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ノルウェーを代表するアンビエント作家Biosphereの『The Way of Time』が大名門〈AD93〉より登場!本作はElizabeth Madox Robertsの小説『The Time of Man』からゆるい着想を得て、Joan Lorringナレーションによる1951年のラジオドラマ版の抜粋が取り入れられている。南部訛りの哀愁ある語りが、ゆったりとしたループや静かなシンセサウンドと絡み合い、アメリカの田舎の空気とシンプルなアンビエントの対比を生み出している。Biosphereらしい深い静けさと広がりはそのままに、人間味のある、記憶を辿るような自己洞察的なトーンが印象的な作品になっている。

ノルウェーを代表するアンビエント作家Biosphereの『The Way of Time』が大名門〈AD93〉より登場!本作はElizabeth Madox Robertsの小説『The Time of Man』からゆるい着想を得て、Joan Lorringナレーションによる1951年のラジオドラマ版の抜粋が取り入れられている。南部訛りの哀愁ある語りが、ゆったりとしたループや静かなシンセサウンドと絡み合い、アメリカの田舎の空気とシンプルなアンビエントの対比を生み出している。Biosphereらしい深い静けさと広がりはそのままに、人間味のある、記憶を辿るような自己洞察的なトーンが印象的な作品になっている。

Bitchin Bajasによる、2022年の『Bajascillators』に続く新作『Inland See』。流動的で瞑想的なサウンドスケープを描き出した本作は、ツアー中に書かれ、シカゴのElectrical Audioでライヴ録音されており、リバーブなどの後処理を一切加えず、部屋そのものの空間感を生々しく封じ込めている。リアルタイムで呼吸を合わせるトリオの一体感がじかに伝わってくるような収録された全4曲は、それぞれ独立した表情を持ちながらも、ゆるやかに繋がり合い、ひとつの大きな流れを形づくる。透明度の高い音の層が浮遊し、ミニマルな繰り返しに穏やかな推進力が宿る様子は、まるで海に身を浮かべる感覚や、風船がゆっくり上昇していく感覚にも近い。アンビエントやミニマル・ミュージックの要素を取り入れつつも、演奏の身体性が強く残った有機的で生きた響きになっており、シンプルでありながら精緻、緊張感と安らぎを同時に孕み、どこか新しい扉がひそやかに開いていくような瞬間に出会える一枚。

シカゴを拠点に活動するサイケデリック・エレクトロニクス・トリオBitchin Bajasによる、『Inland See』のセッション音源を出発点に、カリンバのサンプルやオートハープ、EWIなどを加え再構築したミニ・アルバム『Isle Peaks』。モジュラー・シンセの緻密なシークエンスと有機的な生楽器の質感が交錯し、教会音楽のような静謐なドローンから高揚感あふれる電子ビートまでを鮮やかに横断。温かみのあるアナログ音像とミニマルな躍動感が絶妙に溶け合い、ダンスと夢想を行き来する極上のアストラル・サイケデリア。

20年にわたり実験音楽の最前線で活動してきたNikos Veliotis(チェロ)、Taku Unami(シンセ)、Sarah Hennies(パーカッション)、David Grubbs(ピアノ/ギター)ら4人による緻密で抑制の効いたカルテットBitterviperによるセルフタイトル・アルバムが〈Blue Chopsticks〉より登場!きっかけはアテネ在住のVeliotisが重ね録りしたチェロのサイコアコースティックな4曲。そこにGrubbsが繊細なピアノやラップスティールを重ね、Unamiが東京から電子音を加え、Henniesが研ぎ澄まされた打楽器の構造で全体を引き締めた。録音のプロセスは複雑だが、いざ音が鳴れば、その成り立ちを忘れてしまうほど自然で自律的なアンサンブルが展開される。濃密な倍音のレイヤー、透過的で空中に溶けるかのようなアンビエント、そして映像的な想像力をかき立てる即興性と構造性のあいだを縫うように進行するそのサウンドは、意図と直感が緊密に結びついた充実の内容。

1980年代後半、ルワンダの歌手 ビジムング・ディウドネが妻の アグネス・ウンビビジ、家族や友人からなるバンドとともに発表した自主制作カセット『Inzovu Y'Imirindi』が〈Mississippi Records〉よりヴァイナル・リイシュー!エレクトリック・ギターを用いて、細やかなリフ、うねるようなベースライン、コール&レスポンスのヴォーカルを基盤に、伝統的なルワンダの賛歌を再構築した催眠的でトランシーな音楽性は、当時の東アフリカ音楽シーンにおいて孤高の存在感を放っていたという。歌詞は自然の美しさや古代の神々を称えるものから、分断された国の統合を訴えるものまで幅広く、後者は1994年のルワンダ虐殺を不気味に予兆するかのようで、悲劇的にも、ディウドネとアグネスを含むグループのメンバーはその虐殺で命を落とし、その音楽は長らく忘れ去られてしまう。2018年、音楽研究者 マシュー・ラヴォワ によって再び注目され、調査が進められた結果、2022年に、当時8歳で両親を失った娘 ノエラ をキガリで発見。奇跡的に彼女が所蔵していたマスター音源のCDから、本作が復活することに。今回のリイシューでは、丁寧なリマスタリングと高品質なヴァイナル・プレスによって、失われかけたルワンダ音楽史の一章を蘇らせるとともに、家族と国の悲劇を乗り越え、新たな世代へと届ける貴重な証言とも言うべき一枚となっている。

アムステルダムを拠点に、1990年代初頭から音楽、演劇、映画、サウンドデザインといった多岐にわたる分野で活躍するBJ Nilsenは、フィールドレコーディングや環境音響、そして音の持つ心理的な側面に長年関心を寄せ、北極圏の鉱山や都市のサウンドスケープなど、自然環境と工業地帯の両方を行き来しながらさまざまな場所で音の探求を続けている。本作『True than Nature』は、日常や環境の音を繊細な電子操作によって昇華させた作品で、工場や電線などから発せられるハミング、エコー、労働の音、物質のテクスチャを感じさせる音といった、普段見過ごされがちな音そのものが持つ本質的な特性に焦点を当て、それらを抽象的で絶えず変化するサウンドスケープへと変貌させている。Nilsenは、意図的に音源の場所や録音技術の詳細を明かしておらず、リスナーが先入観にとらわれず、深く音と向き合うことを促している。知っている世界と想像上の音の可能性との境界を曖昧にし、「今、自分が聴いているのはどんな世界なのだろうか?と内省することを促されるような作品。


Black Dogによる〈WARP〉初期の重要2タイトルがリイシュー!!
UKのエレクトロニック・デュオ、プラッドとして知られるエド・ハンドリーとアンディ・ターナー、そして自称「不協和音の教皇」こと、ケン・ダウニーの3人からなるブラック・ドッグ・プロダクションが1993年にリリースした『Bytes』の30周年記念リイシューが決定!
〈WARP〉がリリースした、電子音楽史における最重要コンピレーション『Artificial Intelligence』シリーズの3作目でもある『Bytes』では、この3人がソロやコラボレーションという形を取り、エイティピック、バリル、ディスコーディアン・ポープス、プラッドなど様々な名義による11曲を収録。
多層的に浮遊するシンセや、ブレイクビーツ、ヒップホップ、ジャズの自然な融合は、インテリジェント・テクノの代表作とされた。
オリジナルは高額で取引されている、1975年にプライベートレーベルから発表されていたオブスキュアUKダブの秘宝、Black Jade名義で活動していたバンドのセルフ・プロデュースの唯一作が遂にヴァイナル再発!全編スモーキーでスロウな展開のヘヴィ・ダブワイズ・アルバム。当時メンバー自身が路上で販売していたらしく、入手困難かつ素性が謎に包まれている一枚。
オブスキュアUKダブの秘宝、Black Jade。70年代ロンドンのアンダーグラウンドで強いカルト的支持を集めた先鋭的ダブ・ユニットによる、セカンド『Rockers』。デビュー作『Contempo』では宗教的ダブとも呼ばれるほど、深く沈み込むようなスローでミニマルかつスピリチュアルな音世界を展開していたが、本作ではよりルーツ寄りのサウンドへと舵を切っている。それでもBlack Jadeらしい独自性は残していて、アンダーグラウンドなざらつきと実験精神に満ちており、ジャマイカ的な明るさよりは、ロンドンらしい重く乾いた空気感が漂う。後期70年代にプライヴェート・プレスとしてごく少数のみ流通していた幻のアルバムが、ついに待望のリイシュー。今なお鮮烈に響く、時代を先取りしたような一枚!
NYはブルックリンのレジェンダリーなヒップホップ・ユニット、ブラック・ムーンが1993年にリリースしたヒップホップ史に残る名盤であり、“Who Got Da Props?”や“How Many MC's...”、“I Got Cha Opin”等々の名曲を生んだ説明不要のヒップホップ・クラシックなアルバム『Enta Da Stage』が完全限定生産のカセットで復刻! オリジナルにボーナストラックを追加した全16曲を収録!
バックショットとファイヴ・フットの2MC+プロデューサー・チーム、ビートマイナーズのイヴィル・ディーからなる3人組=NY・ブルックリン出身のブラック・ムーンが93年にリリースしたファースト・アルバムにして問答無用のクラシック『Enta Da Stage』が完全限定生産のカセットで復刻!
NYのNervous Recordsが新設したヒップホップ・専門レーベル=Wreck Records第1弾アーティストとして鮮烈なデビューを飾ったブラック・ムーン。“Who Got The Props?”、“Buck‘ Em Down”、“How Many MC’s”などを筆頭に、バックショットのハードなフロウと、ビートマイナーズのイヴィル・ディー&MR.ウォルトによるラフで黒光りした重低音が腹の奥底に突き刺さる! リリース当時のオリジナルCD/カセットの全14曲に2曲のボーナス・トラックを追加した全16曲収録のファン垂涎なブツ!
ヘヴィメタルの原型を決定づけたBlack Sabbathのサード・アルバム『Master of Reality』。Tony IommiとGeezer Butlerが 1音〜1音半のダウンチューニングを導入し、後のドゥーム/ストーナーの礎となる沈み込むような重さを生み出した歴史的作品。リマスターによってオリジナルの迫力を保ちながらも音像がクリアになり、リフの質量感やリズムの躍動がより鮮明に体感できる仕上がり。180g重量盤仕様。
Black Sabbath が1970年に発表した2ndアルバム『Paranoid』の180g重量盤仕様の高音質リイシュー。「War Pigs」「Paranoid」「Iron Man」といったロック史に刻まれる名曲を収録し、重厚なリフ、うねるベース、ジャジーでダイナミックなドラミングが絡み合い、ヘヴィメタルの原型と呼ばれる名盤。重さの中に潜むサイケデリックな陰影や、音の空気の層までもが立ち上がる、アナログならではの深い聴き心地。

1998年に「Mos Def and Talib Kweli are Black Star」でデビューして以来、それぞれが成功と称賛を集めてきたヤシン・ベイとタリブ・クウェリからなる史上最高のヒップホップ・デュオ、ブラック・スターが2022年に発表していた2ndアルバムを<Rhymesayers Entertainment>がフィジカル・リリース!
2nd「No Fear of Time」はマッドリブが全曲をプロデュースしたヴィンテージ・ソウルを感じさせるフューチャー・ヴァイブがたまらない。これらのトラックは世界中のホテルや楽屋でゲリラ的にレコーディングされ、当初はサブスクリプション・ベースのポッドキャスト・プラットフォームでのみ入手可能だったが、この度めでたく正式にフィジカル・フォーマットでのリリースとなった。ブラック・スターの凱旋を堪能しましょう!!
ロンドン南東部出身のマルチ奏者Black Steelが、Mad Professorと手を組み名門〈Ariwa Sounds〉から1988年に発表したUKルーツ〜ダブの隠れた大名盤『Jungle Warrior』。レーベルの看板プレイヤーとして数々のヒット作を支えてきた彼が、高次の存在からのインスピレーションとJah ShakaやDennis Brownらへの敬意を胸に創り上げた作品で、ヴォーカル・パートから地続きで重厚なダブ・バージョンへと流れ込む伝統的なスタイルを踏襲しつつ、5歳から培われたBlack Steelの類まれな演奏技術とソウルフルな歌声が炸裂。Mad Professorによるクリアで緻密なミキシング、地底を揺らす極太のベースライン、そして冴え渡る空間エフェクトが美しく融合し、80年代後半のUKヘヴィー・ルーツ特有の澄んだ静寂と重厚なグルーヴを描き出している。高潔なルーツ精神と最上級のダブ音響設計が見事に結実した、UKレゲエ史に誇るべき傑作。


Jan Jelinek主宰の〈Faitiche〉 から、イギリス北西部のミルタウン出身のアーティストであり、建築と公共空間の領域でデザイナーとしても活動しているAndrew Black こと blackbody_radiationが発表した2023年のデビュー・アルバム『Ultra-Materials』をストック。サウンド・マスキングの助けを借りて作成された6篇の亡霊のようなドローンを収録。名匠Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。

B.N.Mとして2015年にシングルをリリースしていた、リスボンの新鋭DJKolt、DJ Noronha、DJ PerigosoによるトリオBlacksea Não Mayaの前作『MÁQUINA DE VÉNUS』に続く最新作が、アンゴラ発祥のクドゥロを独自のゲットーハウス・サウンドの文脈でアップデートしてきたポルトガルの名レーベル〈Principe〉よりリリース!『MÁQUINA DE VÉNUS』の正統的な進化の先にある今作は、クドゥロ特有のアフリカンな6/8拍子に基づくポリリズミックな電子音楽で、よりダークで独自のスタイルへと変異させたトラップ~レゲトンを盛り込んだ定義不能のミュータント・ダンス・アルバム!爆音で浴びたくなる低音の質感もグレイト!
Nurse With WoundのSteven Stapletonもその大ファンであることを公言しているアヴァンギャルド音楽史上に刻む大傑作にして、TNBことThe New BlockadersのPhilip Rupenus & Richard Rupenus、John Mylotte (Metgumbnerbone)、Nigel Jacklin、Sean Breadinらにより結成されたカルト・グループが残した幻の名作。1981年に〈Orgel Fesper Music〉から限定500部でリリースされたBladder Flaskのデビュー作が〈Sonoris〉からCD&LPリイシュー。ポスト・インダストリアル時代における最も多彩なアルバムの一つであり、挑戦的であると同時に当惑させられるインダストリアル/サウンド・コラージュの傑作。Colin Potterの手により〈IC Studio〉でリマスタリング。
