Psychedelic / Progressive
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我らが漆黒の伝道師、灰野敬二が81年にPinakotheca(Tom RecchionやJohn Duncanも在籍)から発表した不朽の大名盤「わたしだけ?」が史上初のヴァイナルリイシュー!
リイシュー版のCDですら高値を付けるなど再発を待ち望んだ人も多いのではないでしょうか。まさしくジャパニーズ・アンダーグラウンドを代表する世紀の一枚。即興で紡ぎ出される言繰り、漆黒に咆哮するギター、暗闇の中で爆発するノイズの絶叫、全てが完璧な調和と崩壊の上で成り立っている世界最高峰のアウトサイダー・アートにして、一瞬の気の緩みさえ、存在できない絶妙な緊張がフィールドを支配した究極のサイケデリック・ノイズ・アヴァンギャルド。約30分に渡るノイズ・インプロヴィゼーション、ラスト曲の"捧げる"は灰野敬二の根底を限りなく放出した極上の大曲です。ジャケットには金銀をソレゾレ表裏に使用し、Elysian MastersにてDave Cooleyがリマスタリング、Bernie Grundman MasteringのChris Bellmanがカッティング、Record Technology Inc.での高品質プレスと文句の無いプレス仕様に仕上がっています。ダウンロード・コードには同時期のライブ音源を収録。
数量限定ピンク・クリアヴァイナル仕様。Radioheadもカヴァーしたことでもお馴染みな大名曲"The Thief"収録!ジャーマン・ロック神Canの初代ヴォーカリストであるMalcolm Mooney在籍時の1968年に録音、発表は1981年となった13thアルバムが14年リマスター音源にて再発!Holger Czukayによると『Delay 1968』はもともと1stアルバムとして発表される予定だったそうですが、 レーベルの意向によって親しみやすいアルバムを制作し、それが現在1stとして知られる『Monster Movie』になったのだとか。68年の時点にして、既にポスト・パンクやノーウェイヴ、エレクトロニカの到来さえも予見していたような、エッジの効きまくりなサイケデリック・サウンドを存分に披露した名作。未聴の方は若いうちに浴びておきましょう!
1970年から何1つ変わらない素朴な美しさ、音使い、尊い結晶のような歌声に田園を思わせるメロディの数々、再生した1音からすぐにメルヘン世界へと変わる空気… 前作以上に楽器のアレンジは凝られた印象で、ただの復活作にはならない、もう1つの名盤へと舞い上がる魅力に溢れています。
Tony Conradが1972年にドイツを訪問した際、同国が生み出した前衛ロックバンド’Faust’と出会い、このセッションが実現。
Tony Conradが「変化のないビートをキープ」とドラマーへ指示を出していたそうですが、極限まで音数が削ぎ落とされたシャーマニックかつロックのダイナミズムが存分に維持されたドラムスに、正に「永久音楽劇場」直系の東洋的でトランシーなバイオリンのドローンが延々ミニマルに交差。アヴァン~ロック~インド音楽等それぞれも最もサイケデリックな要素の部分のみが原子レベルで出会い、既存の音楽構成からトランスフォーメーションしたかのような極限的内容。オリジナルのマスターテープから丁寧にマスタリングされ、Jim O'Rourkeがライナーノーツを担当。