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10年間、大胆にも世間と対立し、誰からも相手にされず、自らの深淵に向かって突き進んでいった伝説的ポスト・ロック・バンド90 Day Men。90年代後半、エッジの効いたインディ・ロックが急増する中、中西部の10代の若者たちによって結成されたこのバンドの貴重音源を網羅した5枚組LP BOXが〈Numero Group〉から登場!彼らの3枚のスタジオ・アルバムと未発表の2001年ピール・セッション、さらにEP、シングル、アウトテイクがHeba Kadryによるリマスタリング仕様で収録。Joan of ArcのTim Kinsellaが監修した68ページにも及ぶオーラル・ヒストリーにてその全てが詳述されています。
LAを拠点に活動する電子音響音楽の作曲家・演奏家Sarah Davachiが、モントリオールを拠点とする実験音楽の弦楽四重奏団Quatuor Bozziniとコラボレーションした長編作品をリリース!!
ニューヨーク近代美術館MoMAでもレジデンシーを務めた電子音響音楽家Sarah Davachiが、モントリオールを拠点とする実験音楽の弦楽四重奏団Quatuor Bozziniとコラボレーションした長編作品『Long Gradus』を11月3日、自身が立ち上げ、<WARP>の傘下レーベルでもある<Late Music>よりリリース。今回のリリースでは、CD/2LPに収録されたバンクーバーのWarehouse Studioで録音された弦楽合奏バージョンに加えて、4CDにのみベルリンとロサンゼルスで録音された3つのアレンジメント(木管楽器、金管楽器とオルガン、合唱とエレクトロニクス)の計4編を収録。「Gradus」は、ラテン語で「過程」や「歩み」を意味しており、『Long Gradus』では、聴き手と演奏者の認知的な動作を大幅にスローダウンすることにより、瞬間と瞬間の関係性にフォーカスするよう設計されている。絶え間なく移り変わり、その都度変化する豊かなハーモニーの風景を体験し、音響心理学的な空間と時間の静けさに浸ることを目的とした実験的作品。
*電子音響音楽:音楽の三要素(メロディー、ハーモニー、リズム)がほとんど存在しなく、音楽を構成する音の素材が多様な音楽。
<4CD Tracklist>
【DISC1:Long Gradus Strings Quatuor Bozzini】
01. Long Gradus (strings): Part 1
02. Long Gradus (strings): Part 2
03. Long Gradus (strings): Part 3
04. Long Gradus (strings): Part 4
【DISC2:Long Gradus Woodwinds Rebecca Lane & Samara Dunscombe】
01. Long Gradus (woodwinds): Part 1
02. Long Gradus (woodwinds): Part 2
03. Long Gradus (woodwinds): Part 3
04. Long Gradus (woodwinds): Part 4
【DISC3:Long Gradus Brass & Organ Sarah Davachi & Rage Thormbones】
01. Long Gradus (brass & organ): Part 1
02. Long Gradus (brass & organ): Part 2
03. Long Gradus (brass & organ): Part 3
04. Long Gradus (brass & organ): Part 4
【DISC4:Long Gradus Choir & Electronics Sarah Davachi & Judith Berkson】
01. Long Gradus (choir & electronics): Part 1
02. Long Gradus (choir & electronics): Part 2
03. Long Gradus (choir & electronics): Part 3
04. Long Gradus (choir & electronics): Part 4
Kali Malone本人が持参してくれた限定250部カセット・エディションです。お見逃しなく!当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。
★エレメンタル・ミュージックからORTF( フランスの国営テレビ・ラジオ局 ) に残されていたアルバート・アイラーの貴重なライヴ音源が完全版で登場!
★1970年7月25日と27日の両日、フランスのサン・ポール・ド・ヴァンスにあるマーグ財団美術館で行われた伝説的な前衛サックス奏者、アルバート・アイラーのコンサートのすべてを聴くことができる注目のアルバム。アルバート・アイラーのラスト・ライヴとして発売された『Last Recording Vol.1』、『Last Recording Vol.2』の 2日前の録音。ここでの音源は『Nuits de la Fondation Maeght』(Shandar Records)と『Live on the Riviera』(ESP)で一部が抜粋され聴くことができましたが、音質も劣悪で、しかもこれまで完全な形で発表されたことはありませんでした。
★ソプラノ&テナーサックスとボーカルのアルバート・アイラー、ソプラノサックス&ボーカルのメアリー・パークス、ピアノのコール・コブス(7 月 27 日のみ)、ベースのスティーブ・ティントワイス、ドラムのアレン ブレアマンをフィーチャーしたグループの 2時間以上の未発表の音源が含まれています。
★この公式リリースは、ORTF(Office de Radiodiffusion-Télévision Française)のオリジナルのステレオ・オープンリール・テープリールから名手ケヴィン・グレイがリマスタリングした 5 枚の 180g 重量盤に収められています。
★豪華なパッケージに加え、16 頁のブックレットが付属します。この録音に参加したスティーブ・ティントワイス (b)、アレン ブレアマン(ds)のインタビュー他、ソニー・ロリンズ、アーチー・シェップ、デヴィッド・マレイ、ジョー・ロヴァーノ、カーラ・ブレイ、ジョン・ゾーン、レジー・ワークマンなど、アイラーに影響を受け、インスピレーションを得たアーティストからのなんと15 の追加のインタビューを収録。名カメラマン、ジャン・ピエール・ルロア等の未発表の写真も満載です。
メンバー:
Albert Ayler (tenor and soprano saxophone, vocals)
Mary Parks (soprano saxophone, vocals,)
Call Cobbs (piano), Steve Tintweiss(bass)
Allen Blairman (drums)
Recorded At The Fondation Maeght, Saint-Paul De Vence, France On July 25 & 27, 1970.
デビュー前のPrinceが参加していた94 East、高校生時代のJam & LewisのTerry Lewisが参加していたMind & MatterとFlyte Tyme、若き日のAlexander O'Nealを始め、デモ曲を含めて有名無名問わずどれもこれも高品質。ブックレット付属で資料性も非常に高く、重量2kgは超えている重厚なボックスセットです。
今作のリリースを手掛けたのは、Kevin DrummやSteve Roden、Lionel
MarchettiなどのBOX作品も発表しているフランス・ボルドー拠点の実験系の名所、Sonoris。本作は自身のスタジオであるSteamroomにて、2017年から2018年にかけて録音された未発表音源を収録。エレクトロニクスとフィールド・レコーディング音源をレイヤードした前衛的作風となっており、名作家、Christoph Heemann主宰"Streamline"の諸作品も自然と頭をよぎる長編ドローン作品。Roland Kaynのサイバネティック・ミュージックに惹かれる方にも勿論レコメンド。
モスクワ・オリンピックのテーマ曲への起用でも知られるソ連電子音楽の巨匠と言える存在Eduard Artemievが手がけたタルコフスキー監督作品「惑星ソラリス」サウンドトラックが、Christina Kubisch、Hans-Joachim Roedeliusなど、幅広くアヴァン/実験系を手掛けるロンドンの〈Song Cycle Records〉よりLP+Book+CDというボックス仕様でリリース!Bachの有名なChorale Prelude In F-Minorアレンジを始め、どれも幻想的で情緒があり、巨大な宇宙がそびえ立つ情景ばかり。このバッハの曲だけでも崇高な響きがあって素晴らしい。この作家は交響作品Warmth Of Earthなんかでも有名ですが、今作も芯から震える電子音楽の力強い魔力が詰まった名盤の1枚。73枚ものエクスクルーシブ&未公開な貴重写真と7枚のイラストレーションをフィーチャーした書籍+LPと同内容のCD仕様。
電子音楽ファン必須!!! 没後も各方面に多大な影響を与え評価され続ける巨匠、Luc Ferrariの軌跡を収めた悶絶10枚組ボックス!
Iannis Xenakis、Pierre Schaefferらも参加しミュジーク・コンクレートのなんたるかを世に知らしめた60年の歴史的VA "Musique Concrete"収録曲に始まり、環境音をあるがままに捉えた名シリーズ"Presque Rien"、ファンにも人気が高い初期テープ音楽の傑作"Heterozygote"、00年代以降の作品まで濃厚に収録。コンクレートが再注目される現代にもやはりこの素晴らしい世界観は永遠です。106ページにも及ぶブックレット(英語/仏語併記)が付属。
CD1: “Étude aux accidents”, “Étude aux sons tendus”, “Étude floue”, “Échantillon pour mimes”, “Visage V”, “Tête et queue du dragon”, “Tautologos I”, “Tautologos II”, “Music Promenade”.
CD 2: “Hétérozygote”, “J’ai été coupé”, “Petite symphonie intuitive pour un paysage de printemps”.
CD 3: “Presque rien n°1 ou le lever du jour au bord de la mer”, “Presque rien n°2 ou Ainsi continue la nuit dans ma tête multiple”, “Presque rien avec filles”, “Presque rien n°4 La remontée du village”.
CD 4: “Danses organiques”.
CD 5: “Ouvert-Fermé”, “Unheimlich Schön”, “Dérivatif”.
CD 6: “Dialogue ordinaire avec la machine ou trois fables pour bande doucement philosophiques”, “Strathoven”, “Capricorne”, “Chute libre”.
CD7: “Far-West News 1 : De Santa Fé à Monument Valley”, “Far-West News 2 : De Page à Grand Canyon”.
CD 8: “Far-West News 3: De Prescott à Los Angeles”, “Archives génétiquement modifiées”.
CD 9: “Les Anecdotiques”.
CD 10: “L’escalier des aveugles”, “Les Arythmiques”
エレクトロニック・ミュージック、即興、それらと共に瞑想の実践が反映された、まるで素粒子レベルを取り扱うよう微視的宇宙電子音楽の珠玉の作品。ブックレット付属。大推薦!
最初のレコードを発表したのは1970年のことで、残りの10枚は氏が亡くなる1978年のあいだに発表されたもの。100ページにもおよぶ付属のブックレットには、Smithsonianによる氏のインタビュー、数々の彫刻写真資料や歴史のエッセイも収録。2015年の生誕100周年にむけて企画されたIMPREC渾身のボックスが、ようやく陽の目をみることになりました。