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〈Jazz Is Dead〉を率いる巨匠Adrian Youngが今後リリース予定としているアルバムからの未発表曲を1曲ずつ収めたコンピレーション・アルバムが登場!ヤングの傑作三部作の 3 作目となる『Something About April III』や、ヒップホップの伝説的人物であるSnoop Doggによる新しいブラックスプロイテーション・アドベンチャー『Don't Cry For the Devil』収録の楽曲もコンパイルした、ヤング・プロデュース作品のいいとこ取りなサンプラー的一枚。ブラジルの女優/歌手Samantha Schmütz、〈Batov Records〉からの作品が極めて素晴らしかった中東の歌手Liraz、ロンドンを拠点に活動するジャズ・ボーカリストALA.NI、アフロフューチャリスティック・ソウル名歌手Bilal、そしてStereolabのLætitia Sadierとのボーナス曲など大変豪華な内容!
60年代から70 年代にかけて、南北アメリカ、ヨーロッパ、カリブ海、極東の様々なジャズ・ミュージシャンによる音楽を国境を越えてリリースしてきたドイツの〈SABA〉と〈MPS〉レーベル。スタイルに関係なく、エキサイティングで革新的で興味深いジャズを記録することを目的とした、この2つの素晴らしいレーベルを特集した〈JAZZMAN〉の『Spiritual Jazz』シリーズの第17弾が登場!スウィング、ブルース、バップ、アバンギャルド、フュージョン、そしてスピリチュアル・ジャズまで、決定的な多様性を特徴とした幅広い作品群は、〈Blue Note〉や〈Impulse!〉といったアメリカ屈指のレーベルに匹敵。Tony ScottやElvin Jones、フランスのJef Gilson、そして、日本からは白木秀雄など、国際的なアーティストによるエポックな作品群を収録した内容です。
オリジナルは8万円を超える高値も付けた事のある鬼レアな作品!ジャマイカ・キングストン出身のルーツレゲエ名手David SinclairがTapper Zukie名義で1976年に自身のレーベルである〈Stars〉から発表したレゲエ/ダブの名作『In Dub』がアナログ再発。ファーストアルバムの『Man Ah Warrior』などと並んで彼のカタログの中でも最も人気の高い作品。Zukieの深く響くベースとKing Tubbyの驚異的なエンジニアリングにより孤高の次元へ達した傑作です。
戦前のブルースから移民の音楽、南米のフォルクローレを始め、各地の骨董音楽を掘り起こす一大名所〈Death Is Not The End〉から新物件!1920年代初頭の共和国建国から1950年代半ばまでの数十年間に録音された、メランコリックでありつつも、この世ならざる美しさで心を魅了する、珠玉のトルコ産タンゴをよりすぐったコンピレーション・カセット作品。
追加プレス分2月下旬入荷予定。昨今の実験音楽界隈を大いに賑わせる、全盛期真っ最中のイタリア人パーカッション奏者であり、Holy TongueやTomagaでの活動も大人気のValentina Magalettiと、リスボンの名門〈Príncipe〉クルーとしても知られるアフリカ系ポルトガル人アーティストNídia による共作が、パリ拠点の先鋭レーベル〈Latency〉より到着。それぞれの特異なビートメイキング・センスを融合させ、現代のダンス・ミュージックに新たな風を吹き込むエキサイティングな一枚!シンコペーションされたドラム・パターン、脈打つマリンバのライン、メロディックなインタールードを通して、多様でありながら普遍的な音楽言語を探求し、ポスト・クラブ/アフロ・エクスペリメンタルの地平を鮮やかに更新するような、近年でも稀有な傑作。名匠Kassian Troyerの手により〈Dubplates & Mastering〉にてマスタリング。
クラシカルなジャマイカ音楽と共鳴するサウンドを制作し、スカやレゲエ・シーンで存在感を放つ要注目アーティスト、Gus McIntyreと、Peckings Brothers主宰の英国のレゲエ・レーベル〈Peckings Records〉に所属するミュージシャンやプロデューサーからなるグループ、Peckings All Starsによるスプリット・シングル『Tribute To Fela / Silly Ska』が到着。スカソングにちょっとおどけたスピンを加えつつ、フェラ・クティに敬意を表した”Tribute To Fela”と、明るいリズムと生き生きとしたメロディーが特徴のスカのインストルメンタルトラック"Silly Ska"の2曲を収録。
〈Honest Jon's〉が60年代に南米エクアドル・キトで活動していた知られざるスイートスポット的レーベル〈Caife〉に残された魅力的なカタログを紐解いたシリーズから新たな発掘音源が登場!アフリカ先住民の伝統と豊かな音楽の伝統が融合した、エクアドル北端エスメラルダス州のユニークなアフリカ系エクアドル文化の素晴らしい記録を収めたアルバム『Juyungo』がアナログ・リリース。マリンバを中心に、コール&レスポンスのチャント、アンデスのギターのフィンガースタイル、パンパイプなどによる深い没入感に溢れる音楽作品を余すところなく収録。ゲートフォールド・スリーヴ仕様。洞察に満ちたメモと貴重写真が満載のブックレット(16ページ)が付属。
日本の伝統演劇である能の謡などからインスピレーションを受け、芸能山城組の組頭、山城祥二が生み出した『AKIRA』の大傑作サウンドトラックがアナログ・リイシュー。伝統的な和楽器と未来的な電子音がユニークな融合を果たした本作は、様々な影響を織り交ぜながら、映画のディストピア的、サイバーパンク的テーマを反映した音風景を生み出しています。伝統的なチャントや太鼓、尺八のフルート、シンセサイザー、オーケストラといった多様な要素が、スクリーンのヴィジュアルを完璧に補完する、心を奪うような魅惑的な雰囲気を醸し出しているだけでなく、ポリリズミックなドラムマシンのビートとガムランの微分音音階にチューニングされたシンセを組み合わせた独特なスタイルによるパフォーマンスは『AKIRA』のディストピア的世界に儀式的な緊張感を齎しています。
ブラジルを代表する歌姫であるジョイスが、当時の夫であったネルソン・アンジェロと共に残した72年録音作『Nelson Angelo E Joyce』がアナログ・リイシュー!シンプルかつ洗練された仕上がりとなったこのアルバムでは、ジョイスの優しい声とアンジェロのメランコリックなマントラ風の旋律を探求していくような、親密で暖かな雰囲気に満ちた素晴らしい世界観を表現。特に2人の情熱的な掛け合いのようなヴォーカルと反復されるサンバのリズム、ブリージンなアコースティックギターの響きの三位一体が心地好いバレアリック・サンバ"Tiro cruzado"が大変キラーな仕上がりです。
The Skatalitesのサックス奏者ことTommy McCookと、ダブ・レジェンド、The UpsettersのBobby Ellisによる、オリジナルは77年に発売されたダブ・インスト・レゲエのレアなコレクション『Blazing Horns』が再発!70'sのレゲエ、ラヴァーズ・ロック周辺のインストとして極めて秀逸な内容で、キラーなトランペットのメロディが提示する微睡みの感情や、メロウな潤みなど聴きどころが多い一枚。潤みに満ちた瞬間も、この周辺の音楽として完成度が高いアッパーな側面も極めて秀逸です!
Nara Leão、Edu Lobo、Tamba Trioというブラジルのボサノヴァを代表する面々が大々的にコラボレーションし、1965年に〈Philips Brazil〉からリリースしたアルバム『5 Na Bossa』がアナログ再発!サンパウロの〈Paramount Theater〉でライブ録音された伝説的なセット!Nara の柔らかな声、Edu の激しいギター・プレイ、Tambaのスウィングするボーカルが融合した魔法のようなアルバム。"Reza"や"Zambi"などのクラシック曲をフィーチャーした、ラテン・ジャズの伝統を愛するファン必携の一枚。
東洋と西洋を融合し、歴史と未来を織り交ぜる。バンドが作品に込めるこのメッセージは、生楽器とエレクトロニカを通したプリズムとなって、時代や場所の概念を超越したエキゾチックなサウンドを生み出し、魅惑的で神秘的な世界を作り上げている。
メルボルンを拠点とするグラス・ビームスは、ラジャン・シルヴァを中心に結成された。結成の背景には、1970年代後半にインドからメルボルンに移住してきた父親にラジャンの思いと、幼少期の思い出があるという。2002年にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた、ビートルズの故ジョージ・ハリソンへのトリビュート公演『Concert for George』のDVDを父親と見た記憶の中で、インドの伝説的シタール奏者ラヴィ・シャンカールと娘のアヌーシュカが、西洋のアイコンであるエリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、ELOのジェフ・リンと共演した姿が目に焼きついていた。彼の幅広い音楽背景は、父親のレコード・コレクションにも由来している。B.B.キングやマディ・ウォーターズといった正統派ブルースとともに、ボリウッドを代表するアーシャ・ボースルやマンゲシュカルなどを聴いて育ち、R.D.バーマン、アナンダ・シャンカール、カルヤンジ・アナンジといったインド人アーティストによって開拓された、西洋の音楽スタイルと伝統的なインド音楽の融合に惹かれていった。
無国籍感溢れるエキゾチック・サイケデリアの世界観を作り上げた彼らは、2021年にリリースされたデビューEP『Mirage』をリリース。SNSとストリーミング、口コミを通じて話題となり、瞬く間に音楽ファンの間で噂が広がっていった。デビュー作のいきなりの成功で招待されたフェスティバルでは、『Mirage』EPの収録曲と、20分の未発表曲を披露。その未発表曲の初期段階のパフォーマンス映像が、何百万回もの再生回数を記録し、熱狂的なファンを急速に増やした。2023年のツアーを終えた彼らは、その20分の楽曲をレコーディングするために自宅スタジオに戻り、完成した作品は『Mahal』と名付けられた。
フランスの民族音楽名門レーベルOCORAからピグミーの決定版として名高い名録音が国内版で待望の再プレス!!
さまざまなピグミー族のなかでも特に高い音楽性を持つアカ・ピグミーは、集団の社会的・宗教的な生活と音楽が密接に繋がっており、音楽のない日はありません。この録音にも、狩りをする前の儀式の歌や、森ではちみつを見つけたことを知らせる歌、狩りの後の祝宴で歌われる歌、歴史や知識など集合的な知を口承で伝えるための神話や物語を、語りを交えながら歌われる歌、死者への嘆きの歌、などなど、CD2枚にわたってまさにタイトルの通りにアカ・ピグミーのアンソロジーといえる内容です。また、録音時期も、1972-1977年と伝統音楽のフィールドレコーディングのまさに黄金時代であり、声とリズムを主体とした非常に密度の濃いディープな演奏が充実の音質で記録されています。アカ・ピグミーのリズムと声が渾然一体となったような複雑で美しいポリフォニーは、なにものにも代え難い魅力が満ちています。日本語解説付
Disc 1
ソボコ(狩猟の出発に先立つ儀式)【キンゴ・ヤモ・エ/ワンゴ/ココラ・エフェセ/ボラ・ボソンボ】 モンゴンビ(狩の呼び声)
ンゾンビ(狩からの帰還の歌)
モンゾリ(象を殺した後の踊り)
モバンディ(蜂蜜の採集に先立つ儀式)【エパンダ/アンゴンガ ‐ エクドゥ・モセケ/エヴェテ・ケレ‐モナ・スンブ‐マ・ ナマ・ディザンバ/ンガンゲレ(嘲りの歌)/エポンガ・モ・ベヴァ・ナ・モクピナ/ロンゴコディ/エクパンドロ ‐ モンビン ヒ/モ・ボマ/ンドシ】
歌を伴う3 つの子どもの遊び【ンゼ・ンゼ・ンゼ/クル・クル/コンゴ・ベレ】 舞踊「ムベンゼレ」のための音楽【ディヴォト/アンドゥワ】
Disc 2
モコンディ
舞踊「ングボル」のための音楽 舞踊「イオンベ」のための音楽【ンドゥダ/ボバンギ】
2 つの歌物語【ニョディ(鳥)/ナンガ・ニンギ(細い体つき)】 ボイワ(死体への嘆きの歌) ボンド(占いの音楽)【ディコボ/ディエ/アポロ】 ココ・ヤ・ンドンゴ
ヤヤ
ムボラ(ヴァージョン1)
ムボラ(ヴァージョン2)
そのキャリアを通じて、Ravi Shankar率いるアンサンブルで演奏し、George Harrisonともコラボレーション、東西の音楽を融合させた画期的グループであるRagatala Ensembleを率いた、インド古典音楽の伝統を代表する偉人であり、タブラの名手Kamalesh Maitra (1924-2005)。その未発表録音を収めた素晴らしいアーカイブリリースが、Oren Ambarchi主宰の豪州の前衛音楽牙城〈Black Truffle〉よりアナウンス。50年以上に渡り、演奏するラーガの音に合わせて調律された、10個から16個のハンドドラムのセットであるタブラタランに全力を注いできた同氏。自主リリースしたソロLP『Tabla Tarang: Ragas on Drums』を制作したのと同じ1985年にベルリンでのセッションで録音された楽曲を収録。19世紀後半に起源を持つこの楽器を、調律されたドラムのセットを使用して、フルレングスのラーガを演奏し、ソロコンサート楽器としての可能性を見出したマイトラが生み出したメロディックで破格な即興の波を収めたものとなっています。
アイヌ語で「歌を歌おう」を意味する「ウポポ・サンケ」。アイヌのアーティストの中でも最もよく知られた人物であり、当店でもおなじみの安東ウメ子(1932-2004)が2003年に発表したアイヌ音楽の珠玉の傑作が史上初のアナログ再発。Oki Dub Ainu BandのOKI(トンコリハープ)が参加、女性ボーカルグループ「マレウレウ」のメンバーやアイヌのパーカッション奏者、弦楽器奏者、男性歌手たちがサポート。2003年の夏、十勝の農場でレコーディングされた恐るべき一枚。伸縮自在にして、息もぴったりなボーカルスタイルのコール&レスポンスは、まるでマントラのような空気感を醸し出しています。2LP版に付属するライナーノーツには、安東ウメ子とOKIが奏でたこれらの14曲の物語に関する逸話的な思い出が集められています。Okiによって再び一部ミックスされた後、名匠Kassian Troyerの手によりマスタリングとカッティングが行われ、45回転仕様の素晴らしいサウンドが実現されています。
Dieter Schnebelに師事したブラジルの現代音楽家であり、1980年代後半からベルリンで活動、同郷のSilvia Ocougneとともに、90年代のArnold DreyblattのOrchestra of Excited Stringsで演奏していたChico Melloと、アルト・サックス奏者Helinho Brandãoによる1984年のセルフ・タイトル作品が、Oren Ambarchi主宰の豪州の前衛レーベル〈Black Truffle〉よりアナログ・リイシュー。〈Edition Wandelweiser〉の初期の、かなり異例のリリース『musica brasileira de(s)composta』にて、MPBの名曲の急進的で陽気な解体をプロデュースしていたChico Melloが、渡欧前に残した唯一の録音作。ソロ・サックスの即興演奏から、ミニマリズム、アコースティック・サウンド・アート、そしてEdu LoboやMilton Nascimentoを彷彿とさせる哀愁漂うメロディックな感性を結びつける、緻密にレイヤーされたアンサンブル作品まで多岐にわたる全6曲を収録。
琉球民謡歌手、そしてネーネーズをはじめ数々の名プロデューサーとして言わずと知れた知名定男の13歳の時の伝説的なデビュー曲「スーキカンナー」 。
沖縄レコードコレクターの間でも入手困難な一枚をオリジナルマルタカレコード仕様で66年の歳月を経て、7inch Vinylでリイシュー。
B面はHARIKUYAMAKUの協力のもと、Nu-doh流にオリジナルを崩さず、現代の音楽とクロスオーバーさせ完成したNu-doh dub mixを収録。
数量限定生産でリリース。
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1958年に発表された知名定男の伝説的なデビュー曲「惣慶漢那(スーキカンナー)」が、この2024年ついに蘇る。
沖縄大衆文化のレジェンドである知名が「惣慶漢那(スーキカンナー)」を発表したのは13歳のとき。
その天才少年ぶりは滑らかで艶やかな歌声から一聴瞭然だ。「惣慶(スーキ)」と「漢那(カンナー)」とはどちらも沖縄の地名で、
歌詞には同地から箕ザルを売りにやってきた物売りの口上が盛り込まれている。その後、本部やコザ、勝連など各地の物売りたちの売り文句が続く楽しい1曲だ。
注目はB面。沖縄民謡や民俗芸能を現代ベースミュージック解釈で蘇らせるユニット、Churashima Navigatorでも活躍してきたプロデューサー/DJ、Nu-dohによる「惣慶漢那(スーキカンナー)」のダブステップ・リミックスが収められているのだ。
ずっしりとしたビートに三線が絡みついたのち、知名の歌とヘヴィーなベースラインが同時に鳴り響く興奮を何と言葉にすればいいだろうか。
この1曲のリミックスを作る前にNu-dohは知名のもとを訪れ、自分の思いを伝えるとともにリミックス制作の許しを得たのだという。
彼らしい「筋の通し方」が気迫のこもった音にしっかりと表れている。
マルタカレコードから発売された「惣慶漢那(スーキカンナー)」のオリジナル盤は現在高値で取引されているが、
今回はイギリスの名門スタジオ「Curve Pusher」がマスタリングとカッティングを手掛け、高音質でのリイシューとなった。
沖縄民謡のレガシーをどのように受け継ぎ、次の世代に伝えていくことができるのか。
この音盤に込められているのは音だけではない。スピリットもまたひとつひとつの溝に刻み込まれているのだ。
大石始(文筆家)
1月下旬再入荷。OKI DUB AINU BANDによるアイヌ音楽の金字塔的アルバム『サハリン・ロック』。
未発表曲「King Futoshi」を収録した待望のアナログ盤がついに登場!
『SAKHALIN ROCK(サハリン・ロック)』はカラフト・アイヌの伝統弦楽器 「トンコリ」奏者のOKIがトンコリ発祥の地、樺太サハリンを旅した直後に発表された。
パンデイロの魔術師マルコス・スザーノとのブラジル録音を含む比類なき本作を、今回のアナログ盤ではOKI自身がリマスターを施し、曲順を変更。さらに昨年この世を去ったメンバー、居壁太が生前に残したプライベート録音未発表曲「King Futoshi」が収録された。
OKIの尽きることないアイヌ音楽への愛と情熱が全編に込められた、ファン必携の名盤となることは間違いない。
内田直之によるタフでヘヴィなDUB MIX、OKIのトンコリの鋭い響きが、アナログ盤ならではの温かみと深みを伴って蘇る。時が経っても色褪せることのない強烈な "AINU BEAT” を、この一枚でぜひ体感してほしい。
瞑想的な空気感に満ちた宇宙的なグルーヴの追求に全力を注ぐハンガリー出身ベルリン拠点の音楽プロデューサー/キーボーディストSzabolcs Bognárの変名Àbáseが〈Analogue Foundation〉からリリースした2枚目のアルバム『Awakening』をストックしました。ナイジェリア・ラゴスのアフロビート、ヨルバ族のリズム、伝統的なハンガリーの民族音楽、ブラジル音楽、ヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックまでが絶妙にブレンドされた、スピリチュアルでコズミックな魅力を放つ卓越した現代ジャズ作品。限定1000部。
1月下旬再入荷。イタリア・ミラノの〈Ultimo Tango〉とスペイン・マドリッドの〈Glossy Mistakes〉が、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア、オーストリア、オランダなどのアーティストの作品を含む、1979年から1990年に及ぶ、トライバルで別世界的なパーカッション音楽をよりすぐった画期的コンピレーション・アルバム『Tribal Organic: Deep Dive into European Percussions 79-90』を発表。Luca FioreとGlossy Mario が編纂した本作では、1979 年から1990年にかけてのヨーロッパの多様なサウンドを巡るリズミカルな旅へとご案内。英国の女性デュオ Ova による幻想的な"Rainforest"で始まるこのコレクションは、世界各地のパーカッションの伝統に深く影響を受けたアーティストの9つのトラックを収録。ジャズやニューエイジ、ガムラン音楽、西アフリカのリズムなどが溶け合ったこれらの楽曲には、コンガ、タブラ、シェケレなどの楽器も用いられており、有機的なドラム・ビートという共通した魅力が貫かれています。Jean-Michel Bertrandの"Engines"のインダストリアルとアフリカン・グルーヴが融合したサウンドやCuco Pérezの"Calabó Bambú"での催眠的なアコーディオンと部族のチャントに至るまで、瞑想的でありながら爽やかに響く異文化のリスニング体験が味わえる内容となっています。
ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできた当店ベストセラー作家なLAのサックス奏者のSam Gendelと、De La SoulやD'Angeloなどを始め数々のセッション仕事で知られるベテラン・ベーシストのPino Palladino、そして、Bob DylanやEd Sheeranなどの作品にも参加するギタリスト/マルチ楽器奏者/プロデューサーのBlake Millsという豪華面々が結集した傑作『LIVE AT SOUND CITY EP』が2024年度待望のリプレス!カリフォルニア州ロサンゼルス・ヴァンナイズにある伝説的な〈Sound City Studios〉で1日で録音された、親密な雰囲気の室内楽トリオ作品。グラミー賞にもノミネートされたPalladino & Mills の2021年のアルバム『Notes with Attachments』収録曲の新バージョンも披露されています。4曲を通して、一般的な音楽の語彙を探求しつつ、そこから新しいものを求めて、そして、それらを非日常化する作業に取り組んだ作品に仕上がっています。