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YoshimiOizumikiYoshiduO(YoshimiO x 和泉希洋志) - To The Forest To Live A Truer Life (CD+Poster)
YoshimiOizumikiYoshiduO(YoshimiO x 和泉希洋志) - To The Forest To Live A Truer Life (CD+Poster)Shocky
¥2,640
2020年、ドングリが落ちるかすかな音と静寂の森の中、YoshimiOが在るがままに発した自然現象としての声と、曖昧な「音」の感覚を具体性に置き換えるアナログ装置=ピアノによる即興演奏をセルフ録音。その録音されたデーターをizumikiYoshiのモジュラーシンセに入力し、高度に蒸留生成して生まれた、”声とピアノ”だけを素材に作られた作品YoshiniOizumikiYoshiduO~TO THE FOREST TO LIVE A TRUER LIFE~が出来上がりました。
志人 sibitt - 心眼銀河 殻桶 Instrumental (CD)志人 sibitt - 心眼銀河 殻桶 Instrumental (CD)
志人 sibitt - 心眼銀河 殻桶 Instrumental (CD)TempleATS
¥2,500
まさにこの人ならではとしか言いようのないその境地をさらにアップデートした大傑作。名ヒップホップ・クルー、降神の一員として、なのるなもないと共に活動。ポエトリーの枠を超え、日本のアンダーグラウンドの片隅で孤高の音楽を紡ぎ続ける稀有な音楽家であり、”ヒップホップ”という器でしかその男を受け止めることができなかった仙境の作家、志人。2021年に発表された志人セルフプロデュース長編アルバム"心眼銀河-SHINGANGINGA-"のインストゥルメンタル版。

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80年代から90年代の YAMAHA=山葉 のシンセサイザーやシーケンサー/リズムマシンで作り上げられた懐かしい未来のサウンド。

こちらは自主盤のInstrumental音源です。  ジャケットも手作りでデザインに穿孔が開けられている仕様となっております。


-今作はYAMAHA=山葉のシンセサイザー(1986~93年頃までの)とYAMAHA=山葉のシーケンサー/リズムマシン(94`s)で作曲しました。
なぜこの山葉の音に行き着いたのかは、また話せる機会があれば話そうと思います。
全曲サンプリングなしで(人の音源の要素を使うという意味において)自らの心眼銀河を頼りに降ってきた詩-UTA-、昇ってゆく音、言永らえてゆく語り を掌で繭玉を愛でる様に紡ぎました。
全て私にとってはじめての体験でありました。  — 志人

収録内容:

01 雪融 instrumental

02 玄  instrumental

03 時無種殻 instrumental

04 破 letter人傘 instrumental

05 蝶道 instrumental

06 木霊山彦 instrumental

07 土裸虹 黯燈 泥飴 instrumental

08 詠阿環空因河 instrumental

09 夢遊趨 instrumental

10 投込広告裏紙詩   instrumental

11 言葉ハ輪 羽 環 波 何処カ空殻 何 ラ 来? instrumental

12 初見 instrumental

13 流星郡ガ 河 降 沸点 ッテ 伝 來 ク 流 ル instrumental
収録時間:約 74分
Roland Kayn - Scanning (10CD BOX)Roland Kayn - Scanning (10CD BOX)
Roland Kayn - Scanning (10CD BOX)Reiger Records Reeks
¥12,327
版元完売最終入荷です。カインのファンでもあるジム・オルーク氏がオリジナル・アーカイブ・テープからリマスタリング。Musica Elettronica Vivaと並び、イタリアから世界を大きく先導していた伝説的前衛即興集団、Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaにも参加での活動も知られ、ドイツ最高峰のクラシック・レーベル〈Deutsche Grammophon〉にも作品を残した稀代の電子音楽家、Roland Kayn (1933-2011)。「サイバネティック・ミュージック」と称された同氏が82年から83年にかけて制作していた完全未発表の作品群が10枚組CDボックスとして、遺族が運営する自身のレーベル「Reiger Records Reeks」より公式リリース!実に10時間超えのサイバネティック・ミュージックを収録したものであり、今日も電子音楽史における特異な一作として破格の音世界を届け続ける金字塔的作品集です。ブックレット付属。
Roland Kayn - Tektra (5CD BOX)Roland Kayn - Tektra (5CD BOX)
Roland Kayn - Tektra (5CD BOX)Reiger Records Reeks
¥7,689
既に版元完売最終入荷です。あのジム・オルーク氏も大ファンということでもお馴染み。アヴァン/電子音楽史に刻む傑作が世紀の帰還です。Musica Elettronica Vivaと並び、イタリアから世界を大きく先導していた伝説的前衛即興集団、Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaにも参加での活動も知られ、ドイツ最高峰のクラシック・レーベル〈Deutsche Grammophon〉にも作品を残した稀代の電子音楽家、Roland Kayn (1933-2011)。「サイバネティック・ミュージック」と称されるきわめて稀有な音世界を切り拓いたレジェンドの手により独〈Colosseum〉より1984年に6枚組LPボックスとして当初発表。現在3万はくだらないほどに高騰している希少作品であり、蘭実験系名所〈Barooni〉からの97年4枚組CD BOX化再発版もとっくの昔にレア化しているなかで、奇跡の5CD BOX仕様にて再臨しました。〈Lydia and Roland Kayn Archive〉に眠っていたオリジナル・テープからのリマスタリング仕様で復活であり、ここでリマスタリングを手がけるのはやはりジムさん!彼の「サイバネティック・ミュージック」の理想的な作品としてその入門にも最適な一枚であるのみならず、没後10年の節目を記念するにふさわしい最も深遠な宇宙音楽。
Thomas Koner - Aubrite (CD)
Thomas Koner - Aubrite (CD)Mille Plateaux
¥2,398
荒涼として孤独、最早瞑想的ですらあります。Lustmord、Deathprod、Basinskiとも並ぶ、氷河の様に官能的なサイケデリック・ミュージック。ダーク・アンビエントの化身であり、このジャンルの革新者として数十年経った今でも人里離れた完全にユニークな音を奏でる世紀の名作家、Thomas Köner。95年に発表した傑作ダーク・アンビエント/ドローン・アルバム『Aubrite』が、ジャケットを新たに待望の復刻。Roland Kaynの有名なボックス作品『Tektra』の出版及びKönerの初期ソロ・アルバム3作を発表した名所〈Barooni〉からCDとして発表され、現在高値を付けていた貴重な一作。きわめて屈折した暗さとミニマリズムを内包した傑作。ボーナス・トラック2曲を追加収録しています。
Jurg Frey - Circles And Landscapes (CD)
Jurg Frey - Circles And Landscapes (CD)Another Timbre
¥1,978
Meditationsベストセラー!静寂のなかで音を紡いでいくWandelweiser派のベテラン作曲家Jurg Frey (1953-)。1993年~2015年までの楽曲を収録した珠玉のピアノ作品集をリリース。

Philip Thomasの演奏により、その一瞬の時間にしか存在しない奇跡のような流れを、ピアノの1音1音で記録していくような、また1音の響きからじんわりと静かな場を生んでいくような...芯まで繊細さがひろがります。Cornelius Cardewへ捧げた作品をふくむ全6曲。ピアノと時間の流れとはいかに美しいものか、どうぞお聴きください。
Jurg Frey - Collection Gustave Roud (2CD)
Jurg Frey - Collection Gustave Roud (2CD)Another Timbre
¥2,987
静寂のなかで音を紡いでいくWandelweiser派のベテラン作曲家Jurg Frey (1953-)。Another Timbreよりスイスの詩人Gustave Roud(1897-1976)にインスパイアされたという大曲入りの2CDアルバムを発表です。Andrew McIntosh、Dante Boon、Stefan Thutなど、Wandelweiser & Another Timbreな人脈が集結し、自身も演奏に参加した四人編成。徹底したミニマリズムにアンビエント感も含んだノスタルジックな色彩の中で類い稀なるリリシズムが息づく名演。日本的な引きの美を感じるところも。肩の力を抜いて聴けますよ。
Daphne Oram - Oramics (2CD)
Daphne Oram - Oramics (2CD)Paradigm Discs
¥3,456
〈Modern Love〉傘下の〈Young Americans〉からアナログ再発も為された傑作!「Oramics」という作曲用システムのパイオニアとしても知られる、英国の女流電子音楽家、DAPHNE ORAM(1925-2003)。その作品を大量収録したアンソロジー的2CD!見た目からは硬派な正統派電子音楽を想像させますが、それとは裏腹にフリーキーでサイケデリックな音源が大量収録されている超高内容。レイモンド・スコットのような温和でかわいらしい作品から不穏なドローンとゴングが響き続けるディープな作品まで、幅広く電子音楽の可能性を網羅した素晴らしい内容。全ての電子音楽リスナーにお薦めしたい一枚!
Bola Sete - Samba in Seattle : Live at the Penthouse 1966-1968 (3CD+Booklet)Bola Sete - Samba in Seattle : Live at the Penthouse 1966-1968 (3CD+Booklet)
Bola Sete - Samba in Seattle : Live at the Penthouse 1966-1968 (3CD+Booklet)Tompkins Square
¥5,332
フォーク古典やアメリカン・プリミティヴ、ゴスペルなど、豊穣なウェスターン・アメリカーナを掘り起こす名門であり、グラミー賞にも幾度もノミネートされてきた〈Tompkins Square〉からは、ブラジル出身のギタリストにして、Vince GuaraldiやDizzy Gillespieといった面々とも共演してきたDjalma de Andrade (1923-1987)がBola Seteとして残した1966年から1968年のライブ・レコーディングを収録したコンピレーション・アルバムが3枚組CDの大ボリュームでリリース。ボサノヴァからジャズ・ポップ、初期のニューエイジにまでまたがるキャリアを持ち、A Tribe Called Quest、J Dillaといった面々にもサンプリングされてきた伝説的ミュージシャンBola Seteの未発表ライブ音源集。彼の未亡人であるAnne SeteやGeorge Winston、Carlos Santanaらによる新たなインタビューや発言、巨匠・John Faheyによる心からの賛辞の言葉や未公開写真等が掲載された40ページものブックレットが付属。豪華8パネル・デジパック仕様。
Timothy Leary - Turn On, Tune In, Drop Out (CD)
Timothy Leary - Turn On, Tune In, Drop Out (CD)ESP-DISK
¥2,118
精神を研ぎ澄まし、世界と調和し、固定概念より脱却し真の自己を発見せよ。「意識拡大の自由」を掲げ、LSD等の幻覚剤の使用による意識革命〜普及活動に生涯を捧げた教祖、作家、ハーバード大学教授を務めた心理学者でありサイケデリック革命の高僧と呼ばれ、ジョン・レノンやスティーブ・ジョブズにも多大な影響を与えたTimothy Leary(1920-1996)の1966年作。既存の体制に服従する生き方を否定し、意識、思想、個人の自由をその行動により促し、カウンターカルチャーのアイコン的存在であった稀有な人物による名盤。
William Basinski - Lamentations (CD)
William Basinski - Lamentations (CD)Temporary Residence Limited
¥1,725
無限にして永遠に続くグリーフワークの新たな幕開け。John CageやSteve Reich、Brian Enoといった前衛的なヒーローたちの命脈やテープ・ミュージックの伝統を継承し、イージーリスニング〜ファッショナブルになるずっと前のミューザックまであらゆるものをサンプリング、スロウでメランコリックな倍音を通じてスクリュー・ミュージックやヴェイパーウェイヴさえも予言してきたパイオニアにして、アンビエント史に名を残すであろうNYの伝説的ドローン作家、William Basinski。自身が1979年に録音したアーカイブ音源からのテープ・ループを用いて作曲した20年代初となる最新アルバムが〈Temporary Residence〉から登場!これまでの多くの作品と同様に「死と腐敗」をテーマにした深遠な瞑想音楽ながら、02年の代表作『Disintegration Loops』以降のどの作品よりも深く悲しみの弧が描かれた、メランコリックかつ喪失感の蒸気のような異形のスクリュー・ミュージック。The Caretaker〜Natural Snow Buildings〜Grouper辺りのファンももちろん必携です!
Eliane Radigue - Triptych (CD)
Eliane Radigue - Triptych (CD)Important Records
¥2,149
チベット仏教と電子音楽を合一させたグルEliane Radigue(1932-)が、1974年にチベット密教へ傾倒後に約4年間を掛けて1978年に発表された作品を収録。全宇宙を構成するエレメントである、地・水・火・風・空、五大原素をテーマに、ARP2500シンセサイザーの密教持続音により霊的実相へと迫る深淵なる東洋精神世界的音源。
Pauline Oliveros, Stuart Dempster, Panaiotis - Deep Listening (CD)
Pauline Oliveros, Stuart Dempster, Panaiotis - Deep Listening (CD)Important Records
¥1,978
帰還不能の深度です...!! 米女性実験音楽家重鎮であり先駆者、Pauline Oliverosが89年に発表した金字塔「Deep Listening」の30周年を祝し、電子/実験音楽の一大聖地[Important Records]より、同作とDeep Listening Band名義での91年作から抜粋された音源をコンパイル!! 89年に現代音楽の名所[New Albion]から発表した人気作「Deep Listening」と、Deep Listening Band名義で同レーベルに残した「The Ready Made Boomerang」からセレクトされた音源が収録した拡張再発盤。静謐な音場のなかで異次元を生み出すアコーディオン・ドローン、自身のヴォイスで響き渡らせる漆黒のマントラ、文句無しに深く厳かな世界がここに。演者とエンジニアによる回想録John Cageによるテキストが付属。一生ものお探しの方如何でしょう?
Les Filles de Illighadad - At Pioneer Works (CD)
Les Filles de Illighadad - At Pioneer Works (CD)Sahel Sounds
¥1,498
〈Matador〉から世界デビューを果たしたMdou Moctarの女性バンド版?? サハラ以南の知られざる音楽文化を掘り起こす大聖地〈Sahel Sounds〉お抱えの名アクト、ニジェールのトゥアレグ族女性バンド、Les Filles de Illighadadの最新作が堂々リリース!!サヘルの端に位置している荒れ野の砂漠Illighadad村から現れ、今や世界へとその名を轟かせているこの人達。電気も水道もインフラが殆どない地域で育まれてきた「デンデ」と呼ばれる音楽(モルタルと乳棒に張られた山羊の皮から作られたドラムに由来する)の求道者であり、「砂漠のブルース」とはまた違う道を歩む、トゥアレグのフォーク・ミュージックの新たな方向性を確認できるかもしれない重要作品!
Tapes - No Broken Hearts On This Factory Floor (CD)
Tapes - No Broken Hearts On This Factory Floor (CD)Em Records
¥2,200
熱さも音の深さも裏返しひっくりかえし刻み込むテープ・ダブ! Meeuw MuzakにJahtari、Astro:DynamicsやSex Tags Amfibiaなんかから作品を流し、地下電子~ダブ道の狂人として名を馳せてきた英プロデューサーTapes。なんとEM Records x Corner Stone Musicという大阪の2大レーベルの手によって、遂に1stアルバムが発売!!!

カセットテープを制作に活用するロンドンのトラック・メーカー、テープス初のフル・アルバムが、エム・レコードと新進気鋭のレゲエ・レーベル、コーナーストーン・ミュージックの共同プロデュースで登場!!!!!!

ヒスノイズまみれの独自のローファイな質感とタフでメロディアスなベース、独特な音バランス、スプリング・リバーブで処理されたダビーなリズムボックスの響きは、まるで未発見の80s デジタル・レゲエ/ダンスホールを発掘したかのようであり、実験的ベースミュージックのようでもある。出現した当初はマジに半ば狂人じゃなかろうか?と不安がられた程のマッドぶりを発揮してきたTAPES だが、少部数プレスの7 インチが多くインディー配給ゆえに正体は謎だらけ。今も限られたオーディエンスの耳にしか入っておらず、作品を聴くにもハードルが高かった。

今回の1st フル・アルバムはそんなストレスを吹っ飛ばし、彼が名刺代わりの代表作と公言する内容で、あのJahtari(ジャータリ)や自身のレーベルからリリースされていた現在入手困難な旧作に、新録・初出曲を多数加えた全16 トラックの構成。しかも、既出音源は全て元マスターから加工し直しマスタリングした全くの別物。CD 版で先行発売。アナログ版は45 回転12 インチ×2枚のDJ /セレクター仕様。

デジタル・ダンスホール・レゲエからテクノ系、また、ローファイ・インディー音楽好きにまで広く深くアピールする、2015 年の何はなくともマスト盤!!!!!!

JKT デザインは元KLF のジミー・コーティ!
Finis Africae - A Last Discovery: The Essential Recordings, 1984-2001 (CD)
Finis Africae - A Last Discovery: The Essential Recordings, 1984-2001 (CD)Em Records
¥2,530
待望の再プレス!スペイン産NEW WAVE~アンビエント~プログレッシヴ・ミュージックの奇跡、フィニス・アフリカエの名作、17年の足跡を網羅した世界初コンピレーション!
スピリチュアルでディープでアフロでアンビエントな霊性オーガニック・グルーヴの数々で、コレは必聴作品!!

スピリチュアル・アフロ・NEW WAVE・アンビエント・ダンスミュージック!アフリカ音楽から現代音楽、そしてNEW WAVEやフィールド・レコーディングの自然音、更にはジャズや母国スペインのフォークロアなテイストまで盛り込まれた奇跡的な音源の数々。数多くの音楽ジャンルから影響を受けた様ですが、その中からアンビエントやスピリチュアルなエキスを美しく繋げた様な音楽で、シンセサイザーを導入したトラックでは、あのIASOSにも通じるニューエイジ具合!鋭い音楽へ審美眼が無ければ、あり得なかった素晴らしい内容。16Pブックレット封入。スペイン語/英語/日本語の解説掲載。
森山ふとし - ゆうたいりだつ ±(プラスマイナス)(CD)
森山ふとし - ゆうたいりだつ ±(プラスマイナス)(CD)Em Records
¥2,200
電子音楽作家/ダクソフォン奏者の森山ふとしは、90年代の終わり、内橋和久のワークショップを介して即興演奏を始め、関西ゼロ世代の象徴となった新世界ブリッジ(2007年閉鎖)でソロ・ステージ・デビュー。 西川文章とのかきつばた、アキビンオオケストラへの参加、栗原ペダル(neco眠る/NEW MANUKE)とオシロスコッティとのユニット、マイクロふとし等で活動し、その後、自身のワークショップも主催。 そんな中、Birdfriendの日野浩志郎のすすめで(←歴史的英断) この初のソロ作品集『ゆうたいりだつ』(2015年)をカセットで発表した。 本版はそれをヴァージョンアップした<永久保存版>だ。

即興演奏を出自とする森山だが、本作に即興的なものは皆無で、むしろ構築された作品性の高さが際立つ。実は、彼が『ゆうたいりだつ』で目指したのは<オーケストラ>を取り入れた音楽で、しかもこれはブリッジ人脈の音楽に結びつきそうにないユニークな死角、そこからの跳躍であった。ひとり彼はパソコンのソフトウェア音源を使って、約一年かけて本作をものにした。

「にこエレクトロ」「 タイムリミット」は国内外で評価される森山的宅録オーケストラの典型で、アルバムの中心には表題作「ゆうたいりだつ」や「やっかいな記憶」という長尺の2曲が据えてある。また、新たに差し替え追加した4曲が妙なオーケストラ感を補充する。挑発的な混淆にイメージされてきた関西ゼロ世代の暴力的な個性の中あって終始控えめな森山だったが、その内には<関西ゼロ世代に生まれたもっとも微妙な〔変〕>と言えるような作家性を秘めており、それが本作の摩耗しない作品強度につながっている。

=作品仕様=
+ 通常ジュエルケース、帯付き
+ 装丁デザイン:木村銀次

TRACKS:
1. イントロ B * [1:00]
2. にこエレクトロ [4:49]
3. クエスチョン [2:10]
4. きっかけ * [2:16]
5. ゆうたいりだつ [7:44]
6. タイムリミット [1:43]
7. やっかいな記憶 [10:00]
8. タコパーセントOK( ゆうたいりだつMIX)* [3:47]
9. くろ * [2:48]

* 未発表・新曲
Takao - Stealth [Gold Edition] (CD)
Takao - Stealth [Gold Edition] (CD)Em Records
¥2,530
名盤『Stealth』 を丸ごと作り直し、別作品として提示する希有な試みのNEWアルバム。〔Gold Edition〕と題したもう1枚の『ステルス』が完成しました。

※新曲「ムーン」と「セブン・サンズ」を追加したフル・アルバムとなります。

Takaoのデビュー・アルバム『ステルス』(2018年)は、日本のアンビエント・ミュージック再評価の渦中に突如出現したデジタル世代の音楽家からの鮮烈な言葉でした。そのみずみずしい感覚が蓮沼執太をはじめとする内外の音楽家達を魅了。「美しい水彩画のような」「空想的パソコン室内楽」と評され、Nuno Canavarro、Robert Ashley、吉村弘、芦川聡らが引き合い出された本作は、ゲーム音楽の感覚とクラシカル・コンポジションが並列したかのごときネオ・クラシカル電子音楽としても評価されました。

本作〔ゴールド・エディション〕はこのアルバムを再録音し<新作>として提示するという稀な試みであると同時に挑戦的な実験です。音価の差はあるものの基本的には全く同じ構造の楽曲を収めた二つのアルバムが、なぜここまで違ったものに感じられるのでしょうか。自らの音楽を育てようとするTakaoの探究心が〔ゴールド・エディション〕で切り開いたのは、「音色」は楽曲に隷属しただ奉仕するだけの存在であるのか否か、楽曲の階層と順位の関係性、わたし達は果たして音楽に何を求め聴いているのかという意味性の再発見です。

発表後3年をへて(実際の制作着手からは約5年程度)成長した『ステルス』を、ぜひ皆様の愛聴盤にお加え下さい。

装丁デザインは今回も木村銀次が担当。大のクラシックCD好きであるTakaoのリクエストでジュエルケース仕様でのリリース。

=作品仕様=
+通常ジュエルケース、帯付
Yoshi Wada - The Appointed Cloud (CD)
Yoshi Wada - The Appointed Cloud (CD)Em Records
¥2,530
本作『ジ・アポインテッド・クラウド』は、大規模なサウンド・インスタレーションとして1987年に展開されたもので、ヨシ・ワダの代表的な作品として位置付けられているにもかかわらず、彼のこうした活動は、日本にはまったく伝えられてこなかった。
ここに収録されているのは、パイプオルガン風の楽器、巨大な金属板やジャンク素材が組み合わされた大規模な自作楽器が、コンピュータの制御で振動したり叩かれたりするインスタレーションに加え、様々なアーティストが参加した、作品展示のオープニングを告げるライブ演奏である。これは一般公開されたインスタレーションとは大きく異なる内容で、当時、本演奏を体験した招待客によってのみ語り継がれ、半ば伝説化していた1987年11月8日の一度限りのパフォーマンスなのである。
ヨシ・ワダをはじめとする即興演奏畑のアーティストによるバグパイプ、あのマース・カニングハム・ダンスカンパニーの公演でデヴィッド・チュードアらと共演してきたパーカッショニスト、マイケル・パグリース、そしてコンピュータのプログラムを制作したのは、同じ時期にラモンテ・ヤングの演奏でも電子音のアシストをしたデヴィッド・レイナ。
バンコクナイツ (CD)
バンコクナイツ (CD)Em Records
¥2,750
オリジナル・サウンドトラック『バンコクナイツ』[EM1162CD]

第72回毎日映画コンクール 音楽賞・監督賞受賞作品!

「劇中の音楽だけを並べて繋いでみると70分、本編の三分の一を占めていた。更なる再構成を経て音に凝縮された『バンコクナイツ』。桃源郷への扉は、このサントラによって完全に開かれる!」(空族)

『バンコクナイツ』のみが到達できたあの世界がサントラに圧縮されぶちまけられる。EDM〜トラップ/ヒップホップから60sロック、そして70sタイ音楽クラシックまで全28トラックをエディット無しの完全版で構成。Young-G(スティルイチミヤ)、DJ Kenseiらのトラック、山崎巌率いるバビロン・バンド、心動かされるあのルークトゥン名曲「田舎はいいね」のオリジナル・ヴァージョン、劇中で強烈な印象を与える得度式のクン・ナリンズ・エレクトリック・ピン・バンドの演奏、Tondo Tribeのラップ、アンカナーン・クンチャイ演じる占い師サイのモーラム、カラワンのスラチャイ演じるプーミサック亡霊の語り、豊田勇三、そしてエンディング「イサーン・ラム・プルーン」等々全て収録。エム・レコード初のサントラ・リリースにもなる記念すべき作品です。装丁はMMM(スティルイチミヤ/スタジオ石)。

+全曲関係者による解説コメント付き
+対訳歌詞掲載
+通常ジュエルケース/ブックレット封入

Tracks:
1.「Pai Tuktuk Dwai」DJ Pai Dwai
2.「Pai Massage Dwai」Young-G (stillichimiya/おみゆきCHANNEL)
3.「金の匂い」Suri Yamuhi & The Babylon Band
4.「You've Left Me Alone」Suri Yamuhi & The Babylon Band
5.「Porra」XXXSSS Tokyo
6.「ソムタムだけ」オーンウマー・シンシリ
7.「田舎はいいね」ルンペット・レームシン
8. イサーン・ラジオ
9.「パイプよパイプよ」ダオ・バンドン
10.「Burn! Burn! Burn!~Surfin' Dien Bien Phu」Suri Yamuhi & The Babylon Band
11.「君を買い戻す」バーンノンカーイ・バンド
12.「Samet Love」DJ Pai Dwai
13.「憎っくきモーターサイ」クワンター・ファーサワーン
14.「夜の臭気~チット・プーミサックの詩より~」スラチャイ・ジャンティマトン
15.「Saramanda」DJ Pai Dwai
16.「タマリンドの葉(モーラム)」アンカナーン・クンチャイ
17.「バーン・スワイロン」クン・ナリンズ・エレクトリック・ピン・バンド
18.「Khane Whistle Reprise (JRP Tondo mix)」DJ Kensei feat. Tondo Tribe
19.「Vang Vieng Bank (Change Yen to Lao) OST mix」DJ Kensei
20.「シェンクワンの娘」Thong Boonma(歌)、Le Boonma(ケーン)
21.「Get Em」XLII
22.「Paun's House」Suri Yamuhi & The Babylon Band
23.「Xanadu」Young-G (stillichimiya/おみゆきCHANNEL)
24.「Kanom Party」Young-G (stillichimiya/おみゆきCHANNEL)
25.「Song of an Angel」Suri Yamuhi & The Babylon Band
26.「インの語り」スベンジャ・ポンコン
27.「イサーン・ラム・プルーン」アンカナーン・クンチャイ
28.「満月(アッサニー・ポンラチャン)」豊田勇造、山村剛
The Caretaker - Everywhere At The End Of Time Stages 4-6 (4CD)
The Caretaker - Everywhere At The End Of Time Stages 4-6 (4CD)History Always Favours The Winners
¥4,121
The Caretakerの6部作のうち後半の3作品が3枚組CD化!2016年よりLeyland Kirbyファンを魅了し続けてきた六部作の完結編をご賞味あれ!The StrangerやV/Vmなどを始め、多数の名義で越境的な音楽を作り続けてきた漆黒のダーク・アンビエント紳士、The Caretaker。戦前のSP盤による陽気なサンプリング・メロディがロマンティックに煌めいていた前半の面影を吹き飛ばした、退廃と崩壊の彼方にある無残なノイズ・サウンドが応酬。時が進むにつれ、闇も深度も深まる、このあまりにも孤高にして圧倒的な音楽を前にして、ただただ沈み込むばかりです。この大傑作小品集はCDで聴くにももってこいですよ!
Steel An' Skin - Reggae is Here Once Again (CD+DVD)
Steel An' Skin - Reggae is Here Once Again (CD+DVD)Em Records
¥2,970

スティールパン・ディスコ・ダブ名盤ベストセラーかつ定番、スティール・アン・スキンのCD版が13年越し新装リプレス。話題となったドキュメンタリー映画のDVDは今回も付いてきます。

※LP版とは収録内容とジャケット違いです。

70年代末イギリスで結成されたアフリカン/カリビアン多国籍バンド、スティール・アン・スキンの音源をコンパイルし、2008年に世界初アーカイブとして発売したのが本CD。このCDのもうひとつの目玉は、グループの活動を追ったドキュメンタリー映画『スティールンスキン』(1979年、監督:スティーヴ・ショウ)で、そこには荒廃した70年代後半のイギリスの模様、なぜバンドを結成し活動するのか、という切実な事情が明かされる(爆撃を受けたようなリバプールの映像は必見!)。印刷物も修正・刷新した2021年新仕様です。

スティール・アン・スキンは、40年代から英/欧で活躍したアフリカン・ハイライフのスター、ジンジャー・ジョンソンのバンド The Afrikan Drummersの一員だったピーター・ブラックマン(トリニダード出身)によって、西ロンドンにあったジョンソンのクラブ「Iroko Country Club」(*注)の箱バンのミュージシャンや常連達と結成したバンドだ。スティール・アン・スキンがスタートして間もなく、そのうち数人が20th Century Steel Band(彼らの作品「Heaven & Hell on the Earth」は後にグランドマスター・フラッシュのブレイクネタとして世界に広まった)を結成し、アルバム制作のために一時脱退するが、20th Century Steel Bandが解散した1978年、中核メンバーのバブルス(Michael Olivera またの名を Moutalla Mohammed)を含む4人がカムバック。そこでファースト・シングル「Reggae Is Here Once Again」を制作した。彼らはトリニダード、ガーナ、ジャマイカ等の出身者で構成され、イギリスの子供達に、彼らのルーツの文化を教えるワークショップとしても活動し、英/ヨーロッパもツアーした。グループ名は彼らの使う楽器(スチール・パンや木製の打楽器など)に由来する。

ソカに四つ打ちのディスコ・ビートを取り入れた「Reggae Is…」はスティール・アン・スキンの1stシングルとして1979年発表され、カップリングの「Afro Punk Reggae (Dub)」は大胆なダブ処理を加えたリミックス・ヴァージョンで、スティール・パンのダブ作品として初(?)の試みだった。

*注:ジンジャー・ジョンソンの「Iroko Country Club」は、Average White Band, Osibisa, Fela Kuti, Peter Sellers, Martin Feldman, Ebenezer Obeyなどが出演したイギリスで当時最もホットなアフリカ系クラブで、ロンドンの黒人層に混じって、多くの有名人、芸能人、ロック・ミュージシャンが出入りした伝説的スポット。

*DVDビデオ付き2枚組
*英語・日本語解説
*ピーター・ブラックマンの寄稿
*2Dケース
*96khz/24bitデジタル・リマスター

ディスク1
79年発表の12インチ・シングル「Reggae Is Here Once Again」収録作品に加え、84年発表の唯一のアルバムから2曲、そして未発表1曲を収録。

ディスク2
スティール・アン・スキンの活動を追ったスティーヴ・ショウ制作の短編ドキュメンタリーを収録。79年の「Reggae Is…」録音制作と連動して撮られたもので、ワークショップの模様や練習風景、また、70年代イギリスのゲットーが生々しく映し出されている。当時、英BBCでも放映されたこの非常に貴重な短編はもちろん世界初DVD化となる。

DISC 1 [CD-DA]
1. Reggae is Here Once Again
2. Gadzo Drumming
3. Fire in Soweto
4. Afro Punk Reggae (Dub)
5. Acid Rain *
6. Hi Life *
7. John Belly Morma **

* from the album Acid Rain (1984)
** previously unreleased

DISC 2 [DVD-Video]
Steel ‘N’ Skin (1979)
Directed & Filmed by Steve Shaw

Barton & Priscilla McLean - Electronic Landscapes (CD)Barton & Priscilla McLean - Electronic Landscapes (CD)
Barton & Priscilla McLean - Electronic Landscapes (CD)Em Records
¥2,750
自然環境、外的要素から得たイメージを音に彫刻するコンポーザー・デュオ、バートンとプリシラのマクリーン夫妻が1979年にフォークウェイズで発表した電子ランドスケープ・アルバム『Electro-Symphonic Landscapes』の新装CD化。新たに3作品を追加収録し、作者自身の選曲/解説/監修でおくる完全版。

バートンとプリシラのマクリーン夫妻は今までにそのプロフェッショナルな作曲活動、演奏活動を通して、傑出したLPやCDを発表してきたという長い実績がありますが、この作品が特にユニークなのは、夫妻が1975年から2001年までの間繰り広げてきた広範囲で多岐にわたるピュアな電子音楽の全てのエッセンスを、初めて一枚のCDに包含するという試みです。興味深いことに、彼らの使用楽器や製作環境は変わったにも関わらず、作曲へのアイデアは以前となんら変わっておらず、それが一枚のCDへの統一感を与えています。

このCDのカヴァーデザインを構成している「Song of Nahutal」のグラフィックな譜面に関連して、バートン・マクリーンと、グラフィック・アーティストのゲイリー・パイルは音によって引き起こされる潜在意識の映像的な側面を探求する必要性を感じました。その芸術的解釈は音のダイナミクス、タイミング、可聴外の高、低音のエリア、組織的な音色の様相までを、まったく独自な芸術的表現で具現化しています。(ライナーノート序文より抜粋)
Banyen Rakkaen - Lam Phloen World-class: The Essential Banyen Rakkaen (CD)
Banyen Rakkaen - Lam Phloen World-class: The Essential Banyen Rakkaen (CD)Em Records
¥2,750
バーンイェン・ラーケンは現在も全盛の女性マス・アイドル・モーラムという存在を築き上げた第一人者で、60年代後半からアンカナーンやホントーン等含む数多の歌手の目標になったスーパースターだ。イサーンの大物プロデューサー、テープパブットに見いだされた彼女は、西欧音楽をいち早く取り入れた都会的なモーラムをひっさげ、ド派手な衣装と妖艶なステージ演出で伝統的なモーラム興行を破壊。この時代を先見した<パッタナー>(※タイ語で発展、開発の意)具合は当時非難もされたが、それ以上に熱狂的に支持され現代の本流になったという影響力は図り知れない。

彼女が支持されたのは見た目の可愛いさ派手さだけでは決してなく、歌の良し悪しが第一だった時代にデビューし、伝説的モーラム歌手の間で芸をもまれ、歌の巧さでも人々を魅了した才色兼備の歌手だったからだ。それもそのはず、モーラムの古典的な徒弟制下で学んだバーンイェンの歌唱力は折り紙付き。今や国を代表する歌手の一人である(日本のタイ・フェス出演経験もあり)。

今回は彼女が最も猛威を振るった70 年代の革新的モーラム&ルークトゥン作品をコンパイルし、ド派手でアップな曲からしっとり歌い込む渋い曲までバランス良く配分。バーンイェンの生来の才能である歌の巧さに焦点を当てた「聴き込める」ベスト盤だ。選曲・解説・装丁はもちろんSoi48!

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