Electronic / Experimental
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Slepianが1980年にカセットで発表したデジタル・ミュ
Stone誌にも「このジャンルの主要タレント」と絶賛された超
おじまさいりのソロプロジェクト《くまちゃんシール》のアルバム完成。透き通ったヴォイスが浮遊してぐるぐる回る無重力サウンドワールド、その真の魅力は奥に宿る胆力の強さ。Le MakeupとTakaoの全面サポートのもと、代表作ができました!
おじまさいりはCASIOトルコ温泉、neco眠る、Emerald Four等々のインディーバンドで活動してきたヴォーカリスト/キーボーディスト/ソングライターで、2013年にソロ活動を始め、2017年に《Hoge Tapes》でカセットデビュー。この『くまちゃんシール』は、彼女にとって初のCD/LPアルバムであり、全曲おじまが作曲・プロデュースし、Le MakeupとTakaoのサポートを得て作り込んだ楽曲群は大きな発展と飛躍を遂げている。
おじまの個性であるDIYな音を軸に、Le Makeupのヴィヴィッドでカラフルなギターとサウンドメイク、Takaoのアンビエントポップシンセとキーボードが刺繍され、素地のロウファイさと精妙なハイファイさが躍動的に重なった音の層を堪能できる。全11曲中10曲でLe Makeupがミキシングを行い、「CHINA珊都異知」はTakaoが担当。おじまの音楽的アイデンティティの中心は透明感のある声で、インスト曲「カヌーで火を焚く」を除くすべての曲でそのヴォイスが使われているが、歌詞のある曲は半分のみ。アルバム全体で彼女のワードレス・ヴォイスがメロディやテクスチャーの要素として使われている。
『くまちゃんシール』はテクノやアンビエントやニューエイジ・リバイバルのフィルターを通したベッドルーム・ポップと呼べるかもしれないが、終盤に収録された四つ打ちリズムに歪んだ音が被さったお宅ディスコ「羹(あつもの)」、英のブレンダ・レイを少し思わせるドゥーワップ風味の似非レゲエ「TINYCELL」という2曲に、お約束を逸脱してしまうおじまの世界観が披露されている。
2016年にMHzから特大サイズの2枚組CDとして発表された『DOROHEDORO Original soundtrack』は、作者の林田球とMurder Channelの梅ヶ谷雄太によって監修され、漫画と音楽の融合を妥協なく実現させたカルトな名盤として双方のファンから絶賛された。
発売後すぐに売切れ廃盤状態となり、10倍以上の価格で取引されていた今作がdiskunionのサポートを受け、一部内容を変更してMurder ChannelとSad DiscoのWネームにて遂に再発される。
今作の参加アーティストは、唯一無二の呪術的サイケデリック・トライバルサウンドで世界的に高い評価を受けている「Shackleton」、The BugとのG36としても活動するディストピア・ダブ/Sci-fiステッパスサウンドを展開するGorgonnの別名義
「Ghengis」、日本にも多くのファンをもつバンドAsian Dub Foundationの中心メンバーでありベーシストの「Dr Das」、初期ダブステップ・シーンで異彩を放っていたユニットVex’dの一員としても知られる電子音楽家「Roly Porter」、80年代から数々のバンドで活動しているAndy SwanとDamian Bennettによるインダストリアル・ドゥームバンド「khost」、Iggor CavaleraとのPETBRICKでも活躍中のWayne Adamsによるブレインダンス・バンド「Big Lad(旧名Shitwife)」、ジャングルとブレイクコアにジプシーミュージックをミックスした通称クラウンコアを提示する「Ed Cox」などの超一流達が『ドロヘドロ』を読んで生み出した特別な曲を提供してくれている。
「2016年に音楽レーベル『Murder Channel』の企画で実現し数量限定で発売されたドロヘドロのサウンドトラックです。
この度ディスクユニオンさんから再販されることになりうれしいです!ドロヘドロの最後の2年間はこのサントラを聴きながら描いていました。
ジャケットイラストはデザイナーさんから「ドロヘドロ的な曼荼羅」という依頼をいただき、ちょうどその頃カイマンの正体の部分を描いていた時期だったので、自然とこういう絵になりました。
あえて暗すぎるイメージにならないよう緑や茶色などで塗りました。
曲は各アーティストさんにマンガを読んでもらってあとは自由に作ってもらいました。
どの曲もみんなそれぞれ全く違うのにそれぞれドロヘドロっぽい。初めて聴いた時は本当に感激しました。
おもしろい音がたくさん入ってるドロヘドロOST、この機会にぜひ聴いてみてください。」
林田球
【仕様】
E式Wジャケット:エンボス加工
重量盤クリアヴァイナル
インサート:ドロヘドロ作者、林田球先生インタビューを元にしたライナーノーツ
(Murder Channel 主宰 梅ヶ谷雄太)
*ライナーノーツは限定アナログ盤のみに収録
Nicolas Jaar主宰の〈Other People〉からの作品で話題を呼んだイランはテヘラン生まれのMohammadとMehdi Mehrabani-Yeganeh兄弟から成るユニットSaint Abdullahと、ヘルシンキの名門ジャズレーベル〈Jason Nazary〉からもリリースするアトランタ出身でブルックリンを拠点に活動するドラマー兼作曲家のJason Nazaryがコラボ作品をリリース!
Saint Abdullahが得意とする電子的テクスチャーとJason Nazaryの生ドラムが織りなすサウンドが心地よく耳に柔らかい快楽をもたらす一枚。
〈Warp〉の新鋭Nala SinephroやEli Keszler好きも必聴な内容で、M6はThom Yorke、Jonny Greenwood、Tom Skinnerから成るスーパーバンド、The Smileも彷彿とさせる1曲。アンビエント~ジャズ~電子音楽~ディープリスニングな良作!