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MPBやトロピカリアなど1970年代のブラジル音楽を現代的なセンスで再解釈したサウンドが特徴的なリオデジャネイロ出身のミュージシャン、Ana Frango Elétricoによるサンパウロ批評家協会賞で年間最優秀アルバムを受賞し、ラテン・グラミーでも「ポルトガル語ロック部門」にノミネートされた2023年の大傑作『Me Chama De Gato Que Eu Sou Sua』のサイクルを締めくくるダブル・シングル。1曲目は、Marcos Valle、Eumir Deodato、João Donatoという巨匠たちの手による「Não Tem Nada Não」で、Anaはこの曲をソロ公演で歌った瞬間から強い手応えを感じ、最新ツアーでもレパートリーに組み込み、シンプルな編成のバンドとともによりクリアで力強い響きを追求してきた。そのライブ感覚をそのまま持ち込んだ形で、スタジオ録音ながらもステージの空気が封じ込められている。もう一曲は、自身とTuca Monteiroの共作による未発表曲「A Sua Diversão」で、彼女の作曲家としての側面を垣間見ることができる。この2曲は新たな方向性を示すというより、むしろ『Me Chama De Gato Que Eu Sou Sua』というひとつの物語を締めくくるための楽曲群で、パンデミック期の宅録的アプローチから一歩進んで、今回はバンドとのセッションを核にした生々しい演奏が中心となっている。
リオデジャネイロ出身のマルチ奏者Fabio Santannaによるご機嫌のモダン・ブラジリアン・アルバム『Copa Astral』がDJ Joutro Mundo主宰のレーベル〈Onda Boa〉より登場!Junior Mendesの名盤『Copacabana Sadia』や80年代のブギー作品へのオマージュを散りばめつつ、リオの陽光と夜のネオンを鮮やかに描き出した全8曲を収録。クイーカや躍動的なパーカッション、華やかな生ブラスに絢爛なコーラス、艶やかなシンセが交錯。爽快な80sブラジリアン・ブギーからアフロ・ブラジリアンな鼓動、ドリーミーなサウダージを漂わせるバレアリック・トラックまでが極上のグルーヴを描き出す。ライト・メロウ〜ブギーから現代ディスコ・ファンまで幅広い射程を持つトロピカル・アルバム。

ブラジル出身の名ギタリストFabiano Do Nascimentoと、トロンボーン奏者Vittor Santos率いる16人編成オーケストラによるアルバム『Vila』。リオのスタジオで録音された本作は、Fabianoの指弾きによる繊細なフレーズと、オーケストラの豊かな響きが溶け合うシネマティックなブラジリアン・ジャズ。Fabianoのギターは常に語り手として中心にあり、オーケストラと対話するように旋律を紡いでいく。サンバ・ジャズ、ショーロ、ボサノヴァの伝統を軸にしながら、スケール感と情景を想像させるようなムードに満ちた、現代ブラジル音楽の洗練と、伝統の深みが見事に融合した上質な一枚。

ブラジル・マセイオ出身のシンガーソングライター、Bruno Berleがロンドン、サンパウロ、ミナスジェライス、ドイツ、マセイオを巡りながら制作した、柔らかい歌声と透明な音像で描いた現代ブラジル音楽の重要作『Sem Fronteiras』。アコースティック・ギター、控えめなシンセ、軽いパーカッションが水彩画のように薄いレイヤーで重なり、どの曲も朝の窓を開けた瞬間のようにすがすがしい。ギターのアルペジオが静かに煌めき、朝の光をそのまま音にしたような柔らかいトラックに、低いテンションのビートと淡いメロディが穏やかに揺れる。MPB、インディ・フォーク、ソフト・ポップが透明な質感で自然に溶け合い、Bruno Berleの詩的な世界観が静かに広がる、現行ブラジル音楽の中でも特に繊細で美しい作品。

トロピカリア黄金期の中心にいたGal Costaが、1969年にリリースした歴史的名盤『Gal Costa』。Caetano Veloso、Gilberto Gil、Jorge Benらが楽曲提供し、アレンジはトロピカリアの頭脳Rogério Dupratが担当。ロック、サイケデリア、サンバ、ボサノヴァが大胆に混ざり合う、ブラジル音楽史でも最も革新的な1枚。ロックのエッジとトロピカリア特有のカラフルなアレンジが混ざり合い、当時のブラジルの混沌と創造性をそのまま音にしたような鮮烈なサウンドが魅力的。Galのヴォーカルは時に挑発的で、時に官能的に自由奔放に暴れまわる。MPB、トロピカリアのクラシックとしてはもちろん、サイケ、ワールド、ロックのリスナーにもアピールできる普遍的な名盤。

ブラジル音楽界の重鎮Marcos Valleが1972年に残した、キャリア屈指の重要作にして名盤『Vento Sul』が180g重量盤で復刻。ボサノヴァから洗練されたMPBへと進化してきた彼が、自らの音楽的境界線を押し広げ、大胆な自己再発明を果たした転換点となる一枚で、ボサノヴァ譲りの美しいメロディセンスを核に置きつつ、サイケデリック・ロックやプログレッシヴ・ロックの実験性、ジャズの自由度が高次元で交錯する緻密かつ神秘的なサウンドを展開。オーガニックでありながらどこか浮遊感のあるトリップ感があり、サイケ・フォークやレフトフィールドなMPBとしても楽しめる音楽的魅力が凝縮された一枚。
世界中のコレクターやDJを魅了するブラジリアン・フロア・クラシック「A Gira」で知られるファミリー・グループ、Trio Ternuraが1972年に残した非常に珍しい7インチ・シングル『O Mensageiro』が初復刻。LPには収録されずシングルのみでリリースされていた貴重な音源で、ブラジル音楽特有のしなやかな質感とソウル・ミュージックのエッセンスが絶妙に溶け合い、兄弟姉妹グループならではの息のあったヴォーカル・ハーモニーが華やかに躍動する極上のグルーヴを展開。甘美で洗練されたメロディラインからキャッチーで疾走感あふれるアッパーなトラックまで、普遍的なポップネスを備えたタイムレスな輝きを放つ佳曲。

ブラジルのサウンドシステム文化におけるカリンボス=スタンプとヴィニェタ=イントロと呼ばれる、曲の前に鳴る派手な音響演出だけを集めた、前代未聞のミックステープが登場。GG Albuquerqueが1980年代から2025年までの素材を横断し、Akira Umedaがミックスとしてまとめ上げた本作は、バイレファンキのストリート精神をそのまま音にした強烈なアーカイブ。内容は、曲の前に鳴る爆発音、DJドロップ、広告、煽り、スター・ウォーズの引用、ピッチの狂った声、音楽の断片などがノンストップで連打される30分のコラージュ。常にクライマックスが続くような構造で、巨大なストリートパーティーの断片を高速で切り貼りしたような聴感。1980年代のローファイな素材と、2020年代SNS時代の過剰な音響が同じテンションで並び、ブラジルのファンク文化40年分の記憶が圧縮されたような濃度。ユーモア、勢い、地域性、悪ノリ、猥雑さ。バイレファンキの音の言語がそのまま詰め込まれている。

ブラジル・マセイオ出身のシンガーソングライター、Bruno Berleがロンドン、サンパウロ、ミナスジェライス、ドイツ、マセイオを巡りながら制作した、柔らかい歌声と透明な音像で描いた現代ブラジル音楽の重要作『Sem Fronteiras』。アコースティック・ギター、控えめなシンセ、軽いパーカッションが水彩画のように薄いレイヤーで重なり、どの曲も朝の窓を開けた瞬間のようにすがすがしい。ギターのアルペジオが静かに煌めき、朝の光をそのまま音にしたような柔らかいトラックに、低いテンションのビートと淡いメロディが穏やかに揺れる。MPB、インディ・フォーク、ソフト・ポップが透明な質感で自然に溶け合い、Bruno Berleの詩的な世界観が静かに広がる、現行ブラジル音楽の中でも特に繊細で美しい作品。
ブラジルの至宝にして、リオデジャネイロの超名門エスコーラ・ジ・サンバであるEstação Primeira de Mangueiraの創設者のひとりであり、近代サンバの黄金期を築き上げた偉人、カルトーラが1974年に発表したセルフタイトル・ファースト・アルバム!60代半ばにして実現した遅すぎたソロ・デビュー作でありながら、ブラジル音楽MPBの歴史を語る上で欠かすことのできない不滅の金字塔。人生の機微を味わい尽くしたカルトーラの深く暖かな歌声と、端正なガット・ギターやカヴァキーニョが織りなすアコースティック・アンサンブル。過度な装飾を排した端正なサンバ・カンサォンのスタイルの中で、哀愁と気品に満ちたメロディ、そして洗練されたリズムがどこまでも素朴に、そして豊かに広がっていく。時代を越えて愛され続ける詩情豊かな旋律と枯淡の味わいが詰まった、一生モノのマスターピース。
オランダのSuze IjóとブラジルのZopelarによるコラボ12インチ『Ritual Of Dance』。暖かみと深さを併せ持つ持つディープ・ハウスを軸にしながら、反復の気持ちよさと身体的なグルーヴを丁寧に組み上げた作品で、クラブユースの強度と落ち着いた集中が自然に共存している。音の中心には、柔らかく沈むベースと丸みのあるシンセがあり、ゆっくりと変化するループが流れをつくる。キックは強すぎず、リズムの配置が巧妙で、フロアに寄り添いながらも余白を感じさせるバランス。Suze Ijóのスピリチュアルなハウス感覚と、Zopelarのブラジリアン・エレクトロニック由来の温かい音色が自然に溶け合い、都市的な洗練と素朴さが同じ空間に立ち上がる。暖かくディープで瞑想的な良質のハウス・ミュージック。

10月下旬再入荷。Fleet Foxes、Tom Zé、David Byrne、Gal Costa、Devendra Banhart、坂本慎太郎といった面々とのコラボレーションも知られる、グラミー賞にノミネートされたブラジル・サンパウロのシンガーソングライター/マルチ奏者で、ロック・トリオ”O Terno”の一員ことTim Bernardes。2017年にリリースされた初のソロ・アルバム『Recomeçar』がアナログ再発。ベルナルデスの卓越したヴォーカル・ワークと、魔法のようなチェンバー・ポップ・サウンドが堪能できる一生モノの名作!

ブラジル音楽のレジェンドJoyce Morenoと、長年その音楽を支えてきた名ドラマーTutty Morenoに、アナログ・ソウルの革新者Adrian Youngeが合流し、Jazz Is Deadシリーズの枠で実現したコラボレーション作。本作は、ブラジルの巨匠João Donatoへの深い敬意から始まったセッションを基点に、彼の死後は、追悼の意を込めた作品として制作。JoyceとYoungeが共同で作曲を手がけ、Joyceの代表曲「Mandala」「Uaná Eté」「Is This Love?」の再演に加え、Youngeのインスト曲も収録。Joyceの柔らかくも芯のある歌声と、Tutty Morenoの呼吸のあるドラムが中心にあり、そこへYoungeのアレンジが重なることで、MPB、ジャズ、ソウルが有機的に溶け合う独自の世界が生まれている。アナログ録音ならではの温度感、生楽器の質感、そして即興性と詩情が同居する、豊かな音の対話。

10月下旬再入荷。ブラジル音楽のレジェンドJoyce Morenoと、長年その音楽を支えてきた名ドラマーTutty Morenoに、アナログ・ソウルの革新者Adrian Youngeが合流し、Jazz Is Deadシリーズの枠で実現したコラボレーション作。本作は、ブラジルの巨匠João Donatoへの深い敬意から始まったセッションを基点に、彼の死後は、追悼の意を込めた作品として制作。JoyceとYoungeが共同で作曲を手がけ、Joyceの代表曲「Mandala」「Uaná Eté」「Is This Love?」の再演に加え、Youngeのインスト曲も収録。Joyceの柔らかくも芯のある歌声と、Tutty Morenoの呼吸のあるドラムが中心にあり、そこへYoungeのアレンジが重なることで、MPB、ジャズ、ソウルが有機的に溶け合う独自の世界が生まれている。アナログ録音ならではの温度感、生楽器の質感、そして即興性と詩情が同居する、豊かな音の対話。

ブラジル音楽のレジェンドJoyce Morenoと、長年その音楽を支えてきた名ドラマーTutty Morenoに、アナログ・ソウルの革新者Adrian Youngeが合流し、Jazz Is Deadシリーズの枠で実現したコラボレーション作。本作は、ブラジルの巨匠João Donatoへの深い敬意から始まったセッションを基点に、彼の死後は、追悼の意を込めた作品として制作。JoyceとYoungeが共同で作曲を手がけ、Joyceの代表曲「Mandala」「Uaná Eté」「Is This Love?」の再演に加え、Youngeのインスト曲も収録。Joyceの柔らかくも芯のある歌声と、Tutty Morenoの呼吸のあるドラムが中心にあり、そこへYoungeのアレンジが重なることで、MPB、ジャズ、ソウルが有機的に溶け合う独自の世界が生まれている。アナログ録音ならではの温度感、生楽器の質感、そして即興性と詩情が同居する、豊かな音の対話。

10月下旬再入荷。エルメート・パスコアルのバックバンドも務めていた、ブラジルのアヴァンギャルド・ジャズ〜フュージョン・グループ、Grupo Umが1977年に残した、実験精神とリズムの狂気が渦巻くデビュー作『Nineteen Seventy Seven』。MPBやサンバの文脈とはまったく異なる、フリージャズ、電子音楽の萌芽、ミニマル・ミュージック、ブラジル固有のポリリズムが混ざり合ったブラジルのアンダーグラウンドを象徴するアルバムで、軍事政権下の抑圧と、そこから生まれる反骨精神とサンパウロのアートシーンの混沌が生んだ、狂気と知性が同居する実験的ジャズの名盤。サンバやボサノヴァとはまったく違う、もうひとつのブラジル音楽。

ブラジルのボサノヴァ歌手、ギタリスト、作曲家であり、ボサノヴァムーブメントの一員として名声を上げたEdu Loboが、アレンジャー及びフルート、ピアノ演奏を担当した偉才・Hermeto Pascoalのもとで作り上げたインスト・ソロ寄りのアルバムであり、〈Elenco〉レーベルから1970年に発表したアルバム『Cantiga De Longe』が〈Week-End Records〉よりめでたくリイシュー!パーカッショニストのAirto MoreiraやドラマーのCláudio Slomなど、様々なスターが参加した美しいメロディーと歌詞に彩られたMPBの名盤!
絶品です!クラシック・ギタリスト、志野文音による注目のシリーズ『The Timbre of Guitar』の第2弾は、あのレイ・ハラカミの楽曲群を繊細かつ親密なギターの響きで再構築した珠玉のトリビュート作品!こちらも高い評価を得た、Susumu Yokota『Sakura』のカバー作に続く本作は、彼女が紡ぐクラシカルな旋律を通じて、バレアリックやラテン音楽の内包する晴れやかで暖かな空気感を落とし込みながら、ハラカミ楽曲の本質に静かに触れつつ、温度を失わずにその「浮遊感」や「湿度」ら「親密さ」といったものを写し出すことに成功しています。

ブラジルを代表するボサノヴァ/MPB女性コーラス・グループ、Quarteto Em Cyによる1972年セルフタイトル作が待望のヴァイナル再発。天使のハーモニーと称された四声で、従来の路線を土台にしながら、ソフトロック的な感覚と立体的なアレンジを導入し、Milton Nascimento“Tudo Que Você Podia Ser”の名カヴァー等も収録。プロデュースはEdu Lobo、ストリングス・アレンジにはTamba TrioのLuiz Eçaが参加。今なお世界中のブラジリアン〜MPBファンから高い人気を集め続けている名盤。180g重量盤。
ボサノヴァの巨匠として歴史にその名を残した偉才アントニオ・カルロス・ジョビンと、ブラジルの伝説的シンガー、エリス・レジーナが共演を果たした1974年のマスターピース『Elis & Tom』の2024年、50周年記念リイシュー盤!ボサノヴァ/ラテン・ジャズの不朽の名作として今も人気の高い一枚であり、ブラジリアン・ポピュラー・ミュージックの入門にも最適です。
「ブラジルのボブ・ディラン」との呼び名も高い、ブラジル音楽が誇る大巨匠、カエターノ・ヴェローゾ。若き革命家でもあった彼はブラジルの圧政的な軍事政権に音楽で抗議するものの、政権批判を行なったとして理由も明らかにされないままに逮捕・拘置されてしまうことに。本作は、彼が亡命先のロンドンで作り上げた1971年の傑作タイトルであり、ブラジル音楽史上最高のサウダージの瞬間が凝縮された一枚。
限定クリア・ヴァイナル仕様。ボサノヴァの神様として知られるJoao Gilbertoの初期三部作のラストに当たる1961年のセルフ・タイトル3rdアルバムがアナログ復刻!!プロデューサーとして迎えた偉大なる作曲家/編曲家であるAntonio Carlos JobimとWalter Wanderley、そして、彼のアンサンブルとのコラボレーションから生まれた、ブラジル音楽の中でもトップクラスの一枚としておなじみのマスターピース。信じられないほどに繊細かつ優雅であり、そして、凄まじい存在感を携えた珠玉の演奏を収めています。限定300部。
ボサノヴァの代名詞と言えるブラジルの歌手、詩人、ギタリストことジョアン・ジルベルトが1959年に発表した大傑作1stアルバムのUS盤The Warm World Of João Gilberto』がクリア・ヴァイナル仕様でアナログ・リイシュー。新たな時代の到来を告げた、ボサノヴァの最初期の作品として広く認知されている世紀のマスターピース。同ジャンルの入門にも是非。
1973年にブラジルポリドールからリリースされた、アフロ・ブラジリアンの躍動感とコーラス・ワークの強い存在感が魅力のレアグルーヴ・クラシック、Trio Ternuraによる「A Gira」。細かなパーカッションの刻みと柔らかいコーラスが重なり、70年代ブラジルの土着的なグルーヴが自然に立ち上がる。ミッドテンポのリズムは跳ねすぎず、しかししっかりと身体を前に押す推進力を持ち、ギターのカッティングや控えめなホーンが曲の輪郭を整える。派手さよりも配置の巧で聴かせるタイプのブラジリアン・ソウルで、繰り返し聴くほどクセになる中毒性がある。オリジナル盤はコレクター市場で高額取引されるレア盤としても知られる、70年代ブラジルの魅力が詰まった一枚。
