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1965年5月1日、NYタウンホールでのライブを収めた、フリージャズ史の象徴的作品。わずか20分の演奏ながら、Donald Ayler (tp)、Charles Tyler (as)、Lewis Worrell (b)、Sonny Murray (ds)と共に、Albert Aylerの音楽の核心がむき出しになった圧倒的な記録で、特有の単純明快なマーチングやフォークソング的なメロディが、瞬時にフリーな咆哮へと解体されるカタルシスに溢れている。洗練された芸術としての音楽ではなく、その存在を懸けて発する生々しい振動。
破壊と創造的対話。孤独と絶望を経た魂の歌声。1967年から69年にかけて、アヴァンギャルド・ジャズの革新者Albert Aylerは名門〈Impulse! Records〉に一連のアルバムを録音。1967年にリリースされたこのアルバム『In Greenwich Village』は、アイラーにとって同レーベルからの最初のLPとなった作品であり、間違いなくこのレーベルでのベストと言える内容に仕上げられています。

アルバート・アイラーのフリー・ジャズに、子供向けのリズムとブラス・バンドのマーチを組み合わせたキャッチーなサウンドをミックスし、この時期の実験的ジャズの最高傑作を生み出した1968年発表作品。
ベーシストのアラン・シルヴァとドラマーのミルフォード・グレイヴスのリズム・セクション、ハープシコード奏者のコール・コブスとともに、激しいテンポを保っている。
〈パーソネル〉 Albert Ayler (tenor sax, voice);Donald Ayler (trumpet); Alan Silva (bass);Milford Graves (drums); Call Cobbs (harpsichordist)
Albert Aylerの1970年作『Music Is the Healing Force of the Universe』が〈Endless Happiness〉より登場!本作は、彼のキャリア終盤にあたる異色の作品であり、タイトルの通り音楽が宇宙的な癒しの力であるという壮大なテーマを掲げたスピリチュアル・ジャズの極点とも言える内容になっている。フリー・ジャズを軸にしながらも、エレクトリック・ギターやブルース、ゴスペル、ポエトリー・リーディングといった多様な要素が大胆に導入されており、Aylerの実験精神が発揮されている。特に印象的なのは、彼のパートナーであるMary Maria Parksのヴォーカルや詩の朗読で、全体に神秘的な宗教性や祈りの感覚が漂っている。Sun RaやPharoah Sandersなどと並ぶ宇宙的スピリチュアル・ジャズとも共鳴する、混沌と祈りが交錯するこの作品は、Aylerの死の直前に発表されたこともあり、彼の遺言のようなアルバムとしても聴こえてくる一枚。
★エレメンタル・ミュージックからORTF( フランスの国営テレビ・ラジオ局 ) に残されていたアルバート・アイラーの貴重なライヴ音源が完全版で登場!
★1970年7月25日と27日の両日、フランスのサン・ポール・ド・ヴァンスにあるマーグ財団美術館で行われた伝説的な前衛サックス奏者、アルバート・アイラーのコンサートのすべてを聴くことができる注目のアルバム。アルバート・アイラーのラスト・ライヴとして発売された『Last Recording Vol.1』、『Last Recording Vol.2』の 2日前の録音。ここでの音源は『Nuits de la Fondation Maeght』(Shandar Records)と『Live on the Riviera』(ESP)で一部が抜粋され聴くことができましたが、音質も劣悪で、しかもこれまで完全な形で発表されたことはありませんでした。
★ソプラノ&テナーサックスとボーカルのアルバート・アイラー、ソプラノサックス&ボーカルのメアリー・パークス、ピアノのコール・コブス(7 月 27 日のみ)、ベースのスティーブ・ティントワイス、ドラムのアレン ブレアマンをフィーチャーしたグループの 2時間以上の未発表の音源が含まれています。
★この公式リリースは、ORTF(Office de Radiodiffusion-Télévision Française)のオリジナルのステレオ・オープンリール・テープリールから名手ケヴィン・グレイがリマスタリングした 5 枚の 180g 重量盤に収められています。
★豪華なパッケージに加え、16 頁のブックレットが付属します。この録音に参加したスティーブ・ティントワイス (b)、アレン ブレアマン(ds)のインタビュー他、ソニー・ロリンズ、アーチー・シェップ、デヴィッド・マレイ、ジョー・ロヴァーノ、カーラ・ブレイ、ジョン・ゾーン、レジー・ワークマンなど、アイラーに影響を受け、インスピレーションを得たアーティストからのなんと15 の追加のインタビューを収録。名カメラマン、ジャン・ピエール・ルロア等の未発表の写真も満載です。
メンバー:
Albert Ayler (tenor and soprano saxophone, vocals)
Mary Parks (soprano saxophone, vocals,)
Call Cobbs (piano), Steve Tintweiss(bass)
Allen Blairman (drums)
Recorded At The Fondation Maeght, Saint-Paul De Vence, France On July 25 & 27, 1970.
破壊と創造的対話。孤独と絶望を経た魂の歌声。フリージャズの全てが詰まったとも評される、1965年にESPから発表されていた伝説的名盤。

芦川聡や広瀬豊、高田みどりといった日本の環境音楽/アンビエントのパイオニアによる歴史的名作から、『Patlabor 2: The Movie』に『Ghost In The Shell』、『Tokyo Fist』といったサントラ作品、イタリアン・ライブラリー/サントラ物まで、数々の秘宝を掘り起こしてきたスイスの一大名門レーベル〈WRWTFWW Records〉から新物件!熱烈な芦川聡フリーク/研究家にして、ナンと芦川氏の学生時代の音源まで発掘していた人物であり、自身の作品もその影響を公言しているアイルランドのアンビエント作家で、〈WRWTFWW〉のお気に入りのGareth Quinn Redmondと、ポーランドのプロデューサー、マルチ楽器奏者、サウンド・エンジニア、Albert Karchによるコラボレーション作品がアナログ・リリース。Talk Talkのメンバーであったイギリスのミュージシャン/シンガーソングライターのMark Hollisと、〈WRWTFWW〉が再発を手掛けた日本の80年代の環境音楽/アンビエントの立役者、芦川聡からインスパイアされた、実験的アンビエント・セッションを収録。限定300部。

ヴィンテージ・キーボードを愛好するミラノの気鋭ミュージシャン/作曲家Alberto Bazzoliによる、自身の拠点ミラノの街を舞台としたコンセプチュアルなアルバムが登場!クラシカルな70年代のライブラリー・ミュージック/モンド・グルーヴを彷彿とさせる、古き良き時代のマジックと憧憬に満ち、遊び心に溢れるコズミックなシンセサイザー・ミュージックの秀盤。

ペルー南部アヤクーチョ出身のギタリスト、作曲家、教育者であるAlberto Juscamaita GastelúことRaktakoによる、1930〜1940年頃の未発表ホームレコーディングを収めた貴重な音源が〈Death Is Not The End〉より登場。Raktakoは、Huaynoと呼ばれるアンデス地方の先住民音楽とスペイン植民地時代の影響が融合して生まれた伝統音楽のギター表現を独自に発展させた人物で、彼の演奏は、アンデス・ハープの調弦や指使いをギターに取り入れ、さらにスペインのリュート、ヴァイオリン、アコーディオンなどの奏法を融合させたユニークなスタイルを特徴としている。本作は、彼の最後の弟子であるGustavo Yashimuraが2022年に発掘・提供した音源をもとに構成されており、簡素な機材で録音されたにもかかわらず、アヤクーチョ地方の音楽的・文化的記憶を鮮やかに伝える内容となっている。

シカゴ現代ジャズの重鎮であり、トランペッター/作曲家Rob Mazurekと、モジュラー・シンセや光を使った作品でも知られるイタリアの実験音楽家Alberto Novelloによる、濃密でスペイシーな『Sun Eaters』が、MAALEM MAHMOUD GANIAの再発などでも知られる重要レーベル〈HIVE MIND〉より登場!北イタリアにあるアーティスト運営のスペースDobialabにて、ふたりが初めて出会ったその日に行われたセッションをそのまま収めており、いわば一発録りの化学反応のような作品で、Alberto Novelloによる柔らかく浮遊するようなリズムと音色のレイヤーの上で、Rob Mazurekがトランペットやベル、サンプラーを使い、まるで宇宙と交信するかのような演奏を展開。時間をかけて作り込まれた作品とはまったく違う、一期一会の緊張感と自由さが魅力的。即興ならではの呼吸と、音と音の間に宿る空気まで感じ取れるような、ディープなトリップ感が全編に満ちている。サイケデリックでありながらどこか瞑想的、混沌の中に静けさが見え隠れする儀式的な一枚!


ペルーのアーティストAle Hop(Alejandra Cárdenas)とコンゴのギタリストTiti Bakortaによるコラボ作で、アフロ・ラテンとスークースが交差する、幻惑的でポジティブなアルバム『Mapambazuko』が、ウガンダの首都カンパラを拠点とする、東アフリカの伝統的な音楽と現代の電子音楽を融合させたアンダーグラウンドで革新的なサウンドを世界に紹介するレーベル〈nyege nyege tapes〉より登場!カンパラで録音されたこの作品では、Bakortaの自在なギターと、Cárdenasの鋭利なリズム、歪んだシンセが絡み合い、祝祭的かつ実験的なサウンドを展開する。南米クンビアとコンゴ音楽の接点をあぶり出すようなトラックや、電子音と土着リズムが溶け合う強烈な楽曲が並び、KMRUや Flora Yin-Wongらによるリミックスも含めて、聴くたびに異なる表情を見せる濃密な一枚。
11月上旬入荷予定。名門〈Numero Group〉が発掘・初復刻を果たした、1971年メキシコ・アカプルコ録音の幻のプライベート・ボサ/アシッドフォーク名盤『Alejandro Bravo』。豪華客船でやってくる海外の観光客でにぎわう一大高級リゾート地で出会った当時のアカプルコの浮世離れしたムードを纏いつつも、実際はアレハンドロ・ブラーボが自宅で自主制作したアルバムで、アコースティックギター1本とトイ・パーカッション、そしてスペイン語特有の艶やかな歌声を武器に、ボサノヴァやサンバのステップと1950年代末〜60年代のニューヨーク的なキャッチーで洗練されたポップセンスを融合。軽快なタッピングやトリルが織りなす素朴で湿度のあるサウンドは、どこか妖しくも甘美な南国の夜の情緒を漂わせるている。ヴィンテージ・ラテンや秘境アシッドフォークとして楽しめそうな、好内容な逸品。

テルアビブのプロデューサー/マルチ奏者Alek Leeによる、ギターの柔らかい質感と深い低音が溶け合うオーガニックなバレアリック作品『Blue Bird』。〈Isle Of Jura〉らしいアナログ感と、Alek Leeの内省的なソングライティングが融合した、静かで温かい音像。全編を通して、ゆったりとしたビート、丸みのあるベース、そしてアコースティックなギターが心地よく揺れ、昼のまどろみから夜の深みまで、バレアリックの持つ光と影を行き来する。タイトル曲「Blue Bird」にはKeren Ilanが参加し、失恋後の心の回復をテーマにした楽曲で、淡いメランコリーと柔らかな光が同居する、アルバムの中心となる1曲。歌詞に漂う砂漠のような心というイメージが、Alek Leeの乾いたギターと深いダブ処理に美しく重なる。
プロデューサー、DJ、マルチ・インストゥルメンタリストの Alek Lee による、ダブ、バレアリック・ディスコ、サイケデリックなグルーヴを融合させたインストゥルメンタル作品『Cold Feet』。本作は、揺らぐシンセ、重層的なパーカッション、バレアリック風のギター・フレーズ、ダビーなホーンを巧みに組み合わせたシネマティックなサウンドスケープで、スモーキーな質感と明瞭なリズム構造が同居し、聴き手に時間や空間の感覚を拡張させるような構成となっている。ループや反復の中に微細な変化や音響的な揺らぎを配置することで、単なるダンス・ミュージックに留まらない、繊細で奥行きのある音の層を形成している。約二十年にわたるDJやライブ活動、プロダクション経験による多様な音楽的影響と技術が結実した、フロア向けの躍動感とヘッドフォンでの没入感を兼ね備えた作品であり、さまざまな要素を横断しながら、Alek Lee のサウンドの深化を示す一枚。
テルアビブ出身の音楽家Alek Leeによる、本人の抱えてきた感情をそのまま音に変換したような、非常にパーソナルなアルバム『Like A Flower』が、フランスの名門〈Antinote〉より登場。ダブ、バレアリック、トリップホップ、シンセ・ポップが彼独自の感性で自然に溶け合い、軽やかさと陰影が同時に存在する独特の世界。メロディカとゆったりしたビートが柔らかく揺れ、地中海の風を思わせるバレアリック感が広がる「Alright」。「Compensation」や「Like A Flower」では、乾いたビートと沈むベースが90年代ブリストルの影を落とし、ざらついた質感が心地よい。一方で「Change」や「Let The Sun Just Shine」では、80sシンセとギターが重なり、夜の都会の静けさを思わせるスモーキーなムードが漂う。Alek Leeの素朴な歌声は飾り気がなく、その弱さが曲に人間味を与えている。アナログ主体の制作で、メロディカ、生パーカッション、ギター、コーラスなど手触りのある音が随所に感じられるのも魅力。Alek Leeの内面を静かに照らし出す良質な一枚。

芸術家であり神秘主義者でもあったフィンランド系ロシア人Aleksandra Ionowaが79歳のときに録音したグランドピアノによる即興演奏集で、1979年に自主制作で発表された幻の作品『Improvisations on the Grand Piano』が、〈Ultraääni Records〉より初の公式再発。旋律よりも響きや音色に重きを置いた演奏は五音階を基調とした瞑想的なスタイルで、Emahoy Tsege-Mariam Gebruを彷彿とさせる音と沈黙のあいだにある微細なニュアンスを丁寧に紡ぎ出すような、内的な秩序と霊的な流れを感じさせるものとなっている。録音は1978年11月22日、フィンランドにて行われ、音楽は彼女が天との合一と呼ぶ神秘体験を経て生み出した数千点の絵画作品と同様、霊的な啓示であり、別世界からの伝達として位置づけられている。Aleksandra Ionowaという存在が残した精神的遺産であり、クラシック、ニューエイジ、アンビエントといったジャンルの枠を超え、音楽が持つ根源的を力を体現する貴重な記録。彼女自身によるアートワークと新たなエッセイも付属。

ポーランドの作曲家、音楽家、サウンド・エンジニアであるAleksandra SłyżによるRandom SourceのSergeとBugbrandのSergeの2台のモジュラー・シンセサイザーからなる特異な楽器であるトナリウムを用いた2編のライブを収めた『Tonarium Live』が、石橋英子やMerzbow、Kevin Drummまで数々の名手が在籍しているイタリアの現行エクスペリメンタル/実験電子音響の新たな聖地〈SUPERPANG〉よりリリース!両パートとも音のゆらぎを探求しており、音のタペストリーの中に、聴き手が微妙なニュアンスや脈動、ちらつくハーモニーの瞬間を発見できる空間がある。和音の倍音構造の複雑なディテールを明らかにしつつ、その光り輝くコアの内側を漂うような没入感ある内容!マスタリングはRashad Beckerが担当!




サックス、打楽器、声、そして空間そのものを素材にした、Alex Zhang Hungtai の儀式的な音響作品『Dras』。旋律やリズムの枠をほとんど捨て去り、代わりに 呼吸、身体の動き、息の震え といった生の感触がそのまま音として立ち上がる。サックスはメロディを奏でる楽器ではなく、叫びやうめきのような身体の延長として扱われ、打楽器も一定のテンポではなく動作そのもののリズムを刻む。音と静寂が交互に現れ、空間の響きが作品の一部として溶け込むことで、存在することそのものへの祈りのような集中とトランス感が生まれてくる。荒野の風景を思わせる孤独な空気と、儀式のような緊張感が同居し、聴く者を深い世界へと引き込む一枚。

