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Black BioVinyl限定版。イギリスのサックス/フルート奏者、プロデューサーのChip Wickhamの最新作『The Eternal Now』が〈Gondwana Records〉より登場!本作はChip Wickhamのフルート/サックスを軸として、スピリチュアル・ジャズ、60年代英国ジャズ、モダン・ジャズ、ダウンテンポの要素を融合。プロデューサーとしてMatthew Halsallを迎え、The Cinematic OrchestraのドラマーLuke Flowersや、Mr. Scruff作品で知られるベーシストSneaky、さらにトランペット、チェロ、ヴァイオリン、コンガなど、多彩な顔ぶれが参加している。穏やかながら内包するグルーヴの奥深さが際立っていて、精神性と肉体性が交差するような豊かな音楽性が魅力的。


シドニー拠点の韓国系ドラマー&即興奏者 Chloe Kim によるソロ・パーカッション作品。本作では Randall Dunn が録音・ミックスを担当しており、Kim のテンポを自在に操る技巧や、トーンの探求が前面に出ている。メロディを演奏するわけではないが、調律されたゴングや擦られたシンバル、バランスの取れたタムなどから、幽かなメロディの輪郭が浮かび上がる。アルバム名や曲名には韓国の民間伝承が反映されており、韓国の「ラットスネーク(豊穣の象徴)」に由来。Kim が生まれる前に母親が見た夢ともリンクし、パーカッションの呼吸や変拍子のリズムにも民俗音楽の影響が息づいている。ジャズやフリー・インプロヴィゼーションに根ざしつつも、個人的で独自性のあるリズム感覚が随所に見られるのも魅力的。演奏は高度に即興的でありながら、韓国民謡的なリズム感覚や豊かな音色の探求が随所に組み込まれた、個性あふれるソロ・ドラム作品!
Rhythm & Sound屈指の禅定ダブ「Mango Drive」を収録した12"が2025年リプレス!この沼にズブズブと沈降する感じと浮遊感を存分に堪能できるのはやはりアナログしか無いでしょう。後に「See Mi Yah」で共演することになるChosen Brothersの音源も収録。マスターピース!
![Chris Corsano - The Key (Became the Important Thing [and Then Just Faded Away]) (LP)](http://meditations.jp/cdn/shop/files/a4027503411_10_{width}x.jpg?v=1722156156)
Nels ClineやThurston Moore、Okkyung Leeらとのコラボレーションも知られるアメリカの実験的パーカッショニスト、Chris Corsanoによる完全ソロ最新作がUSインディ系名門レーベル〈Drag City〉よりアナログ・リリース。自身がギターとドラムを担当し、即興的にハード・ロックとポスト・パンクの交差地点を探るような、ワイルドでサイケデリックかつ肉体的なインプロ作品に仕上がっています!
南アフリカ生まれのピアニストで作曲家のChris McGregorが結成した豪快なビッグバンドによる72年の激レアなセカンド・アルバム『BROTHERHOOD』が〈Klimt〉よりアナログ・リイシュー。1960年代初頭に南アフリカで人種混合のジャズコンボであり、Dudu PukwanaやJohnny Dyani、Louis Moholo、Tete Mbambisaといった錚々たるメンツが参加した”Blue Notes”を結成していた同氏は、1964年頃になると自国での活動が困難となり渡欧。1966年にロンドンに落ち着いてからは、同地の新興アヴァンギャルド・ジャズ・コミュニティの多くの人々と交流を深める事に。本作には、Marc Charig、Gery Wind、Louis Moholoら英/南ア双方の人脈が参加。ブリティッシュ・ジャズの英気を取り込んだ傑作アフロ・フリー・ジャズ・アルバムとして決して無視する事の出来ない一枚です。

重く黒くうねりまくるファズギターがもう最高で、この時代のサイケ特有の気怠いボーカルや、一音一音楔を打ち込むような重さ/またファンク要素も持つドラムが一体となり、肉体から熱気が沸いてくるような強烈さがあって素晴らしい。辺境サイケ好きは勿論のこと、同レーベルから出たザンビアン神Witch、Flower Travellin' BandやShinki Chenもの、またBlack Sabbathやストーナー・ロック好きまでお勧めです。

〈Black Truffle〉より、80代になるスウェーデンのマルチ奏者Christer Bothénが自身の軌跡を辿りながら、伝統楽器ドンソ・ンゴニの深淵な世界を単独で表現した稀有なソロ作品が登場。1970年代からスウェーデンのジャズや即興シーンで活躍してきた彼は、1971年にマリへ渡り、南部ワスル地方で狩猟者のカーストが奏でる神聖なハープ、ドンソ・ンゴニに出会う。伝統的には狩猟者一族にのみ演奏することが許されたこの楽器を、熱心な師匠ブロエマ・ドビアからのマンツーマン指導で習得し、伝統を尊重しつつも自分のスタイルでの演奏許可を得たという。本作は、伝統的なワスルの七つの曲に加え、両者の境界を曖昧にするBothén自身の作曲『La Baraka』を収録。主にペンタトニックの繰り返しに集中しながらも、その中で無限のニュアンスや即興的な息づかいが躍動し、単調に陥ることなく深い聴きごたえを生み出している。特に、楽器に付随する小さなラトルの効果や演奏の微妙な加速・減速が、静かに、しかし鮮やかに音楽の流れを彩っていて、最終曲では長年の弟子でありベーシストのカンサン・トルビョルン・ゼッターベリと、金属スクレイパー奏者マリアンヌ・ンレムボ・リンデンが加わり、独特の響きをさらに深めている。ストックホルムの高音質スタジオで2019年から2023年にかけて録音され、細部まで鮮明に捉えられた音像は、ドンソ・ンゴニのブルブルと震える低音弦の豊かな鳴り響きが強烈に印象に残る。これは約半世紀にわたるBothénの献身的な探求が結実した、精神的とも言える集中の記録で、作品にはマリ滞在時の鮮やかな写真と詳細な解説も添えられ、この深淵な楽器の神秘と魅力を多角的に伝えている。


Herrmann + Kleineとしての活動や、黄金期の〈City Centre Offices〉からのリリースでも知られる、ドイツのプロデューサー Christian Kleine が自身のアーカイヴから発掘した未発表音源集の第2弾。収録されているのは1998〜2001年の間に作られた楽曲で、サウンドは彼らしい温かみのあるメロディと柔らかい質感のエレクトロニカが中心となっている。細やかなビートに、浮遊感あるシンセやギターのフレーズが絡むスタイルで、90年代末〜2000年代初頭のエレクトロニカや IDM の黄金期を思わせる内容。優しい旋律と淡いノスタルジーが漂い、実験性よりも親しみやすさが前に出た作風はまさに90年代末〜00年代初頭の空気をそのまま閉じ込めたアーカイヴ。しかし、単なる懐古ではなく、当時のフレッシュな感覚がそのまま響いているのが面白く、いま聴くことで逆に新鮮にも感じられる一枚。

ノルウェーの作曲家、ピアニストのChristian Wallumrødが率いるアンサンブルによる、北欧室内楽、ジャズ、現代音楽の境界に位置する独自の音世界『Non Sonett』。本作はWallumrødが近年取り組んできたダンス作品のための楽曲や、過去のプロジェクトで生まれた素材を再構築したもので、2024年にノルウェー国立オペラで上演されたダンス作品『Sonett Idiot』のための楽曲が複数収録されており、動きや余白といった舞台芸術的な感覚が音楽の中に息づいている。ピアノ、ハーモニウム、チェロ、トランペット、サックスなど少数の楽器が呼吸するように間合いを取りながら進む室内楽的アンサンブルで、音数は極端に少ないのに、空間の奥行きや温度が豊かに感じられ、まるで音が空気に触れて形を変えていくような繊細な感触がある。北欧の木の質感や空気の揺らぎを感じる温かい音色と現代音楽の抽象性が自然に共存した、静けさの中に豊かな表情が宿る、北欧室内楽ジャズの最前線。

ドイツのサウンドアーティスト Christina Kubisch が、電磁波・共鳴・周波数の調律をテーマに制作した作品『TUNING』。彼女の代表的手法である電磁誘導ヘッドフォンを使い、都市空間や電子機器が発する、人間が普段気づかない隠れた音の世界を採取し、それを音楽的な構造へと再編成している。電車の架線、照明、ATM、セキュリティゲートなどの電磁音は、ノイズではなく、ゆっくりと変化するドローンとして調律され、静けさの中に緊張と美しさが同居する独特の音空間を生み出す。フィールドレコーディング、ミニマル、音響芸術の境界を超えて、都市の裏側に潜むもうひとつの音の層を可視化するような一枚。

静寂の奥に潜む、もうひとつの世界へと導く崇高な音の儀式。ギリシャ系アメリカ人の音楽家、映像作家であり、Meditationsでも静かで深い支持を集める John Also Bennettと長年の深い芸術的パートナーシップを持つChristina Vantzouが、〈INA-GRM〉の委嘱を受け、2023〜2025年にかけて丹念に紡いだ、霊的エレクトロアコースティックの大作『The Reintegration of the Ear』。フルートやチェロ、ダブルベース、声。John Also Bennett、Oliver Coates、Roman Hiele、Irene Kurkaらが呼吸と共鳴に導かれながら織り上げる音は、形式を超え、再統合されていく意識に寄り添うように、直観と微細な気配が流れを決め、有機的に移ろい続ける。時間は直線ではなく、折れ曲がり、漂いながら、電子音、フィールドレコーディング、アコースティックの残響が溶け合い、言葉の手前にある領域へと聴き手を静かに誘う。その響きは静かで、深く、意識の底に沈む水脈のような、内なる世界の神秘をたたえている。旅先でふと出会う、どこか異なる世界へと繋がる現実の裂け目のような、神秘を受け入れた繊細かつ霊的な音世界。Eva L’Hoestによる、ギリシャ的象徴が漂う超現実的なイメージをあしらったアートワークも、Vantzouの音の霊性と共鳴し、作品の神秘性を際立たせている。300部限定。
Brian EnoのObscure Recordsからの2枚目のリリースで、彼自身がプロデュースした1975年作『Ensemble Pieces』がイタリアはミラノを拠点とする〈Dialogo〉よりヴァイナル・リイシュー!この作品は、3人の英米の実験的作曲家、クリストファー・ホッブス、ジョン・アダムス、ギャヴィン・ブライヤーズらによるスプリット・アルバムで、クリストファー・ホッブスが2曲、ジョン・アダムスとギャヴィン・ブライヤーズが1曲ずつ演奏しており、ホッブスとブライヤーズは各曲でパフォーマーとしても参加している。実験的なクリストファー・ホッブスのA1/B1、スポークン・ワードとオーケストラのジョン・アダムスのA2、ブライアン・イーノとデレク・ベイリーが参加したギャヴィン・ブライヤーズの不協和音の辺境クラシック・アンビエントのB2と、個性的な音楽が整然と並ぶコンセプチュアルな作品。中でも白眉とも言えるのがギャヴィン・ブライヤーズによる『1, 2, 1-2-3-4』。この曲は器楽奏者/ヴォーカリストのためのもので、それぞれがポータブル・カセット・マシンに接続されたヘッドフォンを装着している。各演奏者はヘッドフォンの音楽だけを聴き、その音楽には自分の楽器や声のための''パート''が含まれており、カセットとともに自分の楽器パートを演奏する。このパートを再現できるかどうかは、自分が聴いたものにどれだけ慣れているかにかかっている、というもの。結果、収録された緩やかで夢幻的なスタンダードメドレーは、本人たちが演奏しているつもりの音と、実際に鳴っている音との狭間で揺れ動く、唯一無二の不調和のハーモニー!Caretakerのファンの方にもお勧めできそうな一枚。


オリジナル盤は10万円越えの高値を付ける骨董的鬼レア盤!〈Notes On A Journey〉からの再発盤が高騰していた中嬉しい再リイシュー。この機会をお見逃しなく!伝説的リズムボックスである「ドンカマ」を駆使した知られざるAORシンガー、Chuck Senrickが1977年に自主リリースした幻のアルバム『Dreamin'』。〈P-Vine〉から国内盤CDも出ていた本作が〈Numero Group〉より2023年度久々のヴァイナル再発!70年代後半のミネアポリスのラウンジとTravis Scott x Diorのファッションショーの両方へと捧げられたような、珠玉のメロウAOR/アンビエント・フォーク・アルバム!
