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1999年にリリースされた知られざるギター・デュオ・ユニットのアルバム。ハーモニクスを多用したギターのみによる楽曲は、アンビエント的な静けさを進えた美しいもので、当時のライヴでは 8mm 映像などとコラボレートなどもしていました。しかし、当時の反応は一部で高い評価を得たものの、それはとても小さいものでした。当時のインディーズ・シーンではまだアンビエント的なサウンドの見直しもなく、ここまでシンプルなインストウルメンタルものをライヴの現場で演奏しているユニットなど皆無で、非常にカテゴライズしづらく、立ち位置の難しい音楽だったのだと思います。
しかし、ジャパニーズ・アンビエントが世界的に見直された 2010年代になってから、本作は再発見され、CDのデッドストックが一気に完売。再発の声もある中、今回初のアナログ化で改めてこの音楽を解き放ちたいと思います。現在 URBAN VOLCANO SOUNDSで知られるKENKEN もゲスト参加。
知られざる秘宝作品にじっくり触れてみるのもよし、日々のBGMとしても空気に染み入るような美しい時間を生み出してくれる、音響ギター・インストウルメンタル・アルバムです。

坂本龍一とのコラボレーション3曲収録。Lee BannonとしてもNinja Tuneなどで活躍する北カルフォルニアのプロデューサー、Fred Welton Warmsley IIIによる真打ちである、インダストリアル・ミュージックをノイズやポスト・アンビエント、モダン・クラシカルといった現代的かつ先鋭的なアプローチで革新する一大プロジェクト、Dedekind Cutの8年振りとなる待望の新作!
Dedekind Cutによる〈DED〉トリロジーの最終章『Dede-K-Tion』。長い時間をかけて構想・制作されてきたシリーズの集大成となる作品で、これまでの〈DED〉シリーズで展開されてきた音響的探究をさらに拡張し、微細でスピチリュアルな電子音響とミニマリズムが交錯する世界を形成。坂本龍一特有の洗練された静謐さも相まって、Dedekind Cutの新たな領域へ到達した重要作。
代表曲を異なるアレンジのライブ・テイクでカップリング。Maher Shalal Hash Bazの魅力を新たな角度から味わえる注目作!
1984年結成、工藤冬里を中心に活動する日本の実験音楽プロジェクト、Maher Shalal Hash Bazの代表曲"Unknown Happiness"。フォーク、ジャズ、ブラス、クラシック、即興演奏を自在に行き来する彼らの唯一無二の音楽世界を象徴する一曲であり、素朴で温かなメロディは、今なお世界中のインディー/エクスペリメンタル・ミュージック・ファンから愛され続けています。その魅力を最も瑞々しく伝えるライブ・バージョンが待望の7インチ化! A面には、ライブならではの空気感と、不完全だからこそ美しいMaher Shalal Hash Bazならではのアンサンブルを収録。B面には、ピアノを中心とした編成による、同曲の新たな魅力を引き出したスペシャルなライブ・バージョンを収録。

池田亮司が、アメリカ軍によるモールス信号を着想源に制作した12インチ作品。アルファベットA–Zの26文字に対応する26種類の周波数を、それぞれひとつの音響単位として構成した、極限までミニマルな作品。
片面13本ずつ、計26本のロックド・グルーヴに刻まれるのは、それぞれ異なる周波数を持つサイン波。音は旋律やリズムへと発展することなく、針が同じ溝を繰り返し巡ることで永続的な反復へと変容。ひとつひとつの周波数が独立した音として聴こえる一方、それらを連続して再生することで、26の音がまるで無言の会話を交わしているかのような音響的な関係が顕在化。音楽を構成する要素を極限まで削ぎ落とし、周波数、反復、時間、そして情報そのものを音楽として提示する池田。
モールス信号という「情報を音へ変換するシステム」を出発点に、意味を持つ言語以前の、純粋な音響の差異へと還元していく試みともいえる内容。2017年、スイス・グシュタードで開催されたアート・フェスティヴァル〈Elevation〉における〈Test Pattern〉のサイト・スペシフィック・インスタレーションに合わせて制作された作品。限定500部

日本を代表する電子音楽家/ヴィジュアル・アーティスト池田亮司が、10本のロックド・グルーヴによって、それぞれに異なる周波数のサイン波だけを刻み、その周波数を太陽系の異なる惑星に対応させた、極限までミニマルな音響作品。
針が同じ溝を永久に回転続けるロックド・グルーヴによって、ひとつのサイン波は「楽曲」として展開することなく、ただ持続し続けます。しかし、それぞれ異なる周波数を持つ10の音は、再生することで聴覚のなかに微細な差異と緊張を生み、単純な電子音が次第に空間そのものを測定するような感覚へと変貌を遂げていきます。
量子力学や量子情報理論を美学的な視点から捉えた池田のインスタレーション〈supersymmetry〉とも連動する本作。CERNで科学者やエンジニアとの交流を重ねた経験を背景に、音を旋律やリズムとしてではなく、周波数、物質、時間、そして宇宙を構成する最小単位のようなものとして扱っています。
180g重量盤、特製シルクスクリーン・スリーヴ仕様。名匠Rashad Beckerによるマスタリング。音楽を極限までミニマルに削ぎ落とすことで、逆に「聴く」という行為そのものへ能動的に意識させる、池田ならではの実験的な作品。180g重量盤

電子音響とデジタル・テクノロジーを極限まで抽象化してきた池田亮司が、ここでは一転して「擦奏」という物理的な振る舞いに向き合った新作。収録された3作品は、いずれも弦楽器の音色を素材として扱うだけではなく、演奏者の身体、楽器の構造、音の発生する時間と空間そのものを作曲の原理へと組み込んだもの。2021年にEnsemble Modernとのワークショップをきっかけに弦楽器だけに焦点を絞ることを決め、2020~2023年にかけて制作された作品群が〈The Vinyl Factory〉よりヴァイナルリリース。
「REFLECTION [for string nonet], op.13」では、9人の奏者全員が7/8拍子による同一のリズム構造を共有しながら、その開始位置をずらすことで、それぞれのパートが互いに応答し合うような複雑な時間構造を形成。
「PRISM [for string nonet], op.14」では、白色光がプリズムによってスペクトルへ分解される現象を音響へと置き換え、弦楽アンサンブルのほぼ全音域を横断しながら、個々の音高をクラスターとして抽出していきます。音を連続的な響きとしてではなく、分解可能な物理現象として捉える池田ならではの思考が、弦楽器の響きの内部に展開。
そして「MIRROR [one for two], op.12」は、一枚の楽譜を通常方向と反対方向の双方から同時に読めるよう、五線譜そのものを鏡像化(反行)。二人の奏者がひとつの楽譜を共有し、それぞれ逆方向から読み進めながら同時に演奏するという、極めて制約の多いシステムによって成立しています。池田が長年「夢」として思い描いていたこの作品は、単純に見えるルールの内部に高度な演奏上の困難を抱え、その制約そのものを音楽的構造へと変換しています。
さらに本作では、通常は互いの姿を確認できるよう半円形に配置される弦楽奏者を、一直線に並べるという舞台上の配置も試みられました。視覚的な接続を意図的に断つことで、演奏者同士の身体的な関係さえも作曲の条件へと組み込む。音を「聴く」だけでなく、楽器、身体、楽譜、配置、時間といった音楽を成立させる物理的条件そのものを露出させていく点に、池田の現在の創作姿勢が鮮明に表れています。
Ensemble Modernによって演奏され、SWRによって録音。2024年2月8日にアムステルダムで初演され、2026年2月20日にはロンドンのBarbicanでも英国初演が行われました。電子音響とアコースティックな音楽、デジタルな抽象性と楽器の物理性という対立を超え、アコースティック楽器でありながら、どこか非人間的な精密さと透明感を湛えた、池田の現在形を示す精密な音響構造を立ち上げた作品。180g重量盤 ※視聴は参考動画です

廃盤最終入荷です。OpitopeやILLUHAのメンバーであり東洋医学の領域でも活動するTomoyoshi Dateと、ベルギーの音響作家Stijn Hüwelsによるコラボレーション第3弾『Tatemono (建物)』。Dateが紡ぐ温かみあるアコースティック音響とわずかなデジタル処理の微細な響きに、Hüwelsのトレードマークである幾層にも重なるギターの残響と透明度の高いフィールド・レコーディングが優しく調和。アルバム名『建物』が示すように、建造物の中を巡る光のうつろいや静かな空気の揺らぎそのものを音として捉えたかのような、透き通ったミニマル・ドローン空間を作り上げている。東洋的な間の美学と洗練された欧州ミニマリズムが見事に融合した、凛とした抒情性を湛えるアコースティック・アンビエント。二人の親密な音響対話が結実した、静寂美。
OpitopeやILLUHAのメンバーであり東洋医学の領域でも活動するTomoyoshi Dateと、ベルギーの音響作家Stijn Hüwelsによるコラボレーション第3弾『Tatemono (建物)』。Dateが紡ぐ温かみあるアコースティック音響とわずかなデジタル処理の微細な響きに、Hüwelsのトレードマークである幾層にも重なるギターの残響と透明度の高いフィールド・レコーディングが優しく調和。アルバム名『建物』が示すように、建造物の中を巡る光のうつろいや静かな空気の揺らぎそのものを音として捉えたかのような、透き通ったミニマル・ドローン空間を作り上げている。東洋的な間の美学と洗練された欧州ミニマリズムが見事に融合した、凛とした抒情性を湛えるアコースティック・アンビエント。二人の親密な音響対話が結実した、静寂美。

11月中旬再入荷。フランス出身のアーティスト/クリエイター、ミシェル・ラミーと池田亮司によるコラボレーション作品が〈The Vinyl Factory〉より登場。池田亮司が作曲・制作を手掛け、ミシェル・ラミーが作詞とヴォーカルを担当した本作には、ロサンゼルスとロンドン、それぞれ異なる場所と時間に録音された2つの楽曲を収録。A面「Echoes of Rights」は2022年5月15日から18日にかけてロサンゼルスのEQT Recordingsで録音。一方、B面「Echoes of Nights」は2026年2月22日、ロンドンの180 Studios内に設けられたThe Listening Roomで収録されたもの。両者の長年にわたる協働関係をさらに遡るように、ジャケットには2021年にバーゼルで行われたライブ・パフォーマンスの写真を採用している。
ミシェル・ラミーは、哲学者ジル・ドゥルーズに師事し、弁護士として活動した経歴を持つ異色のクリエイター。1970年代末にロサンゼルスへ移住後、自身のファッションブランドを立ち上げ、レストランやキャバレーの運営、映画制作、パフォーマンスなど多岐にわたる表現活動を展開。デザイナーのリック・オウエンスとともに〈Owenscorp〉を設立し、現在もその創造的な世界観を支える重要な存在である。また、2014年には自身の実験的な創作活動を包括するプロジェクト〈LAMYLAND〉を始動。2017年にはアーティストのNico Vascellariらとコンセプチュアル・バンド〈LAVASCAR〉を結成するなど、ジャンルや領域の境界を自在に横断し続けている。
池田亮司の極度に精緻な電子音響と、ラミーの個性的で存在感のある声が交差する本作は、異なる表現領域を生きる二人の創造性が結びついた興味深いコラボレーション。180g重量盤レッド・ヴァイナル、世界限定500枚。〈The Vinyl Factory〉のヘイズ工場にてEMI 1400プレス機を使用して製造され、Noel Summervilleによるヴァイナル・マスタリングを採用。
![池田亮司 Ryoji Ikeda - data-cosm [n°1] (Exhibition Booklet)](http://meditations.jp/cdn/shop/files/RyojiIkedaBooklet_01_{width}x.jpg?v=1793427168)
11月中旬再入荷。〈180 Studios〉と〈The Vinyl Factory〉による継続的なコラボレーションから生まれた、池田亮司の大規模インスタレーション「data-cosm [n°1]」に関連して2025年に刊行されたエキシビション・ブックレット。音と光を通じて知覚の限界を探究し続ける池田亮司が、数学的な自然の構造と人間の知覚が交差する場として構想した「data-cosm [n°1]」。顕微鏡でミクロの世界を覗き込むと同時に、宇宙的なスケールへと感覚を拡張する「全感覚的体験」として制作された同インスタレーションの世界初公開にあたり、2025年10月13日に180 Studiosで開催された、池田亮司、ポルトガルのセラルヴェス現代美術館ディレクターPhilippe Vergne、The Vinyl Factoryクリエイティブ・ディレクターであり180 Studiosのキュレーターを務めるSean Bidderによる対談を収録。作品の背景にある思考や制作への姿勢、そして現代における芸術と知覚の可能性をめぐる、池田自身の言葉に触れることのできる貴重な一冊。新たに収録された池田亮司へのインタビューも掲載。A5判、36ページ、グロスUV加工カバー。世界限定1,000部。180 Studios刊、2025年。

「E2-E4」をサンプリングした名曲!1990年代初頭、日本のレゲエ/ラヴァーズ・ロックがまだ限られたシーンのなかで独自の広がりを見せ始めていた時代に生まれた、Chieko Beautyの初期重要作「Make Me Know It」が再発。
控えめで柔らかな表情を湛えたChieko Beautyのヴォーカルを支えるのは、宮崎泉ことDub Master Xによるプロダクション。ジャマイカのレゲエ/ダブの伝統を深く踏まえながら、東京の急速に拡張しつつあったクラブ・ミュージックやサウンドシステム文化の息吹をも取り込んだ、独特の音響が広がります。さらに、Sueño Latinoの楽曲によってダンス・ミュージック史に刻まれたManuel Göttsching「E2-E4」のフレーズを巧みに取り入れ、クラウトからバレアリック〜ラヴァーズレゲエにまで横断統合。
のちにMad Professor、ヤン富田、エマーソン北村らとの共演を重ね、日本のレゲエを代表するヴォーカリストのひとりとして歩んでいくChieko Beauty。その軌跡の原点に触れる、初期の貴重な一章。

細野晴臣が、通算23枚目となる新作アルバム『Yours Sincerely』を、2026年9月11日(金)に全世界リリース。全10曲を収録した本作は、母性や慈悲といった人間の深層意識をテーマに、孤独や混乱の時代の先にある“調和”を静かに描いた作品となっている。デビューから57年にわたり、ロック、テクノ、アンビエント、実験音楽など、常に新たな音楽表現へ挑戦し続けてきた細野晴臣。その現在地とも言える本作は、世界とのつながりの変化や、自身の新たな境地が滲む、祈りのように穏やかなアルバムに仕上がっている。
■完全生産限定盤 アナログレコード通常仕様
LP1枚組(通常ジャケットver.)+2つ折りブックレット(セルフライナーノーツ付)
トラックリスト:
1. Note of Mothership
2. Sincerely
3. Ayurveda
4. M for Mandala
5. Rojiura
6. Happy Holiday
7. To a Wild Rose
8. Humming "Dream of Love"
9. Figlio Perduto
10. Anemo Wheel

細野晴臣が、通算23枚目となる新作アルバム『Yours Sincerely』を、2026年9月11日(金)に全世界リリース。全10曲を収録した本作は、母性や慈悲といった人間の深層意識をテーマに、孤独や混乱の時代の先にある“調和”を静かに描いた作品となっている。デビューから57年にわたり、ロック、テクノ、アンビエント、実験音楽など、常に新たな音楽表現へ挑戦し続けてきた細野晴臣。その現在地とも言える本作は、世界とのつながりの変化や、自身の新たな境地が滲む、祈りのように穏やかなアルバムに仕上がっている。
■カセットテープ
カセットテープ+歌詞ブックレット
トラックリスト:
1. Note of Mothership
2. Sincerely
3. Ayurveda
4. M for Mandala
5. Rojiura
6. Happy Holiday
7. To a Wild Rose
8. Humming "Dream of Love"
9. Figlio Perduto
10. Anemo Wheel
坂本龍一がニューヨークの前衛的な振付師であるMolissa Fenleyのパフォーマンスへと捧げた85年の傑作アルバムであり、ニューエイジ・リバイバル方面からも再評価される日本のパーカッショニストのYas-KazやArto Lindsayも参加した6枚目のソロ・アルバムである『Esperanto』がアナログ・リイシュー!オリジナルは〈Midi Inc.〉傘下の〈School〉レーベルからリリースされた、教授のキャリア中でも最大級にアヴァンギャルドな傑作ながら、未だに海外リリースのなされていなかった一枚!1984年にデヴィッド・ボウイと共演した映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラックで世界的な成功を収めた後、坂本龍一は自身のルーツと言える領域であるレフトフィールドな音楽へと回帰。初期エレクトロニカからアンビエント、シンセポップまでもがミックスされた、「架空の民族音楽」というのもとで生み出された傑作アルバム!
2017年にリリースされたソロ・アルバム。
1年以上の病気療養を経て新境地を開いた意欲作で、このアルバムからの音源を主体にしたコンサートも海外で複数回行われている。
前作『out of noise』がオーガニックな音響作品だったのに対し、ここではヴィンテージを含むアナログ・シンセサイザーが多用されている。
制作当初のアイデアのひとつが架空のタルコフスキー映画のサントラということもあり、どの曲もリスナーにそれぞれの映像イメージを強く喚起させる。
実際、アルバム発表後には高谷史郎、アピチャッポン・ウィーラセタクン、Zakkubalanらによって本作とその収録曲が映像化されインスタレーションとしても発表された。
近年のコンサートでは必ず演奏されていた新たな代表曲ともいえる「andata」を収録。
また「fullmoon」では映画『シェルタリング・スカイ』からポール・ボウルズの、「Life, Life」ではデヴィッド・シルヴィアンの朗読がそれぞれ使用されたことも話題となった。
「テクノの原点。ビッグネームとして時代を創造したアーティスト達の原結晶であり、名盤を超えた不滅のモニュメント。」
アナログ盤が重量盤・完全限定で復刻。
坂本龍一監修による重量盤・オリジナルジャケット仕様で完全限定発売。
トラックリスト:
A-1.サウザンド・ナイブス
A-2.アイランド・オブ・ウッズ
A-3.グラスホッパーズ
B-1.ダス・ノイエ・ヤパニッシェ・エレクトロニッシェ・フォルクスリート
B-2.プラスティック・バンブー
B-3.ジ・エンド・オブ・エイジア
沖縄音階、沖縄伝統音楽に洋楽のアレンジを施した、その独特なグルーヴにハマる人が続出し話題となったコンピレーション『琉球レアグルーヴ』。沖縄の旋律や民謡をジャズ・アレンジした楽曲をセレクトした『琉球レアグルーヴ Crossover』がアナログで発売決定。 MUROセレクトの『Diggers Dozen』や、トロピックナイトレコードからの『琉球』7インチでも取り上げられた山屋清の沖縄民謡Jazz Funkを中心に、
見砂直照と東京キューバン・ボーイズによるラテン・ビッグ・バンド・ジャズなどのインストを収録。
■琉球レアグルーヴ Crossover - Okinawa Jazz Funk 1964-1984 -(COJA-9545)
King of Diggin 'の異名を持つDJ、MUROによる『Diggers Dozen』(BBE)や、
『Wamono Groove: Shakuhachi & Koto Jazz Funk 1976』(180g)でも取り上げられた山屋清の作品をはじめ、
沖縄民謡をJazz Funk、クロスオーヴァー、Big Band Jazzにアレンジした楽曲を集めたコンピレーション。
2003年に発売され、話題を呼んだ『琉球レアグルーヴ』のシリーズ最新作として登場。
トラックリスト:
(Side A)
1. 安里屋ユンタ/三橋貴風、山屋 清
2. 谷茶前/米川敏子、山屋 清
3. 琉球みやび(二)/山屋 清
4. 琉球みやび(三)/山屋 清
5. 琉球みやび(四)/山屋 清
6. 西武門節・安里屋ユンタ・谷茶前/山屋 清
(Side B)
1. 谷茶前節/見砂直照と東京キューバン・ボーイズ
2. 鳩間節/見砂直照と東京キューバン・ボーイズ
3. 安里屋ユンタ/村岡 実
4. 琉球の空/山屋 清
5. 琉球の祭(一)/山屋 清
6. 谷茶前/三橋貴風、山屋 清
沖縄音階、沖縄伝統音楽に洋楽のアレンジを施した、その独特なグルーヴにハマる人が続出し話題となったコンピレーション『琉球レアグルーヴ』。2003年の『琉球レアグルーヴ』と2006年の『琉球レアグルーヴ2』からのベストセレクションに加え、新たな曲も収録した
リニューアル版『琉球レアグルーヴ Revisited』がアナログで発売決定。 このシリーズの象徴ともいえる屋良ファミリーズはもちろん、島唄ロックのオリジネーター喜納昌吉、2022年に86歳でデビューアルバムをリリースし話題となったジャズ・シンガー齋藤悌子(平良悌子)の歌など、貴重な南国グルーヴ14曲を収録。
さらに、沖縄の旋律や民謡をジャズ・アレンジした楽曲をセレクトした『琉球レアグルーヴ Crossover』も同時発売。
■琉球レアグルーヴ Revisited - Okinawa Pops 1957-1978 -(COJA-9544)
沖縄固有の音階で歌われたポップスに、ロックやソウルのグルーヴを施したレアで個性的な楽曲を集めたコンピレーション。これの基になっているのは、2003年に発売され、話題を呼んだ『琉球レアグルーヴ』とその続編となる2006年の『琉球レアグルーヴ2』。そこからさらに厳選し、新たな曲も収録したリニューアル版がこの作品。このシリーズの象徴ともいえる屋良ファミリーズはもちろん、沖縄民謡ロックのオリジネーター喜納昌吉、沖縄からアメリカのミュージカル映画に進出した沢村みつ子、2022年に86歳でデビューアルバムをリリースし話題となったジャズ・シンガー齋藤悌子(平良悌子)の歌など、貴重な南国グルーヴ・ソング14曲を収録。
Produced & Organized by DJ SASA
トラックリスト:
(Side A)
1. 白浜ブルース/屋良ファミリーズ
2. 軽便鉄道節/フォーシスターズ
3. ボサノバ・ジントーヨー/屋良ファミリーズ
4. ひやみかせ/沢村みつ子
5. むる判からん/高安六郎
6. うるま島/ホップトーンズ
7. ニイマの主/平良悌子
(Side B)
1. ゴーゴー・チンボーラー/屋良ファミリーズ
2. 海やからー/屋良ファミリーズ
3. ハイサイおじさん/喜納昌吉と喜納チャンプルーズ
4. かてーむん/高安勝男
5. 沙汰ン成ラン呉屋主/照屋林助
6. 村はじし/高安勝男
7. 琉球讃歌/海勢頭豊

時代の評価軸を静かにすり抜けながら、現在進行形で更新を続ける孤高の電子音楽家【Shinichi Atobe】。セルフ・レーベルPlastic & Soundsから初となるアルバム「Silent Way」。
本年7月突如始動させたセルフ・レーベル【Plastic & Sounds】より、二枚の12インチ・シングルを経て、現時点での集大成となる全10曲を収録したアルバム「Silent Way」がCOLORED VINYL 2LP(Gatefold Sleeve/33RPM/Limited Press)レコードとデジタルで3月27日にリリース。
マスタリング/レコード・カッティングは、ベルリンのRashad Becker。アートワークは、写真家、山谷佑介の作品を核に、P&Sの全作品を手がける鈴木聖がその世界観を構築。
昨年、10月、Resident Advisorの人気シリーズ「RA Podcast」に登場し2023年4月に行われた世界初ライブの音源が公開、渋谷WWWにて、Plastic & Soundsローンチ公演「"Plastic & Sounds" label launch party」を開催。2026年1月には、同会場のニューイヤーパーティーで名盤「Haet」のライブセットを披露。
また、前作「Discipline」がPitchforkの「The 30 Best Electronic Albums of 2025」に、そして代表曲のひとつである「Butterfly Effect」がRA(Resident Advisor)の「The Best Electronic Tracks of 2000-25」に選出されるなど国内外で注目の高まる中のリリースとなる。

ビジュアル・アーティスト、プログラマー、コンポーザーとして、音楽とテクノロジー、映像表現の境界を切り拓き続けてきた真鍋大度による、初のオフィシャル音源作品『dm studies 000 - 004』。2026年に真鍋が共同主催した新たなフェスティバル〈Future Frequencies Festival〉の会場限定で発売されていたCDが、一般発売される。
5つの楽曲から構成される『dm studies 000 - 004』は、「カオスと秩序」「人間性とプロセス」といった相反する概念をテーマに制作された、前衛的なエレクトロニック・ミュージック作品。古典的な数学原理、美しく緻密に構築されたキネティックなサウンドデザイン、そしてクラブ・ミュージックが交差する地点を探求し、真鍋大度独自の先鋭的な音楽世界を提示する。
日本の古い文化をモチーフにした唯一無比のオリジナリティーで、世界のエレクトロニック~アンビエントシーンで脚光を浴びる広島在住のアーティスト冥丁が、2020年の傑作アルバム『古風』の続編をリリース!
「LOST JAPANESE MOOD」(失われた日本のムード)をテーマに、アンビエント・ミュージックやミュージック・コンクレートを融合させて、時とともに忘れ去られる日本の古い歴史の瞬間をノスタルジックな音の情景に再構築した3部作『怪談』『小町』『古風』で非常に高い評価を得てきた冥丁。前作『古風』をリリース後、冥丁は『古風』制作のために完成させたトラックがまだ47曲ほどあることに気づき、『古風』の世界観をさらに拡張しながら、より深く日本人のアイデンティティーについて思いを巡らせた本作『古風 II』を制作した。
アルバムは陽気な口笛から虫の音や和楽器などの賑やかなハーモニーで幕を開ける。続く「八百八町」(M-3)ではピッチシフトしたボーカル・サンプルやユニークなビートでかつての江戸の活気を表現し、メランコリックな雰囲気の「カヲル」(M-4)では、冥丁が亡き祖母に捧げたアルバム『小町』制作時のセッションを用いて彼女に送る最後のレクイエムを奏でている。アルバム後半の「茶寮」(M-10)では、一音一音が筆の運びのようなシンセ音の繰り返しの中に静けさを感じさせる。この曲は、冥丁が祖母の家で眺めていた水墨画からインスピレーションを得たもので、彼が以前訪れた茶室の印象と結び付けたという。「朽ち果てた土壁や色褪せた畳に感動を覚え、その小さな部屋に漂う宇宙的な時間の流れを音楽にしてみようと思った。」と冥丁は語る。また、非常にドラマチックな展開を見せる「黒澤 明」(M-11)では、日本の豊かな伝統と第2次世界大戦後の混乱を等しく描いた黒澤作品と深く共鳴している。
冥丁は長年に渡り、彼の思い描く日本らしさや日本人らしさを見つけ出そうとしてきたが、過去3枚のアルバムでその答えを求めた後、本作でさらに多くの疑問を投げかけている。過去を振り返ることで、より明確な現在を得ることができるのか?「LOST JAPANESE MOOD」をとらえた後、現代社会の中で日本はどこへ向かうのか?『古風Ⅱ』は、さまざまなムードと質感のある音の断片の中で、我々に過去との関係を見直すことを提案している。
広島在住の音楽プロデューサー。 現代的技巧と日本への深い敬意を融合させた三部作、『怪談』、『小町』、『古風』で国内外の好評を博す。
日本古来の音楽と豊かな歴史、文化の多様性を世界の国々へ伝える、近年のアンビエント・ミュージックの先駆者の一人。

2024年11月末、冥丁は、別府市制100周年記念事業の一環として、温泉文化をテーマにした滞在制作に招かれ、別府を訪れた。
「失日本」シリーズで知られる冥丁は、忘れ去られた日本の時代や風景を音として再構築する表現で注目を集める音楽家。今回の制作では、海辺に佇む築100年の旅館「山田別荘」の蔵に約1週間半滞在し、雨水が火山岩に染み込み、癒しの湯となって地上に戻る循環に耳を澄ませた。その結果生まれた作品『泉涌』は、温泉文化の内なる精神をたどるものである。
冥丁は竹瓦温泉、坊主地獄、へびん湯、そして山田別荘の内湯や貸切湯など別府の象徴的な温泉地を訪れ、泉源の音、泥の泡立ち、噴気孔の響き、竹林を渡る風、湯を楽しむ人々の会話などの環境音を丁寧に録音した。これらのフィールドレコーディングとその深い聴取体験を楽曲の音の土台とし、立ちのぼる湯気や体感した湯加減の塩梅までも音として描き出そうと試みている。
この作品は、一連の楽曲として展開し、硫黄と火山岩の風景の中を湯気のように漂っていく。坊主地獄に潜む狂気、山田別荘の内湯に響く幽玄な残響、苔むした竹瓦温泉の風情の中で交わされる日常の語らい。そうした断片が静かに織り込まれている。そこには水の静けさや土地に宿る記憶、そして代々ここで湯に親しんできた人々への深い敬意が込められている。
『泉涌』は、失われた日本の記憶を主題とする冥丁の探求を継承しつつ、新たな領域に踏み込んでいる。別府の風土や記憶を音 で巡礼するかのように、リスナーを深い没入体験へと誘う。マスタリングはStephan Mathieuが担当。また、本作は「失日本」 プロジェクトの新章『失日本百景』の幕開けを飾る作品。このシリーズでは、現代の生活の中でひっそりと息づく「憧憬の残る場」を探求していく。

国際的評価を集めるエレクトロニック・ミュージック・アーティスト冥丁が、
『古風』三部作を追伸し辿り着いた最新作『瑪瑙』をリリース。
公演を重ねる中で深化し続けた楽曲の構造が再編され、鮮烈な哀愁をもって結実した。
2020年から2023年にかけて発表された三部作『古風』において、冥丁は“自明でありながらも幽微な存在として漂う日本”の印象を「失日本」と名付け、日本文化から失われつつある感覚や記憶を現代的な感性で再構築してきた。最新作『瑪瑙』は、『古風』を追伸し、進化させた作品である。
長い時間をかけて層を成し、圧力と沈殿を経て形成される鉱物・瑪瑙の生成過程を音楽的思考の比喩とし、粒子が積み重なり、層をなし、やがてひとつの質感となるように、冥丁は過去の作品と向き合い続けてきた。
本作には、『古風』三部作の楽曲を再構築・拡張した作品群に加え、新曲も収録されている。日本・欧州・アジアを巡るツアーで、ライブハウスや文化財、歴史的建造物など多様な空間で演奏を重ねる中で変化してきた楽曲の構造や時間感覚が再編成され、現在の冥丁の視座から再提示されている。環境によって息遣いや佇まいを変え、時間の流れとともに革新してきた音。その堆積が本作に刻まれている。
20代の頃より京都に身を置き、自転車で町を巡りながら夜の路地や寺社仏閣、池に浮かぶ月影、暮らしの奥に潜む気配を見つめ続けてきた冥丁にとって、日本とは単なる固定された様式ではなく、辺りを漂い続ける印象であった。そこで着想を得た音楽を「失日本」と名付け、誰もが感じる言葉にならない繊細な感覚を音として提示してきた。
『古風』三部作は、民俗、怪談、演劇、忘却された都市の記憶といった断片を素材としつつ、単なる歴史の再現ではなく、現在の視点から過去を見つめ直す試みでもあった。『瑪瑙』では、その視線がさらに内側へ向かう。過去を参照するのではなく、過去を抱えながら今を前進する姿勢が鮮明に表れている。朽ちゆく音の層を漂う声、非伝統的に用いられる古楽器、明確な終止を持たない旋律。そこには、日本的感性を問い続けてきた冥丁の現在地が示されている。
本作のジャケット原画は、京都・西陣の唐紙工房「かみ添」による京唐紙作品を基に制作された。京唐紙とは、版木を用いて和紙に文様を写し取る、京都に古くから伝わる装飾技法である。平安時代より、寺社や町家を彩り、日本の美意識と共に受け継がれてきた。冥丁が「失日本」という視点から日本的感性を再解釈してきたように、「かみ添」もまた伝統技法を現代の感性で再構築している。本作では、その原画をもとにアルバムのアートワークの仕様として印刷再現している。
タイトルの書は、冥丁が自ら台北で声をかけたBio Xieによるもの。海外公演の折に台湾で感じた、現代の日本から失われつつある時代を越えて残る記憶の残り香。そのような背景とBio Xieの漢字表現が響き合い、本作への参加が実現した。
ライナー写真は、前作『泉涌』のビジュアルも手がけた写真家・岡本裕志によるもの。冬の海、孤高の断崖、砕ける波。それらは、広島で過ごした十年間の内面的な孤独な葛藤を象徴している。
マスタリングは、Flying Lotus、Madlib、J Dillaらの作品を手がけてきたKelly Hibbertが担当。
『瑪瑙』は、「失日本」という視点を掲げ続けてきた冥丁が、さまざまな経験を重ねた先に見出す現在の姿。
それは、時間の堆積の中から立ち上がる、新たな音楽の結晶である。
【Tracklist】(*カッコ内は説明)
1. 覇王(未発表新曲)
2. 新花魁(古風 2020年「花魁Ⅰ」再編成)
3. 新貞奴(古風 2020年「貞奴」再編成)
4. 新和蝋燭(古風Ⅲ 2023年「和蝋燭」 再編成)
5. 旧劇(古風Ⅱ 2021年「忍」「黒澤明」再編成)
6. 新花魁Ⅱ(古風 2020年「花魁Ⅱ」再編成)
7. 新江戸川乱歩(古風Ⅲ 2023年「江戸川乱歩」再編成)

3年振りの新作は世界を旅する渡り鳥からインスピレーションを受けた作品。笙やサックス、個性的なボーカルが混ざり合った穏やかなアンビエント。
使われていない保育所を自身の音楽スタジオ"Kebi Bird Studio"として改装、代名詞ともなっているヴィブラフォンの音を巧みに再構築しながら2021年のアルバム「Bird Ambience」で初めて取り入れたマリンバとシンセサイザーを使い音楽的実験を続けているドイツ・ベルリン拠点のヴィブラフォン/マリンバ奏者、作曲家Masayoshi Fujitaの3年ぶりとなる新作アルバム。
今作には、ゲストアーティストとして参加しているMoor Motherのポエトリー・リーディング(Our Mother's Lights)やHatis Noitのボーカル(Higurashi)、そして雅楽で使用される笙とサックスが新たに加わる。2021年にスウェーデン・ストックホルムでの滞在制作の際にスウェーデン人の作曲家であり笙奏者のマティアス・ホールステンと出会い、彼が来日した際に藤田のスタジオを訪ね、”Yodaka”を含む3曲で笙を披露している。そして生涯音楽家である父親はサックスを持参し、二人でスタジオで時間を過ごしながら録音をし、3曲の素晴らしい作品が生まれた。
「こういったアイデアやイメージは、自分自身の海外での生活や故郷に戻る経験が元になっているのと同時に、アルバムに参加してくれたアーティストたちも国境を越えて旅をしたり異国に住んだりしながらもどこか自分たちのルーツに導かれる、というようなことが合わさってインスピレーションになっています。」藤田正嘉
<プロフィール>
ドイツのベルリンで活動するヴィブラフォン/マリンバ奏者、作曲家。el fog名義ではより実験的なアプローチでエレクトロニクスとアコースティックサウンドの融合を試みている。2010年にはJan Jelinekとのコラボレーションアルバムも発表。2012年に本名名義では初となるヴィブラフォンの可能性を追求したアルバム『Stories』をFlauよりリリースし、Ele-King/The FADERなどでも高い評価を受ける。そして2015年に、Nils Frahm、Olafur Arnaldsなどを輩出するErased Tapesより2ndアルバム『アポローグス』をリリース。Pitchforkでも8.2を獲得するなど多くのメディアで評価される。2018年には『ブック・オブ・ライフ』をリリースし日本ツアーも行う。2019年に帰国し自身のスタジオを制作し2021年にマリンバやエレクトロニック・ダブの要素を取り入れた『バード・アンビエンス』をリリース。そして2024年に『マイグラトリー』をリリース。マリンバ、パーカッションメーカーKorogi社のエンドースメントアーティスト。
