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吉村弘や芦川聡とも並び、世界的に再評価される日本の環境音楽/アンビエント/サウンドスケープのパイオニアとして今や不動の地位を手にした名作家、広瀬豊による未発表楽曲11曲を収めた作品集『Trace: Sound Design Works 1986-1989』が〈WRWTFWW Records〉からアナウンス。広瀬豊がミサワホームの〈サウンドスケープ・シリーズ〉に残した世界的大名盤『Nova』をリリースした直後である、1986年から1989年にかけて、〈Sound Process Design〉のセッションで制作した未発表曲11曲を収録。本人によるライナーノーツ付属。吉村弘『Music For Nine Post Cards』や芦川聡『Still Way』、濱瀬元彦『樹木の音街』などと同様に、日本の環境音楽ファンにとっての重要なコレクションとなる一枚!
12月下旬再入荷。「ヴァイナル・オンリー、デジタルなし」とのことです!お見逃しなく。高田みどりにColored Music、芦川聡、川井憲次などによる数々の日本のオブスキュア・ミュージックを「再発見」し、世界へと提示してきたスイスの大名門レーベル〈WRWTFWW Records〉からまたしても新たな一枚が登場。TikTokまで経由して世界的な再評価の真っ只中にある日本のアンビエント/サントラ作家・日向敏文の弟であり、88年の隠れアンビエント傑作『Tarzanland』でも知られる日向大介、細野さんと共にFriends Of Earthを結成した日本のミュージシャンにして、唯一作『A-Key』が〈Studio Mule〉から2022年度初LP化再発されたばかりの野中英紀、そして、サックス奏者の「ミッチ」こと沢村満らによる80年代国産アンビエント最高峰のグループ、Interiorのセルフ・タイトル・デビュー作が待望の公式アナログ・リイシュー。1982年に〈Yen Records〉から発売された作品であり、やはりプロデュースを手がけるのはその主催者である細野晴臣(!)インストゥルメンタルなシンセ・ポップから、日本の環境音楽の柔らかなミニマリズム、心地よいサウンド・デザインを最もハートウォーミングな形でブレンドした、非常に珍しいタイプのグッド・フィーリンなアンビエント・ミュージック。ノスタルジックなモダニズムが、今を最も楽しい思い出のように感じさせてくれる『Interior』は、あなたを別世界へと誘います(←DeepL訳)。1985年には、米国のニューエイジ・ミュージック聖地こと〈Windham Hill〉の目にも留まりトラックリストを若干変更し、再リリースもなされています。
Mkwaju Ensemble、濱瀬元彦、久石譲などを始め、今年も国産ニューエイジ/アンビエント系好再発が続く中、長らく再発が待ち望まれていた真打ち的ピュア・アンビエント大作が登場!現在も活動を続けるテクノ・ポップ〜アヴァンギャルド・グループ、ヒカシューの元メンバー、井上誠と山下康が結成したシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドの1983年記念碑的デビュー・アルバムが当時のオリジナルマルチトラックテープを新たにデジタルミックスダウンしたリマスタリング音源で35年ぶり待望の再リリース!
1983年発表のオリジナル盤は、細野晴臣主催のYENレーベル傘下MEDIUMからリリース。オリジナルは世界中のマニアが血眼になって探す一枚として知られ、LP/CD盤ともに高騰を極めておりました。アルバム・タイトルの由来は子供の頃に山下の友人が「ダンジンダン・ポジドン!」と言いながら遊んでいた光景から取られたもの。細野考案による水を張った水槽の中にマイクとスピーカーを取り付けて録音する手法「ウォーター・ディレイ・システム」によって録音されており、独特の透き通った響きが生まれています。メディテーティヴなシンセレイヤーに彩られるアンビエント・サウンドと宅録風味抜群な愛らしい演出、早すぎたエレクトロニカな感触から、時折のアヴァン・ウェイヴな佇まいまで、独創性の極みともいうべき、油断ならぬ遊び心溢れた一枚。ニューウェイヴとアンビエントのはざ間にあったユニークな音楽の頂点。吉村弘から高田みどり、盛岡夕美子などを始め、全環境音楽〜ニューエイジ・ファンに超レコメンドな大傑作です!
1980年代、ニューウェイブとアンビエントのはざ間にはユニークな音楽があったのです。その時期にリリースされた日本の音楽が、今世界で聞かれるようになってきました。イノヤマランドはその中でも希少な音楽として、忘れられることなく今に至ります。今から35年前にリリースに関わったままでしたが、失われた宿題の提出には新鮮な驚きがありました。イノヤマランドという地方の、天気予報を聞いているような、奇妙な心地よさは今も変わりません。
細野晴臣 2018年7月11日
12月下旬再入荷。Meditationsベストセラー!日本アンビエント~ニューエイジ/ミニマル・ニュージックの最後の秘宝的アルバムとして海外で絶大な人気を誇る、作曲家・打楽器奏者である高田みどり(1951-)の1983年超傑作入手困難盤が、スイスのWRWTFWWとNYのPalto Flatsの共同リリースにより公式ライセンス完全復刻に成功!!! ベルリン・ラジオ・シンフォニーのソリストとしてデビュー後、1980年代に入りアフリカやアジア各国を巡り伝統音楽の探求を開始。ガーナ、ブルキナファソ、セネガル、韓国、等の音楽家とセッションを重ね(日本では佐藤允彦や演出家である鈴木忠志とも)、音と人体との一貫性というインデグラルなコンセプトを基に、アフリカの動的な音楽性とアジアの静的なスピリットを統合し、精神性を伴った独自の音楽性を確立。東洋的で霧がかかった幻想的アンビエンスに、Steve Reichを彷彿させるマリンバを用いたミニマル作や、和太鼓とアフリカ打楽器を混ぜ合わせたかのようなシャーマニックで霊的なパーカッション作まで、全てが唯一無二な内容。本人がアンビエントや実験音楽にも精通しているせいか、欧米圏で山ほどあるようなニューエイジ的作品とは全く異なる気骨のある作品で何度となく聴き込める傑作です。
未体験の方はこの機会にぜひ!「音楽の捉え方を完全に変えてしまう魅惑的な日本のアンビエントテクノの傑作」(Electronic Beats)〈Syzygy Records〉や〈Transonic〉〈Frogman〉などと並ぶ日本の最初期の伝説的なテクノ・ミュージック・レーベルこと〈Sublime Records〉から発表された"SUSUMU YOKOTA"名義としてのデビュー・アルバム『Acid Mt FUJI』が30周年エディションとして3LPアナログ・リイシュー!2016年に国内でCD再発された際に初めて収録された未発表曲もこの度LP音源化!今は亡き日本のエレクトロニック・ミュージックのパイオニアによるジャパニーズ・アシッド/アンビエント・テクノの古典的大名作。日本のテクノを紐解いた画期的コンピ『Japan Vibration』の編纂でも注目を浴びるAlex From Tokyoによる貴重なドキュメントを収めた豪華ライナーノーツが付属。最新のマスタリング&カッティング仕様。
全電子音楽ファン必聴、世紀のマスターピースが〈Keplar〉より奇跡の再発!大聖地〈Mille Plateaux〉から〈Leaf〉〈Raster-Noton〉までも横断して数々の傑作を生み出した、Mika Vainio (Pan Sonic)とも並ぶフィンランド電子音楽界の一大ヒーローであり、昨今本格的にリリースを活発化させている鬼才Vladislav Delay。2001年にリリースした3枚目のフル・アルバムであり、その偉大なるキャリアでも有数と言える傑作『Anima』がおよそ20年ぶり、待望のアナログ復刻!初めてDAWを使用して制作を行った自身のスタイルの転換点となった作品でもあり、ダブの美学をベースにしながらも、ミュージック・コンクレート的な手法でサンプルを多用、夢のようなロジックを構築した、約62分にも及ぶ一大傑作。直感的な即興性と抽象的なセンスが融合した、自身のディスコグラフィーにおいてコンセプト的にも音楽的にも重要な一枚。2008年に自身の〈Huume〉レーベルからリリースされていたCD版に収録の"Anima (Version)"を追加収録。Kassian Troyerの手により〈Dubplates & Mastering〉にてマスタリングと盤質も万全です。
遂に出たーーー!!!!前人未踏の絶景。越智義朗やdip in the poolの甲田益也子とも共演、細野晴臣も「彼女の声にはシャーマンが住んでいる」と絶賛。サウンドドラッグからポエトリー、ニューエイジ、第四世界/深海系アンビエント、テクノに至るまで、数々のカタログを残すパルスの魔術師にして〈EM Records〉もコンピを2作品も編纂していたヘンリー川原作品への参加でも知られる人物。一昨年末には〈Organic Music〉のフィジカルストアで関連イベントも開催、デッドストックも出回りマニアの間で話題を呼んでいた孤高の女性音楽家=宝達奈巳。数々の奇怪な企画盤で知られる、波音宏祐氏主宰のカルトレーベル〈Green Energy〉から1994年にCDオンリーで発表された幻の2ndセルフタイトル・アルバムが、アメリカの〈Forest Jams〉から30年越しに初アナログ化!今回のリリースに際して『Ultra-Hyper Cosmic Voice』と改題し、ジャケットも新装、新規マスタリング仕様で、宝達奈巳の特異で唯一無二なエクスペリメンタル/アンビエント・テクノの世界が堪能できる一枚。特にA2”【へび】Like A Snake”は激ヤバです。
12月下旬再入荷。あまりにも嬉しい〈Efficient Space〉からの奇跡の2024年リプレス!オーストラリアに沸く現代ニューエイジの屈指の泉、Andras Fox = Andrew Wilsonが描くやすらぎ盤の第2章...
本作はAndrew "Wilson" 1人だけでなく、Not Not Funからデビューしたヴェイパーウェイヴ & AORの哀愁インスト紳士、あのEleventeen Eston = John "Tanner"とのプロジェクトです! メルボルンとパースの海辺や夕陽、都市の街なみをバックに想い想いのダンスでアンビエントなたけを演奏してきた彼ら。今作はその想い想いな部分が小さく小さく、空気やムードなレベルにまでおだやかに、しかしこれまでになく色濃い境地にまで達してます。Tannerのクラリネット、Wilsonのシンセが舞うA1 "Sun Room"からしてどうしましょう...
グラフィックと音楽が同じ土台でむすびつく、オーストラリアならではのアートワークもすばらしい。Emotional RescueやPalto Flats、Music From Memoryがそうしたように、数十年たっても語り継がれてほしいアンビエントの傑作です。
SolangeやKendrick Lamar、CKtrl、Mica Leviらとのコラボレーションを始めとして、ここ数年に渡り、傑出した作品群を送り出してきた、現代ジャズの新世代を代表するミュージシャンであり、イギリス・ロンドンとシエラレオネ・フリータウンを拠点とするDuval Timothy。2017年に自身の〈Carrying Colour〉より発表し、現在レア化しているアルバム『Sen Am』が2022年度アナログ・リプレス。ロンドンとフリータウン、京都や東京といった世界各地の都市を行き来していた2年間に制作された楽曲を収録。J DillaやPete Rockらの金字塔的作品を思い起こさせるメランコリックなフック。単なるジャズには終わらない、ヒップホップやテクノのスピリットまでもが感じられる、珠玉のモダン・クラシカル作!
エイフェックス・ツインが東京のベンチで発掘!?
IDMの申し子Bogdan Raczynskiによる最新アルバムが発売!!
エイフェックス・ツインとグラント・ウィルソン・クラリッジによって設立されたレーベル〈Rephlex〉からデビューした奇才Bogdan Raczynskiが最新アルバム『You’re Only Young Once But You Can Be Stupid Forever』を〈Disciples〉からリリース!本作は、温かくメロディアスなスケッチの数々で構成されており、ビートレスに漂うトラック、奇妙なシンセ・パッチ、ピコピコしたパーカッションなどがつなぎ合わされた全18曲。そのテーマは、後期資本主義の残虐性、過剰な消費者主義、インターネット社会の破滅、そしてアルゴリズムによる大災害だという。
(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスが、1994年に若干22歳で発表した音楽史に残るアンビエントの大名盤『Selected Ambient Works Volume II』。エイフェックス・ツインにとっては〈WARP〉移籍後第一弾アルバムでもある記念碑的作品が、リリースから30周年を迎え、追加音源を加えた新装エクスパンデッド・エディションでリリース。
<4LP Tracklist>
A1. #1
A2. #2 A3. #3 B1. #4 B2. #5 B3. #6 B4. #7 C1. #8 C2. #9 C3. #10 D1. #11 D2. #12 D3. Blue Calx D4. #14 E1. #15 E2. #16 E3. #17 E4. #18 F1. #19 F2. #20 F3. #21 G1. #22 G2. #23 G3. #24 H1. #25 H2. th1 [evnslower] H3. Rhubarb Orc. 19.53 Rev |
蔦屋書店の音楽として、「森」をテーマに作られたharuka nakamura 初のアンビエント・アルバム。懐かしくも、新しく響く音。ジャケット写真は親交の深い写真家・川内倫子。2023年9月にCDアルバムとして発売された本作が、第二作目「青い森II」と共に12インチ・レコードとしてリリース。
2023年9月より、音楽家 haruka nakamuraが蔦屋書店の一部店舗の店内音楽を1年間 担当。
楽曲は全て蔦屋書店プロジェクトのための書き下ろし曲。
本を扱う書店のコン セプトでもある「森」をテーマに、2024年夏までの期間中、4作品のアルバムを制作予定。
ハルカナカムラのキャリアの中では新しいサウンドでありながら、どこか懐かしい独創的なアンビエント・ミュージック。
80年代的なシンセサイザー、遠くに鳴る讃美歌、残響するピアノ、エレクトロニカ、フェンダーローズ、落ち着いたミニマルミュージック的サウンド。
リラックスを求められる現代において、森の中で深呼吸をしているような楽曲たち。
アナログ・マスタリングは、ナカムラ作品のレコードマスタリングで定評のある田辺玄(studio camel house)。
LPの装丁も、川内倫子の写真が表現する森の世界を窓から覗いているようなコンセプチュアルかつ美しいデザインです。
Guruguru Brain / Bayon Productionから昨年リリースされたデビューアルバム『Approach to Anima』から1年。新たなフェーズへ突入し進化を見せるmaya ongakuの新たなサウンドアプローチはリズムマシンを基盤にエレクトロな展開で構成されたコンセプチュアルな一枚。既にライブでも定着しつつある先行配信のM-1「Iyo no Hito」。ミニマルなビートに乗る効果的なサックスの響きに不穏な空気が漂う「Anoyo Drive」。童歌のようなストレンジなポップソングで脳内ループから逃れられなくなる「Love with Phantom」。ライブでも度々披露されてきた15分におよぶ壮大でスピリチュアルな「Meiso Ongaku」。世界が求める独創的な日本オルタナティブを象徴する傑作!
1994年のデビュー以来、30年に渡り Chari Chari 名義、Kaoru Inoue 名義での活動で世界的に有名なDJ/音楽家、音楽プロデューサー、Kaoru Inoue の最新EP作品。
今年4月に RECORD STORE DAY 2024 にて世界同時発売され、売り切れ店続出となったLPアルバム「Dedicated to the Island -soundwalk & music for SAUNTER magazine-」から厳選された楽曲を Kaoru Inoue 本人がセルフ・リワーク、さらに南米アルゼンチンの気鋭のアーティスト SidiRum によるリミックス、未発表トラックなど全6曲を収録。
今年で10周年を迎える「レコードの日 2024」にて発売決定!(11月3日開催)
<<Kaoru Inoue「Rhythms of Dedication」トラックリスト>>
Side A
1. Nagareru SidiRum Remix 5:26
2. Nagareru Anatomy 3:47
3. La Isla Secreta 4:13
Side B
1. Karyobinga 5:28
2. Hoshifuru Drums 5:14
3. Cityscape 4:20 am Harajuku 2:01
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Record Store Day 2024 でのリリースで海外からも大きな反響を得たLP「Dedicated to the Island」の続編と言える、Kaoru Inoue の全6曲入りNew EP「Rhythms of Dedication」が完成。
南米アルゼンチン出身でSlow House ~ Tribalシーンにおいて群を抜く才能の持ち主であるアーティスト=SidiRum のリミックスを筆頭に、前LPからの楽曲をセルフ・リワーク、さらに初ヴァイナル化トラック、未発表トラックを収録、国内のレコードの祭典「レコードの日 2024」にリリースされる。
アンビエント、環境音楽などの要素が濃厚だった前LPからの抜粋楽曲に、タイトル通りリズム要素が刻印されていった、有機的でレフトフィールドなダンス・トラック集に仕上がっており、国内屈指の実績と高い技術力を誇る東洋化成でのプレスで前作同様そのクオリティにも期待が高まる。
11月6日発売。今年2月からスタートした「HOSONO HOUSE」カバープロジェクトに新たな参加アーティストも加わる形でカバーアルバムが完成。11月6日にLPで発売決定。新たにTOWA TEI, SE SO NEON(KR)の参加、rei harakamiによる「終わりの季節」の既発カバーも収録した全11曲アルバムとしてリリースします。Stones Throw Records(US)からのUS/EU盤には、Pearl & the OystersとJerry Paperが参加。ジャケットのイラストは五木田智央によるもの。
こちらの日本盤に加え、Stones Throw Records(US)からUS盤が11月上旬、EUと他の国々は11月中旬~下旬でのリリースとなります。
細野晴臣が1973年に発売した1st album「HOSONO HOUSE」。今もなお日本のみならず世界各地で大事に聴かれ続けているポップミュージック史に残る1枚であります。例えばグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞したハリー・スタイルズの「ハリーズハウス」は、「HOSONO HOUSE」から着想した作品でした。これは世界各地の若い世代にも浸透、評価されていることを表しています。そんな名作の発売から50年を記念したカバーアルバム「HOSONO HOUSE COVERS」。日本のみならず世界各地より細野晴臣を敬愛するとてつもなくクールでホットなアーティスト、バンドの皆さんが素晴らしいカバーを提供してくれました。今もなお渾然と輝き続ける「HOSONO HOUSE」の魅力にまた新しい側面を与えてくれるカバーアルバムになっております。
トラックリスト:
SIDE A
1. 相合傘 / TOWA TEI
2. 福は内 鬼は外 / John Carroll Kirby feat. The Mizuhara Sisters
3. 住所不定無職低収入 / mei ehara
4. CHOO CHOO ガタゴト / くくく(原田郁子&角銅真実)
5. 冬越え / 安部勇磨
6. 僕は一寸 / Mac DeMarco
SIDE B
1. 恋は桃色 / Sam Gendel
2. 終りの季節 / rei harakami
3. 薔薇と野獣 / Cornelius
4. パーティー / SE SO NEON
5. ろっかばいまいべいびい / 矢野顕子
Illustration: 五木田智央
「森」をテーマに作られたharuka nakamura による蔦屋書店の音楽アルバム企画。第三弾はウーリッツアーやフェンダーローズの音色が主体となるエレクトリックピアノの世界。"blue"へと、深く潜っていく。
音楽家 haruka nakamuraが2023年-2024年、蔦屋書店の全国のいくつかの店内音楽を1年間 担当します。楽曲は全て蔦屋書店プロジェクトのための書き下ろし曲。本を扱う書店のコンセプト、またピアノや楽器の生まれる地でもある「森」をテーマに、ナカムラの故郷の青森と繋がった「青い森」と題し2024年夏までの期間中、全4作品のアルバムを制作予定。第一弾では初のシンセサイザーのみの音楽で話題となり、多くのリスナーに愛聴されている。第二弾はピアノ・アンビエントの世界。リスナー待望の音楽世界観で好評を博した。
今作は川内倫子のジャケット写真にも表現されている夜明けのようなblueの世界。三作目となり最も深く内なる声へ潜っていくような、深淵な青い音。青い森シリーズのトータルなコンセプチュアルにより、手元に残したい美しい装丁としても展開される。
ニューエイジ〜アンビエント・ファンも勿論マスト。米国のミニマル・ミュージックを代表する現代音楽の偉人、Steve Reichによる6台のピアノのためのミニマル作品であり、1973年3月に完成した『6台のピアノ』と、同年に発表された、グロッケンシュピール、マリンバ、鉄琴(共鳴ファンのないビブラフォン)、女声、オルガンのために作曲された『マレット楽器、声およびオルガンのための音楽』を収めたマスターピース的作品。ミニマル・ミュージックの歴史的金字塔として今後も永い時を堪え続けるであろう、祝福とカタルシスに満ちた永遠の名作2作品がセットになった、ライヒ入門にも相応しい決定版的一枚です!
さすが、圧巻の内容!現代のDAWソフトの重要な存在であるAbleton Liveの開発者でもあり、同時にドイツのダブ・テクノの偉才として長年君臨してきたRobert Henke a.k.a. Monolakeによる最新アルバム『Studio』が2枚組アナログ・リリース。アンビエント・テクノやミニマル・テクノ、インダストリアル、IDMなど要素を対立させつつ、一つのポスト・ダブ的な方向性の模索、ダブの解体を試みるような、フューチャリスティックかつダークで重量感溢れるエレクトロニック・サウンドを展開した素晴らしい一枚に仕上がっています。
12月上旬再入荷。まるで、LCL化した人類のための音楽。浸れて、眠れるどころじゃない、溶けます。カナダからうまれる涼しげハウスの魅力を一手にひきうけたバンクーバーの人気プロデューサー、Khotinが2020年にGhostly Internationalから発表していた名作が待望のリプレス!
90年代のダウンテンポからのインスピレーションを盛大に湛え、どこまでも異界な情緒が炸裂しまくりな神秘的アンビエント~バレアリック・ヴァイブス。〈Mood Hut〉周辺に代表される、カナダ地下の幻想的でフローティンなアンビエント~ニューエイジ・ダンス観を新境地へと押し上げてみせた、20年代標準のKhotinがここに。トランスペアレント・パープル・ヴァイナル仕様。
全ニューエイジ/実験的エレクトロニクスに惹かれる方へレコメンド!小久保隆やYas-Kaz、伊藤詳などを始め、オブスキュア/ニューエイジ・リバイバル以降の地平で数々の名作を掘り起こしてきた名レーベル〈Glossy Mistakes〉から最新物件。80年代から90年代初頭にかけてのポルトガルの実験音楽シーンを深く取り上げた画期的なコンピレーション・アルバムがアナログ・リリース。ポルトガルの地下シーンの活気に満ちた風景を垣間見ることのできる大変素晴らしい一枚であり、同国の政治的混乱と芸術的実験が特徴的なこの10年間に行ける同国の音楽シーンの進化と革新を記録。70年代後半から活動するポルトガルのロックバンド、GNRの初期メンバーであり、Chris Cutler、Elliott Sharp、Sunny Murray、Ikue Moriなどとも仕事を共にするマルチ奏者のVitor Ruaや、同氏が参加したアヴァンギャルド/実験電子音楽デュオ、TELECTU、コスミッシェ・ニューエイジ/エレクトロニクス作品でも知られる電子音楽家Tó Netoなど総勢15組を取り上げています。Rui Miguel Abreuによるライナーノーツを収録。
地獄ってどんな感じ?? 現行アンビエント・ジャズの重鎮ことカナダのJoseph Shabasonによる最新作『Welcome to Hell』が〈Western Vinyl〉よりアナログ・リリース。Toy Machineによる1996年のスケート・ビデオ・ドキュメンタリー『Welcome to Hell』にインスパイアされたコンセプト・アルバム!Sam Gendel作品にも顔を出している盟友Phil MelansonやThom Gillらがサポートした豪華編成で贈る2023年度ニュー・アルバム。Jon Hassellの第四世界のムードとファンキーなダンス・サウンドが溶け合う、プログレッシヴなアンビエント・フュージョン傑作に仕上がっています。
「植物のための、そしてそれらを愛する人々のための暖かな地球の音楽」これまで幾度となく非公式再発が為されてきた歴史的名盤が遂に公式再発!70s視点で空想未来を飛行する絶品のSci-Fi電子盤!ファンク/ディスコ脈でも大いに作品を生み出し活躍したカナダの作曲家、Mort Garson(1924-2008)の76年大傑作がなんとSacred Bonesから復刻リリース!
当時ロサンゼルス近郊でSimmons社のマットレスを購入した際に、ノベルティ用として制作されたレコードで、内容はそのタイトル通りの光合成ヒーリング・ムーグ・ポップ・サウンドスケープ集。まさかのSacred Bonesからの再発と言うのもある意味驚きですが、同レーベルの根差してきたサイケ感のルーツといったところでしょうか。1曲目から凄まじい埃の臭いと哀愁に満ちていて、空想する楽しみが豊かに息づいてます。ライブラリー音楽からコスミッシェムジークを通ってアンビエントまで直結のBGM具合です。ただただ暖かく、ある意味ニューエイジで未知の光景へ想いを馳せたくなります。モンド~エレクトロニック系のファンにも是非。