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アウトサイダー・ディスコからアンビエント〜即興フォークまでレフトフィールドを縦横無尽に駆け回った巨人Arthur Russellの名盤『Calling Out of Context』期の未発表/別テイク音源集が〈Rough Trade〉版としてアナログ盤リイシュー!
2015年にリリースされた本作は1982年と1983年に録音、翌1985年に『El Dinosaur』『Indian Ocean』『Untitled』というテスト・プレス盤として制作された音源のオリジナル1/4インチ・テープ・マスターからArthur RussellのパートナーであるTom Leeと〈Audika〉のSteve Knutsonが9曲をコンパイル。
エコーとリズムマシーンが強調された未発表/別テイク音源に加え、ディスコグラフィの中でも最も美しい曲の一つに数えられるインスト曲「Ocean
Movie」を収録したファン必携盤!!

ジャンルを超越した決定盤!Butthole SurfersやMelvinsへの参加でも知られる鬼才JD Pinkusが5年間に渡り制作を続けてきた最新アルバム『Grow A Pear』が、Daniel Johnstonのプロデュースでもおなじみのカルト作家Kramerの〈Shimmy Disc〉からアナログ・リリース!Paul Leary (Butthole Surfers)、Sam Coomes (Quasi)、Billy Sheeranら豪華アーティストがサポートした意欲作!ヘヴィなサイケデリア、ドラムンベースのグルーヴ、弾むようなブギ、キャッチーな曲、そして味わい深いホーン、キー、ストリングスの散りばめられたコンボ...アメリカン・インディー・ミュージックの急進的な要素が詰まったまさに宝庫と言える一枚です!


ハードコアからメタル、サイケ、更にはファンク、ヒップホップまで様々なジャンルをミックスし独自のサウンドを奏でる伝説的変態バンド、Butthole Surfersの奇妙でグロテスク、そして比類なき最初の10年間に録音された名盤とEPが〈Matador〉より再発!
ヴァイナルでリリースされる3作は、最もジャンク度が高く、悪意に満ちたファースト『Psychic... Powerless... Another Man’s Sac』、サイケデリックなノイズにまみれたパンク/ガレージ/ファンクを行き来するスカム・サウンドのセカンド『Rembrandt Pussyhorse』、そしてバンドのツインドラマー体制を初めてフィーチャーしたライヴEPの『PCPPEP』で、すべての作品はバンド監修のもとリマスターされた。テキサスで出会ったギビー・ハインズとポール・レアリーが1981年に結成したバンド、Butthole Surfersはアメリカの80年代アンダーグラウンドから生まれ、狂気的なライブ・パフォーマンスがカルト的人気を博した、アヴァンギャルド・バンドであり、彼らの伝説はずっと輝きを放ってきた。そんな彼らのスカム・キャリアが今、改めて再評価・再発見される!

未体験の方はこの機会にぜひ!シーンの枠組みを越えて多大なリスペクトを浴びる、我らが音の錬金術師、ジム・オルークが2001年に〈Drag City〉から発表したアルバム『Insignificance』が2023年リプレス。Jeff Tweedyに、Darin Gray、Ken Vandermark、Rob Mazurek、Tim Barnesら豪華面々を引き連れて作り上げたチェンバー/アート・ロックの名作!


ポスト・ロックの代表格的存在としても広く知られる、1992年豪州・メルボルン発の名インストゥルメンタル・ロック・バンド=Dirty Threeによる、実に10年ぶりとなった最新アルバム『Love Changes Everything』が、USインディ名門〈Drag City〉からアナログ・リリース。ギター、ドラム、ヴィオラ、ヴァイオリン、ピアノ、シンセサイザー、ループ、パーカッションなどを駆使して制作されたという久々の最新作は、あり得ないパワートリオの初期の迸るような激しさから、後期の印象派映画的な展開、気まぐれで騒々しいアンビエントからアダージョまで、全てを網羅したような圧巻の一枚に!

Pitchforkでは8.4点、「BEST NEW REISSUE」のスコアを獲得!チェロ奏者、現代音楽の作曲家、ディスコミュージックへの傾倒と様々な顔を持つArthur Russell。そのパートナーであったトム・リーとオーディカ・レコードのスティーヴ・ナットソンによって発掘された彼の70年代初頭の未発表音源シリーズ、ラッセル・アーカイヴの最新アルバムが登場です!本作では、Rhys Chatham、Peter Gordon、Jon Gibson、David Van Tieghem、Henry Flyntといったミュージシャンもコラボレーション。収録された音源のうち、いくつかはデモとして録音されていたものや、コロンビア・レコードの伝説的プロデューサーである、ジョン・ハモンドのもとで行われたレコーディングも収録。

70年代初頭の音源から1991年に自宅で行われた最後のレコーディングまで膨大なアーカイヴから編集された本作は伝説のプロデューサー、ジョン・ハモンド(ビリー・ホリデイ、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン)によってレコーディングされた音源から、Jerry Harrison(Talking Heads)擁するThe Flying HeartsやThe Sailboats、Turbo Sporty、Bright & EarlyなどArthur Russellの別プロジェクトの音源まで全21曲を収録。Grizzly BearのChris Taylorがミキシング、復元、編集を務め、〈Audika〉のSteve Knutson、Ernie Brooks、そして盟友Tom Leeが選曲を担当した。

ロックンロールやパンク・ロックの伝統を継承しながらもそれらを否定するような湿地帯的で原始的、かつモダンな都会的サウンドを備えたオーストラリア・パース拠点の伝説的なパンク・バンドであるThe Scientists。豪州のポスト・パンク/ガレージ・レジェンドによる、ネオ・グランジ、スワンプロック、ノイズパンクを麻薬中毒の精神病の大釜で溶かした1985年傑作!悪い雰囲気、習慣、息遣いが、どこにも通じない高速道路でぶつかり合う全10曲を収録。


ダイナソーJr.が2009年に発表した9枚目のアルバム『Farm』の15周年記念盤が〈Jagjaguwar〉から2024年度堂々のリリース!The Zombiesの"Whenever You’re Ready"のカヴァーなどのボーナス・トラックを追加収録。

待望の活動再開を果たしたオースティン拠点のローファイ/インディ・ロック・バンド、The American Analog Setが1999年に〈Emperor Jones〉から発表した激レアなアルバム『The Golden Band』がやはり〈Numero Group〉からアナログ再発!テキサスのスローコア第一世代による幻想的な3枚目の作品にして、無気力で、まばらな秋の雰囲気が独特な世界観を放っている素晴らしい一作!


カリフォルニア・サンホセ出身のスロウコア/インディ・ロック・バンド、Eiafuawnが2006年にリリースした唯一のアルバム『Birds In The Ground』が〈Numero Group〉からアナログ・リイシュー。数年にわたり自宅で一人で録音された作品であり、30代、9.11以降の倦怠感を表現したアルバム。



〈577〉レーベルのボスにして自身もドラマーであるFederico Ughiが、The Mars VoltaでもプレイしていたキーボーディストのLeo Genoveseとコントラバス奏者Brandon Lopezという豪華ゲストを起用した5年ぶりとなる最新アルバム『Infinite Cosmos Calling You You You (Vol. 1)』をアナログ・リリース。Sun Raの音楽と哲学にインスパイアされた、境界を曖昧にさせるアコースティックとエレクトリックの即興アルバムであり、アヴァンギャルド・ジャズからオルタナティヴ・ロック、ノイズ・ロック、エクスペリメンタルまでが渾然一体となったアブストラクト極まりない逸品!シリーズ作との事で今後の展開もますます楽しみです。


8月下旬再入荷。現代のチェンバー/バロック・ポップの金字塔的存在としてお馴染み、1992年ロンドン発のSean O'Hagan率いるThe High Llamasによる、前作から実に8年ぶりとなった11枚目のスタジオ・アルバム『Hey Panda』が、USインディ名門〈Drag City〉よりアナログ・リリース。Bonnie "Prince" BillyやFryarsといった豪華コラボレーターも参加した久々の最新作!その固有の魅力である陽気な暖かさとメロウネス、サイケデリア、ピースフルな雰囲気が存分に発揮された、ソウルフルで珠玉のアート・ポップ作品!

USインディのガレージ/サイケ・シーンを牽引する鬼才、Ty Segallがドラム演奏に挑んだ最新アルバム『Love Rudiments』が名門〈Drag City〉より登場。元々ギタリスト/ヴォーカリストとして知られる彼がトラップキットからティンバニ、ビブラフォン、シロフォン、パーカッション、電子ドラムまで、様々な打楽器のメロディックな可能性とオーケストラの可能性を深く掘り下げた、パンキッシュで実験精神溢れるパーカッシヴな作品!

USインディのガレージ/サイケ・シーンを牽引する鬼才、Ty Segallがドラム演奏に挑んだ最新アルバム『Love Rudiments』が名門〈Drag City〉より登場。元々ギタリスト/ヴォーカリストとして知られる彼がトラップキットからティンバニ、ビブラフォン、シロフォン、パーカッション、電子ドラムまで、様々な打楽器のメロディックな可能性とオーケストラの可能性を深く掘り下げた、パンキッシュで実験精神溢れるパーカッシヴな作品!

インディ・ロック・シーンに多大なる影響を及ぼしてきたカリフォルニア・ベイエリア・サンノゼ出身のスロウコア・バンド、Duster。半世紀にわたる自宅での4トラック録音から生まれた未発表音源の数々を収録したファン垂涎のコンピレーション・アルバム『Remote Echoes』が〈Numero Group〉からアナウンス。中古市場でも人気のデモ作品『Christmas Dust』と『On The Dodge』を録音していた時期に残した貴重楽曲の数々を全14曲収録。ファジーなギター、安物のシンセサイザー、かすれたパーカッション、ハスキーなヴォーカルが織り成すDuster独特のブレンドは、チルウェイヴ、マンブルコア、コアコアを先取りしており、スラッカーの悪癖であるタバコ、コーヒー、マリファナの三位一体をエレガントに表現した一枚としてこの上ない内容です。

???「これを聞くくらいなら、腐った魚を食べたほうがましだ」・・・・”90年代最高のバンド”と称される名バンド。USワシントンはオリンピアの90年代を代表するエクスペリメンタル・ポスト・ハードコア・バンドことUNWOUND。彼らのシングルとコンピ提供楽曲を収録した廃盤となっていた99年のコンピレーション・アルバム『A Single History 1991-2001』が拡張/リマスタリング仕様で25周年記念リイシュー!”Crab Nebula”の初期のポストハードコアの咆哮から、”Behold The Salt”のダブ風デスマーチまで、この23曲入りのダブルLPは、彼らの最初の7枚のアルバムの歪んだギャップを埋めたものとなっています。


(日本語帯付き/解説書封入)90年代〜00年代の音楽シーンに多大なる影響を与えたブリストル・サウンドの先駆者、ポーティスヘッドのヴォーカリストとして知られるベス・ギボンズが、ソロ作品としては初となるアルバム『Lives Outgrown』を〈Domino〉からリリース。完成までに10年を要した本作は、アークティック・モンキーズ、デペッシュ・モード、ザ・ラスト・ディナー・パーティーらを手がけるジェームス・フォードとベス本人の共同プロデュース作品となり、トーク・トークのドラマー、リー・ハリスも制作に参加。
キャリアを通して最もパーソナルな作品となった『Lives Outgrown』は、ベスの言葉を借りれば「多くの別れ」を経たことで生まれたという。それは、家族との別れ、友人との別れ、そして過去の自分との別れだった。この先の未来は、以前思い描いていた景色と違う。そして過去は突然鋭く自分に問いかけてくる。ここに収録された10曲は、人生の半ばを迎えた今だからこそ生まれた楽曲だ。それでもベスは、変化と再生の10年間を経て、新たな目的を持つようになった。
ベス・ギボンズは、ポーティスヘッドとしてリリースした3作に加え、ラスティン・マンとのコラボ・アルバム『Out Of Season』や現代音楽の作曲家ペンデレツキと共演した『Henryk Gorecki: Symphony No. 3 (Symphony of Sorrowful Songs)』のほか、最近ではケンドリック・ラマーのアルバム『Mr Morale & the Big Steppers』に参加したことも記憶に新しい。


(Auschwitzというバンド名は彼らの人生観を表すためにつけられたもので、ナチズムや差別主義とは関係はなく、いかなる人種、団体、人物を差別、劣化する意図はありません。)
没後20年を迎えた関西アンダーグラウンドのゴッドファーザー 林直人の偉大なバンドAuschwitzの87分に及ぶ未発表ライブ音源を集成しカセットリリースいたします。
A面 Live 81はすべて未発表曲で81年日付不明の驚くべき高音質ライブと8月FRIGHT 7 DAYSから収録。
ジャーマンロックのような反復ビートにフリーフォームなギターが絡む即興演奏と語られながら、今までほとんど聴くことができなかった初期Auschwitzの姿がついに白日の下に現れ、同時代に欧米で勃興していたポストパンクにも接近する極めて先鋭的なライブを披露していたことが確認できる。
ベースの今西、ドラムの中島がボーカルを務める曲もあり、林のギタリストとしての一面も垣間見え、Auschwitzがこの三人の音楽的な素養の化学反応によって生まれたことを示唆する非常に貴重な記録となっている。
B面 Live 87-93は93年東京でのAuschwitz名義ラストライブ、名作「Rule of Spirit」録音直前の87年4月EGGPLANT、日付不明の非常にクオリティの高い90年頃と思われる超高音質ライブからコンパイル。
ラストライブでのあまりにも美しいJourney Through The Nightから始まり、これまでのライブ盤では聴けなかった楽曲やバージョンを中心に選曲され、ライナーなどで語られていた未発表の名曲Ashes of Loveも収録。
そして、Auschwitz Boxで林直人ソロバージョンを聴くことができた最後期の曲no titleで締めくくります。


衝撃的で強烈なコンサート体験としてよく記録されている、1998年11月2日、ボストンの〈Avalon〉で行われたPJ Harveyのパフォーマンスを収めたアルバムがアナログ・リリース。生々しいエネルギーとエモーションの深さで知られるこの時期のパフォーマンスの魅力を芯から捉えた一枚であり、力強い歌声とダイナミックなステージプレゼンスを堪能できる内容となっています。

イギリス音楽の最大の秘密のひとつであるBill Fay。 1970年代初頭、彼は珠玉のピアノと、レイ・デイヴィス、ジョン・レノン、初期のボウイ、あるいはプロコル・ハルムのゲイリー・ブルッカーに匹敵する歌声を備えたワンマン・ソング・ファクトリーであった彼が60代後半となった2012年に発表したスタジオ・アルバム『Life Is People』を〈Dead Oceans〉からアナログ・リイシュー。これまで2枚のソロ・アルバムを制作するも、契約が更新されることがなかったため、LPと彼の評判はカルト的なものとなっていた中で、その深くヒューマニズム的なビジョンがかつてないほど強力であることを示した意欲作!