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Rat Heart - Dancin' In The Streets (2LP)
Rat Heart - Dancin' In The Streets (2LP)MODERN LOVE
¥6,189

Rat HeartことTom BoogizmによるUKアンダーグラウンドの感性を詰め込んだ、ローファイでエモーショナルな電子音楽作品『Dancin’ In The Streets』が〈Modern Love〉より登場。マンチェスター郊外の風景や記憶を音で描写するような、詩的で断片的なサウンドで、Voice ActorやCansu Kandemirら多彩なゲストを迎え、アンビエント、エクスペリメンタル、ソウル、UKベースが混ざり合う。独自の音楽世界は、MovietoneやDurutti Column、Dean Bluntの系譜に連なる、タイトル通りストリートで踊るような、切なさと自由が交錯するアウトサイダー・ブルーズ!

Carrier - Rhythm Immortal (2LP)
Carrier - Rhythm Immortal (2LP)Modern Love
¥6,189

先鋭的英国のテクノ・プロデューサー、ShiftedことGuy BrewerによるプロジェクトCarrierの待望のフルアルバム作品『Rhythm Immortal』が〈Modern Love〉より登場。アンビエント・ダブやUKベース、実験的な音響に焦点を当てたこれまでの12インチ作品は、Carrier名義の音楽的世界観を段階的に構築してきた重要な布石であり、本作はその集大成とも言える位置づけ。Voice ActorやMemotoneとのコラボを含み、PhotekやRhythm & Soundの影響を感じさせる冷徹かつ官能的なサウンドスケープを展開。夢と現実の境界を揺さぶるような音像は、ダンスフロアを超えた深い没入をもたらし、Guy Brewerの音楽的進化を示す新章の幕開けともいうべき一枚。Rashad Beckerによるマスタリングで、音質面も万全の仕上がり。

Blaze Foley - Sittin' by the Road (Midnight Blue Splatter Vinyl LP)
Blaze Foley - Sittin' by the Road (Midnight Blue Splatter Vinyl LP)Lost Art Records
¥3,989

Blaze Foleyの初期音源を収めたリイシュー盤『Sittin' by the Road』が〈Lost Art Records〉より登場。1970年代半ば、ジョージア州のツリーハウス時代に自宅のリール・トゥ・リールで録音された12曲を収録。シンプルで力強いフォーク・カントリーの原点が詰まった、彼の素朴な魅力を伝える貴重な記録。ローファイでありながら情感豊かな歌声とギターが響く、アメリカン・ルーツ音楽の原点を感じさせる一枚。

ack Market Brass Ft. Obi Original -  If I Do My Own / I No Be (Colonizer) (7")
ack Market Brass Ft. Obi Original - If I Do My Own / I No Be (Colonizer) (7")BLACK MARKET BRASS
¥1,798

ミネソタのアフロ・サイケ・バンドBlack Market BrassとObi Originalによる限定7インチシングル。「If I Do My Own」と「I No Be (Colonizer)」の2曲を収録し、アフロビートとソウルの融合が光る強烈なコラボレーション。ザイール’74を彷彿とさせる10人編成の熱量が、重厚かつ妥協なきサウンドを生み出す一枚。

Ata Kak - Obaa Sima (Anniversary Remaster) (Splatter Vinyl LP+DVD)Ata Kak - Obaa Sima (Anniversary Remaster) (Splatter Vinyl LP+DVD)
Ata Kak - Obaa Sima (Anniversary Remaster) (Splatter Vinyl LP+DVD)Awesome Tapes From Africa
¥3,503

1月中旬再入荷。時間も場所も流れも超えて、ヒップに、ジャックに、ハウスに朝な夕な明かしたい、94年はガーナ発の知られざる爆弾、"Obaa Sima"が現世に復活!!!ガーナに生まれ、カナダで過ごし、音楽を作り、94年にカナダ-ガーナ間だけで、今作をカセットとして発表したこの人Ata Kak。時は流れ2002年のこと、それをこのレーベル主催者Brian Shimkovitzがガーナで発見、アフリカ音楽の深部を紹介するブログ"Awesome Tapes From Africa"を始めた際にはすぐさまこの音源をポスト。世界中で旋風を巻き起こすことになったわけですが、また更に月日が経ち、本人とその家族の協力のもと、15年には遂にリマスター&公式で全世界に再発という背景。しかし、2015年版のリリースは、オリジナルのDATテープにはカビが生え、劣化が進んでいたため、最高の音質とは言い難いものだった。今回は新たにクリアな音源を発見したことでリマスター再発が実現。『Obaa Sima』の制作背景、カセット文化、Ata Kak本人のインタビューや、彼の音楽が世界に再評価されるまでのストーリーを収録したドキュメンタリーDVD付属の充実仕様。

数々の名作を世に送り出してきたShimkovitzが熱狂するのも納得の内容で、ハウス極まりない高揚ダンスに奇怪ボーカル&コーラスが楽しい"Obaa Sima"、スキャットマン某を空気で凌駕するAta Kak流ラップな"Moma Yendodo"、ギターのファンクな線路に延々としたビート反復、「ミニマル」とはこの曲の為にある"Bome Nnwom" (この曲心の底からキラー) などなど、時代の空気をとりこみつつも全曲異彩/鬼才な愉快ぶり。
気分の高揚と面白さ、西洋を超えるこの辺境加減は、数年前に再発されたことで失神者を続出させたあの82年のインド産アシッドハウス"Ten Ragas To A Disco Beat"以来の衝撃でしょう...毎作毎作絶賛せざるをえないこのAwesome Tapes From Africa、今回も凄まじさは計り知れません。

Cindy Lee - What's Tonight To Eternity (LP)
Cindy Lee - What's Tonight To Eternity (LP)W.25TH
¥3,587

2025年リプレス!今の時代にこの音を鳴らすとは恐るべし。ゼロ年代後半〜テン年代前半への愛慕に濡れるローファイ・インディの究極系!ゼロ年代後半に圧倒的人気を誇ったものの、ギタリストのChristopher Reimerの突然の死によって解散することとなってしまったカルガリーの現代の伝説的ノイズ・ロック・バンド、”Women”(当時私も大好きでした!)のリード・シンガー、Patrick Flegelが展開してきたソロ・プロジェクト、Cindy Leeの最新アルバムが、古今東西の前衛音楽を世界へと再提示する大名門[Superior Viaduct]のサブ・レーベル[W.25TH]から満を持してリリース!今は去りし全盛期のローファイ・インディ/ドリーム・ポップへの憧憬、陰鬱と寂寞と不可解さに溶けながらも、イーサリアルな魅力を抜群に発揮したロマンス溢れるヴォーカル・ワークが途轍もなく素晴らしい。Womenが好きだった人も、知らない人もこのうつくしさには溶けるはず。弟のAndrew Flegelもドラムで参加。亡きWomenのメンバー、Christopher Reimerに捧げる最終曲”Heavy Metal”(B4)にも呑まれてください。筋金入りの大傑作!

Bendik Giske - Remixed (LP)
Bendik Giske - Remixed (LP)Smalltown Supersound
¥4,385

ノルウェーのサックス奏者Bendik Giskeによる、世界的な評価を獲得した2023年のオリジナルアルバム『Bendik Giske』に対する、まさに選りすぐりのリミックス集が登場!Carmen Villain、aya、Hanne Lippard、Hieroglyphic Being、Wacław Zimpel、そして『Bendik Giske』のプロデューサーである Beatrice Dillonら現行実験音楽最前線のアーティストたちによる再解釈は、すべてのトラックが無駄なく、個性豊かに再構築されている。Carmen Villain は「Slipping」をダビーで微細なコンセプトのグルーヴに変換しており、Giske の息遣いや鍵盤のこすれる音が、雨夜のジャングルのようなホーンや余韻の残る断片とともに浮かび上がる。aya は同じ曲をポリリズム中心に再解釈し、ガムランのようなアルペジオで絶え間なく変化するトランス感を生み出している。締めくくりとなるBeatrice Dillon による「Rise and Fall」のリミックスも各アーティストのアプローチの違いを際立たせつつ、全体を統合するような透明感ある仕上がりとなっている。Giske のオリジナルの即興的で生々しいサックスの世界が、個性豊かな才人たちそれぞれの解釈によって鮮やかに広がるリミックス集。

Kakuhan - Metal Zone (LP)
Kakuhan - Metal Zone (LP)Nakid
¥5,583

goatやYPYなどでの活動や〈birdFriend〉運営でもおなじみ日野浩志郎主宰の注目レーベルにして、Keith Fullerton WhitmanやMark Fell & Will Guthrieといった強力な面々を送り出してきた〈Nakid〉からは、日野と中川裕貴によるユニット「Kakuhan」による2022年度ファースト・アルバム『Metal Zone』がアナログ・リリース。中川による弓弾きのチェロと日野の角ばったエレクトロクスとドラム・マシンのシンコペーションが、Photekの『Ni Ten Ichi Ryu』とArthur Russellの『World of Echo』を足し合わせたようなサウンドを生み出す、破格のエクスペリメンタル・クラブ・ミュージック作品!ZodiakことTakashi Makabeによるデザイン。Rashad Beckerによるマスタリング&〈Loop-o〉でのカッティング仕様。限定120部。

DJ Bebedera -  Clássico (LP)DJ Bebedera -  Clássico (LP)
DJ Bebedera - Clássico (LP)Príncipe
¥3,433

DJ BeBeDeRaによる初の本格的なアンソロジー『Clássico』がリスボンの〈Príncipe〉から登場。2014年から現在までに制作された入手困難なトラックを網羅し、彼の荒削りで肉感的な、アングラ・ダンスミュージック、タラッソ・サウンドが全面的に展開されている。本作では、単発の7インチ、また〈Príncipe〉のコンピ収録などで名を知られてきた彼のプロダクションにようやくまとまったスポットライトが当たる。DJ Marfoxからも絶賛され、Low JackやSimo Cellらもプレイするなど、同時代のクラブ・ミュージックの中でも特に異彩を放つ存在。収録曲はどれも身体に訴えるフリクションと官能的なグルーヴに満ちており、強烈。金属のきしみ音、ガラクタを叩くような打音、摩耗したノイズ、スモーキーでこもった中域の音像、荒削りで生っぽい録音。まるで廃材置き場を舞台に音が鳴っているような質感をまといながら、催眠的な反復でリスナーをどんどん引き込むBeBeDeRaの音は、体感的で荒々しく、それでいてどこか哲学的な、ダンスフロアの異端的快楽。

John Frusciante - Niandra LaDes And Usually Just A T-Shirt (Deluxe Edition) (2LP+7")
John Frusciante - Niandra LaDes And Usually Just A T-Shirt (Deluxe Edition) (2LP+7")Superior Viaduct
¥8,187

7インチとフォトカードが付属した、ブルーカラーヴァイナル限定1,000部のデラックスエディション!Red Hot Chili Peppersにも遂に復帰を果たしたお馴染みの大人気ギタリストであり、昨年自身の愛猫に捧げた初のインストゥルメンタル・ソロ・アルバムもなかなかに凄まじかったジョン・フルシアンテが、レッチリを脱退する前に、名作『Blood Sugar Sex Magik』のレコーディング中に録音を済ませていた音源を収録した94年発表の代表作的アルバム『Niandra LaDes And Usually Just A T-Shirt』の〈Superior Viaduct‎〉アナログ復刻盤。まるで、シド・バレットからドゥルッティ・コラム、ダニエル・ジョンストンまでもが渾然一体となったようなローファイ・サイケデリア/脱線アシッド・フォーク大名作!※スリーブ左下角に入荷時よりダメージございます、予めご了承ください。

La Monte Young / Marian Zazeela - Dream House 78'17" (Translucent Magenta Color Vinyl LP)
La Monte Young / Marian Zazeela - Dream House 78'17" (Translucent Magenta Color Vinyl LP)Superior Viaduct
¥4,976

当店だけでも200枚以上を売り上げた〈Aguirre Records〉からの再発盤も高騰していた中で、20世紀のミニマル~サイケデリック・ミュージックの真打ちが〈Superior Viaduct〉より久々のアナログ再発!数々のコアなレーベルや関係者が再発を試みるも、誰も成功してこなかった、ミニマル・ミュージック発祥地としても音楽史に残る歴史的名作。ミニマル・ドローンミュージック創始者、またFluxus等の現代美術運動やVelvet Underground人脈でも知られるLa Monte Youngの、1974年フランス名門Shandarからリリースされていた涅槃ラーガ最重要作品が遂に公式再発!!!!! 彼のグルであるPandit Pran Nathより学んだ北インド古典音楽と正弦波持続音を組み合わせた、始まりも終わりもなく延々ミニマルに続く正に聖典的内容。複雑な音楽理論やコンセプトを抜きにしても、サイケデリック・ミュージックとしても真打ち的内容で鉄板。彼なしでは昨今のミニマル~ドローンミュージックや、ブライアン・イーノのアンビエントでさえもあり得なかったでしょう(イーノとの共作で著名であるJon Hassellも本アルバムに参加)。テリー・ライリーのラモンテの音楽に関するコメントで「初めて彼の音楽を聴いたとき、宇宙船に乗っているみたいだった」、「ただ周りは誰も理解せず嘲笑していた」、と何処かで読んだことがありますが、ある種の神秘体験を音像化したかの様なリアリティを捉えた音楽は、近代の音楽史の流れを見ても非常に希有。オリジナルは非常に珍しく高価ですので、この稀に見る機会を是非お見逃し無く!全ての音楽ファンに!!!!!

Shinichi Atobe - A.Whispers into the Void | AA.Fleeting_637 (12")
Shinichi Atobe - A.Whispers into the Void | AA.Fleeting_637 (12")Plastic & Sounds | AWDR/LR2
¥3,500

Basic Channel傘下のChain Reactionから2001年にデビュー以来、10年以上の沈黙を経て、2014年以降、UK・マンチェスターのレーベルDDSよりコンスタントにリリースを重ね、ダブテクノ/ミニマル等のクラブオーディエンスのみならず、全世界の熱心な音楽ファンを魅了する電子音楽家【Shinichi Atobe】。
Atobeが自身のプライベート・レーベル【Plastic & Sounds】を設立。第一弾となるリリース「 A.Whispers into the Void | AA.Fleeting_637」が12INCH(45RPM/Limited Press)レコードで7月25日にリリースされる。
ミニマルなシンセとリズムから、流麗なピアノのリフレインの導入と共に徐々に禁欲的に展開する「Whispers into the Void」。BPM125前後のフロアライクな没入ミニマル・ダブテクノ「Fleeting_637」の2曲。
マスタリング/レコード・カッティングには、Shinichi Atobeの作品を多数手がけてきたベルリンのRashad Beckerが担当。

滲有無 Nijiumu - When I sing, I slip into the microphone. Into that void, I bring comrade "prayers", then, turning to face the outside, together we explode (2LP+DL)
滲有無 Nijiumu - When I sing, I slip into the microphone. Into that void, I bring comrade "prayers", then, turning to face the outside, together we explode (2LP+DL)Black Truffle
¥7,346

日本のアヴァンギャルド音楽の巨匠・灰野敬二を中心とするプロジェクトNijiumu(滲有無)による、深遠で幽玄な音響世界を記録したアルバム『When I sing, I slip into the microphone...』が、〈Black Truffle〉より再発。今回の再発では、1990年代初頭にP.S.F.からリリースされたオリジナル音源に加え、灰野が1973年に自作電子機材で録音した未発表ノイズ作品や未発表音源も収録し、彼の音楽的探求の軌跡をより広く捉える内容となっている。鉄や弦楽器のアンプリファイ処理による金属的な響き、リバーブに包まれた幽玄な音像、そして灰野の声が祈りのように空間を漂う構成は、チベット音楽やミニマリズム、フリー・インプロヴィゼーション、サイケデリックの要素が混在する独自の世界観を形成。ジャンルの枠を超え、音そのものが感情や霊性と結びつくかのような瞬間を捉えた本作は、灰野敬二の「音を祈りとして扱う」哲学が色濃く反映された、Nijiumuの本質を捉える貴重な記録。

Christer Bothén -  Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)Christer Bothén -  Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)
Christer Bothén - Christer Bothén Donso n’goni (LP+DL)Black Truffle
¥4,865

〈Black Truffle〉より、80代になるスウェーデンのマルチ奏者Christer Bothénが自身の軌跡を辿りながら、伝統楽器ドンソ・ンゴニの深淵な世界を単独で表現した稀有なソロ作品が登場。1970年代からスウェーデンのジャズや即興シーンで活躍してきた彼は、1971年にマリへ渡り、南部ワスル地方で狩猟者のカーストが奏でる神聖なハープ、ドンソ・ンゴニに出会う。伝統的には狩猟者一族にのみ演奏することが許されたこの楽器を、熱心な師匠ブロエマ・ドビアからのマンツーマン指導で習得し、伝統を尊重しつつも自分のスタイルでの演奏許可を得たという。本作は、伝統的なワスルの七つの曲に加え、両者の境界を曖昧にするBothén自身の作曲『La Baraka』を収録。主にペンタトニックの繰り返しに集中しながらも、その中で無限のニュアンスや即興的な息づかいが躍動し、単調に陥ることなく深い聴きごたえを生み出している。特に、楽器に付随する小さなラトルの効果や演奏の微妙な加速・減速が、静かに、しかし鮮やかに音楽の流れを彩っていて、最終曲では長年の弟子でありベーシストのカンサン・トルビョルン・ゼッターベリと、金属スクレイパー奏者マリアンヌ・ンレムボ・リンデンが加わり、独特の響きをさらに深めている。ストックホルムの高音質スタジオで2019年から2023年にかけて録音され、細部まで鮮明に捉えられた音像は、ドンソ・ンゴニのブルブルと震える低音弦の豊かな鳴り響きが強烈に印象に残る。これは約半世紀にわたるBothénの献身的な探求が結実した、精神的とも言える集中の記録で、作品にはマリ滞在時の鮮やかな写真と詳細な解説も添えられ、この深淵な楽器の神秘と魅力を多角的に伝えている。

Léo Dupleix with Asterales - Round Sky (LP)
Léo Dupleix with Asterales - Round Sky (LP)Black Truffle
¥4,798

フランスの作曲家レオ・デュプレクスがアンサンブルAsteralesと共に制作した、静謐で瞑想的なエレクトロアコースティック作品『Round Sky』。 アナログ・シンセサイザー、ハープシコード、スピネット、フルート、ギターなどが繊細に融合し、静謐で瞑想的な音響空間を描く。ミニマルでありながら豊かな響きを持ち、空間と静寂を音で描くような感覚を味わえるデュプレクスの作曲は、初期音楽や実験音楽の伝統を継承しつつ、現代的な感性で再構築されている。 微細な音程の揺らぎや音響の交差に対する鋭い感受性を示すアンサンブルの演奏も印象的な、調律された静けさの中に潜む美を探る、深遠な音の旅。

Kuniyuki Takahashi - We Are Together (2LP)Kuniyuki Takahashi - We Are Together (2LP)
Kuniyuki Takahashi - We Are Together (2LP)Mule Musiq
¥5,854

オリジナルは2006年にCDオンリーでリリースされていた、日本が誇るプロデューサーKuniyuki Takahashiのアルバム『We Are Together』が、mule musiqの300タイトル記念として初ヴァイナル化。国内外のアーティストから絶大な信頼を集め、南アフリカのシーンまでも魅了し続けるKuniyukiの原点的作品が、約20年の時を経て再構築されたかたちで蘇る。今回のヴァイナル版では、代表曲「Precious Hall」は未収ながら、未発表曲2曲、初公開バージョン1曲、CD『All These Things』収録曲1曲を新たに収録し、CD版とは大きく内容を刷新。アフリカ由来のパーカッシヴなリズム、ディープハウスの精神性、マニュエル・ゲッチングを思わせるダビーなサイケデリア、そしてクニユキらしい繊細なキーボードが交錯し、ハウスでありながらアンビエント、スピリチュアルを思わせる祈りすら感じさせる音世界を構築。国産ハウスの金字塔として名高い一枚。

Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)
Fred Frith - Guitar Solos / Fifty (2LP)Week-End Records
¥7,294
特異な音楽的人物であると同時に、音楽的な生涯の集合体と呼べる伝説的インプロヴァイザー/マルチ奏者であり、英国を代表する前衛的バンドHenry Cowの創設メンバーでもあるFred Frith。現代音楽とロックの境界で50年以上に渡り活動を展開し、John CageやEarle Brownの伝統を受け継いだこわれものの様なアヴァンギャルド・ミュージックを展開してきた彼が1974年に残したアルバム『Guitar Solos』と2024年最新作となるアルバム『Fifty』をカップリングした新しいソロ・ギター作品が要注意レーベル〈Week-End Records〉から登場!まったく異なるサウンドでありながら親しみのあるユニークなギター演奏を核とした作品であり、それぞれ50年の時を超えた作品同士が鮮やかなグラデーションを生み出したものとなっています。
Keith Hudson & Soul Syndicate - Nuh Skin Up Dub (LP)Keith Hudson & Soul Syndicate - Nuh Skin Up Dub (LP)
Keith Hudson & Soul Syndicate - Nuh Skin Up Dub (LP)Week-End Records
¥5,989

ダブの歴史の中でも最高のものの一つと言える、1979年リリースの、Keith Hudsonのダークで神秘的なプロダクションスタイルが光るアルバム『Nuh Skin Up Dub』が〈Week-End Records〉よりめでたくリイシュー!重いベースライン、エコーに包まれたドラム、幽玄なヴォーカルの断片が絡み合い、ヒプノティックな雰囲気を生み出している。未加工で実験的なサウンドで、『No Commitment』や『Ire Ire』といったトラックは、奇妙で不気味なエネルギーを放っており、リバーブとディレイの使い方が、広がりを持ちながらも圧迫感のある音空間を作り出している。聴けば聴くほど新しい音の層や隠れたテクスチャーが現れ、深く聴く価値がある一枚。また、本作はHudsonが長年共演してきた、数多くの有名なジャマイカン・アーティストのバックトラックを提供していたが、その功績は十分評価されているとは言えない伝説的なスタジオ・バンド、Soul Syndicateの重要性を初めて強調した作品でもある。

Dettinger - Oasis (Remastered 2024) (LP+DL)Dettinger - Oasis (Remastered 2024) (LP+DL)
Dettinger - Oasis (Remastered 2024) (LP+DL)Kompakt
¥4,397
Panda Bearも絶賛していたチルアウト/ニカアンビエント秀盤!アンビエントと電子音楽の分野でも最も優れたアルバムの一つとして今尚熱烈な支持を受けるOlaf Dettingerの初期のフルレングスにして、当時まだ新しかった〈Kompakt〉からリリースされたポップ・アンビエントの大名作『Oasis』が2024年リマスタリング仕様でアナログ・リイシュー!!!2000年にリリースされた本作では前作『Intershop』で探求したパレットをさらに洗練させた内容に。みずみずしく広がるパーカッシヴな反復とアンビエンス、超鋭敏なトレモロ・トーン、耳をくすぐるリズムまで、一見シンプルなジェスチャーを通して、複雑な感情的共鳴を構築した素晴らしい一作。
Gas - Oktember (LP)Gas - Oktember (LP)
Gas - Oktember (LP)Kompakt
¥4,275
アンビエント史へと刻む一枚が再来!大名門〈KOMPAKT〉主宰、Wolfgang Voigtによる大人気アンビエント・プロジェクト、GASが〈Mille Plateaux〉から99年にリリースしたEP作品「Oktember」がヴァイナル復刻!波のようなシンセ、音の海のなかを遊泳する感触と深遠な反復、ズシリと重く圧のあるドローン/アンビエントの中に確かな熱を感じさせる永続的ミニマル・サウンドスケープ。2002年に「Pop Ambient」のコレクションの一環としてリリースされた1990年のTAL名義の楽曲”Tal '90"が追加収録。180g重量盤。
Kassel Jaeger - Fernweh (LP+DL)Kassel Jaeger - Fernweh (LP+DL)
Kassel Jaeger - Fernweh (LP+DL)Black Truffle
¥4,851

François J. Bonnetが手掛けるエレクトロアコースティック/実験音楽プロジェクトKassel Jaegerのオリジナルは2012年に〈Senufo Editions〉からリリースされた重要作『Fernweh』が〈Black Truffle〉から再発!電子音響とミュジーク・コンクレートを融合させた濃密で感情的なサウンドスケープが展開される本作は、波のように寄せては引く電子音、風や水、ガラスの音のような曖昧で現実感のある音が交錯しながら、明確なイメージを与えずに空間を漂う。具体音と合成音が溶け合い、風景のように推移する構成は、彼のフランス・ミュージック・コンクレートの伝統と音響に対する厳密さと、アンダーグラウンドな実験音楽の粗さが共存している。情緒と実験が同時に息づく独特の音世界は、友人でもあるジム・オルークと同様、アカデミックな伝統から逸脱した開かれた耳によるもので、情緒ある抽象を追求した電子音響の傑作。

Annea Lockwood - On Fractured Ground / Skin Resonance (LP+DL)Annea Lockwood - On Fractured Ground / Skin Resonance (LP+DL)
Annea Lockwood - On Fractured Ground / Skin Resonance (LP+DL)Black Truffle
¥4,989

85歳になってもなお、鋭くラディカルな実験音楽を生み出し続ける実験音楽界のレジェンド、Annea Lockwoodの新作『On Fractured Ground / Skin Resonance』が〈Black Truffle〉から登場!A面の「On Fractured Ground」は、北アイルランド・ベルファストに点在する“ピース・ライン”(カトリックとプロテスタントの住民を分断する壁)を録音素材にした作品。ロックウッドはその壁を手や石、葉などで叩き、あたかも巨大な打楽器のように扱いながら、壁そのものの響きを引き出している。政治的な暴力の歴史を背景にしながらも、作品自体は静かで瞑想的な音の連なりに仕上がっており、ミニマルで繊細な音響彫刻のような趣がある。B面の「Skin Resonance」は、オーストラリアの作曲家/パーカッショニスト、ヴァネッサ・トムリンソンとの共作。バスドラムという一見シンプルな楽器を、「動物の皮、木、金属」として捉え直し、その物質性と音の共鳴を徹底的に探求する内容。奏者自身の声も交えながら、音と身体、記憶や感覚との関係性を掘り下げている。

Sam Wilkes - 104.3 (7")Sam Wilkes - 104.3 (7")
Sam Wilkes - 104.3 (7")Psychic Hotline
¥1,678

ロサンゼルスを拠点に活動する大人気ベーシストSam Wilkesが新たな一歩踏み出した7インチ『104.3』が登場。本作はベースを封印し、友人Brian Robert Jonesから借りたストラトキャスターを手に、思いつくままに音を重ねていったセッションから生まれた作品で、A面には最初の夜に一発録りしたのはトム・ペティ「Learning to Fly」のループ演奏。その後にベースとコーラスを加えたという。数週間後、ギターを返す前の最後の夜にはフリートウッド・マックの「I Know I’m Not Wrong」を再構築。どちらも作り込むというより、楽器との出会いをそのまま封じ込めたような即興性に満ちている。本人の「ベースでは半分くらいベースじゃない音を探している。だから違う楽器を弾くことがすごく解放的だった」という言葉通り、気負いのない自然体の演奏が心地良い。

Mike Schommer - Heirloom Signal (12")Mike Schommer - Heirloom Signal (12")
Mike Schommer - Heirloom Signal (12")ECHOCORD
¥3,079

Rod Modellと共にDeepChordを創設し、ダブ・テクノ第二世代の中心人物として知られるMike Schommerが、DeepChord以降のキャリアで培った音響美学を凝縮したトラック3曲と、現代ダブ・テクノの精鋭による3つのリミックスを収録したEP『Mike Schommer – Heirloom Signal』。本作は、Basic Channelの遺産を継承しつつ、現代的な音響処理とリズム感覚を融合。「Moon Serpent」のストレートな4/4グルーヴや、「Violet’s Dream」のハーフタイム・ステッパーズ的な構造は、Rhythm & Soundの精神性を継承しつつ、現代のベース・ミュージックやテクノの文脈にも通じるもの。リミックス陣による再構築も、空間性と肉体性のバランスを巧みに調整し、ダブ・テクノの可能性を拡げている。

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