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エレクトロニック・ミュージック、ダンス・ミュージック雑誌ジョッキー・スラットの創刊者が新たに立ち上げた年2回刊行のエレクトロニック・ミュージック・マガジン、ディスコ・ポーゴのトリビュート・シリーズ第一弾DAFT PUNKに続く第二弾はなんとAPHEX TWIN!90年代の雑誌ジョッキー・スラットを通じて、リチャード・D・ジェイムスと30年以上にわたって長年の関係を築いてきたディスコ・ポーゴの関係者によるリチャード・D・ジェームスの数十年にわたるキャリアを探るべく、インタビュー、エッセイ、特集が豊富な図録と共に250ページにわたって掲載!なかでも音楽写真家たちによる初期からのリチャードの写真が素晴らしい。ハードカバー仕立て。


昨今の実験音楽界隈を大いに賑わせるイタリア人パーカッション奏者であり、Holy TongueやTomagaでの活動も大人気のValentina Magalettiと、SUSUMU MUKAI aka ZONGAMINにやるユニットのV/Zが昨年度に発表した傑作カセットが待望の再プレス!地下室での即興録音から生まれた、パンキッシュでフリーキーな仕上がり。CubeやContainerといったサグで脱線的なインダストリアル・テクノ狂たちのスロージャムを思わせる、極めてレフトフィールドな作風です。マスト!


Pan Sonicの一員としてフィンランドの実験音楽シーンを牽引しつつ、尖端的なエレクトロニクスの旗手として一時代を作り上げた、今は亡き鋼鉄の漢Mika Vainio。20年代の今も尚カルト的な人気を誇る変名のØとして94年にリリースしたCD作品が、30年越しにアナログ・リイシュー。その牙城であった同国地下音楽の一大名門〈Sähkö Recordings〉に残された異端のミニマル・テクノ傑作!白と黒しか存在しないモノトーンの世界観やディレイを巧みに使用したサイケデリックなエレクトロニクス等、テクノでも実験音楽でもない独自の音楽性を十二分に発現させた内容で、A4には盟友Ilpo Vaisanenとの共作も収録されています。マスタリング&カッティングを手掛けるのは名匠Rashad Becker。


〈Antinote〉〈Growing Bin〉〈International Feel〉そして自身の〈Protopost〉などからのリリースで知られ、アンビエント、バレアリック、インプロヴィゼーション、アシッド・ラーガなど、領域横断的な著名なマルチ・インストゥルメンタリスト、シェルターことアラン・ブリアンの、モダンなデジタル・ダブの領域を深く掘り下げた新作EPが〈Emotional Response〉から登場!Alpha & Omega、Bush Chemist、Jonah Danなどからインスピレーションを得てデジタル・ダブとUKルーツへの情熱をさらに探求するような、サウンドデザイン、ファウンドサウンド、ワールドミュージックと激しいベースラインを融合させた真に没入できるサウンド体験!

はっぴいえんどやTin Pan Alley、YMOでの活動を始め、日本のロックからオルタナティヴな音楽、テクノポップからアンビエントまで幅広く活動してきた細野晴臣の名作。清水靖晃から、コシミハル、上野耕路、福澤もろ始め豪華メンバーが集結し、作り上げた1989年エキゾティック・アンビエント&シンセ・ポップな大傑作。バブル期の拝金主義に辟易し、世界の民族音楽やアンビエントへと入り込んでいくこととなったバブルへのアンチテーゼとも言える、当時では異色とも言えた決定的作品。「omni Sight Seeing」は「全方位観光」という意味で、異国探訪の果てとでも言えそうな世界音楽の探求の限りを尽くした没入感&埋没感溢れる名曲の数々に圧倒されるばかりです。


西海岸ロスアンジェルス東部にて活動を開始した最新鋭チルアウト/バレアリック・ミュージック・スーパーグループ”PULI”による要注目のデビュー・アルバムが、マイアミの〈Open Space〉レーベルから登場。〈Music From Memory〉からの22年のアルバムが大人気を博したAlex Ho作品にも参加するDJ/プロデューサーのPhil Cho、AV MovesやNerftoss名義で〈Leaving Records〉などのカセットレーベルから実験的な作品を送り出し、ヘヴィ・サイケ・バンドのDope BodyやMotion Ward主宰者Jesse Sappellとのカルト人気なアンビエントユニットJJ+JSにも参加するギタリストJohn Jones 、US地下ハウスの才人Magic TouchことDamon Eliza Palermoという豪華面々が結集!ハーフタイム/ダブルタイムのダブ風のリズム、ぼんやりと明るいシンセのモチーフ、ジョーンズによる雰囲気のあるギターが織りなすバレアリック/アンビエント・ハウスの結晶"Ramona"、チョーの優美なボーカルをフィーチャーした、一種の解体されたほろ苦いバレアリック・ポップ"Cloudy"、Benedekや〈Mood Hut〉クルーの作品を想起させるステッパーズ・ハウス"Bongo Springs"など、10年代バンクーバー周辺の地下ドリーム・ハウスにも通じる愛らしく良好なヴァイブスが詰め込まれた珠玉のアンビエント・ダンス・ミュージックが全8曲に渡って展開されていくメロウで甘美な逸品!



カナダからうまれる涼しげなハウスの英気を一身に引き受けたバンクーバーの名門にして、ダンス方面からニューエイジ・リバイバルを牽引してきた〈Mood Hut〉から最新物件!ケベック・モントリオール発のバレアリック・ビート〜ラテン・エレクトロニック・ミュージックの新鋭デュオOro Azulによる2024年デビューEP『Water Seeds』がアナログ・リリース。バンクーバー拠点のベテランDJ/プロデューサーMichael Redと、モントリオール拠点のメキシコ系サウンドデザイナーUltima Esunaからなる新鋭ユニット。揺蕩うDJ Python譲りのデンボウ・サウンドと微睡を誘うゆったりとしたサブ・ベースによる、ヒプノティックな水性のサウンドスケープが珠玉な浅瀬系アンビエント・ハウスの逸品。〈Wouter Brandenburg〉での高品質マスタリング仕様。

広州を拠点とするプロデューサー/DJのCOLA RENが、2023年6月にリリースしたデビューLP『Hailu』のリミックス盤が中国の〈AMWAV〉から登場!YetsubyことMandaとSala (Uman)からなるソウル拠点のアンビエント・デュオSalamanda、〈TRULE〉主宰のUK地下テクノ鬼才Al Wootton、〈Wisdom Teeth〉共同創設者としても知られるK-LONE、2018年の大人気EP『Nothing Nil』の大ヒットも記憶に新しい廈門拠点のKnopha、そして、Sam Gokuといったレフトフィールド・シーンを代表する、才能溢れる8組の作家陣がリミックスを提供。バレアリックからトライバル・ハウス、ニューエイジまで、多彩なこのリミックス・トラックが収められた本作は、人体の様々なエネルギーセンターを象徴する「チャクラ」に似た比喩的な探求として機能しています。



ミニマルな電子音楽を数多く輩出するドイツの重鎮プロデューサーJan Jelinekの、長らく入手困難プレミア化していた2001年発表のマスターピースが2つのボーナストラック付属で再発!古いジャズのレコードからのアブストラクトなサンプリングを中心に、Pole主催の~scapeレーベルらしいクリック~ダブな質感、ミニマムで小さな動きが交差しながら無限に広がるモノトーンでミニマルなインナーゾーン作品。約20年経過した今でも耐えうる普遍的な内容で、現在では寧ろテクノやエレクトロニカ以外のリスナーにも大推薦な守備範囲広い内容。マスタリングは信頼のRashad Beckerで、音質も抜群。


エイフェックス・ツインが2023年にリリースしたEP作品『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』の輸入盤12インチ・スタンダードエディションがリリース。


昨今の実験音楽界隈を大いに賑わせる、全盛期真っ最中のイタリア人パーカッション奏者であり、Holy TongueやTomagaでの活動も大人気のValentina Magalettiと、リスボンの名門〈Príncipe〉クルーとしても知られるアフリカ系ポルトガル人アーティストNídia による共作が、パリ拠点の先鋭レーベル〈Latency〉より到着。それぞれの特異なビートメイキング・センスを融合させ、現代のダンス・ミュージックに新たな風を吹き込むエキサイティングな一枚!シンコペーションされたドラム・パターン、脈打つマリンバのライン、メロディックなインタールードを通して、多様でありながら普遍的な音楽言語を探求し、ポスト・クラブ/アフロ・エクスペリメンタルの地平を鮮やかに更新するような、近年でも稀有な傑作。名匠Kassian Troyerの手により〈Dubplates & Mastering〉にてマスタリング。


英国のアンビエント・ハウス・デュオ、Ultramarineが1998年にリリースした5枚目のアルバム『A User’s Guide』が〈WRWTFWW Records〉からアナログ再発!このデュオがこれまでにリリースしたものやそれ以降のどれとも根本的に異なる、時代を超越する、本質的に未来派的な名作!丹念に作られた電子音やテクスチャー、金属的なモチーフ、空間のあるコード、現代のテクノやドラムンベース文化に根ざしたリズム、そして、Tortoiseにも通じるポスト・ロックの雰囲気、Basic Channelのぼんやりとしたダブ・テクノ、デトロイトのテック・ジャズ、ベルリンのミニマリズム、シカゴのディープハウスの音楽的に広がる暖かさに至るまで、当時の先駆的な音楽への敬意がたっぷりと込められた破格のアンビエント・テクノ/IDM傑作!オリジナルのDATからの完全リマスタリング仕様。


3月中旬再入荷。鋭い実験的なサウンドと挑戦的なリリックで知られる電子音楽プロデューサー、ボーカリスト、そしてパフォーマーのayaが2021年に書籍とデジタルアルバムで発表したアルバム『im hole』をワンプレス限定のカラーヴァイナルでリリース!
本作は、初期の実験的なサウンド、DJセットやエディットで見せたユーモア、そしてライブでのアイデンティティを揺さぶるリリックを結集させた作品として、発表当時からPitchforkの「Best New Music」に選ばれ、DJ Mary Anne Hobbsの年間ベストアルバムにも選出されるなど、高い評価を得ている。
リズムやノイズ、サウンドの断片を使いながら、言語、方言、ジェンダー、セクシュアリティといったテーマを自由に変形させ、自伝的な物語を紡ぎ出すのと同時に、クィアアートが陥りがちな自己陶酔的なループを打破し、既成概念や固定観念を問い直す作品でもある。
タイトルの『im hole』は、自己実現とセクシュアリティの間の曖昧なバランスを表し、文化的に語られるトランス体験への挑発的な視点を含んでいる。
サウンド面でも、既存の音や言葉を分解し、予想外の形で再構築。
絶望の中にも鋭いユーモアが光るストーリーテリングが特徴で、ダブステップが細やかなメロディや繊細な音のテクスチャと融合するような多層的で挑戦的なサウンドがリスナーを引き込む。
2025年に予定されている新作に先駆けて、再びその魅力を味わえる一枚と言えるだろう。


芦川聡や広瀬豊、高田みどりといった日本の環境音楽/アンビエントから『パト2』『攻殻機動隊』といった傑作アニメ・サントラまで、近年のリバイバルを先導してきたスイスの名門〈WRWTFWW Records〉から新物件!これまで日本では寺田創一の 〈Far East Recording〉を通じてCDのみで入手出来た、横田信一郎の2016年と2019 年のアルバム全24 曲が初めてヴァイナル化!2016年の『Do It Again and Again』と2019年の『I Know You Like It』を12インチ6枚組に収録。盟友・寺田創一と並ぶ、日本のハウス・ミュージックの真のパイオニアの1人による、90 年代のソウルフルでメロディックなクラブミュージックのノスタルジアを想起させる素晴らしい音楽。夜長のドライブからダンスフロアまで、いつまでも純粋な喜びを味わえる珠玉のトラックの数々です。ファンクやヒップホップ、エレクトロニック、和の影響を豊かにブレンドした、シンプルかつ催眠的でメロディアスなサウンドが魅惑的!〈Emil Berliner Studios〉で45回転盤にカット。Lopetz / Büro Destructによるデザイン。豪華ロゴステッカーシート付属!



Y2Kリキッド・ドラムンベースを牽引する、昨今大人気の英国のプロデューサー/DJことPizza Hotlineとスウェーデンのエレクトロニック/シンセサイザー界のアイコンである、シンセウェイヴの創始者の1人Mitch Murderによる、他に類を見ないコラボレーション・リリースが〈WRWTFWW Records〉より登場!『WipEout』のビデオ・ゲームシリーズにインスパイアされた、エネルギッシュなスプリット・アルバム!夢のような雰囲気のBPMの速いジャングル・サウンド、雷鳴のようなブレイク、リキッド・ドラム&ベースの6つのメガ・トラックによるカラフルなターボ・アドベンチャーの豪華なサウンドトラックとなったカラフルなターボ・アドベンチャー作品!90年代~Y2Kビデオゲーム、LTJ Bukem、Peshay、寺田創一、そして Mitch & Pizza の以前の作品のファンにとってまさにパラダイスのような内容。

エレクトロニック・ミュージック界の巨匠Mixmaster MorrisとJonah Sharpが、細野晴臣のスタジオで共同制作した傑作『Quiet Logic』がリマスタリング仕様で初めてとなるアナログ・リイシュー!Yellow Magic Orchestraの主要人物としての細野、モリスの世界的なチルアウトDJパフォーマンス、シャープの先駆的な〈Reflective〉レーベルといった、彼らのユニークな音楽的バックグラウンドの邂逅から生まれた、サウンドスケープを再定義するような破格のアンビエント・テクノ/IDM作品!

遂に出たーーー!!!!前人未踏の絶景。越智義朗やdip in the poolの甲田益也子とも共演、細野晴臣も「彼女の声にはシャーマンが住んでいる」と絶賛。サウンドドラッグからポエトリー、ニューエイジ、第四世界/深海系アンビエント、テクノに至るまで、数々のカタログを残すパルスの魔術師にして〈EM Records〉もコンピを2作品も編纂していたヘンリー川原作品への参加でも知られる人物。一昨年末には〈Organic Music〉のフィジカルストアで関連イベントも開催、デッドストックも出回りマニアの間で話題を呼んでいた孤高の女性音楽家=宝達奈巳。数々の奇怪な企画盤で知られる、波音宏祐氏主宰のカルトレーベル〈Green Energy〉から1994年にCDオンリーで発表された幻の2ndセルフタイトル・アルバムが、アメリカの〈Forest Jams〉から30年越しに初アナログ化!今回のリリースに際して『Ultra-Hyper Cosmic Voice』と改題し、ジャケットも新装、新規マスタリング仕様で、宝達奈巳の特異で唯一無二なエクスペリメンタル/アンビエント・テクノの世界が堪能できる一枚。特にA2”【へび】Like A Snake”は激ヤバです。

ジャパニーズテクノのパイオニア、電子音楽家SUSUMU YOKOTA(横田進)による変名プロジェクト"海老"の作品をベルリンのテクノ・クラシック・リバイバル・レーベル〈TRANSMIGRATION〉がリマスター&リイシューしていたものが、この度めでたくリプレスされました!Dr. Motteが主宰した〈Space Teddy〉より'94年にリリースされた1stアルバム『禅』、'96年の2ndアルバム『天』からセレクション!選りすぐられた9曲は、いずれも催眠的なクラブ・センシュアリティの追求が特徴で、FMフェザーを使ったアンビエント・アシッド・ハウスと、より切迫したアシッド・トランスの中間に位置する。アシッドとジャパニーズ/オリエンタルのエッセンスと宇宙スピリチュアリティびんびんの傑作!


T++, Photek, Chain Reaction, Burial等のファンにも大推薦!Shiftedの名でも知られ、英国を代表するテクノDJ/プロデューサーであるGuy Alexander Brewer。自身の主宰する〈Avian〉やLucyの〈Stroboscopic Artefacts〉、ロンドン地下シーンの牙城〈The Trilogy Tapes〉などから傑出した作品を送り出すこの人の23年作『Neither Curve Nor Edge』と24年作『In Spectra』の傑作をセットにした2枚組12インチが登場。薄らと緊迫感の漂うディストピア的なポスト・インダストリアル・サウンドと、トライバル・テクノの土着的なリズムやトランス感が融合した実験的ダンス・ミュージック作品を展開した1枚目、前者での作風をよりトライバル~サイケデリックに研ぎ澄ましつつ、錯綜するサウンドやベース・ミュージック的なテイストが特徴的な2枚目共にスリリングで最高の内容です!Rashad Beckerに手による〈Clunk〉でのマスタリング仕様。限定500部。

トルコ物アラビック・レアグルーヴを大いにコンパイルした画期的傑作『İstanbul 70: Psych, Disco, Folk Classics』の監修を務めたことでも知られるトルコ拠点の鬼才DJ、プロデューサーBaris Kが参加しているグループ”Insanlar”によるサイケデリック・ディスコ”Kime Ne”のオリジナル・ヴァージョンに加え、Ricardo Villalobosによるリミックス2種類を搭載した〈Honest Jon's〉からの傑作ダブルパック盤!