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Gintė Preisaitė - Instruments of Forgetting and the Singing Bone (LP)
Gintė Preisaitė - Instruments of Forgetting and the Singing Bone (LP)FELT
¥4,796

中村としまるとのコラボ作でも知られるリトアニア出身の作曲家Gintė Preisaitėによる、ピアノ、ギター、アコーディオン、クラリネット、トランペット、弦楽器など多数の演奏者を巻き込んだマルチ・インストゥルメンタルなエレクトロアコースティック作品『Instruments of Forgetting and the Singing Bone』。声、楽器、電子音が同じ距離で存在するような配置が全編にあり、近接録音の息づかいと、遠くの群衆ノイズが同じ空間に置かれることで、現実と夢の境界がゆっくり揺らいでいくかのよう。まばらなピアノは水滴のようで、その隙間に電子音の粒子が漂う。サンプルのサイケデリア、持続ドローン、ノイズの爆発、そして小さなポップの断片までがひとつの流れとして自然に連なる。音の質感は常に変化しながらも、忘却というテーマが静かに通奏低音として響く幻想的な音世界。

Stardust Multiplier - Convergence (LP)Stardust Multiplier - Convergence (LP)
Stardust Multiplier - Convergence (LP)Personal Affair
¥5,442

デトロイト出身の作曲家でありドラマーのEric Hoegemeyerによるソロ名義Stardust Multiplierの最新作『Convergence』。ガラスマリンバ、フルート、アナログシンセを中心に構成された本作は、儀式的な静けさと、身体の奥に染み込むような深い共鳴を持つアンビエント。制作背景には、Hoegemeyerが経験した重い病気と長期入院があり、病室で聴こえる機械音や環境音、聴覚が再調整されていく感覚がそのまま音楽の構造に反映され、極めてミニマルで、微細な変化が大きな意味を持つサウンドへと結晶している。ガラスマリンバの硬質な響き、フルートの息遣い、アナログシンセの柔らかな音が重なり、自然音と電子音の境界が曖昧になるような音像が広がる。旋律は霧の中からゆっくりと立ち上がり、朝の儀式”のような静謐さと、回復のプロセスを思わせる解放が同居している。深い呼吸を取り戻すような、静かで力強い一枚。

mu tate - life of mu (CD)mu tate - life of mu (CD)
mu tate - life of mu (CD)OST
¥3,749

ニューヨークのレーベル〈OST〉から登場した、ロシア出身のプロデューサーmu tateによるアルバム『life of mu』。個人的な記憶と物語を綴る私的なサウンド・ジャーナルのような作品で、友人たちによる語りが3つ挿入され、環境音、映画的サンプル、ローファイなビートが夢の断片のように浮かんでは消える。Ben Bondyを迎えた「memory of a memory」では、アンビエントの霧の中からギターと声が滲み出し、後半にはエモーショナルなノイズの高まりが訪れる。アンビエントの静けさに、IDM的なリズムやエレクトロニカの温度がそっと差し込まれる、DIYな美学と日記のような語りの親密さを併せ持った一枚。

Chaos In The CBD - A Deeper Life (2LP)Chaos In The CBD - A Deeper Life (2LP)
Chaos In The CBD - A Deeper Life (2LP)IN DUST WE TRUST
¥5,655

ニュージーランド出身、現在はロンドンを拠点に活動する兄弟デュオ Chaos In The CBD の待望のデビュー・アルバム。ジャズ、アンビエント、R&B、バレアリック、ソウルフル・ハウスの影響を受けた、スピリチュアルで多層的なディープ・ハウス作品で、大ヒットEP『Midnight In Peckham』で見せたムーディな世界観を引き継ぎながら、今作では初めてライブ楽器やヴォーカルとのコラボレーションも導入している。BlazeのJosh Milan、Stephanie Cooke、Lee Pearson Jr.、さらにUKグライムのNovelistまでがゲスト参加しており、90年代ハウスの美学やクラブ文化への深い敬意を根底に持ちながらも、同時に海、砂、森、鳥、魚という自然との共生をテーマとした帰郷と郷愁の音楽でもある。「ニュージーランドは、バレアリック的な感覚があるけれど、パーティじゃなく自然に包まれているという意味だ」と語る彼らの音は、まさにビーチからアフターパーティ、深夜のクラブまでを流れるサウンドトラック。

In Transit (LP)
In Transit (LP)FELT
¥4,589

A Made Up SoundことDave Huismansによる新名義In Transitでのセルフタイトル・デビュー・アルバム。2013年夏、Korg ESXサンプラーを使って2週間で制作された楽曲群を、長年にわたりリメイクし仕上げたもので、幾重にも重ねられたテクスチャーと緻密な編集によって、幻想的かつ内省的な音響を構築。テンポを抑えた穏やかなグルーヴと、ダブ・テクノから影響を受けたKorg ESXサンプラーによる反復と残響処理が光る。複雑な構造と知的な編集技術による深いリスニングにも耐える内容は、Civilistjävel!やDJ Trysteroなどを輩出した〈FELT〉からのリリースで、北欧的な静謐さと現代的な感覚が共存したDave Huismansの沈黙からの復帰を象徴する一作。クラブカルチャーの外側で育まれた静謐な電子音楽。

V.A. - Telepathic Fish: Trawling The Early 90s Ambient Underground (2LP)V.A. - Telepathic Fish: Trawling The Early 90s Ambient Underground (2LP)
V.A. - Telepathic Fish: Trawling The Early 90s Ambient Underground (2LP)Fundamental Frequencies
¥6,898
ニューエイジ視点でアンビエント・テクノやIDMを紐解いた〈Music From Memory〉の名コンピ〈Virtual Dreams〉に続く画期的コンピレーションが登場!90年代初頭のロンドンで行われた伝説的アンビエント・パーティ〈Telepathic Fish〉の記憶を掘り起こす大作。Mario Aguera、David Vallade、Kevin Foakes(DJ Food)らによって企画され、〈Ambient Soho〉や〈Megatripolis〉といった当時の実験的空間と交差したシーンを今に伝える内容となっています。Global CommunicationやSpacetime Continuum、Nightmares On Waxといった面々による未発表音源や貴重音源の数々を収録した本作は、黎明期のアンビエント・アンダーグラウンドの多彩な相貌を映し出しています。20ページに及ぶブックレット/写真資料も付属。音と時代の空気を結び直し、90sアンビエント/チルアウトを現在に手渡す必聴のアーカイヴ作品!
TIBSLC - City of Something (LP)TIBSLC - City of Something (LP)
TIBSLC - City of Something (LP)co:clear
¥4,483

ライプツィヒ拠点の電子音楽作家TIBSLCが、デジタルな霞の中の夢世界をテーマに描いたエクスペリメンタル・アンビエント『City of Something』。霧の層のように重なるシンセは輪郭がゆっくり溶け、ボーカルは光の粒のように曲の中へふっと現れては消える。淡いメロディが浮かんでは遠ざかる、視界がぼんやり滲むようなアンビエント・ポップや、ダウンテンポ寄りの微細なグルーヴが立ち上がる、アンビエント、エレクトロニカ、ダウンテンポ、ダブテクノ、トリップホップが柔らかく溶け合うハイファイ・アンビエントの断片集。電子音の粒子が漂い続ける、都市のどこでもない場所を描いた繊細な音響設計が静かに広がる一枚。

Yaka - Dream Big (LP)Yaka - Dream Big (LP)
Yaka - Dream Big (LP)APPENDIX.FILES
¥4,838

フィラデルフィア拠点のサウンドデザイナーYakaが、水辺の世界や両生類的モチーフを軸に構築したコンセプチュアルな電子音楽作品『Dream Big』。Aサイドは荘厳なコーラスと、水面を跳ねる粒子のようなブレイクビーツ、湿度を含んだ低域、遊び心のあるメロディが次々と姿を変える。ベースは水中で形を変える塊のように揺れ、シンセは薄い膜のように重なりながら、時折光が反射するような高域が差し込む。Bサイドではクラブ的なグルーヴがゆっくり脈打ち、薄明かりのアンビエンスで作品全体の物語が静かに閉じる。水辺の生態系を電子音で描いたような音世界と、ユーモアとスピリチュアルの中間にあるメロディ感が自然に結びついた、高精細な音響作品。

Brendan Eder Ensemble - Cape Cod Cottage (LP)Brendan Eder Ensemble - Cape Cod Cottage (LP)
Brendan Eder Ensemble - Cape Cod Cottage (LP)JAZZ DAD RECORDS
¥5,463

8月中旬再入荷。ロサンゼルスの作曲家、マルチ奏者 Brendan Eder が率いるアンサンブルによる、室内楽、アンビエント、ミニマル、フォークロアが柔らかく溶け合った作品。タイトルの通り、ニューイングランドの海辺にある小さなコテージを思わせる、静けさ、温かさ、ノスタルジーがアルバム全体を包んでいる。フルート、クラリネット、バスーンなど木管中心の室内楽編成、素朴で温かいフォークロア的な旋律による懐かしさに、現代的なミニマル感覚がふんわりと漂う。

Tomo Katsurada and Jonny Nash - At The Emerald Pool (LP)Tomo Katsurada and Jonny Nash - At The Emerald Pool (LP)
Tomo Katsurada and Jonny Nash - At The Emerald Pool (LP)MELODY AS TRUTH / FUTURE DAYS RADIO
¥4,967

8月中旬再入荷。幾何学模様の中心人物として知られるTomo KatsuradaとJonny Nashが、長年の交流を経てついに完成させたデュオ作品『At The Emerald Pool』。ふたりが1年間にわたり教会・寺院・劇場など多様な空間で育ててきたギターデュオとしての言語を純度の高い形で記録したアルバムで、録音はわずか3日間のセッション、事前に用意したスケッチをもとに、即興性と親密さをそのまま残した構造になっている。フィンガーピッキングのレイヤーが重なり、水面に光が反射するような細やかなテクスチャーが広がる、ふたりのギターがひとつの生き物のように絡み合う感覚。アンビエントの透明感、アシッドフォークの素朴さ、室内楽の静けさが自然に溶け合い、ゆっくりと移り変わってゆく音の流れをつくり出している。淡く儚い歌も差し込まれ、さりげない物語性も感じられる、アンビエント、アシッドフォーク、ミニマル、室内楽、そのどれにも属しながら、どれにも完全には収まらない、ふたりだけの静かな世界。

Turn On The Sunlight - Iseo (LP)Turn On The Sunlight - Iseo (LP)
Turn On The Sunlight - Iseo (LP)Music From Memory
¥4,796

8月中旬再入荷。マルチ奏者、作曲家、プロデューサーのJesse PetersonとLAの大人気パーカッショニストCarlos Niñoを中心とした音楽プロジェクト、Turn On The Sunlightによる、ロサンゼルス、東京、ロンドン、メキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデ、そしてハワイ・マウイ島など、世界各地で録音された素材を編み込んだレイアーが重なり合うアンビエント作品『Iseo』。Laraaji、Mia Doi Todd、Ko Ishikawa、Luis Pérez Ixoneztliなど、国境を越えた多数の音楽家が参加。シンセ、ギター、ツィター、フルート、尺八、声、環境音が柔らかく重なり、オーガニックで呼吸する音楽が生まれている。音は配置されるのではなく、時間の中で自然に沈殿し、混ざり合い、形を変えていく。中心曲「Medianoche En La Calle Aurora」は15分にわたり、光と影のあいだを漂うような静かな変化を描く長編。コミュニティの演奏が生む開放性が強く、個人の作品というより場としての音楽が広がる。静かで温かく、どこか神秘的な一枚。

Turn On The Sunlight - Iseo (CD)Turn On The Sunlight - Iseo (CD)
Turn On The Sunlight - Iseo (CD)Music From Memory
¥3,064

8月中旬再入荷。マルチ奏者、作曲家、プロデューサーのJesse PetersonとLAの大人気パーカッショニストCarlos Niñoを中心とした音楽プロジェクト、Turn On The Sunlightによる、ロサンゼルス、東京、ロンドン、メキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデ、そしてハワイ・マウイ島など、世界各地で録音された素材を編み込んだレイアーが重なり合うアンビエント作品『Iseo』。Laraaji、Mia Doi Todd、Ko Ishikawa、Luis Pérez Ixoneztliなど、国境を越えた多数の音楽家が参加。シンセ、ギター、ツィター、フルート、尺八、声、環境音が柔らかく重なり、オーガニックで呼吸する音楽が生まれている。音は配置されるのではなく、時間の中で自然に沈殿し、混ざり合い、形を変えていく。中心曲「Medianoche En La Calle Aurora」は15分にわたり、光と影のあいだを漂うような静かな変化を描く長編。コミュニティの演奏が生む開放性が強く、個人の作品というより場としての音楽が広がる。静かで温かく、どこか神秘的な一枚。

Dagmar Zuniga - In Filth Your Mystery Is Kingdom / Far Smile Peasant in Yellow Music (LP)Dagmar Zuniga - In Filth Your Mystery Is Kingdom / Far Smile Peasant in Yellow Music (LP)
Dagmar Zuniga - In Filth Your Mystery Is Kingdom / Far Smile Peasant in Yellow Music (LP)AD 93
¥5,172

自主レーベル〈People’s Coalition Of Tandy〉から発表され、アンダーグラウンドで静かに話題を呼んだDagmar Zunigaのデビュー作が、ついにアナログ化。Austyn Wohlersのフルート、Zach Phillipsのピアノ、Hayes Hoeyのギターや声といった最小限の構成で、テープの揺れ、部屋鳴り、指先のノイズまでもが楽曲の一部として息づき、録音の物質感と歌の親密さが同じ温度で並ぶ。アコースティック楽器の断片、壊れかけの電子音、日記のように短いスケッチが連なり、夢の残滓を拾い集めたようなアウトサイダー・アンビエンスは、フォークでもノイズでもアンビエントでもない、稀有な作品。Cindy LeeやJoanne Robertson、さらにはLinda Perhacsの幻影までをも連想させる独自の音世界。

Rudi J - I Guess I'm Not In Tune After All (LP)Rudi J - I Guess I'm Not In Tune After All (LP)
Rudi J - I Guess I'm Not In Tune After All (LP)SOUVENIRS FROM IMAGINARY CITIES
¥4,754

ブリュッセルのアンダーグラウンドから現れた奇才Michael Crabbéが、Rudi J名義で放つ最新作。アナログな質感とデジタルの断片をざっくり混ぜ合わせた、奇妙に歪んだダンスホール/ベース・ミュージックが全8曲にわたって展開。トリッピーでアンビエントな浮遊感と、サウンドシステムを前提にした深い低音が両立、ジャズやオーケストラ的な要素もふっと顔を出し、遊び心と不穏さが同居する白昼夢のような世界観。ベース・カルチャーの精神を保ちながら、ダンスホールの外側へと大胆に踏み出した注目作。

Jura Soundsystem - Morning Star (LP)Jura Soundsystem - Morning Star (LP)
Jura Soundsystem - Morning Star (LP)Temples Of Jura Records
¥3,865

〈Isle Of Jura〉を主宰するKevin Griffithsのプロジェクト、Jura Soundsystemによる、オーガニックでスピリチュアルなバレアリック・ダブ『Morning Star』。深いエコー、柔らかい低音、ゆったりとしたパーカッションが重なり、まるで部屋の空気がゆっくりと変わっていくような、瞑想的で香り立つサウンドが広がる。ギターや鍵盤、フィールド録音などの生音が、アナログ的な質感とともに漂い、バレアリック特有の柔らかい熱を帯びた音像を形成している。レフトフィールド・ディスコの感覚も健在で、静かに身体を揺らすミッドテンポのグルーヴが心地よい。香りとエスケープイズムをキーワードにした、夕暮れの海辺や、深夜のリスニングにぴったりの空間を満たすチルアウト。

Radio Hito -  L'uso e gli attributi del cuore (LP)Radio Hito -  L'uso e gli attributi del cuore (LP)
Radio Hito - L'uso e gli attributi del cuore (LP)MEAKUSMA / MAPLE DEATH
¥5,875

イタリア系ベトナム人アーティストRadio Hitoが、フランスの詩人Claude Royet-Journoudの詩集をもとに制作した、声とMIDI音源だけで構成された、現代の歌曲とも言える10曲の連作が収められたアルバム『L’usage et les attributs du cœur』。中心にあるのは、朗読と歌のあいだを揺れ動く親密な声と、Casio CTKワークステーションの 素朴で透明なMIDI音色。ピアノ、ストリングス、ベルといったプリセット音が無機質な光のように配置され、言葉の響きそのものを際立たせる。楽曲は短いフレーズの反復で構成され、音数は極端に少ない。そのため、わずかな変化が大きな揺らぎとして立ち上がり、意味が揺らぐ瞬間をそのまま音にしたような独特の緊張感が続く。19世紀のリートの伝統を、デジタル音源とミニマルな構造へと移し替えたような、古さと新しさが同時に存在する一枚。

Satoshi & Makoto - Café Mirage (LP)Satoshi & Makoto - Café Mirage (LP)
Satoshi & Makoto - Café Mirage (LP)8mm Records
¥5,489

1986年から現代まで実に長きにわたって活動している日本の双子ユニットであり、Gigi Masin、Jonny Nashと共にGaussian Curveでも活躍してきたYoung Marcoによって再発見された大人気アクトSatoshi & Makoto。彼らが6年ぶりに届ける待望の新作『Cafe Mirage』。本作は、架空のカフェをテーマにした静かでシネマティックな電子音楽作品で、ハードウェア・シンセを手弾きする親密な音楽性はそのままに、より広がりのある音像へと進化。柔らかなシンセの質感、控えめなジャズのニュアンスと穏やかなグルーブ、淡い光のようなアンビエントのレイヤーが重なり、まるで店内を歩き回るように場面が移り変わる。トラック集というよりいつでも訪れることのできる心安らぐ場所のような作品。

Palomatic - Trill (2LP)Palomatic - Trill (2LP)
Palomatic - Trill (2LP)Feedback Moves
¥6,986

和物シーン屈指のパーティー〈和ラダイスガラージ〉や〈スナックねこ〉〈BAR KITTY〉といったイベントのオーガナイズから、〈Zero Gravity〉や〈ExT Recordings〉といった先鋭的なレーベルの運営に至るまで、日本のアンダーグラウンド・シーンを代表する電子音楽家/DJ、永田一直が94年に設立、23年に正式復活を果たした名門レーベルであり、〈Syzygy Records〉や〈Sublime Records〉と並び、日本の黎明期のダンス・シーンを支えた〈Transonic Records〉。その作品群でもニューエイジ・リバイバル以降の視点から大いに再発見されたアンビエント・テクノ名作であり、元・電気グルーヴの高橋コウジがPalomaticとして95年にCDオンリーで発表した唯一作、世界中から人気高まる『Trill』がベルリンの『Feedback Waves』より奇跡のアナログ再発!

永田氏の〈ExT Recordings〉から21年に発売された、初期〈Transonic〉を国産ドリーム/アンビエント・テクノ全盛期の走馬灯の如く熱く振り返ったショーケース・アルバム『Transonic Records From 1994 To 1995』にも、本作より"Foaming Waves"と"Under The Ground"の2曲が収録。それに続く形で〈ExT〉からデラックス・エディションでCD再発もなされた名作がこの度初めてアナログ化!

Palomaticは、90 年代前半から中期にかけて日本のエレクトロニック・ミュージック・シーンで活躍した高橋コウジの別名であり、電気グルーヴのシンセ・プログラマーとしても活動していたほか、ニックヨシザワとのTakahashi Tektronix (と) や InterferonことKiyoshi HazemotoとのMutronでも活動。1993 年に福岡から日本のクラブ・シーンを牽引した〈Syzygy Records〉 よりデビュー曲「Halo」をリリースした後、Takahashiは、シーンを定義する〈Transonic〉のコンピ盤へ一連の作品を提供。ブリストルのトリップホップやシェフィールドのブリープ・テクノのムーディーなベースの重み、ベルリンのテクノとベルギーのトランスのケミカル・ラッシュまでが、明らかに日本的な感性でエレガントな音楽のタペストリーにまとめられたような、時代を超越した日本のエレクトロニック・ミュージックの金字塔。アルバムの目玉であり、今日のテンポの速いダンスフロアにピッタリとハマる"Foaming Waves"や、ジャパニーズ・ドリーム/アンビエント・テクノの極点といえる"Halo"など、名曲がずらりと並ぶ大傑作!

Economy of Meaning - Mind Sink (LP)Economy of Meaning - Mind Sink (LP)
Economy of Meaning - Mind Sink (LP)TAX FREE RECORDS
¥3,554

8月中旬再入荷。コペンハーゲンを拠点に、カセットテープや日常のオブジェクト、環境音を用いて極めて親密でプライベートな音響世界を編み上げるデンマークのサウンドアーティストKristoffer KjærskovによるプロジェクトEconomy of Meaningによる、浮遊するアンビエンスと断片的ループのコラージュ『Mind Sink』。制作はコペンハーゲンのアンダーグラウンドな実験音楽、テープレコーディング・シーンに深く根ざして行われ、フィールド録音、ギター、オブジェクト、シンセなど多様な音素材がレイヤーされている。音は一定の重力から解放されたように漂い、短いフレーズや質感の断片がゆっくりと重なり合う。自然音・環境音・物音のレイヤーが電子音と混ざり、いつかどこかの記憶のような曖昧な風景が立ち上がる。また、意図的に残された微細なノイズやテープのヨレが、この曖昧な風景に独特の陰影と平熱の体温のような温かみを与えている点もなんとも言えない魅力で、北欧の静謐な空気の中で、時間の流れを優しく歪ませてしまうような、至福のエクスペリメンタル・チルアウトがじんわりと響いてくる。

Brannten Schnüre -  Geträumt Hab Ich Vom Martinszug (LP)
Brannten Schnüre - Geträumt Hab Ich Vom Martinszug (LP)Aguirre Records
¥5,598

ドイツ、ヴュルツブルクのデュオBrannten Schnüreによる、聖マルティン祭のランタン行列というヨーロッパの伝統行事をモチーフに制作したコンセプト作『Geträumt Hab Ich Vom Martinszug』。Christian Schoppikが紡ぐフォークロア的な旋律と、Katie Richの囁き声・語りが重なり、薄闇に灯る小さな光のような雰囲気を醸し出す。アコーディオンや素朴な鍵盤のループが生む静かに揺らぐ気配。乾いた質感の中に、どこか湿度を含んだ空気が漂い、夕暮れの街をゆっくり歩くような感覚が続く。Katie Richの声は歌と朗読の中間で、子どもの頃の記憶や古い民話の断片を呼び起こすよう。フォークロア的な旋律に、ループ処理やドローンが重なることで、夢と現実の境界を彷徨うような音の風景が広がる。派手さはないが、細部の変化が情緒を生み、静かなのに強い印象を残す作品に仕上がっている。

Brannten Schnüre - Sommer Im Pfirsichhain (LP)
Brannten Schnüre - Sommer Im Pfirsichhain (LP)Aguirre Records
¥5,598

ドイツ・ヴュルツブルクのデュオBrannten Schnüreによる、フォークロア・コラージュの代表作『Sommer Im Pfirsichhain』。古いレベティコ音源の断片や儀式的なモチーフを素材にしながら、ループや編集で再構築するフォーク・コラージュ的手法が特徴。Christian Schoppikが紡ぐアコースティック楽器や古い音源の断片、そしてKatie Richの囁き声のような語りが重なり、民話の影がゆっくり動き出すような独特の世界観を形づくる。アコーディオンやフルート、ギターの素朴な響きが薄闇の中でゆっくり揺れ、どこか遠い記憶を呼び起こすよう。静けさと寓意が同居する幽玄で詩的な音世界。

Shape of the Moon - When the land is laid bare (LP)Shape of the Moon - When the land is laid bare (LP)
Shape of the Moon - When the land is laid bare (LP)Marionette
¥5,646

カリフォルニアを拠点に活動するデュオShape of the Moonによる、詩とエレクトロアコースティック音響が緊密に結びついた音の物語『When the Land Is Laid Bare』。メンバーは、詩人・パフォーマーのBenjamin Burkeと、サウンドアーティストのBear Glass。本作の録音は、モハーヴェ砂漠の夜空の下で行われたライブと、Bear Glassが所有するオフグリッドスタジオでのセッションを中心に構成されている。音楽は、Burkeの語りが中心にありながら、モジュラーシンセ、シタール、ベース、ローズ、ベル類、サックスなどがゆっくりと地形を変えるように重なり合う。語りは単なる朗読ではなく、音と同じ呼吸で進むもうひとつの楽器として機能し、言葉が風景を描き、音がその輪郭を広げていく。耳元の語りと、砂漠の広がりを思わせる空間性が同時に存在し、近さと遠さが同じフレームに収まるような独特の感覚。静けさの中に物語が流れていく言葉と音響というアプローチを深く掘り下げた一枚。

Arthur Russell - World Of Echo (2LP)
Arthur Russell - World Of Echo (2LP)Rough Trade
¥3,929

アウトサイダー・ディスコからアンビエント〜即興フォークまでレフトフィールドを縦横無尽に駆け回った巨 人Arthur Russellの代名詞的作品で、後世にも絶大な影響を与え続ける80年代屈指の名盤『World Of Echo』が名門〈Rough Trade〉によって7年ぶりに再流通!! 1986年にオリジナル盤が発表された本作は、 自身にとって生涯初となるフルレングスの非コラボレート作品で、チェロと声とエコーだけで「最も鮮明なリズムのリアリティ」の実現を試みた作品。ディスコやガラージなどダンス・ミュージック方面で築いたキャリア がある一方で、本作ではそのテープ・エコーやクラップなどテクスチャーの響きや、ヴォーカルの骨格、そしてチェリストとしてのパーソナルな表現を追求し、現代音楽家としての評価を決定づけた傑作。2005年にリイシューされたリマスター音源+4曲のボーナス・トラックを追加した仕様で7年ぶりに再流通!

Guest Bartender Deborah Toyota - Music for Babies (LP)Guest Bartender Deborah Toyota - Music for Babies (LP)
Guest Bartender Deborah Toyota - Music for Babies (LP)Mystery Circles
¥4,793

Chastity BeltのメンバーであるJulia ShapiroとエンジニアSamur Khoujaによる新ユニットGuest Bartender Deborah Toyotaによる、赤ちゃんが初めて音に出会うための音楽というコンセプトで制作された、乳児期の言葉や記憶が形成される前の空間を音で描くアンビエント作品『Music for Babies』。 Shapiroのメロディックな感性と、Khoujaの緻密な音響構築が交差し、子守唄とアンビエントに静かな実験精神がかすかに漂う独自の領域。柔らかいシンセ、丸みを帯びた電子音、布のように軽い音のレイヤーがゆっくりと重なり、どの曲も触れても痛まない質感で統一されている。ミニマルな構成の中で音が静かに明滅し、薄いカーテン越しの光のような柔らかさが漂う。赤ちゃんのための音楽というコンセプトを真っ直ぐに形にしつつも、大人が聴いても音の細部の美しさが楽しめる、丁寧な仕上がりの一枚。

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