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Electronic / Experimental

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MC Yallah & Debmaster - Gaudencia (LP)MC Yallah & Debmaster - Gaudencia (LP)
MC Yallah & Debmaster - Gaudencia (LP)Hakuna Kulala
¥2,657 ¥4,597

1999年から東アフリカのアンダーグラウンド・シーンで活動を続けてきたMC YallahことYallah Gaudencia Mbiddeの最新作『Gaudencia』が〈Nyege Nyege Tapes〉のサブレーベルであり、東アフリカやコンゴのアンダーグラウンド・エレクトロニック・ミュージックを世界に紹介する〈Hakuna Kulala〉より登場!プロデュースは前作に引き続き、ベルリン拠点のフレンチ・ビートメイカーDebmasterが全編を担当。アフリカでしか考えられないようなマイクさばきとジャンルを超えたビートが完全に融合し、アフリカン・ヒップホップの枠組みすら軽々と飛び越える内容に仕上がっている。Yallahは英語、ルガンダ語、ルオ語、スワヒリ語を自在に行き来しながら、ラップ・歌・アドリブを織り交ぜる多言語かつ多面的な表現力で、より深く、自身の内面と音楽観に潜り込んでいる。20年以上かけてようやく自分の"信徒"を見つけたというMC Yallahの言葉どおり、『Gaudencia』は彼女の音楽人生の集大成であり、アフリカン・ラップの未来を指し示す予言の書のようでもある。破壊的で、精神的で、唯一無二な一枚。

AVENIR - Primitive Maxi Trial (LP)
AVENIR - Primitive Maxi Trial (LP)Heat Crimes
¥4,597

パレルモ拠点のプロデューサーEmiliano Pennisiによる90年代後半〜2000年代半ばの未発表音源を発掘した作品『Primitive Maxi Trial』がウガンダの首都カンパラを拠点とする、世界各地のオルタナティブなエレクトロニック・ミュージックやエクスペリメンタル系を自由に追求するレーベル〈Heat Crimes〉より登場。彼が関わるアンダーグラウンド・コレクティブ「Paradigma」の文脈から現れた本作は、単なる回顧録ではなく、まるで埃をかぶった幽霊のような“ポスト・デジタル以前”の遺物として響く。楽曲群は、VST黎明期のチープな質感、MPC 1000のザラついたビート、雑誌の付録CD-ROMから抜き出したようなサンプルが混在する、“サルベージされたポップカルチャー”の断片のような質感を持つ。IDM、ノイズ混じりのテクノ、無意味なアンビエント、レイヴ——あらゆるジャンルが雑然とした記憶のコラージュのように出現し、アウトサイダー・アート的でもある。記録よりも儀式のように鳴らされる、閉塞感と自由が同居する奇妙に私的でシュールな音楽。懐古ではなく、ある時代の空気そのものに触れるような一作。

Jako Maron - Mahavélouz (LP)Jako Maron - Mahavélouz (LP)
Jako Maron - Mahavélouz (LP)Nyege Nyege Tapes
¥4,597

インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島出身の電子音楽家Jako Maronによるレユニオン島の伝統音楽・マロヤを電子的に再構築した作品『Mahavélouz』が、ウガンダの首都カンパラを拠点とする〈nyege nyege tapes〉より登場!前作ではマロヤ特有のリズムにテクノの要素を重ねていたが、今作ではブラジルのビリンバウに近い、現地の伝統旋律楽器ボブルに焦点を当てている。Maronはこの楽器の独特な音色に魅了され、ふだんは打楽器に埋もれてしまうその響きを前面に出すべく、演奏家Zean Amemoutoulaopのソロを中心にトラックを構成。伝統的な打楽器の代わりにTR-606や909といったドラムマシンを用いて、ボブルの音色にフィードバックやシンセ、電子音を交えることで“電子マロヤ・カバレ”へと昇華させた。アルバムは「ボブルが声を持つ」というコンセプトで貫かれており、霊性や儀式的ムードを感じさせるトラックが並ぶ。最後にはボブルの音色をモジュラーシンセで模倣した楽曲も収録されており、その印象の違いも興味深い。

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ThisisDA - Fast Life (LP)
ThisisDA - Fast Life (LP)Heat Crimes
¥2,678 ¥4,346

10年以上にわたってエクスペリメンタル・ラップの世界で独自の道を切り開いてきたロンドン生まれ・ブリストル拠点のラッパー/プロデューサーThisisDA。ジャズ・コレクティヴSumo ChiefやKlein、Eyedressとのコラボを通じて、ジャンルにとらわれず自由なスタイルを追求してきた彼の探究心の結晶のような作品『Fast Life』が、ウガンダの首都カンパラを拠点とする、世界各地のオルタナティブなエレクトロニック・ミュージックやエクスペリメンタル系を自由に追求するレーベル〈Heat Crimes〉より登場!本作ではドリル、グライム、エレクトロ、トラップといった要素を自在に横断しながら、型にハマらないサウンドを展開しており、〈Hakuna Kulala〉のビートメイカーDebmasterや、ウェールズ出身のシンガーMimi Jonesとの共作を含みつつ、全体を通してThisisDAの軽妙なワードプレイと強烈な個性に貫かれている。ミニマムでアブストラクトなビート、力強くも繊細なラップ、ソウルフルなオートチューン、さらにはサウスのネオン光るサウンドまで取り入れた今作は、ヒップホップの枠を大きく飛び越えた意欲作と言える一枚!

Pendant - Make Me Know You Sweet (2LP)
Pendant - Make Me Know You Sweet (2LP)West Mineral Ltd.
¥5,252

待望の再プレス!バンドキャンプ上でも驚異的なセールスを誇っていた、近年稀に見る最重要盤!弊店でもベストセラー中のベストセラーでおなじみのHuerco S.が新名義を始動し、自身が立ち上げたニューレーベル、West Mineral Ltd.から驚異のディープ・エレクトロ/音響アンビエント大傑作!

一昨年には、Quiet Time Tapesから限定カセットでニューエイジ作品も発表していましたが、またしても新たな領域を開拓!メランコリックな電子音の気流が幾重にも重なり合い、果てしないどこかへと続いていく”VVQ-SSJ”、OPNへの憧憬か、曖昧なミニマル・アンビエンス・ループがオンライン・アンダーグラウンドの深淵から湧き上がる一際異彩なトラックの”BBN-UWZ”、ただただ、深い霧の奥へと沈んでいくような無表情の情景に、鬱屈としたドローンや不穏なフィールドレコーディングが挿入される”IBX-BZC”など、彼自身制作に取り組んできたクラブミュージックをバックボーンに、音響、ドローン、テクスチャーなど、多様な角度からのアンビエント・ミュージックの更新へと挑戦した不可思議な楽曲の数々。GASやLeyland Kirbyが好きな方にもど真ん中に刺さる音でしょう。マスタリング&カッティングはRashad BeckerのライバルことMatt Coltonと万全です。今回はお見逃しなく!

Sleepdial - RV Lights (LP)
Sleepdial - RV Lights (LP)West Mineral Ltd.
¥4,648
粒子のように舞う微細なグリッチ、霧のように立ち上るアンビエンス───Huerco S.主宰のもと"Dubient"の地平を切り拓き、2010年代終盤以降の電子音響シーンの砦として君臨してきた〈West Mineral〉からの最新タイトル。Dubharpとして〈100% Silk〉から、French Kettle Station名義では〈Slagwerk〉から作品を送り出しているデンバー出身の実験的ミュージシャンLuke Thinnesによるソロ・プロジェクト、SleepdialによるデビューLP!音の輪郭が滲むようなドローンと、エラーのようなノイズの隙間に、どこか懐かしくも正体の定かでない感情の残響を漂わせる。ループと非ループ、構造と崩壊の境界をさまようその音響は、Dubient的沈黙のなかに記憶の欠片をそっと投げ込んでいくかのよう。白昼夢と内省が溶け合う、現行エクスペリメンタルにおける精緻な結晶です!Rashad Beckerによるマスタリング仕様。
Dolo Percussion - Influences (CS)Dolo Percussion - Influences (CS)
Dolo Percussion - Influences (CS)DDS
¥2,838

〈Modern Love〉の看板ユニットDemdike Stareが主宰する名門〈DDS〉から、フィジカル・オンリー&限定175部で放たれる最新タイトルは、〈Future Times〉のボスにして〈L.I.E.S.〉や〈The Trilogy Tapes〉からも名義を変えて作品を送り出すMax Dによるドラム・プロジェクト=Dolo Percussionによるミックステープ作品!ミニマルでパーカッシヴ、ひたすらドラムの快楽とグルーヴを突き詰めるレフトフィールドな展開は、祝祭と実験、ストリートとアートの狭間を軽やかに跳躍。完全地下仕様のキラー・フィジカル。

ARBORE - Aboyer au mauvais arbre (CS)ARBORE - Aboyer au mauvais arbre (CS)
ARBORE - Aboyer au mauvais arbre (CS)Somewhere Press
¥2,537

これぞ、フィールド・アンビエントや即興音響の新たな交点。フランス出身、現在はベルリンを拠点に活動するサウンドアーティストDiane BarbéとLaure Boerによるコラボ・プロジェクトARBOREが、グラスゴーの地下音響拠点〈Somewhere Press〉より登場!ざらついたフィールド録音と即興的なノイズ~音響彫刻が織りなす、霊性と動物性のあわい。森の深部で鳴るかすかな足音、金属が軋むようなノイズ、さざめく息遣いは、すべてが非人間的感覚を呼び覚ます、感覚の再編成装置のようであり幽玄で美しい。

Sixsixsevenfortyseven - Wounded Dogs (LP)Sixsixsevenfortyseven - Wounded Dogs (LP)
Sixsixsevenfortyseven - Wounded Dogs (LP)YOUTH
¥4,950
これぞ、ポスト・クラブ、アンビエント・ノイズ、電子的儀式音楽の交点に刻まれた、静かな呪詛の記録。マンチェスター拠点の現行レフトフィールド屈指の名門レーベル〈YOUTH〉から放たれた、NVSTとZoharによる匿名的ユニットSixSixSevenFortySevenのデビュー作がアナログで到着。鉄錆びた残響と密室的グルーヴが交錯。都市の暗部をなぞるようなインダストリアル/エクスペリメンタル・エレクトロの迷宮!全編に渡って不穏なノイズ、ひしゃげたビート、朧げな声が揺れ、リズムは記憶の遺構のように反復し、時折、遠くで灯る旋律が傷跡のように滲んでいます。まさに、音のアルバムというより、都市の亡霊たちが描いた「見えない地図」。
Mentocome (LP)
Mentocome (LP)Amok Age
¥5,855
独〈Giraffe Rec〉より92年に忽然と現れた幻の一枚、Mentocomeによる唯一作が〈Amok Age〉より公式アナログ再発!デュッセルドルフ周辺のニューウェイヴ/カセット地下シーンに潜んでいたという影のユニットが遺した、機械による非人称的な沈黙と雑音の記録がここに。Werkbund〜Peter Rehberg的な鉄錆びた残響、鬱屈したインダストリアル・ドローン、沈み込むようなミニマル・リズム。時にUボートの内部で聴こえるような空白と不安、そしてRobert Haighを想起させる濡れたピアノがふと現れる瞬間。これは音楽というより、見えない都市の心音であり、〈Creel Pone〉系列の幻視的亡霊音像に接続する、聴くことで現れる異界の地図です!
Sarah Davachi - Let Night Come On Bells End The Day (Yellow Vinyl LP)Sarah Davachi - Let Night Come On Bells End The Day (Yellow Vinyl LP)
Sarah Davachi - Let Night Come On Bells End The Day (Yellow Vinyl LP)Late Music
¥5,343

2018年に発表されたDavachiの5作目のアルバムで、その年のWire誌"Top 50リリース"で第6位に選ばれた。メロトロン、エレクトリック・オルガン、ピアノ、シンセサイザーによる、夕刻のための楽曲を集めた作品集。

カナダ出身のシンセシスト、Sarah DavachiがSean McCannの主宰のRecitalから2018年にリリースした超人気作にしてキャリア最重要作が待望の再プレス。デビュー以来、軸のあるミニマル・ミュージックへと取り組み続けてきた彼女の音楽も随分と深いところまで来たように感じます。ロマンティシズムを讃える祝福的和音と、持続する永遠の引用のような多幸感。音楽の中へと入り込む、あるいは万華鏡の中へと侵入して、音の波に没頭する、ミニマル・ミュージックの至高体験的一枚。あるいは街の灯りのような優しげに寄り添う環境音楽の、影当たるところで眠っている子供達。イーノの子供達は皆健やかに・・・

Biosphere - The Way Of Time (LP)Biosphere - The Way Of Time (LP)
Biosphere - The Way Of Time (LP)AD 93
¥4,258

ノルウェーを代表するアンビエント作家Biosphereの『The Way of Time』が大名門〈AD93〉より登場!本作はElizabeth Madox Robertsの小説『The Time of Man』からゆるい着想を得て、Joan Lorringナレーションによる1951年のラジオドラマ版の抜粋が取り入れられている。南部訛りの哀愁ある語りが、ゆったりとしたループや静かなシンセサウンドと絡み合い、アメリカの田舎の空気とシンプルなアンビエントの対比を生み出している。Biosphereらしい深い静けさと広がりはそのままに、人間味のある、記憶を辿るような自己洞察的なトーンが印象的な作品になっている。

Lori Vambe - Space-Time Dreamtime (2LP)Lori Vambe - Space-Time Dreamtime (2LP)
Lori Vambe - Space-Time Dreamtime (2LP)Strut
¥6,982
オリジナルは二万円越えの取引もなされる激レア盤が待望の再発。ブラジル人ピアニストのRafael Dos Santosも参加。独学のドラマー、発明家、音響実験家でもある英国音楽界におけるユニークな人物Lori Vambeがそれぞれ1982年に自身のレーベル〈Drumony Records〉から人知れず発表したオリジナル・アルバムである『Drumland Dreamland』と『Drumgita Solo』がセットになって〈Strut〉より史上初のアナログ・リイシュー。自身の楽器であるdrumgita (「ドラムギター」と発音)やストリングドラムの発明者であるVambeがこれらの楽器を用いて制作した空想的宅録ミニマル音源集。〈The Wire〉のライターFrancis GoodingによるVambeのインタビューやライナーノーツ、未公開写真などが掲載された12"サイズのブックレット(8ページ)が付属。
Laurel Halo - Atlas (LP)Laurel Halo - Atlas (LP)
Laurel Halo - Atlas (LP)Awe
¥4,175
実に5年ぶりとなる最新フルレングスが待望のリリース!当店でも度々その作品を紹介してきた大人気エレクトロニック・アーティストであり、〈Hyperdub〉や〈Latency〉〈Rvng Intl.〉にも作品を残すLaurel Haloによる最新アルバム『Atlas』が新レーベル〈Awe〉より襲来!Coby Seyも参加した官能的なアンビエント・ジャズ・コラージュの組曲!シンセティックなアンビエント・テクスチャーとアコースティック楽器の両方をブレンドしたこのアルバムは、緻密なディテールに裏打ちされた、聴き飽きることのない大変秀逸な作品に仕上がっています。
Gastr del Sol - Mirror Repair (12")Gastr del Sol - Mirror Repair (12")
Gastr del Sol - Mirror Repair (12")Drag City
¥2,846

Gastr Del Solというユニットが、その独自の音楽美学と価値をはっきりと打ち出したオリジナルは1994年発表の転機の作品『Mirror Repair』がリイシュー!5曲という短い構成ながら、ギターの絡み合いに加えて、ピアノやドラム、木管楽器などが鋭く差し込まれ、強い衝動に突き動かされたような音像が広がる。音と同じくらい沈黙も重要な要素として扱われ、聴き手に深い集中を強いる。静と動、構築と解体が緊張感を保ちつつ共存していて、短い時間の中に濃密な世界が詰め込まれている。Gastr Del Solにとって小品ながら決定的な一歩であり、以後の彼らの展開にもつながる重要作。長い時間を経て再発された今こそ、改めて聴き直す価値のある一枚。

Satomimagae - Taba (LP)
Satomimagae - Taba (LP)Rvng Intl.
¥3,346

東京在住孤高のエクスペリメンタル・フォークシンガーであり旅人でもあるSatomimagaeによるアルバム『Taba』は、個人的な感覚と普遍的な気配が交錯するような小さな物語を連ねた作品。彼女が日々、自宅スタジオの外から流れ込んでくる風景や音、目に見えるもの・見えないものを静かに観察し、それらを吸収するなかで生まれた楽曲たちは、どこか記憶の揺らぎにも似た時間の中を漂っている。

Perila - Intrinsic Rhythm (LP+10")Perila - Intrinsic Rhythm (LP+10")
Perila - Intrinsic Rhythm (LP+10")Smalltown Supersound
¥4,393

米国の大人気実験作家Ullaとの昨年のコラボレーション・アルバムが大変素晴らしかった、〈Radio.syg.ma〉の共同創設者としても知られるベルリン拠点のDJ/プロデューサー、Perilaによる最新アルバムが〈Smalltown Supersound〉からアナログ・リリース。極地的環境を彷彿とさせる、荒涼として凍てつく広大なサウンドスケープが、深い内省と愁いを込めつつシュルレアリスティックに展開されていく、破格のエレクトロアコースティック/ドローン・アンビエント作品!名匠Rashad Beckerによるマスタリング仕様。

Lisa Lerkenfeldt - Halos of Perception (LP)Lisa Lerkenfeldt - Halos of Perception (LP)
Lisa Lerkenfeldt - Halos of Perception (LP)Shelter Press
¥3,296
幻想的で耽美な没入的な内容。今年度最高峰の白昼夢アンビエント/モダン・クラシカル大傑作!〈Vienna Press〉や〈Aught Void〉といったカルト・レーベル作品も知られる豪州の女性実験作家にして、ミニマリストのストラクチャーを静寂と強度で探求し続けてきた要注意人物、Lisa Lerkenfeldtによる最新アルバム『Halos of Perception』が〈Shelter Press〉からアナログ・リリース。自身によるフィールドワークと電子音響の実践から導き出されたピアノ、チェロ、テープ・ループのアレンジが、内省的でインティメイトなコンクレート・サウンドとシュールな映画のパッチワークの中で、失われた部屋と地下の歴史を照らし出ていきます。限定プレス。Sean McCann主宰の〈Recital〉レーベル作品やLaurel Halo、Deux Fillesなどが好きな方なら間違い無しの一枚です。
Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3CD)Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3CD)
Kali Malone (featuring Stephen O’Malley & Lucy Railton) - Does Spring Hide Its Joy (3CD)Ideologic Organ
¥3,181

1月中旬再入荷。当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』がアナウンス。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。

Dialect - Atlas of Green (LP)
Dialect - Atlas of Green (LP)RVNG INTL.
¥3,296

〈Tasty Morsels〉や〈1080p〉からのリリースでも知られるリヴァプール拠点の実験的アンビエント作家Andrew PM Huntのソロ・プロジェクト=Dialectによる最新アルバム『Atlas of Green』が〈RVNG〉から登場。「失われた信号と永続的な衝動がテクノロジーと時間の堆積物から発掘される、未来の夜明けの時代に活動する”Green”という名の若い音楽家」をイメージして作られたというコンセプチュアルな作品。拾い集めた遺物、そして、過ぎ去った色彩のパッチワークとなった本作は、流動的な中期未来の虹色のきらめきを通して投影された幻想的な一枚に仕上がっています。名匠Stephan Mathieuによるマスタリング仕様。〈RTI〉での高品質プレスと盤質も万全!

Jeremy Shaw, Konrad Black, There In Spirit - Phase Shifting Index (LP)Jeremy Shaw, Konrad Black, There In Spirit - Phase Shifting Index (LP)
Jeremy Shaw, Konrad Black, There In Spirit - Phase Shifting Index (LP)PAN
¥5,164
ベルリンのクラブシーンを代表する名門レーベル〈PAN〉から、Jeremy Shaw、Konrad Black、There In Spiritといった面々による、思弁的電子音響と儀式的スポークン・ワードが交錯する異形作『Phase Shifting Index』が登場。Current 93やCoilにも通じるオカルティズムや儀式性を、現代のサウンドアート/エクスペリメンタルの語法で精緻に屈折・再構築。電子音響のプリズムを通じて編まれる声と音の連環は、スピリチュアルでありながら厳かであり、思索的な世界へとリスナーを導いてくれます。フィールド録音やドローン、断片的な語りが重層的に絡み合い、哲学的サウンド・テキストとしても読み解ける一作。まさに音と言葉の交信が静かに、しかし深く刺さる現代の儀式録です。
Asma Maroof, Patrick Belaga, Tapiwa Svosve - The Sport of Love (LP)Asma Maroof, Patrick Belaga, Tapiwa Svosve - The Sport of Love (LP)
Asma Maroof, Patrick Belaga, Tapiwa Svosve - The Sport of Love (LP)Pan
¥3,181

Dorothy AshbyとArve Henriksen、Jon HassellとHildur Guðnadóttirを繋ぐ、愛の不安、調和、不確実性を描く旅。電子音楽家でチェロ奏者のAsma Maroof、ベルリンのクラブ・シーンの中心地〈PAN〉に傑作を残すPatrick Belaga、サックス奏者、理論家、音楽家のTapiwa Svosveによる要注目コラボ・アルバム『The Sport of Love』がアナウンス。現代のロマンスの言語、競争、矛盾について考察をテーマに作り上げた作品であり、第四世界を通過したフリー・インプロヴィゼーション/アンビエント・ジャズと荒涼としたアンビエント・ドローンが溶け合うフリーフォームで破格な一枚!

Duster - Contemporary Movement (CS)
Duster - Contemporary Movement (CS)Numero Group
¥1,829

言わずと知れたスロウコアの大名盤!これは是非聞いておくがいい。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉からは、1998年に〈Up Records〉からリリースされたDusterのデビュー・スタジオ・アルバム『Stratosphere』が22年度カセット・リイシュー。スロウコアの第一波の頂点にたつ一枚であり、子宮の中で聞くべき!暗い空間と閉じた瞼のための音楽にして、パンクの鋸歯状のエッジを持つアンビエント・ミュージック。

Coil - Black Antlers (CD)Coil - Black Antlers (CD)
Coil - Black Antlers (CD)DAIS Records
¥1,984
7月下旬再入荷。ジョン・バランスとピーター・クリストファーソン、ふたりの魔術師による幻惑の後期作『Black Antlers』が、ポスト・インダストリアル/ゴシック系名門〈DAIS〉から再発!初期インダストリアルの霊性と、ミレニアム以降のダーク・エレクトロニクスが溶け合い、悪夢とエクスタシーの境界をさまよう音響儀式。かすれたビート、淫靡な語り、幻覚のように立ちのぼるサウンド・レイヤー。その深淵を覗き込むような聴取体験は、まさに存在と幻影のあわいを彷徨う祝祭のようです。Coil未体験の扉がここに。

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