Jazz / Soul / Funk
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フリー・ジャズの先駆者であり、1970年代以降は世界各地の民族音楽を取り入れたコスモポリタン・ジャズを展開したDon Cherryが、タブラの名手であり、複雑なポリリズムとシンコペーションを駆使する演奏スタイルで知られるLatif Ahmed Khanによるジャズとインド古典音楽が融合した1978年録音の幻のセッション『Music / Sangam』が、最新リマスターで再発。即興的でありながら緻密なリズムと旋律が交錯するタブラとトランペットの対話、Don Cherryの多楽器奏者としての側面も反映したアーシーなキーボードやフルート、1970年代パリのスピリチュアルな雰囲気が漂う、プリミティヴかつ瞑想的な録音の空気感が際立つ、Don Cherryのワールド・ジャズ探求の中でも最も過小評価されていた作品のひとつであり、ジャズとインド音楽の融合の歴史的記録としても貴重な一枚。
イタリアのプロデューサーI‑RobotsことGianluca Pandulloキュレーションによる「Echoes Of Italy」シリーズ最新作で、1970年代後半のトリノで活動したインディペンデント・レーベル〈Voom Voom Music〉に光を当てたアーカイブ・コンピレーション。DJ/クラブオーナーとして地域のダンス文化を牽引したIvo Lunardiが残した音源を中心に、当時の7インチ・バージョンや未発表エディットを交えて再構築した、歴史的にも貴重な内容。収録されているものは、ストリングスやエレピが軽やかに舞うイタリアン・ディスコ、ファンキーなベースラインが牽引するブギー、そしてヨーロッパらしいメロディアスなセンスが溶け合う、70年代後半のローカル・ダンスミュージックの魅力をそのまま閉じ込めたものばかり。アメリカのディスコとは異なる、どこか洒脱で都会的な空気感が漂い、当時のトリノのナイトライフを想像させる。イタリアのダンス文化の地層を掘り起こしながら、今の耳にも新鮮に響く、丁寧なキュレーションが光る一枚。
南アフリカのクワイト黎明期を象徴する1994年の名作『Mix To Groove』が正規リマスター再発。Doctor HouseことNelson Phetole Mohaleは、80年代から数々のアーティストのバックを支え、南ア・ハウスの基盤を作り上げた重要人物。本作は、彼が独自のスタイルを確立したタイミングで生まれた作品であり、クワイトがストリートの音楽として形を成し始めた時代の空気をそのまま閉じ込めている。全編を貫くのは、クワイト特有のスロウで重心の低いビートで、乾いたドラムマシンの質感、太く沈み込むベースライン、ミニマルな反復が生み出す独特の揺らぎは、ハウスともヒップホップとも異なる独自の間の感覚を持っている。Doctor Houseの語りのようなヴォーカルがその隙間にゆったりと乗り、音楽というより生活のリズムに近いグルーヴが印象的。gqomやamapianoへと続く系譜の原点を体験できる一枚。
ブラジルのパーカッショニストDom Um Romaoが1976年に発表したラテン・ジャズ/フュージョンの傑作『Hotmosphere』。 豊穣なパーカッションとエレクトリック・ピアノやフルート、ギターなどの緻密なアレンジが織りなすスムースなグルーヴに、MPBやボサノヴァの要素が融合、収録曲もミルトン・ナシメントやアントニオ・カルロス・ジョビンの楽曲がカバーされており、ブラジル音楽への敬意が感じられる内容となっている。都会的なムードと自然の息吹が共存する中、Romaoのパーカッションは単なるリズムではなく、メロディや空間を彩る主役として機能しており、ジャズ・クラブでもビーチでも似合うような、柔らかくも刺激的な音楽性が魅力的。 ブラジル音楽の深みとジャズの自由さが融合した、心地よくも濃密なアルバム。
亡き夫John Coltraneに捧げられたスピリチュアルなジャズの名作1st A Monastic Trio。 John Coltraneが亡くなった翌年68年に録音。Alice Coltraneとしては初めてのバンドリーダー作品で、ピアノやハープに彩られながらどこか寂しさと哀愁に満ちた美しさを持つ1枚です。Jimmy GarrisonやRashied Ali、Pharoah Sandersらが参加。説明不要の名作!
Alice Coltrane の精神世界と音楽的探求が最も強烈に結晶したスピリチュアル・ジャズの最高峰『Universal Consciousness』。Alice がインドを5週間旅した直後に録音された作品で、 ヒンドゥー思想・ラーガ的感覚・マントラ性が強く反映されており、『Journey in Satchidananda』の流れを継ぎつつ、よりアブストラクトで宇宙的な方向へ進んでいる。音楽的にも、本作で初めてWurlitzerオルガンを使用し、加えて4人のヴァイオリニストによるストリングスという異色の組み合わせが神秘的で浮遊感のある音響を作り出している。
ジャマイカのギター巨匠Ernest Ranglinによる1964年のジャズ・トリオ作品で、ジャズ即興とアフロ・カリブのリズムが融合した名盤『Wranglin'』が〈Sowing Records〉により高音質リマスター再発。Ernest Ranglinは、スカ、ロックステディ、レゲエの礎を築いたギタリストとして知られるが、本作ではジャズ・ギタリストとしての技巧と懐の深さが際立つ。スウィンギーで流麗な演奏に、ジャマイカ特有のリズム感が溶け合い、アフロ・カリブの風を感じる独自のジャズ・スタイルを確立。古いライブ録音ながら驚くほどクリアな音質で、ジャズの洗練とジャマイカの魂が交差する珠玉の一枚として、時代を超えて愛され続けている。
ブート・キャンプ・クリックからの第2の刺客としてデビューしたレジェンダリーなヒップホップ・ユニット、スミフン・ウェッスンが1995年にリリースしたヒップホップ史に残る名盤であり、“Bucktown”、“Wrekonize”、“Sound Bwoy Bureill”等々の名曲を生んだ説明不要のヒップホップ・クラシックなアルバム『Dah Shinin'』が完全限定生産のカセットで復刻! オリジナルにボーナストラックを追加した全18曲を収録!
ブラック・ムーンの“Black Smif-N-Wessun”や“U Da Man”でフィーチャーされ名を知らしめた2MC=テック&スティール。勢いをそのままに、ブラック・ムーンのDJでもあるビートマイナーズのイヴィル・ディー&MR.ウォルト、さらにベイビー・ポールやリッチ・ブラックも集結した、ファーストにして90sの決定的名盤『Dah Shinin'』が完全限定生産のカセットで復刻! ロイ・エアーズからインスパイアされたアートワークの通り、引き続きジャズやファンクの浮遊感のあるサンプリングを主体としながらも、よりザラつき深化したビートマイナーズの重低音がシャープ&ロウに、スモーキー&メロウに染み渡る! デビュー・シングル“Bucktown”/“Let’s Git It On”を筆頭に、“Wrekonize”、“Sound Bwoy Bureill”などの煙たいクラシックを連発!リリース当時のオリジナルCD/カセットの全16曲に2曲のボーナス・トラックを追加した全18曲収録のファン垂涎なブツ!

マリを代表する国営オーケストラSuper Biton de Ségouが残した歴史的録音をアーカイブした編集盤。バンバラ王国の旧都セグーを拠点に、1960年に前身となるOrchestre Régional de Ségouとして結成。政府主催のコンペティションで幾度も優勝し、1976年にはマリ初の国立バンドへと昇格。200曲以上のレパートリーを持っていたとされ、本作はその中から1970年から1980年までの間に録音され当時LPやカセットとしてリリースされていたという音源を、Modibo Diarra、Mama Sissoko、Aboubacar Kissaら生存メンバー3名が選曲し、丹念にリマスターしたもの。伝統的なバンバラ音楽を基盤にしながら、エレキギターやホーンを加えて力強く現代化したもので、アフロ・キューバン、ルンバ・コンゴレーズの影響も織り交ぜ、独自のバンバラ大衆音楽を創造しようとする意気込みが鮮烈に伝わる。70年代アフロ・モダンの洗練された宝石のような音楽の数々。

フランコ、グラン・カレ、ドクター・ニコと、数多の伝説的な偉人たちに彩られたコンゴ音楽。彼の地の音楽への深い愛情と確かな審美眼で、超高内容の作品を復刻する〈Planet Ilunga〉より、コンゴ音楽の「神」と称されるギタリスト、Franco Luambo Makiadiと彼が率いたO.K. Jazzによる、キャリアの重要な移行期を捉えた貴重な2枚組LP。フランコが1968年に設立した自身のレーベル〈Les Editions Populaires〉のために録音された、1968年から1970年にかけての音源をコンパイル。フランコの特徴であるグルーヴ感あふれるギター・ソロと、複数のギターが絡み合う複雑で催眠的なアンサンブルがすでに確立されており、ルンバの持つ切ないメロディと洗練されたダンス・リズムが際立っている。後の全盛期と比べて簡潔だが、クリティカルな極めて質の高い音源となっている。心地よさの中に黒人音楽の奥深い本質を見ることができる、永遠のクラシック。

現在、世界で最も人気のドラマーの1人であり、Clairo、Solange、Adele、Bruno Marsなどの共演も知られるHomer Steinweiss(ex-Holy Hive)によるソロデビュー作であり、ミュージシャンとしてもプロデューサーとしても最前線に立っている事を示す『Ensatina』が〈Big Crown Records〉からアナログ・リリース。現代的なラブソング"Deep Sea"、インスピレーションとメランコリーが並置された"Start Select"、そしてB面のソウルバラードを驚くほど現代的に解釈した”Forever and Ever and Ever and Ever”など珠玉のソウル・ナンバーの数々を収録しています。

ヘヴィ・インストゥルメンタル・ミュージックの世界で最もエキサイティングであり期待されるプロジェクトの1つと言えるフレッシュなオルガン・トリオ、Parlor Greensが〈Colemine Records〉からデビューLP『In Green We Dream』を発表!ソウル・リバイバル・シーンのベテランであり、〈Daptone Records〉の初期から数多くのレコーディング・セッションに参加しているAdam Scone (Scone Cash Players、The Sugarman 3)、インストゥルメンタル・グループのThe True LovesやDelvon Lamarr Organ Trioとともに世界中で演奏しているJimmy James、ブルース グループ GA-20 で世界ツアーを行っているTim Carmanという3人のマエストロからなる要注目バンドによる美しくソウルフルな交響曲。
セネガルの首都ダカールのナイトライフ・シーンを引き裂く広大なドラム集団Assiko Golden Band de Grand Yoffのファースト・アルバム『Magg Tekki』が〈Mississippi Records〉よりアナログで登場!彼らは20年間、実に3世代にも渡り、結婚式、秘密裏のパーティー、政治集会などで徹夜ジャムを演奏。そのライヴ映像は携帯電話を通じてネット上で拡散されていながらも、今回初めての録音!〈Sahel Sounds〉から作品を送り出していたWau Wau Collectifのメンバーでセネガル人の詩人Djiby Lyも参加。14種類のパーカッシヴな楽器にホーン、管楽器、バラフォン、時折アコーディオンが加わり、スピリチュアルかつ高揚したポリリズムとフェラ・クティのオーケストラ、トニー・アレンのグルーヴが融合した画期的な一枚に仕上げられています。

MAJESTIC ARROWSの唯一作、シカゴのスウィート・ソウルの隠れた名盤『The Magic of The Majestic Arrows』が〈Numero Group〉よりめでたくも50年ぶりに再発!オリジナルは70年代にArrow Brown自身のレーベル〈Bandit〉から発表したもので、制作はシカゴ・ブロンズヴィルの彼の拠点にて。そこは自宅であり、ハーレムであり、地下スタジオでもあったという、まさにDIY精神が詰まった空間だった。50年代ドゥーワップのストリート感と70年代ソウルの豊かなストリングスが交差するような仕上がりになっている。歌っているのは彼の10代の娘Tridiaと、The Moroccosのファルセット使いLarry Brown。バックはChosen FewとScott Brothers、アレンジはBenjamin Wright、ジャケットはThe WindのEugene Phillipsが担当。個人的でいてどこか魔法めいた響きを持つ、まさにソウル史の知られざる宝石のような一枚。
〈Lou-Mood Pictures〉の金庫に63年間も眠っていた、幻のサウンドトラック作品という設定で2020年に発表された、煌びやかな戦後のポップスのコンピレーション・アルバム『Call Me Old Fashioned』が、当店お馴染み〈Numero Group〉の名シリーズ〈Technicolor Paradise〉よりアナログ・リリース。戦後のポップスのハイトーンの音色とハイボールを飲みながらうっとりするような雰囲気を醸し出す、知られざるオールド・クラシックの数々が収められた(架空の)ノワール風サウンドトラック作品!
オリジナルは4万円近い高値も付ける幻の一枚!マンボの創始者Perez Pradoの弟子であり、ラテンダンスミュージックの過渡期である20世紀半ばに重要な役割を果たした人物こと、キューバ生まれのModesto Duranが1960年に〈Raynote Records〉からリリースしたソロ・デビュー・アルバム『Fabulous Rhythms Of Modesto』が〈Numero Group〉からアナログ再発。Mongo Santamaría、Willie Bobo、Juan Chedaといったコンガの名士を集め、アフロ・キューバン、チャチャ、エキゾチック・ジャズのスタイルを融合させた、シネマティックでパーカッシヴなサウンドを聴かせる知られざる大傑作!
MF DOOMの別名義Metal Fingers名義で展開された、インスト・ヒップホップの中でも屈指のスケールを誇るビート集『Special Herbs』シリーズのVol.1&2。自身や他アーティストに提供した名曲のインストをはじめ、シリーズ独自のビートも多数収録されており、DOOMならではの美学とプロダクション感覚が凝縮されている。70年代ソウル、ファンクや80年代のR&B、ラップ黄金期のノスタルジア、ライブラリーミュージック、さらには子供向けテレビ番組のサウンドバイトに至るまで、あらゆる音がサンプリング素材として自在に溶け込む。収録曲には「Saffron」、「Arrow Root」、「Zatar」など、すべてハーブや植物の名前が付けられていて、そのセンス自体がDOOMらしい遊びと知性の塊。タイトルでふざけてるように見えて、音はむしろ静かで深く、煙たく、どこか詩的なムードに満ちている。ヒップホップの定石を破り、再構築し続ける革新性と遊び心に満ちた、まさにビートのハーブ大全集。シリーズの始まりのVol.1&2は、DOOMの代表曲のインスト版が多数登場し、メロウでスモーキーなループの魅力が全開。

待望のリプレスです!Meditationsベストセラー!2018年に自主プレスとして当初限定50部のみでリリースされていた大人気作!ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる、ジョン・ハッセルの第四世界にも通じるアヴァンギャルド・ジャズ作品がLeaving Recordsより登場です!一聴してドープ極まりない音楽の渦の中へとただただ吸い込まれます。洗練されたジャズ・マインドを、西海岸らしい自由な気風溢れるユニークで実験的なサウンドへと落とし込み、瞑想的ですらある独特の響きへと昇華した自信作。絶妙な塩梅にくぐもった音像が尚更聴き手を気持ちよくさせます。一推し!
ワールドスタンダード 鈴木惣一朗氏もフェイバリットに挙げる一枚(!) Jacob Collierとも共演しているLA出身のエクスペリメンタル/ジャズ・ベーシストであり、オルタナティヴ・ポップ・デュオ、Pratleyの一員としても知られるSam Wilkesの2019年発表の 人気作がカセットから登場。
大きな話題を呼んだ前作「Wilkes」のリリース直後の18年11月に行われたライブ音源から構成されたアルバムで、"Today"、"Run"、"Descending"といった前作からの3曲に加え、Joe HendersonやAlice Coltraneといったレジェンドたちの楽曲を収録。上品さの中に抜群のダイナミズムを秘めながら淡々と練り上げる新世代ジャズの新境地的音世界。ニューエイジから音響派、スムース・ジャズ、サイケデリックまでも大胆&越境的に横断しつつそのどれでもない異質なサウンズへと昇華しています。

3月下旬入荷予定。ロサンゼルスのジャズ・シーンで頭角を現すマルチ奏者Aaron Shawのデビュー・アルバム『And So It Is』が〈Leaving Records〉から登場。骨髄疾患という深刻な診断を受けた直後に制作されたという強い個人的文脈を背景に、静けさとサイケデリアの間を行き来するような作品で、ウェストコーストのジャズ・ミュージシャンたちがその音像を支えている。柔らかなサックスのブレスと淡いエレクトロニクスが重なり、スピリチュアル・ジャズとアンビエントの境界を漂うような音世界を形成。重い文脈を持ちながらも、LAジャズ特有の開放感が差し込み、祈りのような静けさと再生への意志が同居する。シネマティックな構成で、曲ごとに心の旅路が描かれるような深い精神性と静かな光を湛えた一作。
シカゴ・ソウルのレジェンドSyl Johnsonが1980年代後半に残したプライベート・プレス音源から、「Tripping On Your Love」と「Foxy Brown」の2曲をカップリングした7インチが〈Numero〉より登場。跳ねるベースと軽快なシンセが牽引する ブギー×ステッパーズのダンス・ソウル「Tripping On Your Love」と、タイトなリズムと粘りのあるグルーヴが続き、しっとりした熱気を帯びたモダン・ソウル/ブギー「Foxy Brown」を収録。
