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2023年度最後の金字塔的アルバムの一つ、是非浴びてください。米国の前衛音楽家、Vito Ricciの85年の名作からその名前を取った、ミレニアル世代の心にして、テン年代以降のレフトフィールドな音楽シーンを規定した世界的大名門。オランダ・アムステルダムを拠点に知られざる”ニューエイジ”やバレアリックのみならず、イタリア前衛音楽から南米のオブスキュアな音楽、80年代スペインのマドリッド音響派、プロト・ヴェイパーウェイヴ、そして日本のアンビエント巨匠・日向敏文に至るまで、世界各地の美しく崇高な音楽とグルーヴを探求し続けてきた、当店の長年の最大の友でもある欧州の音楽巡礼地〈Music From Memory〉。彼らが力強く駆け抜けてきた、この誉高き10年を記念する決定版的コンピレーション・アルバム『10』をストック致しました。その共同創設者の一人にして、名店〈Redlight Records〉のレコードバイヤーを務めた、現代の偉人の一人と呼ぶべき人物である先駆者Jamie Tiller氏が、10月に事故でこの世を去る前に残した最後の大仕事となりました。Gigi MasinやTerekke、RAMZi、Michal Turtle、Jonny Nashといった同レーベルでもお馴染みの作家たちによる楽曲を含む、新旧の作品を織り交ぜた10周年記念盤。20年代の現在においても現行シーンの一つの頂点であり続ける、彼らによる新たなるゾーンへの突入を祝福するかの様にやはり未知なる絶景の数々が詰め込まれた本作は、彼らのシグネチャーサウンドである、バレアリック、ニューエイジ、アンビエント&ダンス、モダン・クラシカルまでを横断しながら、極彩色な第四世界の音風景を描いた素晴らしい内容。世界的なニューエイジの復権に最も貢献した人物の一人として、Chee Shimizu氏やSpencer Doran氏、Diego Olivas氏と並び歴史に名を刻むJamie Tiller氏が残した、言い尽くす事の出来ない、偉大な功績に心から敬意を評します。
なんとプロデューサーはBeatrice Dillon!Total Freedom、Lotic、Rezzettらの祝福を受けた『Adjust EP』でソロ・デビューを果たしたノルウェーのサックス奏者であり、ButtechnoやLaurel Haloともコラボレーションしている第四世界アンビエントジャズ影響下の注目の作家、Bendik Giskeが〈Smalltown Supersound〉より23年度最新セルフ・タイトル・アルバムをアナログ・リリース。ノルウェーのグラミー賞にも2度ノミネートされるなど各方面から高い評価を得る昨今要注意の人物!メロディズムのレイヤーを取り除くことで、パターンとリズムに焦点を当て、彼の魅惑的なサウンドの異なる次元を引き出したプリミティヴな第四世界ジャズ・アルバムに仕上がっています。
これは今年度でも最重要クラスの一枚かと!要チェック!ロサンゼルスのインディペンデントな音楽シーンの英気を一身に引き受ける屈指の名門〈Leaving Records〉より特大タイトルが登場!Alice Coltraneの愛弟子にして鍵盤奏者/作曲家 のSurya Botofasina、JAY ZやSHAWN MENDESといったビッグネームにも愛される名ギタリストNate Mercereau、そして、このレーベルの看板アクトとしても当店おなじみのパーカッショニスト/プロデューサーCarlos Niñoという、世界各地で演奏を共にしてきた名トリオによる破格のコラボ・アルバム『Subtle Movements』が2LP&カセット・リリース!万華鏡の様に神々しくシンセが息吹き、華を咲かせ、やがては宇宙へ、精神世界の深淵へと。ヤソスにジョン・ハッセル、アリス・コルトレーンが三位一体となった、絶景の第4世界アンビエント・ジャズが満載された恐ろしい内容の一枚!
これは今年度でも最重要クラスの一枚かと!要チェック!ロサンゼルスのインディペンデントな音楽シーンの英気を一身に引き受ける屈指の名門〈Leaving Records〉より特大タイトルが登場!Alice Coltraneの愛弟子にして鍵盤奏者/作曲家 のSurya Botofasina、JAY ZやSHAWN MENDESといったビッグネームにも愛される名ギタリストNate Mercereau、そして、このレーベルの看板アクトとしても当店おなじみのパーカッショニスト/プロデューサーCarlos Niñoという、世界各地で演奏を共にしてきた名トリオによる破格のコラボ・アルバム『Subtle Movements』が2LP&カセット・リリース!万華鏡の様に神々しくシンセが息吹き、華を咲かせ、やがては宇宙へ、精神世界の深淵へと。ヤソスにジョン・ハッセル、アリス・コルトレーンが三位一体となった、絶景の第4世界アンビエント・ジャズが満載された恐ろしい内容の一枚!
この人の作品の新たな入門盤といっても過言ではないでしょう。今年度最高クラスの一枚!国産ミニマル/アンビエント金字塔的傑作『鏡の向こう側』でもお馴染み、もはや説明不要、初期の久石譲プロデュース仕事でも知られるMkwaju Ensembleにも参加、近年のニューエイジ・リバイバルを通じて吉村弘や芦川聡らと並ぶ不動の人気を獲得した作曲家、打楽器奏者である高田みどり(1951-)。自身の『鏡の向こう側』を掘り起こし、世界的人気作品へと押し上げた縁深いレーベルである〈WRWTFWW Records〉より、実に23年ぶりとなる最新ソロ・アルバムをリリース。
ベルリン・ラジオ・シンフォニーのソリストとしてデビュー後、1980年代に入りアフリカやアジア各国を巡り伝統音楽の探求を開始。ガーナ、ブルキナファソ、セネガル、韓国、等の音楽家とセッションを重ね(日本では佐藤允彦や演出家である鈴木忠志とも)、音と人体との一貫性というインデグラルなコンセプトを基に、アフリカの動的な音楽性とアジアの静的なスピリットを統合し、精神性を伴った独自の音楽性を確立。
2019年にロンドンの〈The Premises Studio〉と東京で録音。高田氏の監修した高野山真言宗の僧侶らによる般若心経や声明、御詠歌などの詠唱と、自身のパーカッションやマリンバによる音楽がコラボレーションを果たした、次元そのものが違うほどに凄まじいディープ瞑想ドローン大傑作!スイスの〈ジュネーブ民族学博物館〉に原盤が所蔵されているこの仏教唱歌の聖典へと新たな命を吹き込んだ破格のアルバムとなっています。今年度に発表されたサウンドアートものとしてはまさに随一の出来。アルバム・ジャケットには、彫刻家・舟越桂によるアートワークが起用。これはあらゆる音楽好きへ問答無用でMUST!!!!!!!!!!!!!!!!
待望のリプレスです!Meditationsベストセラー!2018年に自主プレスとして当初限定50部のみでリリースされていた大人気作!ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる、ジョン・ハッセルの第四世界にも通じるアヴァンギャルド・ジャズ作品がLeaving Recordsより登場です!一聴してドープ極まりない音楽の渦の中へとただただ吸い込まれます。洗練されたジャズ・マインドを、西海岸らしい自由な気風溢れるユニークで実験的なサウンドへと落とし込み、瞑想的ですらある独特の響きへと昇華した自信作。絶妙な塩梅にくぐもった音像が尚更聴き手を気持ちよくさせます。一推し!
待望のリプレスです!Meditationsベストセラー!2018年に自主プレスとして当初限定50部のみでリリースされていた大人気作!ジャズ・トリオ、Ingaのリーダーとしても知られ、サイケデリックやアウトサイダー、メディテーティヴと評される自由でユニークなサウンドを営んできたLAのサックス奏者のSam Gendelと、同地のベーシストSam Wilkesのコラボレーションよる、ジョン・ハッセルの第四世界にも通じるアヴァンギャルド・ジャズ作品がLeaving Recordsより登場です!一聴してドープ極まりない音楽の渦の中へとただただ吸い込まれます。洗練されたジャズ・マインドを、西海岸らしい自由な気風溢れるユニークで実験的なサウンドへと落とし込み、瞑想的ですらある独特の響きへと昇華した自信作。絶妙な塩梅にくぐもった音像が尚更聴き手を気持ちよくさせます。一推し!
故ジョン・ハッセルのレア音源を収録した『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』が初のLP化!
『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』は盟友ブライアン・イーノがライブ・ミックスを行った超貴重なファン必携音源!
ジョン・ハッセルは、この50年間で最も影響力のある作曲家だ。 - Brian Eno
ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイビス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。 - The Wire誌
2021年6月26日に84歳でこの世を去ったジョン・ハッセル。生涯で創り出した膨大な作品は、音楽、そしてアートの世界に多大な影響を及ぼした。第二次世界大戦後、メンフィスでジューク・ジョイントやブルース・パーティに通って育ち、カンのホルガー・シューカイやイルミン・シュミットと共にシュトックハウゼンに師事、テリー・ライリーと共に活動、名作『In C』にも参加し、ラモンテ・ヤングやマリアン・ザジーラとともにシアター・オブ・エターナル・ミュージック(Theatre of Eternal Music)で活動、そして北インド古典声楽家プランディッド・プランナートからラーガの指導も受けている。更にはUS実験音楽巨匠デヴィッド・ローゼンブームやブラジルの伝説的パーカッショニスト、ナナ・ヴァスコンセロスによるアルバム参加、ブライアン・イーノとのコラボレーション、トーキング・ヘッズの「Remain In Light」での演奏、そのほかにもファラフィーナ、ライ・クーダー、レスリー・ウィナー、ホアン・アトキンス、モーリッツ・フォン・オズワルドなど、数え上げればきりがないほど多くのアーティストと共にレコーディングを行ってきた。今回、これまでLPではリリースされていなかった『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』と『Psychogeography [Zones Of Feeling]』の2作品の初LP化が決定!
『The Living City [Live at the Winter Garden 17 September 1989]』は1989年9月にニューヨークのワールドフィナンシャルセンター・ウィンターガーデンで行われたオーディオビジュアルインスタレーションの一部としてジョン・ハッセル・グループが演奏し、ブライアン・イーノがライブ・ミックスを行った音源となっている。
『Psychogeography [Zones Of Feeling]』は、1990年に発売された『City: Works Of Fiction』を状況主義的に捉え直したものとなっており、2014年にギー・ドゥボールの哲学を指針としてまとめられた音源である。ジョン・ハッセル自身が何ヶ月もかけて90年当時のテープ・コレクションを集め、別テイク、デモ、スタジオ・ジャムのシーケンスを編集したものとなっている。
両作品は2014年に再発された『City: Works Of Fiction』の3枚組CDに収録された音源で、今回が初のLP化となる。LPはPoleことStefan Betkeによってカッティングが行われ、ジョン・ハッセル、ブライアン・イーノ、その他参加ミュージシャンのインタビューや当時のアーカイブ画像、アルバム全曲のダウンロード・カードが入った印刷インナースリーブ付きのデラックス・ゲートフォールド・ヴァイナル・エディションとして発売される。
5月下旬再入荷。桃源郷的バレアリック/アンビエント・リスナーなら要チェックの一枚!〈Constellation Tatsu〉や〈Good Morning Tapes〉〈Not Not Fun〉といった人気レーベルからの作品も知られる、音楽/芸術一家で生まれ育ったジョージアのマルチメディア・アーティストにして個人的にもイチオシな"Saphileaum"による最新作『Exploring Together』が意外にも〈Mule Musiq〉から登場!バレアリック・ヴァイブスからフィールド・レコーディング・ゾーン、トロピカルなダウンビート、トライバルなパーカッション、トランス的なサウンド、バラフォンのハミングといった多様な要素を盛り込んだ、幻想的な第四世界ポスト・ハウス・ミュージックを展開した文句無しの内容です!!!!!
昨年のデビュー作から注目を浴びていた人物ですが、現世と黄泉の境界すらも曖昧にさせるトンデモな美しさ。本作では、彼の母親のパーキンソン病との闘病から生まれた苦しく複雑な感情を音楽へと投影。溶けて消えてしまいそうな悲壮な空気感ありながらも、その音楽はどこか温かさと力強さを感じさせる孤高の領域へと踏み込んでいます。ジョン・ハッセルの紡ぎ上げた第4世界観~ニューエイジ・リバイバルをも通過したスピリチュアル・ジャズとでも言うべき、現行のアンビエント観を一周も二周も上回る卓越した神聖美。The NationalやHot Chip、Pet Shop Boysなどを手がける、オルタナ/インディ脈に欠かせないマスタリング技師、Joe Lambertによるマスタリングと盤質も万全。
流通元完売、お見逃しなく。地獄ってどんな感じ?? 現行アンビエント・ジャズの重鎮ことカナダのJoseph Shabasonによる最新作『Welcome to Hell』が〈Western Vinyl〉よりアナログ・リリース。Toy Machineによる1996年のスケート・ビデオ・ドキュメンタリー『Welcome to Hell』にインスパイアされたコンセプト・アルバム!Sam Gendel作品にも顔を出している盟友Phil MelansonやThom Gillらがサポートした豪華編成で贈る2023年度ニュー・アルバム。Jon Hassellの第四世界のムードとファンキーなダンス・サウンドが溶け合う、プログレッシヴなアンビエント・フュージョン傑作に仕上がっています。