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ドイツのエレクトロニック・シーンを長年に渡って牽引してきた名門〈Kompakt〉からは、そのボスであるWolfgang Voigtの大人気名義”GAS”の最初のセルフタイトル・アルバムがアナログ・リイシュー。1996年に聖地〈Mille Plateaux〉から最初にリリースされて以来、オリジナルの形では入手出来ないでいた本作が、Wolfgang Voigtの最も謎めいた、奇抜なプロジェクトのデビュー・フルレングスとしてこの度完全復刻リリース。90年代中盤の、ダブ・テクノの全盛期で産み落とされた、果てしなく広大であり瞑想的な力に満ちた、チルアウト・ミュージックの極点と呼ぶべきアンビエント名作!
2024年リプレス!大名門〈KOMPAKT〉主宰、Wolfgang Voigtによる大人気アンビエント・プロジェクト、GASが〈Kompakt〉からリリースした2021年の「Der Lange Marsch」がヴァイナル再発!ドイツの森林を彷彿とさせる幻想的で重厚なアンビエント・サウンドにより、ベーシック・チャンネルやエイフェックス・ツイン等と共にヨーロッハのテクノ・サウント黎明期に生み出された音場を包み込む傑作ダブ/アンビエント。
「ピアノの詩人」と呼ばれた、アンビエント・ミュージックのパイオニア、ハロルド・バッドの名盤リプレスが決定!
アメリカ西海岸出身の作曲家で、コクトー・ツインズのロビン・ガスリーが「ピアノの詩人」と呼んだハロルド・バッドによる1988年の『The White Arcades』が<All Saints>より初めてヴァイナルで再プレスが決定!ロビン・ガスリーとブライアン・イーノがプロデュースに参加し、コクトー・ツインズ・スタジオで一部レコーディングされた本作は、光り輝くシンセ、静謐なピアノ、霧がかったテクスチャーと空間がエフォートレスにブレンドされ、瞑想的で美しい全9曲に仕上がっている。
「そのオーラは幽玄で、この世のものとは思えないが、バッドの音楽は実に、人類に役立つ音楽のお手本のようなものだ。日常生活における、雑多な焦燥感や、政治文化のナンセンスさに苛まれる時、この音楽を聴けば、静けさを取り戻し、優雅な気分に浸ることができる。彼のレコードは、まさに死別のときに心を落ち着かせ、安らぎを与えてくれる。ハロルド・バッドは、地上に存在する天国の音のようだ。」
—サイモン・レイノルズ(UKジャーナリスト)
エレクトロニック・ミュージック史における最重要コンピ『Artificial Intelligence』が30年ぶりにヴァイナル・リイシュー!!エイフェックス・ツイン、オウテカ、リッチー・ホウティン、アレックス・ピーターソンらの貴重な初期音源を収録!!
エイフェックス・ツイン、オウテカ、スクエアプッシャー、ボーズ・オブ・カナダ、フライング・ロータス、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーら、先鋭的アーティストを数多く輩出し、衝撃的なMVやアートワークといったクリエイティブの分野においても音楽史に計り知れない功績を刻み続けているレーベル、〈Warp Records〉が30年前にリリースした伝説的コンピレーション『Artificial Intelligence』をリイシュー!
1992年にリリースされたこのコンピレーションは、エイフェックス・ツインのザ・ダイス・マン(The Dice Man)名義、オウテカ、リッチー・ホウティンのアップ!(UP!)名義、B12のミュージコロジー(Musicology)名義、アレックス・ピーターソン(ジ・オーブ)とジミー・コーティ(The KLF)などの初期の貴重なトラックを収録している。
本作は〈Warp Records〉の1992年から1994年にかけてリリースされた"Artificial Intelligence"シリーズの最初の作品で、シリーズからは続いてエイフェックス・ツインのポリゴンウィンドウ名義の『Surfing On Sine Waves』、 ブラック・ドッグ・プロダクションズの『Bytes』、B12の『Electro-Soma』、リッチー・ホウティンのF.U.S.E名義の『Dimension Intrusion』、スピーディJの『Ginger』、オウテカの『Incunabula』、そして『Artificial Intelligence II』がリリースされた。
ゲートフォールドスリーブはデザイナーズ・リパブリックによって再構築され、Ten Eight Seven MasteringのBeau Thomasによって、クラシックなブラック・ワックスでカットされている。
<Tracklist>
01.The Dice Man - Polygon Window
02.Musicology - Telefone 529
03.Autechre - Crystal
04.I.A.O - The Clan
05.Speedy J - De-Orbit
06.Musicology - Premonition
07.UP! - Spiritual High
08.Autechre - The Egg
09.Dr Alex Paterson - Loving You Live
Nurse With Woundのステイプルトンに見出され、[United Dairies]からの作品発表やSemaやOmni Trioとしての活動でもお馴染みの英国の名作家/ピアニスト、Robert Haighの最新タイトルが、ミニマル~アンビエント、コンテンポラリーにオブスキュアな音楽の地平を切り拓く大名門[Unseen World]から登場!弊店ベスト・セラーの前作から二年の歳月を経て、期待の一枚が遂にリリース。静謐なピアノの調べから零れ落ちるマイナー・キーのアンビエンス、凍てつくほどに無感情な音場、今にも冥界の扉が開いてしまいそうなほどの憂鬱が世界を支配。これは前作超えの予感?? ハロルド・バッドとドビュッシー、サティの音楽が溶け合ったかのような奇跡のモダン・クラシカル・ニューエイジ傑作。ロバート・ヘイ自身によるアートワーク。Denis Blackhamによるマスタリング、Dublates & Masteringでのカッティングと盤質も万全。
2023年度最高峰のアンビエント・フォーク!〈Thrill Jockey〉や〈Matador〉〈Important Records〉などからの作品も知られる米国・ペンシルバニア州出身の名ギタリスト/ソングライターSteve Gunnと、Bing & RuthのDavid Mooreによるコラボレーション作品『Let the Moon Be a Planet』が〈RVNG〉からアナログ・リリース。遠隔地のセッションを重ねながら形を整え、最終的にはニューヨークのハドソンという牧歌的な環境の中で完成させた親密で極上なインディ・フォーク作品。
バンクーバーのプロデューサー、Dylan Khotin-FooteによるKhotinが、2018年にバンドキャンプでリリースし、即完売だったカセット作品がGhostly Internationalよりヴァイナル再発!浸れるし眠れる前作の底知れない深さをよりチルアウトに磨き上げ、スピリチュアル&自然派な音世界の躍動感そのままに、アートワーク通りのローファイな手触りへと見事に落とし込んだ深遠なるアンビエント・サウンド。白昼の窓辺に夢見心地の幻想郷を演出するような奥深い音世界が広がり、ただただ黄泉と現実の境目へと沈んでいくような、言葉では語り切れない美しさを孕んだ傑作。ニューエイジ~アンビエント、バレアリック好きから全音楽好きに大推薦です。
菅谷昌弘は1980年代から活動を開始し、環境音楽シーンと並走しながら、パパ・タラフママへの参加を通じて舞台音楽の分野にも深く関与してきたアーティストです。
菅谷氏はここ20年の間、楽器音を使ったオーソドックスな作曲スタイルから、環境音・フィールドレコーディングを取り入れた8chマルチスピーカーシステム向けの音楽制作へと表現手法を移行させています。今回の作品でも、個々の曲に環境音のコラージュが取り入れられており、さらに過去作、新作がバランスよく配置されることでアルバム全体が菅谷氏の多彩な創作活動をコラージュしたような構成となっています。
『しるしまみれ』は、菅谷氏の環境音楽的なアプローチと、フィールドレコーディングやミュージック・コンクレート的な音楽実践の間を自由に行き来し、容易に言語・記号化できない音の連なりを体験できる作品です。また、この作品は菅谷氏にとって約20年ぶりのステレオフォーマットによるアルバム作品でもあります。
3年振りの新作は世界を旅する渡り鳥からインスピレーションを受けた作品。笙やサックス、個性的なボーカルが混ざり合った穏やかなアンビエント。
使われていない保育所を自身の音楽スタジオ"Kebi Bird Studio"として改装、代名詞ともなっているヴィブラフォンの音を巧みに再構築しながら2021年のアルバム「Bird Ambience」で初めて取り入れたマリンバとシンセサイザーを使い音楽的実験を続けているドイツ・ベルリン拠点のヴィブラフォン/マリンバ奏者、作曲家Masayoshi Fujitaの3年ぶりとなる新作アルバム。
今作には、ゲストアーティストとして参加しているMoor Motherのポエトリー・リーディング(Our Mother's Lights)やHatis Noitのボーカル(Higurashi)、そして雅楽で使用される笙とサックスが新たに加わる。2021年にスウェーデン・ストックホルムでの滞在制作の際にスウェーデン人の作曲家であり笙奏者のマティアス・ホールステンと出会い、彼が来日した際に藤田のスタジオを訪ね、”Yodaka”を含む3曲で笙を披露している。そして生涯音楽家である父親はサックスを持参し、二人でスタジオで時間を過ごしながら録音をし、3曲の素晴らしい作品が生まれた。
「こういったアイデアやイメージは、自分自身の海外での生活や故郷に戻る経験が元になっているのと同時に、アルバムに参加してくれたアーティストたちも国境を越えて旅をしたり異国に住んだりしながらもどこか自分たちのルーツに導かれる、というようなことが合わさってインスピレーションになっています。」藤田正嘉
<プロフィール>
ドイツのベルリンで活動するヴィブラフォン/マリンバ奏者、作曲家。el fog名義ではより実験的なアプローチでエレクトロニクスとアコースティックサウンドの融合を試みている。2010年にはJan Jelinekとのコラボレーションアルバムも発表。2012年に本名名義では初となるヴィブラフォンの可能性を追求したアルバム『Stories』をFlauよりリリースし、Ele-King/The FADERなどでも高い評価を受ける。そして2015年に、Nils Frahm、Olafur Arnaldsなどを輩出するErased Tapesより2ndアルバム『アポローグス』をリリース。Pitchforkでも8.2を獲得するなど多くのメディアで評価される。2018年には『ブック・オブ・ライフ』をリリースし日本ツアーも行う。2019年に帰国し自身のスタジオを制作し2021年にマリンバやエレクトロニック・ダブの要素を取り入れた『バード・アンビエンス』をリリース。そして2024年に『マイグラトリー』をリリース。マリンバ、パーカッションメーカーKorogi社のエンドースメントアーティスト。
12月上旬再入荷。まるで、LCL化した人類のための音楽。浸れて、眠れるどころじゃない、溶けます。カナダからうまれる涼しげハウスの魅力を一手にひきうけたバンクーバーの人気プロデューサー、Khotinが2020年にGhostly Internationalから発表していた名作が待望のリプレス!
90年代のダウンテンポからのインスピレーションを盛大に湛え、どこまでも異界な情緒が炸裂しまくりな神秘的アンビエント~バレアリック・ヴァイブス。〈Mood Hut〉周辺に代表される、カナダ地下の幻想的でフローティンなアンビエント~ニューエイジ・ダンス観を新境地へと押し上げてみせた、20年代標準のKhotinがここに。トランスペアレント・パープル・ヴァイナル仕様。
Peter Rehbergの死去後、〈Editions Mego〉を引き継いだ 〈Shelter Press〉と〈INA-GRM〉による運営のもと、〈GRM〉関連の歴史的に重要な作品を現代へと紹介するフランスの要注意レーベル〈Recollection GRM〉から新物件!ミュージック・コンクレート創始者、ピエール・シェフェールによって設立されたフランス音楽研究グループ〈INA-GRM〉の最重要人物にして、Aphex TwinやAutechre、Keith Fullerton Whitmanにも影響を与えた仏の電子音楽家Bernard Parmegiani。Olivier MessiaenやKarlheinz Stockhausenに学び、アクースモニウムの開発及び〈GRM〉のディレクターとして長年電子音楽界に貢献した仏電子音楽界の巨匠、François Bayle。2人の巨匠が共同作曲した、電子変容を遂げたダンテ『神曲』地獄篇が4LPで堂々アナログ・リリース!催眠的電子ドローン、とでも言いたくなる、美しさそのものが極めて前景化したミュージック・コンクレートであり、持続する音響が粒子の細かいヒプナゴジックな音響で彩られ、徐々に展開するドローン・ミュージック的な美意識が爆発するパルメジャーニサイドも、金属質で硬質、紛れもなく美しい音響がポエトリー・リーディングと交錯するベイルサイドも紛れもなく優れた内容です!
モダン・クラシカル・アンビエントの偉才、2022年最新作をアナウンス!Nurse With Woundのステイプルトンにより見出され、〈United Dairies〉や〈L.A.Y.L.A.H.〉、そして、〈Siren Records〉といった名門レーベルに極めて深遠で優美な作品を残し、SemaやOmni Trioとしての活動でも知られる英国の実験音楽家/ピアニスト、Robert Haighによる3部作堂々の最終作が、ミニマル~アンビエント、コンテンポラリーを軸に新時代の地平を切り拓いてきた大名門〈Unseen World〉から満を辞して登場。これまた先行楽曲の時点で22年度ベスト級の一枚と言い切れるのではないかと思えるほどに可憐にしてタイムレスな味わいです。本シリーズの第1作にあたる17年作品『Creatures Of The Deep』から実にもう5年、長らく当店でも彼の作品たちを紹介してきましたが、今後音楽活動から離れるというロバート・ヘイの大きな節目となる一枚であり、50年後にふと針を下ろしたとしても決して褪せることのない輝きを放つのであろう有終の美を飾る傑作!
オブスキュアな電子音楽を発信し続ける名レーベルUnseen Worldより渾身の発掘音源。Morton Subotnickに学び、中京大学にて教授を務めるアメリカ人作曲家、サンプリング~カットアップ・コラージュの名手Carl Stoneの初期音源集が登場。本作は、70-80年代からの6つの未発表曲と、92年にNew Albionより発表された作品「Mom’s」より抜粋の”Shing Kee" の7曲による構成。矢野顕子が歌うシューベルトの”菩提樹”をサンプリングした"Shing Kee”(1986)は持続音に対する大いなるアンビエンスの美意識が感じられ、Seth GrahamやKara-Lis Coverdaleもビックリ仰天の時代性を超越した立体電子音響、“Shibucho”(1984)や“Dong Il Jang”(1982)もサンプリングの手法にカットアップが試みられた意欲作。マスタリングは我らがRashad Beckerが担当。溶解する現代建築の如く異形のサウンドスケープを遺憾なく発揮したアヴァンギャルド・エレクトロニクス大作。今聴いても全く古びる感触がありません。DJのネタからニューエイジ~アンビエント・ドローン好きの方まで幅広くお薦めです。ゲートフォールド仕様&ブックレット&DLコード限定のトラックも付属。
マディー・ウォーターズをして「生きている中で最も偉大なハープ・プレイヤー」と言わしめた名アクト!おなじみ、David Lynchの白黒映画「Eraserhead」でのコラボレーターであり、坂本慎太郎やジムオルークのフェイバリットとしても知られるカルト・ミュージシャン/パフォーマンス・アーティスト”Peter Ivers”の1970年代半ばから後半までにかけてロサンゼルスで書かれた貴重な楽曲を25曲収録したコンピレーション・アルバムが名門RVNGから登場!ハリウッドのスタジオやローレル・キャニオンの自宅で発見された激レアなテープ音源の数々が収録されており、これまでにスタジオ録音された楽曲の新しいヴァージョンや未発表マテリアルも収められています。5年以上の歳月をかけて500本以上のテープやリールの山から発掘したというファン必携のコレクション。フェティッシュなサウンドを響かせるトレードマークのハーモニカに、持ち味のファニーなボーカル・ワークはここでもみごとに炸裂。Sam LefebvreとSteven Martinによるライナーノーツとアイヴァーズの生涯を記録した新発行のエフェメラが付属。
12月上旬再入荷。ジョージ・フロイドの殺害事件を受けた世界的な反レイシスト抗議運動に刺激され、イギリスの人種差別に対する資金調達を目的として2020年に発表したミックステープ作品『hybtwibt?』が、PitchforkやBandcampでも「2020年のベスト・アンビエント・アルバム」の一つとしても取り上げられていた名ユニットの2021年人気作!!〈Where To Now?〉や〈Alter〉〈Sferic〉といった各地の尖鋭的なレーベルにも顔を出してきた英国・マンチェスター拠点の要注目エクスペリメンタル・デュオであり、Joshua Inyang & Joshua Tarelleからなる"Space Afrika"が名門〈Dais〉からニュー・アルバムをアナログ・リリース!ガラージ、ジャングル、グライム、ドリーム・ポップまでもパルスやパッドのきらびやかな軌跡の中へと液化させ、Dean Blunt、DJ Spooky、Cocteau Twins、Kleinの音楽までをも蝋燭のような物語へと煮詰めたような大作!!!
幅広い音楽好きにお薦めしたい、自然美に溢れるアンビエント・ミュージック作品。MachinefabriekやASUNA、Federico Durand、Hakobuneなど数々の名アクトがその作品を残す本邦の名門レーベル〈White Paddy Mountain〉を主宰する東京のドローン/アンビエント作家、畠山地平 (Chihei Hatakeyama)による〈Constellation Tatsu〉からの2018年の傑作カセット・アルバム『Scene』が待望のリプレス。全編を通してイーサリアルでローファイな音響が貫かれた本作。メランコリックかつ孤独でありながらも、甘美で瞑想的な魅力にも満ちた珠玉のアンビエント/ドローン作品。
「和のNurse With Wound」としてもお馴染みコラージュの名手Sugai Kenと対比される本邦の実験的作家であり、〈Youth〉や〈ESP Institute〉といったレーベルからの傑出した作品で知られる名作家= Hoshina AnniversaryことYoshinobu Hoshinaによる2023年のConstellation Tatsu〉からのカセット作品を漸くストック出来ました。流動的かつ実験的なダンス・ミュージック。ジャズ・フュージョンやエレクトロニカ、日本の伝統といった、自身が初期に影響を受けた音楽からのインスピレーションをさらに発展させた、和風でシュールな先鋭的ダンス・サウンドが大変秀逸!