Jazz / Soul / Funk
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モロッコ出身の知られざる兄弟3人フォーク/サイケデリック・ロック・トリオ、Les Frères Mégriが1974年に残した激レアなアルバム『Mahmoud Hassan Younès』がアナログ再発!ペンタングルや初期ピンク・フロイドなど、当時の欧米のサイケデリック・ロックに影響を受けつつも、アラビアンな独特の雰囲気を帯びた、当時のアングロスタイルとは一線を画す、トリッピーかつグルーヴィーな中東サイケ・ポップス傑作。

長年にわたってLAシーンの発展に貢献してきた現代屈指のミュージシャンであり、作曲家、編曲家、オーケストレーターとして活躍するミゲル・アトウッド・ファーガソンが、熱心な音楽ファンの誰もが待ち望んだデビュー・アルバム『Les Jardins Mystiques Vol.1』を〈Brainfeeder〉よりリリース!
様々な役割を通して、多くのミュージシャンと仕事をし、600枚以上のアルバム、映画、TV番組でレコーディングを行い、世界中で何千回ものライブ・コンサートを行っているミゲル・アトウッド・ファーガソン。そのスタイルは、ジャズ、クラシック、ヒップホップ、エレクトロニカ、アヴァンギャルド、ポップスなど様々なジャンルを横断している。J・ディラの作品群を60人編成のオーケストラ作品へと再構築した革新的な作品『Suite For Ma Dukes』(2009) 、長年の友人でありコラボレーターでもあるカルロス・ニーニョとのコラボ作品の数々、カルテット・ファンタスティコやミゲル・アットウッド・ファーガソン・アンサンブルでの活動を通して、アーティストはもちろん、幅広い音楽ファンから尊敬を集めている。
ロサンゼルスの音楽シーンに深く浸透しているミゲル・アトウッド・ファーガソンは、2008年のレーベル設立以来〈Brainfeeder〉ファミリーを支えるキーパーソンの一人となっている。レーベルを主宰するフライング・ロータスとは親友であり長年のコラボレーターでもある。2010年以降、フライング・ロータスのアルバム作品4枚すべてに参加し、渡辺信一郎監督が手がけた日米合作の短編SFアニメ『ブレードランナー ブラックアウト2022』や、Netflixオリジナル・アニメ『Yasuke』のサウンドトラックにも参加。またサンダーキャット、ハイエイタス・カイヨーテ、カマシ・ワシントン、ガスランプ・キラー、サラミ・ローズ・ジョー・ルイス、ブランドン・コールマン、ティーブスなど、レーベル所属アーティストの作品にも大きく貢献している。過去15年間にわたってレーベルにとって極めて重要な役割を果たしてきたミゲルが、12年の歳月をかけて完成させたという自身の大作を〈Brainfeeder〉からリリースするのは、まさにふさわしい流れと言える。フライング・ロータスがミゲルに自身のレーベルから作品を出すことを提案したのは10年以上前に遡るという。〈Brainfeeder〉から作品をリリースすることについて「私はロサンゼルスを愛してる。ここ出身であることを誇りに思うし、ロサンゼルスに貢献したいという気持ちはあるよ」とミゲルは話している。
『Les Jardins Mystiques』は、ミゲルの音楽世界を開放し、共有するプロジェクトである。そしてヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、キーボードなど様々な楽器を自ら演奏するミゲルのエレガントな音楽性と、彼と50人以上のミュージシャンたちとの自由奔放な対話を披露する場でもある。今回発表されたアルバム『Les Jardins Mystiques Vol.1』は、三部作の第一弾として位置付けられており、トータルで10時間半に及ぶという。この超大作のオープニング曲「Kiseki」に、マイルス・デイヴィスの大名盤『Bitches Brew』にも参加している伝説的ミュージシャン、ベニー・モウピンがバスクラリネットの演奏で参加しているのを筆頭に、ゲスト・ミュージシャンには、カマシ・ワシントン、サンダーキャット、ドミ&JD・ベック、ジェフ・パーカー、カルロス・ニーニョ、オースティン・ペラルタ、ララ・ソモギ、ジャメル・ディーン、ジャマイア・ウィリアムス、バーニス・トラヴィス2世、ディアントニ・パークス、ブランドン・コールマン、マーカス・ギルモアといった豪華な面々が名を連ねている。
『Les Jardins Mystiques』は、音楽は自然であり、何にも影響を受けることのない生命力であるというミゲルの理念を反映している。『Les Jardins Mystiques Vol.1』に収録された楽曲のタイトルは、スペイン語、スワヒリ語、サンスクリット語、古代ギリシャ語、日本語、ヘブライ語など、国際的な言語や伝統から引用されている。曲の長さもスタイルも異なる52曲は、全体を通して見事なまでに制約のない流れがあると同時に、一つ一つの楽曲が、独自の不思議な世界を展開させている。
ミゲルは、その輝かしいキャリアを通して、レイ・チャールズ、スティーヴィー・ワンダー、クインシー・ジョーンズ、スモーキー・ロビンソン、アルトゥール・ヴェロカイといった伝説的アーティストから、リアーナ、ラナ・デル・レイ、レディー・ガガ、ドクター・ドレー、メアリー・J. ブライジ、ウィル・アイ・アム、ビッグ・ボーイといったメインストリームの大物アーティスト、そしてボノボ、リアン・ラ・ハヴァス、ケイトラナダ、モーゼス・サムニー、セウ・ジョルジ、コモン、ザ・ルーツ、ザ・シネマティック・オーケストラ、ジャマイア・ウィリアムス、シャフィーク・フセイン、エイドリアン・ヤング&アリ・シャヒード・ムハマド、カルロス・ニーニョ、ビラルといった幅広いジャンルで活躍する世界的アーティストの数々と仕事をしている。
50人以上の豪華ゲストが参加し、全52曲、3時間半におよぶ規格外の超大作となるこのアルバムは、3枚組CDと4枚組LPでリリースされ、国内流通仕様盤3CDには解説書が封入される。

『うる星やつら』のOPテーマを飾った、当時としても斬新なテクノ・ポップの国民的名曲「Dancing Star」でも有名。船橋市出身イギリス在住の日本人作曲家、鍵盤奏者、シンガーソングライターであり、清水靖晃や土方隆行、渡辺モリオといったマライアのメンバーと共に小林泉美 & フライング・ミミ・バンドでも活動した、類稀なる才能に恵まれた伝説的ミュージシャンこと小林”ミミ”泉美。数々の傑出したファンキー/メロウ・グルーヴやエキゾ・ラテン・ポップスのバンガーと言えるナンバーを残してきた彼女のキャリアを1978年から1983年に渡って総括し、珠玉かつ特異な魅力を放つエレクトロ・ブギー/ラテン・ファンクのキラー曲たちをよりすぐった画期的なコンピレーション・アルバム!インサート、ブックレット付属。

haruka nakamuraとTHE NORTH FACE Sphereのコラボアルバム・ベスト盤「春秋」。待望のアナログ・マスタリングによる12インチLPリリースharuka nakamuraとTHE NORTH FACE Sphereのコラボアルバム・ベスト盤「冬夏」。待望のアナログ・マスタリングによる12インチLPリリース
「春秋」
東京・原宿に2022年オープンしたTHE NORTH FACEの意欲的な新店舗ビル"THE NORTH FACE Sphere"。
そのサウンド・トラックとして 「春夏秋冬・四季に合わせた、それぞれ一枚のアルバムを」とのリクエストを受けharuka nakamuraが作った音楽は「Light years」と冠され、一年をかけて四枚のアルバムを制作するプロジェクトとなった。
LPでは制作時系列の世界観から「春秋」「冬夏」に分かれ、4枚のオリジナルアルバムからセレクトされた2枚のベスト盤になっている。
本作は「春秋」。
第ニ作「少年の日」と、第四作「SUN.Light」のベスト盤である。
(「冬秋」バージョンも同時発売となる。)
配信とカセットテープではすでに発売となっているが、
新たにアナログマスタリングをorbeの田辺玄(studio camel house)が行い、待望のリリースとなる。
蔦屋書店の音楽として、「森」をテーマに作られたharuka nakamura 初のアンビエント・アルバム。懐かしくも、新しく響く音。ジャケット写真は親交の深い写真家・川内倫子。2023年9月にCDアルバムとして発売された本作が、第二作目「青い森II」と共に12インチ・レコードとしてリリース。
2023年9月より、音楽家 haruka nakamuraが蔦屋書店の一部店舗の店内音楽を1年間 担当。
楽曲は全て蔦屋書店プロジェクトのための書き下ろし曲。
本を扱う書店のコン セプトでもある「森」をテーマに、2024年夏までの期間中、4作品のアルバムを制作予定。
ハルカナカムラのキャリアの中では新しいサウンドでありながら、どこか懐かしい独創的なアンビエント・ミュージック。
80年代的なシンセサイザー、遠くに鳴る讃美歌、残響するピアノ、エレクトロニカ、フェンダーローズ、落ち着いたミニマルミュージック的サウンド。
リラックスを求められる現代において、森の中で深呼吸をしているような楽曲たち。
アナログ・マスタリングは、ナカムラ作品のレコードマスタリングで定評のある田辺玄(studio camel house)。
LPの装丁も、川内倫子の写真が表現する森の世界を窓から覗いているようなコンセプチュアルかつ美しいデザインです。
弊店でも毎度瞬殺完売必至の大人気レーベル、濃密な音楽体験をお約束する”Cairo Records”の第二弾コンピレーション。Mississippi recordsがディストリビューションする、このコアな黒人音楽遺産レーベルの最新作は今日までヴァイナルでのリリースも為されてこなかったデモ曲含め、1952年から1976年にかけての著名アーティストから発見することすら困難なオブスキュアな無名アーティストまで超絶ディープなバラッドの数々を収録した、Harry SmithのAnthology Of American Folk Musicのソウル版とも言うべき、鋭い審美眼にて選び抜かれた豪華ソウル・ミュージックの数々を収録。場末の酒場は今日も歌へと酔いしれ、哀歌へと沈み、黄昏の夕日へと焦がれる毎日。遥か遠い日を夢に見る男と女の心打つバラッドの数々に乾杯です!金箔プリント・カバー&ブラック・インナー・スリーヴ仕様。24ページにも渡るフルカラー・ライナーノーツが付属。完全限定盤。
ウガンダ系アメリカ人アーティスト、DawunaことIan Mugerwaによるニュー・アルバム『Naya』が、自身の創設した新レーベル〈Sun Royalle〉よりアナログ・リリース。「黒人の解放と西洋における植民地化された少数民族であることの矛盾」をテーマとした作品。前作のデジタル・ソウル路線の延長で、オーガニックかつロービットなサウンドを軸に、R&B、ソウル、ファンク、ヒップホップなどを網羅した実験的な内容となっています。Rashad Beckerによるマスタリング仕様。
今回のみの特別価格入荷です。2011年に発表されていた、カントリーサイドの音楽であるLuk Thungの埋もれたアンダーグラウンド音源を収録したコンピレーション。
グルーヴィー/ファンキーな音源はFinders Keepersの得意とするところで文句なしの選曲ですが、それだけでなくこのコンピには映画のサントラ音源や地元臭がプンプンするかなりイナタい音源まで搭載!これはもうエスニックとかそういう感覚ではなく、ただただマニアック。タイトルに掲げている通りとにかく「アンダーグラウンド」です。タイ音楽のディープな奥地に是非足を踏み入れてみてください!
今回のみの特別価格入荷です。オリジナル盤はナンと18万円超・・・という完全骨董品物件、現在はジャズピアニストとして活動する佐藤允彦が1973年に手掛けたアニメーション映画「哀しみのベラドンナ」のサントラが、ハードコア・ディガーFinders Keepersよりヴァイナル再発!オリジナルは日本国内では販売されずにイタリアのみのリリースだったという曰く付き物件である本作は、70年代和物アニメ~ピンキー映画を彷彿させる混沌とした昭和サイケデリック・ジャズロックで、これがマジでカッコイイ!!! DJからサイケ~和物マニアまで大推薦な一枚!

アラバマ拠点の詩人/アーティスト、Johnny Coleyによる、超越的な詩と南部のナイトメア・ジャズが出会う3枚目のアルバム『Mister Sweet Whisper』が〈Mississippi Records〉からアナウンス。Johnny Coleyとギタリスト兼アレンジャーのJoel Nelson率いるバンド「Worst Spills」、そして、ヴィブラフォン奏者で、グループのレコーディストでもあるJasper Leeも参加。フランスのシュルレアリスムと、John Ashberyのようなアメリカの反逆的な詩人たちに触発された、「非常に幻想的で、崇高かつユーモラス」と評される、Robert AshleyやDavid Wojnarowicz、Intersystemsの間に位置するノワール・ジャズ作品!アートワークとColeyによる書き物を掲載した4ページのブックレットが付属。
アフリカを中心として、世界各地の知られざるアウトナショナル・グルーヴを掘り起こす名門レーベル〈Analog Africa〉の新タイトルをストックしました!架空のレコード会社名を冠し、1980年代にメキシコシティで夜な夜な製造されていた海賊盤のレコードのムーブメントである「ピラータ」の中で人気を博した知られざるトロピカル/ストリート・ダンス・ミュージック作品たちをコンパイルした画期的編集盤。ゲートフォールド・ジャケット仕様。マガジン形式のフルカラー・ブックレット(12P)が付属。
Flying Mimi Bandを率いての活動の後、高中正義バンドでのキーボードや、アニメ『うる星やつら』の音楽などで注目を浴びた小林泉美が、1981年に発表したファンキーでトロピカルなソロ・デビュー作をLPで復刻!
日本的情緒が溢れる名曲「ワタラセ」がはじめて録音された記念碑的作品。1960年代後半から山下洋輔トリオでフリー・ジャズ界を席巻し、近年ではKYOTO JAZZ SEXTETと共演するなど、新旧多くのファンに愛されるジャズ・ドラマー森山威男。盟友・板橋文夫を擁したカルテットで80年に録音されたこのアルバムは、日本的情緒が溢れる名曲「ワタラセ」がはじめて収録されたことでも有名。他に、豪快に疾走する「エクスチェンジ」、美しくも物悲しい「グッドバイ」など、全曲が聴きどころで、静と動が有機的に絡まりあうスケールの大きな演奏が楽しめる日本ジャズ史上屈指の名盤。
SolangeやKendrick Lamar、CKtrl、Mica Leviらとのコラボレーションを始めとして、ここ数年に渡り、傑出した作品群を送り出してきた、現代ジャズの新世代を代表するミュージシャンであり、イギリス・ロンドンとシエラレオネ・フリータウンを拠点とするDuval Timothy。2017年に自身の〈Carrying Colour〉より発表し、現在レア化しているアルバム『Sen Am』が2022年度アナログ・リプレス。ロンドンとフリータウン、京都や東京といった世界各地の都市を行き来していた2年間に制作された楽曲を収録。J DillaやPete Rockらの金字塔的作品を思い起こさせるメランコリックなフック。単なるジャズには終わらない、ヒップホップやテクノのスピリットまでもが感じられる、珠玉のモダン・クラシカル作!
1979年にリリースされた笠井紀美子withハービー・ハンコックの『バタフライ』が〈Be With Records〉より公式リイシュー。日本のジャズ・シンガーの笠井紀美子と、ジャズ界のレジェンド、ハービー・ハンコックが1979年に東京で録音した作品であり、この上なく才能豊かなミュージシャンによる信じられないほどにインスピレーションに満ちた演奏にも関わらず、日本限定リリースであったために長い間正当な評価を得られないでいた大傑作カヴァー集!著名なオルガニストWebster Lewisから、天性のドラマーAlphonse Mouzon、ベーシストのPaul Jackson、リードマンのBennie Maupin、パーカッションの名手Bill Summersまで、伝説的な演奏家たちがハービー/ヘッドハンターのジャズ・ファンクを驚くほど優れたヴォーカル・ヴァージョンに仕上げています。
再プレス!キャリアを代表する作品のひとつでホールレコーディングにより「最高の演奏」を記録した全7曲を収録。『ADLIB』『JAZZLIFE』両誌で1982年度年間ベスト・アルバムに選出された日本のフュージョン史に残る名盤。バーニー・グランドマンのカッティング。クリア・グリーン盤で再プレス!
和ジャズ、レア・グルーヴの名盤がクリアライムイエロー・カラーヴァイナルで再リリース!
一打のドラムに全身が痺れるこの快感。日本が生んだ超絶ファンキー・ドラマー、石川晶がグルーヴのワンダーランドを駆け巡る!
日本が生んだ超絶ファンキー・ドラマー、石川晶。ジャズとロックとアフリカン・ミュージックを縦横無尽に駆け巡り、融合させ、独自の音楽性を築き上げた手腕は多方面で高く評価されている。その経歴にはジャズ・ロック~レア・グルーヴの名作が並ぶが、なかでも抜群の選曲と痛快な音楽性で寵愛されるのが本作。フェラ・クティのアフロ・ファンクをタイトにカヴァーした「Let’s Start」、ドラム・ブレイクを散りばめたダイナミックな「Bongo Rock」、アヴェレージ・ホワイト・バンドの名曲をジャズ・ファンクに仕立てた「Pick Up The Pieces」など、1975年録音とは信じ難い驚愕のモンスター・チューンがずらり。杉本喜代志、鈴木宏昌、村岡建ら名手のサポートも光る。
text by 尾川雄介(universounds/Deep Jazz Reality)
当店の馴染みの〈Numero Group〉が誇る名シリーズ〈Eccentric Soul 45s〉からの最新タイトル!ソウル/ゴスペル歌手Sharon Révoalが1980年に末期の〈Forte Records〉からリリースしていた45回転盤が待望の2024年度アナログ再発!都会的かつ落ち着いた雰囲気でメロウネス溢れるスウィート・ソウル”Run Between The Raindrops (While My Teardrops Fall)”と、よりアップテンポでファンキーなシティポップ的ナンバー”Reaching for Our Star”の2曲を収録。
ジャズ・ピアニスト・レジェンド、Bill EvansがベーシストのEddie Gómez、ドラマーのMarty Morellと共に東京の旧・東京郵便貯金会館にて1973年1月20日に行ったライブ・パフォーマンスを収めた傑作アルバムがアナログ再発。〈Fantasy〉レーベルに残した最初の録音。風変わりな曲から見過ごされがちな名曲、お馴染みのスタンダードなどを収めつつ、自身の楽曲は”T.T.T.T. (Twelve Tone Tune Two)”の一曲だけというユニークな構成の一枚となっています。

昨年のデビュー作から注目を浴びていた人物ですが、現世と黄泉の境界すらも曖昧にさせるトンデモな美しさ。本作では、彼の母親のパーキンソン病との闘病から生まれた苦しく複雑な感情を音楽へと投影。溶けて消えてしまいそうな悲壮な空気感ありながらも、その音楽はどこか温かさと力強さを感じさせる孤高の領域へと踏み込んでいます。ジョン・ハッセルの紡ぎ上げた第4世界観~ニューエイジ・リバイバルをも通過したスピリチュアル・ジャズとでも言うべき、現行のアンビエント観を一周も二周も上回る卓越した神聖美。The NationalやHot Chip、Pet Shop Boysなどを手がける、オルタナ/インディ脈に欠かせないマスタリング技師、Joe Lambertによるマスタリングと盤質も万全。
Seu Jorge、Arthur Verocai、Arlindo Cruzといった伝説的な音楽家たちにインスパイアされ、自も仕事を共にしている、ラテン・グラミー賞にノミネートされたブラジルの現代の最高峰のアーティストのRogê。ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ(MPB)の復興において重要な人物であり、20年以上にわたる豊かなキャリアを持ち、7枚のソロアルバムをリリースしている彼が昨年〈Diamond West Records〉からリリースした、米国デビューアルバム『Curyman』の続編『Curyman II』が登場。メランコリックでどこか覚めた、しかし、サウダージに満ちた美しい楽曲が、透き通りつつもエロスを漂わせるRogêのヴォーカルと、鮮やかにかき鳴らされるギターに彩られています。彼の作品には単なる陽気さやユーフォリアでは片付けられない悲しみの気配が常に流れていますが、その美しさが存分に発揮された名作です。
The Monophonicsのフロントマンとして知られるKelly Finniganによる最新ソロ・リリース作品『A Lover Was Born』が、当店お馴染みのモダン・ソウル聖地〈Colemine Records〉からアナログ・リリース。〈King〉や〈Curtom〉〈Dakar〉〈Bodie Recording Company〉といったアメリカ中西部の最高のソウル・レーベルの伝統に根ざした全11曲を収録。フィニガンの見事なディープソウルへのアプローチを堪能できる”Walk Away from Me”と”Love (Your Pain Goes Deep)”、ブームバップが浸透するハードヒット曲”His Love Ain’t Real”に”Cold World”、魂を揺さぶるアルバムのエンディング”Count Me Out”など、Otis ReddingやLee MosesのようなR&Bシャウターの最高の伝統に則った生々しく素朴なヴォーカルが満載です。

