MUSIC
4977 products
1960年に〈Riverside Records〉より発表。大胆にして拡張性溢れる伝説的ジャズマン、Yusef Lateefの名作『The Three Faces Of Yusef Lateef』がアナログ・リイシュー。Ron Carter (cello)、Lex Humphries (drums)、Hugh Lawson (piano)といった豪華面々が参加!デューク・エリントン作曲の「I'm Just a Lucky So-and-So」など、穏やかなグルーヴァーを奏でる、絶頂期のサウンドを堪能できる一枚。
モスクワ・オリンピックのテーマ曲への起用でも知られるソ連電子音楽の巨匠と言える存在Eduard Artemievが手がけたタルコフスキー監督作品「惑星ソラリス」サウンドトラックが、Christina Kubisch、Hans-Joachim Roedeliusなど、幅広くアヴァン/実験系を手掛けるロンドンの〈Song Cycle Records〉よりLP+Book+CDというボックス仕様でリリース!Bachの有名なChorale Prelude In F-Minorアレンジを始め、どれも幻想的で情緒があり、巨大な宇宙がそびえ立つ情景ばかり。このバッハの曲だけでも崇高な響きがあって素晴らしい。この作家は交響作品Warmth Of Earthなんかでも有名ですが、今作も芯から震える電子音楽の力強い魔力が詰まった名盤の1枚。73枚ものエクスクルーシブ&未公開な貴重写真と7枚のイラストレーションをフィーチャーした書籍+LPと同内容のCD仕様。
深谷が生んだ異形のロック・バンド、突然段ボール、1991年発表の傑作『抑止音力』。2008年に再発されるまで中古盤市場でかなりの額で取引されていた、日本のロック史に残る大名盤。リズム・マシーンとギターを中心に構築された、ユニークきわまりない尖鋭サウンドと、故蔦木栄一による反逆精神あふれる詩と歌が途方もなく刺激的だ。これぞパンク!これぞロック!
このアルバムを聞かないでいて日本のロックを語るべからず。『抑止音力』を聞いたことがない方は、早いうちに聞いたほうが良い。それだけは間違いない。
ーJOJO広重
LOU REEDのキャリア史上でも最も豊かで多彩な時期のひとつである1972年RCA時代の作品。
DAVID BOWIE & MICK RONSONが制作に大きく関与したことを示すグリッター・サウンドと、ニューヨーカーならではのREEDの粋なメロディ・センスの融合。そんな中、ロッキンなギターを排除した"WALK ON THE WILD SIDE"がやはり出色の名作です。
限定ブロンズ・レコード仕様。
今は確信を持って言える、60年代最高の女性シンガーの1人。1960年代前半からNYグリニッチ・ヴィレッジで活動、ステージでも共演していたボブ・ディランからも後にフェイバリットに挙げられるなどしていたものの、決して商業的成功をおさめることのなかった孤高の女性シンガー、Karen Dalton。その1971年大傑作2ndアルバムであり、最大の人気作が50周年記念デラックス・エディションで登場。伸びやかなギターやヴァイオリンの響きと美しいピアノの演奏が清々しさすら感じさせるポジティブな「Something On Your Mind」、1st「It’s So Hard To Tell Who’s Going To Love You The Best」ゆずりの渋さと人生を悟りきったような平く穏やかな歌声が素晴らしい「When A Man Loves A Woman」、フォークロアテイストの溢れる「Katie Cruel」等々比較的バリエーションに富んだないようですが、どれも素晴らしいの一言。1stの枯れきった渋い演奏と歌声は唯一無二の傑作でしたが、2ndでは独特の枯れたハスキーな歌声がより豊かになっています。アクの強い1stがあまり好みでないという方にもオススメ。
1–10: Originally released as Just Sunshine – PAS 6008, 1971
11–13: Alternate Takes from album sessions, 1970/71
14–15: Recorded live at Beat Club, Germany, April 21, 1971
16–19: Recorded live at The Montreux Golden Rose Pop Festival, May 1, 1971
今はもう帰らぬ鮮やかな日々の喧騒・・・・場末の酒場での一夜限りの逢瀬と、哀愁に染まる宵闇のバラッド。まさにUSソウルの裏の金字塔とも言うべき、心に沁みるオブスキュア・ソウルの数々を収めた一生モノの一枚。これは是非ヴァイナルで聴いてほしい、濃密な音楽体験をお約束出来る強力な傑作コンピ!ライナーノーツや貴重な写真の数々を掲載した24ページに渡る豪華ブックレットが付属。金箔プリント・カバー仕様&レコードは高級ブラック・スリーヴに収納。限定盤。これは特大レコメンド盤ですよ。全音楽好きに大・大・大・大・大推薦です!
版元完売、最終入荷です。日本の一部の音楽好事家の間で長年話題になっていたカルト・アンビエント作品が数量限定でバイナル化。衝撃的かつ幽玄な神秘のサウンド。
奈良県山添村の障がい者支援施設『大和高原 太陽の家』の利用者12名による、単音打楽器<クワイヤーチャイム>の演奏。一音一音、無作為に奏でられた瑞々しく透明な音色は、連なりながらやがて美しい音楽に姿をなす。これほどまでに純真無垢な音楽がほかにあっただろうか。この作品は、聴く者の潜在意識へ奥深く浸透する、究極の即興アンビエントである。
Chee Shimizu
障害者の演奏、という世界的にも稀な作品ということで文化的な要素も高く、海外含め、多くの人に聞いていただきたいです。余談ですが、奈良だけでも200行以上の施設があるとのことで、全世界の施設関係者には是非とも聴いていただけたら幸いです。
本作は、2011年3月11日に発生した未曾有の大災害 東日本大震災をきっかけに、震災で亡くなられた方々への追悼と、多くの問題を抱える世界の為に何か発信できないかという思いのもと施設『大和高原 太陽の家』のアートディレクターでありパーカッショニストの山浦庸平によって始動されたプロジェクト。
施設にあったクワイヤーチャイムという振り下ろすだけで美しい音色を出すことができる楽器を使い、施設利用者の特性を活かした音楽表現をアイデアに心地良くなるような音階で選んだチャイムをそれぞれの好きなタイミングで鳴らすという極めてシンプルな方法で即興演奏を実践。「まわりに合わせる必要はない、どのタイミングで鳴らしてもよい、瞬間瞬間の自分とメンバーの音に身を委ねて味わう」これらのポイントを演奏者で共有することで安心感の中で”あるがまま”の間合いが生まれ、それぞれが個性的で心地よい音世界が広がった。
楽器に親しめるよう数ヶ月のリハーサルを経た後、同年10月8日に施設内のホールにて行われた録音は演奏者12名がその場の直感でチャイムを選び、音の出し引きを最小限に抑え、強い音や弱い音、長い間合いや短い間合いで一音一音丁寧に演奏。彼らが放った音と意図なく次々に生まれる旋律は内面の奥深くまで響きその場は神聖な雰囲気に一変。このメンバーだからこそ具現化できた奇跡的なテイクとなった。作品は当初CD-Rとして施設で自主販売されていたが、制作から約10年が経った今、コロナを始めより多くの問題を抱えている世界の状況をみて、改めて作品を世に発信したいとの思いのもとプロジェクトが再始動。このたびCD、そしてLP2枚組のアナログ盤としてリリースされることとなった。
また、高品質な国内プレスにこだわった本作は、昨今独自のレコード生産ラインを国内に確立したTUFF VINYLとタッグを組み、JUZU a.k.a. MOOCHY主宰CROSSPOINT、Chee Shimizu主宰17853 Recordsとのトリプル・ネーム・リリース第二弾となる。
奈良県山添村の障がい者支援施設『大和高原 太陽の家』の利用者12名による、単音打楽器<クワイヤーチャイム>の演奏。一音一音、無作為に奏でられた瑞々しく透明な音色は、連なりながらやがて美しい音楽に姿をなす。これほどまでに純真無垢な音楽がほかにあっただろうか。この作品は、聴く者の潜在意識へ奥深く浸透する、究極の即興アンビエントである。
Chee Shimizu
障害者の演奏、という世界的にも稀な作品ということで文化的な要素も高く、海外含め、多くの人に聞いていただきたいです。余談ですが、奈良だけでも200行以上の施設があるとのことで、全世界の施設関係者には是非とも聴いていただけたら幸いです。
Williamsが担当しています。Williamsが手がけたTimmy Thomasによるコズミック・クラシック"Africano"のベースラインを借用した"Soft Touch"(A-1)、レアグルーヴの金字塔Wooden Glassでも知られるDramaticsの"In The Rain"のレゲエ・カヴァーなど、始めとした良曲揃いで、濃厚なブギー/ファンク/ジャマイカン・レゲエを繰り広げる至高の一枚。
元は82年に制作され、自主で出版していたという稀少作。David Rosenboomの電子音が可愛らしく舞い、Robert Ashley作品にも関わるJacqueline Humbertが優しく囁くというもの。醸し出す楽園的空気が心地良く、大御所の珍作としても、キッチュな女子ボーカルものとしても、1つの音響ポップとしても存分に楽しめる好盤です。
アフリカ南部ジンバブウェのショナ族に伝わる伝統楽器であるムビラ。ラメラフォーンの一種であるが、ぬくもりのある音色と立体的な音像が非常に魅力的な楽器です。ショナ族の信仰の中で最も重要な精霊を守護する家系、ムジュル家の中でも音楽的な才能に最も恵まれたものの一人がエファット・ムジュルです。エファットと彼が率いるバンドThe Spirit of The Peopleが1983年に残した完全アコースティック伝統音楽傑作録音がAwsome tapes from africaよりリイシュー!
瓢箪に豆を入れたシェーカーとムビラ、あとは声とハンドクラップだけで作られた音楽は素朴でありながら繊細で、芳醇な歌心が存分に発揮されていて、素晴らしいの一言!エファットならではと言える内向的で抑制された静けさを感じる音楽は、ショナ族のみならずアフリカの伝統音楽全体を見回してもあまりない貴重なものです。民族音楽では珍しい七音音階であることもあいまって、共感して愛聴していけること請け合いです。民族音楽好きのみならず、様々な方に聞いてもらいたい一本です。大推薦!