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イタリア産アンビエントの名盤Windや、あのCharles Haywardとの共作なんかも発表している人物。その"Wind"収録曲始め、今作はこれまでの作品から選出された編修盤という1枚で、どれも有機的な楽園の広がりがあり、穏やかに包んで心を離さず、すやすやと佇む電子の海辺が待っています。透明なアンビエンスとコーラスや、魅惑に響くストリングスもさながら、なにより音のプロダクション面が際立っていて、その場の空間への浸透度合いが感動もの。全音楽好きに推したい珠玉盤です!
霧が通った森のごとく瑞々しいピアノ、瑠璃色の光りで暖かく彩るトランペット、哀愁と人間味で描くギターに、繊細に寄り添うシンセサイザーの漂いから、日常でいて日常でない、純な音楽←→記憶旅行へ旅立ちます。盤の溝が内側へ進むにつれ切なくなってしまうほど、素晴らしいです。
当時は宣伝もされず、氏のコンサート会場などで細々と売られる程度で、残りのLPは破棄されてしまった模様。そのためコレクター市場では猛烈な高額取引が展開されることに。質、価値ともに最上級な作品がこのたび自身のレーベルより再登場とあって、救われる方々も多い事でしょう。オリジナルテープからのリマスター仕様、待望の再プレスです!
イタリアのアンビエント・プロデューサー、Gigi Masinが、This HeatのCharles Haywardとの連名で88年にベルギーのからリリースした作品がリイシュー!Bjork「It’s in Our Hands」、Nujabes「Latitude」にもサンプリングされた名曲「Clouds」を収録した最高傑作!
イタリアのMusic From Memory 監修によるベスト盤「Talk To The Sea」のリリースを皮切りに、ファースト・アルバム「Wind」や「The Wind Collector」が立て続けに再発されるなど、2010年代以降再評価高まるイタリアの音楽家Gigi Masin。2018年以降は毎年コンスタントに新作をリリースするなど、現在も精力的に活動を続ける生けるレジェンド。その彼が1989 年にThis HeatのCharles Haywardとの連名で発表した、彼の最高傑作と名高いアルバムがリイシュー! LPのA面をGigi Masinによる作品が占めており、その美しいピアノの音色が心に染みるアンビエント/ニューエイジから現代のバレアリック/エレクトロニカ・ファンまでを魅了すること間違いなし!
「黒いディラン」と呼ばれた黒人吟遊詩人、ジャズ・ポエトリーの草分け的存在、Gil Scott Heronが1970年に発表した傑作1stアルバムが初アナログ・リイシュー!
公民権運動、人種差別、地球環境、この時代のアメリカにおける黒人コミュニティとその社会批評を反映した内容となっており、「革命はテレビでは放送されない」のスポークン・ワード・バージョンも収録した名盤。
英国・ロンドン拠点の実験的オルガン奏者、Gillies Adamson Sempleによる2024年度最新作『Volumes』が〈Fourth Sounds〉レーベルよりアナログ・リリース。2022年にスイスのアルプスにある大聖堂Valère Basilicaを巡礼した際に、1435年に作られた世界最古のパイプオルガンを演奏(!!)その録音をロンドンのスタジオでミュージック・コンクレートの文脈へと巧みに落とし込んだアルバムにして、Sarah DavachiやKali Maloneの長編作品から触発されたドローン・ミニマル作品。ストップやペダルからオルガンの古びたパイプを駆け抜ける空気まで、音の物理的な本質を捉える事を目的としている模様です。限定200部。
南カリフォルニア出身のアジア系マルチ奏者、プロデューサー、ソングライター、ヴィジュアル・アーティストのGinger Rootによる3枚目のLP作品『SHINBANGUMI』が、名門〈Ghostly International〉から登場。1970年代と80年代の音楽、特に日本のシティポップと、フレンチ・ポップからフィラデルフィア・ソウル、70年代初期のポール・マッカートニーに至るまで、都会的なポップスとの創造的かつ文化的な対話の中で育った、アジア系アメリカ人としてのリューのレンズを通して形作られた、手作りながらも完全に磨き上げられたシンセ・ポップ、オルタナティヴ・ディスコ、ブギー、ソウルの数々を全12曲収録。
南カリフォルニア出身のアジア系マルチ奏者、プロデューサー、ソングライター、ヴィジュアル・アーティストのGinger Rootによる3枚目のLP作品『SHINBANGUMI』が、名門〈Ghostly International〉から登場。1970年代と80年代の音楽、特に日本のシティポップと、フレンチ・ポップからフィラデルフィア・ソウル、70年代初期のポール・マッカートニーに至るまで、都会的なポップスとの創造的かつ文化的な対話の中で育った、アジア系アメリカ人としてのリューのレンズを通して形作られた、手作りながらも完全に磨き上げられたシンセ・ポップ、オルタナティヴ・ディスコ、ブギー、ソウルの数々を全12曲収録。
11月下旬入荷予定。ノスタルジックな深夜の音楽。20世紀前半のギリシャで流行した大衆歌謡であるレベティコの偉人であるGiorgos Katsarosによるスティール弦ギターとヴォーカルによる、時代を超えた魅力を放つ素晴らしい演奏をコンパイルした画期的編集盤が〈Mississippi Records〉と〈Olvido Records〉の共同でリリース。Katsarosの現存する初期の64の録音からリマスタリングされた貴重な10曲をセレクトした一枚。催眠的なメロディーが、親指で弾くベースラインの反復に支えられ、その深く悲しげな声が響き渡っています。
非常に多作な作曲活動でも知られ、〈Die Schachtel〉や〈901 Editions〉〈Matière Mémoire〉〈Unseen Worlds〉を始めとし、数々の名門レーベルから続々と作品をドロップ。我らがジム・オルークや坂田明、山本達久、石橋英子といった強力な面々ともコラボレーションを行ってきたイタリアの実験作家、昨今ますます活躍の場を広げるGiovanni Di Domenico。2023年にイタリアの〈Black Sweat〉から発表したアルバム『Superlike』をストックしました。本作は、ピアノ独奏による作品となっており、ショパンやサティを彷彿とさせるような、ゆったりとした和音の中で、活気とアレグロの間で揺れ動き、陽気な愛のフィーリングから、より大きな悲しみや憂鬱、そして、落ち着きなく興奮したオスティナートまで、よりカタルシス的な世界観を呼び起こす内容となっています。
極上アンビエント美盤が登場、お見逃しなく!ジム・オルークや坂田明、山本達久、石橋英子といった強力な面々ともコラボレーションを行ってきたイタリアの実験作家Giovanni Di Domenicoに、その盟友として幾度もコラボレーションを重ねてきたベルギーのアーティスト、Pak Yan Lau、〈RVNG〉や〈Freedom To Spend〉といったレーベルの運営にも携わる作曲家、サウンド・デザイナー、JABことJohn Also Bennettによるトリオ作品が、Bennett主宰の〈Editions Basilic〉よりアナウンス。ベルギーの首都ブリュッセルで録音された4部構成の作品となっており、加工されたローズピアノ、陶器の焼けるような音色、液化したバスフルートが織りなす、波打つ錬金術の如しモダン・クラシカル・アンビエント作品に仕上がっています。限定300部。