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完成された音はまた美しいの1言に尽きるもので、暖かさが立ち上る"Talk To The Church"、ひと時の黄昏に酔いしれる"Dewdrops"、深い年輪が安堵を与える"Ride"、ミニマルに有機の森が育まれる"Broken Clouds"ら、どれもが1つ1つの物語を感じさせる豊かさです。またMasinによる味わい深いピアノも聴きもの。至福とはこのことです。全音楽ファンに...
〈Music From Memory〉のアンビエント・テクノ&ハウスをニューエイジ・リバイバル以降の視点でコンパイルした超画期的編集盤『Virtual Dreams』の冒頭を飾った、イギリスのエレクトロニック・パイオニアであるMLOことPeter SmithとJon Tyeの初のコンピレーション作品が同レーベルからリリース。『Oumuamua』と題されたこのコンピレーションは、Virtual Dreamsシリーズの第2弾で、アーティストに焦点を当てた詳細なリリースとなっており、2人のディスコグラフィーからのハイライトに加え、1993年から1995年の間に録音された未発表曲、スケッチ、長時間のジャムなどの膨大なアーカイブから新たに発掘された音源を含む全12曲を収録。アナログシンセの名機KORG PS 3300とE-mu systems社のサンプラーEmulator 2に魅了された2人は、その最新の機材から放たれる宇宙的な未知なる音を追求し、ClusterやBrian Enoといった先人たちの作品群も参照しつつ自身らの発想を最大限に拡張し、まだ見ぬ音の景色を創造した!これは厳密なアンビエントではなく、ドラムンベース、ライブラリミュージック、サウンドトラック、テクノの境界線の中に一時的に存在する音楽であり、「別の場所で、別の時間に、別の人々によって作られた音楽のように感じる」とこの作品についてJon Tye自身が述べていることも深く納得できる!
〈Music From Memory〉のアンビエント・テクノ&ハウスをニューエイジ・リバイバル以降の視点でコンパイルした超画期的編集盤『Virtual Dreams』の冒頭を飾った、イギリスのエレクトロニック・パイオニアであるMLOことPeter SmithとJon Tyeの初のコンピレーション作品が同レーベルからリリース。『Oumuamua』と題されたこのコンピレーションは、Virtual Dreamsシリーズの第2弾で、アーティストに焦点を当てた詳細なリリースとなっており、2人のディスコグラフィーからのハイライトに加え、1993年から1995年の間に録音された未発表曲、スケッチ、長時間のジャムなどの膨大なアーカイブから新たに発掘された音源を含む全12曲を収録。アナログシンセの名機KORG PS 3300とE-mu systems社のサンプラーEmulator 2に魅了された2人は、その最新の機材から放たれる宇宙的な未知なる音を追求し、ClusterやBrian Enoといった先人たちの作品群も参照しつつ自身らの発想を最大限に拡張し、まだ見ぬ音の景色を創造した!これは厳密なアンビエントではなく、ドラムンベース、ライブラリミュージック、サウンドトラック、テクノの境界線の中に一時的に存在する音楽であり、「別の場所で、別の時間に、別の人々によって作られた音楽のように感じる」とこの作品についてJon Tye自身が述べていることも深く納得できる!
2023年リプレス!さすが、天下の〈Music From Memory〉、念願のカタログ50番を記念するタイミングであまりにも凄すぎるブツを出してきました!ニューエイジ・リバイバルにおいて、まさに「Kankyo Ongaku」以来の衝撃とも言える決定打・・・マーク・プリチャード(グローバル・コミュニケーション)にLFO、リチャード・H・カーク(キャバレー・ヴォルテール)、サン・エレクトリックにベドウィン・アセントまで、1993年から1997年のアンビエント・テクノ&ハウスをニューエイジ・リバイバル以降の視点でコンパイルした超画期的編集盤「Virtual Dreams」が到来です!
時はポスト・セカンド・サマー・オブ・ラヴな90年代中盤、一大ムーブメントの鎮静を経たクラブ・シーンで人々が入り浸った「チルアウト・ルーム」の近未来的なサウンドスケープを一挙収録。〈Warp〉の「アーティフィシャル・インテリジェンス」から〈Buzz〉レーベルの傑作コンピレーション「ヴァーチャル・セックス」までも呑み込み、アンビエント・ミュージックを新たに再定義する超強力盤!かつてなくニューエイジ・リバイバルの進展した20年代今だからこそ座して聴き、感覚のアップデートへと努めるべき大問題作!!
今年の夏に宮沢賢治先生の童話(絵・茂田井武先生)、「セロひきのゴーシュ」(1934年 / 絵 1956年)を読みました。ちょうどこの録音をした数日前にぼくはステージに立っていました。結果的に物語最初のゴーシュのような心境にならざるを得ないことになってしまいました。とても良い感情ではないけれど、それにしても手元に置かれているこの本は偶然ではないと思いながら又何回もこの本を読み茂田井先生のたぬきの子の絵を何度も見て夜明け前の公園に向かいました。使った楽器はハピドラムひとつでスティックはそのたぬきの子が持っているものとそっくりなマレットです…
(山之内純太郎氏)
版元完売、最終入荷です。日本の一部の音楽好事家の間で長年話題になっていたカルト・アンビエント作品が数量限定でバイナル化。衝撃的かつ幽玄な神秘のサウンド。
奈良県山添村の障がい者支援施設『大和高原 太陽の家』の利用者12名による、単音打楽器<クワイヤーチャイム>の演奏。一音一音、無作為に奏でられた瑞々しく透明な音色は、連なりながらやがて美しい音楽に姿をなす。これほどまでに純真無垢な音楽がほかにあっただろうか。この作品は、聴く者の潜在意識へ奥深く浸透する、究極の即興アンビエントである。
Chee Shimizu
障害者の演奏、という世界的にも稀な作品ということで文化的な要素も高く、海外含め、多くの人に聞いていただきたいです。余談ですが、奈良だけでも200行以上の施設があるとのことで、全世界の施設関係者には是非とも聴いていただけたら幸いです。
本作は、2011年3月11日に発生した未曾有の大災害 東日本大震災をきっかけに、震災で亡くなられた方々への追悼と、多くの問題を抱える世界の為に何か発信できないかという思いのもと施設『大和高原 太陽の家』のアートディレクターでありパーカッショニストの山浦庸平によって始動されたプロジェクト。
施設にあったクワイヤーチャイムという振り下ろすだけで美しい音色を出すことができる楽器を使い、施設利用者の特性を活かした音楽表現をアイデアに心地良くなるような音階で選んだチャイムをそれぞれの好きなタイミングで鳴らすという極めてシンプルな方法で即興演奏を実践。「まわりに合わせる必要はない、どのタイミングで鳴らしてもよい、瞬間瞬間の自分とメンバーの音に身を委ねて味わう」これらのポイントを演奏者で共有することで安心感の中で”あるがまま”の間合いが生まれ、それぞれが個性的で心地よい音世界が広がった。
楽器に親しめるよう数ヶ月のリハーサルを経た後、同年10月8日に施設内のホールにて行われた録音は演奏者12名がその場の直感でチャイムを選び、音の出し引きを最小限に抑え、強い音や弱い音、長い間合いや短い間合いで一音一音丁寧に演奏。彼らが放った音と意図なく次々に生まれる旋律は内面の奥深くまで響きその場は神聖な雰囲気に一変。このメンバーだからこそ具現化できた奇跡的なテイクとなった。作品は当初CD-Rとして施設で自主販売されていたが、制作から約10年が経った今、コロナを始めより多くの問題を抱えている世界の状況をみて、改めて作品を世に発信したいとの思いのもとプロジェクトが再始動。このたびCD、そしてLP2枚組のアナログ盤としてリリースされることとなった。
また、高品質な国内プレスにこだわった本作は、昨今独自のレコード生産ラインを国内に確立したTUFF VINYLとタッグを組み、JUZU a.k.a. MOOCHY主宰CROSSPOINT、Chee Shimizu主宰17853 Recordsとのトリプル・ネーム・リリース第二弾となる。
奈良県山添村の障がい者支援施設『大和高原 太陽の家』の利用者12名による、単音打楽器<クワイヤーチャイム>の演奏。一音一音、無作為に奏でられた瑞々しく透明な音色は、連なりながらやがて美しい音楽に姿をなす。これほどまでに純真無垢な音楽がほかにあっただろうか。この作品は、聴く者の潜在意識へ奥深く浸透する、究極の即興アンビエントである。
Chee Shimizu
障害者の演奏、という世界的にも稀な作品ということで文化的な要素も高く、海外含め、多くの人に聞いていただきたいです。余談ですが、奈良だけでも200行以上の施設があるとのことで、全世界の施設関係者には是非とも聴いていただけたら幸いです。