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CelerことWill LongとのアンビエントxハウスなコラボCDは弊店でもメガ・ヒットでおなじみです。90年代、ニューヨークのトランスセクシュアル系クラブで活躍し、現在日本を拠点に活動しながら世界中を飛び回り、ハウス・ミュージックを切り口にアーティスティックな音楽展開を続けるカリスマDJ、Terre Thaemlitz(=DJ Sprinkles)。〈Resident Advisor〉から満点の5つ星評価を受けた数少ないアルバムの一つで、DJ Sprinklesの『Midtown 120 Blues』の前身に当たる06年のデビューアルバム『Routes not Roots』以降、これまでにリリースされたK-S.H.E名義でリリースされた12インチとワンオフ作品を集めたコンピレーション・アルバムが自身の〈Comatonse Recordings〉から登場。多くの楽曲が今回初めてデジタルで提供されることとなったものであり、後にDJ Sprinklesのアルバムに収録されるためにリワークされることとなる、未発表オリジナルバージョンの "Reverse Rotation "も収録。テーリ氏自身の手によるカスタム・パッケージ仕様。新聞紙に印刷した4x4パネル・ポスター(472mm x 472mm)インサートが付属。※プレス時より盤面裏に、再生に支障がないモアレ状の跡がついている場合がございます。これは元からとなり、レーベル全ての在庫が同じ状態となります。予めご了承の上、ご購入をお願いいたします。
視聴-k-s.h.e spirits, lose your hold(Excerpt 1)
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視聴-comatonse.000 comatonse.000.r3(Excerpt 1)
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数々の著名作家と共演したり楽曲を演奏したり、ノイズ~現代音マニアを奮い立たせるドイツの実験音楽グループZeitkratzerと、ハウス・ミュージックを切り口にアーティスティックな音楽展開を続けるカリスマDJ、Terre Thaemlitz(=DJ Sprinkles)がベルリンで2018年に催されたフェスティバルの〈MaerzMusik〉で行なったライブ音源を収録したCD作品が登場!実験音楽の分野で高い評価を誇る2組によるコラボレーション!『Deproduction』からの楽曲をアコースティックの室内楽器でアレンジして演奏したもので、2019年発表の2枚組CD作品となります。4x4パネルの新聞紙ポスターが付属。
視聴-Admit It's Killing You (And Leave) (Sound/Reading for Gay Porn) (Live Version)
視聴-Names Have Been Changed (Sound/Reading for Incest Porn) (Live Version)

モーリタニアの名門音楽一家Ahl Nanaの中心人物、Yassine Nanaが1984年から1989年に残したカセット音源を丁寧に復刻したコンピレーション『Modern Pop from Mauritania (1984–1989)』。砂漠の伝統音楽と80年代の電気化が交差する変革期のモダン・ポップを鮮やかに伝えるもので、乾いたギターのトーン、素朴で温かいシンセ、軽やかなドラムマシンのステップが重なり、サハラの旋律感とレゲエ、ソウル、ニューウェイブの影響が自然に混ざり合う。反復するメロディの中に 旅の途中で聴こえる歌のような郷愁が漂い、家族の声が重なるコーラスはローカルな温度をそのまま運んでくる。電気化の導入がまだ新しかった時代の手探りのモダニティが、どの曲にも刻まれている。地域内だけで流通していたカセット音源を現代的な音質で聴ける貴重な復刻盤。伝統と電気化、パン・マグレブ的交流が同じフレームに収まった、80年代モーリタニア・ポップの重要な記録。

90年代エモ/インディーの隠れた名バンドJejuneの全スタジオ録音を網羅した、〈Numero Group〉渾身の3CDボックス『Wait A Lifetime』。1st『Junk』、2nd『This Afternoon's Malady』、未発表に終わった3枚目のアルバムからの素材で拡張された『R.I.P.』、さらに7インチやスプリット、コンピ提供曲まで、バンドの全キャリアを一望できる決定版アーカイヴ。サウンドは、透明感のあるギターと胸に刺さる叙情性が同居する、90年代エモの青さそのもの。初期のストレートなエモ・パンクから、2ndでの洗練されたオルタナ的アプローチ、そして未完成3rdで垣間見える新たな方向性まで、バンドの変遷と成長がそのままパッケージされている。Sunny Day Real EstateやMineralに通じる叙情性を持ちながら、よりポップで開けたメロディが魅力。エモ再評価の流れの中で、バンドの全貌を知るうえで欠かせない一箱。Opaque Red Vinylの豪華仕様に加え、当時の写真や詳細なエッセイを収めたブックレットも付属し、資料性も抜群。

ベイルートを拠点に活動し、戦争や社会的緊張の中で「日常の音」を音楽に昇華してきたYara Asmarによるフィールドレコーディングと即興演奏を融合させた幻想的な作品『everyone I love is sleeping and I love them so so much』。アコーディオン、トイピアノ、シンセサイザー、即興的な打楽器に、鳥の声やベイルートの日常の環境音を取り込み、自然と音楽が溶け合った夢のように儚く、親密で内省的な音楽。金属の響きへのこだわりが強く、弓で擦る、爪弾く、こする、打つなど多様な方法で振動を引き出し、柔らかいきらめきと微かなざらつきが同時に立ち上がる。オルゴールやトイピアノの短いフレーズは、古い家の引き出しをそっと開けたような空気を運び、家族の声の断片は、誰かがそこにいた時間を静かに照らす。John Murchison、Gideon Forbesもゲスト参加し、音に厚みを加えている。聴く者を眠りと覚醒の間に誘うような現代的な音像。
日本の老舗テクノレーベル・TRANSONIC RECORDSが1999年に密かにリリースしていた、レーベル史上最も謎めいたフリークアウト・アシッドハウス・コンピレーションアルバムの続編を突如としてドロップ!
収録アーティストは、DOMMUNEで大絶賛されたアシッド・フュージョンバンドSTAR MINEを率いる菊地雅晃、存在自体が幻のアシッドノイズアーティストACIDWHITEHOUSE、ジェフ・ミルズの楽器デザインも手がけるなど多彩な活動をする、ロンドン在住のトラックメイカーYuri Suzuki、00年代以降の神トラックメイカーCHERRYBOY FUNCTION、90年初頭より活動を続けるテクノレジェンドSigh Society (PC-8、ex INTERFERON)、実機でのライブアクトでパソコン音楽クラブなど新しい世代からの信頼も厚いAcidGelge、独自の音響美学を誇るQUEER NATIONS、新生TRANSONICのコンピにまさかのハードコアレイヴトラックで参加したMUTRON、完全MIDI&DIN SYNCジャムセッションテクノユニット・アシッド田宮三四郎、前作より唯一の参加、ベースエンペラーの異名を持つベテランkuknacke、関西アンダーグラウンドの重鎮バンドでありながら、近年はアシッドハウスのアルバムをリリースしているNASCA CARの癖が有り過ぎる計11組。
1999年にリリースされた前作は、TRANSONIC史上最も謎めいたフリークアウト・アシッドハウス・コンピレーションアルバムと評され、現在は中古市場で5桁の最高値を記録している。その謎のアルバムの続編が26年の時を経て突如出現し、更に謎が謎を呼ぶ事になるだろう。
01.Skylark on 303 / Masaaki Kikuchi
02.The Acid Coming / ACIDWHITEHOUSE
03.Sevnwn / Yuri Suzuki
04.Got Drunk / CHERRYBOY FUNCTION
05.Freq Out / Sigh Society
06.Screaming Bassline (distortional addict) / AcidGelge
07.GROTTO / QUEER NATIONS
08.Cut the Midrange Drop the Acieeed Bass / MUTRON
09.BOWWOW / ACID TAMIYA 346
10.Victim Kid / kuknacke
11.Do It / NASCA CAR
■TRANSONIC RECORDS(トランソニック・レコーズ)■
1994年、プロデューサー、DJの永田一直により設立されたテクノレーベル。
2004年までの10年間で100タイトル以上のCD、アナログをリリース。
ダンスミュージックとしてのテクノだけではなく、アンビエント、モンド、ラウンジ、ドラムンベース、ダブ、ハウスなど様々なクラブミュージックをリリースしていたが、
どれもがオリジナリティー溢れる、ストレンジなトラックで支持を集めた。
2004年に活動を休止。
2007年からはDE DE MOUSEやCHERRYBOY FUNCTION、日本の環境音楽のレジェンド、INOYAMALANDなどをリリースしていたExT Recordings(エックスティー・レコーディングス)に活動を引き継ぐが、近年の国内外での再評価、多数のライセンス依頼、バックカタログの高騰を受け、2023年より新生TRANSONIC RECORDSとして、再び活動を行う事となった。
2024年には復活第一弾アルバム『TRANSONIC COMPACT DISC 01』2025年には『TRANSONIC COMPACT DISC 02』、『TRANSONIC COMPACT DISC 03』をリリース。
新旧のトラックメイカー達が集結し、新しい時代のテクノレーベルとして復活を遂げ、唯一無二の世界観を発振し続けている。
海外レーベルからの再リリースが続く、90年代ジャパニーズ・テクノレーベルTRANSONIC RECORDSのタイトルの中でも、最もリリースオファーが多い、PALOMATIC唯一のアルバムに、ボーナストラックを追加収録し、2枚組デラックス・エディションで待望のリイシュー
ここ数年、海外で起きている90年代の日本のテクノトラックの再評価の中で、注目されているExT Recordingsの前身でもあるテクノレーベルTRANSONIC RECORDS。海外のレーベルからのリリースオファーが絶える事がなく、その中でも結成当初の電気グルーヴのメンバーで、日本最初期のテクノハウス・ユニット、TAKAHASHI TEKTRONIXとして活動していた、KOJI TAKAHASHIのソロユニットPALOMATIC唯一のアルバム「TRILL」は、最もリリースオファーが多く争奪戦の上、2023年春にオランダのレーベルRings of Neptuneより、アナログ盤のリリースが決定しました。
それに合わせて、国内ではボーナストラックを追加収録し、最新リマスタリングを施して再リリースします。1995年にリリースされた本作ですが、先鋭的な音楽性の高さにより、ミニマルテクノ一辺倒だった当時の国内テクノシーンでは、一部でしか評価されませんでしたが、昨今の日本の80年代の環境音楽~90年代のテクノトラック再評価の中で、注目されるようになりました。
テクノのビートフォームの上に展開される繊細で美しいメロディ、コード、アコースティックギターなどのサンプリングによるメロウなトラックは、まさに今の時代にジャストなサウンドです。この早過ぎた傑作が、満を持して待望のリイシューとなります。
PALOMATIC(パロマティック)
KOJI TAKAHASHIのソロユニット。
1989年、結成当初の電気グルーヴに、プログラミング、キーボードのメンバーとして参加。インディーからのアルバムリリース後に脱退。
その直後、日本最初期のテクノハウス・ユニット、TAKAHASHI TEKTRONIX(タカハシテクトロニクス)を結成。都内、近郊のクラブ、ライブハウスでのライブアクト、SONYよりメジャーリリースされた、東京ハウスアンダーグラウンドなどの複数のコンピレーションアルバムに参加。1992年には、808 STATE来日公演のフロントアクトも務めた。2011年にユニットとしては初となる単独作のアンソロジーアルバムをExT Recordings傘下のTRANSONIC DATA ARCHIVESよりリリース。
TAKAHASHI TEKTRONIX解散後ソロ活動に転じ、1995年にPALOMATIC名義で、日本の代表的なテクノレーベルTRANSONIC RECORDSよりアルバムTRILLをリリース。その後もコンピレーションへの参加やライブ活動を行った。
ここ数年、海外からのリリースオファーが相次ぎ、再評価が高まっている、伝説的テクノ・トラックメーカーである。
7月下旬入荷。LAのシンガーソングライターDanny Garciaのソロ名義Reverend Baronによるアコースティック・インストゥルメンタル作品。父から祖父へと受け継がれ、自身の手に渡った一本のメキシコ製ナイロン弦ギターを携え、LA、メキシコシティ、ネブラスカを旅しながら紡いだ11曲を収録。録音にはほぼこの一本のギターのみが使用されており、その枯れた温かみのあるトーンが作品のアイデンティティとなっており、メキシコの伝統的ギターワークとアメリカーナの静けさが自然に混ざり合う。どの曲も短いスケッチのように風景が立ち上がり、歌がないことでかえって旅の記憶や土地の空気がそのまま音に染み込んでいるような親密さがある。山火事でスタジオを失った後に生まれた作品という背景もあり、音には語らない物語のような深い陰影が漂う。ニックドレイクにも通じるような、一本の古いギターが繋ぐ、一冊の旅日記のようなアルバム。
8月上旬再入荷。ロサンゼルスを拠点に活動する現行ファンク・バンドOrgone。60〜70年代のソウル、ファンクを現代的にアップデートしてきた彼らの中でも、ファンの間でカルト的名作と語れてきた作品『New You』が、〈Colemine Records〉から2LP仕様で再発。重心の低いファンク・グルーヴが全編を貫き、タイトなドラム、太いベース、切れ味のあるホーン、そして曲ごとに異なる表情を見せる女性ヴォーカル陣が加わり、70年代黄金期のソウルを思わせる熱量がしっかり息づいている。アフロビート的なグルーヴィーな曲から、シネマティックなファンク、サイケ寄りのソウルまで、ヴィンテージ感と現代的なキレのバランスが絶妙。LAの多文化的な音楽背景を反映したカラフルで濃密なファンク・アルバムでありながら、家でも自然に聴ける、現行ファンクのクラシック。
8月下旬再入荷(8月上旬分は完売しました)。鍵盤奏者/プロデューサーMarco Beneventoによる、ジャズを軸にしながら、イタリア映画音楽、レゲエのローエンド、サイケポップ、ドリームポップまでを軽やかに横断するシネマティック・ジャズアルバム『Glera』が〈Big Crown Records〉より登場。3年にわたり書き溜めた個人的なスケッチを発展させた作品で、スタジオを楽器として扱うというプロデューサー的視点がより明確に結実しており、曲ごとに異なる場面が立ち上がる映画的構成が魅力的。ホーン、ハープ、環境音、声の断片が緻密にレイヤーされ、音の質感そのものが物語を運んでいく。祝祭感と哀愁が交互に押し寄せる情緒の振れ幅、ジャズの即興性とソウル/レゲエの重心の低いグルーヴの共存。Beneventoのキャリアの中でも最もカラフルで、ジャズ、ソウル、ビートミュージック、サイケの境界を越えて楽しめる注目作。

7月下旬再入荷。1947年、Alan Lomaxがニューヨークのデッカ・スタジオにBig Bill Broonzy、Memphis Slim、Sonny Boy Williamsonらを招き、ブルースの起源と黒人の現実を語り、歌わせた歴史的録音『Blues in the Mississippi Night』。当時、彼らが語った内容、ミシシッピ・デルタの生活、ジム・クロウ法下の暴力、労働キャンプや刑務所農場の実態はあまりに率直で危険だったため、3人は偽名でクレジットされたほど。音楽的には、Broonzyの乾いたギター、Memphis Slimの都会的でありながら土の匂いを残すピアノ、Williamsonの鋭くも祈りのようなハープが交互に現れ、語りと歌がひとつの流れとして続いていく。ブルースの曲というより、土地の温度、身体の記憶、沈黙の重さがそのまま音になったような質感で、語りの後に続く歌は言葉の余韻を抱えたまま響き、音楽が慰めではなく証言として機能しているのがわかる。ブルースの源流と黒人の現実を記録した、音楽史、社会史の両面で価値ある復刻。
7月下旬再入荷。無限にして永遠に続くグリーフワークの新たな幕開け。John CageやSteve Reich、Brian Enoといった前衛的なヒーローたちの命脈やテープ・ミュージックの伝統を継承し、イージーリスニング〜ファッショナブルになるずっと前のミューザックまであらゆるものをサンプリング、スロウでメランコリックな倍音を通じてスクリュー・ミュージックやヴェイパーウェイヴさえも予言してきたパイオニアにして、アンビエント史に名を残すであろうNYの伝説的ドローン作家、William Basinski。自身が1979年に録音したアーカイブ音源からのテープ・ループを用いて作曲した20年代初となる最新アルバムが〈Temporary Residence〉から登場!これまでの多くの作品と同様に「死と腐敗」をテーマにした深遠な瞑想音楽ながら、02年の代表作『Disintegration Loops』以降のどの作品よりも深く悲しみの弧が描かれた、メランコリックかつ喪失感の蒸気のような異形のスクリュー・ミュージック。The Caretaker〜Natural Snow Buildings〜Grouper辺りのファンももちろん必携です!
ドラマー Damon Cheの爆発的かつ変則的なドラミングでも知られる、アメリカ・ピッツバーグ出身のインストゥルメンタル・マスロックの代表的バンド Don Caballero の4作目にして、マスロック史に残る金字塔とされる名盤『American Don』。ギター2本+ドラムによる複雑なポリリズム、変拍子を多用した緻密な構造、それでいてメロディアスで開放感のあるサウンドは轟音よりも繊細な構築美が印象的で、前作までの荒々しいエネルギーから一転、より洗練されたポストロック的アプローチが際立つ作品となっている。

シカゴを拠点に活動した独学の作曲家で、ピアノを中心に膨大な量の楽曲を書き、自分の頭の中にある物語世界を音楽で表現していたアウトサイダー作曲家 Charles Joseph Smith。子どもの想像力と大人の作曲技法が混ざったような独特の世界観を持ち、音楽業界やアカデミックな世界の外側で誰にも知られることもなくひたすら自分の世界を作り続けた彼の、特に異彩を放つ楽曲をまとめた決定的アーカイブ『Charles Joseph Smith – Collected Works and War of the Martian Ghosts』。クラシック、SF、ミニマル、電子音楽、そして彼独自のストーリーテリングが混ざり合う非常にユニークな音楽性で、伝統的なクラシックの語法をベースにしながらも、構造は独特で、反復や奇妙なフレーズが続く。どこか懐かしく、しかし奇妙に歪んだ音の風景はどこにも属さない個人的なもの。頭の中の宇宙をそのまま音にしたような、唯一無二のアウトサイダー作品。


8月上旬再入荷。「言葉が意味から解放され、音として漂い始める」というコンセプトで、話し言葉の抑揚や呼吸をそのまま音響素材として扱う独自の手法を中心に据えた、ニューヨーク拠点の作曲家Ben Vidaによる『Oblivion Seekers』。Nina Dante、Christina Vantzou、John Also Bennett、Félicia Atkinsonらが声の出演で参加。複数の声が重なり合い、ジェンダーやアクセントが流動的に混ざり合うことで、誰の声でもあり、誰の声でもない集合的な語りが立ち上がる。電子音は控えめに配置され、低いドローンや微細なノイズが声の動きを支えることで、静謐でありながら幻覚的な空間が広がる。静けさの奥で声が多層に漂い、言葉と音の境界がほどけていくその繊細な瞬間をとらえた、声のための実験音響作品。

7月下旬再入荷。新曲が追加され2025年エディションで登場です。ミニマリズムの極地とも言うべき、天上へと昇るオルガン・ドローンの真髄的大傑作!Hallow GroundやXKatedral、Total Blackといったアンダーグラウンドの深遠とも言えるレーベルから作品をリリースしてきたスウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Maloneが2019年にiDEAL Recordingsから発表していた傑作が、Stephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉より待望のリプレス!今作には、長年の友人でありコラボレーターでもある傑出した名作家Ellen Arkbroもパフォーマーとして参加。Pauline Oliverosの霊が宿ったような神聖かつ瞑想的なオルガン・ドローンの鳴りと心洗われるミニマルな響きが生み出す至高の音世界はまさに唯一無二。虚空に一人取り残されたような侘しさにも包まれる圧倒的にエモーショナルなサウンドには呑み込まれるばかりです。これぞ、神聖なるドローンの清流。手放しで称賛したい一枚!Rashad Beckerに手によるマスタリングで、音質も万全。

当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』がアナウンス。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。
Funkadelicの2ndアルバムで、デビュー作からわずか数か月後に発表された、ロック、ファンク、サイケデリアを融合し始めた初期の重要作。10分超の表題曲を筆頭に、フィードバック・ギター、エフェクトまみれのヴォーカル、空間を歪ませるオルガンが渦巻く、サイケデリック・ファンクの極北と呼べる内。LSDを用いたマラソン・セッションで制作されたという逸話が有名で、混沌と恍惚が同居するそのサウンドは、Eddie Hazelのロック的なギターと、ファンクのグルーヴがせめぎ合う、初期P-Funkならではの衝撃的なもの。サイケデリック・ロック、ファンク、P-Funkのルーツを辿るうえで欠かせない、歴史的マスターピース。
スコットランドのバンド、Tacoma Radarが2002年に残した唯一のアルバム『No One Waved Goodbye』が未発表音源を加え、大名門〈Numero〉より再発。Tacoma Radarは、静かで内省的なポストロックとメランコリックなスロウコアの中間を漂うようなサウンドが特徴的で、繊細なギターのアルペジオ、ゆったりとしたテンポ、囁くようなヴォーカルが織りなす音の景色は、激情や派手さとは無縁。その代わりに、感情の余白や沈黙の美しさを大切にした音作りがなされていて、どこまでも控えめで、だからこそ深く沁みてくるようなものがある。音数少なく、空気の振動や残響まで音楽にしてしまうようなセンスがあり、スコットランドの灰色の空と雨の気配がそのまま音になったような印象。今回の初リイシューでは、オリジナル・アルバムに加え、2枚の7インチ・シングルと未発表ライヴ音源『Live From the 13th Note』を収録。繊細で哀愁を帯びたメロディと曇り空のような静かさが同居する、ひそやかな名盤。

7月下旬再入荷。ドイツのミュージシャン/作曲家のDaniel Rosenfeldが変名C418にて製作した傑作!物理世界とピクセル化された世界の両方で響くサウンドを描き上げた『マインクラフト』のオリジナルサウンドトラック盤『Minecraft Volume Beta』が〈Ghostly International〉からアナログ・リプレス。前作『Alpha』には未収録の楽曲だけでなく、ゲーム内では使用されたなかった楽曲も収録したC418自身のオリジナル・アルバム的一枚!牧歌的で穏やかなサウンドスケープに仕立てられた前作と比してよりダークで内省的な側面もクローズアップされた魅惑のアンビエント/エレクトロニック・ミュージックが収められています。

オリジナルは1973年リリースの、修道女Sister Irene O'Connorによる自主制作作品として長らくカルト的評価を得てきた伝説的アルバム『Fire of God’s Love』。オコナーはフランシスカン・ミッショナリーズ・オブ・メアリー修道会に所属するカトリック修道女で、教育や奉仕の傍ら音楽活動に携わってきた。1960年代にはシンガポールでギターを手にし、子どもたちと歌う中で作曲を始め、70年代に入り、同じ修道女で録音技師でもあったシスター・マリミル・ロブレガットとともにシドニーのカトリック放送局のスタジオでこのアルバムを制作。オルガン、ピアノ、アコースティックギターを主体に、チープなリズムボックスやベースペダル、そして大量のリヴァーブを駆使し、オコナーはソプラノで英語・ラテン語・マレー語の詞を歌い、同時にオルガンの全パートを演奏している。マリミルの技術と感性による録音・ミキシングは、清らかでありながら異世界的。霊的で恍惚感のある響きとなっている。歌詞のテーマは「慈悲」「光」「救済」といった聖書的題材に根差していながらも、音楽的には形式的な讃美歌ではなく、フォークや当時のサイケデリック、さらには早すぎたシンセポップを思わせる響きを含んでいるようで、モンド、電子音楽、カルト・アンビエント、フィメール・フォークなど多様な文脈で語られる稀有な作品となっている。修道院という閉ざされた環境から生まれながらも、時代もジャンルも超えてリスナーを魅了し続ける奇跡の一枚であり、無二のスピリチュアル・ポップ/サイケデリック・フォークの古典。長らく入手困難だったが、〈Freedom To Spend〉によってリマスターが施され、公式に復刻。詳細なライナーノーツと歌詞を収めたブックレットも付属した価値ある再発。

Psychic TVやThrobbing Gristleでの活動も知られるPeter 'Sleazy' ChristophersonとJohn Balanceが率いたカルト・インダストリアル/エレクトロニック・ユニット、Coil。そのメンバーDrew McDowallが単独で録音した粗いデモ・テープを、バンドメイトのJohn BalanceとPeter Christophersonが完成させた、最小限のポスト・プロダクションで録音された4編のドローンを収めた傑作『Time Machines』が〈Dais Records〉よりアナログ再発。チベットやその他の宗教の儀式音楽からインスピレーションされ、音楽に没入して瞑想したり、トランス状態になることを目的とした、まさに時間を溶かすような深遠で幻覚的な長編ドローンの史上に残る傑作アルバム。
