Electronic / Experimental
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インダストリアルひいては電子音楽史に欠かせないUK伝説、Throbbing GristleにPsychic TVを渡り歩いたPeter ChristophersonとJohn Balanceによる伝説的ユニット= Coil。2000年にリリースした傑作『Musick To Play In The Dark²』が〈Dais〉より待望のアナログ・リイシュー。1999年にロンドンを離れ、海辺の静かな街ウェストン=スーパー=メアに移住したJohn BalanceとPeter "Sleazy" Christophersonが同地で生み出した金字塔的一作であり、リリース当時、芸術の頂点として広く賞賛された宇宙的ポスト・インダストリアル/サイケデリック・ミュージック・アルバム。ゴシックのアイコンことRose McDowallが (Strawberry Switchblade)が2曲でボーカルを披露。Josh Bonatiによるマスタリング仕様。後のエクスペリメンタルやテクノにも影響大のマスターピース!!!!!!

限定200部、版元完売。Psychic TVやThrobbing Gristleでの活動も知られるPeter ChristophersonとJohn Balanceが率いたカルト・インダストリアル/エレクトロニック・ユニット、Coil。Drew McDowallの加入によって新たな人員を迎え、クリエイティヴな方向性に再編した母時であった1996年に残したアルバム『Black Light District』の〈Dais Records〉からの公式2LPアナログ再発盤。インダストリアルな血統の証明よりも、むしろ形式的なアバンギャルドの追求や学術的な興味関心をテーマとした傑作!
1月上旬再入荷。ケベック・モントリオールで結成されたカナダのポスト・ロックを代表する屈指のバンド、Godspeed You Black Emperor!による2017年名作『Luciferian Towers』のアナログ・リイシュー盤。チェンバー・ミュージックやドローン、ノイズ・ロックなどを折衷したアトモスフェリックで陰鬱なインストゥルメンタル・ポスト・ロックの大名作!




〈Jazz Is Dead〉を率いる巨匠Adrian Youngが今後リリース予定としているアルバムからの未発表曲を1曲ずつ収めたコンピレーション・アルバムが登場!ヤングの傑作三部作の 3 作目となる『Something About April III』や、ヒップホップの伝説的人物であるSnoop Doggによる新しいブラックスプロイテーション・アドベンチャー『Don't Cry For the Devil』収録の楽曲もコンパイルした、ヤング・プロデュース作品のいいとこ取りなサンプラー的一枚。ブラジルの女優/歌手Samantha Schmütz、〈Batov Records〉からの作品が極めて素晴らしかった中東の歌手Liraz、ロンドンを拠点に活動するジャズ・ボーカリストALA.NI、アフロフューチャリスティック・ソウル名歌手Bilal、そしてStereolabのLætitia Sadierとのボーナス曲など大変豪華な内容!

〈Senufo Editions〉や〈Experimedia〉〈Canti Magnetici〉といった実験的なレーベルからの作品も知られる、カナダ出身のサウンド・アーティスト/映像作家、Joshua Bonnettaによる最新アルバム『The Pines』が、〈Shelter Press〉と〈The Dim Coast〉の共同で4枚組CDリリース!「人間がある風景から抜け出したときに、音風景にどのような変化が起きるのか」、つまり「人間の存在が録音にどのような影響を与えているのか」というテーマを据えた意欲的な長編作品。ニューヨーク州北部の一本の松の木の音の営みを1年間にわたり遠隔録音で記録し、それを編集した4時間分の音声が、4枚組のCDセットとして収録。

世界的大ヒットを飛ばした珠玉の名曲"Would I Lie To You"でも知られる90年代のソウル・デュオ、Charles & Eddieの一員としても活動していた名シンガーことEddie Chacon。過去二作はSam Gendelと並び、LAのシーンを騒がせる鬼才John Carroll Kirbyプロデュースのもとで制作してたが、今作は新たなパートナーにNY出身のNick Hakimを迎えプロデュースを担当。Mac DeMarcoに「地球上でナンバーワン。昨日も、今日も、そしてこれからも。」と言わしめた偉才による、静かな自信に満ち溢れ、洗練され抜いたR&Bアルバム!
今作は、本人がコスタリカでの滞在中に、現地の人や音楽、自然からインスパイアされて制作されたと語る。早朝に鳥の鳴き声で起床してから、サイケデリックなサンセットまでの時間帯に作曲された。
LA出身の鍵盤奏者/プロデューサー/作曲家のジョン・キャロル・カービー。これまでR&B界のイノベーター: ソランジュやフランク・オーシャン等とのコラボ、スティーブ・レイシーのアルバム参加でグラミー受賞、エディ・チャコンのアルバム・プロデュースなどで、ジャズ〜ソウル/R&B〜アンビエント〜ニューエイジ〜エレクトロニカなど多方面の音楽リスナーから大注目のアーティストの一人である。

「死」はすべての人に訪れる事象であり、今生きている私たちにも必ずその時は訪れます。どんな人にも訪れる「死」とは、疎まれるべき現象なのか。悲しみや憐れみは、その対象と他者との比較によって生まれます。
この地球上では、あらゆる生命の波が渦巻き、常に循環しています。一人の人間の人生は、その人が体験し、感じた唯一無二の世界でしかあり得ません。良い人生、悪い人生というのは、自分や他者との比較によって生まれるものでしかありません。「死」とはひとつの「流れ」であり、生命の奇跡に対して、出会えたことの喜びを讃えあう瞬間だと私は考えています。この追悼歌は、決してネガティブなものではなく、旅立った人々へのポジティブな気の方向によって生まれました。苦悩の根源である比較から解放されて旅立った人々への祝福の追悼歌です。
医師として年間1万人以上の人々と生と死と病について語り合い続けてきたTomoyoshi Dateは、死別の悲しみも、正しくありたいという願望から生まれる怒りの一つだと考えています。一人の人間が体験できる人生は、その人の人生ひとつしかありません。どんな人の死も、誰かと比較をしたり否定したりする必要はなく、ひとつの貴重な人生であったと死を慈しんで医療に携わっています。親友の葬儀に流されたこの音楽は、親友の人生への祝福の思いで作成された晴れやかな音楽になっています。

2023年9月東京・高円寺のGallery Tataにて行われたSilverGelatin(古書・キュレーション)の展示のための音楽として作成されたこの作品は、Tataの店内にある古時計や床、古物、紙の音を用いて作成されました。Dateの従来の調性がとられた作品とは異なり、ギャラリーTataへの入場から黄泉の国へと誘われるような、アルバム全体がひとつのストーリーとして構成されています。三部作のジャケットに用いられている写真は、silver gelatinが発掘した、写真技術黎明期である明治後期から大正時代の写真です。これらの作品たちは、歴史的な価値を凌駕して、作品そのものの深淵な美しさを、時と共に増しながら、展示会場にファウンド・フォトとして飾られていました。Tataは名もなき人々とその時間へのオマージュとなっています。

Simon ScottやTaylor Deupreeらとのスーパーグループ、BetweenやFederico DurandとのMelodíaなど複数の豪華コラボレーション・ユニットでも活動、〈Dauw〉や〈Home Normal〉〈Meenna〉などから作品を送り出しているだけでなく、アンビエント・クリニック「つゆくさ医院」を営んでいる日本の作曲家、Tomoyoshi Date。昨年末に〈LAAPS〉からリリースした最新アルバム『438Hz As It Is, As You Are [あるがまま、あなたのままに]』のカセット化。限定150部。
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このレコードは、母方の祖母の姉(*)の家にあった1950年代につくられたDiapasonのアップライト·ピアノで録音されました。そのピアノは、何度も引越しと調律を経て、今は我が家のリビングにたどり着きました。大量生産前のピアノで板も厚く、音の響きが良いのですが、ネジや衰えてきた基盤を交換しなければ、調律ができなくなってしまいました。そこで調律師さんと相談した結果、一番緩んでいるしめることのできないネジに巻かれている弦の音に、全体の調律を合わせていくことにしました。「As it is(それがあるがままに)」
*山田美喜子:1964年に現代邦楽の日本音楽集団を結成し、琵琶を初めて五線譜にした演奏者。三味線もひいていたので僕は「ペンペンおばちゃん」と呼んでいました。旦那さんは尺八の奏者なので「ブーブーおじちゃん」でした。
夏に調律した際には、少し無理をして442kHzで調律をしたのですが、冬の調律は438kHzにしました。これからこのピアノは、物質の老朽化と共に、年々ピッチが下がっていきます。僕は朽ちていくピアノを弾いて、その時だけにしかできない音楽を、録音し続けていこうと思っています。
レコードに針を落としたその時、その場で音が生まれ、その針の周りの空気や温度·湿度によって音は常に変化します。その音はさらに、聞く人の生活のすべてに影響を与え、その人の身体と精神の周波数に影響を与えます。一度発生した音の影響は永遠に残るものです。
この作品は、聴く人のその時の気分や周波数に合わせて、好きな速度でピッチを調整してもらうことを念頭に作成されました。45回転を少し早くすれば、あなたはこの老朽化したピアノを440kHzでも、442kHzでも聴けます。遅くしても良いし、33回転の早めでも、遅めでも、あなたの好きなように回転数を調整してください。僕は録音したピアノの音が引き伸ばされた音がとても好きです。ゆっくりしたいときはゆっくりとした音楽で、あなたの周りの空間や生きものたち、あなた自身の身体と精神のピッチを調整してみてください。「As You Are(あなたのままに)」

OrganumのDavid JackmanやNew Blockaders、Giancarlo Toniuttiといったノイズ・レジェンドたちとの仕事でも古くから知られる、英国にて孤高にドローンを造り続ける巨匠。Christoph Heemannとの伝説的プロジェクトMirror(1999-2004)の活動でも知られている重鎮Andrew Chalk。2006年に録音されていた作品が、自身のレーベル〈Faraway Press〉より初フィジカル化。サイン入り、超限定25部。

OrganumのDavid JackmanやNew Blockaders、Giancarlo Toniuttiといったノイズ・レジェンドたちとの仕事でも古くから知られる、英国にて孤高にドローンを造り続ける巨匠。Christoph Heemannとの伝説的プロジェクトMirror(1999-2004)の活動でも知られている重鎮Andrew Chalk。2005年に録音されていた作品が、自身のレーベル〈Faraway Press〉より初フィジカル化。サイン入り、超限定25部。

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。1996年にCDで最初にリリースされ、実験的なノイズ・ミュージック・シーンの重要なマイルストーンとなった傑作『Oersted』がイタリアの〈Urashima〉からアナログ・リイシュー。ノイズ、テクスチャー、強度の領域を巡る音響の旅であり、ノイズ・ミュージックの領域における Merzbow の先駆者としての地位を確固たるものにした本作。サウンド・マニピュレーションと作曲の限界を押し広げる、細心の注意を払って作られたトラックのコレクションが収録されており、その音の風景に飛び込む勇気のあるリスナーに没入感を与えるものとなっています。James Plotkinの手によるリマスタリング仕様。

HTRKやBlanck Massの作品にも参加しているConrad Standishと、F Ingers (Carla dal Fornoも在籍!!)のメンバーであったSam Karmelによる豪州・メルボルン拠点の人気ユニット、CS + Kremeによる最新作『The Butterfly Drinks The Tears Of The Tortoise』が、Will Bankhead主宰のロンドンの名レーベル〈The Trilogy Tapes〉よりアナログ・リリース!日本とインドネシアからはKAKUHANの中川裕貴と、TarawangsawelasのTeguh Permanaも各1曲ずつゲスト参加。幻想的な冬の情景を優しく喚起させる親密で珠玉なドリーム・フォーク"Corey"、〈Raster-Noton〉直系なグリッチ・エレクトロニカによる幻景と近未来的なシンセ・スケープが美しい"Master Of Disguise"、不協和音の旋律と共に螺旋する天上的ポスト・クワイア"Uki"に至るまで、冬化粧とそれらを覆う透明な空気に包まれた、耽美なエレクトロニック・サウンドを織りなす全8曲を収録。Rashad Beckerによるマスタリング&カッティング仕様と盤質も万全!


ロンドン拠点の実験音楽コレクティヴ/レーベル〈Sagome〉から新物件が到着!Nicola Rattiとの名プロジェクトBellowsでも活動、自身の〈Schoolmap〉と〈Fringes Recordings〉からのリリースを通じてドローンマスター= Eliane Radigueの再評価にも貢献した人物であり、名門〈Senufo Editions〉のオーナーとしても知られるミラノ出身の名実験作家Giuseppe Ielasiと、〈NTS Radio〉で長年に渡り番組〈SKYAPNEA〉をホストしているGiovanni Civitengaのコラボ・ユニット、Rain Textによる8曲入りの最新作『III』がアナログ・リリース。モンツァにあるIelasiのスタジオで3日間に渡って録音。泡立つ金属的なリズムと重みのある低音が際立った、ポスト・ノイズ的エレクトロニクス/ドローン・サウンドが恍惚と展開される、近年のIelasi作品でも極めて稀有な一枚。Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。限定200部。

UKヒップホップ・アーティスト、Roots Manuvaの
名盤2タイトルが発売25周年を記念して〈Big Dada〉より再発!!
90年代後半から活躍する日本のベテラン・プロデューサー/DJであり、自身のレーベル〈Seeds And Ground〉や〈Mule Musiq〉〈Groovement〉などのレーベルから作品をリリースしてきたKaoru Inoue。2013年に日本でのみ発売されたアルバム『A Missing Myth of the Future』が〈Studio Mule〉よりアナログ・リイシュー!2012年のアルバム『A Missing Myth』収録楽曲やその未発表ヴァージョンに加え、『Sacred Days』からの人気曲を収めた作品。ワールド・ミュージック、フィールド・レコーディング、アンビエント、エレクトロニック・ミュージックを独自スタイルでミックスした作品。アルバムは、ミニマル・ガムラン・アンビエント"malam"で始まり、2曲目の"selva"は初期のLucianoやRicardo Villalobosを彷彿とさせるミニマルなアフロ・ブラジリアン・ハウス。3曲目の"kamui fuchi"はエレクトリック・ジャズ・フュージョン・ハウス、4曲目の"sphere"は80年代後半のJoan Bibiloniを彷彿とさせる。B面の"etenraku"は前衛的なトライバル・ブレイク・ビーツ、"she was in ecstasies"と"escape dub"は彼のシグネチャーとも言えるバレアリック・スロー・ハウスを展開。そして、アルバムは美しくメランコリックなニューエイジ・ミュージック"Healing Force"で締め括られるものとなっています。まさに私たちにとって時代を超えた内容の傑作。


ドイツのエレクトロニック・シーンを長年に渡って牽引してきた名門〈Kompakt〉からは、そのボスであるWolfgang Voigtの大人気名義”GAS”の最初のセルフタイトル・アルバムがアナログ・リイシュー。1996年に聖地〈Mille Plateaux〉から最初にリリースされて以来、オリジナルの形では入手出来ないでいた本作が、Wolfgang Voigtの最も謎めいた、奇抜なプロジェクトのデビュー・フルレングスとしてこの度完全復刻リリース。90年代中盤の、ダブ・テクノの全盛期で産み落とされた、果てしなく広大であり瞑想的な力に満ちた、チルアウト・ミュージックの極点と呼ぶべきアンビエント名作!
