MUSIC

7484 products

Showing 25 - 48 of 7484 products
View
Richard -  Loving You To Death (LP)Richard -  Loving You To Death (LP)
Richard - Loving You To Death (LP)STROOM.tv
¥5,187

モントリオールを拠点に活動するRichard Wengerによるソロ・プロジェクトの〈Stroom〉からのデビュー作『Loving You To Death』。自らを傷つけ続けることで、そばにいる人をも傷つけてしまう誰かとの関係についての作品。制作当初は、憂鬱な小さなリフを引き延ばし、Morphageneを通して長大なアンビエントへと変形させる試みを続けていたそうですが、あまりにも多くのサウンド・デザインに囲まれた現在の音楽環境への違和感から、最終的にはあえて音を作り込みすぎず、録音されたものをそのまま受け入れ、バンドを組まずに一人で完結。その結果生まれたのは、洗練や技巧よりも、旋律の素朴さ、録音の生々しさ、そして感情そのものの揺らぎを前面に出した音楽。執着的な関係性とドラマティックな感情、不完全さを不器用な歌心で表現した、ベッドルーム・エクスペリメンタル・ポップ。

Enno Velthuys - Music From The Other Side Of The Fence (LP)Enno Velthuys - Music From The Other Side Of The Fence (LP)
Enno Velthuys - Music From The Other Side Of The Fence (LP)STROOM.tv
¥5,247

人気作がリプレスです!カルト的人気を誇るオランダの孤高のシンセ奏者Enno Velthuysによる、1975〜1990年に録音されながら未発表だった音源をまとめたアーカイブ作品『Music From The Other Side Of The Fence』。柔らかなシンセのレイヤーと淡いメロディがゆっくりと漂う、 孤独な室内楽のようなアンビエントで、ミニマルでありながら情緒があり、夜の静けさに寄り添うような音。カセット文化の延長線にあるような、ローファイで親密な質感も印象的で、その点では当時のシンセウェイヴ/ミニマルウェイヴとも共鳴する80年代ヨーロッパのDIY電子音楽の空気も纏っている。本人の内面をそのまま音にしたような、孤独・回想・静かな希望が入り混じる内省的な作品。

池田亮司 Ryoji Ikeda - music for strings (LP)池田亮司 Ryoji Ikeda - music for strings (LP)
池田亮司 Ryoji Ikeda - music for strings (LP)The Vinyl factory
¥6,167

電子音響とデジタル・テクノロジーを極限まで抽象化してきた池田亮司が、ここでは一転して「擦奏」という物理的な振る舞いに向き合った新作。収録された3作品は、いずれも弦楽器の音色を素材として扱うだけではなく、演奏者の身体、楽器の構造、音の発生する時間と空間そのものを作曲の原理へと組み込んだもの。2021年にEnsemble Modernとのワークショップをきっかけに弦楽器だけに焦点を絞ることを決め、2020~2023年にかけて制作された作品群が〈The Vinyl Factory〉よりヴァイナルリリース。
「REFLECTION [for string nonet], op.13」では、9人の奏者全員が7/8拍子による同一のリズム構造を共有しながら、その開始位置をずらすことで、それぞれのパートが互いに応答し合うような複雑な時間構造を形成。
「PRISM [for string nonet], op.14」では、白色光がプリズムによってスペクトルへ分解される現象を音響へと置き換え、弦楽アンサンブルのほぼ全音域を横断しながら、個々の音高をクラスターとして抽出していきます。音を連続的な響きとしてではなく、分解可能な物理現象として捉える池田ならではの思考が、弦楽器の響きの内部に展開。
そして「MIRROR [one for two], op.12」は、一枚の楽譜を通常方向と反対方向の双方から同時に読めるよう、五線譜そのものを鏡像化(反行)。二人の奏者がひとつの楽譜を共有し、それぞれ逆方向から読み進めながら同時に演奏するという、極めて制約の多いシステムによって成立しています。池田が長年「夢」として思い描いていたこの作品は、単純に見えるルールの内部に高度な演奏上の困難を抱え、その制約そのものを音楽的構造へと変換しています。
さらに本作では、通常は互いの姿を確認できるよう半円形に配置される弦楽奏者を、一直線に並べるという舞台上の配置も試みられました。視覚的な接続を意図的に断つことで、演奏者同士の身体的な関係さえも作曲の条件へと組み込む。音を「聴く」だけでなく、楽器、身体、楽譜、配置、時間といった音楽を成立させる物理的条件そのものを露出させていく点に、池田の現在の創作姿勢が鮮明に表れています。
Ensemble Modernによって演奏され、SWRによって録音。2024年2月8日にアムステルダムで初演され、2026年2月20日にはロンドンのBarbicanでも英国初演が行われました。電子音響とアコースティックな音楽、デジタルな抽象性と楽器の物理性という対立を超え、アコースティック楽器でありながら、どこか非人間的な精密さと透明感を湛えた、池田の現在形を示す精密な音響構造を立ち上げた作品。180g重量盤 ※視聴は参考動画です

池田亮司 Ryoji Ikeda - music for percussion (LP)池田亮司 Ryoji Ikeda - music for percussion (LP)
池田亮司 Ryoji Ikeda - music for percussion (LP)The Vinyl factory
¥4,132

電子音楽とヴィジュアル・アートを横断し、音、光、物質、物理現象、数学的概念を極度に精密な構造へと変換してきた池田亮司と、ジュネーヴを拠点とする現代打楽器集団Eklektoによる共同作品。
1974年に設立されたEklektoは、打楽器という極めて物質的な音源の可能性を拡張しながら、現代作曲家やアーティストとの協働を続けてきたパーカッション・コレクティヴ。Alexandre Babel、Stéphane Garin、Lucas Genas、Dorian Frettoの4名が参加し、これまでに100作を超える新作を初演。電子的な信号や数学的構造を音楽へと変換してきた池田の思考と、金属や木、皮膜、振動といった物質そのものから音を引き出すEklekto。その交差において、音は単なる「演奏されるもの」ではなく、物質の振動として、そして空間そのものを変化させる現象として立ち上がります。極度に研ぎ澄まされた構造性と、打楽器が生み出す生々しい物理性が交錯する音響的探究。

池田亮司 Ryoji Ikeda - code name: A-Z (LP)池田亮司 Ryoji Ikeda - code name: A-Z (LP)
池田亮司 Ryoji Ikeda - code name: A-Z (LP)The Vinyl factory
¥5,589

10月下旬再入荷。池田亮司が、アメリカ軍によるモールス信号を着想源に制作した12インチ作品。アルファベットA–Zの26文字に対応する26種類の周波数を、それぞれひとつの音響単位として構成した、極限までミニマルな作品。
片面13本ずつ、計26本のロックド・グルーヴに刻まれるのは、それぞれ異なる周波数を持つサイン波。音は旋律やリズムへと発展することなく、針が同じ溝を繰り返し巡ることで永続的な反復へと変容。ひとつひとつの周波数が独立した音として聴こえる一方、それらを連続して再生することで、26の音がまるで無言の会話を交わしているかのような音響的な関係が顕在化。音楽を構成する要素を極限まで削ぎ落とし、周波数、反復、時間、そして情報そのものを音楽として提示する池田。
モールス信号という「情報を音へ変換するシステム」を出発点に、意味を持つ言語以前の、純粋な音響の差異へと還元していく試みともいえる内容。2017年、スイス・グシュタードで開催されたアート・フェスティヴァル〈Elevation〉における〈Test Pattern〉のサイト・スペシフィック・インスタレーションに合わせて制作された作品。限定500部

Michael A. Muller - Elyria Sound (LP)Michael A. Muller - Elyria Sound (LP)
Michael A. Muller - Elyria Sound (LP)Ojas Music
¥6,574

Balmorheaの中心人物でもあるMichael A. Mullerによる、静謐で簡潔なギターの独演。2026年1月、ブルックリンを襲った冬の嵐の最中に録音された、〈Ojas Music〉第2弾リリース。これまで描いてきた暗く幽玄な音響世界や、11人のコラボレーターを迎えた2024年作『Mirror Music』から一転、ここではギター、ひとつの部屋、そして一度きりの演奏だけが残されています。全曲を一発録りで演奏し、1インチ・テープ・マシンへ直接収録。指先から弦へ、弦から磁気テープへと音が伝わっていく最短距離の録音によって、微細なタッチや音の余韻、部屋そのものの静けさまでがそのまま音楽として記録されています。窓から差し込む光、遠くのヘリコプターやサイレン、夜の彼方へ滲む街の明かり、砂埃や鳥、竹の音、白い薔薇やイチジク、レモンの木。そうした感覚的な記憶が、ここでは旋律というよりも、反復する音の断片と静かな余白として立ち上がります。
本作のために新たなギター・チューニングをいくつも考案し、楽器の言語を一度解体して最初から学び直すようにして作曲。子守歌と哀歌のあいだを揺れるような、簡素で循環的な楽曲が、同じモチーフを異なる角度やテンポから静かに変奏しています。「Arundel」はDavid Pajo(Papa M、Slint、Tortoise)へのオマージュであり、ドラマティックな展開よりも、音色と持続、そして時間そのものを重視してきたギター音楽の系譜へと接続する一曲。

Simoom - Our Souls Sing From Within (LP)Simoom - Our Souls Sing From Within (LP)
Simoom - Our Souls Sing From Within (LP)Ultraääni Records
¥5,756

Poets Of RhythmやWhitefield Brothersなどで知られるJJ Whitefieldと、ポルトガルのジャズ・ミュージシャンGonçalo Mortáguaによるプロジェクト、Simoomのアルバム『Our Souls Sing From Within』。木製フルートや多彩なパーカッションを中心に据え、ベース、ドラム、ピアノなどを交えながら有機的なアンサンブルを展開。さまざまな楽器の響きを取り入れた編成からは民族音楽的なニュアンスも感じられ、西洋楽器との自然な融合によって独自のサウンドを描き出している。プロデュースはJJ Whitefield自身が担当。フルートを軸とした静かな流れとリズムの重なりが印象的な、スピリチュアルな音楽。

Fysiikka ja Kemia - Haulitorni (LP)
Fysiikka ja Kemia - Haulitorni (LP)Ultraääni Records
¥5,756

タンペレのDIYアングラ・シーンから突如出現し、デビュー作が即完売となった実験ジャズ・ユニットFysiikka ja Kemia(=物理と化学)による、ライヴ音源を収めた待望の2nd『Haulitorni』。自然科学や農村生活の無骨な単語を題名に冠し、両面各1曲の長大即興で構成された本作は、70年代スウェーデンのArbete & Fritidを彷彿とさせるフリー・インプロヴィゼーション、北欧フォークの記憶、ルーズなサイケデリック・ロックの脈動が融解し合う音像。会場となった歴史的建造物の響きと空気を吸い込み、音のテクスチャーが自然に変容していくまでじっくりと空間に身を委ねる静けさと忍耐強い展開が素晴らしい。タンペレ周辺で育まれてきたアンダーグラウンドな音楽の現在を伝える一枚。

AO - Stiltje (LP)
AO - Stiltje (LP)Ultraääni Records
¥5,756

スウェーデン・ヨーテボリの地下シーンの新鋭AOによる、マジカルに煌めく4つのインストゥルメンタル作品を収めた『Stiltje』。立ち退きを控えた古い建物で、窓の外の喧騒から離れ、静けさを取り戻すために鳴らされた音の結晶とも言うべきもので、知的なユーモアとどこか可憐な遊戯性を感じさせるアンビエント を展開。部屋の空気をそっと塗り替えるように、澄んだ音の粒子と温かなトーンがじわじわと広がり、聴く者の空間に穏やかな安らぎをもたらしてくれる。北欧スウェーデンのレフトフィールドな音響作品の隠れた良品。

Oiro Pena - Béke (CD)Oiro Pena - Béke (CD)
Oiro Pena - Béke (CD)Ultraääni Records
¥3,423

フィンランドのパーカッショニスト Antti Vauhkonen を中心とするジャズ・コレクティヴ Oiro Pena が、北欧のフォークローレとスピリチュアル・ジャズを静かに融合させた作品『Béke』。スタジオでライヴ録音された本作には、その場で生まれる呼吸や生々しい空気感が刻まれており、フィンランド民謡の素朴な旋律と、霊性を帯びた即興演奏が自然に溶け合っている。「Béke(平和)」というタイトルが示すように、サックスやフルート、ヴィオラ、声が柔らかく重なり合い、音楽は派手さを排しながらも深い祈りのような静けさを湛え、北欧の冷たい空気と温かみを帯びた精神性が同時に漂う独特の世界を描き出す。ミニマルな反復と儀式的な高揚感が共存する北欧スピリチュアル・フォークジャズ。

Oiro Pena - Béke (LP)Oiro Pena - Béke (LP)
Oiro Pena - Béke (LP)Ultraääni Records
¥5,472

フィンランドのパーカッショニスト Antti Vauhkonen を中心とするジャズ・コレクティヴ Oiro Pena が、北欧のフォークローレとスピリチュアル・ジャズを静かに融合させた作品『Béke』。スタジオでライヴ録音された本作には、その場で生まれる呼吸や生々しい空気感が刻まれており、フィンランド民謡の素朴な旋律と、霊性を帯びた即興演奏が自然に溶け合っている。「Béke(平和)」というタイトルが示すように、サックスやフルート、ヴィオラ、声が柔らかく重なり合い、音楽は派手さを排しながらも深い祈りのような静けさを湛え、北欧の冷たい空気と温かみを帯びた精神性が同時に漂う独特の世界を描き出す。ミニマルな反復と儀式的な高揚感が共存する北欧スピリチュアル・フォークジャズ。

Holy Tongue - Basilikum (LP)Holy Tongue - Basilikum (LP)
Holy Tongue - Basilikum (LP)AD 93
¥5,294

11月下旬再入荷。Valentina Magaletti、Al Wootton、Susumu Mukai によるカルト的人気を誇る気鋭ダブ・バンドHoly Tongueが放つセカンド・アルバム『Basilikum』。スイス・アルプスとロンドンでの即興セッションをもとに構築された、ダブ、儀式的パーカッション、トランス、サイケデリアを横断するリズム作品。ヴィンテージ・ドラムマシンの太いビートを軸に、身体的なパーカッションと残響と空間の揺らぎで生まれる立体的なリズム構造。ベースや電子音は低域の推進力と奇妙なメロディの影を与え、ジャム的な自由さと構造的な緊張感を同時に形成。ゲストのDali De Saint Paulの声は歌というより音の層として機能し、トラックに儀式的な質感を加えている。実験的なダブの精神を核にしながら、ポストパンク、トランス、シネマティックな広がりが自然に混ざり合う、スピリチュアルなダブ・ダンス・ミュージック。

Al Chem - Weird Fiction (2026 EDITION) (LP)Al Chem - Weird Fiction (2026 EDITION) (LP)
Al Chem - Weird Fiction (2026 EDITION) (LP)Art Yard
¥4,626

10月下旬再入荷。2000〜2005年に録音され、2017年の初版は高値で取引されていたAl Chemの瞑想的電子ダブ作『WEIRD FICTION』が、2026 EDITIONとして〈Art Yard × All City〉から待望の再発。Berliner Ringのメンバーとしても知られるAlexander Christouによる、ダブ・テクノ、アンビエント、レゲエの感覚がゆっくり溶け合う独特の音世界。Ras Michaelの名作『Rastafari Dub』収録の「No Hoppers」のリワーク「NO HOPPER」も収録した、電子ダブの深淵ともいうべき音楽性で、低域は湿度を帯びて、輪郭が滲む霧のダブ。電子パーカッションの細かな揺れと、どこかmoondogを思わせる奇妙で有機的なリズムの呼吸が同じテンポで重なり、ディレイや残響は深く、音が前後・上下に漂いながら層を作り、どこでもない、古く湿ったでも厳かな空間の中で音が反射しているよう。レゲエ、ハウス、サイケデリア、霞がかった神話的なムードが渾然一体となって静かに広がる、ダブ・テクノの奥の部屋。

Mpumi Dhlamini - Nebula Nomad (12")Mpumi Dhlamini - Nebula Nomad (12")
Mpumi Dhlamini - Nebula Nomad (12")AFROSYNTH
¥3,597

南アフリカのスピリチュアル・ジャズを牽引するマルチ奏者/プロデューサー、Mpumi Dhlaminiの2024年にリリースされたデジタル・アルバム『Nebula Nomad』より厳選された3曲を初アナログ化。顔面神経麻痺を患い感覚や運動能力を一時失うという闘病生活と、その直後に訪れた父親の他界という深い困難を経験を経て、自己の深い内省と宇宙的な探求心を音へ昇華。南アフリカ伝統のリズムとアフロ・ジャズの脈動をベースに、自ら手掛ける多彩な楽器演奏とソウルフルな歌声、そして彩りを添える管打楽器陣が壮大なアンサンブルを生み出す。祈りや生命の躍動を感じさせる圧倒的なスケール感と、内面的で静かな美しさが交錯する極上のアフロ・スピリチュアル・ジャズ。

João Pimenta - Gomes Dois Desertos (LP)João Pimenta - Gomes Dois Desertos (LP)
João Pimenta - Gomes Dois Desertos (LP)AMOR IN SOUND
¥6,138

ポルトガル出身の音楽家João Pimenta Gomesが、Mario Caldato Jr.をプロデューサーに迎え、ロサンゼルスにて僅か1日で録音した作品『Gomes Dois Desertos』。重ね録りを一切行わない完全一発録りのライブ・レコーディングと、リアルタイムの即興ミキシングによって生み出された濃密で緊張感あふれる空気感が閉じ込められており、ガラス棒を擦って奏でる希少な音響楽器クリスタル・バシェが生み出す影のような繊細で幻想的なドローンを背景に、深みのあるベースやチェロの旋律、即興性に満ちたパーカッションが幾重にも交錯。ポルトガルの伝統歌謡ファドの郷愁とLAの自由な実験性が白昼夢のように溶け合った、アンビエント・ジャズ〜アヴァン・フォークの最前線。

Superfan - My Piledriver Heart (CD)Superfan - My Piledriver Heart (CD)
Superfan - My Piledriver Heart (CD)AD 93
¥3,018

ブルックリンを拠点に活動するKali Priya FlanaganによるプロジェクトSuperfanによるセカンド・アルバム『My Piledriver Heart』。14歳からのレーベル契約を離れ完全独立後初となる本作は、The StrokesのサポートやHorsegirlらとの共演でNYのDIYシーンのキーパーソンとなった彼が、失恋や自立、希望混じりのメランコリーを紡いだ渾身の一作。チェリストのOmeed Almassiとの緊密なライブ録音から生まれたのは、深く調律されたアコースティック・ギターと美しく重厚なチェロ、そして東洋音楽のニュアンスが溶け合う独自のもの。フォークや室内楽のエレガンスと、オルタナティヴ・ロック〜エモの初期衝動が交錯し、親密でありながらノイジーでダイナミックなポップ・ロック・バラードを展開している。ジャンルの境界にとらわれないポップなメロディセンスと、実験的なアンサンブルが見事な調和を見せる好作品。

Anthonius - Origen (LP)Anthonius - Origen (LP)
Anthonius - Origen (LP)Tokonoma Records
¥4,346

80年代アフリカン・エレクトロを現代に継承するスペインのピアニスト、プロデューサーAnthoniusによる、モーダルジャズを軸に、エジプト、エチオピア、ブラジル、ラテン、カリブ、フラメンコまで多文化的な音楽語法を横断する、トランス・トロピカル・モーダルジャズ探求作『Origen』。モーダルハーモニーに、乾いた質感のホーン、柔らかいパーカッション、ブラジル、ラテン、カリブの揺れるリズムが重なり、砂漠の風景とトロピカルな湿度が同時に立ち上がるような独特の広がりを持つ。エジプト、エチオジャズの影、フラメンコ的な旋律のニュアンスが時折自然に差し込み、複数の大陸がひとつのモードの上で会話しているような感覚を生む。ワリー・バダロウやフランシス・ベベイ、ムラトゥ・アシュタトゥケ、ファラオ・サンダースらの系譜を現代的に再解釈し、文化の交差点としてのジャズを鮮明に示す一枚。

Maxime Denuc - Club Imperiale (CD)Maxime Denuc - Club Imperiale (CD)
Maxime Denuc - Club Imperiale (CD)light-years
¥2,724

先鋭的デュオPlapla Pinkyの一員であり、ブリュッセルを拠点に活動する電子音楽家Maxime Denucによる新作が、イタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriによる先鋭的レーベル〈Light-years〉より登場。イタリア・トスカーナ海岸のビーチを見下ろす場所にかつて存在したナイトクラブの名を冠した本作は、カトリック教会の宗教音楽と、1990年代初頭の熱狂的なダンスフロアが交差する架空の歴史を描いた作品で、MIDI制御によってパイプオルガンを精密に操り、聖堂の壮大な残響とトランス/テクノの反復構造を結びつけながら、聖と俗、建築と身体、記憶と時間の境界を溶解させる。
デュッセルドルフのSt. Antonius教会に通い、長期間にわたってオルガンの録音と実験を実施し、複数のマイクによって聖堂の音響空間そのものを立体的に捉え、コンクリートの壁に囲まれた残響没入体験を再現。
冒頭の「Hallucinogen」では、ShpongleのSimon Posfordによるサイケデリック・トランスの古典「LSD」の断片をパイプオルガンへと移し替え、微細な音のうねりと巨大な残響を融合。水面のきらめきのような連続音を生み出す「Atlantis」、バロック音楽とプログレッシヴ・トランスの類似性を探る「La Paloma」など、オルガンの音色と反復の技法を通して、ダンス・ミュージックの高揚感を新たな音響構造へと変換していきます。トランスやテクノをオルガンで演奏するという着想にとどまらず、宗教音楽が世俗の身体に与えてきた作用と、音・建築・場所が生み出す集団的な高揚を探究した、幻想的な一枚。

Maxime Denuc - Club Imperiale (2LP)Maxime Denuc - Club Imperiale (2LP)
Maxime Denuc - Club Imperiale (2LP)light-years
¥5,411

先鋭的デュオPlapla Pinkyの一員であり、ブリュッセルを拠点に活動する電子音楽家Maxime Denucによる新作が、イタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriによる先鋭的レーベル〈Light-years〉より登場。イタリア・トスカーナ海岸のビーチを見下ろす場所にかつて存在したナイトクラブの名を冠した本作は、カトリック教会の宗教音楽と、1990年代初頭の熱狂的なダンスフロアが交差する架空の歴史を描いた作品で、MIDI制御によってパイプオルガンを精密に操り、聖堂の壮大な残響とトランス/テクノの反復構造を結びつけながら、聖と俗、建築と身体、記憶と時間の境界を溶解させる。
デュッセルドルフのSt. Antonius教会に通い、長期間にわたってオルガンの録音と実験を実施し、複数のマイクによって聖堂の音響空間そのものを立体的に捉え、コンクリートの壁に囲まれた残響没入体験を再現。
冒頭の「Hallucinogen」では、ShpongleのSimon Posfordによるサイケデリック・トランスの古典「LSD」の断片をパイプオルガンへと移し替え、微細な音のうねりと巨大な残響を融合。水面のきらめきのような連続音を生み出す「Atlantis」、バロック音楽とプログレッシヴ・トランスの類似性を探る「La Paloma」など、オルガンの音色と反復の技法を通して、ダンス・ミュージックの高揚感を新たな音響構造へと変換していきます。トランスやテクノをオルガンで演奏するという着想にとどまらず、宗教音楽が世俗の身体に与えてきた作用と、音・建築・場所が生み出す集団的な高揚を探究した、幻想的な一枚。

CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")
CZN, Valentina Magaletti - Parallel Commutator (12")Orator
¥3,558

MoinやHoly Tongueの活動でも絶大な支持を集める名ドラマーValentina Magalettiと、自ら金属打楽器を制作する彫刻家João Pais Filipe、プロデューサーLeon Marksによる打楽器音響プロジェクトCZNの最新12インチ『Parallel Commutator』。ユニット名「CZN」が自作銅鑼やシンバルの主原料である銅・亜鉛・ニッケルを意味する通り、電子音を一切排し、金属という物質の響きそのものを探求。中央アフリカやハイチの伝統的リズムを思わせる凶暴なポリリズミック打撃と、自作ガングが放つ重厚な倍音・振動が交錯する。旋律やビートの概念を塗り替えるトランス感満載の音響空間を立ち上げている。圧倒的な肉体性を持った、民族打撃音響や実験音響の深層!

Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")
Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")Latency
¥3,289

人気作リプレスです!イランの打楽器奏者Mohammad Reza Mortazaviが生み出した原曲「Swamp」を、ミニマル・テクノの巨匠Ricardo Villalobosが24分超の長尺ミニマルへと再構築した12インチ。ペルシャ伝統打楽器トンバクの超高速ポリリズムと、Villalobos特有のしなやかな低域グルーヴが交差する、文化と身体性が溶け合う異色のコラボレーション。原曲はわずか4分弱のパーカッション曲だが、Villalobosはその粒立ちの強い打撃音を素材に、伸び縮みするような反復や微細な揺らぎを加えながら、じわじわと沈み込むようなミニマルへと拡張。音が少しずつ変質し続ける長尺構造は、グルーブとしての没入感と、実験音楽としての緊張感を同時に生み出している。トンバクの倍音やアタックを電子音のパーツとして再定義するかのような、あまりにも深い音の沼。

goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")
goat & Ricardo Villalobos - Without References / Cindy Van Acker (Ricardo Villalobos Variations) (12")Latency
¥3,289

人気作リプレスです!日野浩志郎率いるリズム・アンサンブルgoatが、スイスの振付家Cindy Van Ackerの舞台作品「Without References」のために制作した楽曲を、ミニマル・テクノの巨匠Ricardo Villalobosが再構築した12インチ。原曲「Orin」「Factory」の構造的なリズムを素材に、Villalobosが独自の長尺ミニマリズムへと変換。goatの打楽器主体の非音階的パターンは、Villalobosの手によってより流動的なグルーヴへと変貌し、低域のうねりと微細な揺らぎが持続する催眠的なサウンドへと深化する。「Factory」では同じ素材から2つのヴァリエーションを展開し、乾いたパーカッションが際立つミックスと、深い没入を生むクラブ仕様のミックスが対照的に並ぶ。goatの禁欲的な構造美が、Villalobosという快楽的なカオスを通過することで、別の生命体へと進化する刺激的なコラボレーション!

goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)
goat - Without References / Cindy Van Acker (LP)Latency
¥4,745

日野浩志郎率いるリズム・アンサンブルgoatが、スイスの振付家Cindy Van Ackerの舞台作品「Without References」のために制作したスコアを収録した一枚。金属打楽器やガムラン、ベル、チェロの擦過音など、音階よりも拍・反復・空間を中心に構築されたミニマルな音楽。録音は日野自身が担当し、ミックスに西川文章、マスタリングにRashad Beckerを迎えた万全の布陣。サックス不在の特殊編成で制作された本作は、goatの通常のポリリズム路線とは異なる、打楽器のみで組み上げた純度の高い構造美が際立つ。反復するパターンが徐々にズレ、干渉し、空間そのものがリズムを帯びていくような感覚は、舞台芸術とミニマル・ミュージックの交差点。徹底したストイシズムが限界を超えたときに現れる、沈黙よりも雄弁なリズムの宇宙。

Mohammad Reza Mortazavi - Nexus (LP)Mohammad Reza Mortazavi - Nexus (LP)
Mohammad Reza Mortazavi - Nexus (LP)Latency
¥4,421

Mohammad Reza Mortazaviが長年取り組んできたトンバクやダフなど、ペルシャ打楽器への探究をさらに進めた一作『Nexus』。これまでも驚異的な指使いや独自のリズム構築法で打楽器そのものを再発明したとも評されてきたが、本作では初めて声やエフェクト、電子的処理を取り入れている。電子音は決して表層的な装飾ではなく、楽器の響きやリズムを拡張する役割を果たし、彼の音楽観をより深く掘り下げる方向に作用しており、打楽器ソロのダイナミズムとアンビエント的な没入感、そして声や電子音による精神性がひとつに重なったサウンドとなっている。アメリカの映像作家ジョーダン・ベルソンによるカバーアートとも共鳴する、ミニマル・アンビエント、クラブ的な文脈から出発しながらも、その枠を超え、打楽器の未来形を提示しようとする作品。

Recently viewed