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版元完売の帯付属スペシャル・エディション。初版はナンと1,000ポンド越えという凄まじい値段でも取引される鬼レア盤!数々のアフロ・ジャズ傑作が残された南アフリカ産のジャズ・アルバムの中でも最大級に重要なタイトル。Agrippa Magwaza、Early Mabuza、Lionel Pillayらによって構成される同国のジャズ・カルテット、Mankunku Quartetが同国のレコード会社〈World Record Co.〉へと残した68年の大人気タイトルが21年度復刻!〈Blue Note〉や〈Prestige〉、〈Impulse〉といった代表的なジャズ・レーベルの傑作群と並べても違和感なく収まるとも評される往年の金字塔的作品であり、Gilles Petersonが「ベスト・オブ・ジャンル」をテーマに放送したラジオ番組『The 20 - South African Jazz』にも収録されたことで、確固たる評価を得ることとなった大傑作!A面に彼らの2つのオリジナル作"Yakhal' Inkomo"と"Dedication (To Daddy Trane and Brother Shorter)"、B面にホレス・シルバー作"Doodlin"とジョン・コルトレーン作"Bessie's Blues"を収録。自身らの作による楽曲が、シルバーやコルトレールのものと肩を並べるだけでなく、本作中でも際立って優れた曲ということは間違いなく特筆すべき事柄でしょう。アフロ・ハード・バップ/モーダル・ジャズ史上に残る珠玉の大傑作!!
ブラジルのスーパースター、Milton Nascimentoと同年に制作したアルバム『Clube da Esquina』を彷彿とさせるLô Borgesの1972年のセルフ・タイトル・ソロ・デビュー作が〈Audio Clarity〉より2023年度アナログ・リイシュー。ナシメントに与えたその影響の強さを物語る、質感豊かで夢の様な一枚!時に切迫感があり、そして、奇妙であり、ナシメントとの作品を聴いた後にボルヘスに期待するような幻想的で複雑なギター演奏に満ちたサイケデリック・ブラジリアンな珠玉の傑作に仕上げられています。
2022年に惜しくもこの世を去ったGal CostaとCaetano Velosoという、二人のブラジリアン・レジェンドがコラボレーションした67年〈Philips〉からのアルバム『Domingo』が〈Audio Clarity〉から2023年度アナログ・リイシュー!チームの作品として紹介されますが、実際には殆どがヴェローゾの作品で、彼がほとんどの曲を作曲、演奏、アレンジを担当し、ガルは数曲でソロ・ヴォーカリストとして参加しており、デュエットも数曲収録。かつてなく優しく瑞々しく歌い、演奏された本作は、当時のポップ・ソングの常識を覆すような、トロピカルなラッピングが施されたアート・ソングに仕上げられています。
AzymuthやCortex、The Headhuntersのファンにもレコメンド。ウルグアイのスラングで「こんにちは」を意味する、知られざる南米発のジャズ・ファンク現象!70年代初頭にウルグアイ・モンテビデオからニューヨークに移住したOpaが有名なプロデューサーでレーベルオーナーのLarry Rosenの目に止まり、1975年7月から8月にかけて〈Holly Place Studios〉で4トラックのTEAC 3340を使って録音した最初のアルバム!ウルグアイ固有のカンドンベのリズムを北米のジャズやポップ・ミュージックと融合させ、宇宙的なシンセサイザー・サウンドや賑やかなグルーヴ、鮮やかな作編曲によって、世界的なジャズの文脈の中でアフロ・ウルグアイ独特の声を表現した画期的ハード・ファンク・ジャム!
Milton Nascimentoの録音やツアーをサポートされるために結成された伝説的バンドであり、〈Odeon〉や〈EMI〉に傑出したサイケデリック・アルバムを残すSom Imaginarioによるセルフタイトル・デビュー・アルバムが〈Life Goes On Records〉よりアナログ・リイシュー。1970年代初頭のブラジルのクルーベ・ダ・エスキーナ運動に不可欠な、プログレッシブ・ロック、フォーク、サイケデリア、ジャズ、伝統的なブラジルのリズムが融合した熱狂的なブレンドが収められた南米サイケデリックのカルト盤!
ブラジルのボサノヴァ歌手、ギタリスト、作曲家であり、ボサノヴァムーブメントの一員として名声を上げたEdu Loboが、1973年に発表したセルフ・タイトル・アルバムが〈Audio Clarity〉よりアナログ・リイシュー。ジャズの影響を受けた一般的なメインストリームのボサノヴァ・サウンドになりつつあったものを超えて、ポスト・ボサノヴァ・サウンドの頂点を示した重要作品!
重く黒くうねりまくるファズギターがもう最高で、この時代のサイケ特有の気怠いボーカルや、一音一音楔を打ち込むような重さ/またファンク要素も持つドラムが一体となり、肉体から熱気が沸いてくるような強烈さがあって素晴らしい。辺境サイケ好きは勿論のこと、同レーベルから出たザンビアン神Witch、Flower Travellin' BandやShinki Chenもの、またBlack Sabbathやストーナー・ロック好きまでお勧めです。