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Techno Animal、King Midas Sound、The Bugといった多数の名義やユニットでエクスペリメンタル・ミュージックのアップデートへと邁進してきた鬼才、Kevin Richard Martinと、ケニア・ナイロビ出身、ベルリン在住のサウンド・アーティストであり、〈Subtext〉や〈Editions Mego〉などからのリリースも知られるJoseph Kamaruの変名KMRUによるコラボレーション・アルバム『Disconnect』がブライトンの〈Phantom Limb〉から登場。お互いへの尊敬の念を共有する、現行エクスペリメンタル・シーンきっての名手2組による初となる共作が爆誕です!これぞ、恐怖と希望の陰陽についての瞑想。漆黒のアンビエント/ドローンとダブが交差する、没入的で深遠な実験的エレクトロニクスが展開される、”尖端”マニア必携の一枚。
フォースワールド的な感性で作品をリリースし続ける二人組ロックバンド、帯化が主催するレーベル造園計画から2022年にリリースされた本作のカセットテープは瞬く間に完売し、その後もele-king vol.30 特集「2020年代エレクトロニック・ミュージックの必聴盤50」に選出されるなど、その魔術的な魅力は徐々に広がりを見せていたが、RSDでのLPリリースとして、その魅力がついに結実する。
不眠症のエリック・サティがケア・テイカー的な悪夢につきまとわれながら捻り出したような、不穏な音響と穏やかでどこか可愛らしいメロディが同居する今作は、アンビエント~ニューエイジというジャンルによって包摂できない余剰を含んでる。
そして、都内を中心に精力的に活動するロックバンドkumagusuの中心人物である井上Y氏によりデザインされた装丁は、錠剤の白い外皮のような質感を作品に付与し、毎晩取り出し「服薬」したくなるような『Zolpidem』へのアディクトを誘発するだろう。
現代の音楽における形式からは大きく逸脱したループの作用にも注力したという本作。安らぎと悲愴のヒスノイズの絶妙な隙間にあって、冷涼なサウンドが幾重にも連なっては過ぎ去り、アンビエントともクラシックとも取れない屈折した何かが出来上がる、不可解な音楽です。彼のアルバムの中で最も象徴的な作品の一つではないでしょうか。


Roland Kayn、Thomas Köner、Éliane Radigueのファンにもレコメンドしたい破格のダーク・アンビエント傑作!エジプト/アルジェリア拠点のカルト的な前衛音楽レーベル〈Nashazphone〉から最新物件!90年代半ばから、古代の神秘主義やタイム・トラベルを強く意識させる独自のサウンドスケープを作り続けてきたダーク・アンビエント作家Amonが1996年に発表したアルバム『Akh』がアナログ・リイシュー。1996年にMurder Releaseからデビューした後、古代エジプトの神秘と儀式からインスピレーションを受け、Peter Kolosimoやいわゆる疑似考古学の流れを汲む他の作家たちから提示された鮮烈な示唆とともに、数枚のCDアルバム(主にイタリアの〈Eibon Records〉からリリース)とドイツのカルト・レーベル〈Drone Records〉からの7インチをリリースしたことで、ディープなリスナーの間の柱として確固たる地位を築いたAmon。その記念碑的ファースト・アルバムに同時期からの3曲のセッション音源を追加収録した拡張再発盤。


本作では、彼の十八番であるボールルーム・ミュージックではなく、シューベルトによるピアノと歌のみの連作歌曲集「冬の旅」(1827年)のSPレコード(しかも1927年のものというのは偶然か)をサンプルとし、録音をマニュピレート。ドイツの小説家、W. G. Sebaldをテーマにした映画のサントラというだけあって、かつてなく内省的で、喪に服すかの如し悲痛な響きが綴られる。いつにも増して激しいヒスノイズも寄り添ってさらに重みを増しています。アンビエント・クラシカルというには消化不良なこの感じは、Robert Haighの昔の作品に近いのではないでしょうか。Dubplates & Masteringでのマスタリング&カッティング。限定500枚。



