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NWW list!! DEBRIS’の1976年唯一作がヴァイナル再発!1976年にオクラホマ州チカシャから現れたDebrisは、アメリカ地下音楽史の中でも特異な存在で、土地柄もあって周囲から冷遇されながらも、トリオ編成でストゥージズやヴェルヴェット・アンダーグラウンド、キャプテン・ビーフハート、さらに英国グラムの影響を消化し、極めてラディカルな音を生み出した。地元スタジオの「10時間録音+1000枚プレス+ジャケット印刷」の格安パッケージに飛びついた彼らは、すべての曲をワンテイクで収録。偶然にもラモーンズの1stと同月に出たこの一枚は、ノイズ混じりのガレージ・パンクの衝動と、シンセや電子処理を導入した前衛性を併せ持つ作品となった。リリース直後にはCBGBやMax’s Kansas Cityから出演依頼も届いたが、バンドは結局地元を出ることなく解散。残された1枚のLPは、失われたカルト盤としてコレクターの垂涎の的となり、Nurse With Woundリストに名を連ねたことで伝説的地位を固めた。その影響はSonic YouthやThe Melvinsといった後続にまで及び、今ではアメリカ地下音楽の最重要記録のひとつとされている。
直販限定クリア・ヴァイナル仕様。1987年10月、批評家から絶賛を浴びたLP『Sister』の発売から4か月後、シカゴの〈Cabaret Metro〉でその最新作を熱烈なライブで披露したSonic Youth。このコンサートの様子を収めた音源は、Big BlackのSteve Albini(当時は会場から出入り禁止だったとの事)によって友人の音楽ライターByron Coleyへ紹介された事で彼のレーベルである〈Goofin'〉から半公式の海賊盤として発表される事に。未だに熱烈な支持を受ける傑作ライブ・アルバム『Hold That Tiger』が、〈Superior Viaduct〉より待望のアナログ・リイシュー!Sonic Youthの最初の数枚のリリースにとって、ラモーンズの最初の3枚のLPにとっての『It's Alive』に匹敵する存在であると言っても過言ではない名作。開花しつつあった、バンドの絶頂期を捉えた、野性的かつ解放的であり、ワイルドでカタルシスに満ちた、熱狂的なスナップショットといえる一枚です。

当店大大大ベストセラー『The Sacrificial Code』でもおなじみ、〈Hallow Ground〉や〈Total Black〉などといった現行アンダーグラウンドの深遠から極めて優れたドローン/実験作品を繰り出す米国出身/スウェーデン・ストックホルム在住の女性ミニマリスト、Kali Malone。名門〈Ideologic Organ〉からの2022年最新作『Does Spring Hide Its Joy』がアナウンス。Stephen O'Malley(エレキギター)、Lucy Railton(チェロ)という豪華ゲストを迎え、Malone自身が調律したサイン波オシレーターを用いて制作した没入型モダン・クラシカル/ドローン作品!パイプオルガンの調律、和声理論、長時間の作曲の経験が、この作品の出発点となっていて、彼女のニュアンスに富んだミニマリズムは、驚くべき焦点の深さを展開し、リスナーの注意の中に瞑想的な空間を切り開いています。
2014年にパフォーマンスアート的なデュオとして始まり、ノイズやパンク、スラッジを経由しながら、フィラデルフィアの地下シーンで長らく活動してきた nyxy nyx による、初のフルバンド編成によるスタジオ盤『Cult Classics Vol. 1』。これまでの音源は手焼きCDやDIYテープといった不安定な形でリリースされており、その都度トラックリストが変わったり、マスターが差し替えられたり、同じ曲を再録したりと、常に揺らぎの中で生きてきたバンドが、初めて恒久的な形で〈Julia’s War〉から公式にリリース。プロデューサーにDan Angelを迎え、Brian Reichertを中心に、Tim Jordan(Sun Organ)、Benjamin Schurr(Luna Honey)、Alex Ha(ex-Knifeplay)が加わり、さらにMadeline Johnston(Midwife)やJosh Meakim(A Sunny Day in Glasgow)もゲスト参加。楽曲は、崩れそうなノイズと祈りのようなヴォーカルがせめぎ合うスラッジ寄りのトラックから、幽玄なデュアルヴォーカルが漂うスローコア、あるいは粗野なパンクの反骨をにじませる瞬間まで幅広く、ライヴ同様にすべての曲を一発録りで収め、重く歪んだギターと幻惑的なスローコアの質感が共存する、圧のあるサウンドを実現している。その重さと幻惑が聴き終えても耳に残り続ける、地下に潜り続けた存在がついに残した確かな痕跡。


1996年、南條麻人主宰の〈La Musica Records〉から、手作業で組まれた超限定カセットとしてひっそりと現れた Neanの唯一作『Doo Dah Nean』。長らく幻のアウトサイダー音源とされてきたこの作品が、〈Black Editions〉よりヴァイナル・リイシュー!Yui(ベース/エレクトロニクス)、Non(ドラム)、そしてNaoko(声)の3人によるトリオで、生み出す音楽はロリータ・サイケ、フリージャズ、ノイズ、即興が無邪気に混ざり合う、90年代日本アンダーグラウンドならではの混沌そのもの。歌とも語りともつかない囁き、呪文のようなフレーズ、息遣いのNaokoの声が中心にあり、無垢さと狂気が同居した、プロトASMR的な存在感が、音全体に奇妙な重力を与えている。Nonの酔ったようでシャーマニックなドラムと、Yuiの形を持たない低音、電子音が絡み合い、儀式的ですらある生々しさがある。ジャンルの外側で生まれた音が、偶然にも強烈な魅力を放ってしまった、日本アンダーグラウンドの深部に埋もれていた宝石。
デジタル・ダンスホールとUKアンダーグラウンド実験音楽の隙間に生まれた、オルタナティヴな音楽。英国を拠点に1980年代半ば~後半に活動。〈On-U Sound〉と契約を逃し、音源を残すことが出来なかったものの、〈Downwards〉主宰のRegisを80年代当時熱狂させていたという、伝説のポスト・パンク/インダストリアル・レゲエ・バンドReducer。ジャマイカ音楽史を変えた名リディム「Sleng Teng」を再構築した’86年ディスコ・ミックス・ヴァージョンなど全3曲のアーカイブ音源を収録した強力シングルがブリストル・レフトフィールドを代表する名門〈Bokeh Versions〉より到着。デジタル・ダンスホール黎明期を象徴するCasio MT-40のプリセット音を軸に、当時のサウンドシステム文化の空気を濃厚に呼び戻すかのような鮮烈な楽曲群!反復するリズムとローエンドの揺らぎが現代的な解釈と結びつき、オリジナルの革新性をそのまま保持しつつも、より長尺で恍惚感を増したサイケデリックな仕上がりに。デジタル革命の記念碑をアップデートした、全てのレゲエ~ダブ~ダンスホール愛好家必携の一枚です!
ジャップロック・サンプラーにも掲載!日本版AktualaもしくはThird Ear Band。”Nurse With Wound List”掲載でもお馴染みの国産カルト・サイケ大名盤『Debon』を残しているBrast Burnと同一のバンドである、日本版クラウトロックの秘宝=Karuna Khyalによる74年のカルト的な傑作がアナログ再発。トライバルなリズム、電子サンプル、反復、ヘヴィな民族的サウンドに重点を置いた本作は、あらゆる種類の楽器を折衷的にプレイした、催眠的かつ野生的でワイヤードな仕上がりの憑依音楽に仕上がっています。
徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbowこと秋田昌美と、シカゴ生まれで現在は日本を拠点に活動するドラマー、Akio Jeimusによる2025年録音のDuo作。メールでやり取りされたスタジオセッションに加え、B面には2025年3月に東京で行われたライブ録音を収録。アルバム全体を通して、ドラムセットとノイズの関係性が絶えず変化する様を記録。二つの力が追いかけ合い、遮り合い、リアルタイムで互いを作り変えていく。そこにあるのは調和でも破壊でもなく、ただ変化し続ける運動。MerzbowとAkio Jeimusの二者が出会ったときに生まれた、生々しい瞬間の記録。

金属的で物質的な初期メルツバウのノイズ美学が最も濃厚に刻まれた、インダストリアル・ノイズとテープコラージュの決定的作品。後のハーシュノイズへ向かう、進化の瞬間を捉えた重要作。木製ボックスセット仕様の豪華版。セカンドプレス、限定199!Do NOT sleep on this one!!
ノイズ界の二大巨頭、Merzbow と Bastard Noise が真正面から激突したコラボ作『Brick Wall Evolution』。Merzbow の流動的で有機的なハーシュノイズと、Bastard Noise の低域重視のパワーエレクトロニクスが融合し、圧倒的な密度と質量を持つ音響が立ち上がる。高周波のきらめきと地鳴りのような低周波が層を成し、混沌と秩序が同時に存在するノイズの地形が刻々と変化していく。タイトル通り、進化した音の壁!!

ジム・オルーク主宰の〈Moikai〉、〈Sonoris〉、そして〈Staalplaat〉の伝説的サブレーベル〈Mort Aux Vaches〉などなど、世界各地の名所から傑出した作品群を送り出してきたKevin Drumm の代表作にしてノイズ史に残る名作、電子音楽の一大名門〈Mego〉から2002年に発表されていた『Sheer Hellish Miasma』が2025年リプレス!オリジナルはCDで発表され、以降ノイズ、実験音楽の文脈で究極の到達点とまで評されることが多い作品。内容は徹底して妥協を許さないノイズ構築で、ギター、マイク、アナログ・シンセ、テープ操作、エフェクト、さらに控えめなコンピュータ処理まで駆使し、轟音の壁を緻密に編み込んでいる。ひたすら物理的に襲いかかる音圧でありながら、実際には極めて計算された設計が裏に潜んでいて、無秩序の中に精密なコントロールが感じられる。フィードバックやアナログ・シンセのうねりが、時間の中で少しずつ層を変えながら重なっていくさまは、作曲としか言いようのない構築感があり、音を素材とした抽象芸術として成立している稀有な一枚。20年以上経った今も生々しく、今回の2LP仕様は、作品が本来持つ強度をフィジカルに体験する意味でも重要な再発。

ベルリンの作曲家 Mark Kanak を中心にしたプロジェクト Irrflug によるデビュー・アルバム。「腐食した空気感」と「リズムの研究」をキーワードに、金属的なノイズ、ざらついたテクスチャ、崩れかけたビートが交差し、インダストリアルとアヴァンギャルドの中間にある独自の音像を形成する。音はミニマルでありながら鋭く、リズムは一定の形を保ちながらも、常にどこか歪み、揺れ、崩れ、リズムなのにリズムとして機能しない、リズムそのものを素材として解体するようなアプローチが貫かれている。整った構造を拒むような荒々しさと、音の粒子を精密に配置する冷静さが同時に存在し、本作を単なるノイズやインダストリアルの枠に収めない異物感が生まれている。ベルリンの地下シーンの空気をそのまま吸い込んだような、生々しくも美しい一枚。

ジャパノイズ伝説Merzbowが、1994年にスイスのThe Releasing EskimoからCDでリリースしていた名盤が、Hospital Productionsより未発表音源を追加してリマスター2CD再発。爆音と共に高速で動く音の渦が、世界が崩れ落ちた後の虚無ゾーンを感じさせてくれる重厚なシュルレアリスム・ノイズ傑作。これは覚醒してます。エンボスで箔を押したゲイトフォールド仕様、ミニ・ポスター付属、アートワーク共々最高です。

Merzbowこと秋田昌美の最新作『Sedonis』が シカゴ拠点のサウンドアート系レーベル〈Signal Noise〉より登場。本作は、長年にわたってノイズ/実験音楽シーンを牽引してきた彼のキャリアの中でも、近年の刺激的な作風を象徴する一枚。コンピュータ、モジュラー・シンセ、自作楽器を用いた新たなサウンドは、重厚かつ空間的で、激烈なだけでなく奥行きのある異形の美しさをまとっている。タイトルの「Sedonis」に特別な意味はなく「イメージとしては、ウルトラQのバルンガのような風船モンスターを想像していた」と秋田が語るように、そんな不定形で異界的な存在感が、この作品の音世界にインスピレーションを与えている。不気味で美しい神秘性を内包しながら、Merzbowならではの音の怪物が聴く者を呑み込んでいく一枚。

限定200部オレンジ・カラーヴァイナル仕様。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。1999年に〈Alien 8 Recordings〉からCDオンリーで発表した大人気作『Door Open At 8 AM』が初のアナログ/カセット化!自身のホーム・スタジオである〈Bedroom, Tokyo〉にて、EMS VCS3にEMS Synthi 'A'、Moog Rogue、テルミンなどを用い、1998年4月から5月にかけて録音されたキャリア重要作!Merzbowの最も冒険的な作品の一角である『Aqua Necromancer』と同時期に録音された作品であり、自身の敬愛するフリージャズ・ミュージシャンへのオマージュが込められたもので、トニー・ウィリアムスやジョン・コルトレーンのサンプリングも行っています。フリージャズのスピリットと破格のエネルギーを湛えた壮絶なパワエレ作品。〈Munemihouse〉にて2020年リマスタリング&自身の手による新装アートワーク仕様。ボーナス・トラックを追加収録。
徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。1983年にFool's Mate傘下のChaosより発表されていた、水谷聖在籍時の名作が待望のCD化。
ノルウェーの異端アーティスト Gaute Granli による、歪んだギター、変則的なリズム、奇妙な発声が渦を巻く、異形のエレクトロニック・ロック作品『Rosacea』。ローファイでざらついた録音の中に、原始的で身体的なエネルギーがむき出しになり、ロックの形を借りながらも完全に枠を逸脱したサウンドが展開される。ギターはメロディとノイズの境界を行き来し、ビートは安定せず、ボーカルは歌というより発声、もしくは叫び。その不安定さと奇妙さが、どこか呪術的でクセになる世界観を生み出している。粗く、野性的で、しかし妙にユーモラスな唯一無二の作品世界。

テン年代に生み落とされたインディ・ロックの至宝!傑作セルフタイトル・デビュー作では音の大胆さを取り入れ話題を呼んだ今は亡きカナダの名インディ・バンド、Womenが作り上げた2010年の叙情的ポスト・パンク/ノイズ・ロック金字塔的アルバム『Public Strain』が〈Jagjaguwar〉より待望のアナログ・リプレス。2枚目のアルバム『Public Strain』では、バンドはリバーブに浸った、ノイズに忠実なサウンドに磨きをかけながら、ポップな感性をより明確に浮かび上がらせています。「Locust Valley」の緊迫したクラウトロック、シンプルさによるハーモニーの実践、または「Eyesore」のほろ苦いメロディーでクライマックスまで、灰色のパレットから明るいコントラストを作り上げた大名盤!
Varg2™ と Chatline が再びタッグを組み、2023〜2024年にスウェーデン・Västra Skogenでライブ録音された2曲構成の作品で〈Northern Electronics〉らしい冷たさと緊張感を極限まで研ぎ澄ませた、極端にミニマルで閉ざされた音響ドキュメント『ASMR for Suicidal Thoughts』。音楽は徹底して削ぎ落とされ、解決しない緊張が持続する固定された状態を描かれる。展開やドラマ性はほとんど排除され、わずかな変化だけが静かに揺らぎ続け、聴き手は動かない時間と向き合わされる。ノイズは壁のように圧倒するのではなく、薄く脆い膜のように張りつめた質感で存在し、そこに時折、葬送のような短いメロディの断片が浮かんでは消える。逃げ場のない静けさに支配された作品。

HTRKが20年以上にわたり築いてきた楽曲群を、現代を代表する重要アーティストたちが再解釈したカバー/リワーク集『String of Hearts (Songs of HTRK)』。HTRK がこれまでほとんど行ってこなかった公式リワーク集で、Loraine James、NWAQ、Perila、Coby Sey、Liars、Kali Malone & Stephen O’Malley、Sharon Van Etten など、ジャンルも背景も異なるアーティストが集まり、原曲の繊細な陰影を尊重しながらも、時に微妙にずらし、時に大胆に解体。アンビエント、エレクトロニック、ドリームポップ、アメリカーナ、ノイズが自然に交差し、原曲の冷たさと温かさが、別の角度から照らされる。全体として、深夜の部屋でひっそりと聴きたくなるような、静かな没入感に満ちた一本。

ヨルダンを拠点に活動するプロデューサー Taymour と、レバノン拠点のアーティスト Bareetlblad による、アラブ圏のリズムや声のニュアンスを取り込みながら、インダストリアル、エレクトロ、エクスペリメンタルが交差するコラボレーション作『Nos Insan』。アラブ圏のパーカッションのニュアンスを抽象化し、メタリックで硬質なビートと融合。祈りのような声、叫び、囁きが加工されて用いられ、電子音のレイヤーは暗く、熱を帯びている。重心の低いビート、ざらついた電子音、そして人間の声の断片が混ざり合い、都市の熱気と混沌、そしてどこか宗教的な影を感じさせる独特のサウンドスケープが広がっている。人間の本性や衝動を音で描くような濃密さが魅力的。
(数量限定/日本語帯付/解説書付)リマスター180g重量盤。1991年の2ndアルバム『loveless』は、まず音楽的に、当時発表されたどの作品よりも先進的で予想を超えるものだった。ケヴィン・シールズとバンドは、純粋な感覚に基づくサウンドを徹底的に追い求め、聴く者の五感を圧倒する作品を完成させた。1990年を代表する本作は、スタジオ録音の可能性を極限まで追求した完全無欠の傑作として評価され、ザ・ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』やマイルス・デイヴィスの『In A Silent Way』、スティーヴィー・ワンダーの『Innervisions』とも肩を並べる金字塔として賞賛されている。
・日本語帯付盤デラックス・エディションLP
(高品質チップオン・ジャケット式ゲートフォールド・スリーヴ仕様/解説書付/
1/2インチ・アナログ・テープからマスタリングされた音源を収録/180g重量盤)
