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Wilson Tanner - 69 (LP+DL)Wilson Tanner - 69 (LP+DL)
Wilson Tanner - 69 (LP+DL)Efficient Space
¥3,572

あまりにも嬉しい〈Efficient Space〉からの奇跡のリプレス!オーストラリアに沸く現代ニューエイジの屈指の泉、Andras Fox = Andrew Wilsonが描くやすらぎ盤の第2章...
本作はAndrew "Wilson" 1人だけでなく、Not Not Funからデビューしたヴェイパーウェイヴ & AORの哀愁インスト紳士、あのEleventeen Eston = John "Tanner"とのプロジェクトです! メルボルンとパースの海辺や夕陽、都市の街なみをバックに想い想いのダンスでアンビエントなたけを演奏してきた彼ら。今作はその想い想いな部分が小さく小さく、空気やムードなレベルにまでおだやかに、しかしこれまでになく色濃い境地にまで達してます。Tannerのクラリネット、Wilsonのシンセが舞うA1 "Sun Room"からしてどうしましょう...
グラフィックと音楽が同じ土台でむすびつく、オーストラリアならではのアートワークもすばらしい。Emotional RescueやPalto Flats、Music From Memoryがそうしたように、数十年たっても語り継がれてほしいアンビエントの傑作です。

Dickie Landry - Solos (2LP+DL)Dickie Landry - Solos (2LP+DL)
Dickie Landry - Solos (2LP+DL)Unseen Worlds
¥4,793
The Philip Glass Ensembleにも参加したルイジアナ出身のサックス奏者であり、Talking HeadsやLaurie Anderson、Les McCannらの作品でもその演奏を披露しているニューヨークのロフトやアート・シーンの重要な存在Dickie Landry。グラスとランドリーの運営した伝説的なレーベル〈Chatham Square Productions〉から1973年に発表した希少作品『Solos』が、ポスト・ミニマルの聖地〈Unseen Worlds〉から史上初のアナログ・リイシュー。1972年2月19日、ルイジアナ育ちのミュージシャンたちが、ソーホーのウエストブロードウェイにある〈Leo Castelli Gallery〉へと集い、行った完全な即興コンサートの様子を収録しており、コルトレーン、コールマン、アルバート・アイラーやその同胞の創造物からゆるやかにインスピレーションを受けた集団即興と騒々しいバックビートが織りなす破格の演奏を堪能できます。昨今再評価著しいAllan BrafmanやJon Smith、Rusty Gilder、Richard Peckらも参加。Stephan Mathieuの手によるオリジナル・マスターテープからのリマスタリング仕様。当時の貴重写真と新規ライナーノーツが付属したゲートフォールド2LP。DLコードには30分にも及ぶボーナス音源が追加収録。
Okay Kaya - SAP (Opaque Tan Vinyl LP)
Okay Kaya - SAP (Opaque Tan Vinyl LP)Jagjaguwar
¥3,593
ノルウェーのグラミー賞と呼ばれるスペルマン賞を受賞したアルバム『Watch This Liquid Pour Itself』をリリースした後、故郷のニューヨークを離れ、ヨーロッパに移住し、様々な学際的展覧会を企画、発表してきたノルウェー系米国人ミュージシャンであるOkay Kaya。NYCに戻り、友人たちとコラボレーションして作り上げた最新アルバム『SAP』が〈Jagjaguwar〉からアナログ・リリース。昨年度でも突出した作品を送り出していたL'RainのTaja Cheek、The Moldy PeachesのAdam Greenといった豪華ゲストが参加。内面から始まり、ロマンス、そして恋人に至るまで、カヤを様々な角度から自分自身に映し出すファン・ハウス・ミラーのような役割を果たす、神秘的なアンビエント/アート・ポップ・アルバム!
Guerrinha - Cidade Grande (LP)Guerrinha - Cidade Grande (LP)
Guerrinha - Cidade Grande (LP)Confuso Editions
¥3,876

〈Omega Supreme〉や〈Arcane〉〈PPU〉〈Star Creature〉〈Second Circle〉〈Apron〉辺りのファンには超レコメンドなブラジルのカルト・モダン・ファンク/シンセ・ブギー系レーベル〈40% Foda/Maneirissimo〉からの作品も知られる同国・リオデジャネイロのプロデューサー、Guerrinhaによる最新フルレングスが〈Confuso Editions〉からアナログ・リリース。2018年の自主製作LP作品『Wagner』から4年ぶりとなるフル・アルバムが登場!オフィスビルの下品なエレガンスと、就寝時間を過ぎて携帯ゲームの画面以外真っ暗な自分の子供部屋の静けさに、同時に包まれているような、センチメンタルと中毒に包まれる、アウトサイダーなモダン・ファンク盤。限定400部。

Tom Skinner - Voices of Bishara (LP)Tom Skinner - Voices of Bishara (LP)
Tom Skinner - Voices of Bishara (LP)Brownswood Recordings
¥3,929
ドラマーでありプロデューサーでもあるトム・スキナー。
レディオヘッドのトム・ヨークとジョニー・グリーンウッドと共に組んだバンド、ザ・スマイルやUKジャズの最高峰と言われるロンドンを拠点に活動するテナー・サックス奏者シャバカ・ハッチングスのサンズ・オブ・ケメットでの活動でも知られる鬼才が、トム・スキナー名義では初となるアルバム『Voices of Bishara』を〈Brownswood Recordings〉よりリリース。
本作は、トム・スキナーがロンドンのブリリアント・コーナーズで行われたセッションにミュージシャンの友人たちを誘ったところからスタートした。
定期的に行われているこのイベントでは、クラシック作品をフル再生し、それに対して即興で応えるというシンプルな形式をとっており、その夜はドラマーのトニー・ウィリアムスが1964年にリリースした作品『Life Time』に焦点を当て行われ、そこで生み出された音素材がベースとなっている。
その後スタジオ録音の段階へ移行し徐々にアルバムへと構築されていった結果、タイトでヒプノティック、そして唯一無二なサウンドへと仕上がった。
トム・ヨークはもちろん、ジョニー・グリーンウッドからグレース・ジョーンズまで様々なアーティストが賞賛を送る現代最高峰のドラマーであることを証明する作品がここに完成した。
吐痙唾舐汰伽藍沙箱 - 溶け出したガラス箱 (LP)
吐痙唾舐汰伽藍沙箱 - 溶け出したガラス箱 (LP)Life Goes On Records
¥2,398
ジャパニーズ・アシッド・フォークの金字塔的大傑作!ジュリアン・コープの『ジャップロックサンプラー』のトップ50ランクインでもおなじみ”溶け出したガラス箱”が〈URC〉から発表した70年唯一作。西岡たかし(五つの赤い風船)、斉藤哲夫(ジャックス)、木田高介(ジャックス)によるスタジオ・オンリーのプロジェクトであり、加藤和彦や細野晴臣、竹田和夫といった豪華ゲストが参加したアルバム。まさに本邦のサイケデリック・ルネッサンスを先導したカルト・レコードであり、エレキギターのリードが心に突き刺さる、スタジオ・トリックを駆使した本格的なリゼルグ・トリップ。
Stone - Earth FF (Clear Vinyl LP)Stone - Earth FF (Clear Vinyl LP)
Stone - Earth FF (Clear Vinyl LP)3XL
¥3,776
まさに、Ulla x Malibu x HeadzとMo Waxな幻のミッシング・リンク的一作!”DUBIENT”以降にひしめくアブストラクトな電子音楽の一大聖地こと〈Experiences Ltd.〉のサブ・レーベルであり、Special Guest DJやExaelといった個性的な面々が集う〈3XL〉から最新物件!〈Super Kitchen〉や〈Banoffee Pies〉といった優良レーベルにも在籍する英国のエレクトロニック・プロデューサーにして〈Angels Never Expire〉レーベル・ボスのMistareezの変名Stoneによる最新アルバム『Earth FF』が到着。擦り切れた神経を癒すために作られた、共感覚的なアンビエンスの繊細な花束ともいうべき、イーサリアルで幻想的なアンビエント・エレクトロニックの傑作!限定500部。
Gabber Modus Operandi - PUXXXIMAXXX (LP)
Gabber Modus Operandi - PUXXXIMAXXX (LP)Danse Noire
¥4,298
スイスととチベットの血を引くディコンストラクテッド・クラブ/ポスト・クラブ女傑Aïsha Deviらが運営する同ジャンルの一大聖地であり、El Mahdy Jr.にJ.G. Biberkopf、bod [包家巷]、Yikiiなどツワモノ揃いな名門レーベル〈Danse Noire〉。ここから2021年にリリースされ、当店でも紹介したインドネシア・バリ島拠点のカルト人気なエクスペリメンタル・ユニット”Gabber Modus Operandi”の18年ファースト・アルバム『PUXXXIMAXXX』の激レア化していたアナログ盤がリプレス!デビュー・アルバムのリリース後は上海の聖地〈SVBKVLT〉からもフォローアップEP『HOXXXYA』を発表、〈CTM〉や〈Nyege Nyege〉といった各所の大人気フェスティバルにも進出し人気を高めていた要注目ユニットである彼ら。ブレイクコアからガバ、ガムラン音楽にレイヴ・ミュージックまでも呑み込んで築き上げた独自のサウンドを余すところなくパッケージした世紀の怪作!
V.A. - Eccentric Disco (Clear Vinyl LP w/ Yellow & Purple)V.A. - Eccentric Disco (Clear Vinyl LP w/ Yellow & Purple)
V.A. - Eccentric Disco (Clear Vinyl LP w/ Yellow & Purple)Numero Group
¥3,658

限定カラー・ヴァイナル仕様。毎度の如くユニークなラインナップをセレクト!あまりに短いディスコの全盛期の中で、白塗りの華やかな時代へと埋もれてしまったオブスキュアなディスコ・サウンドへとフォーカスした意欲的なコンピレーション・アルバムが〈Numero〉からアナログ・リリース!大好評だった"ファンク"に続き、今回は70年代から80年代に及ぶ、ダンスフロア向けの"ディスコ"ダイヴ・ボム全10曲を収録した『Eccentric』シリーズの最新タイトル。グルーヴにシンセ、ストリングス、そして、艶やかな歌声がリビングからダンスフロアまで夜を彩るキラー盤。タイムレスな魅力が存分にパッケージされた〈Numero〉の審美眼が光る一枚!

TRACK LIST

Spirit of Brotherhood Go For It
Billy Foster & Audio I Need Your Love
Sabata Man For My Lady
Great Lakes Orchestra This Is The Night For Loving
Karriem I Love You
Lee Alfred Rockin - Poppin Full Tilting
Arnie Love & The Lovelettes Stop and Make Up Your Mind
Jackie Stoudemire Flying High
Uneda Dennard, Shandells Band Fantasy Ride
Stephen Colebrooke Shake Your Chic Behind

HHY & The Kampala Unit - Lithium Blast (LP)HHY & The Kampala Unit - Lithium Blast (LP)
HHY & The Kampala Unit - Lithium Blast (LP)Nyege Nyege Tapes
¥3,061
ケニアのグラインドコア・バンドDumaを世界へと紹介し、今年も大きな話題を呼んだ東アフリカ・ウガンダ拠点の先鋭的音楽フェスティバル/レーベル〈Nyege Nyege Tapes〉からは、ポルトガル北部の港湾都市ポルトの実験的なエレクトロニック・ミュージック界隈を代表する要注目なブラス・ユニット、HHY & The Macumbasを率いるJonathan Uliel Saldanhaが結成した”HHY & THE KAMPALA UNIT”による最新作が登場!アフロ・アフリカンな感性のもとで、原始的な躍動感を湛えたパーカッションやダブ、トランス、先鋭的なダンス/エレクトロニック・ミュージックまで溶け合わせたミュータントなアルバム!限定400枚。
Menzi - Impazamo (12")
Menzi - Impazamo (12")Hakuna Kulala
¥2,225
激エグです。DJ Lag、Nazar、Slikback辺りが好きな方は間違いなしな大傑作!!!南アフリカのダーバンにあるウムラジ・タウンシップ出身の27歳のトラックメーカーであり、今や世界的なムーブメントとなった同地の”GQOM”シーンの初期のパイオニアのひとりとして”Infamous Boiz”でも活動していたことも知られるMenzi Shabane。ここ数年に渡って、Babes Wodumo、Mahotella Queens、Zolani Maholaといった南アのビッグ・アーティストたちのプロデュースを手掛け、ここ数年に渡ってダーバンで毎年開催されてきた最大規模のGQOMのブロック・パーティーである〈Festive Road Block Umlazi〉を主催している要注意人物のデビュー作が遂にアナログ・リリース。版元はやはりアフリカ版〈PAN〉ことウガンダ産エクスペリメンタル・ミュージックの牙城〈Nyege Nyege Tapes〉傘下の〈Hakuna Kulala〉。過去数年に渡ってダーバンのナイトクラブを揺らしに揺らしたダーク&レフトフィールドなGQOMサウンドをここでも追求し、現代の南アフリカが誇る破格の暗黒ハウスを全6曲収録。19年から20年にかけて、Umlazi DurbanとBoutiq Studios Kampala(ウガンダ)で録音された楽曲から構成された作品となっており、ウガンダのMC、Ecko Bazzとのコラボ楽曲”GQOM Tera”を収めています。
Scone Cash Players - Blast Furnace! (Flamingo Pink Vinyl LP)
Scone Cash Players - Blast Furnace! (Flamingo Pink Vinyl LP)Colemine Records
¥3,658
マイアミのオルガン・ファンク・バンド、Scone Cash Playersが2018年にリリースし、レア化していたアルバム『Blast Furnace!』が〈Colemine Records〉より2022年度アナログ・リイシュー。60's Psychedelicへの愛溢れる、土臭く幻惑的なハモンド・オルガン・サウンドをたっぷりと堪能できる良作に仕上がっています!
Henry Keen - Freedom in Movement (LP)Henry Keen - Freedom in Movement (LP)
Henry Keen - Freedom in Movement (LP)Release Yourself Records
¥3,743
当店も当時入荷した〈Maddjazz Recordings〉からの2017年のデビュー・ミニ・アルバムが秀逸だった要注目人物による久々の最新ソロ作!デュオSoundspeciesの一員として、Jan Schulteの人気アイテム『Sorry For The Delay (Wolf Müller's Most Whimsical Remixes)』にもピックアップ。Paul Whiteの〈R&S〉からの2014年作品『Shaker Notes』にも参加したロンドンのDJ、プロデューサー、パフォーマーであり、アナログ・シンセサイザーとサウンドFXの音楽的実験に情熱を注ぐHenry Keenの初のフルレングス・リリースが登場!今は亡きロンドンの伝説的なクラブである〈Plastic People〉のダンスフロアの記憶と感触、そして、彼が足繁く通った同地のクラブである〈Balance〉や〈Coop〉〈CDR〉からインスパイアされたソウルフルなトラックが満載!
Keita Sano - Legacy From Leyton EP (12")Keita Sano - Legacy From Leyton EP (12")
Keita Sano - Legacy From Leyton EP (12")Row Records
¥2,431
〈1080p〉や〈Crue-L Records〉〈Let's Play House〉など各地の名門から注目タイトルを送り出してきた岡山発のハウス・プロデューサー、Keita Sano。現在、2年の歳月を過ごしたベルリンを離れ、岡山へと帰還。本作は、ドイツのレーベル〈Row Records〉からは二作目となる5曲入り最新12インチEP作品『Legacy From Leyton EP』。表題曲のリミックスを担当するのは、〈ZamZam Sounds〉や〈術ノ穴〉〈Trekkie Trax〉などからのタイトルでも知られ、ブリストル現行音楽シーンの日本最大級の支持者であった名店〈Disc Shop Zero〉の店長、故・飯島直樹を追悼するトリビュート・コンピレーション作品『Zero - Bristol × Toky』(Ena、Pinch、Mars89、Kahn、DoubleClapperzといった豪華面々が集結!)にもその顔を連ねた岡山出身の盟友Dayzero。メルボルンのアウトサイダー・ハウス最左翼Zanzibar Chanelの影が過ぎる異常楽曲"For Ultra Listening Enjoyment"や漆黒のトライバル・ベース"Blur Ceramics"、ブリストル・レフトフィールドのスピリットが息づく"Legacy From Leyton (Dayzero Remix) "など、破格のフロア・バンガーが目白押しの超強力盤!
Ekkehard Ehlers - Plays (2LP+DL)Ekkehard Ehlers - Plays (2LP+DL)
Ekkehard Ehlers - Plays (2LP+DL)KEPLAR
¥5,631
昨今エレクトロニカ/音響系を中心にゼロ年代電子音楽の再評価を推し進めているベルリンの名所〈Keplar〉から新着物件!ドイツ・フランクフルト生まれ、ベルリン拠点の実験的電子音楽家であり、90年代後半には、〈Mille Plateaux/Force Inc.〉にも勤務してそのサブ・レーベル〈Ritornell〉を運営。〈Staalplaat〉や〈En/Of〉、〈Staubgold〉などから傑出した作品を送り出してきたEkkehard Ehlers。2001年から2002年にかけて発表した『Plays』シリーズをコンパイルしたCD作品が、新装アートワーク仕様で初のアナログ再発!プロデューサーとして参加したStephan Mathieu(B2)の楽曲も収録。Anka Hirsch(チェロ)、Joseph Suchy(ギター)がゲスト参加。Robert Johnson、John Cassavetes、Albert Ayler、Cornelius Cardew、Hubert Fichteといった先人たちへの敬意を表した、幻想的なグリッチ・アンビエント/エレクトロアコースティックの傑作。Rashad Beckerの手により〈Lupo〉にてマスタリング。ゲートフォールド・スリーヴ仕様。限定500部。

Carlos Franzetti - Grafitti (LP)Carlos Franzetti - Grafitti (LP)
Carlos Franzetti - Grafitti (LP)Jazz Room Records
¥3,575
オリジナルは4万円もの高値を記録したこともある激レア盤!Astor Piazzollaとの仕事やグラミー賞受賞でも知られるアルゼンチン・ブエノスアイレス出身の作曲家、キーボーディスト、編曲家、指揮者のCarlos Franzettiが1977年に米国の〈Guinness Records〉から発表した作品『Grafitti』が〈Jazz Room Records〉より待望のアナログ再発。ニューヨークのジャズ・シーンでブレイクを果たそうと奮闘していた時期に録音したジャズ風味のラテン・ファンク・ソウル・アルバム。Ray Mantilla(パーカッション)、Victor Venegas(ベース)、Tito Puente OrchestraのDick Meza(フルート、ソプラノ・サックス)といった一流のメンバーと共にカルロスは全てのキーボードを演奏し、ナンバーを書き下ろし、全てのアレンジメントを担当しています。アメリカではすぐに忘れ去られてしまった作品ながら、ロンドンの初期のジャズ・ダンス・シーンのDJたちに取り上げられ、必携のカットとなった"Cocoa Funk"は〈Soul Jazz Records〉の代表的な再発シリーズ〈London Jazz Classics〉でもピックされています。
Pole - Fading (2LP+DL)
Pole - Fading (2LP+DL)Mute
¥4,086

「Poleの作品は全て過去自分が作ってきたものとつながっている」とPole ことステファン・ベトケが語る。
「縦方向に一本の線が進んでいくように、過去の『POLE 1』、『POLE 2』、『POLE 3』から今に至るまで、全てはつながっているんだ 自分が作った言語や単語など面白そうな要素はキープしつつ、新しい要素を付け加えて行っている」人の歴史を掘り起こしていくこと、 それがアルバム『フェイディング』を作るきっかけになっている。「このアルバムはほぼ全て、“ 記憶の喪失” という概念がもとになって出来上がった」と語るベトケ。

「自分の母親が当時認知症にかかっていて、彼女が91年にもわたって積み上げてきた彼女の記憶全てを無くしていく様子を見ていたんだ。まるでその様は、生まれたてで彼女の人生が始まったばかりのような感じに思えた。まさしく、まだ中身が空っぽの箱のような」。といってもこのアルバムはいわゆるコンセプト・アルバムではない。この“ 記憶をなくす” という概念は、ベトケにとってアルバムに取り掛かるためのきっかけでしかなく、このベルリン在住のアーティストはこの概念を題材に、さらなるサウンドの深みを追求していくことになるのである。

「今回のこのアイデアは、物事の方向性を決めて進む” 動力” のようなものだった」と語る彼。「最初のトラックである「Drifting」に関していうと、人生において考えや考える力がほぼ空の状態から徐々に増えていく様を表現し、曲の最後には遠くで鐘の音が鳴る、というようにして、最後のトラックの「Fading」では、その蓄えてきた力が徐々に薄れていき、最後には消えてしまう、というようなことをサウンドで表現した。しかしながら人というのは、全てを失うわけではなく、感情やイメージ、何かしらの雰囲気みたいなものは残していく。生きとし生けるものは全て地球上に何かを残していく」このようなアプローチのおかげで、ベトケは自身の記憶や過去とも再びつながりを持つことになるのである。

「今回の作品のサウンドの中で、ちょっとした破裂音や雑音などがいくつか聞こえると思うんだけど、それらは直接以前の三部作から引用したものなんだ。しかしそれらは、そんなに煩くは聞こえないと思う。それが私としては何かしらかのヒントで、自分の記憶も徐々に薄れて行ってると思うから」元々多面性を持つベトケの性格上、結果、このアルバムはヘッドフォンで没入して聴くのに最適で、かつスピーカーを通して体が震えるような大音量で聴くこともできる作品となった。人生というのは、偶然から生まれ、スタートするものかもしれない ー実際、Pole という名前も、彼に唯一無二のサウンドをもたらしたウォルドルフの4-Pole という機材から命名されたー しかしながら時は流れ、彼のサウンドは姿形を変え、より洗練されて巧みに、しかも力強く進化を遂げてきた。しかしながら、偶然からの生まれた要素はいまだにベトケ・ワールドにとっては歓迎すべきものとなっている。

今回の強烈なアートワークがその際たるものである。「この間、超強烈な雷を伴った嵐があって、自分家のテレビが壊れて、ほぼ10分間全く映らなくなったことがあった」と彼が語る。「テレビの画面が再び何とか映像を出そうとするんだけど、それがすごく変なんだ。僕はその(画面の)写真をいっぱいとって、後からそれを全部調べた。その中で3枚、人間がその絵の中に入ってきて、最後には消えていなくなっている、っていうものがあったんだ。それらは油絵のようで、その消えていく様子が、まるで3枚の連作のように思えたんだ」。このアルバムは最終的に、予測も出来ない偶然の産物が(アートワークとして)加わることによって、完璧なまでに丁寧に作り込まれた芸術作品の体裁となった。

まるで、この作品がこの三枚の写真をきっかけにして全てスタートしたのかのように。

Ambient 7 - Excepts from 1995 - 2000 ‎(12")Ambient 7 - Excepts from 1995 - 2000 ‎(12")
Ambient 7 - Excepts from 1995 - 2000 ‎(12")re:discovery records
¥2,948
版元完売、お見逃しなく。限定200部のみ、ブラック・ヴァイナル仕様。サックス奏者の朝本千可、近藤等則やDJ Krushも手がけるレコーディング・エンジニア/プログラマーのShuichi Ikebuch、シンセサイザー奏者のMasayuki Momoの3名により結成された日本のチルアウト・アンビエント/テクノ・グループであり、1995年から2000年にかけて3枚のフル・アルバムを残したAmbient 7による貴重音源の数々を収録した初の編集盤がアナログ・リリース。版元は、〈Music From Memory〉の名コンピ『Virtual Dreams』以降のチルアウトの地平からアンビエント・テクノ/IDMを掘り起こし、ニューエイジ・リバイバルの新機軸を推し進めるランカスター拠点の〈re:discovery Records〉。このメンバーである朝本千可は、ここ四年間で、そのソロ作の『Gypsy Moon』('88)の収録曲"Obsession"と”Self Control”は、日本在住のフランス人ディガーのAlixkunが10年もの時をかけて編纂した国産ニューエイジ/アンビエント・コンピ『雲の向こう』とNick Luscombe監修の『Tokyo Dreaming』にもピックされたという経緯もあります。アンビエント、テクノ、バレアリック・ハウスなどのチルアウト・スタイルブレンドにして、ユニークでハートフルな極東版チルアウト・テクノ・ミュージック。
Eric Schumacher, Andrea Clavadetscher - Greguar, Echos Aus Dem Record-Valley (LP)Eric Schumacher, Andrea Clavadetscher - Greguar, Echos Aus Dem Record-Valley (LP)
Eric Schumacher, Andrea Clavadetscher - Greguar, Echos Aus Dem Record-Valley (LP)Tonal Oceans
¥3,061
オーストリア・ウィーンの〈The University of Applied Arts Vienna〉で行われたワークショップで録音された、脆くも失われたイルビエントのようなオーストリアの奇妙な作品の実にタイムリーなリイシュー。同国のミュージシャン、Eric SchimacherとAndrea Clavadetscherの2人が自主リリースし、現在2万円越えの高値をつけたこともあるなど大変希少な一枚となっている1997年の唯一作『Greguar, Echos Aus Dem Record-Valley』が〈Tonal Oceans〉より2022年度アナログ復刻。1997年に「Greguar」ワークショップの一環として制作され、〈Institute of Contemporary Art〉によってプロデュースされたものであり、当時は、限定300部のプライベート・プレス盤として発売されたものでした。DJ SpookyやDJ Olive、Leila、Reqといった名前を思い起こさせる埃っぽくも自由奔放なミニマル・トリップホップ/イルビエントのグルーバーともいうべき一枚!
Tarotplane - The Ektachrome Dawn (LP)Tarotplane - The Ektachrome Dawn (LP)
Tarotplane - The Ektachrome Dawn (LP)Tonight's Dream Records
¥4,071
既に版元完売、お見逃しなく。Juliana BarwickやGrouper、Tychoなどのエンジニアリングも手がけるモダン・クラシカル/アンビエントの名手、Rafael Anton Irisarriによるマスタリング!〈Aguirre〉や〈12th Isle〉〈Beyond Beyond Is Beyond〉といった各地の名所から傑出した作品を発表、アンビエントとニュースクールなコスミッシェ・ギター・ミュージックの地平を押し広げるバルチモアのミュージシャンTarotplane。ブライトンのアンビエント/ダウンテンポ系レーベル〈Tonight's Dream Records〉からの2枚目となるアルバム『The Ektachrome Dawn』を2022年度アナログ・リリース。ギター・オリエンテンッドなサイケデリアやモダンなアンビエント・ミュージックからのインスピレーションと、自身が敬愛する70年代の古いヘッドレコードのコスミッシェ・ムジークへの憧憬が美しく溶け合う珠玉の宇宙音楽集!*スリーブ上部にダメージあり、割引価格です。
Unknown Mobile - Daucile Moon (LP)Unknown Mobile - Daucile Moon (LP)
Unknown Mobile - Daucile Moon (LP)Pacific Rhythm
¥2,978
〈ASL Singles Club〉や〈Normals Welcome〉〈Planet Euphorique〉といったレフティなダンス・レーベルから快作を送り出してきたケベック・モントリオールのDJ/ミュージシャン、Unknown Mobileによる2019年のファースト・アルバム。同地の人気アクト、CFCF (1080p、UNO、RVNG)をゲストに迎えたチルアウト/アンビエント逸品!D.K.やSuzanne Kraftなどのファンにもレコメンドな珠玉の密林アンビエント・ダンス・ミュージックを堪能できる、底抜けに気持ちのいい一枚です!
Khotin - New Tab (LP)Khotin - New Tab (LP)
Khotin - New Tab (LP)Pacific Rhythm
¥3,679
2022リプレス!まるで、LCL化した人類のための音楽。浸れて、眠れるどころじゃない、溶けます。
〈Mood Hut〉から〈1080p〉、〈Summer Cool〉に至るまで、カナダからうまれる涼しげハウスの魅力を一手にひきうけたバンクーバーの人気プロデューサー、Dylan Khotin-FooteによるKhotinが、2017年にBandcamp上でリリースし、即完売、驚異のリリースを誇った作品がヴァイナル・リプレスです!
夢想のアンビエンス漂うシンセサイザーのほの甘いレイヤーに、ほんのりと聖地感香らせる緩やかなビート、没入感溢れる具体音などがふわふわと浮かび上がる孤高のアンビエント・サウンド。これぞ、ローファイ・ハウス・ムーブメントの集大成といった音でしょう。底知れない深さを感じる神秘のサウンドをご賞味あれ。アンビエントからディープハウス、そして、ニューエイジやバレアリックが好きな方まで大推薦な内容。
Laurie Spiegel - Clockworks Remixes (12")
Laurie Spiegel - Clockworks Remixes (12")Machineries of Joy
¥2,568
Macintosh、Amiga、Atari社のソフトウェア開発や、数々のコンピュータ音楽の作曲も手掛けるなど電子音楽界に力を注いだ女性電子音楽先駆者Laurie Spiegel。70年代にベル研究所の革新的なデジタル/アナログ・ハイブリッド・システムGROOVEを用いて作曲された代表作『Clockworks』のリミックスEP作品が登場。魅惑的で数学的なポリリズム・ナンバーである同作が、SØS Gunver RybergとDavid Morleyの2名によりリミックス。限定200部。
Svitlana Nianio & Oleksandr Yurchenko - Znayesh Yak? Rozkazhy (LP)
Svitlana Nianio & Oleksandr Yurchenko - Znayesh Yak? Rozkazhy (LP)Night School
¥3,251
限定300部(小冊子付属)クリアヴァイナル仕様。大人気再発盤がリプレス。この機会を絶対にお見逃しなく。浮世と冥土の境界も曖昧と化すほどの不可思議が連続する真に奇跡的であり驚異的な録音。あのHow To Dress Wellのミックスでも取り上げられているウクライナのネオ・フォーク系シンガー、Svitlana Nianio、そして、Oleksandr Yurchenkoという、共にウクライナの地下音楽シーンにて、ソ連時代からと実に長きにわたって活動してきた2人のベテラン作家が95年にリリースした、限定100部のオリジナルは入手不可能にも近い激レア・カセットがリマスタリング仕様でアナログ・リイシュー。ソ連崩壊の混乱で廃墟となったと思われるキエフの公園にて95年の5月に録音された作品で、Tom James Scottのデザインのもと〈Skire〉と〈Night School〉の共同で復刻されたもの。カシオのキーボードと、ハンマー・ダルシマー、パーカッション、そして、Nianioによるソプラノ・ボーカルをこの上なく耽美かつ可憐にミックス。東欧的なエキゾティシズムの夢の具現化もしくはそれ以上の何かですらある、イマジナリーでイーサリアルな異能ばかりが香る極上のネオ・フォーク盤。A2の最後で突如始まるシャウトからA3の流れには背筋が凍るようですらあり、ミキシング面も大きいのでしょうが、B2の冒頭は何度聴いても気が触れそうになります。人生で何度出会えるかという次元の異能、霊能にただただ気圧される恐るべき傑作。

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