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Celerの初期代表作として長く愛されてきた2009年作『Engaged Touches』が、未発表素材を大幅に追加したExpanded & Remastered仕様で〈Two Acorns〉から再登場。今回のExpanded版では当時の録音素材を細分化・再編集し、全20曲、約2時間40分に及ぶ完全版として再構築。淡い光に包まれたドローンがゆっくりと重なり合い、時間が止まるようで、静かに流れ続ける、Celer特有の感覚を生み出す。フィールド録音のざらつきや、テープの質感がほのかに滲むことで、記憶の奥に沈む風景を覗き込むようなアンビエンスが広がる。名匠Stephan Mathieuによるリマスターが施された今回のエディションでは各パートの表情がより鮮明になり、静寂の中に潜む変化が立体的に浮かび上がる。Celerの初期美学を最も純度高く体験できる決定版。

東京拠点のアメリカ人アーティストWill LongによるアンビエントプロジェクトCelerの膨大なカタログの中から『Perfectly Beneath Us』が〈Field Records〉より再発。元々2012年にCD-Rでリリースされていた本作は、Stephan Mathieuがリマスターを担当し、今回初めてのアナログ盤として登場!Celerは2005年にカリフォルニアでWill LongとDanielle Baquetの共同プロジェクトとしてスタート。Baquetが2009年に亡くなるまで、二人で数多くの作品を自主リリースしていたが、その後もLongはCelerを続け、純粋なアンビエント音楽の探求を深めていった。『Perfectly Beneath Us』は、その中期の作品として、ゆったりとした動きと繊細な表現が特徴的な4つのピースを収めており、Celerの世界に触れるための理想的な入口となる。じっくりと聴くことで深く響く一方、ただ流し聴きするだけでも心地よく響く一枚。

2009年にCDrでひっそりと発表され、長らく入手困難となっていたCelerの初期代表作『Poulaine』が、〈Room40〉によってついに再発。14世紀写本展のために制作されたという特異な背景を持ち、13点の写本に対応する13のアンビエント小品で構成されるコンセプチュアルな作品。制作は2007〜2009年、Will LongとDanielle Baquetがバックパックに機材を詰め込み、移動しながら録音したフィールド録音、チェロ、ヴァイオリン、ピアノ、テープループ、油絵へのコンタクトマイク録音など、多彩な素材が重ねられている。左右チャンネルの反転やリバース処理など、Celerらしいアナログ的な揺らぎの操作が施され、柔らかなドローンが生まれている。音はどれも淡く、儚く、繊細。Celer特有の夢と現実のあいだにある音響詩。

初期Celerの美学を純度高く刻んだ2007年の自主制作CDrドローン・アンビエント作品『Red Seals』。Will Longによるテープ編集、ループ、ピアノ処理と、Danielleによるフィールド録音やストリングスが溶け合い、静止しているのに、かすかに呼吸しているかのような音のレイヤーを形成。テープの揺れや微細なノイズがそのまま残されており、デジタル処理では得られない物質的な静けさが作品全体を包み込む。濁りと透明さが同居する音像は、水面のゆらぎや曇った記憶の断片を思わせる。Celerというプロジェクトの最も純粋で、最も無防備な初期衝動を、詩情とともに音像化した、カルト的な人気を誇る特別な一枚が待望の再発!
ナイジェリアの古典的なハイライフ・シーンから生まれた多くの偉大な才能たちの中でも極めて傑出した作品を残した人物であり、教師、シンガー、作詞家、ミュージシャンに至るまでの様々な側面を持つ同国のレジェンド、Celestine Ukwu。Mike Ejeaghaの率いるPremier Dance Bandのメンバーとして活動し、最終的には自身のグループ、The Music RoyalsとThe Philosophers Nationalを率いて、教育、音楽、哲学を追求した彼の1970年代の貴重楽曲をコンパイルした意欲的な編集盤が〈Mississippi Records〉から登場。ハイライフチューンによくある陽気なダンスリズムと比較的単純な歌詞を放棄し、アフロ・キューバンのベースラインや反復するリズム・パターンを重ね合わせ、催眠的で事実上超越した効果を生み出す、より瞑想的かつ重く苦しい新たなハイライフのスタイルを生み出したこの人。ミュート・トランペットのソロ、催眠的なギター・ラン、ドライヴィンなパーカッション・サウンドまで、軽快で幾重にも脈打つ彼の音楽を余すところなくパッケージした極上の一枚となっています。

前作も夢うつつで美しいアンビエント作品を送り届けていたLA拠点の作曲家Celia Hollanderによる最新アルバムが、LAのインディペンデントな音楽シーンの英気を一身に引き受けるMatthewdavid主宰の名門〈Leaving Records〉よりアナログ・リリース。本作は、「音楽を作る」という動き、つまり人類の中を流れる目に見えない力強い流れへのオマージュが込められた作品となっており、瑞々しく喚起的なモダン・クラシカル/アンビエント・ピアノ小曲を全18編収録。Robert HaighやJohn Carroll Kirby『Conflict』、Dylan HennerのSu Tissue「2nd Movement」カヴァーなどが好きな人にもたまらない逸品です!

ボリビアはラパス出身の現代音楽作曲家Cergio Prudencioが1980年に創設し、ラテンアメリカ最高峰の過激な音響実験として世界的に評価される先住民楽器実験オーケストラによる、1989年から2014年にかけて書き下ろされた重要作品群を編んだ『Antología 2』。シクやタルカといったアンデス高地の伝統楽器が持つ特殊な発音原理やマイクロトーン、アイマラ民族の伝統的な交互奏法や祈りの儀式構造を、現代音楽の前衛的なコンテンポラリー手法と完全融合。大規模な音塊が押し寄せる圧巻のダイナミズムから、アンデスの静謐な時間観念を思わせる繊細な残響まで、伝統と現代前衛が火花を散らす唯一無二の音響劇を展開。古代の精神性と前衛音響理論が高次元で結実した重要作。作曲家本人による解説テキストも付属した、探求的な逸品!
オリジナル・アルバムとしては5年ぶりとなる新作『Novela』がアナログ・リリース。トロピカリアの流れを汲み、ヒップ・ホップ、ソウル、レゲエなどを取り入れた鮮やかなアブストラクト・ボサ・ノヴァ・サウンド!!
Céuのほか、Jazz Is Deadの創設者の1人であるAdrian Youngeと、ブラジルの伝説的8人組ミクスチャー・ヒップホップ・バンドNação ZumbiのドラマーPupilloのプロデュースのもとロサンゼルスのLinear Labs Studioで録音された今作。アメリカの女性ラッパーLadyBug Mecca、フレンチ・セネガリーゼ・シンガーanaiis、Adrian Young率いるサイケデリック・ソウル・バンドVenice DawnのメンバーLoren Oden、Thee Sacred Soulsにヴォーカルで参加しているJensine Benitez、フランスのキーボード奏者・プロデューサーのHervé Salters (General Elektriks)、そしてブラジルの国宝Marcos Valleが参加。グラミー賞ワールド・ミュージック部門にノミネートされ、世界の名高いフェスティバルで観客を魅了し続けているCéuの5年ぶりの意欲作です。
タイ好きなら身を乗り出してしまう題名「ラム・プルーン ソンテウ愛好会」は、70年代~80年代で最も優れたメジャー興業モーラムのひとりだったチャバープライ・ナームワイとモーラム女王、バーンイェン・ラーケンのデュオというそれ自体キラーな組み合わせの希少録音で更に未CD化。今回が初の再発となる。本作は、常に<音楽面>の面白さを追求した発明家的プロデューサー、スリン・パークシリ先生が80年代初頭、自身のティッソー・ラム・プルーン楽団で行った一連の録音セッションのハイライトのひとつであり、ラム・プルーンものの特上品だ(その他のキラー曲はごっそりコンピレーションに収録)。ベースギターがブンブンうなるこのティッソー・ラム・プルーン楽団のエレクトリック・トラックに、チャバープライとバーンイェンのマイクを奪い合うようなモーラム・バトルが展開するチューン。「タクシー!タクシー!」とタクシー運ちゃんを容赦なく煽るモーラム姐さん達のこの熱いラムを一発かければディスコは爆発することだろう。
VINYL用マスターとカッティングはベルリンD&Mスタジオの古参エンジニア( レゲエ関係のスペシャリスト) のグッドジョブで音質保証。
+ 二つ折りスリーブ封入
+ スリン・パークシリ先生のゴム判押印
+ 日本語・英語訳詩掲載
1975年、シンガーのBruce Ruffinに、Bobby Davis、Dave Collins 、そしてレゲエ・デュオ、Dave and Ansel CollinsのDave Collinsが集まって結成された短命のUKソウル・グループChain Reactionが77年に〈Gull〉のために録音した唯一のアルバム『Indebted To You』がアナログ再発。Lamont Dozierの人気ヴァージョン"Why Can't We Be Lovers"、スウィート・ソウル・シングル"Never Lose Never Win"、アルバム未収録シングル"This Eternal Flame"といったキラー曲の数々を収録。特にアーバンなエレクトリック・ファンク”Hogtied”はAaron Nevilleの”Hercules”を彷彿とさせるベースラインに、豪華なクラヴィネット、荘厳なワウワウギターが絡む珠玉の名曲としてレコメンド!

ジンバブウェの伝説的音楽家セクル・チャカ・チャワサリラが半世紀以上にわたって追求してきた伝統楽器ムビラ・マテペの深遠な響きを記録した作品『Useza』がウガンダの首都カンパラを拠点とする〈nyege nyege tapes〉より登場!ムビラ・マテペは親指と人差し指で演奏される複雑なポリリズムを生み出す大型のラメラフォンの一種で、霊と交信する儀式で用いられてきた。西洋楽器のバンドの中でも確固たるポジションを得ているムビラ・ザヴァジム等と違い、その伝統を継承するものは非常に少なくなっており、チャワサリラは今や10人もいないとされるマスター奏者のひとり。これだけのまとまったマテペの録音はそれだけでも貴重なものと言える。本作『Useza』では、彼自身が複数のマテペ演奏を重ね録りすることで、かつて音楽学者アンドリュー・トレーシーが“カレイドフォニー(万華鏡的音響)”と呼んだ幻覚的な音の構造を展開している。夜中に一人で録音されたこの音楽は、メロディとリズムが溶けあって絡み合うジンバブウェ伝統音楽の構造と相まって、まるで現地のセレモニーの中にいるかのような浮遊感と奥行きがある。齢80を越えるチャワサリラの集大成であり、同時にこの文化を未来へ手渡すための貴重な記録でもある一枚!

幼少期からダンサーとして活動し、空間感覚や身体性を音楽に反映させる活動で知られるアメリカの作曲家/サウンドアーティストChantal Michelleによる最新作が〈Shelter Press〉からリリース。本作は、作曲=振付という独自の視点から、リバーブやディレイによる奥行きや、パンニングによる左右の動き、生楽器の響きと電子音の組み合わせによる質感のコントラストなどを用いて音を空間的に配置し、互いに関係し合いながら変化していく構造を持つ。音を時間だけでなく空間的な存在として捉え、互いの距離や動きを設計することで、立体的な聴取を生み出している。Stephan Mathieuによる高品質マスタリング、Schnittstelle Masteringでカッティングというプロダクション面でも作品の世界に存分に浸れる万全の仕様。


11月下旬入荷予定。ベルリン上院文化局の助成やストックホルムEMSでのレジデンシー選出などで注目を集めるChantal Michelleによる、サックス/フルート奏者Patrick Shiroishiと詩人Funto Omojolaという卓越したコラボレーターを迎えた最新作『Unit of Heart』。フィールド・レコーディングの生々しい質感、生の管楽器が吐き出す息づかい、そして電子回路のシグナルやシンセサイザーの静謐なドローンが幾重にも交錯。マイクロトーナルなピッチの揺らぎや独自の空間配置によって、潮の満ち引きを思わせる微細な空気の揺らぎから、虫の鳴き声や水音がうねりとなってノイズへと変容していくカタルシスまで、極めて高度で多層的な音響世界を描き出していく。身近な現象や日常の音響を神秘的な聴取体験へと昇華させる、卓越したコンポジションと圧倒的な音響デザイン。

シドニー拠点に世界各地から聴衆を集める名オーディオ・ジャーナル/ミックス・シリーズ/ラジオ・ショウ〈Low End Theorists〉傘下の先鋭的エレクトロニック・レーベル〈Theory Therapy〉と、グラスゴーの〈co:clear〉による共同リリース。ポスト・クラブ系名門〈Katharsis〉からも秀逸なアンビエント作品を送り出していたイタリア拠点の実験的作家CHANTSSSSによるデビューLPをストック。アンビエント・ポップと、室内楽、脈打つ低音のリズムが融合した、イーサリアルで静謐なモダン・クラシカル/アンビエント美盤!

ニュージーランド出身、現在はロンドンを拠点に活動する兄弟デュオ Chaos In The CBD の待望のデビュー・アルバム。ジャズ、アンビエント、R&B、バレアリック、ソウルフル・ハウスの影響を受けた、スピリチュアルで多層的なディープ・ハウス作品で、大ヒットEP『Midnight In Peckham』で見せたムーディな世界観を引き継ぎながら、今作では初めてライブ楽器やヴォーカルとのコラボレーションも導入している。BlazeのJosh Milan、Stephanie Cooke、Lee Pearson Jr.、さらにUKグライムのNovelistまでがゲスト参加しており、90年代ハウスの美学やクラブ文化への深い敬意を根底に持ちながらも、同時に海、砂、森、鳥、魚という自然との共生をテーマとした帰郷と郷愁の音楽でもある。「ニュージーランドは、バレアリック的な感覚があるけれど、パーティじゃなく自然に包まれているという意味だ」と語る彼らの音は、まさにビーチからアフターパーティ、深夜のクラブまでを流れるサウンドトラック。
ニュージーランド出身、現在はロンドンを拠点に活動する兄弟デュオ Chaos In The CBD の待望のデビュー・アルバム。ジャズ、アンビエント、R&B、バレアリック、ソウルフル・ハウスの影響を受けた、スピリチュアルで多層的なディープ・ハウス作品で、大ヒットEP『Midnight In Peckham』で見せたムーディな世界観を引き継ぎながら、今作では初めてライブ楽器やヴォーカルとのコラボレーションも導入している。BlazeのJosh Milan、Stephanie Cooke、Lee Pearson Jr.、さらにUKグライムのNovelistまでがゲスト参加しており、90年代ハウスの美学やクラブ文化への深い敬意を根底に持ちながらも、同時に海、砂、森、鳥、魚という自然との共生をテーマとした帰郷と郷愁の音楽でもある。「ニュージーランドは、バレアリック的な感覚があるけれど、パーティじゃなく自然に包まれているという意味だ」と語る彼らの音は、まさにビーチからアフターパーティ、深夜のクラブまでを流れるサウンドトラック。

アシッド・ハウスとインド古典ヒンドゥスタニ音楽〜ラーガの奇跡的合一。近年ではGlass Beamsがカヴァーする等で益々人気高騰中で、オリジナル盤はインド国内でも18万円は下らない価格で取引されている、あのインド産アシッドハウス名盤が遂に公式リマスター再発!
アメリカでハウスが誕生する以前に、実は既にインドにアシッドハウスが存在していた物的証拠となるにわかには信じがたい物件で、Chip E - Jack Trax"や"Phuture - Acid Tracks"(1985)よりも3年前の1982年に発表されていた作品。1981年に発売直後のTB-303等をシンガポールで入手した後にムンバイへ持ち帰り、独自に操作方法を模索し最終的にそれらの同期方法を発見し、TR-808やTR-303、Jupiter-8等を駆使したアシッド・サウンドを実現。
本人も欧米圏のハウス等は聴いた事が無かったとコメントしている通り、ハウスという音楽自体が認知されていなかった時代にもちろんそんな概念がインドに存在したはずはなく、シンセサイザーを用い新たなダンスミュージックを作り出そうというクリエイティブな精神が生み出した奇跡的フライングとも言える驚愕の内容となっています。ゲイトフォールド・スリーブ仕様、未公開写真多数とライナーノーツを掲載した20Pブックレット付属。MUST!
