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〈EM Records〉もCD再発していたバイオフィードバック音楽の金字塔『脳波の音楽』で知られるDavid Rosenboomが、1981年に短命なデトロイトのレーベル〈Street Records〉からリリースした作品『Future Travel』が、同時期のワイルドで未発表のライブ及びスタジオ・マテリアルを追加した拡張版仕様で豪州前衛音楽の聖地〈Black Truffle〉よりアナログ・リイシュー!「音楽とは何か?」という根本的な疑問から始まる「音楽の完全な認知モデル」と定義される「命題音楽」の探求、そして、RosenboomとシンセサイザーのパイオニアであるDon Buchlaとの長いコラボレーションにおける重要な瞬間の記録という2つのセクションからなる作品。一部の作品ではJacqueline Humbertの加工された声を加えており、RosenboomとHumbertがコラボレートした抽象化されたシンセ・シャンソン”Daytime Viewing”も収録。爽快なまでに独特かつ固有のものであり、クセナキス風の過激な形式化が表現力豊かなジャズのハーモニーと昔ながらのフォークメロディーを自然に生み出す『Future Travel』は極めてユニークな世界に存在しています。ゲイトフォールド・スリーブ仕様、12ページのブックレット付属。
30年間国営ラジオのテーマとしてその音楽が放送されていた、ニジェールの電子音楽/アウトサイダー・エレクトロニクス伝説であり、〈Sahel Sounds〉作品が当店ベストセラーのMamman Saniと、エルサレム出身ベルリン拠点のアーティスト、Tropikal Camelによる世代を超えたコラボレーション作品が、ロンドンのアウトナショナルな現行の音楽の聖地〈Batov Records〉からアナログ・リリース。2週間にわたる長時間のレコーディング・セッションから生まれた本作では、Mamman Saniの象徴的な、現地の伝統に根ざした温かみのある宇宙民俗音楽と、Tropikal Camelのトライバル&パーカッシヴなダンス・グルーヴが融合を果たし、多様な文化的背景に裏打ちされた豊穣なアフロ・エレクトロニック・ミュージックを生み出しています!
弊店でもコンピレーション・アルバムが大ヒット。当初は50〜60年代に活動していたとされながらそうじゃなかったりと、その多くが謎に包まれているイスラエル出身ベルリン拠点の詩人/ロカビリー・アーティストであり、44歳でこの世を去った夭逝のアウトサイダー・ミュージシャン、Charlie Megira (1972-2016?)。44年という短い生涯の間に50年代のトラッシュ・ロックとサーフ・トレモロ、リヴァーヴの効いたゴスを混ぜ合わせた強烈な音楽を作り上げ、15年で7枚のアルバムを録音したメギラが2013年から2015年にかけて録音したアルバム『Teenage』が〈Numero〉からリイシュー。自身のバック・デュオのBeth She’an Valley Hillbilliesと共に残した破格のアウトサイダー・ガレージ・サイケ/ギター・アルバム!
目を覚ませ、Sleeper。ポートランド拠点のビデオゲーム・サントラ作曲家のAmos Roddyと開発者のGareth Damian Martin (Jump Over The Age)が手を取った、傑作RPG『Citizen Sleeper』のサントラ盤が〈Stumpy Frog Records〉からデラックス2LPヴァイナル・プレス!ダウンテンポやエレクトロニカの要素を取り入れた、宇宙的な瞑想に溢れる一枚。宇宙のように広がる空間に美しい電子音響が漂い、強靭でエクスペリメンタルなビートが提示され、アンビエンスが鮮やかに展開される、ゲームOSTとして珠玉の一枚です!
(数量限定/日本語帯付き/解説書封入/ブラック・ヴァイナル仕様)キャット・パワーがボブ・ディランの伝説のコンサートを完全カバー!ディランの不朽の名曲15曲のカバーをロイヤル・アルバート・ホールで録音したスペシャルなライブ・アルバムが〈Domino〉からリリース!
シンガー・ソングライター、キャット・パワーが、2022年11月5日にレコーディングされたロイヤル・アルバート・ホールでのコンサート音源を収録したライブ・アルバム『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』をリリース。
本作はアルバム全体が一つのコンサートをカバーしたユニークな作品となっている。キャット・パワーがカバーしたのは、ボブ・ディランが1966年に行った音楽史上最も伝説的なコンサートの一つ。マンチェスターにあるフリー・トレード・センターで録音されたものだったが、誤った表記で60年代末に出回った海賊盤のおかげで『ロイヤル・アルバート・ホール』として長い間広く知られるようになった。ショーの途中でアコースティックの編成からエレクトリックを取り入れたバンド編成に切り替えたボブ・ディランが、フォーク原理主義者のファンから「ユダ!」(裏切り者)と叫ばれ、ロックンロールの歴史の流れを変えたと言われている。その後公式盤としてもリリースされたこの作品は、最も偉大なライブ作品の一つとして語り継がれている。
本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、そんな伝説のコンサートを、キャット・パワーことショーン・マーシャルが、まるごとカバーした特別な作品。ボブ・ディランの偉大な足跡に敬意を表し、本日公開された「She Belongs to Me」や「Ballad of a Thin Man」などの代表曲をキャット・パワー独自のスタイルでカバーした魅力的な音楽作品となっている。このアルバムは、ディランの楽曲に対する彼女の真摯な想いに満ち溢れている。一曲目の「She Belongs To Me」の頭の数秒を聴くだけで、彼女が今作を通して、何十年もの間、彼女の心の中に生き続けてきた曲をリスナーと分かち合おうとする姿勢が浮かび上がってくる。「Ballad of a Thin Man」では、キャット・パワーのヴォーカルは、よりソウルフルに響き渡り、それでいてスリリングさも纏っている。オリジナル・コンサートで最も有名な瞬間にちなみ、「Ballad of a Thin Man」が始まる直前に観客が「ユダ!」と叫ぶと、キャット・パワーはそれに応えてイエスの名を静かに唱えた。
ショーン・マーシャルほど、アメリカン・インディー・ロックのアイコンとしての役割と、魅力を体現してきた歌い手はそういないだろう。キャット・パワーの名義で25年近く音楽作品を発表してきた彼女は、ソングライターとして、プロデューサーとして、そして最も特筆すべきはその歌声で、時代とともに影響力を増してきた。本作『Cat Power Sings Dylan: The 1966 Royal Albert Hall Concert』は、2000年の『The Covers Record』、2008年の『Jukebox』、2022年の『Covers』に続くカバー企画の最新作である。
本作には、「It's All Over Now, Baby Blue」「Mr. Tambourine Man」「Like A Rolling Stone」などの名曲に加え、「Just Like A Woman」を含む『Blonde on Blonde』からの数曲を含む15曲のアルバム作品となっている。オリジナルのコンサート (そして1966年のディランのワールド・ツアーのすべて) と同様、マーシャルはセットの前半を完全にアコースティックにし、後半はギタリストのArsun Sorrenti、ベーシストのErik Paparozzi、マルチ・インストゥルメンタリストのAaron Embry (ハーモニカ、ピアノ)とJordan Summers(オルガン、ウーリッツァー)、ドラマーのJosh Adamsで構成されたバンドの助けを借りてエレクトリック仕様にした。あの歴史的な一夜を彼女自身が再現する中で、キャット・パワーは各曲に信念と優美さ、そして守護者としての感覚を同居させ、エンディングではディランのセットが持つアナーキーな緊張感を温かく光り輝く喜びに置き換え、終焉を迎えた。
アコースティック パーカッションと合成サウンドを使用した、想像上のドラムとリズムに関するプロジェクトであるというyPLO (Paul Abbott & Michael Speers)による2024年度アルバム『ob TRU』が〈Feedback Moves〉からアナログ・リリース。John WallやOlan Monk、村山政二朗らとのコラボレーションも知られる北アイルランド出身のミュージシャンで、ドラム、コンピューター、マイク、フィードバックを駆使して、パフォーマンス、インスタレーション、コンポジションにおいて様々なサウンド素材を用いているMichael Speersと、〈Cafe OTO〉のレジデントでもあったライター、サウンド/パフォーマンス・アーティストのPaul Abbottによるユニットの最新作。本作は2018年6月8日にCafe OTOでライブ演奏され、録音されたアルバムであり、増幅されたマイラー (引張強度が高いことで珍重されるポリエステルフィルム)、フロアタム、バスドラム、ミキサー、マイクを用いて録音され、事後編集された8つのトラックを収録。まるで、ロボットが奏でる音楽とフリージャズの融合を思わせる、興味深く実験的な一枚に仕上がっています。
レーベルでは既に完売。北欧エクスペリンタルの一大集積地として知られる〈iDEAL Recordings〉の主将を務めるJoachim Nordwallによる名プロジェクト”The iDEALIST”の最新アルバム『Extended Player』をリリース。ダブ、シンセ、インダストリアル、そしてさまざまな種類のミニマリズムに対する生涯にわたる執着からインスピレーションを得た作品。ドローンとノイズの間を自由に行き来する名手による実験的なテクノとエレクトロニック・ミュージックであり、プロフェッショナルのためのパーティー・ミュージック。暗黒の中を蠢く生物たちの美しい生態系のように蠢く音塊、ビート、その構築物。インダストリアル以降の新しい局面として必聴の作品です!Saturn And The SunやThe Skull Defektsで活動を共にする盟友Henrik Rylanderによるマスタリング仕様。
Perfume GeniusやJay Som、Julie Byrneも参加!LAを拠点に活動するマルチ奏者であり、以前はポスト・パンク・バンドのMoaningではベーシストとして活動していたPascal Stevensonによるプロジェクト、Fashion Club。セルフ・プロデュースによる2枚目のアルバム『A Love You Cannot Shake』が〈Felte〉から登場。スティーブンソンの性転換や禁酒という人生の出来事から形作られた作品であり、これらの体験や個人的な試練、苦難を取り巻く彼女の流動的な感情の分析とも言える内容。穏やかなポップ、グリッチなインダストリアル、壮大なクラシック音楽の中間のどこかに位置するスロットル・バラード”Faith”、ガレージ風の陽気なテクノの推進力に溢れる”Ghost”、アンセミックなハートランドロックのエレクトロニックな解釈”One Day”など数々の名曲を収録。
Space GhostやUnknown Mobile、Jump Source、Khotin、D. Tiffany、Beverly Glenn-Copeland(!!)など、ロウハウスの名手からニューエイジのパイオニアに至るまで、数々の名アクトによる優れた作品群で知られる、カナダ・バンクーバーの地下ハウスの随一の聖地〈Pacific Rhythm〉から新物件がアナログ・リリース!His Name Is AliveやFlying Saucer Attack、Odd Nosdam (Anticon)、Jessica Bailiff (Kranky) らとの仕事でも名高いテキサス州オースティンを拠点とするプロデューサーであり、サイケデリック プロジェクト、Red Morning Chorusなどの活動も知られるJesse Edwardsによるフルレングス・アルバム。トランス、アンビエント、ダウンテンポの黄金時代を健全に讃える、内省的でコスミッシェなダンス・ミュージックのコレクションに仕上がっています。
作曲家の幅広い影響と、サイトスペシフィックな作曲に対する独自のアプローチを野心的に凝縮したBilly Bultheelによるデビュー・ソロ・アルバム『Two Cycles』がベルリンのアンダーグラウンドシーンの牙城こと〈PAN〉よりアナログ・リリース。インダストリアル・ミュージックやメタル、中世やバロックのポリフォニーなどからのインスピレーションが詰め込まれたモダン・クラシカルの逸品!2016年から2023年の間に制作された作品を集めた本作は、Bultheelの幅広いパフォーマンス実践と、Anne ImhofやJames Richardsといった最先端のヴィジュアル・アーティストとのコラボレーションの力強い証となっています。
これまでも〈Muscut〉や〈Marionette〉などから作品を発表。バーゼルを拠点に活動するスイス系イタリア人作曲家、サウンド・アーティスト、グラフィック・デザイナーのMarco Papiroのソロ名義Papiroによる2024年の最新アルバム『Con Un Occhio Aperto』が〈Alga Marghen〉傘下の〈Planam〉からアナログ・リリース。近年、合成された人間の声の使用し、音楽的にもシュールな側面を追求している彼が、この側面をさらに推し進めながら制作した4編の組曲からなるサイケデリックで実験的な音楽作品!
1972年から1974年にかけて〈Black Jazz〉からリリースされた2枚のLPで最もよく知られているロサンゼルスのベース界の巨人、 Henry Franklin。1977年に残していた、過小評価だったと言っても過言ではない最高傑作『Tribal Dance』が待望のアナログ・リイシュー!オープニングのタイトル・トラックと延長部分で聴かれるように、Sonshipの過剰な演奏によってその卓越したスピリチュアル・ジャズ・サウンドにさらなる推進力が与えられており、彼の精巧な自作ドラムで複雑なリズムを叩き鳴らした珠玉の一枚!
日夜音楽を通してアラビック/ダブに襲撃を繰り返し続け、あまりにも膨大な音源の数々を残してきただけでなく、未だにその未発表音源までもが掘り起こされる今は亡き英国の名手ことMuslimgauze。1993年に録音され、Abu Zahediによってリミックスされた音源をトリプル・パックのボリュームで収録した作品『Betrayal』がアナログ・リリース。「アラブ諸国の団結した対応」へと捧げられた、Bryn Jonesの遺志を込めた漆黒のポスト・インダストリアル作品!版元は、「自由と独立のために戦うすべての人々に捧げる」ウクライナの新しいレーベルであり、MuslimgauzeやMerzbow、Noémi Büchiの作品も発表している 〈I Shall Sing Until My Land Is Free〉。限定300部。
ジャップ・ロックの伝説、Flower Travellin’ Bandでもヴォーカルとしてサイケデリック・ロックを演奏、カリブ海出身の米陸軍兵士の父親の血を引く役者、ボクサーであり慈善家、映画『人間の証明』主題歌でも知られるジョー山中が、ボブ・マーリー亡き後のザ・ウェイラーズと組んでジャマイカ録音した和レゲエの伝説的名盤『Reggae Vibration』が〈JAMDUNG〉よりアナログ再発。1982年 4月14日から4月30日にかけて、ジャマイカのキングストン、ホープRD 56番地にある〈Tuff Gong Studio〉にて録音およびリミックスされた作品。プロデュースはナンとFar East Family Bandの伊藤詳!レゲエ・アルバムとして大変優れた内容です!60x30cm見開きポスター付属。
オリジナルは超入手困難!後にDr Houseとして知られることとなるNelson Mohaleという名の若きソウェト人ラッパーが南アフリカの初期のハウスとクワイトシーンへと登場を告げた91年のカルト人気なデビュー・アルバム『Big World』が、南アフリカのブギーやディスコを発掘している名ブログ/レーベル〈Afrosynth Records〉から史上初のアナログ再発!Yvonne Chaka ChakaやMarginoといった現地の著名ミュージシャンの新進気鋭のスタジオ・ギタリスト兼セッション・ギタリストであり、The StoneやLeroy Stoneといった名義でもリリースしているプロデューサーのDanny Bridgensとチームを組み、米国と英国の同時代のヒップハウスからの影響と地元の風味を元に作り上げたユニークな楽曲たちを全4曲収録した、今日でも通用する卓越した美意識を備えたクワイトの傑作!
Paddy Free & Michael Hodgsonからなるオーガニック・ダブ・デュオであり、『ニュージーランドのHexstatic』とも呼ばれるPITCH BLACKの楽曲を〈ON-U Sound〉のボス・Adrian Sherwoodがリミックスした特大EPがアナログ・リリース。”Transient Transmission”での夢のようなダブから”A Doubtful Sound”のうねるリズムまで、そのオリジナル曲はシャーウッドの特徴的なスタイルでアレンジ。流れるようなメロディー、激しいベースライン、そしてエフェクトの壁に囲まれたボーカルサンプルが特徴的な逸品に仕上がっています。全4曲を収録。
スペインのフランメンコ歌手”El Torta”ことJuan Moneo Lara (1953-2013)が1994年に〈Auvidis Ethnic〉レーベルの〈Flamenco Vivo〉シリーズからCDオンリーでリリースしていた同名義としては唯一のアルバム『Colores Morenos』の史上初アナログ再発盤。1993年に〈Alta Frecuencia Jerez〉スタジオで録音されたフラメンコ歌謡の歴史に残る壮大なドキュメントといえる傑作!限定プレス。
Jeff Mills主催の大聖地〈Axis〉からは、当初、Jeff MillsがTony Allenと始動させたユニットでありAllenの死後も活動を続けるTomorrow Comes The HarvestがJean-Phi Dary & Prabhu Edouardらと共に制作した最新2枚組アルバム『Evolution』がアナログ・リリース。一連の即興動作を通じて音とリズムを交差させることで未知を探索し、超越することをテーマとして活動するTomorrow Comes The Harvestの待望のデビュー・アルバム。Sun Raの宇宙観とデトロイト・テクノを繋ぐ破格のコズミック・ジャズ傑作!
87年に〈Sondor〉から発表されたオリジナルは限りなく希少。アルゼンチン音響派にも影響を及ぼした、ウルグアイ音楽における代表格にして最高の音楽家Eduardo Mateoとその盟友Ruben Rada、カンドンベ・ビートの創設者として伝説的バンド”El Kinto”でも活動を共にした二人の巨匠が発表した大傑作が待望のアナログ・リイシュー!日本では〈Beans Records〉がCD再発していましたがヴァイナル復刻は今回が初。フォルクローレ〜カンドンベ〜ジャズ〜ロックまでもがハイブリッドに溶け合ったサイケデリックすぎる近未来的空想民俗!
砂漠のジミヘンとして注目を集め、USオルタナ名門〈Matador〉よりリリースされた最新アルバム『Afrique Victime』で高い評価を獲得したエムドゥ・モクターがアルバム未収録音源やその真価を発揮するライヴ音源を収録したEP作品を2作同時リリース!!
2017年から2020年にかけて母国のニジェール録音から編纂された本作 Vol.1にはドラムマシーンとエレクトリック・ギターによる13分にも及ぶ未発表曲「Imouhar」や、結婚式、ピクニック、リハーサル、さらには即席のハウス・コンサートでレコーディングされたというアルバム収録曲のライヴ音源4曲を含む全6曲を収録。
バンドのルーツをドキュメントしたまさにファン必携の一枚となっている。