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Madalitso Band - Ma Gitala (LP)Madalitso Band - Ma Gitala (LP)
Madalitso Band - Ma Gitala (LP)Les Disques Bongo Joe
¥2,142 ¥4,258

マラウイのデュオ、Madalitso Bandによる3作目『Ma Gitala』が〈Bongo Joe〉から登場!これまでのライブ感溢れる録音とは異なり、初めてスタジオ制作に挑戦した意欲作。それでも彼らのトレードマークである手作りのババトーン(1弦ベース)、ギター、絡み合う歌声によるシンプルかつ力強いグルーヴは健在。バンジョー音楽、クウェラ、ゴスペル、アフリカン・フォークを土台に、ミニマルながら鮮やかなアコースティック・トランスを展開し、今回の作品では重ねられたボーカルや遊び心あるパーカッション、親しい仲間たちの参加による新たな表情も加わっている。記憶の断片や日常の小さな喜びが編み込まれたような楽曲群は、彼らの音楽が単なるフォークロアではなく、今を生きる音楽であることを強く印象づける。道ばたから始まった彼らの音楽は、ステージへ、そして世界のフェスへと広がったが、底抜けの明るさと内省的な雰囲気を併せ持った本作は、そんな旅路の途中でふと立ち止まり、あらためて自分たちの原点を見つめ直したような作品のように思えてくる。

V.A. - Staying: Leaving Records Aid to Artists Impacted by the Los Angeles Wildfires (2LP+DL)V.A. - Staying: Leaving Records Aid to Artists Impacted by the Los Angeles Wildfires (2LP+DL)
V.A. - Staying: Leaving Records Aid to Artists Impacted by the Los Angeles Wildfires (2LP+DL)Leaving Records
¥5,486
ロサンゼルス発、LAビートやアンビエント・ジャズ、植物のためのアンビエント、ニューエイジ、オルタナティヴR&Bを横断して、スピリチュアルで叡智に満ちた同地のインディペンデント・シーンを作り上げてきたその心臓部〈Leaving Records〉が、2025年1月に発生した未曾有の山火事で被災したアーティストと地域社会のために立ち上げた、魂のこもったベネフィット・コンピレーション・アルバム『Staying』が3本組カセットと2枚組LPでそれぞれリリースされました。レジェンドMadlibの邸宅や〈Theosophical Society〉のアーカイブ、ブラック・カルチャーと芸術の拠点であるアルタデナの数多の家々をも焼き尽くした火災。祈りと再建の思いを込めて制作された本作には、〈Leaving〉ゆかりのアーティストたちが深い共鳴と連帯のもと集結しています。アンビエント、スピリチュアル・ジャズ、エクスペリメンタル、ポスト・ニューエイジまで、多様な表現が織りなす、壮大かつ崇高な音響ドキュメント。希望という名の音楽的連帯。喪失の先へと手を伸ばす、静かなる祈りの記録です。
Celestial - I Can Hear The Grass Grow (LP)
Celestial - I Can Hear The Grass Grow (LP)Ecstatic
¥5,164
牧歌と夢幻が交差する、珠玉のギター・アンビエント作品!マンチェスター出身、ロンドンを拠点に活動するアンビエント・デュオCelestialによる最新アルバムが、英国の現行エクスペリメンタル・シーンにおける最重要レーベルの一角でもある〈Ecstatic〉から到着。アメリカ中西部の広大な風景を思わせるスケール感と、草の成長に耳を澄ますような静謐さを併せ持った、ギター・アンビエントの真髄。親密なアメリカーナの香りと、霧のようにたなびくサウンド・スケープが溶け合い、微睡みと郷愁、孤独と祝福が交錯する時間を描き出しています。
Elaine Howley - Hold Me In A New Way ("7)
Elaine Howley - Hold Me In A New Way ("7)Modern Love
¥3,217
Dean Bluntファンにもオススメ!サイケデリック・ロック・グループAltered Hoursやアンビエント・トリオCreviceなどでも活動するアイルランドの実験ポップ作家Elaine Howleyによる最新シングルが名門〈Modern Love〉の7インチ・シリーズから登場。ドリーミーなシンセのレイヤーと、ミニマルなリズム・パターンが交差する中で、内向的かつ親密なヴォーカルが静かに浮かび上がっていく。霞がかった残響と幽かなローファイ感が、あらゆる情動を滲ませるように漂い、実験性とエモーションの境界線をたゆたうかのよう。まさにポスト・アンビエント/エクスペリメンタル・ポップの現行層における、小さな名品。Rashad Beckerによるマスタリング仕様。
DJ Sprinkles x Will Long - Acid Trax - EP 3 ("12)
DJ Sprinkles x Will Long - Acid Trax - EP 3 ("12)Comatonse Recordings
¥3,989

Meditationsでもベストセラーだった『Long Trax』や、Celer名義での多数のアンビエント作品も大いに知られる、東京在住のWill Long。24年作品『Acid Trax』からのリミックスカットに加え、ハウス・ミュージックを切り口にアーティスティックな音楽展開を続けるカリスマDJ、DJ SprinklesことTerre Thaemlitzとの共同プロデューストラックを収録したEP作品シリーズ第3弾。909と303による鋭利な反復を軸に、ミニマルでいて情感豊かなプロダクションが展開されるA面、そしてSprinklesならではの空間感覚とメロウネスが光るB面共に素晴らしい。アシッド・ハウスのフォーマットを内側から更新する、知的かつ深淵なダンス・ミュージック。深夜のフロアにひっそりと灯る美学の記録。Rashad Beckerによるカッティング仕様。

DJ Sprinkles x Will Long - Acid Trax - EP 2 (12”)
DJ Sprinkles x Will Long - Acid Trax - EP 2 (12”)Comatonse Recordings
¥3,989

Meditationsでもベストセラーだった『Long Trax』や、Celer名義での多数のアンビエント作品も大いに知られる、東京在住のWill Long。ハウス・ミュージックを切り口にアーティスティックな音楽展開を続けるカリスマDJ、DJ SprinklesことTerre Thaemlitzによるリミックスを収録した24年作品『Acid Trax』からのリミックスカット・シングルEP!Phutureや初期Plastikmanを彷彿とさせる、ミニマルかつ催眠的な11分超のアシッド・トラックを展開するA面、909と303が織りなす鋭利な反復が、ダンスフロアに深い陶酔をもたらすDJ SprinklesによるリミックスのB面共に秀逸な仕上がり。深夜のフロアを包み込む、知的で感情豊かなディープ・ハウスの真髄がここにあります。

Rashad Becker - The Incident (2LP)
Rashad Becker - The Incident (2LP)Clunk
¥5,835
現代のエクスペリメンタル・シーンの裏方を支えるマスタリング・エンジニア業界における生ける神Rashad Beckerによる久々の最新アルバムが登場!あのBasic Channel縁りの〈Dubplates & Mastering〉で偉大な功績を残したレジェンドが、自身のレーベル/スタジオ〈clunk〉よりリリース。Matt ColtonやStephan Mathieu、Amir Shoat、Helmut Erler、Josh Bonatiらと並び、金字塔的な電子/実験音楽作品の数々へとお墨付きを与えてきた人物であり、ベルリンのクラブシーンの聖地〈PAN〉にも作品を残している人物。錯綜する電子音と即興的構築美が織りなす、まさに異形のサウンド・スケープ。現代最高峰の音響操作師が描く、知覚の裂け目。シュルレアリスム的電子音響の真骨頂です!
盛岡夕美子 & 小久保隆 / Yumiko Morioka & Takashi Kokubo - Gaiaphilia (LP)盛岡夕美子 & 小久保隆 / Yumiko Morioka & Takashi Kokubo - Gaiaphilia (LP)
盛岡夕美子 & 小久保隆 / Yumiko Morioka & Takashi Kokubo - Gaiaphilia (LP)Métron Records
¥4,596
話題作、遂に確保。自然音とモダン・クラシカル/アンビエントが見事に融合した、まさに珠玉の一枚。近年のリバイバルで大きな評価を浴びた環境音楽巨匠・小久保隆と、大人気作『余韻』や、Synagetic Voice Orchestra、Culturemixへの参加も知られるピアニスト、盛岡夕美子という、国産ニューエイジ/アンビエントの先駆者同士のタッグによる最新コラボ作が〈Metron Records〉から発売! 日本の環境音楽を語る上で欠かせない存在、小久保隆。〈イオン・シリーズ〉をはじめ、数々の名作を遺し、緊急地震速報のチャイム音の制作でも知られる音の探究者。そしてもう一人は、近年『余韻』の再評価でも注目を集め、Synagetic Voice Orchestra『Mios』やCulturemixでのBill Nelsonとの共演など、国産エスノ・ニューエイジ/実験音楽の領域で静かに存在感を示してきた盛岡夕美子。 再び音楽へと歩みを戻した盛岡氏の現在地が、小久保の繊細で広がりのあるサウンドスケープと溶け合い、極めて私的で、同時に普遍性を孕んだ世界を紡ぎ出していく。静かに滲み出す水彩のような音。自然と都市、過去と現在、夢と記憶、そのすべての「あわい」に立ち現れる儚くも確かな風景。忘れかけていた記憶の底から、ふと呼び起こされる懐かしさ。聴く者の時間感覚と空間感覚をそっとほぐしながら、音の余白が優しく揺れる。現実と非現実の境界が溶け合い、微睡むような感覚のなかでただ静かに呼吸する。そんな一枚です。
Tim Hodgkinson & Atsuko Kamura - Haiku In The Wide World(俳句、その拡張された世界)(2LP)Tim Hodgkinson & Atsuko Kamura - Haiku In The Wide World(俳句、その拡張された世界)(2LP)
Tim Hodgkinson & Atsuko Kamura - Haiku In The Wide World(俳句、その拡張された世界)(2LP)Em Records
¥4,800

ヘンリー・カウをはじめ数々の音楽プロジェクトを遂行してきたティム・ホジキンソンと、水玉消防団やフランク・チキンズ等で活躍したカムラアツコによる、素晴らしくも驚くべき新領域の開拓。『Haiku In The Wide World』は、カムラとホジキンソンが日本語と英語で吟じ唄う俳句を、ホジキンソンが作曲した音楽の枠に収め、多彩で変化に富んだ一連の器楽の集合へと「拡張」した音楽形式の画期となる作品です。

本作は17世紀から20世紀にわたる37の俳句のテキストを愛情をこめて取り上げたもので、長い歴史を持つ日本の文学形式を敬愛し、これらの短い詩句を音楽芸術の領域に持ち込み、音の相互関係の拡張された ネットワークの中に据えています。演奏ではホジキンソン自身のクラ リネットをはじめフレンチ・ホルン、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロ、 アコースティック・ギターが用いられ、鮮明に録音された音源が使用されています。声と楽器の音は詩的なイメージと融合し、それぞれが光を投げかけ、影を落とし、隠された意味を明らかにし、作品の総体と共鳴し合います。作曲においてホジキンソンが選択した音楽語法は、俳句の本歌取りや取り合わせといったレトリック、連歌師の手法にみる多様かつ急激な世界展開に照応した幅の広さを持っています。また、俳句の日本語と英語訳がさらなる意味、共鳴、コミュニケーションの層を提供します。その英語訳の俳句をホジキンソンに送った英の詩人ハリー・ギロニスとの交流がこのプロジェクトを始めるきっかけとなりました。本作はホジキンソンやカムラがこれまでに成し遂げてきたものとは明らかに異なる、無比の作品です。『Haiku In The Wide World』の成り立ちを綴ったホジキンソンの解説も必読です。CD版、2枚組LP版ともに同内容。日本盤仕様ジャケット。

Richard Scott - Bastard Science EP (12")Richard Scott - Bastard Science EP (12")
Richard Scott - Bastard Science EP (12")Off Center Records
¥3,093

八王子の道程Records運営の実験系レーベル〈Off Center Records〉第1弾!Bastard Science EP は、バンドTwinkle³のメンバーとしても知られ、Berlin のクリエイティブアートとテクノロジーの教育機関Catalyst Institute で教壇に立つRichard Scott が、モジュラーシンセサイザーを使って作曲した作品です。80 年代前半に音楽活動を開始し、92 年にモジュラーシンセを使用した初の作品を発表。それ以来ソロ、またはグループで作品を発表し続け、モジュラーシンセの設計・開発にも携わっています。また、電子音楽に限らず生楽器との即興セッションや、ソロでのコンサートをヨーロッパを中心に行っています。「過去100年で音楽における音色は大きく進化したが、リズムに関しては相対的に発展の余地が大いに残っている」と語る彼が、新しいリズムの可能性を提示した作品となっています。付録のインサートには、彼へのインタビューを掲載し、実験的領域の音楽と向き合うことや、モジュラーというインターフェイスを介して音を出すことへの考えを語ってくれています。インサート付属(日本語と英語の併記)

EVOL - Right Frankfurt (12")EVOL - Right Frankfurt (12")
EVOL - Right Frankfurt (12")Diagonal Records
¥2,462

Roc Jiménez de CisnerosとStephen SharpからなるスペインのデュオEVOLによるEP『Right Frankfurt』が入荷できました!本作はテクノの重要拠点であるフランクフルトに敬意を表しつつ、初期インダストリアルテクノの要素をアシッド・シンセサウンドで極限まで削ぎ落とし、ビートはほぼなく、奇妙で異形な音の断片が25分間続く実験的な作品。シンプルかつ凝縮されたミニマルな音の連続で、聴く人の頭に刺さるような刺激を与える。細かい音の変化に集中して聴くと、その予測不可能な動きに引き込まれるような体験ができる、極めてエフェクティブな一枚。クリア・ヴァイナル仕様、ポリスリーブ入り。

The Last Poets ft Tony Allen - Africanism (2CD)The Last Poets ft Tony Allen - Africanism (2CD)
The Last Poets ft Tony Allen - Africanism (2CD)Africa Seven
¥3,096

70年代初頭にハーレムから生まれた、黒人解放運動と深く結びついた革命的な詩のグループThe Last Poetsのニューアルバムが〈Africa Seven〉より登場!2019年にナイジェリアの伝説的ドラマー、トニー・アレンがいくつかのドラム・パターンをレコーディングしたことから始まったという本作。メンバーのアビオドゥン・オイェウォレは、1968年の黒人解放運動の中で書かれた詩や、社会の苦しみや性的な冷たさを描いた作品を再び取り上げる。ウマル・ビン・ハッサンは自身の過去や黒人コミュニティの苦悩、革命の必要性を詩で表現し、LAST POETSの長いキャリアの中から選ばれた不朽の名作を現代に甦らせた。音楽面では、トニー・アレンのアフロビートを軸に、シーウン・アニクラポ・クティのバンド、EGYPT 80のメンバーや、イギリスのジャズ界の若手・重鎮ミュージシャンが参加。生演奏による多様なジャンルの音楽が融合し、ラスト・ポエッツの詩世界を力強く支えている。

Russell Haswell - Deep Time (LP)Russell Haswell - Deep Time (LP)
Russell Haswell - Deep Time (LP)Diagonal Records
¥5,453

ノイズ、ブラックメタル、テクノ、即興演奏など幅広い音楽背景を持ち、Aphex TwinやPan Sonic、Merzbowらとも共演してきた前衛アーティスト、Russell Haswellの新作『Deep Time』が〈Diagonal Records〉からリリース!ノイズ・テクノ/実験電子音楽/インダストリアル・サウンドを軸に、地質学から宇宙規模の時間、政治的混乱まで、様々なスケールを大胆に横断する異形の作品で、荒々しいリズム、ねじれた周波数帯、ヒステリックなノイズ、異常に歪んだ音像を通じて、即興性と精密さが奇妙に共存している。Haswellらしい知的で暴力的なサウンドスケープが炸裂する、ノイズ好き/テクノ解体派/ポストクラブ世代/地質マニアまでを巻き込む非常にユニークな作品。身体を突き動かすリズムもありつつ、徹底的に抽象的・破壊的な二面性が興味深い一枚。

DJ Trystero - Cantor’s Paradise (LP)
DJ Trystero - Cantor’s Paradise (LP)FELT
¥4,289
日本の伝説的衛星放送〈St.Giga〉から名前を取った先鋭レーベル〈CITY-2 ST. GIGA〉を主宰。〈The Trilogy Tapes〉や〈Incienso〉にも作品を残す、東京の要注目プロデューサー、DJ Trysteroによるセカンド・アルバムが〈FELT〉からリリース。ダブ・テクノの深淵を漂う全9曲を展開していく本作では、リズムは曖昧に、メロディは断片的に、音響は霧の中で揺らめき、聴く者を夢と現の狭間へと誘います。濃霧が晴れ、しおれたダブの形が浮かび上がる瞬間が印象的な"Untitled 6"など素晴らしいです。Huerco S.やCivilistjävel!を想起させる、減衰と残響の美学が光る一枚!
cv313 - subtraktive [remastered] (Midnight Blue Transparent Vinyl 12")
cv313 - subtraktive [remastered] (Midnight Blue Transparent Vinyl 12")Echospace
¥2,987

オリジナルは2007年にSmallfishからミニCDとして少量リリースされた、DeepchordことRod ModellとStephen Hitchellからなるダブ・テクノ/アンビエントのレジェンドcv313による傑作「subtraktive」がStephen Hitchellによるアナログ・リマスタリングが施され、カップリングを差し替えてのヴァイナル・リイシュー!!Basic Channel、Deepchord、Meanwhileなどを連想させる、アクアティックな深みと美しさをフィーチャーした「subtraktive」は、パーカッシブ・サウンドを伴った、ヒプノティックで絶妙に構築されたイントロから始まる、リバーブ、メタリックなコード・リック、テープ・ディレイに彩られた、安定した素晴らしい4/4グルーヴの、正真正銘のディープなダブ・テクノ!cv313サウンドの青写真とも言える内容で、瑞々しいアナログな没入感は、変容した意識状態へと導いてくれるよう。B面には東京AIRでのライヴ音源を収録!

Rian Treanor with Rotherham Sight & Sound - Action Potential (LP)
Rian Treanor with Rotherham Sight & Sound - Action Potential (LP)Electronic Music Club
¥4,165

Gabor Lazar、Second Woman、Cam Deas & Jung An Tagen、Turning Torso辺りのファンも必聴です!その特異なサウンド・シグネチャーを示す、独自のレイヴ・グリッチ・テクノ~IDMサウンドや、エレクトロアコースティックを通過した実験的ガムラン音楽で知られる、ラディカルなコンピューター音楽を先導してきた鬼才Mark Fell。その息子であり、SND以降の父のサウンドを大胆に継承/アップデートし、〈Planet Mu〉や〈Boomkat Editions〉、〈Nyege Nyege Tapes〉などから先鋭的な電子音楽の数々を送り出すRian Treanorが、Rotherham Sight & Soundとタッグを組んで制作した24年度最新タイトル!父の設計したカスタム・ソフトウェア・シンセを用いて作り上げたフューチャリスティックで破壊的なエレクトロニック・アルバム。ミュータント・ダンスホールやラガ、インダストリアル、フットワーク、レイヴ、ポリリズムといった多様な要素を参照しつつ、新しい形でのクラブミュージックの解体を模索するような傑作盤!

福居良トリオ - Ryo Fukui Trio at the Slowboat 2004 (2LP)
福居良トリオ - Ryo Fukui Trio at the Slowboat 2004 (2LP)HMV Record Shop
¥6,050

「福居良の演奏をもっと聴きたい」。世界中のリスナーの夢が、ここに現実のものとなった。<スローボート>とともに歩んだ福居の、円熟の魅力に満ちた圧巻のライヴ。

望外の喜びとはまさにこのことだろう。福居良の“新作”の登場である。録音は2004年6月26日。福居が主宰し、活動の拠点としたジャズ・ライヴ・ハウス<スローボート>の9周年を記念したライヴの実況録音である。メンバーは、福居、坂井紅介(ベース)、江藤良人(ドラム)のトリオ。このとき福居は56歳。演奏は力強くスケールが大きく、それでいて繊細さと鋭利さもある。気力、体力、技術などのバランスでいえば、まさに円熟期に差し掛かっていた頃である。敬愛するフィニアス・ニューボーン・ジュニアやトミー・フラナガンを重厚かつ艶やかに紡ぎ、若き日に傾倒したウェイン・ショーターをスリリングに弾(はじ)く。この時期の福居の充実を映した圧巻の演奏である。1995年6月に開店した<スローボート>は今年で30周年を迎える。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

トラックリスト:
Side A
1. Eclypso (Tommy Flanagan)
2. Relaxin' at Camarillo (Charlie Parker)

Side B
1. Come Sunday (Duke Ellington)
2. He's a Real Gone Guy (Nellie Lutcher)

Side C
1. Stella by Starlight (Victor Young)

Side D
1. Juju (Wayne Shorter)
2. Harlem Blues (Phineas Newborn Jr.)

Concepción Huerta - El Sol de los Muertos (CS)Concepción Huerta - El Sol de los Muertos (CS)
Concepción Huerta - El Sol de los Muertos (CS)Umor Rex
¥2,467

Concepción Huertaのアルバム『El Sol de los Muertos』が〈Umor Rex〉より登場!サブハーモニクス構造とテープ操作を駆使して制作された、彼女にとって最も鋭く、激しく、そして息を呑むような作品。ドローンやミュジーク・コンクレートを基盤に、聴覚から強烈な映像を喚起するような音のテクスチャが貫かれている。リズムやメロディの快楽とは無縁で、むしろ「痛み」や「記憶」「暴力」の物語を音に変える、ポスト・コロニアル的サウンド・ナラティブとも言うべき一枚で、音のかたちをした歴史的・政治的マニフェストとして聴くことができる。ラテンアメリカ左派思想の象徴的存在エドゥアルド・ガレアーノや、メキシコのサパティスタ、パラグアイやアルゼンチンのグアラニー族など、先住民の抵抗運動に共鳴する音による黙示録的作品。

Madteo - Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta (2LP)Madteo - Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta (2LP)
Madteo - Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta (2LP)Unsure
¥4,987

〈DDS〉や〈Sähkö Recordings〉〈Hinge Finger〉〈Honest Jon's〉といった数々の名門から強力なタイトルを繰り出してきたNY拠点の鬼才Matteo RuzzonことMadteoが〈Unsure〉から4年ぶりのLP『Misto Atmosferico E Ad Azione Diretta』をめでたくもリリース!ダブ・テクノ、フィルター・ハウス、奇妙なサイケデリック・エレクトロニクス、そしてその狭間を横断するような、エキサイティングで歪で硬質なサウンド・アプローチは健在で、90年代後期R&Bの屈折とデトロイトの燻製のような'Metrazol (4 Art Ind Epil Cons)'や不潔な美しさがかっこいい'Nocturnal Palates'、ハウスやテクノだけでなく、音楽全般の境界を探検し、低音域、ざわめき、暗い心、そして魅惑を15分かけて駆け抜けるような'Emo G (Sticky Wicket)'など、NY最高峰のビートダウン・クラッドとサイケデリアが詰まった一枚!

Six Organs Of Admittance - Maria Kapel (LP)
Six Organs Of Admittance - Maria Kapel (LP)WATUSI HIGH
¥4,153
〈Holy Mountain〉に〈Drag City〉〈P.S.F. Records〉といった各地の現代サイケデリック・ミュージックの聖地に名を連ね、実に20数年にも渡りドローン/サイケデリック・フォーク作品の金字塔的作品群を制作、ドローン・ムーブメントを牽引した現代の伝説的ギタリストことSix Organs Of Admittance。2011年の作品『Maria Kapel』が待望の再発。オランダ・ティルブルフのマリア礼拝堂を巡るアーティスト・イン・レジデンスの経験から生まれた作品であり、Gaston Bachelardの『夢想の詩学』に触発され、各チャペルの記憶をギターで紡いだソロ演奏を収録。静謐な空間と音の対話が織りなす、内省的な音響詩にして、アメリカン・プリミティブの美学とそれらの親密さを力強く継承したドローン・フォーク傑作!
Grand River - Tuning the wind (LP)Grand River - Tuning the wind (LP)
Grand River - Tuning the wind (LP)Umor-Rex
¥4,343

〈Spazio Disponibile〉〈 Editions Mego〉〈light-years〉等からのリリースでも知られる作曲家Grand RiverことAimée Portioliによるマルチチャンネルのインスタレーションやライブ・パフォーマンスとして発表されたこともある作品『Tuning the wind』が〈Umor-Rex〉より36分のステレオ版LPとして登場!Portioliは、ピッチを調整した風の録音を重ね、その録音された風の音にチューニングされたシンセサイザーと融合させることで、荘厳で包み込むようなサウンドスケープを作り上げた。文字通り「風を調律する」本作では、自然と音楽がシームレスに融合しており、一陣の風と楽器から生み出された音との境界は消え去る。風を題材にして、風とともに、人間の芸術性と自然のシンフォニーがひとつになる瞬間を探求するような作品。マスタリングはRafael Anton Irisarriが担当。

Flutter Ridder - Flutter Ridder (LP)Flutter Ridder - Flutter Ridder (LP)
Flutter Ridder - Flutter Ridder (LP)Students Of Decay
¥4,343

ノルウェーはオスロの現代アートと音楽のアンダーグラウンドで重要な役割を果たすアーティストであるエスペン・フリベリとジェニー・ベルガー・ミーレによる多分野にわたるアート・デュオ、Flutter Ridderのセルフ・タイトルのデビュー・アルバムが名門〈Students Of Decay〉より登場!ノルウェー南東部の海岸沿いの町フヴィステンにある古い木造教会に引きこもり、サージ・モジュラー・システムと教会のパイプオルガン、そして酔わせるようなアコースティック・リバーブというパレットを使い、放射状のドローンを作り出した本作は、ゴージャスで、静かに心を揺さぶるサウンドで、それが作られた環境を映し出すような、古代の献身的な魔法のよう。空気の振動の流れが感じられるような感触と、温かみのあるパイプオルガンとエレクトロニクスの融合が秀逸。カリ・マローンのファンにもお薦め。

MIKE - Showbiz! (2LP)MIKE - Showbiz! (2LP)
MIKE - Showbiz! (2LP)10K
¥7,700

Earl SweatshirtやPink Siifu、Navy Blueらと共にニューヨークのアンダーグラウンド・ラップ界を牽引するMIKEが、10作目となる最新作『Showbiz!』をリリース!ピッチフォーク誌のBest New Musicに選出され、彼にとっての最高傑作と評された2025年オルタナティヴ・ヒップホップ大本命!

本作ではフライング・ロータスに見出されたサラミ・ローズ・ジョー・ルイスやフランク・オーシャンが手がけるブランド・Homerのサウンドトラックを手がける454など多様なゲストを迎えている。

リゾート感漂う「Watered down」やiPhoneの効果音で始まり、気怠いプラグを展開する「Belly 1」など、ニューヨークのブーンバップだけにとどまらず、メンフィス・ラップ、シカゴのドリルやその派生ジャンルであるプラグなど、オーセンティックなサウンドから最先端なスタイルに至るまで、様々なヒップホップを陶酔感と独特なメロウ感覚で包み込んだ傑作!

小林うてな & Motion Graphics - Glossolalia (12")小林うてな & Motion Graphics - Glossolalia (12")
小林うてな & Motion Graphics - Glossolalia (12")Domino
¥4,872

坂本龍一のリミックスを手がけ、FKA Twigsのアルバムにも参加、更には日本のグラフィック・アーティストYOSHIROTTENのインスタレーションにも参加するNYC拠点の電子音楽家、Motion Grashicsが鬼の右腕での活躍でも知られるマルチ奏者の小林うてなとコラボ12"をリリース!

本EPはDip in the Poolや清水靖晃といった日本のアンビエント/ニュー・エイジ・ポップからの影響を消化し、現代的なテクスチャーでまとめあげられた作品となっている。

ジョー・ウィリアムズと小林うてなは、一度も同じ空間で作業することなく大陸をまたぐコラボレーション『Glossolalia』を完成させた。EPには、ポートランドのアンビエント/ニューエイジ・デュオ、ヴィジブル・クロークスや、日本のエレクトロニック・ミュージック・シーンの宝、KUNIYUKI TAKAHASHIによるリミックスも収録される。

軽やかなグルーヴ、繊細なメロディ、アコースティックな要素...じっくりと腰を据えたディープ・リスニング的な趣向と心地良く耳障りの良いポップネスを兼ね備えた、大推薦盤!

モーショングラフィックスとのコラボレーションは、私の人生の中で最も不思議で神秘的な体験になりました - 小林うてな

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