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Helios  - Espera (Beryl Color LP)Helios  - Espera (Beryl Color LP)
Helios - Espera (Beryl Color LP)Ghostly International
¥3,333
ボストンを拠点にマジックのような幻想的アンビエント/ポスト・クラシカル傑作の数々を生み出すKeith Kenniffによる名プロジェクト、Heliosによる3年ぶりの最新アルバム『Espera』が名門〈Ghostly International〉よりアナログ・リリース。20年近くGoldmundとして傑出したポスト・クラシカルを発表してきた彼のアンビエント/エレクトロニカ・サイドであるHelios。本作『Espera』はKeith Kenniffによる12枚目のアルバムであり、よりパノラマ的でダイナミックなサウンドを送り出しています。
H Music De-Perception (Henry Kawahara) - 南風 アルファ・ウェイヴ (7")H Music De-Perception (Henry Kawahara) - 南風 アルファ・ウェイヴ (7")
H Music De-Perception (Henry Kawahara) - 南風 アルファ・ウェイヴ (7")Em Records
¥1,650
ヘンリー川原が90年代初期にプロデュースした希少な《日本語歌もの》 曲をヘンリー川原史上初の7インチでリリース。川原しか作れなかったこのサイバーオカルト電脳異国情緒ヴォーカル・チューンを小室哲哉と坂本龍一に捧げます。

今のアート文脈から無きものとして抹消されるなら我々で存在証明してやるという意気込みだけで展開した企画ながら、世界的にも話が通じることが確認できたヘンリー川原再訪運動 (複数の記事になって取材も受けました)。そんな中、鋭意準備中の続編 『電脳的反抗と絶頂2: その他のヘンリー川原』 (仮題)の景気づけに投与するのが今回のシングルです。※コンピには未収の限定ワンオフ・リリースです。

この「Minami-kaze α Wave(南風 α ウェイヴ)」 は、川原が手がけた希少な日本語ヴォーカル曲であり、1993年にHMD (H Music De-Perception) という名で発表された「南風#3」の未発表ヴァージョンだ (マニアですいません)。 同曲は『電脳的反抗と絶頂』 にも収録したサイバーエキゾ・トラック「南風」をヴォーカル曲用に改編したもので、記録によれば宝達奈巳が歌い、既出版とMIXが微細に異なる未発表ヴァージョン。90年代末のTKファミリーを彷彿とさせるユニット名で、80年代に細野晴臣がプロデュースしたアイドル曲群に真っ向から挑んだような<ポップスもできた川原>を確認できる希少例だ。

=作品仕様=
+ 半透明GREEN VINYL
+ 片面1曲のみ収録
+ 特殊アルミ蒸着紙を使ったペラジャケ付き。見本図版の色目は実物と異なります。ギラギラになります。
サイケアウツ - 逆襲のサイケアウツ:ベスト・カッツ 1995-2000 (2LP)サイケアウツ - 逆襲のサイケアウツ:ベスト・カッツ 1995-2000 (2LP)
サイケアウツ - 逆襲のサイケアウツ:ベスト・カッツ 1995-2000 (2LP)Em Records
¥3,960
日本のハードコア・ジャングルの開拓者、ダンスフロアの哲学者、サンプリング・ダンスミュージックの扇動者――激動の90年代関西アンダーグラウンドに出現した化け物、サイケアウツの正統性を証明する永劫保存コンピレーション!!

80年代関西ノイズ/インダストリアル・シーンを出自とする大橋アキラが、UKのゲトーミュージック新種、ジャングルに同じ匂いを嗅ぎ付けそれを呑み込んで変態した伝説のユニット、それがサイケアウツだ。本作には、天才的かつ大胆なサンプリングとアーメン・ブレイクを駆使した、ナードコアやJ-Coreの先駆にもなるジャングルの突然変異体から、インダストリアル・ミュージックの質量感を伴ったブレイクビーツ、2ステップやブレイクスを独自解釈した未来のベース・トラックなど、多様なクラシック・チューンを息つく暇もなく収録。雑多な音楽ソースとサブカルチャーを傍若無人にちゃんぽんし、内外アーティストにショックを与えたサイケアウツの美学は(当時、小西康陽や久保憲司をも興奮させたように)21世紀音楽の先取りであり、現在、世界各国で盛り上がるモダン・ジャングルにも共鳴しフリークどもを狂わせる。

本コンピレーションの選曲と監修はMurder Channelの梅ヶ谷雄太と、『イアンのナードコア大百科』著者、Ian Willett-Jacobという二人のエキスパートが担当。12曲が初VINYL化、大半が初プレスCD化となり、彼らの代表曲、レア曲、ライブ音源を網羅してビギナーからマニアにまで対応する内容となっている。マスタリングとカッティングは独Dubplate & Mastering。梅ヶ谷によるマル秘解説も必読!

=作品仕様=
+ 12インチLP2枚組
+ インサート封入
+ 4mm背ジャケット、特殊蛍光インク使用

TRACKS:
A1. Swampy Murder
A2. Mujin O.B.
A3. Tong poo

B1. Lum'n'Bass
B2. Hellboro (Funky Hell Mix)
B3. Red Comet (Shining Cosmos Mix)
B4. LPU vs. Cycheouts (DJ Horn Mix)

C1. I.G.T.F.
C2. 0083 Mantras (God-outs Mix)
C3. God Eater
C4. Beast 666 Step (Emperor Kumazawa Mix)

D1. Hit Man (Jungle Assassin Mix)
D2. Dub Killer 91 (Minnie House Mix)
D3. Solomon's 2-step (Gato Mix)
D4. Cycheouts Live at Lubnology (short edit)
V.A. - スリン・パークシリの仕事2:特選モーラム集1960s-80s (2LP)
V.A. - スリン・パークシリの仕事2:特選モーラム集1960s-80s (2LP)Em Records
¥3,850
日本に細野晴臣、ジャマイカにソニア・ポッティンジャーやハーマン・チン・ロイがいるように、タイにはスリン・パークシリがいる。彼がプロデュースした現代モーラム(*)の宝物を詰めた世界初コンピレーション。

Soi48とエムのタイ音楽アーカイブ・シリーズ立ち上げ時から目標(野望)に掲げてきたスリン・パークシリのモーラム作品集で、シリーズ中、最大ボリュームでお届けするタイ・イサーン音楽のある意味、究極的なアルバムです。

パークシリはアンカナーン・クンチャイ「イサーン・ラム・プルーン」で、タイの伝統芸能と西洋ポップスを折衷し、タイ歌謡の方向を変えてしまったゲームチェンジャー的な革命児ですが、彼の生まれ育ったタイ東北地方イサーンの伝統的語り芸、モーラムの発展には人一倍の熱意と創意でとりくみました。 本作はレコードからカセットテープへと媒体が移っていく1970年代から80年代、パークシリが手がけた現代モーラム作品をコンパイルした、タイでいまだ編纂されていない音源集です。この曲群が長らく手付かずだった理由は、彼が独立プロデューサーだったことと、作品のほとんどが7インチ・シングル盤で流通していたことにあります。

1曲単位の制作だったシングル盤時代からカセットテープ時代に入り、フォーマット上の要請で音源をより多く供給する必要がうまれ、多くのプロデューサー達は格式ある難しいモーラムの型を崩し、芸能技術の敷居を下げて対応しました。これが80年代のモーラム・ブームを駆動させましたが、パークシリの流儀は、芸能の型は崩さないかわりにサウンド(オケ、バンド演奏)で革新を追求することにあり、新旧・有名無名のモーラム達を相手に音楽的バリエーションを生み出すことに成功。これはモノ・コードで演奏も楽器も固定され、ワンウェイになりがちな同ジャンルでは驚異的です。

今回、優雅でオーセンティックなものからラディカルな実験作まで、モーラムという伝統音楽をアヌラック・レ・パッタナー(タイ語で「保存と改革」の意)して継承した彼の手腕を聞く22曲をセレクト(デジタル版は18曲のみ)。ほとんどの曲が初再発・初CD化で一部は初レコード化となります。これまでコレクターしか耳にできなかったタイ・イサーン音楽の秘宝がここに開放されます。みなさま長らくお待たせしました。

*注釈
モーラム:東南アジア/ラーオ系の伝統的な語り芸。モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり「語りの達人」で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは「歌」ではない。
YPY - Be A Little More Selfish (LP)
YPY - Be A Little More Selfish (LP)Em Records
¥2,420
皆さま大変お待たせしました!YPY ニュー・アルバム完成!難しい理屈は今いらない。出発点に再び忠実になったYPY からのフレッシュな音のお便り!

昨年、スタジオ<ICECREAM MUSIC>を稼働、世界が待っているバンド、ゴート(goat)や「GEIST(ガイスト)」「Virginal Variations」といったプロジェクトを抱え、このところ本当に多忙な音楽作家、日野浩志郎のソロ・プロジェクトとしてもはや説明不要のYPY。そんな日野先生もかつては緑色のモヒカンだったという伝説がございますが、その精神が彼の中に生き続けていることを表明したのが本作『Be A Little More Selfish』である。

ヨーロッパのDJに歓迎されそうなYPYらしいハードな曲、新境地アフロでアンビエントなパーカッシブ・チューン、ホームリスニングBGMっぽい曲からイマイチよく分からん曲まで諸テイストが混在するが、YPY最大の魅力である地下ライブ感はそのまま!キラキラ・ネームとキラキラ・サウンドが氾濫する世の中に発せられたYPYの自問自答最新アップデートであり、NAZE(ナゼ)氏によるキラー装丁画と溶け込んだサイコでサイコーな一撃!ライブをやり倒しているのに作品リリースは相変わらず希少なYPYのプレミアムなフル・アルバムでございます♥

作曲・演奏:日野浩志郎
チェロ on "All Wounds":中川裕貴
マスタリング:倉谷拓人(Ruv Bytes)
装丁画: NAZE

12" LP版:Dubplates & Masteringでカッティングしたクオリティー・ラッカー/スタンパー使用。
CD版:見開き紙ジャケット仕様
7FO - 竜のぬけがら (LP)7FO - 竜のぬけがら (LP)
7FO - 竜のぬけがら (LP)Em Records
¥2,970
2023年リプレス!Captain Ganja + 細野晴臣 + A.ラッセル!? これが噂の浄土ダブ・ニューエイジ・ベース!あのTapesも惚れ込んだ天然の才、7FOの全曲新録NEWアルバム完成!!!! ほのかに草の香り漂う涅槃用BGMでフワフワ~と白昼夢体験〜。 RVNG、Bokeh Versionsなど先端レーベルからオファーが舞い込み先に海外で注目度急上昇中、日本は置いてけぼり?という声も聞こえますが待ちなさい!我々はこの才能がストーンドして爆発するのをじっと待ち続け、遂に覚醒の時が来た!!!!!! 7FOとこれまでの電子音楽作家との決定的な違いは、アンビエント~ニューエイジなシンセ・エレクトロニクスを天然のエスニックさでダブ~レゲエっぽく処理してしまう、欧米勢にもない感覚を宿している点だ。そのセンスこそが、時代が求める音を生み出し、RVNG的ニューエイジ~電子音楽系、ニュールーツ・リバイバルからエクストリームなベースミュージック、La Monte YoungからEquiknoxxのファンにまで越境し支持される理由だ。喩えるなら、もしYEN~Monad期の細野晴臣が2010sベースシーンに登場したらどうなったか?という、まだまだ謎のポテンシャルを秘める。そんな『竜のぬけがら』の魅力は、かえって何も知らない人に聞かせたほうが真価を真っ直ぐ受けとれる!?あのTapesに「これで俺が音楽作る理由が無くなった……」と言わしめた、7FOのランドマークとなるであろうナチュラルハイ無添加チルアウト決定盤!!(樋口寛人氏による装丁がこの音の視覚化に成功。)
新崎純とナイン・シープス - かじゃでぃ風節 (7")新崎純とナイン・シープス - かじゃでぃ風節 (7")
新崎純とナイン・シープス - かじゃでぃ風節 (7")Em Records
¥1,760
誰が言ったか《琉球ペットサウンズ》 。ビーチボーイズ・ファン、アヴァンポップ、アンビエント・リスナーが腰を抜かした衝撃の70sウチナーポップ秘宝を新装リプレス。特殊紙で!

2022年版仕様:
艶消しシルバーのアルミ箔を貼ってエンボスをかけた特殊紙に印刷。 ディスクは琉球の太陽をイメージした半透明カラー盤。

「かじゃでぃ風節」は琉球古典音楽・琉球舞踊を代表する曲で、めでたい祝いの席で演奏される大定番。通常、少人数で三線を伴奏に歌われるものだが、新崎純(あらさきじゅん)というミュージシャンの好奇心から、ビッグバンドで演奏したらどうなるか?と70 年代に実験されたのが本ヴァージョンだ。人間国宝の照喜名朝一をはじめとする演奏家がスタジオに集められ、5 人の三線奏者、4 人の管楽器奏者、ピアノ、エレキギター、エレキベース、パーカッションとドラムの総勢13 人で、なんとリハ無しぶっつけ本番、一度きりの演奏で吹き込まれたまさにミラクル録音。新崎によると和声が無い琉球古典ゆえに編成と編曲には苦心したというが、出てきた音は重厚な荘厳さを漂わせ、更に音楽マニアには琉球音階の『Pet Sounds』に聞こえてしまうというオマケ付き。リリースにあたり当時記録用に録音したカセットテープを発掘できたのはこれもまた奇跡である。このテイクにノックアウトされたヴィジブル・クロークスによるリミックスは、あの世でもこの世でもない<第四世界>の傑作ヴァージョン。
 なお、シープス(sheeps)は綴り間違いだが、原題のままにしている(英題では修正)。

Tracks:
Side-A: 新崎純とナイン・シープス「かじゃでぃ風節」(1977)
Side-AA: Visible Cloaks「かじゃでぃ風節 (Visible Cloaks Remix)」(2018)
田中重雄 - 弓神楽 (LP)
田中重雄 - 弓神楽 (LP)Em Records
¥2,750
EMが遂に神の領域へ!これはエチオピアの音楽ではない。マニュエル・ゲッチングの「E2-E4」ではない。スピリチュアル・ジャズではない。これは広島県に伝わる日本最古の神楽(かぐら)である。信じられないかもしれないがこれは事実です。本物の「弓」に張った弦を細い竹で叩くことで生み出される不可思議な音色とビート、ミニマルに刻まれる手拍子(※注)、それと関係を持たず浮遊する笛の音、そして恐るべき求心力で全てをコントロールする「声」。本作は旭日單光章を戴かれた宮司である故・田中重雄宮司がアーカイブの目的で吹き込んだ1991年録音にリマスターを施したものである。また、CD版には、弓神楽のただ一人の後継者、田中律子宮司の唱誦をボーナスに収録した。エンタテイメントと神事の境目を越えるこの無比の音楽を、無形民俗文化財の名目で図書館に死蔵させておくわけにはいかない。俚謡山脈とエム・レコードが最大級の敬意と畏れを込めてお届けする作品です。

※手拍子(てびょうし):鉦(かね)/銅拍子(どうびょうし)/摺鉦(すりがね)とも言われる小型のシンバル。二枚一組で使用する。

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「この神楽は、非常に面白くない神楽です。きらびやかに舞うこともないし、華麗な衣装を纏うこともありません。もしこの神楽について知らなければ、つまらん神楽とおっしゃると思います。しかしこの弓神楽を見ようと思えば、日本中何処を廻ってもここ(上下町)しかありません。非常に貴重な神楽です。大変古い神楽です。そして神楽というものの起源と、目的、意味を多分に含んだ神楽です。」 (平成27年5月24日上下町にて、広島民俗学会会長 三村泰臣氏の解説より)
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「揺輪の上においた弓の弦を打ちながら,祭文をとなえ土公(どくう)神を祭り,五穀豊饒と家内安全を祈る神楽である。
最初の弓初めの簡単な行事と,最後の放ち矢の行事とのほかは,正座して祭文を唱えるもので,他地方で演ぜられる公的な神楽ではなく,招かれた農家で,神官が唱誦する私的な神楽である。
祭文は,「土公祭」祭文を主としてえんえんと唱えられるが,託宣を聞くことを目的としているため,終りにおかぐら祭文を置いている。家内にしつらえた小型の幣(へい)をたてた祭場の棚飾りは古風であり,部屋に吊るす切り飾りも巧妙である。また,弓を用いる点に原始信仰の痕跡をとどめ,祭文の唱えられる調子も古調である。」(広島県教育委員会ウェブサイト「広島県の文化財=弓神楽」の解説より)
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・解説:俚謡山脈、田中律子
・日本語・英語表記

CD版:ボーナス収録/通常ジュエルケース/24pブックレット
Yoshi Wada - Earth Horns with Electronic Drone (CD)Yoshi Wada - Earth Horns with Electronic Drone (CD)
Yoshi Wada - Earth Horns with Electronic Drone (CD)Em Records
¥2,530
1967年、京都市立美術大学・彫刻科を卒業したワダは、何のつても無くアート活動を求めて単身ニューヨークに移住。最初はジャズにハマっていたが、1968年、フルクサスのジョージ・マチューナスと邂逅し運命が転回しはじめる。彼はフルクサスに誘われると同時にラモンテ・ヤングを紹介され、いきなり当時のニュー・ミュージック最前線に接触。ヤングから電子音楽と作曲法を学び、最先端のアメリカン・ミニマル・ミュージックに介入する準備を整えた。また、ハリー・パーチを発見して創作楽器の制作と楽器のための作曲衝動にかられたワダは、建築資材の配管パイプから楽器を思いつく。こうして生まれたのが〔パイプ・ホルン〕という創作楽器だ。長いのもので5m、重いもので15kgというこの非合理的な楽器を各所に運び込み、1970年代初期に行ったミニマリズムど真ん中の実験が形をなしたのが『アース・ホルンズ・ウィズ・エレクトロニック・ドローン(電子ドローンを伴ったアース・ホルン)』(録音1974年)である。本作は設置場所の電源周波数に音高を調律した電子音ドローンと4つのパイプホルンを用い(米ではB〜B♭の中間)、パイプホルンを吹いた音をマイクでひろって電子ドローンとミックスし再生するフィードバック・システムでの演奏である。およそ3時間かけて、ただ一音をめぐって起こる倍音と小さな音の強弱・音価の微細な変化を実験した、瞑想的かつウルトラ・ハードコアな作品となった。

=作品仕様=
+ 2時間42分の完全版
+ LP3枚組、印刷インナースリーブ封入、日本語・英語解説、未発表貴重写真掲載
+ シュリンク封入

TRACKS:
1. Earth Horns with Electronic Drone (77:00)
Yoshi Wada - Off The Wall (CD)Yoshi Wada - Off The Wall (CD)
Yoshi Wada - Off The Wall (CD)Em Records
¥2,530
『ラメント・フォー』までの実験で一定の評価を受けた彼は、D.A.A.Dのフェローシップを得て、1983年から一年間、ベルリンに滞在して制作に打ち込んだ。 教会の本物のパイプオルガンの構造と製作法を学び、『ラメント・フォー』で試した「改良共鳴バグパイプ」を発展させた小型パイプオルガンを新たに開発。この小型パイプオルガンとバグパイプ+打楽器で合奏するカルテットのための作品を実験する。またしても強烈な爆音である。『ラメント・フォー』で発見した壁と残響音の関係についても、滞在先のスタジオ隣室から騒音苦情が出るほど研究を行い、まるで大きさ、質量を持つかのような構造物的な存在感の音を構築するまでになる。こうした一年間の制作成果として1984年に録音されたのが本作『オフ・ ザ・ウォール』(※「壁にはね返る」というニュアンス)で、ワダの作品としてはグループ編成の演奏だと分かりやすいものになっている。その理由は、複雑になった音楽構造にあり、演奏指示のため精密な楽譜作成が必要になったからだ。この楽譜制作は次作『ジ・アポインテッド・クラウド』で活かされる。

本CDには『オフ・ザ・ウォール』に先駆けて制作された希少な1983年のカセットテープ『Die Konsonanten Pfeifen』の音源をボーナス収録した。

=作品仕様=
+ ライナー/帯(日本語・英語解説掲載)
+ シュリンク封入

TRACKS:
1. Off the Wall I (20:27)
2. Off the Wall II (20:02)
3. Die Konsonanten Pfeifen (27:23)
Steel An' Skin - Reggae is Here Once Again (LP)
Steel An' Skin - Reggae is Here Once Again (LP)Em Records
¥2,420
スティール・パン+ディスコ+ダブ from 1970s

スティール・アン・スキンは、40年代から英/欧で活躍したアフリカン・ハイライフのスター、ジンジャー・ジョンソンのバンド The Afrikan Drummersの一員だったピーター・ブラックマン(トリニダード出身)によって、1970年代初頭のロンドンで結成されたカリビアン系グループ。トリニダード、ガーナ、ジャマイカ等の出身者で構成され、ロンドンに生まれたアフリカン/カリビアンの子供達に、彼らのルーツの文化を教えるワークショップとして活動し、バンドとしても英/ヨーロッパをツアーした。グループ名は彼らの使う楽器(スチール・パンや木製の打楽器など)に由来する。

スティール・アン・スキンは、1972年からジンジャー・ジョンソンのバンドでプレイしていたブラックマンが、西ロンドンにあったジョンソンのクラブ「Iroko Country Club」(*注)の箱バンのミュージシャンや常連の黒人達と結成したバンドだ。スティール・アン・スキンがスタートして間もなく、そのうち数人が20th Century Steel Band(彼らの作品「Heaven & Hell on the Earth」は後にグランドマスター・フラッシュのネタとして世界に広まった)を結成し、アルバム制作のために一時脱退するが、20th Century Steel Bandが解散した1978年、中核メンバーのバブルス(Michael Olivera またの名を Moutalla Mohammed)を含む4人がカムバック。そこでファースト・シングル「Reggae Is Here Once Again」を制作した。

ソカに四つ打ちのディスコ・ビートを取り入れた「Reggae Is…」はスティール・アン・スキンの1stシングルとして1979年発表され、カップリングの「Afro Punk Reggae (Dub)」は大胆なダブ処理を加えたリミックス・ヴァージョンで、スティール・パンのダブ作品として初(?)の試みだった。

*注:ジンジャー・ジョンソンの「Iroko Country Club」は、Average White Band, Osibisa, Fela Kuti, Peter Sellers, Martin Feldman, Ebenezer Obeyなどが出演したイギリスで当時最もホットなアフリカ系クラブで、ロンドンの黒人層に混じって、多くの有名人、芸能人、ロック・ミュージシャンが出入りした伝説的スポット。
Yoshi Wada - Lament For Rise And Fall Of The Elephantine Crocodile (CD)
Yoshi Wada - Lament For Rise And Fall Of The Elephantine Crocodile (CD)Em Records
¥2,530
60年代末にラ・モンテ・ヤングに出 会った事を端に音楽活動を開始したフルクサスのアーティスト、Yoshi Wadaの1982年最高傑作がOmega PointとEm Recordsの協力により奇跡の再発!!コアなサウンドアートやドローンリスナーには知られていたものの、その希少性と価格によって耳にする事は非常に 困難だった待望の作品です。ドライプールと呼ばれる水の貯水されていないプールにおいて、バグパイプを改良した自作の楽器と歌声で倍音たっぷりのサイケデ リック・ドローンを展開する瞑想的作品。ラモンテやテリー・ライリーの師匠Pandit Pran Nathに教えを受けた歌声と、ハリー・パーチに影響を受けた自作楽器が生み出す豊かな倍音による音への陶酔感はラモンテのそれとも非常に近くただただ素 晴らしいの一言。La Monte YoungとDeep Listening Bandが出会ったかのようなこれ以上なく奥深いドローンです。そして今回はなんと、LPリリース時にはカットされていた部分を収録した完全版でのリマスター再発。アーティスト本人による解説を掲載したライナーが付属。問答無用の名作!
Lucinda Chua - YIAN (Clear Vinyl LP)Lucinda Chua - YIAN (Clear Vinyl LP)
Lucinda Chua - YIAN (Clear Vinyl LP)4AD
¥2,908

版元完売。滋味豊かで深い癒しを与えてくれる歌声とチェロを駆使した深淵なアンビエント〜ドローン・サウンドでFKAツイッグスからザ・シネマティック・オーケストラまで魅了する孤高の才能ルシンダ・チュアが名門〈4AD〉より待望の1stアルバムをリリース!

ほぼ全曲のプロデュースとエンジニアを自ら手がけたという本作は先行リリースされた「Golden」や「Echo」など、アジアをルーツにロンドンで活動する自身のアイデンティティと向き合った葛藤やトラウマをゆっくりと波紋を広げる深い泉のような絶景へと落とし込んだ全10曲を収録。

タイトルの『YIAN』は中国語でツバメ(燕)を意味し、この渡り鳥には言語を超えた内省的な旅路が託されており、静謐で時に妖艶な心地のいい唯一無二の世界観が見事に構築されている。

Blind Boys of Alabama - Echoes of the South (LP)
Blind Boys of Alabama - Echoes of the South (LP)Single Lock Records
¥3,843
そのキャリアはなんと80年(!) ローリング・ストーン誌で "ゴスペルの巨人 "と賞賛されたBlind Boys of Alabamaによる最新スタジオ・アルバム『Echoes of the South』がアナログ・リリース。その名前はグループが初めてプロとして演奏したバーミンガムのラジオ番組からその名前を取られたもの。人種隔離された南部での不利な状況をものともせず、小銭稼ぎのために歌い始めた彼らは、80年のキャリアの中で3人の大統領のために演奏するまでに成長。グラミー賞を5度も受賞したレジェンドたちによる最新アルバム!伝統的なスピリチュアル音楽や長く失われていたゴスペルの名曲を、ヴィンテージ・ソウルやR&Bとミックスした意欲作!
Ragnar Johnson - Crying Bamboos: Ceremonial Flute Music from New Guinea: Madang (2CD)
Ragnar Johnson - Crying Bamboos: Ceremonial Flute Music from New Guinea: Madang (2CD)Ideologic Organ
¥2,491
まさに精霊との交信・・・・パプアニューギニアの竹笛による神聖なる演奏!Editions Mego傘下に、Sunn O)))でおなじみStephen O'Malleyが運営・キュレーションする屈指のエクスペリメンタル・レーベル、Ideologic Organからは、同レーベルからの二年前の再発でも鮮烈な印象を残したばかり、Bjorkの最新作にして最高傑作とも言うべき「Utopia」にもサンプリングされたことでよりいっそう話題になっているRagnar Johnsonによって1979年に録音されたニューギニアの未発表フィールド・レコーディング音源が堂々の登場!

これは音楽遺産レベルの録音!長い雌と雄の竹を用い、儀式のためにパプアニューギニア・マダン地域の成人男性が演奏した竹笛の貴重なフィールド・レコーディング。時折、鳥たちの声が入り混じる中、神妙な息遣いで織りなされる、あまりにも稀有な響きを持つ竹笛の独奏。自然や精霊と対話するようなミステリアスな演奏はもはや別の世界や次元から鳴っているものにさえ感じられます。この演奏者たちは、この演奏技術を伝授された最後の世代であるようで、非常に資料価値の高い録音であることは間違いありません。何処で何時鳴らしても、何の違和感もストレスも無い完全な演奏と音質で、Dave Hunt studioにてDave Huntによるデジタル化&マスタリング、Rashad BeckerによってDubplates and Masteringでカッティングとプロダクションも完璧です。Ragnar JohnsonとJessica Mayerによるノート。ジャケットはRagnar Johnsonによる撮影。
Ragnar Johnson & Jessica Mayer - Sacred Flute Music From New Guinea: Madang / Windim Mabu (2CD)
Ragnar Johnson & Jessica Mayer - Sacred Flute Music From New Guinea: Madang / Windim Mabu (2CD)Ideologic Organ
¥2,598

全音楽ファンMUST!!! オリジナルは2枚のレコードにわかれ、David ToopのレーベルQuartz Publicationsから77年と79年に発表。

パプアニューギニアに伝わるフルートの演奏を、その土地の空気もきりとってフィールドレコーディングした大名作が、セットになって再発です!!

異人の儀式をおもわす打楽器の不思議さや、昆虫や草木の生活風景が漂ってくるありのままな感触につつまれ、このフルートの響きがとにかくすばらしい。抜けていく音は通常の『演奏してます』という概念からは別の次元にあり、奏者の口の形がそのまま竹をとおってでてきたような、目の前の人や自然との意思疎通のような、普段生活していて考えもつかないような、おもしろいものばかり!

2015年の新規デジタル化音源をつかい、カッティングはおなじみRashad
Beckerが担当。エクスペリメンタルだけでなく、あらゆる音楽に理解があるStephen
O'Malleyのレーベルだからこそできた (そして信頼できる) 再発でしょう!
ぜひお聞きください。

Rex - C (Rose Vinyl 2LP)Rex - C (Rose Vinyl 2LP)
Rex - C (Rose Vinyl 2LP)Numero Group
¥4,997
1994年に結成されたアメリカのインディ・ロック/スロウコア・バンドであり、多数のバンドを渡り歩いてきた名ドラマーDoug Scharin(Codeine,June Of 44,Mice Parade)も参加していたことでも知られる"Rex"。1996年に〈Southern Records〉からCDオンリーで発表していたセカンド・アルバム『C』が〈Numero Group〉より初アナログ・リイシュー。NirvanaとNeil Youngの交差点に位置する、1990年代半ばにスロウコア・シーンで爆発的な人気を博したバンド。ドラマーのDoug Scharinが在籍していたCodeineなどのバンドからヒントを得て、グランジのダイナミックな噴出し、きらめくフォーク・ギター、チェンバー・ポップの広大なストリングス・アレンジを融合させた代表作。
Shirley Ann Lee - Songs Of Light (Brown Vinyl LP)Shirley Ann Lee - Songs Of Light (Brown Vinyl LP)
Shirley Ann Lee - Songs Of Light (Brown Vinyl LP)Numero Group
¥2,979
大恐慌時代末期のアメリカに生まれ、オハイオ州トレドの実家でシンガーとピアニストとしての才能を発揮。ゴスペルに熱中した華やかな青春時代をストリートとナッシュビルで過ごし、LAでの結婚生活の後、トレドに戻るまで約20年間の間公の場で演奏活動を展開していたShirley Ann Lee。〈Revival〉レーベルの唯一のスターとして1967年から1969年にかけて残したアーカイブと70年代初頭までに録音した地下録音を収録した〈Numerophon〉からの編集盤が2022年度リプレス!スタジオ録音からスケッチ、ピアノ・デモ、リハーサルなどから不世出のゴスペル界の巨人による最高の音源を選りすぐった傑作が〈Numero Group〉の名シリーズから再登場。力強くもどことなく刹那的でヒリヒリとした、魅惑的な影の滲む歌声と録音のローファイ加減が破格の一枚。
V.A. - The Endless Coloured Ways: The Songs of Nick Drake (2CD)V.A. - The Endless Coloured Ways: The Songs of Nick Drake (2CD)
V.A. - The Endless Coloured Ways: The Songs of Nick Drake (2CD)Chrysalis Records
¥2,390
伝説のシンガーソングライター、Nick Drakeの楽曲を、様々なバックグラウンドやジャンル、年齢層の、様々な聴衆を持つ30組以上の素晴らしいアーティストたちが演奏、カバーしたトリビュート・アルバム『The Endless Coloured Ways』がアナウンス。Fontaines D.C.からGuy Garvey、AuroraからFeist、Self-EsteemからDavid Grayまで、それぞれのアーティストが時代を超えたクラシックに独自の素晴らしい解釈を加えています。
El Michels Affair - Return To The 37th Chamber (CS)El Michels Affair - Return To The 37th Chamber (CS)
El Michels Affair - Return To The 37th Chamber (CS)BIG CROWN
¥1,647
Wu-Tang Clanのカヴァー収録!2005年にニューヨーク拠点のインストゥルメンタル・ファンク/ソウル・バンド、El Michels Affairが2017年に〈Big Crown Records〉から発表した傑作『Return To The 37th Chamber』が5年ぶりに待望のリプレス決定。2009年にリリースされたアンダーグラウンド・カルト・クラシック『Enter the 37th Chamber』の続編として発表された作品。サイケデリックなサウンド、ジョン・カーペンターのようなシンセサイザー、ヘビーメタルのギター、ホーン、中国の伝統楽器によってインストでありながら、時代を超越したヒップホップの美学とシネマティックなソウルの境界線を行き来するトリッピーな1枚。※プラケースに入荷時よりヒビがございます、予めご了承くださいませ。
Son Rompe Pera - Batuco (Purple Vinyl LP)Son Rompe Pera - Batuco (Purple Vinyl LP)
Son Rompe Pera - Batuco (Purple Vinyl LP)AYA Records
¥3,215
自身の家庭に受け継がれてきたマリンバ音楽の豊かな遺産を守り続けるメキシコ・シティ郊外出身のガマ兄弟による最新プロジェクト、 Son Rompe Peraによるアルバムがアルゼンチンの〈ZZK Records〉の姉妹レーベル〈AYA Records〉からアナログ・リリース。クラシックなマリンバと現代のインターナショナルなクンビアの融合を図った新しい形のメキシコのフォーク・ミュージックが登場。クンビア、パンク、パリオや日常の生活音まで決して混ざらないと思われていたサウンドが交錯するアフロ・トライバル・ダンス作品!
V.A. - I Killed The Monster (LP)V.A. - I Killed The Monster (LP)
V.A. - I Killed The Monster (LP)Shimmy-Disc
¥3,398

宅録ポップのカルト・ヒーロー、R. Stevie MooreにSufjan Stevens、Jad Fairらも参加!2006年に〈Second Shimmy〉からCDリリースされた、Daniel Johnstonの大名作カヴァー集『I Killed The Monster』が奇跡のヴァイナル・リイシュー。同レーベルからのカセットの発表は実に90年代以来とのこと。オリジナルCDに収録されていた全21曲をリマスタリング仕様で収録。代表作『1990』を手掛けたジョンストンのプロデューサーであるKramerのお墨付きでのリリースです。

安東ウメ子 (Umeko Ando) - イウタ ウポポ (Iuta Upopo) (7")安東ウメ子 (Umeko Ando) - イウタ ウポポ (Iuta Upopo) (7")
安東ウメ子 (Umeko Ando) - イウタ ウポポ (Iuta Upopo) (7")Pingipung
¥1,895
アイヌのアーティストの中でも最もよく知られた人物であり、当店でもおなじみの安東ウメ子(1932-2004)。先日アナログ・リイシューが決まった2003年の傑作『ウポポ・サンケ』からの名曲「イウタ ウポポ」のシングルカット7インチ『Iuta Upopo』が〈Pingipung〉レーベルより23年度リプレス!「ウポポ」とは繰り返しの歌い方のことで、「イウタ」とは歌のこと。安東のミニマルなヴォーカルとゆったりとしたパーカッシヴなパルス、OKIのトンコリの演奏に縁取られたエモーショナルな一曲!B面にはM.RUXによるバレアリックかつ実験的なリミックス版も収録しています。
Blank Gloss - Cornered (CD)
Blank Gloss - Cornered (CD)Kompakt
¥2,258
今年度屈指のニューエイジ/アンビエントになる予感!大名門〈Kompakt〉の名物シリーズ『Pop Ambient』にも登場。カリフォルニアを拠点とするMorgan Fox(ピアノ、シンセ)とPatrick Hills(ギター)からなるアンビエント・デュオであり、前作『Melt』が当店でも人気を博したBlank Glossによる最新サード・アルバム『Cornered』がヴァイナルで登場。〈Melody As Truth〉と〈Posh Isolation〉作品の泣きの旋律がゆったりとした時間感覚の中で交錯し合うかの様な、天上アンビエント作。ポップ・アンビエントの峻厳さを絶妙に表現し、瑞々しい美しさと余裕のあるメランコリーの間で揺れ動く珠玉のエレクトロニック・アルバムに仕上がっています。

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