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長らく入手困難となっていたスタジオ・アルバム『Succour』と『(Ch-Vox)』が、ボーナストラックを収録した拡大盤、EP集『St / Fr / Sp』、そして94年〜96年の音源をまとめた4枚組CDボックスセット『Rupt & Flex』が一挙リリース!
すべての作品に、これまで未発表のボーナス音源が含まれており、すべての楽曲は、音響系テクノの鬼才PoleことStefan BetkeがオリジナルのDATテープからリマスタリングされている。またThe Designers Republicによる最新アートワーク (『Succour』はアップデート版)、シーフィールのメンバー、マーク・クリフォードとサラ・ピーコックによるライナーノーツが付く。
〈Too Pure〉からのデビュー・アルバム『Quique』によって注目を集めた彼らは、1994年に〈Warp〉と契約。当初は、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやライド、スロウダイヴを筆頭とするシューゲイザー・サウンドと関連づけて評されていたが、エレクトロニック・サウンドへの傾倒と、サンプラーを駆使するスタイルにより、勢いのあったIDMサウンドとの関連性も語られるようになる。シーフィールの大ファンを公言していたエイフェックス・ツインが、初期のトラック「Time To Find Me」のリミックスを提供し、自身のレーベル〈Rephlex〉とも契約を結んだことで、そのイメージはさらに強まった。
〈Warp〉の設立者、スティーヴ・ベケットは、1stアルバム『Quique』の成功をきっかけに〈Warp〉と契約に至った経緯について、次のように語っている。「シーフィールは〈Warp〉が契約した最初のギター・バンドだった…。彼らは(〈Warp〉という) 家族の中では歳が上だったし、純粋なダンス・レーベルであるべき、という (それまでの) 不文律を破って非難を浴びたから、我々と契約するのは勇気がいることだったんだ」。
シーフィールの最初のEPを聴いたロビン・ガスリーは、マーク・クリフォードをコクトー・ツインズのスタジオに招待し、その後すぐにシーフィールをコクトー・ツインズのツアーに同行させた。マークは、後にコクトー・ツインズのために4曲をリミックスし (EP作品『Otherness』に収録)、彼らの音楽を新たなリスナーに届けるのに貢献している。
1995年3月、〈Warp〉からリリースされた2ndアルバム『Succour』は、1stアルバムのメロディックでギター主導のサウンドから離れ、よりリズミカルで準インダストリアルなテクスチャーを追求したもので、前年にリリースされた2枚のEP作品『Starethrough』と『Fracture/Tied』に続いてリリースされた。1996年に〈Rephlex〉からリリースされた6曲入りのミニアルバム『(Ch-Vox)』は、さらに実験的な方向性を示しており、ほとんどの楽曲がマーク・クリフォードが単独で制作したものとなっている。またこの作品は、彼が後にWoodenspoonやDisjectaの名義で〈Warp〉からリリースをするきっかけにもなっている。
バンドは1997年に活動を停止したが、〈Warp〉の設立20周年を祝ったWarp20でのライブパフォーマンス (DJ Scotch Eggと元BoredomsのドラマーKazuhisa Iidaを加えた新しいラインアップ) をきっかけに、2010年に〈Warp〉からセルフタイトルのアルバムを再びリリースしている。
「悲しみのない世界 (You Ishihara Mix) 」のMV制作をきっかけに交流が始まった坂本慎太郎とVIDEOTAPEMUSICの初の連名単独リリース。坂本とVIDEOTAPEMUSICの世界観が溶け込んで2017年邦楽ポップスのターゲットになりえる音楽に昇華した。A面「夢で見た町」はファンにはおなじみの中村楓子をヴォーカルにフィーチャーし、中盤からダブ接続するレゲエのディスコ・ミックスのような体裁の麻薬的長尺曲。B面には「バンコクの夜」「ディスコ・バンコク」と題したエキゾでエレクトロなインスト・チューン、そして「夢で見た町」のインスト・ヴァージョンを入れた全4曲入りEP。装丁:坂本慎太郎。
70年代後半に現代エクスタティック・ダンスの概念を築いた演出家でアーバン・シャーマンとも称されたガブリエル・ロス。
世界的に有名な彼女のダンス瞑想「ファイヴ・リズム」のサウンド・トラック(96年作)を45rpm高音質で初アナログ化。
(再マスター180g重量盤、45回転高音質カット)
【Track List】
A1: Body Parts (Eternal Dance)
A2: Flowing (Dolphin)
A3: Staccato (Bushbeat)
B1: Chaos (Snake)
B2: Lyrical (Ghostdancer)
B3: Stillness (Stone Circle)
C1: Body Parts
C2: Flowing
C3: Staccato
D1: Chaos
D2: Lyrical
D3: Stillness
数量限定ピンク・クリアヴァイナル仕様。Radioheadもカヴァーしたことでもお馴染みな大名曲"The Thief"収録!ジャーマン・ロック神Canの初代ヴォーカリストであるMalcolm Mooney在籍時の1968年に録音、発表は1981年となった13thアルバムが14年リマスター音源にて再発!Holger Czukayによると『Delay 1968』はもともと1stアルバムとして発表される予定だったそうですが、 レーベルの意向によって親しみやすいアルバムを制作し、それが現在1stとして知られる『Monster Movie』になったのだとか。68年の時点にして、既にポスト・パンクやノーウェイヴ、エレクトロニカの到来さえも予見していたような、エッジの効きまくりなサイケデリック・サウンドを存分に披露した名作。未聴の方は若いうちに浴びておきましょう!
文明崩壊後・・・・二万年後の北カリフォルニアの地での暮らす人類の末裔、「ケシュ」の生活を描いた、Ursula K. Le Guin(ゲド戦記の原作者としても知られるSF作家)の未来叙事詩「Always Coming Home」(1985)の原書に付属していたサウンドトラック・カセット作品が、大名門RVNG傘下のFreedom To Spendの手によって初のヴァイナル・リイシュー。
音楽は、著書の友人でオレゴン拠点のマルチメディア・パフォーマー、Todd Bartonが担当!本作では、「ケシュ」と呼ばれる太平洋沿岸の架空の女系民族の一人、Stone Tellingの物語を描いており、劇や儀式のために使用される”Houmbúta”というホルンや、雌牛と甲殻類の甲骨から作られた”Wéosai Medoud Teyahi“という骨製フルートなど、オリジナルの楽器をフィールドレコーディングしています。喜びに満ち、のどかで瞑想的なケシュの歌の世界観の中で、北カルフォルニアの壮大な自然が躍り、ブックラ・シンセサイザーや空想上の民族楽器が原初の神秘を想起させるファンタズマゴリックな空想民族音楽。想像を遥かに凌駕した霊的なスケールで展開される精神世界に感服・・・・。これはMeditations的にも2018年最大級の再発案件、神域突入してます!Moe Bowsternによるライナーノーツ&オリジナル歌詞シートの複製が付属。1stプレスは限定1000枚。