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Ambient / Minimal / Drone

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Sebastiano Carghini - Ramble (LP)
Sebastiano Carghini - Ramble (LP)topo2
¥4,269

長年、〈Second Sleep〉や〈enmossed〉などのレーベルで独自のサウンドを培ってきたSebastiano Carghiniの集大成ともいえるアルバム『Ramble』が〈topo2〉より登場。アルバム全体を貫くのは、ぼんやりとした記憶や思い出をたどるような感覚。まるで失われかけた記憶の断片を何度も編み直し、新しい形へと再構築していくようなプロセスが音楽として表現されており、夢と現実の狭間を漂うような、繊細でサイケデリックな電子音楽作品となっている。劣化してノイズが入ったテープの音、幾重にも重なったテクスチャ、漂うエコー、そしてミニマルなパルスが溶け合い、リスナーをぼんやりとした意識へと誘うようなサウンドは、ダブテクノやエレクトロニカを基調としつつも、少し歪んで、退廃的な雰囲気をまとっている。ActressやAndy Stottの音楽にも通じる部分がありながら、それらとも一線を画す、アンビエントではないアンビエントとでも言うべき独自の音世界を築いている。聴く者を夢と現実の境目へと誘い込むような、詩的な魅力を持ったアルバム。

Hu Vibrational -  Timeless (LP)Hu Vibrational -  Timeless (LP)
Hu Vibrational - Timeless (LP)META RECORDS
¥3,678

Hu VibrationalことAdam Rudolphによる、時空を超えるスピリチュアルな音世界!アフリカ、インド、中東など多様な音楽の血脈を、ジャズやヒップホップ、エレクトロニカと有機的に結びつけた作風で、土を感じさせるパーカッションを核にしながら、星空の下での儀式のような広がりと現代的なミスティシズムが同居している。本作ではルドルフがキーボードや親指ピアノ、笛、弦楽器、打楽器など驚くほど多彩な楽器を演奏し、そこに世界各地の名手が音色を重ねている。ノルウェーの音響ギタリストEivind Aarset、モロッコのパーカッショニストBrahim Fribgane、インド古典のシタール奏者Neel Murgaiやタブラ奏者Sameer Gupta、長年の盟友ドラマーHamid Drakeらが参加しており、彼らの音はルドルフのソニック・マンダラの中で有機的に絡み合い、層を成していく。即興性と構築美が共存し、ゆったりとしたグルーヴの中で音が呼吸しながら変化してゆき、ときにジャズ的なインタープレイ、ときに瞑想的な反復、ときにトライバルな熱気がみられるが、すべてが時空をテーマに溶け合うようで、まるで過去と未来が同じ一点で脈打っているような感覚をもたらす作品。

Florian TM Zeisig -  A New Life (LP)Florian TM Zeisig -  A New Life (LP)
Florian TM Zeisig - A New Life (LP)STROOM.tv
¥4,961

ベルリンを拠点に活動する現代アンビエントの要人、Florian TM Zeisig のStroomからの2作目『A New Life』。Róisín & Cathal Berkeleyによるハープとサックス、Lia Mazzarriのチェロが加わり、艶やかなアンサンブルが広がる、まるでフローティングタンクを満たすような、軽やかで芳醇な音世界を描き出している。本作は、イーノ的なアンビエントの精神と、香気漂うニューエイジの質感をまとい、シンセの霞の中に楽器のニュアンスを溶け込ませる見事な手つきと共に、どこかジャンル分けを拒むような深い情感を持っており、チェロに支えられてハープとサックスが絡み合い、喪失感や怒り、静謐さがひとつの流れに編み込まれていく。それらを覆い隠すのではなく、むしろ抱きしめるように響かせるさまは、人間らしさを力強く打ち出し、統合された真実を露わにしようとするかのよう。

Andrew Pekler - New Environments & Rhythm Studies (LP)Andrew Pekler - New Environments & Rhythm Studies (LP)
Andrew Pekler - New Environments & Rhythm Studies (LP)Faitiche
¥4,654

Andrew Peklerによる幻想的な音響世界を深く探求する作品『New Environments & Rhythm Studies』が〈Faitiche〉より登場。長尺で没入的なコンポジションと、短く断片的なスケッチ風トラックに分かれ、人工的なフィールドレコーディング風の音響や滑らかな電子音テクスチャ、ゆらぐパーカッション、そして穏やかな旋律を自在に交差させている。この作品の核心にあるのは、自然と人工の音の関係性で、たとえば「Globestructures」や「Cymbals In The Mist」などでは、生態音のように聴こえるが、実際は完全にシンセサイザーで構築された音響環境。一方で、「Cumbia Para Los Grillos」や「Fabulation For K」では、コオロギや昆虫の音を録音・ループしてリズムのトリガーとして使い、そこにメロディーを重ねることで、有機的でありながらどこかズレたビートを生み出している。収録された6つの「Rhythm Studies」もまた、自然音と電子音の境界を遊ぶようなアプローチで、音楽とフィールドレコーディングの区別を曖昧にしている。全体としてこのアルバムは、エキゾチカや民族音楽学といった、西洋的な視点から他文化を“再現”しようとした過去の音楽スタイルを、あくまで想像の産物として再描写しようとする試みだとも言えて、実在しない場所の音、存在しない環境のリズム。それらを丁寧に、しかし大胆に構築し直したサウンドは、想像力と耳を刺激する作品になっている。

Minhwi Lee 이민휘 - 미래의 고향 Hometown to Come (LP+DL)
Minhwi Lee 이민휘 - 미래의 고향 Hometown to Come (LP+DL)Alien Transistor
¥4,896

テニスコーツや青葉市子が好きな方にも是非お聴きいただきたい素晴らしい一枚です!韓国の女性SSW、Minhwi Lee = 이민휘が2023年にCDリリースしたアルバム『미래의 고향 Hometown to Come』が、The Notwistの主宰するドイツの名門レーベル〈Alien ransistor〉より2024年度アナログ化!1枚目のアルバムから7年の歳月を費やして書き下ろした全8曲を収録した待望のセカンド・アルバム!故郷を失った人々がどの様にして故郷へと帰れるのかを思い描きながら、ゆるやかにひとつの物語を形取った望郷アンビエント・フォーク傑作!歌詞とクレジットが掲載されたインサートが付属。180g重量盤仕様。

SG - For Lovers Only / Rain Suite (LP)SG - For Lovers Only / Rain Suite (LP)
SG - For Lovers Only / Rain Suite (LP)Faitiche
¥4,381

ソ連生まれ→カリフォルニア育ち→ベルリン在住の電子音楽家重鎮であり、〈~scape〉や〈Kranky〉〈Senufo Editions〉といった名門からのリリースでも知られるAndrew Pekler。Jan Jelinek主宰の〈Faitiche〉 から"SG"名義でリリースした傑作アルバム。作品全体を通して、ロマンチックなムードからメランコリーなムードまでを横断し、エフェクターや雨音の録音を駆使して、時に寂しげな雰囲気を高めています。名匠Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。

Blue Chemise - Influence On Dusk (LP)Blue Chemise - Influence On Dusk (LP)
Blue Chemise - Influence On Dusk (LP)B.A.A.D.M.
¥4,476

激激高内容です。未体験の実験音楽マニアの方は是非!スウェーデンのカルトレーベル〈Discreet Music〉傘下の〈I Dischi Del Barone〉や〈Students Of Decay〉といった実験系のレーベルからも作品を発表してきた、豪州の作家Mark BarrageによるプロジェクトBlue Chemise。2017年に限定105部のプライベートリリース作品として発表されていたデビューLPであり、現在大変入手困難となっている非常に人気の高いアルバム『Influence On Dusk』が、ベルギーの〈B.A.A.D.M.〉よりアナログ再発。荘厳で神秘的なアトモスフェリック・ドローン/アンビエント・サウンドから、時には不気味なサウンドコラージュ/エレクトロアコースティックでのシュールな世界観まで、独特の音楽的サイクルを形成した、極めてミステリアスで魅惑的な逸品。Christophe Albertijn によるリマスター サウンドと最新のアートワークを起用。限定300部。

Sarah Davachi - All My Circles Run (LP)Sarah Davachi - All My Circles Run (LP)
Sarah Davachi - All My Circles Run (LP)Late Music
¥4,558

2017年に発表され、高い評価を受けたLPで、オハイオ州シンシナティ拠点のレーベル〈Students Of Decay〉から限定アナログ盤としてリリースされた作品。弦楽器、声、オルガン、ピアノによる楽曲群を収録し、Pitchfork誌に「意識と無意識の間、かろうじて存在するが、確かにそこにある」と評された。Godspeed You! Black Emperorのアナログ録音スタジオ「Hotel2Tango」(モントリオール)で録音され、Davachiの鍵盤演奏に加え、Camille Hesketh(ソプラノ)、Jessica Holmes(チェロ)、Jessica Mosson(ヴァイオリン)が参加している。

冥丁 - 古風 (LP)冥丁 - 古風 (LP)
冥丁 - 古風 (LP)KITCHEN. LABEL
¥5,500

国内外のエレクトロニック〜アンビエントシーンで大きな注目を集める冥丁が待望の3rdアルバムをリリース!前二作『怪談』『小町』続く「LOST JAPANESE MOOD」を描き出す三部作の最終章。

デビューアルバム『怪談』がPitchfork2018年度の「ベスト・エクスペリメンタル・アルバム」の1枚に選出、そして翌年2019年発表の2ndアルバム『小町』も国内外で高い評価を獲得するなど、日本の古い文化をモチーフにした唯一無比のオリジナリティーで一躍世界のエレクトロニック~アンビエントシーンに躍り出た広島在住のアーティスト冥丁(メイテイ)が、待望の3rdアルバムをシンガポールKITCHEN. LABELよりリリースする。

前二作『怪談』『小町』に続き、本作『古風』でも再び日本の古い文化に焦点を当て、”日本の古い美学への風刺”をテーマに「LOST JAPANESE MOOD」(失われた日本のムード)を描き出す3部作を完結させる。ピアノや和楽器の音色、フィールドレコーディング、わらべ歌や民謡の破片を、遊び心を伴った冥丁の稀有な感性で組み合わせ、想像上の過去と現在を繋いだノスタルジックかつ幻想的な音の情景が描き出されている。連作となる「花魁 I」(M-3)と「花魁 II」(M-8)では、古いドラムや金属の音を加工した疾走感のあるヒップホップのリズムで、これまでにない緊張感揺らめくサウンドを構築。さらに、意味がわからないまで解体された声のサンプル使いは、宮崎駿氏の「世の中にはロジックで物事を考えるべきではない瞬間もある」という概念に共感し、言葉を超えた別の何かを生み出している。また、家父長的な日本社会で長年苦しんできた労働者階級の女性たちに捧げた「女房」(M-6)や、梅毒が蔓延する過酷な労働環境で働く遊女たちを描いた「花魁」(M-3, 8)など、昔の日本社会において自由がなかった女性たちを取り上げ、溝口健二監督のようなアプローチで彼女たちの想像を絶する痛みを優しさをもって形にしている。

本作をもって冥丁は日本の忘れ去られた過去の文化への探求に別れを告げるが、『古風』は世界から完全に切り離された歴史の一部を日本のみならず海外のリスナーにも語り継いでいくことができる作品である。

Valentina Magaletti & YPY - Kansai Bruises (LP)Valentina Magaletti & YPY - Kansai Bruises (LP)
Valentina Magaletti & YPY - Kansai Bruises (LP)AD 93
¥4,396

ロンドンのパーカッショニスト、作曲家Valentina Magalettiと、大阪の実験電子音楽家YPYがタッグを組んだコラボ作『Kansai Bruises』が名門〈AD 93〉より登場!ヨーロッパの前衛打楽器と日本のミニマル電子音楽が交わり、全8曲、関西地域の古い伝統と現代的な都市風景がぶつかる場所を舞台に、旅人のような視点からその土地の曖昧で変化し続ける雰囲気を立体的で空間的な打楽器と、の繊細な電子音で描いている。冒頭の「One Hour Visa」、一時的な滞在や通過点の感覚からスタートし、「Kansai Bruises」では、フィールド録音と加工された打楽器が重なり、まるで都市をさまよう映画のようなサウンドスケープに。「Float」は繊細な電子音とポリリズムの絡み合いで、無重力のような浮遊感を描き出す。異なる文化圏の音楽家が出会い、互いの領域を超えた場所で生まれたこの作品は、単なるフュージョンではなく、衝突しながらも共鳴する、2人の違いがそのまま音楽の面白さになっているような一枚。

Carl Craig - Desire: The Carl Craig Story (2LP)Carl Craig - Desire: The Carl Craig Story (2LP)
Carl Craig - Desire: The Carl Craig Story (2LP)PLANET E
¥5,568

デトロイト・テクノのパイオニア、カール・クレイグのキャリアを追ったドキュメンタリー映画の公式サウンドトラック『Desire: The Carl Craig Story』が自身のレーベル〈Planet E〉から登場。本作には、彼の膨大なアーカイブから代表曲やレア音源が多数収録されており、たとえば、デトロイト・テクノの原点を象徴する1曲「No More Words」、約25年ぶりに広く再発となるDesigner Music名義の「The Truth」、2013年のCDコンピ『Masterpiece』にのみ収録されていたアンビエント曲で、今回、映画のエンドロールを飾る「Meditation 4」、ほかにも、69、Psyche/BFC、Innerzone Orchestraといった別名義作品や、モーリッツ・フォン・オズワルド、フランチェスコ・トリスターノとのコラボレーションも収録。映画自体は、クレイグの生い立ちから世界的アーティストへの道のりを、デトロイトの衰退と再生と重ねながら描いており、ギレス・ピーターソン、ロニ・サイズ、ローラン・ガルニエ、DJミンクス、ケニー・ラーキン、ジェームズ・ラヴェルらがインタビュー出演している。カール・クレイグの革新と美学を総覧する、デトロイト・テクノの記憶と魂を刻んだ決定版。

Stephen Vitiello with Brendan Canty and Hahn Rowe - Second (LP)Stephen Vitiello with Brendan Canty and Hahn Rowe - Second (LP)
Stephen Vitiello with Brendan Canty and Hahn Rowe - Second (LP)Balmat
¥4,996

Tetsu Inoueや坂本龍一、Pauline Oliverosらとのコラボで知られるStephen Vitiello、FUGAZIのBrendan Canty、Herbie Hancockとも仕事していたHahn Roweによる、アンビエントや実験音楽の枠を超え、クラウトロック、ポストパンク、ダブ、グルーヴ重視のアンサンブルまでを飲み込んだ予測不能なアルバム。Vitielloは今作ではローズピアノやギター、モジュラーを駆使しスケッチを作成し、そこにCantyがドラムやピアノ、Roweがヴァイオリンや12弦ギターを重ねるという、即興と構築が交差するプロセスで制作しており、動的かつ即興的な2023年作『First』の流れを汲みつつ、より肉体的なグルーヴと構成力を伴っている。さらに、Animal CollectiveのGeologistがハーディ・ガーディで参加するなど、偶然の出会いが音楽に新たな風景をもたらしている。同レーベル作品のなかでも最も動的かつダイナミズムに富んだ内容で、第4世界的霊性、現代ジャズのエネルギー、クラウトロック、ポスト・ロック、アート・ロックなどが交錯する、ジャンルを超越したフリーフォームな傑作。深く、鋭く、鮮やかに響く音の錬金術のようです。

yingtuitive - Letters To Self (CD)yingtuitive - Letters To Self (CD)
yingtuitive - Letters To Self (CD)Third Place
¥2,664

Salamanda、Tristan Arpによるリワークも収録!シンガポール生まれ、ロンドン在住のプロデューサー、Yingtuitiveによるパーソナルなデビュー作『Letters To Self 寫情書』。クラシック・ピアノの訓練を受け、東南アジアの伝統音楽と電子音響、ディアスポラ的視点を織り交ぜた音楽は、内省的で感情豊か。シンガポールとイギリスでのフィールド録音、ピアノによる即興演奏、ガムランにインスパイアされた響き、映画のサンプル、繊細なエレクトロニクスが、アンビエント、エーテルな音像へと昇華されている。「このアルバムの音楽の瞬間すべてが、私自身への手紙」と語る通り、ホームシック、アイデンティティの揺らぎ、喧騒の中での静けさをテーマに、自分自身との対話を音で描き出している。

Sa Pa - Ambeesh (2LP)Sa Pa - Ambeesh (2LP)
Sa Pa - Ambeesh (2LP)Short Span
¥4,989

Sa Paがキャリア初期にあたる2015〜2019年にかけて練り上げた未発表音源集が、Matthew Kentの新レーベル〈Short Span〉から『Ambeesh』として登場。彼の代表作『Fuubutsushi』やデビュー作に通じる、ダブ・テクノとフィールド録音を溶け合わせた音響の詩法は健在で、大気圧の変化に身を委ねるような没入感が全編に漂っている。クラブ的実験性と親密なヘッドフォン向けリスニングとの境界を溶かし続けるSa Paならではの語法で、時間と身体にじんわり染みてくる音の手触りが魅力的。常にゆるやかに変化し続ける構造、聴覚の焦点がぼやけてくるようなガーゼ状のテクスチャ、薄明かりの中で微細に動く音粒子、音の奥行きや余白に意識が引き込まれる感覚。それらはまるで真夜中に一人歩いているときに、自分の足音だけが確かに聞こえてくるような、感覚の内側をなぞるような体験。Topdown Dialectic、Vainqueur、Chain Reaction周辺のミニマル/ダブテクノに共鳴する、極限まで削ぎ落とされた音の彫刻作品。ダンスミュージックの輪郭が溶け落ちる寸前をとらえた、静かで強烈な一作。

Sam Gendel and Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar (LP+DL)Sam Gendel and Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar (LP+DL)
Sam Gendel and Sam Wilkes - Music for Saxofone and Bass Guitar (LP+DL)Leaving Records
¥3,886

待望のリプレスです!Meditationsベストセラー!2018年に自主プレスとして当初限定50部のみでリリースされていた大人気作!ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる、ジョン・ハッセルの第四世界にも通じるアヴァンギャルド・ジャズ作品がLeaving Recordsより登場です!一聴してドープ極まりない音楽の渦の中へとただただ吸い込まれます。洗練されたジャズ・マインドを、西海岸らしい自由な気風溢れるユニークで実験的なサウンドへと落とし込み、瞑想的ですらある独特の響きへと昇華した自信作。絶妙な塩梅にくぐもった音像が尚更聴き手を気持ちよくさせます。一推し!

Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)
Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)Leaving Records
¥4,594

Sam Gendel - Fresh Bread (2LP+DL)2021年発表の人気作が待望のリプレスです!Sam Wilkesとの『Music for Saxofone and Bass Guitar』も当店大ヒット!Ry CooderやVampire Weekend、Moses Sumneyといったビッグネームとのコラボレーションでも知られ、ジャズ・トリオ”Inga”ではリーダーとして活躍、サイケデリック〜アウトサイダー〜メディテーティヴといった多様な形容で表される自由でユニークなサウンドを営んできた第四世界インスパイアなLAの大人気サックス奏者、Sam Gendel。昨今も傑作のリリース・ラッシュで世界から巨大な注目を浴びるこの人ですが、今年度最重要のアルバムといって差し支えない〈Leaving〉からの大人気作『Fresh Bread』のヴァイナルを入荷出来ました!2012年から2020年までの間に行われたホーム・レコーディングやパフォーマンスの個人的なアーカイブからセレクトされた楽曲を実に全52曲も収録したオールジャンルのアンソロジーとしてリリース。ナンと3時間44分にも及ぶ超ボリュームです。Carlos Niño、Jamire Williamsらも参加。※スリーブ右上角に入荷時より角打ちございます、予めご了承くださいませ。

Saint Abdullah & Eomac - Of No Fixed Abode (2LP)Saint Abdullah & Eomac - Of No Fixed Abode (2LP)
Saint Abdullah & Eomac - Of No Fixed Abode (2LP)The Trilogy Tapes
¥4,867

イラン系アイルランド人Saint Abdullah & Eomacによる、ペルシャのポップスを大胆に解体、再構築し、荒削りなヒップホップとクラブ寄りのエレクトロニカフレームワークに再編成した『Of No Fixed Abode』が〈The Trilogy Tapes〉より登場。本作は、50年分のペルシャ・ポップスを題材に、文化的記憶や移民の経験をビートで読み替える実験的な電子音楽アルバム。Andy、Hayedeh、Fereydoun Farrokhzadといった往年のアーティストの楽曲を丁寧にサンプリングし、MadlibやRezzettを思わせるざらついたビートや疾走感あるドラムワークで再構築。郷愁と混沌、個人的な記憶と集団の歴史が入り混じる音像は、「文化」や「出自」が固定されえない現代の漂流感を鋭く映し出している。サウンド面でも、ローランドSP404やデジタルDAWを駆使したサンプリング、ニューヨーク在住のドラマーJason NazaryやAria Rostamiら国際的ゲストとの共作も交え、ジャンルの枠を軽やかに飛び越えていく意欲作。

Cole Pulice - Land's End Eternal (CS+DL)Cole Pulice - Land's End Eternal (CS+DL)
Cole Pulice - Land's End Eternal (CS+DL)Leaving Records
¥2,368
アンビエント・ジャズの至上の傑作『To Live & Die In Space & Time』を残したミネアポリス出身のサックス奏者Cole Puliceによる最新アルバムが、〈Leaving Records〉から登場。モダン・クラシカルの天上的な響き、静謐な持続音、そしてスピリチュアル・ジャズとアンビエントが交錯する霊的ランドスケープ。管楽器が紡ぐ余韻の波紋が空間に溶け、無音のなかでさえ音楽が鳴っているかのような、深い瞑想と感情の余白が広がります。沈黙と共鳴するサウンドスケープの中に、時間と記憶、そして祈りが静かに漂う一枚。
Green-House - Six Songs for Invisible Gardens (CS+DL)
Green-House - Six Songs for Invisible Gardens (CS+DL)Leaving Records
¥2,237

スリーブに植物の種が埋め込まれた特殊ジャケット(植えると花が咲くそうです)。吉村弘や芦川聡、広瀬豊等の日本の環境音楽ファンも必携!嫋やかに揺れる自然美へと呑まれるオーガニック・ニューエイジ!Flying Lotus主宰の世界的名門ビート・レーベル〈Brainfeeder〉にも作品を残している名作家、Matthewdavid率いるLAビートの一大集積地にしてニューエイジ再興地としても邁進してきた〈Leaving Records〉からは、同地拠点のアーティスト、Olive Ardizonによるプロジェクト、Green-HouseによるデビューEPが登場です!「植物の生命とそれらを育てる人々のコミュケーション」というコンセプトを基に製作された全6曲を収録。水の音や自然に息づく動植物の声や躍動を捉えたフィールド・レコーディングを基調に、日本の環境音楽にも通じる引きの美や静けさを内包した耽美なシンセ・サウンドが息吹く極上のニューエイジ/アンビエント作品。まさにきらめく生命と自然を讃える賛美歌のような極上の一作です。Michael Flanaganによるアートワーク。一推し!

Nico Georis - Cloud Suites (LP+DL)Nico Georis - Cloud Suites (LP+DL)
Nico Georis - Cloud Suites (LP+DL)Leaving Records
¥3,886
幻想的アンビエント/ニューエイジ・ミュージック、これは一生モノの美しさです。版元は、Matthewdavid主宰のもと、ビート・ミュージックからリバイバル・ニューエイジ、現代ジャズまでも横断してきたLAの名門レーベル〈Leaving Records〉から最新タイトル。テリー・ライリーの代表作『A Rainbow In Curved Air』から着想を得た天上系モダン・クラシカル傑作『Desert Mirror』を送り出していたカリフォルニアのピアニスト/作曲家のNico Georisによるニュー・アルバム『Cloud Suites』がカセットとアナログでそれぞれ登場。ライム病を患い、5年間孤独に闘病した後に制作された実験的なアンビエント・キーボード作品。曲の「組曲」は雲、むしろ雲の反映であり、それぞれの曲は特定の地層にちなんで名付けられているとのこと。
Nico Georis - Music Belongs to The Universe (LP+DL)
Nico Georis - Music Belongs to The Universe (LP+DL)Leaving Records
¥3,886
バイオフィードバック機器を駆使した、"植物のためのアンビエント"を数多く手掛けているカリフォルニアの鍵盤奏者/作曲家Nico Georis。西海岸のスピリチュアルなインディペンデント・シーンの聖地〈Leaving Records〉より最新アルバムを発表。モダン・クラシカル/ニューエイジの天上的領域へと深く潜り込む、気品と慈愛に満ちた傑作。柔らかく響くピアノ、穏やかに揺れるシンセのレイヤー、空間に溶ける残響。すべての音が祈りであり、祝福であり、あるいは誰かへの記憶のさざなみのように響く。植物の成長を見守るような優しさと、宇宙の摂理に耳を澄ますような透明なまなざしが貫かれた、深い癒しと静けさに満ちた一枚です。
The Jaffa Kid - A Teq Approach by (2LP)The Jaffa Kid - A Teq Approach by (2LP)
The Jaffa Kid - A Teq Approach by (2LP)Macadam Mambo
¥4,696

The Jaffa KidことDaniel Pringleによる最新作は、UK電子音楽の多彩な伝統を継承しながら、知的で実験的、周辺領域を自在に行き来する強力な一枚。不思議な浮遊感と奇妙さがあり、テクノやエレクトロを変に、でも美しく再構成したジャンル横断型のスタイルは、µ-Ziq、Aphex Twin、Plaid、Luke Slater、Jegaらの系譜に連なるスタイルながら、どのトラックにもTJKならではのメロディセンスと、サイケデリックな響きの感覚が詰まっている。膨大なリリースを誇るTJKだが、今回のLPではその幅広いスタイルを整理し、IDM、D&B、レイヴ、アンビエント、実験的エレクトロまで、ジャンルの枠を縫うように展開。クラブと部屋、スピーカーと脳内、どちらでも深く刺さる、現代的で多面的なUKエレクトロニカの決定打。「ブレインダンスとは、島国UKの奇妙な現代フォークである」という言葉を体現するようなアルバム。

William Basinski - The Disintegration Loops (Arcadia Archive Edition) (8LP BOX)
William Basinski - The Disintegration Loops (Arcadia Archive Edition) (8LP BOX)Temporary Residence Limited
¥29,678

2月上旬入荷予定(発売日変更となりました)。ウィリアム・バシンスキの金字塔的作品『The Disintegration Loops』が、ローリー・アンダーソンのライナーノーツとジョシュ・ボナティによる最新リマスタリング、オリジナル・アートワークの修復版を収録した豪華仕様で再発。本作は、テープの物理的な劣化をそのまま録音したループ素材によって、音が徐々に崩れゆく過程を追った全4作構成の作品。もともとは1970年代から続けていたミニマル/テープ実験のアーカイブを再生中、磁性体が剥がれ落ちていくことに気づいたバシンスキーが、それをそのまま録音しながらリバーブを加えて仕上げたもの。偶然とはいえ、9.11の朝に完成し、その日バシンスキの自宅屋上で友人と一緒に最初の曲を再生しながら事件を目撃したという経緯もあり、リリース当時から喪失と記憶の音の碑として多くの人に深く受け止められた。2000年代以降のアンビエント/サウンドアートを語る上で避けて通れない傑作であり、時間が音になったかのような体験をもたらしてくれる作品。

William Basinski - The Disintegration Loops (Arcadia Archive Edition) (4CD BOX)William Basinski - The Disintegration Loops (Arcadia Archive Edition) (4CD BOX)
William Basinski - The Disintegration Loops (Arcadia Archive Edition) (4CD BOX)Temporary Residence Limited
¥6,574

2月上旬入荷予定(発売日変更となりました)。ウィリアム・バシンスキの金字塔的作品『The Disintegration Loops』が、ローリー・アンダーソンのライナーノーツとジョシュ・ボナティによる最新リマスタリング、オリジナル・アートワークの修復版を収録した豪華仕様で再発。本作は、テープの物理的な劣化をそのまま録音したループ素材によって、音が徐々に崩れゆく過程を追った全4作構成の作品。もともとは1970年代から続けていたミニマル/テープ実験のアーカイブを再生中、磁性体が剥がれ落ちていくことに気づいたバシンスキーが、それをそのまま録音しながらリバーブを加えて仕上げたもの。偶然とはいえ、9.11の朝に完成し、その日バシンスキの自宅屋上で友人と一緒に最初の曲を再生しながら事件を目撃したという経緯もあり、リリース当時から喪失と記憶の音の碑として多くの人に深く受け止められた。2000年代以降のアンビエント/サウンドアートを語る上で避けて通れない傑作であり、時間が音になったかのような体験をもたらしてくれる作品。

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