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Contemporary Classical

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Lucy Railton - Corner Dancer (LP)
Lucy Railton - Corner Dancer (LP)MODERN LOVE
¥4,572
Mica LeviやBonobo、Bat For Lashesともその仕事を共にした英国チェロ奏者/作曲家、Lucy Railtonによる最新ソロ・アルバム!〈Portraits GRM〉から発表したMax EilbacherとのスプリットLPを経て、〈Modern Love〉からの2作目となる『Corner Dancer』をアナログ・リリース。構造化されたコンポジションと、より直感的なパフォーマンスの区別を曖昧にする、帯電したインダストリアルなエネルギーに満ちたシュールで妥協の無い実験的作品!〈LUPO〉でのマスタリング/カッティングと高品質プレス。限定500部。
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto - Summvs (2LP)
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto - Summvs (2LP)NOTON
¥5,497
深遠な美を醸す天上突破なコンテンポラリー・ミニマル/エレクトロニック作品!Alva Notoと坂本龍一によるコラボレーション・アルバムであり、〈Raster-Noton〉の〈V.I.R.U.S.〉シリーズ(全5枚)から2011年にCDリリースされた作品『Summvs』がリマスタリング仕様で〈NOTON〉より22年度アナログ・リイシュー。坂本教授とアルヴァ・ノトという二大巨星によるコラボ作品の第5弾。アナログ化が行われるのは今回が初となります。鎮静的にして瞑想的なミニマル・エレクトロニック傑作。
Cassandra Miller - Traveller Song / Thanksong (LP)
Cassandra Miller - Traveller Song / Thanksong (LP)Black Truffle
¥3,947
ロンドンを拠点に活動するカナダ出身の著名な作曲家Cassandra Miller が、豪州前衛系大名門レーベルこと〈Black Truffle〉から初のアルバムを発表。優しく不条理であり、印象的な美しさを持つ、声楽とアンサンブルのための2つの作品。アメリカの民族音楽学者Alan Lomaxが50年代に録音したシチリアの荷車運転手の民謡から「Traveller Song」を、弦楽四重奏曲第15番 (ベートーヴェン)からThanksong」を独自に再構築した内容となっています。Lasse Marhaugによるスリーヴ写真。自身執筆のライナーノーツを収録。
Thomas Buckner sings Robert Ashley - Spontaneous Musical Invention (CD)Thomas Buckner sings Robert Ashley - Spontaneous Musical Invention (CD)
Thomas Buckner sings Robert Ashley - Spontaneous Musical Invention (CD)Recital
¥2,696
アンビエントやミニマルを中心にアート的な視点から様々なエクスペリメンタル・ミュージックを送り出すSean McCann主宰の名レーベル、Recitalより最新物件!バリトン歌手Thomas Bucknerが演奏する、めったに聞かれないRobert Ashleyの楽曲を収録した二枚組アルバム『Spontaneous Musical Invention』がCDとアナログでそれぞれリリース。1960年代、ONCEグループとフェスティバルでアメリカの前衛芸術の先駆者となり、20世紀後半にはアメリカのオペラの様相を紛れもなく変えた存在であるRobert Ashley。そんな彼のレパートリーをRoscoe MitchellやAnnea Lockwood、Noah Creshevskyらとコラボレーションしてきた著名なバリトンであり、アシュリーの発明した発声練習法である表題の"Spontaneous Musical Invention"の実践やそのアンサンブルのパフォーマーとしての活躍を通じて30年以上に渡りアシュリーと時を共にしてきたThomas Bucknerによる歌唱を収録。プログラムノートが掲載された16ページのブックレットが付属。限定350部。
Thomas Buckner sings Robert Ashley - Spontaneous Musical Invention (2LP)Thomas Buckner sings Robert Ashley - Spontaneous Musical Invention (2LP)
Thomas Buckner sings Robert Ashley - Spontaneous Musical Invention (2LP)Recital
¥6,326
アンビエントやミニマルを中心にアート的な視点から様々なエクスペリメンタル・ミュージックを送り出すSean McCann主宰の名レーベル、Recitalより最新物件!バリトン歌手Thomas Bucknerが演奏する、めったに聞かれないRobert Ashleyの楽曲を収録した二枚組アルバム『Spontaneous Musical Invention』がCDとアナログでそれぞれリリース。1960年代、ONCEグループとフェスティバルでアメリカの前衛芸術の先駆者となり、20世紀後半にはアメリカのオペラの様相を紛れもなく変えた存在であるRobert Ashley。そんな彼のレパートリーをRoscoe MitchellやAnnea Lockwood、Noah Creshevskyらとコラボレーションしてきた著名なバリトンであり、アシュリーの発明した発声練習法である表題の"Spontaneous Musical Invention"の実践やそのアンサンブルのパフォーマーとしての活躍を通じて30年以上に渡りアシュリーと時を共にしてきたThomas Bucknerによる歌唱を収録。24ページに及ぶ12インチサイズのブックレットにAlvin Lucierによるイントロダクションやスコアや演目などを掲載。限定350部。
Loren Rush - Omaggio a Giuseppe Ungaretti (CD)Loren Rush - Omaggio a Giuseppe Ungaretti (CD)
Loren Rush - Omaggio a Giuseppe Ungaretti (CD)Recital
¥2,454
2022年度確実に最も見落とされた傑作であり、全力でレコメンドします!是非お見逃しなく!1950年代後半からベイエリアの前衛音楽シーンでTerry Riley、Robert Erickson、Pauline Oliverosらと共に活躍し、1975年にはスタンフォード大学のコンピューター音楽音響技術研究施設を共同設立した人物でもある不世出の作曲家Loren Rush。ほとんど世に知られてこなかった不世出の作曲家である彼がSean McCann主宰の名門〈Recital〉からのセカンド・アルバムとなる『Omaggio a Giuseppe Ungaretti』を発表!その作品はボストン交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団などでも演奏されている現代音楽界の重要な人物でありながら、作品の多くがほとんど出版されて来なかった幻のレジェンド的作曲家。イタリアの詩人・ジュゼッペ・ウンガレッティ(1888-1970)が第一次世界大戦の塹壕の中で書いた詩集『L'allegria(喜び、1914-1919)』」の詩から直接インスピレーションを受けた、孤高の静寂が息づくコンテンポラリー・ミニマル/ピアノ・アルバムに仕上がっています。限定200部。
Linus Hillborg / Theodor Kentros - Four Works (LP)Linus Hillborg / Theodor Kentros - Four Works (LP)
Linus Hillborg / Theodor Kentros - Four Works (LP)XKatedral
¥4,343
さすが〈XKatedral〉圧巻の内容です。Kali MaloneとMaria W. Hornという現行女性ドローン最高峰の2人が主宰するスウェーデン・ストックホルムのエクスペリメンタル最重要レーベルこと〈XKatedral〉から最新物件!ストックホルムを拠点に活動する作曲家Linus HillborgとTheodor Kentrosによるスプリット・フルアルバム『Four Works』がアナログ・リリース。2019年から2021年にかけて書かれ、録音された、それぞれの作曲家による2つの作品で構成された全4曲入りのアルバム。オルガンとエレクトロニクスのための2曲、ヴァイオリンとエレクトロニクスのための1曲、バスクラリネットとエレクトロニクスのための1曲からなる霊能的コンテンポラリー/ドローン作品!限定300部。
Mary Jane Leach - Woodwind Multiples (Clear Vinyl LP)
Mary Jane Leach - Woodwind Multiples (Clear Vinyl LP)MODERN LOVE
¥4,794
〈Die Schachtel〉傘下の〈Blume〉からも編集盤が組まれていた、米国・バーモントの作曲家/パフォーマーであり、1970年代よりニューヨークのダウンタウン・シーンで活躍し、Downtown Ensemblemの一員としても活動。Arthur RussellやPhilip Corner、Peter Zummoらとも仕事を共にしたレジェンド、Mary Jane Leach。名門〈Modern Love〉から最新アルバム『Woodwind Multiples』がアナログ・リリース。音の物理性、音響特性、それらが空間とどのように相互作用するかに焦点を当て活動を展開してきた作曲家であり、Julius Eastmanの1990年の死後、その作品の保存と再評価に長年を費やしてきたUSアヴァンギャルド界隈の重要人物。全4曲の作品を収録した5年ぶりのアルバムであり、Manuel ZurriaやSam Dunscombe、Shannon Peetらが演奏者として参加しています。名匠= Rashad Beckerの手によるマスタリング仕様。限定500部。
Penguin Cafe - Rain Before Seven... (Clear Vinyl LP+DL)Penguin Cafe - Rain Before Seven... (Clear Vinyl LP+DL)
Penguin Cafe - Rain Before Seven... (Clear Vinyl LP+DL)Erased Tapes
¥5,280
ペンギン・カフェの4年振りとなる新作が完成。 英国独特の楽観主義とウクレレ、クアトロ、メロディカ、バラフォンなど異なる地域のテクスチャーが融合した彼らの理想郷。

『Rain Before Seven...』には楽観主義が息づいています。それは自慢げで自信過剰なものではなく、イギリスの国民性を表した軽薄で自虐的な楽観主義です。彼らはたとえあらゆる予兆が無かったとしても物事はうまくいくという確信のもとに動いているのです。
タイトルは韻を踏んだ予言とも言える古い天気予報のことわざに由来しています。ー11時前には晴れるー それは科学とは関係なくハッピーエンドを意味する言葉。アーサー・ジェフス曰く「それまで聞いたことが無かったけどある本でその言葉を見つけたんだ。かすかに楽観的なニュアンスがあってとても好きな言葉だよ。最近は使われなくなったけど大西洋から入ってくるイギリスの気象パターンを表現しているんだ。」

モリコーネを意識したオープニング"Welcome to London”から始まり"Goldfinch Yodel"まで映画を見ているような余韻に浸れます。そして常にエキゾチックなリズムの高揚感を感じながらもそこには悲壮感が漂っているのです。2011年の省略記号で締めくくられたアルバムタイトル「A Matter of Life...」にちなんだタイトル名には遊び心を感じます。そのペンギン・カフェとしてのデビューは父であるサイモン・ジェフスが率いた伝説のペンギン・カフェ・オーケストラとアーサーが率いる愛すべき子孫との架け橋となっているのです。

「スタイル的には遊び心のあるリズムや楽器使いに戻ることができてとても満足している」と語る若きジェフスは12年前のデビュー作を念頭に置いて新作を制作しました。「当初あったテクスチャーを今は使わなくなっていることに気付いたんだ。それらの要素は父の初期の作品に沢山あったんです。だからウクレレ、クアトロ、メロディカなどの音楽的にも地理的にもまったく異なる地域のテクスチャーやバラフォンが多く入っているんだ。」

『Rain Before Seven...』を聴けばそのテーマが単なる天気予報では無いことが分かるだろう。ある意味この作品は危険が去って行くのを橋の下で待ちながら書き留めた音楽の日記と言えるでしょう。彼は私たちと同じように2020年に自分が監禁されていることに気づきました。COVID-19の最中、最初のヨーロッパの目的地はイタリア。彼と家族は当時トスカーナの修道院を改造した建物に滞在していました。この修道院は彼の母親で有名な石像彫刻家であるエミリー・ヤングと12年ほど前に購入した建物です。オリーブの木に囲まれた丘陵地に検疫で足止めを食らうには最高の場所でしたが、一家は世界の多くの人々と同じように切実な不安と不確実性に直面していたのです。

そのため今作にはこの時期の個人的な体験に関する楽曲が多く収録されています。”Galahad"は16歳で亡くなったアーサーの愛犬を讃えた楽曲で15/8拍子で書かれています。”Lamborghini 754"は彼が母親のために買った40年前のトラクターがスタジオからオリーブ畑を横断しているのが見えたことから名付けられました。自身で操縦出来る広大なスペースがあったことは、都市や町に住む何百万人もの人々が経験することの出来ない贅沢であり幸運でした。さらに都会で暮らす人々の苦悩は、アーサーの父親が描いたペンギン・カフェ・オーケストラが誕生するきっかけとなったビジョンと不気味に重なり合ったのです。

1972年父であるサイモン・ジェフズは南フランスで休暇を過ごしているときに不味い魚を食べた事が原因で幻覚を見るようになりました。 「ベッドに横たわると奇妙な幻覚が繰り返された」と彼は後に語っています。「目の前にはホテルか公団住宅のようなコンクリートの建物があり、それぞれの部屋は遠隔で絶えずチェックされていた。部屋には人が居るけどみんなが"うわのそら"なんだ……」「しかも全くの沈黙だった。まるでその場にいる全員が無力化され色も無く匿名にされたように。その光景は私にとって秩序ある荒廃を想像させた」こんな未来の予感を払拭してくれたのが"無意識になれる場所"自由気ままなペンギン・カフェだったのです。

アーサーによれば父であるサイモン・ジェフズのイメージは"少し風変わりな古美術的アプローチ"で音楽を組み立てて耳に優しい音を再構築する人”でした。これは戦後の文筆家たちによる真剣な反応があったミニマリズムの台頭と同時期だったのかもしれません。「しかし父はブーレーズもジョン・ケージも大好きでした」とアーサーは付け加えます。クラシック音楽がポップスや東アフリカのリズムと融合することはインターネット時代(そしてPCOが決して嫌がらなかった広告においても)にはそれほど特別な事ではありませんが、1970年代の当時彼らはブライアン・イーノのレーベルObscureに所属して自分達がやっていることの難解さを実感していたのです。ペンギン・カフェ・オーケストラは長い間ルシェルシュ(フランス語で精選された物の意味)のままではいられなかったのです。

「父の斬新なアプローチは面白くて奇妙なアイデアを取り入れて奇妙なことをすることだったと思います。しかし常に美しく感情移入できるサウンドにすることを意識していました」とアーサーは語ります。その精神はペンギン・カフェにも受け継がれています。「父の音楽を演奏する一方で、同じ世界で新しい音楽を演奏するのです。つまり原点に立ち返りスラッシュ・メタルの領域に踏み込まないように気を配るのが私の役目です」

しかし、共同プロデューサーのRobert Rathsに後押しされ『Rain Before Seven…』のリズム要素はかつてないほど前面に押し出され、エレクトロニカを彷彿とさせる楽曲もあります。例えば"Find Your Feet”は単純にパルス音だけで構築された楽曲ではありません。Tom Chichester-Clarkがミックスしたこの曲は、アーサーが「エレクトロニックに近い感覚」と表現するように彼らの音楽に新たな融合をもたらしています。そして彼は興奮気味にこう付け加えます、「過去3枚のレコードではあまりやらなかったような楽しい要素がここにあるんだ。」アンビエントのゴッドファーザーであるハロルド・バッドに捧げた"In Re Budd”はこの曲を書いた日に彼が亡くなっていたことに気づき、シンコペーションが巧妙なアレンジを加える事で追悼したのです。アップライトピアノで演奏し音の跳ねを強調するために”プリペアド"フェルトを使用しました。アフロ・キューバン・カフェのような雰囲気があるこの楽曲はバッドの異質さをアピール出来たと彼は感じています。

そして"Welcome to London"は世界が再び動き始め人々が飛行機に乗れるようになった事からその名が付きました。久しぶりに故郷に降り立った彼はヒースロー空港からタクシーで西ロンドンに向かい、控えめな薄明かりの背景をバックに007の映画を想起させる雰囲気に心を打たれたのです。楽観主義がそこにあり少し辛辣な皮肉もあるのかもしれません。「ロバート・ラス(Erased Tapesのオーナー)は今作に興味深いニュアンスを加えてくれました。多くのロンドン市民はもともとロンドン出身ではないのです。ロンドンにはよそ者としてやって来て、まだ自分の仲間を見つけられないうちに強盗に襲われる…そうなると"Welcome to London"はより皮肉な響きを帯びてくるんだ。」
Jim O'Rourke, Giovanni Di Domenico - Immanent in Nervous Activity (LP)Jim O'Rourke, Giovanni Di Domenico - Immanent in Nervous Activity (LP)
Jim O'Rourke, Giovanni Di Domenico - Immanent in Nervous Activity (LP)Die Schachtel
¥3,174
珠玉のモダン・クラシカル・アンビエント/ドローン傑作!シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びる、我らが音の錬金術師ジム・オルークより、廃盤作品デッドストックを直接入荷しました!〈901 Editions〉や〈Unseen Worlds〉など数々の名門から続々と作品をドロップし、坂田明、山本達久、石橋英子といった強力な面々とも仕事を共にするイタリアの実験作家、昨今ますます要注目なGiovanni Di Domenicoとジム・オルークによるコラボレーション・アルバム『Immanent in Nervous Activity』が到着。2015年にイタリアの前衛系要所〈Die Schachtel〉より発表された作品で、石橋英子と山本達久が参加。限定400部。
Dafne Vicente-Sandoval / Lars Petter Hagen - Minos Circuit / Transfiguration 4 (LP)Dafne Vicente-Sandoval / Lars Petter Hagen - Minos Circuit / Transfiguration 4 (LP)
Dafne Vicente-Sandoval / Lars Petter Hagen - Minos Circuit / Transfiguration 4 (LP)Portraits GRM
¥3,332
今年度上半期でも抜群の瞑想的ドローン/アンビエント作品!フランス・パリのファゴット奏者Dafne Vicente-Sandovalとノルウェーの作曲家Lars Petter Hagenによるコラボレーション作品『Minos Circuit / Transfiguration 4』が、現在〈Shelter Press〉との提携下で活動を続ける〈Portraits GRM〉からアナログ・リリース。崇高でミニマルな電子音響の緊張感とリヒャルト・シュトラウスの壮大かつシンフォニックな瞑想観が溶け合い、鋭いコントラストを描き出した作品。限定500部。
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto with Ensemble Modern - Utp_ (2LP)
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto with Ensemble Modern - Utp_ (2LP)NOTON
¥5,354
ドイツ・マンハイム市の400周年記念事業のためにAlva NotoのCarsten Nicolaiと坂本龍一が共同で作曲した作品であり、「ユートピア」からタイトルを取ったという『Utp_』が史上初、待望の2LPアナログ化リリース。エレクトロニクス、ピアノ、室内アンサンブルのEnsemble Modernに捧げられたスコアとなっており、フェルドマンの音楽のように荘厳で魅惑的にして、よりエレガントなアルバムに仕上がっています。
Jacqueline Nova - Creación de la tierra: Ecos palpitantes de Jacqueline Nova (1964-1974) (2LP)Jacqueline Nova - Creación de la tierra: Ecos palpitantes de Jacqueline Nova (1964-1974) (2LP)
Jacqueline Nova - Creación de la tierra: Ecos palpitantes de Jacqueline Nova (1964-1974) (2LP)Buh Records
¥4,982
ベルギー出身、コロンビアの前衛音楽を代表する夭折の女性作曲家であり電子音楽と器楽の分野で重要かつ過激な作品を展開、学際的な形態でも活躍したJacqueline Nova (1935-1975)による重要な電子音響作品群を収録したコンピレーション・アルバム『Creación de la tierra: Ecos palpitantes de Jacqueline Nova (1964-1974)』がペルーの名門〈Buh Records〉よりアナログ・リリース!ランダム性、音色の可能性、音響と電子メディアの出会いを探求したインストゥルメンタル作品"Omaggio a Catullus" (1972-1974)などを始めとした貴重楽曲を全7曲収録。限定300部。
Katrina Krimsky - 1980 (CD+DL)Katrina Krimsky - 1980 (CD+DL)
Katrina Krimsky - 1980 (CD+DL)Unseen Worlds
¥1,743
Karlheinz Stockhausen、Luc Ferrari、La Monte Youngらとも仕事を共にした人物。大名門〈ECM Records〉にもその作品を残すロシア系アメリカ人ピアニストにして、Terry Rileyの史上の名作『In C』でもその演奏を披露しているKatrina Krimskyによる初期のソロ・ピアノ作品のショーケース的アルバム『1980』が、ポスト・ミニマル/アンビエントの一大聖地〈Unseen Worlds〉からリリース。20世紀初期から中期にかけての作曲技法の事実上の辞書ともいえる作品であり、1949年と1950年にウラディミール・ホロヴィッツによって初演された記念碑的楽曲「Sonata for Piano, Op. 26」を含む全3曲を収録。
Gavin Bryars - The Sinking Of The Titanic (CD)
Gavin Bryars - The Sinking Of The Titanic (CD)Superior Viaduct
¥2,244
イーノの〈Obscure〉レーベルの代表的傑作が待望の再発!1960年代前半には、Derek BaileyやTony Oxleyと即興演奏を共にし、John Cage、Cornelius Cardewといった面々との仕事も知られるだけでなく、かのPortsmouth Sinfoniaを1970年に設立した、紛れもなく英国を代表する作曲家、Gavin Bryars。1975年に〈Obscure〉レーベルの第一弾として、Brian Enoがプロデュースしリリースされた至上の傑作『The Sinking of the Titanic』が〈Superior Viaduct〉よりアナログ・リイシュー。イギリスの客船の大西洋横断処女航海の悲劇的な出来事に触発された、ブライヤーズの初期の主要作品である「タイタニック号の沈没」を収録。控えめな弦楽器と不確定な要素の集合体を通して、寂しくも不気味な乗客の体験を雄弁に再現した、現代のクラシック音楽の中で最も崇高な作品の一つ。
Melaine Dalibert - Magic Square (Clear Vinyl LP)Melaine Dalibert - Magic Square (Clear Vinyl LP)
Melaine Dalibert - Magic Square (Clear Vinyl LP)FLAU
¥4,180

現代音楽シーンで注目を浴び、David SylvianやSylvain Cheauveauともコラボレーションを果たす気鋭のピアニストがFLAUよりニューアルバムをリリース。
夢想から生まれ、夢想のために設計された叙情的ピアノ組曲。

フランスのピアニスト、作曲家メレーヌ・ダリベールの新しいピアノ組曲 Magic Square の中心は「動き」。この場合、動き=移動とは必ずしも物理的なものではありません。実際、ここ数年の世界の歴史を振り返ると、多くの人にとって移動と旅行は遠い夢のようなものでした。窓から屋根や電線を眺め、遠くに見える雲に覆われた青空を眺めながら漂う想像力。私たちが現実に目を向けず、手の届かないものへの憧れを抱いているとき、この音楽は夢想から生まれ、夢想のために作られました。
5分間に渡ってゆったりとした和音がペーソスを豊かに響かせる「Choral」の大胆な優しさから、「Prélude」のシンプルでうねるようなモチーフまで、Magic Square には穏やかで心地よい音楽がちりばめられています。しかし、躍動感あふれる「Perpetuum Mobile」や、ポップな構成の「Five」など、キネティックな動きを伴う曲もあり、Magic Square の中で最もメロディックな「A Song」は、ノスタルジックな雰囲気に包まれてさえします。アルバムのタイトルそのものが、同名の数学的ゲームにちなんでおり、数学的概念を用いて音楽を創作してきたダリベールの出自が露わになります。例えば、7拍子の「Ritornello」は、落ち着かない子守唄のような響きです。

ダリベール自身が「ファンタジーの旅」と呼ぶように、「魔法の広場」の風景はメランコリーを帯びています。「More or Less」は、遠い未来への希望にしがみつき、その飾り気のない旋律の間の空間は、考えるための時間を提供してくれます。この組曲の最後を飾るタイトル曲は、あまりにも短い間、別世界への入り口であった窓を雨が流れ落ちるように、リスナーを現実の世界に連れ戻すのです。

Melaine Dalibertは現代音楽の作曲家として、オリジナルのピアノ作品の他、ジェラール・ペソン、ジュリアーノ・ダンジョリーニ、トム・ジョンソン、ピーター・ガーランドなど多くの作品の斬新な解釈で、注目を集めるフランスの作曲家/ピアニスト。レンヌでピアニストとしての教育を受けた後、パリ音楽院で現代作曲家の作品のレパートリーを多く学ぶ。幼い頃から実験音楽にも親しみ、数学的な概念を通して作曲する方法を見出したという。ハンガリー生まれのフランス人メディア・アーティスト Véra Molnarの作品に影響を受け、モートン・フェルドマンを思わせる引き伸ばされた時間の概念を含む独自のアルゴリズムによる作曲方法を開発し、フラクタル・シリーズという概念を取り入れたミニマルで内向的な作品を発表している。彼のピアノ曲はこれまでに7枚のCDに収録されている:2015年に自主制作された「Quatre pièces pour piano」、2017年にAnother Timbreから発売された「Ressac」。2018年からはErstwhile RecordsやGravity Waveを運営するYuko Zama主宰のelsewhereから立て続けに4作品をリリースし、その全てのアートワークをデヴィッド・シルヴィアンが手がけ、「Night Blossoms」ではサウンド面でも協働を果たしている。最新作はIci d’Ailleurs からリリースされた「Shimmering」。

その他、FLAUからリリースされたSylvain Chauveau「Life Without Machines」や、近年再評価の著しいJulius EastmanのEnsemble 0による録音、ギリシャ人作曲家Anastassis Philippakopoulosなどのアルバムにもピアニストとして参加。フランス国内外の多くのフェスティバル、美術館、現代アートセンターでの演奏も活発に行っている。

James Rushford - Lake From The Louvers (LP)James Rushford - Lake From The Louvers (LP)
James Rushford - Lake From The Louvers (LP)Shelter Press
¥3,194
カナダのサウンド・アーティストとCrys Coleとのエクスペリメンタル・デュオOra Clementiなどを始め複数のグループへ参加、豪州の実験音楽系聖地〈Black Truffle〉や〈Unseen Worlds〉といった名門にも名を連ねる豪州出身の作曲家/パフォーマーのJames Rushfordの最新作。Joe TaliaやOren Ambarchiを始めとした〈Black Truffle〉周辺人脈との共作も数多く発表しているこの人ですが、当店でも人気の女性実験作家、Félicia Atkinsonらが主宰する仏のレーベル/プラットフォーム〈Shelter Press〉から初登場。コンクレート・サウンド、エレクトロニクス、楽器のために書かれたというソロ作品で、スイス・ジュネーヴのレマン湖畔でアーティスト・レジデンシー〈La Becque〉での滞在中に制作されたサイケデリックなドローン・アルバムに仕上がっています。まるで、晩年のモネの作品のような光の煌めきがイメージと反射、前景と背景、表面と深みの区別を取り去ってくれる、一連なりの音の断片。Stephan Mathieuの手によるマスタリング、〈Dubplates & Mastering〉でのアナログ・カットと鉄壁の布陣。限定500部
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto - Revep (reMASTER) (LP)
Alva Noto + Ryuichi Sakamoto - Revep (reMASTER) (LP)NOTON
¥4,998
Alva Notoと坂本龍一によるコラボレーション・アルバムであり、全5枚の〈V.I.R.U.S.〉のアルバム・シリーズの第3弾に当たる2006年作品『Revep』が、2021年に〈Calyx Studio〉とのコラボレーションでのリマスタリング仕様でアナログ・リイシュー。二人のコラボレーションは『Vrioon』に始まり、『戦場のメリークリスマス』のテーマ曲としても知られる坂本の名曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」の共同アレンジを中心とした音楽交流から生まれたオリジナル作品に加え、ボーナストラックの「City Radieuse」と「Veru 1」「Veru 2」の3曲を追加収録。
Terry Riley, John Tilbury - Keyboard Studies (CD)
Terry Riley, John Tilbury - Keyboard Studies (CD)Another Timbre
¥2,113
Gruppo di Improvvisazione Nuova ConsonanzaやMusica Elettronica Vivaとも並ぶ前衛音楽集団AMMにも参加した英国のピアニストであり、Oren AmbarchiやEvan Parker、Derek Baileyとも共演、偉才Cornelius Cardewとも関係の深い人物John Tilbury。当店でもおなじみのミニマル・ミュージック巨匠、Terry Rileyが残した著名作品の演奏を収めた要注目作『Keyboard Studies』が〈Another Timbre〉より到着。ライリーの代表作『In C』と並んで、最も多く演奏されてきた作品である「Keyboard Studies」の2篇と、67年作品の『Reed Streams』のB面収録曲である「Dorian Reeds」という3つの楽曲がTilburyの手によって解釈され、恐らく1980年代初頭にハンブルクで録音されたとされる魅惑的な未発表アーカイブ音源を収めたアルバムとなっています。
Barbara Monk Feldman - Verses (CD)
Barbara Monk Feldman - Verses (CD)Another Timbre
¥2,113
米国前衛音楽レジェンド、Morton Feldmanの奥方として知られるカナダのBarbara Monk Feldmanによる新録がイングランド・シェフィールドの名門〈Another Timbre〉から21年度CDリリース。1988年から97年にかけて作曲されていた5編の室内楽、ソロ作品を収録したもので、演奏はGeorge Barton & Siwan Rhysからなる”GBSR Duo”にMira Benjaminという同レーベル及び名アンサンブルApartment House系人脈が担当しています。きわめて浮世離れした静けさに包まれる幻想的な室内楽作品。
John Cage, Apartment House - Number Piece (4CD BOX)
John Cage, Apartment House - Number Piece (4CD BOX)Another Timbre
¥5,832
これはまたしても激ヤバ物件が登場。ヴァンデルヴァイザー楽派ともリンクする現行コンテンポラリー系の一大聖地〈Another Timbre〉より、John Cageが80歳の誕生日を迎える晩年の5年間で作曲した名作品『ナンバー・ピース』を、Julius Eastman、Cornelius Cardew、Linda Catlin Smithなどを始めとした名作家の演奏でも知られる誉れ高きアンサンブルApartment Houseが再現した4CDボックスが到着!!!ほぼすべての作品が実に15年振りに録音されたものとのこと。大変素晴らしいタイトルでありながらも、これまで顧みられることのなかった作品へと光を当てた今期重要リリースとして強力レコメンド。Arvinda Grayによるオリジナル・アートワーク仕様。44ページにも及ぶ豪華ブックレットが付属。
Melaine Dalibert - Musique pour le lever du jour (CD)
Melaine Dalibert - Musique pour le lever du jour (CD)elsewhere
¥2,079
Meditations超強力大推薦盤!ジャケット・アートワークはDavid Sylvian(!)Erstwhile RecordsやGravity Waveの運営にも携わるYuko Zamaが始動した新レーベル、elsewhereからは、フランスのピアニスト/作曲家のMelaine Dalibertによる2017年のピアノ・ソロ作品が堂々のリリース!本作は、ハンガリー出身のフランスのメディア・アーティスト、Vera Molnarの作品からインスパイアされ、自然現象の変遷からインスピレーションを受けたという作品。Dalibertはこの作品の作曲のために、アルゴリズムの手順を開発。モートン・フェルドマンのモードによって、瞑想的な階層化された共鳴音楽の作品。儚くも力強さを感じさせる繊細なタッチ、この季節の透明な空気へとよく馴染む、可憐で美しいピアノ・ソロ・マスターピースとして仕上がっています。このあまりあるピュアな響きにはたただただ沈んでいくばかりです・・・マスタリングはなんとTaku Unamiが担当!限定500枚。Gigi Masinや柴野さつきが好きな方にも!全音楽好きに大・大・大・大・大推薦の一枚です!

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