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関西を拠点に活動し、日本のテクノ黎明期を支えた山本アキヲと佐脇興英による日本のテクノ/アンビエント/IDMユニット Tanzmuzik の1994年の名盤『Sinsekai』。YMO的なリリカルさと欧米テクノのミックスによる独自の音楽性を持ち、柔らかく幻想的なサウンドスケープがアルバム全体を包み込んでいる。1994年のリリース当時から「日本テクノの嚆矢」とされ、幻の名盤として語り継がれてきた作品が、リマスターによって音質を現代的にアップデートし、さらにシングルやコンピ収録曲を追加して待望の再発!

2025年限定リプレス!吉村弘 - Green「ふと目がさめると、午後の向う側。グリーンなサウンドが、まわりの風景をつつみこみます」。今年度ベストと言える最重要リリース!テン年代に隆盛したニューエイジ・ミュージック・リバイバルの中で巨大な再評価を浴び、今や国産アンビエントの中でも最大級の人気を誇る一枚が公式再発!日本の環境音楽/アンビエントのパイオニア、吉村弘が86年に発表したキャリア重要作品「Green」が、日本の知られざるアンビエントやニューエイジ、環境音楽を一挙コンパイルした昨年の大傑作編集盤「Kankyo Ongaku」(グラミー賞ノミネート!)も爆発的な人気を博した大名門〈Light In The Attic〉から初となる復刻リリース!
オリジナルは10万円越えで取引されることも多々な鬼レア盤にして、某動画サイトの再生回数は200万を優に超える超人気作!70年代にはタージ・マハル旅行団の公演にもゲスト参加、80年代からは、数多くのミュージアムやテレビ番組、ギャラリー、ファッション・ショー、公共施設、化粧品会社などに至るまでデザインや音響を手がけ、現代日本の都市のサウンド・デザインにも寄与してきた吉村弘。『Green』は吉村自身もフェイバリットに挙げていた音源で、ホーム・スタジオにて1985年から86年の冬にかけてYAMAHAのFMシンセサイザーで録音された作品で、忙しい東京の都会の喧騒とはまるで対照的に、ゆったりとした色調でやさしく広がるエヴァーグリーンなサウンドを披露。どこまでも優しく風雅に響き渡り、人の心へと確かな潤いと彩りをもたらしてくれる極上の一枚(本作の制作の際には、吉村自身もふと眠ってしまったことがあったとのことです。)ヴァイナル・リマスタリング仕様&〈RTI〉での高品質プレスと盤質も万全。これまで未公開だった吉村手書きのトラック・ノートも付属。これはアンビエント~ニューエイジ・ファンならずとも、全音楽好きが一度聴くべきマスターピースです!

ネブラスカ州オマハ出身のドラマー兼作曲家であるAmbonisye Lord Shepherdが1981年に自主制作した、ソウルとジャズが深く融合したスピリチュアルなアルバム『Evidence For Real』。長らく幻とされてきた名盤が、〈Frederiksberg Records〉により40年以上の時を経て初の公式リイシュー!母の死をきっかけに始まった精神的な旅路を音楽に昇華した、深いパーソナルな物語性を持つアルバムで、ネブラスカ州オマハの黒人コミュニティ24th & Lake地区で育った彼は、音楽を通じて癒しと高次の意識への到達を目指し、ハリウッドやハーモサビーチのスタジオで親しい仲間たちと深夜のセッションを重ねた。ベースのEssiet Essiet、キーボードのRené Van Helsdingen、サックスのReginald Alexanderら実力派ミュージシャンが参加し、ジャズ・ファンクやソウル・ジャズ、語りかけるようなヴォーカルと即興演奏が交錯する豊かな音楽世界が展開されている。個人の物語と普遍的な探求が交差する音楽的ドキュメントであり、静かな輝きを放つ、スピリチュアル・ジャズの隠れた名作。
〈Metalheadz〉の創設者Goldieによる、ドラムンベースというジャンルそのものを形作った伝説的デビュー作『Timeless (30th Anniversary Edition)』が30周年を記念してリマスター&1995年以来のダブルLP仕様で再発。Diane Charlemagneによるソウルフルなヴォーカル、重厚なベースラインと繊細なストリングスが交錯する代表曲「Inner City Life」、クラブトラックでありながら交響曲のような流れを持ち、聴き手を没入させる約20分に及ぶ壮大な組曲「Timeless」など、ブレイクビーツにアンビエント、ソウル、ダブの要素を取り入れ、当時のクラブ・ミュージックを芸術作品として昇華させたアルバムと評される名作。

1月9日発売。Allen GinsbergやJack Kerouacと並ぶビート詩人の一人であるグレゴリー・コルソの最後の声の記録を収めた歴史的アルバム『Die On Me』。2002年にCDで発表されていたものをリマスターし、〈Shimmy-Disc〉からクリア・ヴァイナル仕様で登場。1959年から2001年にかけての録音が収められており、コルソが自作詩を朗読し、人生や芸術について語る親密な記録で、詩の朗読とともに、友人たちとの会話を通じて彼の人間的な側面が浮かび上がる。Allen Ginsberg、Marianne Faithfull、Studs Terkelらビート世代の重要人物たちもゲスト参加。ビート世代の文化的遺産として、文学・音楽両面で大きな意味を持つ作品。
元Kyussのヴォーカリスト John Garcia が率いた短命バンド Slo Burn による、オリジナルは1997年発表の唯一のスタジオ作品『Amusing The Amazing』。Kyuss直系の重厚なリフとJohn Garciaの力強いヴォーカルが中心となって、荒涼とした砂漠の風景を思わせる広がりと乾いた質感を持つサウンドを生み出している。ゆったりしたテンポ、サイケデリックでブルージーな雰囲気に浸れるストーナーロックの隠れた名盤。

ジャパノイズ伝説Merzbowが、1994年にスイスのThe Releasing EskimoからCDでリリースしていた名盤が、Hospital Productionsより未発表音源を追加してリマスター2CD再発。爆音と共に高速で動く音の渦が、世界が崩れ落ちた後の虚無ゾーンを感じさせてくれる重厚なシュルレアリスム・ノイズ傑作。これは覚醒してます。エンボスで箔を押したゲイトフォールド仕様、ミニ・ポスター付属、アートワーク共々最高です。
巨匠アルバート・アイラーとドン・チェリーによる歴史的ライブ録音を収めた4LPボックスセット『Europe 1964』。1964年秋のヨーロッパ・ツアーを記録した貴重な音源で、これまでCDやデジタルで流通していたものが初めてのヴァイバル化。自由奔放でありながら強烈な推進力を持ったリズムセクションの上でアイラーの咆哮のようなサックスと、チェリーの鋭いコルネットが対話。全体の印象は霊的・儀式的な雰囲気を帯びている。60年以上経った今でも鮮烈に響く、フリージャズの精髄。全曲リマスター済みで、ブライアン・モートンによるライナーノーツを収録したブックレットも付属。

今回のみの特別価格です。『ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド』にも掲載したキャリア中でも異色の一作!Hal Willnerとの共同プロデュース作品。Lou Reedの20枚目にしてソロ最終作となった『Hudson River Wind Meditations』が〈Light in the Attic〉より待望のCD/LPリイシュー!自己啓発/瞑想音楽/ワールドミュージック系の作品やオーディオブックをリリースしている米国のレーベル〈Sounds True〉より2007年にCDオンリーで発表され、激レア化していた一枚であり、アナログ化は今回が初。太極拳やボディ・ワークの補助的な作品として、身体や心、精神をリラックスさせる事を目的に録音した瞑想音楽のコレクションとなっています。さすがレジェンドの作品だけあり、圧巻のサウンドスケープを披露した重厚でサイケデリックなドローン/アンビエントの大傑作アルバムです!

アンビエント殿堂入りとも呼べる、William Basinskiの2003年発表の傑作が待望のリマスター・ヴァイナル再発。元は80年代に録音していたものを集め、自身のレーベルから発表していたCD-R作品。ピアノやサックス、テープのループから生み出される空間はどれも憂鬱ともなう小さな響きでいて、それらが何曲も集まることで退廃的で静謐な美しさが広がります。マスターピース!

「植物のための、そしてそれらを愛する人々のための暖かな地球の音楽」これまで幾度となく非公式再発が為されてきた歴史的名盤が遂に公式再発!70s視点で空想未来を飛行する絶品のSci-Fi電子盤!ファンク/ディスコ脈でも大いに作品を生み出し活躍したカナダの作曲家、Mort Garson(1924-2008)の76年大傑作がなんとSacred Bonesから復刻リリース!
当時ロサンゼルス近郊でSimmons社のマットレスを購入した際に、ノベルティ用として制作されたレコードで、内容はそのタイトル通りの光合成ヒーリング・ムーグ・ポップ・サウンドスケープ集。まさかのSacred Bonesからの再発と言うのもある意味驚きですが、同レーベルの根差してきたサイケ感のルーツといったところでしょうか。1曲目から凄まじい埃の臭いと哀愁に満ちていて、空想する楽しみが豊かに息づいてます。ライブラリー音楽からコスミッシェムジークを通ってアンビエントまで直結のBGM具合です。ただただ暖かく、ある意味ニューエイジで未知の光景へ想いを馳せたくなります。モンド~エレクトロニック系のファンにも是非。

オリジナルは1970年にリリースされたFunkadelicのセルフタイトル・デビュー作が、〈Org Music〉による〈Westbound Records〉再発シリーズの一環として、マスターテープからの丁寧なリマスタリングを経て音質も格段に向上してのリイシュー。本作は、ジャンルの境界を突き破るカオティックでスピリチュアルなグルーヴに満ちており、Motown的な洗練とは真逆をいく、荒削りで予測不能なブラック・サイケの金字塔。歪んだギター、即興性、スピリチュアルな曖昧さを武器に、黒人音楽の可能性を一気に拡張してみせた。Eddie Hazelのギターをはじめとする若きバンドメンバーの熱量と、George Clintonのストリート哲学が融合した、混沌と自由の音楽革命。
オリジナルは10万円超で取引もされている激レア盤。1975年に若きシンガーソングライター、ダグ・ファイアボーがバージニア州ロアノークの安モーテルにこもってわずか3日間で吹き込んだ私的で濃密な一枚『Performance One』。ナッシュビルの音楽シーンに飛び込みたいという夢を胸に、全曲を自ら書き、自ら歌い、ギターをつま弾く。伴奏にペダルスティール奏者を一人だけ招き、カントリーやフォークを土台にした、淡く霞がかったようなコズミック・アメリカーナの秘宝。都会のスタジオ録音とは無縁の、閉ざされた部屋に染み込むような音の質感が魅力で、そこには夢への焦がれと孤独な旅の匂いが同居している。当初は小さなグレーマーケット・レーベルからひっそりと流通しただけで、長く知る人ぞ知る存在だったが、このたび〈Numero Group〉が50周年記念としてリマスター。くすんだ質感や漂うような空気感を保ちながらも細部をくっきりと浮かび上がらせ、当時の生々しさと儚さを、現代に甦らせた価値ある再発。

スムースでいてセクシー、そしてシンシーで広大なサイケデリアを醸す、この上を知らないスウィート・ソウル・ミュージックの大大大名作。オリジナル盤は軽く10万円を超えて取引されている、まさに幻の一枚と言えるアルバムです!アメリカ・オハイオ出身の短命なソウルグループであった”Wee”が、1977年に〈Owl Records〉に残した唯一のLPであり至上の傑作が、当店おなじみの大名門レーベルこと〈Numero Group〉よりアナログ再発。ストリート・ライフの日常の厳しい現実から離れ、幻想と仮装の空気へと焦点を合わせてくれるレア・ソウル屈指の名作が復刻。Stevie WonderのドリーミーなソウルとSly Stoneのドラッギーなグルーヴが溶け合っていく極上のオブスキュアAOR/サイケデリック・メロウ・ソウル・アルバム!全9曲を収録。


未体験の方はこの機会にぜひ。ニューエイジ/アンビエント・リスナーにも必聴の一枚!ドイツのミュージシャン/作曲家のDaniel Rosenfeldが変名C418で残した『マインクラフト』の画期的サントラ盤『Minecraft - Volume Alpha』がアナログ・リプレス。壮大なサウンドトラックと鮮やかなサウンドデザインを作り上げ、マインクラフトのボクセルベースの世界へと新たな命を吹き込んだ、ビートレスで繊細なエレクトロニック・ミュージック大傑作!エリック・サティやブライアン・イーノとも比較される繊細なピアノとまばらなアンビエントモチーフによる穏やかで幻想的なサウンドスケープは恍惚ものです。
シカゴの〈River North Recorders〉でBrian Paulsonによってプロデュースされ、1991年4月に〈Touch and Go Records〉からリリースされたSlintの2枚目にして最終作となったポスト・ハードコア/ポスト・ロックの伝説的アルバム『Spiderland』が180g重量盤仕様でアナログ・リイシュー。不気味でありながらも今では象徴的な4人のメンバーの頭が水面を割っている白黒のジャケット写真は、彼らの友人Will Oldhamが撮影したもの。ポスト・ロックと呼ばれる全く新しいジャンルを生み出した、過去30年間で最も重要で影響力のあるレコードの一角!Slintは『Spiderland』がリリースされる直前に解散し、メンバーはその後Yeah Yeah YeahsやInterpol、Tortoise、The Breedersといった名バンドでも活躍しています。

Meditationsベストセラー!待望のリプレス!新曲が追加され2025年エディションで登場です。ミニマリズムの極地とも言うべき、天上へと昇るオルガン・ドローンの真髄的大傑作!Hallow GroundやXKatedral、Total Blackといったアンダーグラウンドの深遠とも言えるレーベルから作品をリリースしてきたスウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Maloneが2019年にiDEAL Recordingsから発表していた傑作が、Stephen O'Malley主宰の〈Ideologic Organ〉より待望のリプレス。今作には、長年の友人でありコラボレーターでもある傑出した名作家Ellen Arkbroもパフォーマーとして参加。Pauline Oliverosの霊が宿ったような神聖かつ瞑想的なオルガン・ドローンの鳴りと心洗われるミニマルな響きが生み出す至高の音世界はまさに唯一無二。虚空に一人取り残されたような侘しさにも包まれる圧倒的にエモーショナルなサウンドには呑み込まれるばかりです。これぞ、神聖なるドローンの清流。手放しで称賛したい一枚!Rashad Beckerに手によるマスタリングで、音質も万全。
MF DOOMの別名義Metal Fingers名義で展開された、インスト・ヒップホップの金字塔的ビート集『Special Herbs』シリーズのVol.3&4。自身や他アーティストに提供した名曲のインストをはじめ、シリーズ独自のビートも多数収録されており、DOOMならではの美学とプロダクション感覚が凝縮されている。70年代ソウル、ファンクや80年代のR&B、ラップ黄金期のノスタルジア、ライブラリーミュージック、さらには子供向けテレビ番組のサウンドバイトに至るまで、あらゆる音がサンプリング素材として自在に溶け込む。収録曲には、「Agrimony」や「Bergamot Wild」などすべてハーブや植物の名前が付けられていて、そのセンス自体がDOOMらしい遊びと知性の塊。タイトルでふざけてるように見えて、音はむしろ静かで深く、煙たく、どこか詩的なムードに満ちている。ヒップホップの定石を破り、再構築し続ける革新性と遊び心に満ちた、まさにビートのハーブ大全集。Vol.3&4では、より実験的なサウンドが増え、ファンクやジャズのサンプルに加え、ライブラリー音楽的な質感も強まっている。
アメリカ出身で、Dizzy GillespieやArt Blakeyのバンドで活動後、ヨーロッパに移住したサックス、フルート奏者Sahib Shihabによる、1963年コペンハーゲンのジャズクラブJazzhus Montmartreでの熱気あふれるライブをおさめた『Sahib’s Jazz Party』。サヒブ・シハブのサックス、フルートと、若きペデルセンのベースが織りなす迫力ある演奏は、ハードバップからモーダルへと広がるジャズの魅力を体現。アメリカのジャズがヨーロッパで根付いた証左とも言える名盤。

言わずと知れたスロウコアの大名盤!これは是非聞いておくがいい。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンドを掘り起こしてきた米国の大名門〈Numero〉からは、1998年に〈Up Records〉からリリースされたDusterのデビュー・スタジオ・アルバム『Stratosphere』が25周年を記念してアニヴァーサリー・リイシュー。スロウコアの第一波の頂点にたつ一枚であり、子宮の中で聞くべき!暗い空間と閉じた瞼のための音楽にして、パンクの鋸歯状のエッジを持つアンビエント・ミュージック。

ファンクでエリートと戦ったナイジェリアの双子による、ソウルフルでサイケデリック、フェミニストで革命的な音楽!ナイジェリアの国家独立と文化的黄金時代の始まりに音楽活動を行い、1970年代に五枚の重要なアルバムをリリースした数少ない女性主導のグループであり、一卵性双生児の姉妹であるYeye Taiwo LijaduとKehinde LijaduからなるThe Lijadu Sistersの画期的な1979年のアルバム『Horizon Unlimited』が、US名門〈Numero Group〉からリマスタリング仕様でアナログ再発。不滅のヒット曲"Come On Home"を生み出した伝説的な作品にして、彼女たちのハーモニーに満ちた歌声、先駆的なサウンド、先駆的なヴィジョンによる独特のパワフルなエネルギーが詰め込まれた、ソウルフルで影響力のある大傑作アフロビート・アルバム!
