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Madteo - Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta (2LP)Madteo - Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta (2LP)
Madteo - Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta (2LP)Unsure
¥4,987

5月上旬入荷予定。〈DDS〉や〈Sähkö Recordings〉〈Hinge Finger〉〈Honest Jon's〉といった数々の名門から強力なタイトルを繰り出してきたNY拠点の鬼才Matteo RuzzonことMadteoが〈Unsure〉から4年ぶりのLP『Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta』をめでたくもリリース!ダブ・テクノ、フィルター・ハウス、奇妙なサイケデリック・エレクトロニクス、そしてその狭間を横断するような、エキサイティングで歪で硬質なサウンド・アプローチは健在で、90年代後期R&Bの屈折とデトロイトの燻製のような'Metrazol (4 Art Ind Epil Cons)'や不潔な美しさがかっこいい'Nocturnal Palates'、ハウスやテクノだけでなく、音楽全般の境界を探検し、低音域、ざわめき、暗い心、そして魅惑を15分かけて駆け抜けるような'Emo G (Sticky Wicket)'など、NY最高峰のビートダウン・クラッドとサイケデリアが詰まった一枚!

Ida - Will You Find Me 25th Anniversary Edition (Sea Blue Vinyl 4LP)Ida - Will You Find Me 25th Anniversary Edition (Sea Blue Vinyl 4LP)
Ida - Will You Find Me 25th Anniversary Edition (Sea Blue Vinyl 4LP)Numero Group
¥13,258

4月下旬入荷予定。ニューヨークを拠点に活動するインディー・ロックバンド、Idaの2000年発表の4thアルバム『Will You Find Me』が大名門〈Numero〉からなんと25周年記念盤デラックスエディションLP4枚組にて登場!!歌もののスロウコア・ドリームポップ大名盤として名高い本作は、US90'から00’の一番美味しいところを抽出したようなインディーロックサウンドに、ポストロックの影響も感じさせる引き算のアンサンブルと繊細な音響工作など様々な要素が重なり合って、当時、その時代にしか鳴らせない音としか言いようのない古びることのない傑作!なお、今回の記念版には34のアウトテイク、オルタネート・ミックス、4トラック・デモ、カヴァー曲が収録されており、付属の24ページのブックレットには、メジャー・レーベルからリリースされなかったアルバムのドキュメントが、素晴らしい写真とダグラス・ウォルクのエッセイで掲載されている。

Enji - Sonor (Curacao Transparent Vinyl LP)Enji - Sonor (Curacao Transparent Vinyl LP)
Enji - Sonor (Curacao Transparent Vinyl LP)Squama Recordings
¥5,336

5月中旬入荷予定。Curacao Transparentヴァイナル仕様。ジャズとモンゴルのフォークのユニークなブレンドは、ワシントン・ポスト紙にも「彼女の曲は非常に創造的で自由でありながら、しっかりと地に足をつけている」と評価され、現代ジャズの最も興味深い声の一つとされるモンゴル生まれでミュンヘンを拠点に活動するシンガー・ソングライター、Enjiの4thアルバム『Sonor』が<Squama Recordings>よりリリース!自身の多重的なアイデンティティのように、夕暮れ時のほんの一瞬、空が鮮やかな琥珀色に染まる。ドラマチックな色彩の閃光、昼と夜の両方に属する瞬間に生まれてくるような、鮮やかで儚くてしかし生命力に溢れた夢のような歌声が、優しいピアノと重みのあるコントラバスにのって響き渡る傑作!Elias Stemeseder(p)、Robert Landfermann(cb)、Julian Sartorius (ds)、そして前2作でもお馴染みの共同作曲者でもあるPaul Brandle (g)ら世界的に名高いジャズ・アーティストをバンドに迎え、ジャズ・スタンダード「Old Folks」を除く全曲をモンゴル語にて歌われています。

Enji - Sonor (LP)Enji - Sonor (LP)
Enji - Sonor (LP)Squama Recordings
¥4,963

5月中旬入荷予定。ジャズとモンゴルのフォークのユニークなブレンドは、ワシントン・ポスト紙にも「彼女の曲は非常に創造的で自由でありながら、しっかりと地に足をつけている」と評価され、現代ジャズの最も興味深い声の一つとされるモンゴル生まれでミュンヘンを拠点に活動するシンガー・ソングライター、Enjiの4thアルバム『Sonor』が<squama recordings="">よりリリース!自身の多重的なアイデンティティのように、夕暮れ時のほんの一瞬、空が鮮やかな琥珀色に染まる。ドラマチックな色彩の閃光、昼と夜の両方に属する瞬間に生まれてくるような、鮮やかで儚くてしかし生命力に溢れた夢のような歌声が、優しいピアノと重みのあるコントラバスにのって響き渡る傑作!Elias Stemeseder(p)、Robert Landfermann(cb)、Julian Sartorius (ds)、そして前2作でもお馴染みの共同作曲者でもあるPaul Brandle (g)ら世界的に名高いジャズ・アーティストをバンドに迎え、ジャズ・スタンダード「Old Folks」を除く全曲をモンゴル語にて歌われています。

Eli Keszler - Eli Keszler (LP)Eli Keszler - Eli Keszler (LP)
Eli Keszler - Eli Keszler (LP)LuckyMe Records
¥4,558

5月2日発売予定。グラミー賞ノミネート・アーティストであり、ニューヨークを拠点に活動をするパーカッショニスト/作曲家/サウンド・アーティストのイーライ・ケスラー。これまでにワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、スクリレックス、ラシャド・ベッカー、ローレル・ヘイローらとのコラボレーションを行い、オルモ・シュナーベル監督の『Pet Shop Days』(2023年)、ロトフィ・ネイサン監督の『Harka』(2022年)などの映画のスコアを手掛け、さらにはダニエル・ロパティン(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー)による『Uncut Gems』(2019年)のスコアにも参加するなど、活躍の場を広げる彼が、最新作となる初セルフ・タイトル作『Eli Keszler』が発売!

ケスラーの最新作は、自由奔放で故デヴィッド・リンチを想起させる楽曲集となっており、彼の卓越した演奏表現が、アブストラクトなエレクトロニック・サウンドの上を駆け巡る。アルバム全12曲を通じて、ケスラーのシグネチャーサウンドである細かくきざまれたドラミングや、ダブ処理が施されたサウンドスケープが広げられている。

本作のゲストにはシンガーのソフィー・ロイヤーやサックス奏者のサム・ゲンデルが迎え入れられている。ケスラーは本作の制作中、「打楽器の不規則で粒子のような音の言語を、まったく異なる文脈に応用できると気づいた」と語る。その結果生まれたのは「畏敬の念、ほとんど宗教的な感覚を持つ音楽」であり、「微細な断片から成る静的な音楽」だという。

最初から“歌のアルバム”を作ることを目指し、異なる要素を再構築しながら、さまざまな色やムードがぶつかり合うことで生まれる表現を探求した。

「ある感覚を捉え、それが自由にさまざまな媒体や素材、ジャンルを行き来するようにしたかった。そして、音楽が向かうべき方向へと自然に流れるのを妨げず、そっと導くようなアプローチを取った」と話す。

ケスラーにとって、この流動性は個人的な苦悩や変化の瞬間から生まれるものだ。今回のアルバムでは、次第に「現代的でありながらどこか馴染みのある、文化の中にさまざまな形で現れるジェンダーレスなキャラクター」が浮かび上がってきたという。そこから生まれたのは、内なる声が融合し、名もなき何かへと結晶化するような夜の音楽だった。言葉の残響が弦楽のクラスターやギターのスライド、メロディックなテクスチャー、囁く声、ウォーキング・ベース、アブストラクトなコード、細かくきざまれたドラム、多方向に展開するリズムへと変化していく。作品を通して、すべてが絶望と壮麗さを帯びた光沢に包まれている。

本作は、コントロールと、イメージとしてでしか知り得ない記憶をテーマにした「Wild Wild West」で幕を開け、ケスラーの父の最期の言葉からインスピレーションを得た「Drip Drip Drip」で締めくくられる。皮肉めいた表現を排し、率直に核心を突く作品となっている。

Lucrecia Dalt - cosa rara (7")Lucrecia Dalt - cosa rara (7")
Lucrecia Dalt - cosa rara (7")Rvng Intl.
¥2,134

コロンビア出身・ベルリン拠点のミュージシャン、パフォーマー、作曲家、サウンド・アーティスト、ヴォーカリスト、Lucrecia Daltの新作7"シングルが2022年リリースのアルバム『Ay!』も好評だった〈RVNG INTL.〉から登場!本作では、ダルトの息のあったスペイン語ヴォーカルとウッディなパーカッション、インダストリアルなスクラップが組み合わされ、持ち前のアート・パンク的な感性と、サイケデリックで呪術的なモダン・クラシカル/アヴァン・フォーク的世界観をより研ぎ澄ませている。また、楽曲の後半に登場する本作にプロデュースでも参加している伝説のカルト・ミュージシャン、デヴィッド・シルヴィアンのドラマティックなバリトン・ボイスも特筆もの。B面には、Mabe Fratti がプロデュースと歌唱を担当した「cosa rara (en la playa) バージョンと、Matias Aguayo による エクステンデッド・ヴァージョン「cosa rara (dopamine dub) 」が収録。

Maria Somerville - Luster (LP+7")Maria Somerville - Luster (LP+7")
Maria Somerville - Luster (LP+7")4AD
¥5,343

4月25日発売予定。誰もが魅了されたあの耽美な音が現代に蘇る...
圧倒的な美の音像で、新たな時代の幕開けを告げるアイルランドの新星・マリア・サマーヴィルが、2ndアルバム『Luster』を携え〈4AD〉からデビュー!!

2019年に自主リリースした衝撃のデビュー作『All My People』で、目の肥えた音楽メディアやリスナーから称賛を得たマリア・サマーヴィル。
待望の2ndアルバム『Luster』では、誰もが魅了された、耽美でどこか退廃的な〈4AD〉伝統のノスタルジック・サウンドを彷彿とさせながらも、彼女が放つ催眠的で繊細な音像によって、確実にアップデートされていることを証明している。
サマーヴィルの故郷・アイルランドの雄大な自然と澄んだ空気の中、ゆっくりと深呼吸したかのように心が洗われる、息を呑むほど美しい作品。

制作では、スザンヌ・クラフトとしても知られるディエゴ・ヘレラや、同国出身のイアン・リンチ (Lankum) など多彩なアーティストが参加。〈4AD〉と契約した2021年から、NTSラジオで人気番組「Early Bird Show」を担当し、同レーベル所属のドライ・クリーニングのツアーへも参加している。
レーベル設立40周年を記念した豪華メモリアル・アルバム『Bills & Aches & Blues』では、ナンシー・シナトラの「Kinky Love」とエアー・マイアミの「Sea Bird」をカヴァーした。

今後、さらなる活躍が期待される新進気鋭のマリア・サマーヴィル、至福の必聴盤!!

Seefeel - Quique (2LP)Seefeel - Quique (2LP)
Seefeel - Quique (2LP)Beggars Arkive
¥5,972

初回入荷分完売、再入荷待ちとなっております。PJ Harvey や Stereolabを輩出した〈Too Pure〉から、1993年にリリースされたSeefeelの1stアルバム『Quique』が〈Beggars Arkive〉から2025リマスター音源でリイシューされる。
シューゲイズ、アンビエント、エレクトロニカの要素を融合させ、革新的なサウンドで独自のスタイルを確立させた伝説的バンド・Seefeel。
1stアルバムとなる本作では、複雑なテクスチャーを背景に、脈動するリズムと幻想的なメロディが絡み合い、没入感のあるリスニング体験を生み出している。
バンドの先駆的なアプローチは「Climactic Phase #3」や「Industrious」などの楽曲で際立ち、中核メンバーとなるマーク・クリフォードの緻密なプロダクションと、サラ・ピーコックの繊細なボーカルが醸し出すドリーミーな雰囲気は、オーガニックとデジタルが融合した音世界を創り出した。
Beggars Arkiveによる今回の再発盤は、アビイ・ロード・スタジオのジェフ・ペッシュによってリマスタリング。

Salami Rose Joe Louis - Lorings (LP)Salami Rose Joe Louis - Lorings (LP)
Salami Rose Joe Louis - Lorings (LP)Brainfeeder
¥4,873

4月25日発売予定。ハイエイタス・カイヨーテのリミックスや、トロ・イ・モワの『Mahal』への参加など、マルチな才能を発揮するサラミ・ローズ・ジョー・ルイスことリンジー・オルセン。

フライング・ロータス主宰の〈Brainfeeder〉からリリースされた本作『Lorings』は前作に引き続き、愛用する “Roland MV8800” を使用し、制作のほぼ全てが彼女自身の手によって行われ、多彩なアーティストとのコラボレーションによって肉付けされている。
2024年の共作アルバム『Sarah』でタッグを組んだ、フィラデルフィアの伝説的アーティスト、フラナフィをはじめ、オマリ・ジャズ、ルーク・タイタスらが参加。
初期フライングロータスを感じるシンセリフのM1「Inside」、コズミックに舞うキーボード、浮遊する高速グルーヴとサラミの持ち味である夢見心地な歌声が堪能できるM3「That must be hard for you」、アンビエントからプログレッシブな展開をしていくM7「Crow, friendship」など、様々なタイプの楽曲が収められていながらも全体のムードとしては一聴してサラミの作家性が伝わる全17曲を収録。マルチな才能で新たなる桃源郷を描き出す〈Brainfeeder〉らしいコズミック・ドリーミー・ジャジーな世界観が詰め込まれた必聴作品!

小林うてな & Motion Graphics - Glossolalia (12")小林うてな & Motion Graphics - Glossolalia (12")
小林うてな & Motion Graphics - Glossolalia (12")Domino
¥4,872

6月13日発売予定(変更となりました)。坂本龍一のリミックスを手がけ、FKA Twigsのアルバムにも参加、更には日本のグラフィック・アーティストYOSHIROTTENのインスタレーションにも参加するNYC拠点の電子音楽家、Motion Grashicsが鬼の右腕での活躍でも知られるマルチ奏者の小林うてなとコラボ12"をリリース!

本EPはDip in the Poolや清水靖晃といった日本のアンビエント/ニュー・エイジ・ポップからの影響を消化し、現代的なテクスチャーでまとめあげられた作品となっている。

ジョー・ウィリアムズと小林うてなは、一度も同じ空間で作業することなく大陸をまたぐコラボレーション『Glossolalia』を完成させた。EPには、ポートランドのアンビエント/ニューエイジ・デュオ、ヴィジブル・クロークスや、日本のエレクトロニック・ミュージック・シーンの宝、KUNIYUKI TAKAHASHIによるリミックスも収録される。

軽やかなグルーヴ、繊細なメロディ、アコースティックな要素...じっくりと腰を据えたディープ・リスニング的な趣向と心地良く耳障りの良いポップネスを兼ね備えた、大推薦盤!

モーショングラフィックスとのコラボレーションは、私の人生の中で最も不思議で神秘的な体験になりました - 小林うてな

Kraftwerk - Ralf & Florian (LP)
Kraftwerk - Ralf & Florian (LP)Endless Happiness
¥4,134

3月下旬入荷予定。アンビエント/コスミッシェ・ロック金字塔!電子音楽の歴史を変えたと言っても過言ではない、テクノの生みの親であり、ドイツが誇る名クラウトロック・バンドKraftwerkの73年リリース3rdアルバム『Ralf & Florian』が『Kraftwerk 2』に続き、<ENDLESS HAPPINESS>より再発!よく知られるKrafewerkのイメージとは少し違って、テクノ以前の電子音楽やアンビエント、フリー・ジャズの影響を受けたような、コズミックで有機的、そしてどこか自己探究をするような瞑想的・内省的な雰囲気を感じさせる一枚。新しいものが生まれる直前の純粋な上澄みのようなタイムレスな名盤!! 

Huerco S. - For Those Of You Who Have Never (And Also Those Who Have) (2LP)
Huerco S. - For Those Of You Who Have Never (And Also Those Who Have) (2LP)Proibito
¥5,232

5月上旬入荷予定。これは未来のアンビエント・クラッシック!Aphex TwinやThe Orb, GAS等のアルバムと並び、時の経過と共に益々その輝きと存在感を放つ、殿堂入り間違いなしの2016年名盤が待望のリプレスです!

Opal TapesやFuture Timesなどでも活躍するブルックリン地下の音響~ロウ・ハウスな人気アーティストHuerco S.が、Anthony Naples主催のProhibitoより発表していたアンビエント作品。
沈降するアナログ・シンセとメランコリックな美麗メロディに、煙たいエクスペリメンタル・テクノで培ってきたダブ的な音響処理が見事に邂逅した瞑想的アンビエント傑作。本人はテクノやハウス以外に、以前からこのようなアンビエントのアルバムの制作を実現したかったそうで、念願の傑作アルバムとなっております。これは完全にトバされます。

Hieroglyphic Being - Dance Music 4 Bad People (LP)
Hieroglyphic Being - Dance Music 4 Bad People (LP)Smalltown Supersound
¥3,633

4月下旬入荷予定。「1984年からパーティーを続けている」と語る、宇宙人に捕われ銀河系を一周したことがあるらしい、その音像とリリースの圧倒的速度と密度からロン・ハーディー的な狂気さえ感じさせるとにかく危険すぎるシカゴのマッドマン、Jamal MossによるHieroglyphic Beingの新作がノルウェー・オスロ拠点の名レーベル〈Smalltown Supersound〉から到着!今作『Dance Music 4 Bad People』でも、生々しく洗練されていない原始的な質感は健在で、波打つようなドラム、官能的なロー・エンドのうなり声奔放なベースライン、濃密な不協和音に彩られたサウンドに身を任せれば、さまざまな否定的な感情が恐怖に駆られて逃げていくのが聴こえるよう。シカゴ・ハウス・ミュージックが誕生した当時、伝説的なミュージック・ボックスでロン・ハーディが開拓したサウンドを聴き始めて以来ずっと感じてきたと彼が語る、シカゴ・ハウス・サウンドの根源的な力を感じさせる一枚。

Julie Doiron - Broken Girl (White Vinyl LP)Julie Doiron - Broken Girl (White Vinyl LP)
Julie Doiron - Broken Girl (White Vinyl LP)Numero Group
¥4,139

4月下旬入荷予定。フォーキー・サイケデリックバンド、ERIC'S TRIPのベーシストとしてカナダ音楽のアンダーグラウンドの寵児として知られるようになったカナダ・モンクトン出身のSSW、Julie Doironのソロデビュー作として1996年に彼女自身のレーベル<Sappy Records>からリリースされていた『Broken Girl』がこのたび大名門<Numero>からリイシュー!!本アルバムは、ERIC'S TRIPでの活動がほのめかすに過ぎなかったJulie Doironのソングライター、パフォーマーとしての才能を明確に示すターニングポイントとなっており、痛切なまでに美しく、繊細なギターの弾き語りと最小限のアレンジの上に歌われる静かに囁くような声、シンプルかつダークなサウンドはによる本作は、カナダ人ソロ・アーティストとしての重要性という点で、レナード・コーエンと同格の評価を即座に獲得した名作!

Julie Doiron - Loneliest In The Morning (Blue Jay Vinyl LP)Julie Doiron - Loneliest In The Morning (Blue Jay Vinyl LP)
Julie Doiron - Loneliest In The Morning (Blue Jay Vinyl LP)Numero Group
¥4,139

4月下旬入荷予定。フォーキー・サイケデリックバンド、ERIC'S TRIPのベーシストとしてカナダ音楽のアンダーグラウンドの寵児として知られるようになったカナダ・モンクトン出身のSSW、Julie Doironのソロ2作目として1997年に<Sub Pop>からリリースされた『Loneliest In The Morning』がこのたび大名門<Numero>からリイシュー!!繊細なギターの弾き語りをベースに、ドラムやエレキギターによる最小限のアレンジの上に歌われる静かに囁くような声。シンプルかつダークなサウンドはによる本作は、彼女の内省的で美しいヴォーカルとソングライティングの良さを際立たせており、ソフト・グランジの元祖、90年代のサッド・ガールとも呼ばれる彼女のキャリアにおける重要な一枚!

Karate - Unsolved (Y2K 25th Anniversary Edition) (2LP)
Karate - Unsolved (Y2K 25th Anniversary Edition) (2LP)Numero Group
¥5,088

4月下旬入荷予定。オブスキュアな目線から再評価進むエモ/ポスト・ロック名作!自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉からは、ボストンの4人組バンド、Karateが2000年にリリースした『Unsolved』が25周年記念エディションとしてオリジナル・プレスのD面を再現し、『Death Kit 7"』と『Crown Hate Ruin』とのスプリットを収録した増補版で登場!かつての奔放な激しさの多くを受け継ぎながら、控えめなジャズのメロディーとスローコアの抑制によってもたらされる静かな瞬間は、Karateのインディー・ロックの成熟を示す到達点のような作品!

Mei Semones - Animaru (LP)
Mei Semones - Animaru (LP)Bayonet Records
¥3,760

6月中旬入荷予定(変更となりました)。ミシガン州アナーバー出身、ニューヨークのブルックリンをベースに活動し、バークリー音楽大学でジャズを中心にギター演奏を学んだというSSW、Mei Semonesは日本人の母を持ち、これまでもリリックや曲名に日本語を取り入れた作品をリリースしており、日本でも大人気だが、ジョン・ローズボロとの名曲「三月の水」カバーや、昨年リリースのEP『KABUTOMUSHI』でも話題となった彼女の待望のフル・アルバム『Animaru』がついにリリース!インディー・ロック、ボサノヴァ、ジャズ、チェンバー・ポップを融合させた音楽性はそのままに、彼女の音楽が本来持っているロマンスや柔らかな感情を呼び起こすだけに留まらず、アコースティック・ギターの素朴な響きにメイのヴォーカル心地よく乗っているかと思えばふとした瞬間に、ストリングスと複雑なギターのリズムが織り成すオーケストラのうねりへと変化するような、より奥深い表現へと積極的に音楽的な挑戦を試みた一枚!

石橋英子 Eiko Ishibashi - Antigone (LP)石橋英子 Eiko Ishibashi - Antigone (LP)
石橋英子 Eiko Ishibashi - Antigone (LP)DRAG CITY
¥4,165

4月下旬入荷予定(初回入荷分は完売しました)。星野源、突然段ボール、Ogre You Asshole、坂本慎太郎、Jim O'Rourkeなど、アンダーグラウンドやコンテンポラリーといった枠を超えて、名だたるアクトたちを支えてきた現代の日本が誇る名SSW=石橋英子。昨今の絶賛されたサウンドトラック作品での大成功に続いて、早くも2025年度最新作が〈Drag City〉から堂々アナウンス!ポップやファンク、ジャズ、アンビエント、電子音楽、ミュージック・コンクレートといった多種多様なスタイルや雰囲気をシームレスに横断しつつ、インティメイトで壮大な表現を大いに詰め込んだ、今年度要注目の逸品!

Surprise Chef - Superb (Translucent Tangerine LP)Surprise Chef - Superb (Translucent Tangerine LP)
Surprise Chef - Superb (Translucent Tangerine LP)Big Crown Records
¥3,633

4月下旬入荷予定。オーストラリアが世界に誇るシネマティック・ソウル・グループ、Surprise Chefのニューアルバム『Superb』が前作に引き続き、El Michels Affair、Brainstory、Holy Hive、Bobby Orozaなど、現行ビンテージソウル最重要レーベルであることが明らかな<Bic Crown>よりリリース!!このアルバムでは、ハイレベルな音楽性は相変わらず前面に出ているものの、綿密なライティングとレコーディング・テクニックというよりは、よりルーズで自然発生的なアプローチで制作に取り組んでおり、よりエネルギッシュで楽しいサウンドが聞かれる。甘いソウル・トラックのように始まったかと思うと、一転してダークで呪術的なサウンドになり、そのうちには美しく幽玄なトラックによるバラードに浸らせられる。アンダーグラウンドで最も愛されているバンドから有名なバンドへと変貌を遂げる瞬間を目にするかのような一枚!

Teether & Kuya Neil - YEARN IV (Sea Blue Vinyl LP)Teether & Kuya Neil - YEARN IV (Sea Blue Vinyl LP)
Teether & Kuya Neil - YEARN IV (Sea Blue Vinyl LP)Chapter Music
¥3,381

5月上旬入荷予定。MC Yallah & DebmasterやThey Hate Changeと共演し、ベテランのオルタナティヴ・ラップ集団Shabazz Palacesやシカゴ・フットワークのパイオニアRP Booのサポートとしても知られ、2023年のミックステープ『STRESSOR』はオーストラリアのインディペンデント誌やガーディアン紙、ローリング・ストーン誌でも高い評価を受けるロンドン/メルボルンのラップ・デュオ、ティーザー&クヤ・ニールが待望のデビュー・アルバム『YEARN IV』をリリース!文化的な経験や音の歴史がぶつかり合うインターネットの広大な海に育てられ、自分たちの声を見つけ、現実には現代オーストラリアの都会の孤独に慰めを見出す2人の世界観は超ローカルでありながらグローバルな影響を受けた興味深いもので、サウンド・プロダクションとしてもクヤ・ニールの重厚なドラムとティーザーの超現実的で没入感のある語り口の組み合わせは、スラッシュ・メタルとクラブ・ミュージックの美学が初期のインターネットの響きと融合したような独自のものとなっている!

Tanika Charles - Reasons To Stay (Transparent Vinyl LP)Tanika Charles - Reasons To Stay (Transparent Vinyl LP)
Tanika Charles - Reasons To Stay (Transparent Vinyl LP)Record Kicks
¥3,633

5月下旬入荷予定。ジュノー賞に2度ノミネートされ、ポラリス賞にも3度ノミネートされたカナダのソウル・スター、タニカ・チャールズが4枚目のスタジオ・アルバム『Reasons To Stay』をリリース。複雑な家庭から逃げて過ごした人生の深淵を掘り起こし、これまでで最も生々しく親密な本作は、彼女の家族、彼女自身、そしてリスナーに宛てた一連の手紙のようである。魂を剥き出しにした説得力、痛みを美に変え、忍耐を祝福に変えるような彼女のソウル・シンガーとしての生き様は、最高のソウル・ミュージックは、高度な錬金術であるという言葉を思い起こさせる。ブルース、ジャズ、ゴスペルに影響を受けたR&Bのエッセンスを取り込み、サイケデリアへと至るタニカ・チャールズの変わらぬ音楽性、モノフォニックスのフロントマン、ケリー・フィニガンによるタニカの艶やかさを際立たせるアナログの硬質さが活きたミックスも含めて完璧!

Jimi Tenor & Cold Diamond & Mink - July Blue Skies (Violet Smoke Vinyl LP)
Jimi Tenor & Cold Diamond & Mink - July Blue Skies (Violet Smoke Vinyl LP)Timmion Records
¥3,546

4月下旬入荷予定。フィンランドの現行スウィート・ソウル・ファンにはおなじみ、良質な音楽を発信しつづける”TIMMION”からそのハウスバンドCOLD DIAMOND & MINKと、同じくフィンランド出身の鬼才サックス/フルート奏者JIMI TENORが手を組んだアルバム『July Blue Skies』がリリース!伸びやかなアナログ・シンセのイントロで始まり、やがて甘くロマンティックな呼び声へと発展し、無限の夏空を思わせる音のキャンバスを描くアルバムの冒頭を飾るタイトル曲や、70年代のサウンドトラック風の緊張感と幽玄なソウルの要素を持ち、ヒプノティックなグルーヴの『Summer Of Synesthesia』などメロウなグルーヴからサウンドトラック・ファンクまで、ソウルを鷲掴みにする6曲が収録!

Arvo Pärt - Silentium (LP)Arvo Pärt - Silentium (LP)
Arvo Pärt - Silentium (LP)Mississippi Records
¥3,578

聖なるミニマリズム の先駆者、エストニアの作曲家アルヴォ・ペルトのアルバムがMississippi Recordsよりリリース!このアルバムには、ペルトの最も有名な協奏曲『タブラ・ラサ』の第2楽章である「サレンティウム」の未発表演奏を中心に4つの作品が収録されており、ボストンを拠点とする室内オーケストラ、ア・ファー・クライが演奏している。「サレンティウム」は1984年にECMからリリースされた最もよく知られたバージョンのほぼ半分の速度で、死にゆく人を癒す効果があることで知られ、緩和ケア施設でもよく使われるこの曲は(ある患者はこの曲を「天使の音楽」と呼んだことで有名)、半分の速度では息をのむほど美しく、まるで時間そのものが静止しているかのよう。他の収録作である「Vater Unser (Arr. for trombone & string ensemble)」、「アリヌシュカのための変奏曲」、「弦楽と打楽器のためのフラトレス」も美しく、充実した内容!

Babe Roots - Mi Feel It (10")
Babe Roots - Mi Feel It (10")Newdubhall
¥2,451

4月入荷予定。こだま和文、Deadbeat、Jankaなど国内外のレフトフィールドなモダン・エレクトロニック・ダブのアーティストをリリースする、Undefined主宰のNewdubhall。第7弾は、5年ぶりエレクトロニック・モダン・ダブの象徴的な存在、Babe Rootsをフィーチャーする。

〈Newdubhall〉、主宰のUndefined、各ソロのデジタル・リリースをはさみ、2025年最初のリリースとなるのは、同レーベルから約5年ぶりとなる、イタリアのアレッサンドロ・ヴェリーナとアンドレア・ペリーニによる、モダン・ダブ / ダブ・テクノ・ユニット、Babe Rootsの10インチのリリースとなる。2017年にリリースされた彼らのアルバム『Babe Roots』は、いまだにリプレスされ続けるロング・セラーとなっており、まさに現在のリズム&サウンド以降のエレクトロニック・モダン・ダブを更新する象徴的な存在と言えるだろう。今回は、両面で〈System Music〉からの2021年のシングル「Through We」にも参加していたWayneのダブ・ポエットをフィーチャー。A面「Mi Feel It」はヒップホップ的なビートを配したダウンテンポ・トラック。B面「Roots」では、UndefinedのOhkumaのドラムをフィーチャーし、特に彼らのなかでもルーツ・レゲエ色が強いトラック。こちらはセネガル出身でイタリアを拠点に活動するシンガー、Galasの歌がゆっくりと空間をたゆたうなか、Wayneのダブ・ポエットが淡々と言葉を紡ぐコンビネーションとなっている。どちらもリリックには、1982年にリントン・クウェシ・ジョンソンとデニス・ボーヴェル・プロデュースでアルバム『Mi Cyaan Believe It』を〈Island〉から出しながら、キングストンで非業の死を遂げたダブ・ポエッツ、マイケル・スミスがクレジットされており(どちらの曲名も同アルバムに同名曲があり)、その作品へのオマージュとも言える内容となっているようだ。両面ともに彼ららしいモノクロームな質感の、ディープな空間が広がるダブ・サウンドを聴かせている。〈Newdubhall〉の招聘によって、2020年に来日が予定されていたもののコロナ禍の到来で中止となった。今年、来日が予定されている模様だ。(河村祐介 / 書籍『DUB入門』監修)

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