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Jamaica

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Ken Boothe - Boothe Unlimited (LP)
Ken Boothe - Boothe Unlimited (LP)Lantern Rec.
¥4,987

Mr.ロックステディの異名を持つKen Bootheによる、オリジナルは1972年リリースの、彼のソウルフルな歌声とLloyd Charmersによる洗練されたプロダクションが融合したアーリー・レゲエの名盤。ショーケース・スタイルで構成されており、ヴォーカル・パートとダブ・パートが交互に展開されることで、楽曲の深みと空間的な広がりが際立ってくる。「Old Fashioned Way」や「I Don’t Want To See You Cry」など、感情豊かなラヴ・ソングが並び、BootheのR&Bやソウルの影響を強く受けたメロディと歌唱が魅力的。彼のキャリアの中でも特に人気の高いこの作品は、初期レゲエの洗練された側面を知る上で重要な一枚であり、温かみと哀愁を併せ持つそのサウンドは、今なお多くのリスナーの心を捉えている。

Ernest Ranglin - Guitar In Ernest (Clear Vinyl LP)
Ernest Ranglin - Guitar In Ernest (Clear Vinyl LP)Sowing Records
¥3,493

ジャマイカのギター巨匠Ernest Ranglinによる1965年のジャズ・トリオ作品で、カリブの風をまとったストレート・アヘッド・ジャズの名盤『Guitar In Ernest』が〈Sowing Records〉により高音質リマスター再発。Ernest Ranglinは、スカ、ロックステディ、レゲエの礎を築いたギタリストとして知られるが、本作では完全ジャズ畑の演奏を披露。柔らかく温かいギターの音色と、クールで流麗なジャズ・カルテット編成が好対照で、ピアニストLeslie Butlerとのコンビによる、南国ジャズの洗練された響きがたまらない。スタンダード曲も、カリブの風を感じさせるアレンジで、ジャマイカン・ジャズの至宝といえる一枚。

Freddie & Dessie - Girls Talk (7")Freddie & Dessie - Girls Talk (7")
Freddie & Dessie - Girls Talk (7")SHELLA RECORDS
¥3,078

80年代ダンスホールの甘酸っぱさとストリート感が絶妙に混ざり合ったラヴァーズ寄りダンスホールの隠れ名作Freddie & Dessie『Girls Talk』。シンプルなリズムボックスと軽快なベースラインの上で、Freddie の柔らかい歌声と Dessie のチャーミングなフロウが絡み合い、まるで街角の恋愛トークをそのまま曲にしたような、肩の力が抜けた楽しさが漂う。派手なプロダクションではないけれど、そのローファイな質感が逆に魅力を引き立てていて80sダンスホールの家庭的な温度をしっかり感じられる。小さくて愛らしいジャマイカン・ポップの宝石。

The Heptones - Better Days (LP)
The Heptones - Better Days (LP)REAL ROCK
¥4,542

ロックステディからルーツ・レゲエにかけての名門コーラストリオ  The Heptones による、オリジナルは1978年にリリースされた、彼らのキャリア後期を象徴する重要作のひとつ『Better Days』。Harry J の温かくクリアなプロダクションのもと、彼ら特有の甘いハーモニーと深みのあるレゲエ・グルーヴが美しく溶け合っている。ソウルやポップスの名曲をレゲエに再解釈したカバーも多く、「Suspicious Minds」や「Crystal Blue Persuasion」など、馴染みのあるメロディがジャマイカのリズムに乗って新たな魅力を放つ。ルーツ期の重さよりも、メロディアスで柔らかな質感が際立ち、Heptones の歌の力を改めて感じさせる作品。

V.A. - Put It On It's Rock-Steady (LP)
V.A. - Put It On It's Rock-Steady (LP)Kids Of Yesterday
¥3,468

スカの熱狂が落ち着き、レゲエが生まれる直前のわずかな期間にだけ存在したロックステディ。1966〜68年というその短い黄金期に生まれた、名曲・レア曲を集めた珠玉のコンピレーション。テンポを落とした深いリズム、メロディアスなベースライン、そっと包み込むようなヴォーカル・ハーモニー。The Techniques、The Paragons、The Melodians らが残した名曲が並び、ジャマイカの夕暮れの海辺のような穏やかさで、ほんのり切なく、温かい。ソウルとカリブの風が混ざるロックステディの魅力が凝縮された一枚。

Ambient Warrior - Warrior Voices (LP)Ambient Warrior - Warrior Voices (LP)
Ambient Warrior - Warrior Voices (LP)Isle Of Jura
¥4,398

プロデューサー Ronnie Lion、マルチ奏者 Andreas Terranoによる、レゲエ/ダブにアンビエント、ラテン、ジャズを溶け込ませた独自の世界観で知られる90年代のカルト・アンビエント・ダブ・プロジェクト、Ambient Warrior。その Dub Journey’s にヴォーカル曲を加えた姉妹作として構想されたものの、長年未発表のまま眠っていた音源をまとめた『Warrior Voices』がついに完成!ヴォーカルとして参加しているRoy Shirley、Twinkle Brothers、Joseph Cotton、Ricky Ranking、Greekieらレゲエのレジェンドたちの歌声と、Ambient Warriorの浮遊感あるサウンドが融合した、90年代アンビエント・ダブ名作に声を与えたスピリチュアルな作品。

Roland Alphonso - ABC Rocksteady (LP)
Roland Alphonso - ABC Rocksteady (LP)Kids Of Yesterday
¥3,461

ジャマイカの名門〈Gay Feet〉が1968年に残した、ロックステディ黄金期の空気をそのまま閉じ込めた、甘くメロウなインスト名盤『ABC Rocksteady』。テナーサックスの巨匠 Roland Alphonso を中心に、ロックステディを作り上げた伝説のギタリスト Lynn Taitt、名オルガニスト Aubrey Adams らが参加した豪華編成で、〈Gay Feet〉のヒット曲を再構築。メロウでリラクシンなムードが全編に漂い、Roland Alphonso のジャジーで甘いテナー、Lynn Taitt の繊細なカッティングとメロディ、ロックステディ特有の柔らかいグルーヴを支える Aubrey Adams のオルガンが完璧に溶け合う。ジャマイカ音楽の美しさを堪能できる一枚。

V.A. - Boneyard Shuffle (CS)
V.A. - Boneyard Shuffle (CS)Death Is Not The End
¥2,979

1950〜60年代前半の古いレコードから、カリプソ、ラグタイム、ブルース、ジャイヴ、スピリチュアル、ハワイアン・ギター  といったジャンルの怪しくて魅惑的な音源を集めた、〈Death Is Not The End〉が手がけるカセット限定、デジタル非公開の秘蔵音源コンピレーション。古いSP盤のノイズや質感をそのまま残しており、1950〜60年代初頭のジャマイカ/カリブ海の空気を閉じ込めたノスタルジックでメロウ、アナログ時代の魅力に満ちた作品。

Prince Far I & The Arabs - Cry Tuff Dub Encounter (Chapter 1) (LP)
Prince Far I & The Arabs - Cry Tuff Dub Encounter (Chapter 1) (LP)Pressure Sounds
¥3,772

Prince Far I & The Arabsによる、オリジナルは1978年リリースのダブの歴史における重要作品。レコーディングはジャマイカで行われたルーツ・ラディックスを中心とする演奏に、UKでのオーバーダブが施されており、ミキシングにはAdrian Sherwood、Dennis Bovell、Mark LusardiらUKダブの最重要人物が関わっている。Prince Far IらしさとUKのセンスが融合した、すっきりとしつつも深遠なダブ・アルバム。

Augustus Pablo - Yard Style Melodica Songs (2LP)
Augustus Pablo - Yard Style Melodica Songs (2LP)Clocktower
¥5,978

〈Clocktower〉による、伝説的メロディカ奏者Augustus Pabloの1970年代のメロディカを中心としたインストゥルメンタル・ダブ/ルーツ・レゲエ音源を集めた2LP仕様コンピレーション・アルバム『Yard Style Melodica Songs』。「Java」や「East of the River Nile」など、Pabloの代表曲をはじめ、7インチのみでリリースされた貴重な音源、King Tubbyとの共演による名演、そしてAston “Family Man” BarrettやEarl “Chinna” Smithら名演奏家の演奏が収録されている。浮遊感のあるメロディカの旋律と深みのある音響空間が全編にわたって展開され、Pabloの霊的で内省的な音楽世界が堪能できる一枚となっている。BIOVINYL&未発表写真やポスターも付属する豪華仕様。彼の音楽的遺産を再発見するうえで、文化的にも音楽的にも価値の高いセレクション。

Ranking Dread - In Dub (LP)
Ranking Dread - In Dub (LP)REAL ROCK
¥4,484

Ranking Dreadによるオリジナルは1982年リリースのダブ・アルバム『In Dub』。A面はスライ&ロビー率いるレボリューショナリーズの演奏を、キング・タビーが鋭く空間的なエコーとリバーブでミックス。B面はルーツ・ラディックスの重厚なリズムを、サイエンティストが深く沈み込むようなダブに仕上げている。演奏、ミックスともに隙のない豪華布陣による80年代ジャマイカン・ダブの精髄!

Risco Connection - Risco Version (CD)Risco Connection - Risco Version (CD)
Risco Connection - Risco Version (CD)Strut
¥2,534

'Ain't No Stopping Us Now'や'Good Times'から'I'm Caught Up (In A One Night Love Affair)'や'It's My House'といった名曲のディスコ・カバーで知られる、ドラマー、プロデューサーJoe Isaacsによるカルト・ディスコ・ユニットRisco Connectionの、シングルに収録された全てのヴォーカル・ヴァージョン、ダブ、エクストラ・トラックを完全収録した〈Strut〉による初のオフィシャル・コンピレーション『Risco Version』が待望のリプレス!!全てのミュージックラバーに愛され続けてきたものの、入手困難な状況であった名曲たちばかりを集めた一家に一枚級の物件をこの機会ぜひお見逃しなく!Joe Isaacsのインタビューと、ジャーナリストのアンガス・テイラーによるライナーノーツが収録。全曲リマスタリング済です!

Scientist, Barnabas, Lancelot "Maxie" McKenzie - Three The Hard Way (LP)
Scientist, Barnabas, Lancelot "Maxie" McKenzie - Three The Hard Way (LP)Lantern Rec.
¥4,322

オリジナルは1981年にリリースの、ジャマイカン・ダブの実験的コラボレーション・アルバム『Three The Hard Way』。Scientist、Barnabas、Lancelot “Maxie” McKenzieという3人のエンジニアが、それぞれの個性を活かしたトラックを提供。 Channel OneやKing Tubby’sといった名門スタジオで録音され、重厚なベースラインと空間的なエフェクトが織りなすジャマイカン・ダブ黄金期を象徴するサウンドが展開されている。Scientistの緻密で濃密な音響処理、Barnabasの荒々しくエネルギッシュなダブ、Maxieのメロディアスで柔らかなアプローチが交錯し、ダブの多様性と革新性を体現している。タイトル通り3人の猛者による競演に、ジャマイカ音楽の深みとスタジオ技術の粋を詰め込んだ今なお強烈な印象を残す一枚。

Cornell Campbell - Fight Against Corruption (LP)
Cornell Campbell - Fight Against Corruption (LP)Lantern Rec.
¥2,869

スウィートなファルセットが魅力的な名シンガーCornell Campbellによる、オリジナルは1983年リリースのルーツ・レゲエの名盤『Fight Against Corruption』。Bunny LeeのプロデュースとKing Tubbyによるダブ・ミックスによる万全の音響の上で、Campbellの甘くソウルフルな歌声は、社会的メッセージとラヴ・ソングを巧みに融合させ、あくまでも甘く心地よいルーツ・レゲエの中で腐敗や欺瞞に対する批判的な視点を「Malicious World」や「Trick In The Book」などの楽曲に込めている。ハードなリズム・セクションとメロディアスなヴォーカルが絶妙に絡み合い、ジャマイカ音楽の成熟した表現力を感じさせる作品となっている。ルーツ・レゲエとラヴァーズ・ロックの境界を行き来しながら、社会への問いかけと個人の感情が交錯する、レゲエの精神性と美しさを感じさせる深みのあるアルバム。

Bob Marley And The Wailers - Soul Revolution Part 2 (LP)
Bob Marley And The Wailers - Soul Revolution Part 2 (LP)Radiation Roots
¥3,421

Bob Marley & The WailersがLee "Scratch" Perryと組んで1971年に制作したルーツ・レゲエの名盤『Soul Revolution Part II』。メジャーデビュー前の荒削りながらも生々しく鋭い演奏とLee Perryの革新的なプロダクションにより、シンプルながらも深みのある独特な音響が魅力で、「Sun Is Shining」「African Herbsman」「Keep On Moving」など、後に再録され世界的に知られることとなる名曲が多数収録されている。Marleyのメッセージ性の強い歌詞と、Peter Tosh、Bunny Wailerとのハーモニーが印象的で、初期Marley作品の中でも、特に深い精神性と音楽的探求が感じられる。Bob Marley & The Wailersの成熟と、Lee Perryのスタジオ魔術が交差した稀有な瞬間を捉えた重要作。

Barrington Levy - Bounty Hunter (LP)
Barrington Levy - Bounty Hunter (LP)Lantern Rec.
¥4,754

オリジナルは1979年にリリースのBarrington Levyのキャリア初期を代表する名盤『Bounty Hunter』。ルーツ・レゲエから初期ダンスホールへとジャマイカ音楽が移行する過渡期を見事に捉えており、Channel Oneスタジオ録音、The Revolutionariesによる演奏とScientistのダブ・ミックスが、Levyの若々しくも憂いを帯びたヴォーカルを際立たせている。「Shaolin Temple」「Moonlight Lover」「Bounty Hunter」などの楽曲は、力強さとメロディアスさが共存する魅力に満ちており、このアルバムは、Barrington Levyのキャリアの礎となり、後のヒット作への布石となっただけでなく、ジャマイカ音楽の変革期を捉えた歴史的な記録としても高く評価されている。レゲエ・ファンはもちろん、ダンスホールのルーツを探る上でも欠かせない一枚となっている。

Sons Of Jah - Reggae Hits Showcase (LP)
Sons Of Jah - Reggae Hits Showcase (LP)Solid Roots
¥3,289

1976年、トレンチタウンにてトレヴァー・ボウを中心に結成された、ルーツ・レゲエ黄金期にあって、熱いメッセージと洗練されたコーラス・ワークで注目を集めたヴォーカルトリオSons Of Jahの、1980年にリリースされた、ジャマイカを代表する名門Treasure Isleスタジオで録音された『Reggae Hit Showcase』が〈Solid Roots〉よりリイシュー!参加ミュージシャンの顔ぶれも豪華そのもので、ベースにはアストン“ファミリー・マン”バレット(The Wailers)、ギターにアール“チナ”スミス、ホーンはスカ〜レゲエを支えた伝説的トロンボーン奏者リコ・ロドリゲスが参加。バック・ヴォーカルには女性コーラス・グループNegus Dawtasを迎え、ヴォーカルと演奏の両面から深い表現力を支えている。ルーツ・レゲエ特有の太いグルーヴとスピリチュアルな雰囲気に加え、数曲のインストゥルメンタル・トラックがアルバム全体に豊かな抑揚を与えており、単なる歌モノにとどまらない広がりを感じさせる内容。宗教性や社会意識を孕んだリリックと、プレイヤー陣の職人芸が交錯した、深く染み入るような一枚。

Linval Thompson -  Negrea Love Dub (LP)
Linval Thompson - Negrea Love Dub (LP)JAMDUNG
¥4,539

オリジナルは1978年リリースの、ジャマイカのシンガー、プロデューサーLinval Thompsonによる初のダブ・アルバムにして、ダブ史に残る重要作『Negrea Love Dub』。Channel Oneスタジオにて録音、King Tubby's Studioでリミックスされた本作は、Aston “Family Man” Barrett、Robbie Shakespeare、Sly Dunbar、Errol “Chinna” Smithらジャマイカ音楽の黄金期を支えた名演奏家たちによる重厚なグルーヴと、King Tubby、Scientist、Professorらによる空間処理が融合した濃密な音響世界で、音の隙間に緊張感と余韻を宿し、ダブの構造美が際立っている。ヴォーカルを排したインストゥルメンタル・ダブでありながら、ルーツ・レゲエの魂をしっかりと感じさせる、Thompsonがプロデューサーとしての手腕を確立した記念碑的作品。ダブの深層に触れる一枚。

Triston Palmer - Show Case In A Roots Radics Drum & Bass (LP)
Triston Palmer - Show Case In A Roots Radics Drum & Bass (LP)Clocktower
¥4,045

オリジナルは1982年発表のTriston Palmaによるヴォーカルとダブが交互に展開するショーケース形式で80年代ジャマイカ音楽の真髄を刻んだ傑作『Show Case in a Roots Radics Drum & Bass』。プロデュースはJah Thomas、エンジニアにはKing TubbyやScientistといった名匠が並び、バックを固めるのは当時最強のリズム隊Roots Radics。Errol “Flabba” Holtの重厚なベースとStyle Scottの切れ味鋭いドラムを軸に、ホーンやキーボードの名手たちが加わり、深みのあるグルーヴを生み出している。収録曲はトリストン・パルマの甘くソウルフルな歌ものと、その後に続くダブ/インストゥルメンタルが交互に展開する構成で、ヴォーカルとリズムの双方を一度に堪能できるショーケース形式ならではの魅力が詰まっている。ここでの“Drum & Bass”は現代的なクラブ・サウンドではなく、ルーツ・レゲエにおけるリズムの核を意味するもので、その名の通り、ラディックスの圧倒的なリズム・ワークがアルバム全体を貫いている。ジャマイカ音楽史を象徴する布陣によって生み出された、ヴォーカルとダブの両面を楽しめる名盤。

Prince Jazzbo & Mad Cobra - Goldmine (Dubbed Out by Prince Jazzbo) (LP)Prince Jazzbo & Mad Cobra - Goldmine (Dubbed Out by Prince Jazzbo) (LP)
Prince Jazzbo & Mad Cobra - Goldmine (Dubbed Out by Prince Jazzbo) (LP)333
¥2,723

Prince Jazzboによる1993年の隠れた名作『Goldmine』が〈333〉より初のアナログ再発。Mad Cobraのヴォーカルトラックをダブで再構築したデジタル・ダンスホール作品で、実験性と中毒性の高いビートが満載。オリジナルはジャマイカの〈Ujama〉からリリースされたが、全曲入り+ダブを収録した形はアメリカ盤CDだけだった。本作ではその“完全版”がダビーで奇妙、かつ極めて感染力のあるインスト集として蘇る。エンジニアにはJunior Chemist(Albert Thompson)と、マスタリング職人Spiderman(Delroy Thompson)も参加し、ドライでコンパクトな音像処理が、このアルバムの空気感を支えている。ジャマイカ産デジタル・ダブの奥深さとヤバさを知るには格好の一枚。ただの懐古的な再発ではなく、今の耳で聴いてこそ面白い、異形のレフトフィールド・デジタル・ダブ作品!レゲエ、ダブ好きだけでなく、エレクトロニカ、ベースミュージック、ローファイ好きまでおすすめ。

Carrier - The Fan Dance (7")
Carrier - The Fan Dance (7")Modern Love
¥3,289

〈Modern Love〉から初登場となる、CarrierとEquiknoxxの中心人物Gavsborgとの共作による7インチ『The Fan Dance』。Carrierが得意とするダブ・テクノ的な精度と、低音を効かせたステッパーズの骨格を軸にしたトラックに、Gavsborgの独特な声が差し込まれ、陰影のあるヒプノティックなムードを形作っている。A面の「The Fan Dance」は、鋭いハイハットや深いサブベースの上を親密な声が浮遊し、空間を大胆に使った音像が印象的で、必要最低限の要素で緊張感を生む、削ぎ落とされたリズムワークが際立っている。B面のダブ・ヴァージョンではさらにミニマルに削り込まれ、音の骨組みだけが露わになったような、冷たくも研ぎ澄まされた仕上がり。

Horace Andy - Get Wise (LP)
Horace Andy - Get Wise (LP)Antarctica Starts Here
¥4,352

オリジナルは1975年に〈Sunshot〉からリリースされた、ホレス・アンディがフィル・プラットのもとで録音した1972〜74年の音源をまとめたアルバム『Get Wise』。シングルで出ていた名曲群を中心に構成されていて、「Money, Money」や「Zion Gate」といった代表曲の別ヴァージョンも収録されている。オーティス・レディングやスモーキー・ロビンソン、そしてアルトン・エリスに影響を受けたアンディ独特のファルセットが素晴らしく、バックを固めるのはソウル・シンジケート・バンドで、スライ&ロビーやファミリー・マン・バレット、チナ・スミスら名手が参加。録音はチャンネル・ワン、ブラック・アーク、ダイナミック・サウンド、ランディーズといった伝説的スタジオで行われ、リー・ペリー、アーリー・トンプソン、アーネスト・フー・キムら超豪華メンバーがエンジニアを務めている。ルーツの真髄に迫るソウルフルな内容で、70年代ジャマイカ音楽を語るうえで外せない作品で、ホレス・アンディの初期の魅力を凝縮した決定版。

Roots Architects -  From Dub 'Til Now (LP)Roots Architects -  From Dub 'Til Now (LP)
Roots Architects - From Dub 'Til Now (LP)Fruits Records
¥4,736

Buena Vista Social Club、コンゴのKekeleも頭をよぎる、キングストンの伝説がふたたび集結!1960年代末から現在まで、歴史を築いてきたジャマイカのセッション・ミュージシャン50人以上を集めた、前代未聞のオールインストゥルメンタル・プロジェクトRoots Architectsによる『From Dub 'Til Now』がスイスのレーベル〈Fruits Records〉より登場。ジャマイカの音楽において建築家と言うべき、リズムの職人たちが新たな楽曲で共演することで、無名の英雄たちにスポットライトを当てる試みで、2024年にリリースされた『From Then 'Til Now』に続き、今回はダブ編をリリース。プロデューサー兼ダブ・マスターのロベルト・サンチェスが手掛けるサウンドは、70年代末キングストンの空気感そのもの。King Tubby、Lee "Scratch" Perry、Scientistの最盛期を思わせる、豊かなエフェクトとリズム操作が冴えわたる。Leroy "Horsemouth" Wallace、Lloyd Parks、Chinna Smith、Robbie Lyn、Fil Callenderら、生けるレジェンドが60代〜80代になってなお、黄金時代の息遣いそのままにリズムを紡ぎ出す。しかし、そこに生まれるのは、ただの懐古ではなく、いまこの瞬間も生きているルーツ・レゲエのグルーヴ。歴史が涵養する深みを味わえる充実の一枚! 

Daweh Congo - Prophecy Reveal (7")
Daweh Congo - Prophecy Reveal (7")Roots Vibration
¥2,657

オリジナルは2000年にリリースされた、コンシャス・ルーツの名シンガーDaweh Congoによる力強いメッセージを持つデジ・ルーツ・アンセム『Prophecy Reveal』が、ベルギーの〈Roots Vibration〉から25年ぶりに再発。スネアの効いた、少しよれながらルーズに揺れるデジタル・ドラムと分厚いサブベースに乗せて、ラスタ的な神秘思想を唱えるように歌うヴォーカルは健在。裏面には、エコーの効いたダブ・バージョンも収録されていて、よりミニマルかつ催眠的な仕上がりになっている。月明かりの下で聴きたくなるような、スピリチュアルで大地を感じる一枚!

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