽器演奏に繋がる芯がありつつ、フィードバックでこその荒い太さが素晴らしい仕上がりです。彼女の技術が惜しみなく注ぎ込まれた全5編を収録。

Rod Modell - Frequencies In The Fog (LP)
Rod Modell - Frequencies In The Fog (LP)13 (SILENTES)
¥4,679

DeepChord、Echospaceの中心人物たるRod Modellによる最新アンビエント作品『Frequencies In The Fog』。Pt.1 と Pt.2 の2曲構成で、パッドを中心としたミニマルな音の軌跡、控えめに配置された電子音の粒子、ゆっくりと深く包み込む低音が持続的に重なり合う。逆再生処理された判別しにくい声の残響や、停滞する静寂と円環的な動きが交互に現れ、厚い霧の層の奥から現実の風景が断片的に浮かび上がっては消えていくよう。Rod Modellらしい深海のような音響と環境音の抽象化が研ぎ澄まされた一枚。

Rod Modell - Grotto of The Sun (LP)
Rod Modell - Grotto of The Sun (LP)13 (SILENTES)
¥4,679

DeepChord、Echospaceの中心人物たるRod Modellによる洞窟の奥深くを進むようなディープ・アンビエント作品『Grotto of the Sun』。Pt.1 と Pt.2 の2曲構成で、水が滴る音やせせらぎのような揺らぎ、低く深い脈動、ざわめき・きしみ・風のようなノイズに突然差し込む光のような明るい音の層が折り重なり、抽象的でありながら強い情緒とドラマ性を帯びたサウンドスケープが展開する。音は一見静かで瞑想的だが、実際には細部まで緻密に作り込まれており、Rod Modellらしい深海的アンビエントが、洞窟というモチーフを得てさらに濃密になったような一枚。

Eraldo Bernocchi, Iggor Cavalera, & Merzbow - Nocturnal Rainforest (LP)Eraldo Bernocchi, Iggor Cavalera, & Merzbow - Nocturnal Rainforest (LP)
Eraldo Bernocchi, Iggor Cavalera, & Merzbow - Nocturnal Rainforest (LP)PAN
¥3,278

アンビエント、インダストリアル、実験音楽といったジャンルで活動するイタリアのギタリストEraldo Bernocchi、ブラジルのヘヴィメタルバンドSepulturaの元ドラマーとして世界的に知られるIggor Cavalera、そしてご存じMerzbowという、一見すると異質な3者のコラボレーションから、熱帯雨林の夜をテーマに予測不可能なサウンドを生み出した作品が〈PAN〉より登場。Bernocchi が手がける重層的なギターと電子処理が土台を形作り、Iggor Cavalera が肉体的で原始的なリズムを叩き込む。さらに Merzbow がノイズの嵐を注ぎ、全体を圧倒的な音響体験へと押し上げている。激しいインダストリアル・ドローンや環境音的テクスチャーの中に、時折ジャングルを思わせるプリミティヴな打楽器の呼吸が浮かび上がるそのサウンドは、単なる轟音ではなく、森の闇に包まれるような没入感と儀式的な高揚を兼ね備えている。深夜に聴くと、音の密林に迷い込むようなトリップ感のある一枚。

Stephen O'Malley -  Spheres Collapser (LP)
Stephen O'Malley - Spheres Collapser (LP)Xkatedral
¥3,947

Sunn O))) の共同創設者Stephen O’Malleyによる、パイプオルガン作品『Spheres Collapser』が〈XKatedral〉より登場。本作は2つの長尺パイプオルガン曲で構成されており、O’Malley が演奏し、Kali Malone、Puce Maryも参加。録音にはスイス・ローザンヌのÉglise Saint‑Françoisにある歴史的オルガンが使用されており、スイスの名工Johann Jakob Scherrerによる18世紀のバロックオルガンを核として、19世紀のイギリスのWalker & Sonsと、現代のスイスの名門Orgelbau Kuhnによる大規模な増築、改修を経た、3つの時代の音色が統合された巨大な複合オルガンの音響が楽しめる。2つの楽章はどちらも長尺ながら、微細な倍音の揺れ、空気の震え、残響の変化が絶えず移ろい続け、時間感覚をゆっくりと溶かしていく。音は決して劇的に動かないが、わずかな変化が巨大な空間全体に波紋のように広がり、聴く者を深い集中へと導く。

Jessika Kenney & Eyvind Kang - The Face of the Earth (LP)Jessika Kenney & Eyvind Kang - The Face of the Earth (LP)
Jessika Kenney & Eyvind Kang - The Face of the Earth (LP)Ideologic Organ
¥3,874

声とヴィオラを中心に、ペルシャ古典音楽・ガムラン・ミニマリズムなど多様な要素を融合した、Jessika Kenney & Eyvind Kangによる深淵で霊的なサウンドコラボレーション第2弾『The Face of the Earth』。Kenney の透明で祈りのような声は、言語を超えた響きとして空間に漂い、Kang のヴィオラやセタールはその周囲にゆっくりと揺らぐドローンを描き出す。ペルシャ詩のテキストやジャワ音楽の影響が随所に感じられながらも、全体としてはジャンルを超えた抽象的な音響作品として成立しており、静謐でスピリチュアルな実験音楽の魅力が凝縮された一枚。

Emily A. Sprague - Cloud Time (LP)
Emily A. Sprague - Cloud Time (LP)Rvng Intl.
¥3,497

モジュラーシンセを駆使して、自然の風景や天候、時の移り変わりを音で表現するEmily A. Spragueによる、2024年秋に行われた初の日本ツアーを記録したライヴ・アルバム。全国各地の会場で収録された8時間以上におよぶ演奏から編まれており、余計なミックスを施さず、最低限の編集だけでまとめられている。このツアーは旅として構想されていて、彼女はその場ごとの環境や空気とやりとりするように演奏を展開し、リアルタイムで反応できるようにライヴ機材を組み直し、偶発性と直感に身をゆだねながら音を紡いでいる。収録曲は実際の演奏順ではなく、ひとつの物語の流れを描くように配列されており、たとえば「Nagoya」「Tokyo 1」、10分を超える「Matsumoto」などは、重ねられたシンセの層が静かに脈打ち、日本の環境音楽やディープ・リスニングの系譜とも響き合う内容になっている。彼女が日本での出会いから引き出した、個人的で、かつ癒しの感覚に満ちた一回性の強いアンビエント・ドキュメント。

Adam Golebiewski/Dave Brown - Dogs Light (LP)
Adam Golebiewski/Dave Brown - Dogs Light (LP)Instant Classic
¥3,300

日野浩志郎と中川裕貴によるユニットKAKUHANとのコラボでも知られるポーランドの即興打楽器奏者Adam Golebiewskiと、メルボルン実験音楽シーンの重鎮Dave Brownによるデュオ作。ドラムとギターというシンプルな編成ながら、ノイズ、アンビエント、フリー・インプロヴィゼーションが溶け合う抽象的なサウンド。Golebiewskiのパーカッションは打撃よりも質感を重視し、擦過音や金属的なノイズが空間をざらつかせる一方でBrownのバリトン、テナーギターは旋律を避け、低い唸りや倍音の揺らぎを生み出す。ふたりの音が絡み合うことで、存在しない映画のサウンドトラックのような暗い光の世界が立ち上がる。

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