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Amuleto Apotropaico (12")Amuleto Apotropaico (12")
Amuleto Apotropaico (12")PERF
¥5,496
ポルトガル拠点の実験音響ユニット Amuleto Apotropaico によるファースト・セルフタイトル・アルバムが〈PERF〉レーベルよりアナログ・リリース。パーカッショニストAntónio Feiteiraとシンセ奏者 Francisco Oliveiraの二人組が、過去2年のコンサート録音を採集し、再構成・加工を施した4トラックを収録。リアルなドラムの打音が飛び交い、チェロやモジュラー・シンセなどのテクスチャーが奥行きを生み出しながら、ミュージック・コンクレートとジャズの境界を曖昧にする音響体験を紡いでいます。実験への開放と、音響としての有機性を保つバランスが見事な一枚であり、都市のノイズの片隅や、意識の解像度が低くなる深夜の時間にふさわしい作品。
Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3LP)Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3LP)
Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3LP)Ideologic Organ
¥6,987

当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』がアナウンス。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。

Bernard Parmegiani & François Bayle - Divine Comédie (4LP+DL)Bernard Parmegiani & François Bayle - Divine Comédie (4LP+DL)
Bernard Parmegiani & François Bayle - Divine Comédie (4LP+DL)Recollection GRM
¥6,645

Peter Rehbergの死去後、〈Editions Mego〉を引き継いだ 〈Shelter Press〉と〈INA-GRM〉による運営のもと、〈GRM〉関連の歴史的に重要な作品を現代へと紹介するフランスの要注意レーベル〈Recollection GRM〉から新物件!ミュージック・コンクレート創始者、ピエール・シェフェールによって設立されたフランス音楽研究グループ〈INA-GRM〉の最重要人物にして、Aphex TwinやAutechre、Keith Fullerton Whitmanにも影響を与えた仏の電子音楽家Bernard Parmegiani。Olivier MessiaenやKarlheinz Stockhausenに学び、アクースモニウムの開発及び〈GRM〉のディレクターとして長年電子音楽界に貢献した仏電子音楽界の巨匠、François Bayle。2人の巨匠が共同作曲した、電子変容を遂げたダンテ『神曲』地獄篇が4LPで堂々アナログ・リリース!催眠的電子ドローン、とでも言いたくなる、美しさそのものが極めて前景化したミュージック・コンクレートであり、持続する音響が粒子の細かいヒプナゴジックな音響で彩られ、徐々に展開するドローン・ミュージック的な美意識が爆発するパルメジャーニサイドも、金属質で硬質、紛れもなく美しい音響がポエトリー・リーディングと交錯するベイルサイドも紛れもなく優れた内容です!

Carl Stone - Wat Dong Moon Lek (LP)Carl Stone - Wat Dong Moon Lek (LP)
Carl Stone - Wat Dong Moon Lek (LP)Unseen Worlds
¥3,397

"Blue" Gene TyrannyやLaurie Spiegelなど、オブスキュアな実験音楽を世界へと再提示してきた名レーベルであり、ニューエイジ・リバイバルの拡大にも大いに貢献した〈Unseen World〉からは、Morton Subotnickに学んだアメリカ人作曲家/ラジオ・プロデューサーであり、中京大学にて教授を務めるなど多角的に活動をこなしてきたサンプリング~カットアップ・コラージュの名手Carl Stone。直近の作品と同様に、MAX/MSPを駆使して制作された2022年度最新アルバムが登場。Giant Clawや〈Orange Milk〉作品のデジタル・フュージョンと自身のルーツにある現代音楽やアヴァンギャルド、サウンド・アート、歌謡曲的な土着のメロディまでもが渾然一体となった様な、まさしく2020年代らしい「異」なモードを愛でた破格のエレクトロニック・ミュージックに仕上がっています!!!

Laurel Halo / Jessica Ekomane - Octavia / Manifolds (LP)Laurel Halo / Jessica Ekomane - Octavia / Manifolds (LP)
Laurel Halo / Jessica Ekomane - Octavia / Manifolds (LP)Portraits GRM
¥3,271
Pitaの生前に〈Editions Mego〉が〈INA-GRM〉と共に立ち上げた先鋭レーベルであり、現在は〈Shelter Press〉がその運営を引き継いでいる〈Portraits GRM〉より今年度最重要クラスの特大物件。当店でも度々その作品を紹介してきた大人気女性電子音楽家であり、〈Hyperdub〉や〈Latency〉、〈Rvng Intl.〉にも作品を残すLaurel Haloと、仏出身の電子音楽家Jessica Ekomaneとの最新スプリット作品『Octavia / Manifolds』。メロディーのモチーフとテクスチャーの間の関係を独特の方法で探求した、ピアノとエレクトロニクスのための作品にして、深遠で喚起的なモダン・クラシカル「Octavia」と、ポリフォニック・ライティングの複数の可能性を探求したコンピューター・ミュージック作品「Manifolds」の2作品を収録。Giuseppe Ielasiによるマスタリング。カッティングは〈Schnittstelle〉にてAndreas Kauffeltが担当。Stephen O’Malleyの手によるスリーヴ・デザインとバックアップも万全。
富岡多恵子 - 物語のようにふるさとは遠い (LP)富岡多恵子 - 物語のようにふるさとは遠い (LP)
富岡多恵子 - 物語のようにふるさとは遠い (LP)P-Vine
¥4,500

詩人、富岡多恵子が若き日の坂本龍一を迎え製作し、音楽史上に異彩を放った狂気の名作『物語のようにふるさとは遠い』が待望のLPリイシュー! アラーキーこと荒木経惟によるジャケットも必携の一枚!

詩人、富岡多恵子が音楽史上に異彩を放った狂気の名作『物語のようにふるさとは遠い』(原盤1977年ビクター、2005年PヴァインでCD化)が限定アナログLPで遂に陽の目をみる! サイケデリックと呼ぶにはあまりにもアバンギャルドで幻想的。聞く者全ての三半規管が狂わされる快盤にして狂気の傑作!
音楽製作は若き日の坂本龍一、ジャケはアラーキーこと荒木経惟による撮影。

Martin Brandlmayr -  Interstitial Spaces (LP+DL)Martin Brandlmayr -  Interstitial Spaces (LP+DL)
Martin Brandlmayr - Interstitial Spaces (LP+DL)Faitiche
¥5,763

オーストリアのバンドRadianの中心人物である打楽器奏者、音楽家Martin Brandlmayrによるソロアルバム『Interstitial Spaces』。本作では彼の特徴である緻密で非定型なリズム、グリッチ・ノイズ、そして静謐な音響デザインが融合。自身の演奏に加え、フィールド録音やテレビ広告、演奏準備のざわめきなど、何気ない音を精密に編集し、聴覚の感度を研ぎ澄ます。その音響構成は、音楽と非音楽の境界を曖昧にしながら、聴く者に聴くことそのものへの意識を促し、何も起きていないように見える瞬間に潜むドラマを、音の配置と沈黙の間で巧みに描き出している。打楽器奏者としての精密なタイム感と、サウンドアーティストとしての空間的な感性が交錯することで、聴覚的な映画ともいうべきリスニング体験をもたらしている。現代音楽、サウンドアート、映画音響の要素が交錯する、静けさの中に深いドラマを秘めた作品。

Rai Tateishi - Presence (LP)
Rai Tateishi - Presence (LP)NAKID
¥4,913

鼓童の元メンバーであり、現在はWATARAやANTIBODIES Collective、goatなどのメンバーとして活動する篠笛奏者・立石雷による初のソロ・アルバム『Presence』が〈NAKID〉よりリリース!本作は伝統楽器の限界を軽やかに飛び越え、Jon HassellやPhewあたりとも共鳴するような、幻覚的かつミニマルな即興演奏の世界を描いている。笛を「吹く」という行為を超え、音の精霊と対話するようなアニミスティックなアプローチが全編に息づいている。使用されるのは、日本の篠笛や尺八に加えて、タイやラオスのケーン(口琴)やアイルランドのフルートといった様々な国の笛たち。これらを即興で操りながら、リングモジュレーターやディレイといったエフェクトも控えめに活用し、音の輪郭を滑らかにしつつも、どこか呪術的な空間を立ち上げる。全て一発録りという録音もおそらくいい作用をもたらしており、ミニマルかつ肉体的な演奏が、最初から最後まで張り詰めた集中力を保ち、まさに唯一無二の存在感を放っている。録音は日野浩志郎が担当し、マスタリングは名匠ラシャド・ベッカーが手掛けた万全仕様!

Éliane Radigue - Asymptote Versatile (1963-64) (CD)Éliane Radigue - Asymptote Versatile (1963-64) (CD)
Éliane Radigue - Asymptote Versatile (1963-64) (CD)Amgen
¥3,261
Xavier Charles、Angharad Daviesらも参加!ドローンマスター、チベットと電子音楽を合一させたグルEliane Radigue(1932-)が1963〜64年に記した未発表スコアが、長い歳月を経てついに蘇生。Rhodri Daviesのプロデュースにより、〈Huddersfield Contemporary Music Festival 2023〉で初演された、コンテンポラリー/ミニマ・ドローン歴史的録音。フィボナッチ数列をもとに描かれたグラフィック・スコアは、弦、管、ハープ、ギターらによって解釈され、電子機材を用いずとも、その代名詞である深遠な持続音が現前。音の層はわずかな揺らぎと螺旋を内包しながら広がり、静謐と宇宙的な拡張を同時に体験させるかの如し。後年の〈Occam〉シリーズを予見する萌芽にして、祈りのような集中を喚起するラディーグ芸術の源泉的傑作。
Merzbow - Sedonis (LP)Merzbow - Sedonis (LP)
Merzbow - Sedonis (LP)Signal Noise
¥3,772

Merzbowこと秋田昌美の最新作『Sedonis』が シカゴ拠点のサウンドアート系レーベル〈Signal Noise〉より登場。本作は、長年にわたってノイズ/実験音楽シーンを牽引してきた彼のキャリアの中でも、近年の刺激的な作風を象徴する一枚。コンピュータ、モジュラー・シンセ、自作楽器を用いた新たなサウンドは、重厚かつ空間的で、激烈なだけでなく奥行きのある異形の美しさをまとっている。タイトルの「Sedonis」に特別な意味はなく「イメージとしては、ウルトラQのバルンガのような風船モンスターを想像していた」と秋田が語るように、そんな不定形で異界的な存在感が、この作品の音世界にインスピレーションを与えている。不気味で美しい神秘性を内包しながら、Merzbowならではの音の怪物が聴く者を呑み込んでいく一枚。

Merzbow - Batztoutai with Memorial Gadgets (3LP)Merzbow - Batztoutai with Memorial Gadgets (3LP)
Merzbow - Batztoutai with Memorial Gadgets (3LP)KONTAKTAUDIO
¥9,240

限定399部。1986年にリリースされたMERZBOWの2ndアルバム『Batztoutai with Memorial Gadgets』がめでたくリイシュー!本作はMERZBOWこと秋田昌美の過激かつ実験精神に満ちた諸作の中でも、特に凶暴なエネルギーと密度を誇る最高傑作と名高い名盤。アメリカ・マサチューセッツのノイズ名門〈RRRecords〉からオリジナルは2枚組LPとしてリリースされ、90年代には同レーベルによるリミックス版も登場するなど、長きにわたって支持を集めてきた。今回の再発では、リマスタリングの上で、当時のオリジナル・ミックスを忠実に収録。しかも、リリース当時に制作された未発表の音源もボーナストラックとして追加収録して3枚組にてリリースされる。アナログで聴くことでこそ浮かび上がる音の生々しさや、手作業的な編集の痕跡は強烈な体験となるはずだ。壊れた機材、切り刻まれたテープ、雑音まみれの録音、それらすべてが意図された構成として機能し、むしろ暴力性の中に構築美が垣間見えるような、MERZBOWの美学のひとつの完成形とも言える作品!

灰野敬二 + 蓮沼執太 Keiji Haino + Shuta Hasunuma -  U       TA (LP)灰野敬二 + 蓮沼執太 Keiji Haino + Shuta Hasunuma -  U       TA (LP)
灰野敬二 + 蓮沼執太 Keiji Haino + Shuta Hasunuma - U       TA (LP)Temporal Drift
¥5,264

灰野敬二と蓮沼執太による初のコラボレーション・アルバム『U TA』が〈Temporal Drift〉より登場。アルバムは、蓮沼が用意したアナログシンセやフィールドレコーディングを用いた重層的なサウンドスケープと歌詞に対し、灰野がその場でメロディーを発声する即興的な「歌」によって構成されていて、約30歳の年齢差を超えた二人の邂逅が生み出す、ジャンルを超えた実験的かつ詩的な音楽探求が展開される。灰野の声は言語を超えた表現として響き、 アルバムタイトル『U TA』は「歌」を意味しながらも、言葉の意味を解体し再構築するような姿勢を象徴しているよう。蓮沼も楽器演奏から録音・ミックス・プロデュースまで自身で手がけており、音の質感や距離感を精密にコントロールした非常に多層的かつ繊細な音作りは、灰野の即興的な歌声を包み込み、声を音として受け止めるような、緊張感と親密さが同居する音響として結実している。灰野の深い精神性と蓮沼の現代的な感性が融合した、稀有な音楽的邂逅を記録した作品。パレシュタインの名作にオマージュを捧げたかのようなジャケットも蓮沼によるデザインで、視覚的にもアルバムのコンセプトが表現されている。

V.A. - Sound Surrounding On Sado (LP+DL)V.A. - Sound Surrounding On Sado (LP+DL)
V.A. - Sound Surrounding On Sado (LP+DL)Experimental Rooms
¥4,180

佐渡島の住環境に暮らす作家10組によって紡がれていくオブスキュアなサウンド・ドキュメンタリー。

現在も数多くの能舞台が各集落に残り、海山に囲まれた豊かな自然とともに能楽や鬼太鼓が今も生活に息付く佐渡島。今作は島の文化や風土を暮らしの背景に持ちながらも新たな創造の息吹を感じさせる、2025年に現存する佐渡島の音楽と人々を記録するために制作されたコンピレーション・アルバム。伝統を超え新たな地平を切り拓く太鼓芸能集団・鼓童の重要人物である「住吉佑太」と「前田順康」によるそれぞれのソロ、佐渡に自生する孟宗竹から竹太鼓を自作し独自のグルーヴを創出するグループ「サドラム」、ポップスから前衛まで多才な作曲センスを魅せる音楽家・佐藤望による「プランタール」、佐渡でレストラン<ラ・パゴッド>を営み食とアートの融合を試みるシェフ/美術家「ジル・スタッサール」、世界中の試し書きをアート作品へと昇華させる美術家であり能を題材としたアンビエント・ミックスを制作する「シャルル・ムンカ」、さどの島銀河芸術祭を先導しつつ自らも先鋭的な現代美術家として活動する「吉田盛之」、独創的な視点と美学を持った絵画や実験音楽の制作を行う「青木孝太」、90年代より音楽活動を開始し近年はラップトップを用いた新たな作曲の可能性を拡げる「福西みゆき」、ウクレレ奏者のユカとジョン・ゾーン主宰のTzadikからのリリースでも知られるベース奏者シャニール・エズラ・ブルーメンクランツによるユニット「ザ・フグ・プラン?」と総勢10組がここに大集結。更にジャケット写真には佐渡在住の写真家/僧侶である「梶井照陰」が撮影した踊る佐渡の海波を捉えた「NAMI」を起用し、ライナーノーツには美術批評家でありさどの島銀河芸術祭アドバイザーを務めている「椹木野衣」が執筆するなど、作品を構成するもの全てが佐渡ならではの人々によって制作された、佐渡の<現在>をも示す渾身の1枚。

+ 初版限定300部
+ ライナーノーツ:椹木野衣
+ カバー写真:梶井照陰

【トラックリスト】
A1 Sadrum - Kagero
A2 Yuta Sumiyoshi - Singing
A3 plantar - Subtle Whisper
A4 Gilles Stassart & La Pagode - Golden Galette
A5 Charles Munka - Holloways
B1 Morito Yoshida - Denpa
B2 Kota Aoki - Kyou
B3 Miyuki Fukunishi - From The Northwest
B4 the fugu plan? - YOSHITAYA
B5 Masayasu Maeda - 37.813, 138.270

Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)
Anne Gillis - Archives Box 1983 - 2005 (5CD Box)Art into Life
¥6,800

Art into Lifeが2015年にリリースしたAnne Gillisの5CDアーカイヴボックス。リリース10年周年を記念し新たなパッケージデザインの2ndエディションを制作。彼女の1994年インスタレーション作品”Tultim”のフォトをあしらったブラックボックス仕様にて限定300部。新たにポートレート・カードが付属。

日常的でシアトリカルな音制作、及びパフォーマンスを80年代前半に開始したフランスのManon Anne Gillis。最初期83年のDevil's Picnic名義の作品から、2005年のインスタレーション/展示記録までを網羅した初のアーカイブ音源集。(CRI)2、DMA2、Rangehenからの全出版LP & CDアルバム、唯一の他者との共作である盟友G.X. Jupitter-Larsenとの7インチ、1999年までのコンピレーション提供音源(オリジナルマスターを紛失した一部を除く)、初出となる11の未発表マテリアルを纏めた5枚組CDボックス。美しき閉鎖のイメージで満たされた濃密なコンテンツ。

全トラックICRのコリン・ポッターによる2015年リマスタリング。オリジナルアートワークを使用したディスクスリーヴ、貼箱仕様、20ページのブックレットが付属。

Anne Gillis - Eyry] (LP+DL)Anne Gillis - Eyry] (LP+DL)
Anne Gillis - Eyry] (LP+DL)Art into Life
¥3,900

80年代よりプリミティブなシステムにて楽曲制作を継続して来たManon Anne Gillis。自身の声、呼吸、言葉、楽曲を素朴な手法にて繋いだ9thソロアルバム。「私のサウンドはコンセプチュアルなものでは無く、理解するよりも感受しその中へ入り込むことの方がずっと大切である」と語る様に、音を触覚的な感覚で捉えた10作品で構成。語りや歌声を不鮮明な異音や変則的な反復として、またリズムトラックへと落とし込み、新たな内的世界を作り上げている。

マスタリングはMaiko Okimoto氏が担当。LP版はDLコード付き。限定300部。

Anne Gillis - Eyry] (CD)Anne Gillis - Eyry] (CD)
Anne Gillis - Eyry] (CD)Art into Life
¥2,400

80年代よりプリミティブなシステムにて楽曲制作を継続して来たManon Anne Gillis。自身の声、呼吸、言葉、楽曲を素朴な手法にて繋いだ9thソロアルバム。「私のサウンドはコンセプチュアルなものでは無く、理解するよりも感受しその中へ入り込むことの方がずっと大切である」と語る様に、音を触覚的な感覚で捉えた10作品で構成。語りや歌声を不鮮明な異音や変則的な反復として、またリズムトラックへと落とし込み、新たな内的世界を作り上げている。

マスタリングはMaiko Okimoto氏が担当。CD版は限定200部。

V.A. - The Sounds Of Sound Sculpture (CD+Booklet)V.A. - The Sounds Of Sound Sculpture (CD+Booklet)
V.A. - The Sounds Of Sound Sculpture (CD+Booklet)Art into Life
¥2,400

1973年にバンクーバー美術館で開催された音響彫刻の展覧会"Sound/Sculpture”。この展示のオーディオカタログとして1975年に出版された、音響彫刻に関する重要書籍"Sound Sculpture”の編集者であるJohn Graysonと米コンポーザーDavid Rosenboom監修によるブックレット付きLP作品[The Sounds Of Sound Sculpture]。この分野のパイオニア的存在であるBaschet兄弟、Sonambientシリーズで知られるHarry Bertoiaの有名彫刻をDavid Rosenboom、John Graysonらが演奏した稀有なテイクや、60年代からキネティック彫刻の創作に着手したStephan Von Hueneの希少な録音、ニューヨークのサウンドアーティストDavid Jacobsの重厚な空気圧システムなど、視覚的にも惹きつける歴史的音具の記録を写真や資料と共に網羅。

David Rosenboomによる2024年リマスタリング音源を収録。12ページブックレットが付属。

J.A.シーザー - 邪宗門 (LP)
J.A.シーザー - 邪宗門 (LP)Life Goes On Records
¥3,174

『ジャップ・ロック・サンプラー』でも紹介された名盤!オリジナルは9万円越えでの取引歴も。作曲家であり劇場プロデューサー、演劇実験室〈天井桟敷〉や〈万有引力〉での活動、『少女革命ウテナ』の一連のサントラシリーズでも知られるJ.A.シーザーが手掛けた、リゼルギックな狂気に満ちた70年代の日本の秘宝と言えるレコード!1972 年に寺山修司の同名の幻想的な映画のために制作されたサウンドトラック作品。まさに快楽中枢に達するために必要なすべての要素が詰め込まれた逸品。土着的な呪詛と混沌に満ちてただただ不穏。絶望が充満し、極めて陰惨でありつつも、真に革新的な作品であり、FaustやCosmic Jokers、初期のAmon Duulといったクラウトロックの古典的な流れにも通じる、冥界への入口のような国産サイケ史に刻まれる怪盤!

Steve Reich - Six Pianos / Music For Mallet Instruments, Voices and Organ (Mint Vinyl LP)
Steve Reich - Six Pianos / Music For Mallet Instruments, Voices and Organ (Mint Vinyl LP)Klimt Records
¥3,693

ニューエイジ〜アンビエント・ファンも勿論マスト。米国のミニマル・ミュージックを代表する現代音楽の偉人、Steve Reichによる6台のピアノのためのミニマル作品であり、1973年3月に完成した『6台のピアノ』と、同年に発表された、グロッケンシュピール、マリンバ、鉄琴(共鳴ファンのないビブラフォン)、女声、オルガンのために作曲された『マレット楽器、声およびオルガンのための音楽』を収めたマスターピース的作品。ミニマル・ミュージックの歴史的金字塔として今後も永い時を堪え続けるであろう、祝福とカタルシスに満ちた永遠の名作2作品がセットになった、ライヒ入門にも相応しい決定版的一枚です!

Karuna Khyal Alomoni 1985 (LP)
Karuna Khyal Alomoni 1985 (LP)Life Goes On Records
¥3,190

ジャップロック・サンプラーにも掲載!日本版AktualaもしくはThird Ear Band。”Nurse With Wound List”掲載でもお馴染みの国産カルト・サイケ大名盤『Debon』を残しているBrast Burnと同一のバンドである、日本版クラウトロックの秘宝=Karuna Khyalによる74年のカルト的な傑作がアナログ再発。トライバルなリズム、電子サンプル、反復、ヘヴィな民族的サウンドに重点を置いた本作は、あらゆる種類の楽器を折衷的にプレイした、催眠的かつ野生的でワイヤードな仕上がりの憑依音楽に仕上がっています。

Ben Vida With Yarn/Wire And Nina Dante - The Beat My Head Hit (LP)Ben Vida With Yarn/Wire And Nina Dante - The Beat My Head Hit (LP)
Ben Vida With Yarn/Wire And Nina Dante - The Beat My Head Hit (LP)Shelter Press
¥3,446
圧巻な声による実験!Marina RosenfeldやRhys Chathamといった先鋭的な面々とのコラボレーションや名バンド=Joan Of Arcへの参加でもよく知られるNYの名シンセ奏者/作曲家Ben Vida。〈iDEAL Recordings〉や〈PAN〉といった名所からも作品を繰り出してきたこの人が今年も最新アルバム『The Beat My Head Hit』を〈Shelter Press〉よりリリース。2005年に設立されたニューヨークのピアノ/パーカッション・カルテットYarn/WireとソプラノヴォーカリストのNina Danteも参加。ピアノにパーカッション、声による編成となった本作では、抑制されたメロディと高められたアトモスフィアが織りなす、瞑想的なモダン・クラシカル・アルバム!DeathprodことHelge Stenによるマスタリング仕様。限定500部。
Allen Ginsberg - The Lion For Real, Re-born (Clear Vinyl 2LP)
Allen Ginsberg - The Lion For Real, Re-born (Clear Vinyl 2LP)Shimmy Disc
¥4,749
Daniel Johnstonのプロデューサーとしても知られるニューヨークのカルト名作家Kramerの主催する〈Shimmy-Disc〉より最新物件がアナウンス。最も影響力があるビート ジェネレーションの中心人物にして、政治的に活動的なアメリカの詩人の一人であるAllen Ginsberg。学者、そして教師でもあり、その自由で妥協のない出版物は、何世代もの作家や詩人にインスピレーションを与え続け、世界中の読者のもとで実に22以上の言語に翻訳されています。元々は『The Lion For Real』というタイトルで〈Great Jones〉から1989年にオリジナル・リリースされた本作品は、Hal Willnerによるプロデュースのもと、ギンズバーグの作品のために捧げられた音楽を収録。現代のジャズ〜アヴァンギャルドの主導者であるMark Bingham、Bill Frisell、Arto Lindsay、Marc Ribotといった凄まじい面々が集結。8曲のボーナストラックが収録。限定555部。
Godspeed You! Black Emperor - Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven (2LP)
Godspeed You! Black Emperor - Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven (2LP)Constellation
¥4,066

未体験の方はこの機会に是非。言わずと知れた実験的なポスト・ロックの世界的大名作!ケベック・モントリオールで結成されたカナダのポスト・ロックを代表する屈指のバンド、Godspeed You Black Emperor!による2000年名作『Lift Your Skinny Fists Like Antennas to Heaven』のアナログ・リイシュー盤。風刺的、政治的、あるいは私的なメッセージの込められたサンプル素材と、メランコリックで破滅的なアトモスフィア、エピックなサウンドが溶け合う破格のインストゥルメンタル・ポスト・ロック/シューゲイズ大名作!

Copenhagen Clarinet Choir & Anders Lauge Meldgaard - Jeux d’eau (LP)Copenhagen Clarinet Choir & Anders Lauge Meldgaard - Jeux d’eau (LP)
Copenhagen Clarinet Choir & Anders Lauge Meldgaard - Jeux d’eau (LP)conatala
¥3,500

デンマークのミニマル・アンサンブル、Copenhagen Clarinet Choirと作曲家Anders Lauge Meldgaard のコラボレーション・アルバム《Jeux d’eau》をリリース

《Jeux d’eau(ジュ・ドー)》は、実験的アンサンブル Copenhagen Clarinet Choir と、デンマークの作曲家・演奏家 Anders Lauge Meldgaard による探究的なコラボレーションから生まれた作品です。中心となるのは Meldgaard による作曲と、日本発の電子楽器 New Ondomo の演奏。この楽器は1920年代後半にフランスで生まれた最も古い電子楽器のひとつ オンド・マルトノ に着想を得て開発されたもので、Copenhagen Clarinet Choir の鮮やかなエネルギーと冒険心が、Meldgaard の音楽的ヴィジョンに生命を吹き込んでいます。 
プロジェクトの着想源となったのは、イタリア・ティヴォリにある Villa d’Este の庭園を Meldgaard が訪れたことに始まります。この場所はかつて Franz Liszt や Maurice Ravel にインスピレーションを与え、彼らは同名のピアノ曲《Jeux d’eau(水の戯れ)》を作曲しました。本作もその系譜を受け継ぎながら、新たな音の旅へと聴く者を誘います。従来の作曲家たちが厳格な構造に重きを置いていたのに対し、Meldgaard はより開かれた形式を採用し、演奏者が即興的に関与できる余地を残しています。
こうした柔軟性が、ミニマル・ミュージック特有の反復の性質に、よりしなやかで心地よい響きを与えています。
コペンハーゲンの The Village で録音されたこのアルバムでは、クラリネット・クワイアの有機的な共鳴と、New Ondomo および電子音の予測不能なテクスチャが交錯する音響体験が展開されます。
《Jeux d’eau》は、構造と自由、前進と反復を絶妙に行き来する音楽です。Terry Riley や Steve Reich といったアメリカの古典的ミニマル・ミュージックに影響を受けながらも、単なる模倣にとどまらず、後期ロマン派的な抒情性を帯びたメロディと豊かなハーモニーにより、反復の厳格さがやわらげられています。加えて、Jo Kondo や Sueko Nagayo のような日本の作曲家に通じる繊細さと明快さも感じられます。作品全体は、躍動と静寂が交差する、遊び心と深みを兼ね備えた音世界を生み出しています。
この作品は、水への賛歌であると同時に、人間と自然の繊細なつながりに対する静かな問いかけでもあります。流れるような形とオープンな記譜法により、音楽は自然のダイナミクスを映し出す鏡のような存在となり、演奏者には即時の気づきと、協調、バランスへの配慮が求められます。水のように、音楽もまた変化し続けるものであり、私たちの環境が常に移ろいゆく存在であること、そしてそれを守る責任があることを、優しくも力強く伝えています。

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