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ジャパノイズを代表する名アクトMerzbowと、ウクライナのサウンド・アーティスト/パフォーマーのDmytro FedorenkoによるソロプロジェクトVariátの2023年12月発表のコラボレーション・アルバム『Unintended Intention』をストックしました。版元は、「自由と独立のために戦うすべての人々に捧げる」ウクライナの新しいレーベルであり、uslimgauzeやIlpo Väisänen (Pan Sonic)、Noémi Büchiの作品も発表している 〈I Shall Sing Until My Land Is Free〉。限定300部。
限定99部のピンク・ヴァイナル版。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。1996年にCDで最初にリリースされ、実験的なノイズ・ミュージック・シーンの重要なマイルストーンとなった傑作『Oersted』がイタリアの〈Urashima〉からアナログ・リイシュー。ノイズ、テクスチャー、強度の領域を巡る音響の旅であり、ノイズ・ミュージックの領域における Merzbow の先駆者としての地位を確固たるものにした本作。サウンド・マニピュレーションと作曲の限界を押し広げる、細心の注意を払って作られたトラックのコレクションが収録されており、その音の風景に飛び込む勇気のあるリスナーに没入感を与えるものとなっています。James Plotkinの手によるリマスタリング仕様。
PLAY LOUD! NEU!やLa Düsseldorfのファンにも!Pauline Oliveros、Alvin Lucierのもとで学んだアメリカのヴィジュアル・アーティストでありミニマル作家Arnold Dreyblatt。同氏の率いるThe Orchestra of Excited Stringsによる2002年の『The Adding Machine』以来となる最新アルバム『Resolve』が〈Drag City〉より登場。1982年に残した傑作『Nodal Excitation』でのミニマリストのインスピレーションと対話をしながら、自身の音楽における特質を示した革新的アコースティック・サウンドが満載の一枚。
〈Pitchfork〉でも「8.6」「Best New Music」と高スコアを記録、世界各所でも大絶賛された代表作!シーンの枠組みを越えて巨大なリスペクトを浴びる我らがジム・オルークがインディ系大名門〈Drag City〉から15年に発表した大人気作『Simple Songs』入ってきましたーーー!石橋英子、波多野敦子、山本達久、高岡大祐、高田漣などを始めとした豪華面々が参加し、自身のスタジオ〈Steamroom〉と〈星と虹〉にてレコーディングされた作品。ポジティヴなエネルギーに満ちたオルーク氏の歌唱とチェンバー風味なバック演奏を軸に、ランディ・ニューマンやヴァン・ダイク・パークスといった先人たちにも通じるアヴァンギャルドでポップな世界観へと仕上げた傑作アルバム!
以前、Keith Fullerton Whitman主宰のカルトブートレーベル〈Creel Pone〉も掘り起こしていた一枚!プログレッシヴ/チェンバー・ロック・バンドFinnegans Wakeでの活動も知られるベルギーの作曲家、Henry Krutzenが1981年に残したLP作品『Silances』が〈Holidays Records〉からアナログ再発!伝説的な 〈Igloo Records〉のカタログを深く掘り下げ、同レーベルの6番目の作品が奇跡の公式リイシュー!ドローン、ジャズ、ミニマリズム、熱狂的なトライバリズム、世界中の様々な要素を取り入れたサウンド・ポエトリーにして、ミュージック・コンクレート、急進的なエレクトロアコースティックの境界にある、全くユニークなジェスチャーであり、最初のリリースから数十年経った今でも、当時と同じように印象的でユニーク、挑戦的で魅力的なまま佇んでいます。限定500部。
オランダのアーティストであり言語デザイナーで、視覚詩、パフォーマンス作品を制作してきたHemann Damenが1966年から1973年にかけて残した作品を収録したアルバム『Verbosonies And Phonographies』が〈Alga Marghen〉からアナログ・リリース。「言語的可塑性」をテーマとした雑誌〈AH! Magazine〉の創刊者兼編集者でもあり、作品の中で「キネティック・ランゲージ」と言語の空間的側面を探求してきた同氏が、1966年から1970年にかけて録音した5つのヴァーボソニーと、1967年から1973 年にかけて録音した3つのフォノグラフィーが収録。限定220部。
御年85歳のミニマリスト大御所であり、作曲家のみならず、映像作家/写真家と多方面で活躍するNYアヴァンギャルド・シーンの真の柱、Phill Niblock。初期の作品のいくつかを初めて取り上げたコンピレーション作品『Boston III/Tenor/Index』が〈Alga Marghen〉からCDリリース。これまで未発表だった「Index」(1969)、「Tenor」及び「Boston III」(いずれも 1972 年) の3曲を収録した、作曲家としてのNiblockの出発点を発見するに相応しい一枚。「Tenor」(1972) では、その後数十年にわたって作曲家が発展させることになる微分音、倍音、およびドローンの美学に向けたNiblockの音楽的思考の最初の進化を記録しています。
ブラジルの最も奇妙なサブカルチャーの宝物の一つと言える、独学のアウトサイダー・ミュージシャン、Damião Experiençaによるシュールな自主制作LP『Planeta Lamma』やその後の作品からビザールな5曲を選りすぐった編集盤がイタリアの〈Alga Marghen〉からアナログ・リリース。サイケデリック、フリークフォーク、プログレ、レゲエが渾然一体となったマニア垂涎の作品にして、知られざるアウトサイダー・フォークの聖典!※スリーブの写真は数種類ございます。予めご了承くださいませ。
異端的民俗芸能集団AktualaやFuturo Anticoなどを始め、近年オブスキュア~ニューエイジ視点からリバイバルされてきた欧州の前衛音楽大国ことイタリアの地下音楽史を代表する名だたる音楽集団に参加したWalter Maioli。彼の関与してきたグループの中でも最重要の部類に入る”Art Of Primitive Sound”が、1993年にリリースした唯一作『Musical Instruments From Prehistory - The Paleolithic』が〈Black Sweat〉より史上初のアナログ・リイシュー。オリジナルは同国の名アンビエント作家Alio Dieが主宰した名レーベル〈Hic Sunt Leones〉よりCDオンリーで発表されていた作品であり、今回初LP化。古代の人間と自然の関係の謎を解明すべく、様々な地理的、気候的、植物的環境の音の風景を調査した成果を収めた、空想民俗音楽の古典的傑作!
アレン・ギンズバーグの詩集『The Fall of America』(『アメリカの没落』)の50周年を記念したトリビュート・プロジェクト作品がアナログ・リリース。1965年から1971年までの詩集から選ばれた作品を、坂本慎太郎やThurston Moore & Lee Ranaldo、Devendra Banhart、Yo la Tengoといった凄まじい面々が音楽的に解釈した豪華盤!
ジャック・ケルアックと共にビート文学を代表するアメリカの詩人、活動家として著名なアレン・ギンズバーグが1972年に出版した詩集「ザ・フォール・オブ・アメリカ:ポエムス・オブ・ジーズ・ステイツ 1965-1971」(The Fall of America: Poems of These States 1965-1971)(City Lights Publishers)の50周年を記念して企画されたミュージック・プロジェクト「アレン・ギンズバーグズ・ザ・フォール・オブ・アメリカ:ア・フィフティース・アニヴァーサリー・トリビュート」が各種デジタル・フォームにて先行発売後にCDとLPでもリリース!
このミュージック・プロジェクトはアレン・ギンズバーグの詩を参加アーティストが音楽的な解釈でレコーディングした楽曲によるコンピレーション・アルバムで、アメリカのみならずガーナ、ナイジェリア、ルワンダ、サウス・コリア、日本等、世界中から興味を抱いたアーティストが参加しています。
気になる参加アーティストはミッキー・ハート(グレイトフル・デッド)、エド・サンダース(ザ・ファッグス)、ビル・フリゼール、ヨ・ラ・テンゴ、デヴェンドラ・バンハート、サーストン・ムーア、リー・ラナルド、イ・ラン、坂本慎太郎、他になります。坂本慎太郎はアレン・ギンズバーグの「マンハッタン・サーティーズ・フラッシュ」をギル・スコット・ヘロンのようなプリミティヴなサウンドをバックに日本語でシンプルに読み上げています。途中でアレン・ギンズバーグのポエム・リーディングも効果的にフィーチャーしているのもグッドなトリビュート作品に仕上げていますのでファンは必聴。ダークで恐怖映画のサウンドトラックのようなサウンドをバックに地を這うような語りが素晴らしいギャヴィン・フライデイ&ハウイー・Bの「デス・オン・オール・フロンツ」。NYアンダーグラウンド、オルタナティヴ・ロック、ポスト・ロック、ジャズ、等々、幅広い音楽ファンにお薦め!
徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。スペイン・バルセロナの先鋭レーベル〈Modern Obscure Music〉からのリリースとしては初となるデビュー作『Tsubute Mosaic』をアナログ・リリース。1970年代後半にテープループを画期的に利用して広大なインダストリアルな音風景を編み出したことから、世紀の変わり目にラップトップで生成される静的ノイズに移行したことまで、常に音響実験の限界を押し広げてきたMerzbowの2024年新作!
Russell HaswellやCarl Michael von Hausswolff、John Duncanといった各地の傑出した実験的作家が北欧エクスペリメンタルの集積地にして、Joachim Nordwallが主宰する〈iDEAL Recordings〉から最新物件!ギリシャ出身のピアニスト/エレクトロアコースティック作曲家、Zoe Efstathiouによる新アルバム『Edge of Chaos - Solo Piano』がアナログ・リリース。弦の競合する振動が、部屋の音響やマイクの配置、ピアノのペダル、響板と相互作用して生じる複雑なシステムの特性を利用し、ピアノの倍音を明らかにするという事を目的として作り上げたという、漆黒のモダン・クラシカル/ドローン・ノイズ作品!※入荷時よりスリーブ角一箇所にダメージがございます。予めご了承くださいませ。
当店お馴染み我らが孤高のインプロヴァイザー、実験音楽家のジム・オルークと、長年コラボレーションを重ねてきたトランペット奏者、Eivind Lønningによる2024年度共作がノルウェーの名門〈Smalltown Supersound〉よりアナログ・リリース。日本の山中にあるジムと石橋英子の自宅で制作された3部構成のアルバム。オルークの作曲した霊能的なファンファーレのために、トランペットから馴染みのない異質なテクスチャーを引き出すLønningによる悪魔の悲鳴のような演奏が圧巻です!限定400部。
英国・ロンドン拠点の実験的オルガン奏者、Gillies Adamson Sempleによる2024年度最新作『Volumes』が〈Fourth Sounds〉レーベルよりアナログ・リリース。2022年にスイスのアルプスにある大聖堂Valère Basilicaを巡礼した際に、1435年に作られた世界最古のパイプオルガンを演奏(!!)その録音をロンドンのスタジオでミュージック・コンクレートの文脈へと巧みに落とし込んだアルバムにして、Sarah DavachiやKali Maloneの長編作品から触発されたドローン・ミニマル作品。ストップやペダルからオルガンの古びたパイプを駆け抜ける空気まで、音の物理的な本質を捉える事を目的としている模様です。限定200部。
長らく廃盤となっていた1993年の名作が〈No Holiday〉レーベルより待望のアナログ・リイシュー!インダストリアル/ノイズ化身、第2期RAMLEHより派生したハーシュ/ノイズ・ロック名バンドにして、現在も活動を続けるSkullflowerの最高傑作であるだけでなく、90年代のノイズ・ロック・レコードの中でも最も優れたものの一角として挙げられる破格の一枚です!デラックス・エンボス・スリーヴ入りのクリア・スモーク盤仕様2LP。限定600部。
7月上旬再入荷。オリジナルは4万円越えの高値を付けた事もある鬼レア盤!太平洋岸北西部のミュージシャン、John Greekが、1979年に限定盤として発表したプライベートプレス盤12インチシングルであり、オリジナルはたった100部しかプレスされなかったとされる超絶アウトサイダーな実験的サイケ盤『I'm Hot For Your Body』がリマスタリング仕様で待望のアナログ再発!卑劣で原始的なディスコ・ブルース・サウンドに、まるで亡霊のように影の周りで渦巻くストリングス・シンセ、それらすべてをフランジャーに注ぎ込んでいく様は恐ろしく、圧巻の内容です!
2023年度リプレス。インダストリアル史にその名を刻むレジェンド、Throbbing GristleのGenesis P-Orridge & Peter “Sleazy” Christophersonらが監修、自身らの〈Industrial Records〉より1981年にオリジナル・リリースしたビートニク文学巨匠William S. Burroughsの実験音楽作品集『Nothing Here Now But The Recordings』が名門〈Dais Records〉よりアナログ・リイシュー。1980年、ニューヨークを訪れた2人がバロウズと彼の遺言執行者James Grauerholzと面会し、それまで全く聞かれてこなかったバロウズの実験音楽作品をコンパイルするという困難な作業を開始。膨大な時間を費やして集めた上げた音源はTGの解散に伴って閉鎖された同レーベルの最終リリースとして1981年春に無事発売。98年に回顧CDボックス・セットに収録されるまで静かに絶版になっていた作品。Josh Bonatiによるリマスタリング&オリジナル・アートワーク復刻仕様。
フランスを拠点に中華圏エクスペリメンタル・シーンを世界に紹介してきた尖鋭レーベル〈WV Sorcerer Productions 巫唱片〉からP/O Massacre + Alex Buess & Merzbowがコラボレーションした2023年の傑作アルバム『Aural Corrosion』をストックしました!サックス奏者のAnton PonomarevとギタリストのAnton Obrazeenaという2人の著名なミュージシャンによるデュオ、P/O Massacreと、スイス・バーゼル出身のミュージシャン、サックス奏者、作曲家、プロデューサーであり、Peter Brötzmannや近藤等則などとのコラボレーションでも知られるAlex Buess、そして、我らがジャパノイズ帝王Merzbowによる共作!2022年2月、ウクライナへのロシアの全面侵攻の数日前にモスクワで録音された作品。本作の収益の一部はロシアの砲撃で負傷した人々に医療を提供するウクライナ・キエフのオフマトディト小児病院に寄付されるとの事です。
〈EM Records〉もCD再発していたバイオフィードバック音楽の金字塔『脳波の音楽』で知られるDavid Rosenboomが、1981年に短命なデトロイトのレーベル〈Street Records〉からリリースした作品『Future Travel』が、同時期のワイルドで未発表のライブ及びスタジオ・マテリアルを追加した拡張版仕様で豪州前衛音楽の聖地〈Black Truffle〉よりアナログ・リイシュー!「音楽とは何か?」という根本的な疑問から始まる「音楽の完全な認知モデル」と定義される「命題音楽」の探求、そして、RosenboomとシンセサイザーのパイオニアであるDon Buchlaとの長いコラボレーションにおける重要な瞬間の記録という2つのセクションからなる作品。一部の作品ではJacqueline Humbertの加工された声を加えており、RosenboomとHumbertがコラボレートした抽象化されたシンセ・シャンソン”Daytime Viewing”も収録。爽快なまでに独特かつ固有のものであり、クセナキス風の過激な形式化が表現力豊かなジャズのハーモニーと昔ながらのフォークメロディーを自然に生み出す『Future Travel』は極めてユニークな世界に存在しています。ゲイトフォールド・スリーブ仕様、12ページのブックレット付属。
まさに前衛音楽の歴史が脱線していく世紀の瞬間を捉えた様な破格の一作。1970年代半ば、当時10代だったLe Forte FourのChip Chapman、Joe Potts、Rick Pottsといった面々によって設立された小さなコミュニティとして始まり、50年もの時を経て少しずつ発展。当初の実験音楽集団やマルチメディア出版社という枠をも超え、一つのシーンともいえる巨大な命脈へと成長を遂げてきた〈Los Angeles Free Music Society〉 (LAFMS)。その中核をなす存在であるSmegmaの1979年の歴史的1stアルバムが〈Superior Viaduct〉傘下の〈États-Unis〉より史上初となるアナログ復刻リリース。反アカデミックな即興演奏と異星人的なノイズ・サウンドによる大混乱の中で、テープからシンセサイザー、ホーンにヴォイスまでもが錯綜する恐るべき怪盤!インサート付属。ナンバリング入りの限定500部。