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Wilson Tanner - 69 (LP)Wilson Tanner - 69 (LP)
Wilson Tanner - 69 (LP)Efficient Space
¥4,882

あまりにも嬉しい〈Efficient Space〉からの奇跡のリプレス!オーストラリアに沸く現代ニューエイジの屈指の泉、Andras Fox = Andrew Wilsonが描くやすらぎ盤の第2章...
本作はAndrew "Wilson" 1人だけでなく、Not Not Funからデビューしたヴェイパーウェイヴ & AORの哀愁インスト紳士、あのEleventeen Eston = John "Tanner"とのプロジェクトです! メルボルンとパースの海辺や夕陽、都市の街なみをバックに想い想いのダンスでアンビエントなたけを演奏してきた彼ら。今作はその想い想いな部分が小さく小さく、空気やムードなレベルにまでおだやかに、しかしこれまでになく色濃い境地にまで達してます。Tannerのクラリネット、Wilsonのシンセが舞うA1 "Sun Room"からしてどうしましょう...
グラフィックと音楽が同じ土台でむすびつく、オーストラリアならではのアートワークもすばらしい。Emotional RescueやPalto Flats、Music From Memoryがそうしたように、数十年たっても語り継がれてほしいアンビエントの傑作です。

V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)
V.A. - Sky Girl: Compiled by Julien Dechery and DJ Sundae (2LP)Efficient Space
¥5,148
人気作が再プレス!Steve HiettやWilson Tannerの再発などでも知られる名門〈Efficient Space〉。フランスのコレクターDJ SundaeとJulien Decheryの監修のもと、Linda Smith、Gary Davenport、Bruce Langhorneまで、1961年から1991年にかけて残されたはみ出し者のフォーク・ポップ、ニューウェイヴ、アート・ミュージックの未知の名作の数々を紹介した同レーベルの看板コンピレーション『Sky Girl』が2022年度奇跡のリプレス!Scott Seskindの青春音楽ロードムービーから、Karen Marksの冷たいOZウェイヴ、イタリア系アメリカ人のやり手Joe TossiniのチャーミングなDIYストーリー、パリのアーティスト、Nini Raviolette & Hugo Werisによる幽玄なスローダンスのテーマまで、歴史的にも地理的にもスタイル的にも幅広いスペクトルで共鳴する楽曲たちの画期的ショーケース。全15曲共に公式ライセンスとなっています。
Thought Leadership - IV Of Cups (LP)
Thought Leadership - IV Of Cups (LP)Be With Records
¥5,951

Thought Leadershipによる、重厚なギターのレイヤーと808の低音を軸に、ポストパンクの影とドリームポップの淡い光を交差させた、世界に沈み込むような作品『IV Of Cups』。前作の軽やかなバレアリック感から一転し、本作ではメロディアスなベースラインとエーテル的なギターが感情の波を描くように響き、ローファイな質感がその揺らぎをさらに際立たせる。不安、喜び、愛、悲しみ、安堵、後悔といった感情が曲ごとに、あるいは一曲の中で交錯し、その揺れが静かに積み重なることで、静かな高揚感を生み出している。全体として、夢の中のポストパンクのような曖昧な光と影が漂い続ける、彼の作品群の中でも特に情緒の深さが際立つ一枚になっている。

Dennis Bovell - cLOUD mUsIc (LP)
Dennis Bovell - cLOUD mUsIc (LP)Be With Records
¥6,194

UKダブの巨匠 Dennis Bovell が雲を眺めながら作ったという未発表ライブラリー音源『cLOUD mUsIc』が初めて公式リリース。元々は Fold という音楽制作会社向けに作られたライブラリー音源で、軽やかで浮遊感のある雲の上のファンクは、ダブ特有の深い残響と空間処理、カリブ音楽の温度感と、コズミックな広がりが同居。ダブ、ファンク、カリプソ、レゲエ、スペースアウトした電子処理はジャンルを横断する Bovell の真骨頂で、リラックスしながらも、どこか奇妙でクセになるムードにあふれている。Dennis Bovell の幅広い音楽性とダブ・マジックが存分に発揮された、未発表音源とは思えない完成度の高い作品。

Emily A. Sprague -  Double Moon (7")Emily A. Sprague -  Double Moon (7")
Emily A. Sprague - Double Moon (7")Rvng Intl.
¥1,657

6月19日発売。Floristの中心人物として知られ、アンビエント/環境音楽の作家としても高い評価を受けるEmily A. Spragueが、〈RVNG Intl.〉から限定7インチ『Double Moon』をリリース。Spragueは近年アンビエント作品を深化させてきたが、本作は 数年ぶりにモジュラー中心の作曲へ回帰した作品で、彼女自身が語るところによれば、長年寄り添ってきたモジュラー機材との再会が創作の核となり、新しい始まりを象徴する楽曲として「Double Moon」が生まれたという。透明なレイヤーがゆっくりと重なり合う霧のようなモジュラー・シンセの揺らぎを中心に、V Haddadのコーラスが淡く漂い、音が現れては消える呼吸するかのような静かな音楽。Andrasのダブ・バージョンは、原曲の繊細さを保ちながら低域の揺れと残響の奥行きを強調し、もうひとつの「月」を提示している。

Robert Aiki Aubrey Lowe - Manifestations In The Shadow Of An Uncertain Land (LP)Robert Aiki Aubrey Lowe - Manifestations In The Shadow Of An Uncertain Land (LP)
Robert Aiki Aubrey Lowe - Manifestations In The Shadow Of An Uncertain Land (LP)Kou Records/Ideologic Organ
¥4,959

声とモジュラー・エレクトロニクスを用いた映画的な作風で知られるRobert Aiki Aubrey Loweによる最新作『Manifestations In The Shadow Of An Uncertain Land』。本作は、Chris Marker『Sans Soleil』、Peter Watkins『Punishment Park』、カフカ『流刑地にて』といった映像・文学作品からの影響を明確に示し、映画音楽・政治映画・エレクトロアコースティック作品へのオマージュとして構想。政治的混乱、身体と精神に刻まれる重圧といったテーマが音の揺らぎ・沈黙・不協和として立ち上がる。低域のうねり、声の残響、ノイズの粒子が重なり、恐怖・厳粛さ・推進力が同時に存在する音響地形が形成される。Bernard ParmegianiやLigeti を思わせる質感が浮かび上がる。映像と文学の記憶を媒介に、現代の不確かさを音で測量するかのような一作。

Del The Funky Homosapien - Future Development (Metallic Blue Vinyl 2LP)
Del The Funky Homosapien - Future Development (Metallic Blue Vinyl 2LP)RHYMESAYERS ENTERTAINMENT
¥5,178

6月26日発売。Hieroglyphicsの中心人物Del The Funky Homosapienが1997年にカセットとCDのみで発表、流通した幻の3rdアルバム『Future Development』が初のアナログ2LP化。本作は、メジャーを離れたDelが 完全DIY精神で制作した過渡期の重要作。哲学的で内省的なラップ、煙たいローファイ・ビート、ジャジーなサンプル、そしてHieroglyphicsらしい複雑なライム構造が全編に息づく。派手さよりも思索と観察に重心を置いたスタイルで、90年代西海岸アンダーグラウンドの空気を濃厚にまとった一枚。当時の西海岸を席巻していたG-Funkの煌びやかさとは対照的に、ジャズ・サンプルのループと、Delの独特なフロウが淡々と、かつ緻密に絡み合う、知性とユーモアが同居するアルバム。30年近い時を経た、知性派ラッパーの最も純粋な思索録。

Eldritch Anisette - Complete Fairytales (LP)Eldritch Anisette - Complete Fairytales (LP)
Eldritch Anisette - Complete Fairytales (LP)Numero Group
¥3,945

6月26日発売。1996年にデラウェアで結成され、わずか1年ほどの活動で姿を消した女性ヴォーカル・エモバンドEldritch Anisette。そのほぼ失われていた録音を、〈Numero〉が丁寧に掘り起こし、7インチ音源や未発表曲を含む全6曲をまとめた決定的アーカイブ盤『Complete Fairytales』。ざらついたギター、タイトで粗削りなリズム、そしてCourtney Millerの張り裂けるようなボーカルが、90年代中期のDIYエモ/インディの空気をそのまま閉じ込めた生々しい質感を生む。2〜3分台の短い曲を中心として、感情の揺れ幅は大きく、静かな緊張と爆発的なエモーションが交互に押し寄せる音楽性は、当時のローカルシーンならではの青さと切迫感に満ちている。短命バンドが残した青春の断片を、現代に鮮やかに呼び戻す一枚。  

The Lazarus Plot - Something Good Has Got To Come Out Of All Of These Goodbyes (LP)The Lazarus Plot - Something Good Has Got To Come Out Of All Of These Goodbyes (LP)
The Lazarus Plot - Something Good Has Got To Come Out Of All Of These Goodbyes (LP)Numero Group
¥3,945

6月26日発売。〈Numero〉が発掘した、イリノイはエルジンのスクリーモ第二波を象徴するバンドThe Lazarus Plotの全録音集。1998〜2000年の短い活動期間に残された7インチ2枚、スプリット、EP『The End』、コンピ提供曲、さらに未発表2曲までを網羅した決定的アーカイブ。ざらついたギター、突進力のあるドラム、Laura Laurentの張り裂けるような叫びが、90年代中西部DIYシーンの空気をそのまま閉じ込めた生々しい質感を生んでおり、メロディと爆発的なスクリームが交互に現れる構成は、エモとハードコアの境界に位置し、感情の振れ幅をそのまま音に刻みつける。1〜3分台の短い曲が多く、感情の瞬間を切り取ったような断片性がバンドの儚い活動期間とも響き合う。ローファイでありながら、距離の近い親密さと強烈な情緒の濃度を併せ持つ、あの時代のスクリーモの核心を捉えた作品。24ページのフルカラーブックレットも付属。

Yuri Suzuki - BLESS THIS ACID HOUSE (Yellow Vinyl 2LP)Yuri Suzuki - BLESS THIS ACID HOUSE (Yellow Vinyl 2LP)
Yuri Suzuki - BLESS THIS ACID HOUSE (Yellow Vinyl 2LP)abend kollektiv
¥6,500

MoMAパーマネントコレクション収蔵、Rolandとの共同制作、Pentagram Londonパートナー就任など、サウンドアートとデザインの分野で国際的に活動する、Yuri Suzukiによる最新作『Bless This Acid House』。約6年ぶりとなるアルバム作品が、〈abend kollektiv〉の限定2LPとして登場。
長年にわたり音そのものの知覚や空間性を探究してきたYuri Suzukiが、アシッド・ハウスの沼にひたすら深く潜り込み、TB-303のベースラインを軸に、オールドスクールなアシッドの快楽を宿しながらも、どこか建築的な視座を感じさせる緻密な音響感覚を共存させた、アシッド・ハウスへの愛情と実験精神が結実した一枚。マスタリングは名工Rashad Becker、ヴァイナルオンリーの限定200部カラー・ヴァイナル仕様。

塩見允枝子 / Mieko Shiomi - Requiem For George Maciunas (LP+A4 booklet+DL)塩見允枝子 / Mieko Shiomi - Requiem For George Maciunas (LP+A4 booklet+DL)
塩見允枝子 / Mieko Shiomi - Requiem For George Maciunas (LP+A4 booklet+DL)Art into Life
¥4,400

学生時代に参加した"グループ音楽”での先鋭的な音楽活動、また1964年からはフルクサスへ参加した事でも知られる塩見允枝子氏。1990年に招聘されたヴェネチアのフルクサス・フェスティバルは、その後の氏の活動に大きな変化を与える出来事となり、同年に創始者であるジョージ・マチューナスへの追悼を込め鎮魂曲をカセットフォーマットにて自主出版。
シンセサイザーのチェンバロとオルガンの音色で演奏した自作曲、逆再生した自身の声をテープに記録、その音源を業者に持ち込みヴェネチアの会場で録音した環境音と合成/編集を行ったテープ音楽作品。ラ・モンテ・ヤング、マリアン・ザジーラ、エリック・アンダーセン、ウィレム・ドゥ・リダー、ケン・フリードマンらフルクサスの重要作家らの声も使用、テープの特性を利用しユニークなアイデアと構造を盛り込んだ、氏の音源の中でも特殊な位置付けとなる作品。 

塩見氏が本再発版の為に書き下ろした新たな解説文、会場で撮影された当時の写真資料やスコアを掲載した、A4サイズの全8ページブックレット付き(日本語/英語)。LP版はDLコードが付属。マスタリングはGiuseppe Ielasiが担当。

Frail - No Industry [Paperback Edition] (LP)Frail - No Industry [Paperback Edition] (LP)
Frail - No Industry [Paperback Edition] (LP)Numero Group
¥3,945

6月26日発売。フィラデルフィアを拠点にしたハードコアパンク、エモバンド、Frailの活動を総括したコンピレーションアルバム『No Industry』が大名門〈NUMERO〉より登場!!Frailは強烈な音と政治的なメッセージでシーンに大きな影響を与えたバンドで、彼らの音楽は、鋭く荒々しいサウンドで知られ、ストレートエッジの姿勢を貫きながらも、パンクとエモの枠を超えた革新的なアプローチを取っていた。本作は2025年に30年ぶりの再結成ライブを果たした彼らの、90年代初頭に短期間活動していた時期の音源が収められている。〈Yuletide〉〈Bloodlink〉〈Kidney Room〉といったレーベルからリリースされたシングルを中心として、さらに、数多くのコンピレーションアルバムに参加した曲も含まれており、Frailの音楽の多様性を感じられる内容となっている。バンドの音楽は、単なるノイズや攻撃的なサウンドにとどまらず、社会的な不満や政治的なメッセージを強く打ち出しており、90年代の硬派なエモやハードコアの精神を色濃く反映している。

Kalia Vandever - Mana (Hibiscus Vinyl LP)Kalia Vandever - Mana (Hibiscus Vinyl LP)
Kalia Vandever - Mana (Hibiscus Vinyl LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥5,186

トロンボーン、そして静謐なピアノと歌声がスピリチュアルに溶け合うアンビエント・ジャズ・シーン注目の逸材。
作曲家/トロンボーン奏者/ヴォーカリスト、カリア・ヴァンデヴァーによる〈International Anthem〉からのデビュー作『Mana』は、前作のドリーミーな感触を引き継ぎつつ、より広がりのある音響世界へと踏み込んだ意欲作となっている。

モダン・ジャズからアンビエント、エレクトロ・アコースティックまでを横断する作風で、エフェクトを重ねたソロ・トロンボーンと、坂本龍一を想起させる静謐なピアノが織りなす空間的サウンドが核となっている。長音を基調としたメランコリックなブラスの旋律は、リヴァーブやピッチシフトによって霞がかった質感へと変容し、そこに私的な歌が重なることで、深い情感と親密さが表現されている。

ジャンルに縛られない活動や多様な観客との出会いを経て獲得した自由さは、より内省的でリリカルな表現へと結実。ハワイの文化における「マナ」という概念を背景に、祖先や土地とのつながり、喪失や愛といった感情を内包した本作は、静けさの中に確かな強度を宿す音響体験として響く。

Aphex Twin - Computer Controlled Acoustic Instruments Pt2 EP (LP+Obi)Aphex Twin - Computer Controlled Acoustic Instruments Pt2 EP (LP+Obi)
Aphex Twin - Computer Controlled Acoustic Instruments Pt2 EP (LP+Obi)WARP
¥4,086

(数量限定/日本語帯付き/解説書封入)アコースティック楽器をコンピューター制御で演奏するという実験的コンセプトを持つ、2015年にリリースされたEP。ミニマルかつ断片的な楽曲は、ピアノやドラムの物理的な響きを残しながらも人間の手では実現不可能なリズムやフレーズを描き出す。まるでロボットが奏でる即興演奏のような奇妙な音世界は、現代音楽やサウンドアートにも通じる前衛性を備えている。エイフェックス・ツインの「実験精神」の象徴として評価される重要作。

Gilles Peterson - Gilles Peterson Presents International Anthem (2LP)Gilles Peterson - Gilles Peterson Presents International Anthem (2LP)
Gilles Peterson - Gilles Peterson Presents International Anthem (2LP)INTERNATIONAL ANTHEM RECORDING COMPANY
¥4,872

ロンドンを拠点とするの名DJであり、キュレーター、レーベル主催者でもあるGilles Petersonによる、シカゴの革新的レーベルInternational Anthemへの深い愛とリスペクトを込めたコンピレーションが登場。スピリチュアル・ジャズ、エクスペリメンタル、ソウルフルで未来志向のビート・ミュージックなど、ジャンルを越えながらも一貫して「今の表現」であることを貫くInternational Anthemのサウンドから、Petersonは自身の番組(BBC 6 Music、Worldwide FMなど)でのオンエアを振り返り、特に印象的だった楽曲たちをセレクト。このアルバムは、International Anthemの設立11周年(IA11)企画の一環として制作されたもので、レーベルの過去10年の軌跡をたどりつつ、次の10年へのヴィジョンも込められている。Makaya McCraven、Angel Bat Dawid、Ben LaMar Gayといったレーベルを象徴するアーティストたちの代表曲に加え、未発表のライブ音源も収録。都市とスピリチュアリティ、混沌と希望が交差する、シカゴ・アンダーグラウンドの空気感がそのままパッケージされたような作品となっている。

Yazz Ahmed - Shinrin-Yoku (LP)Yazz Ahmed - Shinrin-Yoku (LP)
Yazz Ahmed - Shinrin-Yoku (LP)Night Time Stories
¥6,365

UKジャズシーンの天才トランペッターが、2020年に録音した楽曲群をLPリリース!Shabaka、Nala Sinephro好きも必聴、限定500枚プレス。
現代ジャズ・シーンを牽引するトランペッター、ヤズ・アハメッドによる本作は、自然界がもたらす癒しの力に焦点を当てたスピリチュアルな音楽集。終わりなき争いや分断が続く現代において、内なる平穏と人と自然とのつながりを取り戻すことを願い制作された。2020年、自宅およびデンマークやUKの盟友たちとリモートで録音された楽曲群は、静謐で広がりのあるサウンドスケープを描き出し、聴き手を深い内省へと導く。

シネマティックな音像とアンビエント的な浮遊感を備えた本作は、シャバカ・ハッチングスやテオン・クロスにも通じる先鋭的な感性を感じさせる。前作『A Paradise In The Hold』での高い評価や、Jazz FMアワード受賞、アイヴァー・ノヴェロ賞(革新部門)受賞など、その実績は折り紙付き。

世界限定500枚でリリースされる本作は、混沌とした時代に静かな光を灯す、重要な一枚となっている。

Sarah Davachi - Two Sisters (Dark Green Vinyl 2LP+DL)Sarah Davachi - Two Sisters (Dark Green Vinyl 2LP+DL)
Sarah Davachi - Two Sisters (Dark Green Vinyl 2LP+DL)Late Music
¥5,815

60〜70年代のミニマル音楽、バロック音楽、スタジオ環境における実験から影響を受け、アナログ・シンセサイザー、ピアノ、電子オルガン、パイプ/リード・オルガン、ヴォーカル、テープ・サンプラー、管弦楽といった多彩な音色を用いた楽曲制作を行うカナダ出身のアーティスト、Sarah Davachiが最新アルバム『Two Sisters』 を自身のレーベル〈Late Music〉からリリース!
本作には室内アンサンブルとパイプオルガンのソロが収録されている。カリヨン(非常に大きな鋳鉄製のベルで構成された鍵盤楽器)、合唱、弦楽四重奏、低音木管楽器、トロンボーン四重奏、そしてサイントーンや電子ドローンを含む多様な楽器が使用されている。
パイプオルガンは、1742年製のイタリア製トラッカーオルガンで、現在はアメリカ南西部の砂漠地帯に設置されている、非常に珍しいパイプオルガンのサウンドが収録されている。

Sarah Davachi - Let Night Come On Bells End The Day (Yellow Vinyl LP)Sarah Davachi - Let Night Come On Bells End The Day (Yellow Vinyl LP)
Sarah Davachi - Let Night Come On Bells End The Day (Yellow Vinyl LP)Late Music
¥5,343

2018年に発表されたDavachiの5作目のアルバムで、その年のWire誌"Top 50リリース"で第6位に選ばれた。メロトロン、エレクトリック・オルガン、ピアノ、シンセサイザーによる、夕刻のための楽曲を集めた作品集。

カナダ出身のシンセシスト、Sarah DavachiがSean McCannの主宰のRecitalから2018年にリリースした超人気作にしてキャリア最重要作が待望の再プレス。デビュー以来、軸のあるミニマル・ミュージックへと取り組み続けてきた彼女の音楽も随分と深いところまで来たように感じます。ロマンティシズムを讃える祝福的和音と、持続する永遠の引用のような多幸感。音楽の中へと入り込む、あるいは万華鏡の中へと侵入して、音の波に没頭する、ミニマル・ミュージックの至高体験的一枚。あるいは街の灯りのような優しげに寄り添う環境音楽の、影当たるところで眠っている子供達。イーノの子供達は皆健やかに・・・

Horse Lords - Demand to Be Taken to Heaven Alive! (LP)
Horse Lords - Demand to Be Taken to Heaven Alive! (LP)RVNG INTL.
¥3,587

ボルチモア発のエクスペリメンタル・ロック・カルテットHorse Lordsが、ロックの枠を越えて進化し続ける最新作。ギター、サックス、ベース、ドラムがそれぞれ独立した周期で動きながら、ひとつの巨大な構造物として立ち上がる独特のアンサンブルは健在で、今作ではそこに初めて本格的なヴォーカルが加わることで、音の層に新しい呼吸が生まれている。反復するフレーズが少しずつズレ、絡み合い、やがてトランス感を生むプロセスは、ミニマルミュージックとポストパンクの鋭さが同時に走るような感覚。バスクラリネットやトロンボーンの低音が加わる場面では、音響的な厚みが増し、複雑な構造にもかかわらず強烈に身体を揺らすグルーヴが生まれている。知的でありながら、ライブバンドとしての生々しさも失わない、Horse Lordsの現在地を鮮やかに示す一枚。

Turn On The Sunlight - Iseo (LP)Turn On The Sunlight - Iseo (LP)
Turn On The Sunlight - Iseo (LP)Music From Memory
¥4,796

マルチ奏者、作曲家、プロデューサーのJesse PetersonとLAの大人気パーカッショニストCarlos Niñoを中心とした音楽プロジェクト、Turn On The Sunlightによる、ロサンゼルス、東京、ロンドン、メキシコのサン・ミゲル・デ・アジェンデ、そしてハワイ・マウイ島など、世界各地で録音された素材を編み込んだレイアーが重なり合うアンビエント作品『Iseo』。Laraaji、Mia Doi Todd、Ko Ishikawa、Luis Pérez Ixoneztliなど、国境を越えた多数の音楽家が参加。シンセ、ギター、ツィター、フルート、尺八、声、環境音が柔らかく重なり、オーガニックで呼吸する音楽が生まれている。音は配置されるのではなく、時間の中で自然に沈殿し、混ざり合い、形を変えていく。中心曲「Medianoche En La Calle Aurora」は15分にわたり、光と影のあいだを漂うような静かな変化を描く長編。コミュニティの演奏が生む開放性が強く、個人の作品というより場としての音楽が広がる。静かで温かく、どこか神秘的な一枚。

The Havels / Irena & Vojtech Havlovi - Saving One Who Was Dead / Little Crusader (LP+DL)
The Havels / Irena & Vojtech Havlovi - Saving One Who Was Dead / Little Crusader (LP+DL)SIRIUS
¥4,198

チェコの古楽デュオIrena & Vojtech Havloviが手がけた、映画『Saving One Who Was Dead』と『Little Crusader』のサウンドトラックをまとめた作品。喪失・祈り・再生というテーマをヴィオラ・ダ・ガンバ、オルガン、声のみによる削ぎ落とした構成で描き出した純度の高い音楽で、録音は主にプラハの教会で行われ、オルガン曲は ミラノの教会で収録。長い残響がヴィオラ・ダ・ガンバやオルガンの音をゆっくりと空間に広げ、音と静寂が対話するような構造が生まれている。音楽は、宗教音楽とも民俗音楽ともつかない独特の透明感を持ち、チャントの声は言葉よりも息の流れが前に出る。ヴィオラ・ダ・ガンバの柔らかな倍音がそれを包み込み、時間がゆっくりと伸びていくような静かな緊張が続く。古楽器の響きは中世的でありながら、構造は現代音楽のミニマリズムに近く、静謐なアンビエントのようにも聴こえる時代やジャンルを超えた普遍性を感じさせる。知覚を静め、微細な美しさに注意を向けさせるための音楽。

Economy of Meaning - Mind Sink (LP)Economy of Meaning - Mind Sink (LP)
Economy of Meaning - Mind Sink (LP)TAX FREE RECORDS
¥3,689

コペンハーゲンを拠点に、カセットテープや日常のオブジェクト、環境音を用いて極めて親密でプライベートな音響世界を編み上げるデンマークのサウンドアーティストKristoffer KjærskovによるプロジェクトEconomy of Meaningによる、浮遊するアンビエンスと断片的ループのコラージュ『Mind Sink』。制作はコペンハーゲンのアンダーグラウンドな実験音楽、テープレコーディング・シーンに深く根ざして行われ、フィールド録音、ギター、オブジェクト、シンセなど多様な音素材がレイヤーされている。音は一定の重力から解放されたように漂い、短いフレーズや質感の断片がゆっくりと重なり合う。自然音・環境音・物音のレイヤーが電子音と混ざり、いつかどこかの記憶のような曖昧な風景が立ち上がる。また、意図的に残された微細なノイズやテープのヨレが、この曖昧な風景に独特の陰影と平熱の体温のような温かみを与えている点もなんとも言えない魅力で、北欧の静謐な空気の中で、時間の流れを優しく歪ませてしまうような、至福のエクスペリメンタル・チルアウトがじんわりと響いてくる。

Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")
Ricardo Villalobos & Mohammad Reza Mortazavi - Swamp (Ricardo Villalobos Version) (12")Latency
¥3,521

イランの打楽器奏者Mohammad Reza Mortazaviが生み出した原曲「Swamp」を、ミニマル・テクノの巨匠Ricardo Villalobosが24分超の長尺ミニマルへと再構築した12インチ。ペルシャ伝統打楽器トンバクの超高速ポリリズムと、Villalobos特有のしなやかな低域グルーヴが交差する、文化と身体性が溶け合う異色のコラボレーション。原曲はわずか4分弱のパーカッション曲だが、Villalobosはその粒立ちの強い打撃音を素材に、伸び縮みするような反復や微細な揺らぎを加えながら、じわじわと沈み込むようなミニマルへと拡張。音が少しずつ変質し続ける長尺構造は、グルーブとしての没入感と、実験音楽としての緊張感を同時に生み出している。トンバクの倍音やアタックを電子音のパーツとして再定義するかのような、あまりにも深い音の沼。

Evanora Unlimited - Lustful Expanse (LP)
Evanora Unlimited - Lustful Expanse (LP)Not On Label
¥4,826

USアンダーグラウンドの異才Evanora Unlimitedの破壊的ポップの原点をもっとも荒々しい形で体験できる初期作品『Lustful Expanse』。全曲1〜2分台というスピード感の中で、金属的なビート、ざらついたノイズ、歪んだシンセが一気に押し寄せる。インダストリアルの攻撃性とパンクの衝動が直結した、破裂するようなエネルギーがアルバム全体を貫いている。Evanoraのヴォーカルは、囁き、語り、叫びが混ざり合い、感情がそのまま音になったような生々しさを持つ。ゲストとしてHiHelgaが参加する「Willow’s Perception」は、荒々しいノイズの中にメロディの影が差し込む異質な存在。破壊的な音像の中にふと現れる静けさが、アルバムの緊張感をさらに高めている。後半には全曲のインスト版を収録し、ビートの骨格やサウンドデザインの細部がより鮮明に聴こえ、プロダクションの鋭さと精密さが際立つ。二層構造によって、作品の奥行きがより深く感じられるアルバム。

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