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奇才マジカル・パワー・マコが18歳にして創り上げた唯一無二の音世界。灰野敬二も参加した、破天荒でプログレッシヴでアバンギャルドなデビュー・アルバム(1974年発表)

徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。オリジナルテープは1982年に自身のレーベル〈ZSF Produkt〉から極少部数プレスされた作品『The Lampinak』が、イタリアのノイズ/インダストリアル老舗〈Old Europa Cafe〉よりリマスタリング仕様でカセット再発。幾つかのトラックは、Merzbowのディスコグラフィ決定盤『Merzbox』にも収録された、非常に人気の高い一本!金属音、ループ、ヴォイス、パーカッション、フルート、チェーン、シンバル、儀式のオーケストレーション、チャントなどを駆使したジャンク・ノイズの破格の名盤!手製ナンバリング仕様。限定149部。

昨今は伝説的傑作『Merzbeat』カセット再発など注目リリース満載だった中でまた必携リリースが到来。徹底したアヒンサーを提唱実践、「ノイズ」の枠を超越したオルタナティヴな表現を試み続けるジャパノイズ伝説、Merzbow。オリジナルはロシアの〈Waystyx〉より2005年にCDオンリーでリリースしていた作品『Scene』が2023年度史上初アナログ・リイシュー。再発を敢行したのは北カルフォルニアの実験的レーベル〈Mirae Arts〉。当時のオリジナル・レコーディング・セッションからのエクスクルージヴなボーナストラックを追加収録。ZodiakことTakashi Makabeによるデザイン。秋田氏自身によるアートワーク&Kassian Troyerによるカッティング仕様。

不在の存在を称える、祈りと瞑想と追悼の歌。ブルックリンのエクスペリメンタル・シーンを代表する名門レーベルとして当店お馴染みの〈Rvng Intl.〉からの、実に6年ぶりとなるフルレングス作品が登場!Holly HerndonやMatmos、Rabit、Lyra Pramukといった面々ともコラボレーションしているベルリンとニューヨークを拠点に活動する作曲家/振付師Colin Selfの3枚目のアルバム『∞ levity for the nameless ghost in crisis』がアナログ・リリース。別世界的な美しさを醸す独特の歌唱スタイルで神秘的な声の実験を試み続けてきた要注意アーティストによる2枚目のLP作品。この6年の間にアーティストの人生を大きく変えた、数えきれないほどの友人や愛する人たちの死、そして、想像を絶する世界的な喪失。それら名も泣き霊たちに自身の声を届けるべく、ラテン語とポラリ語での歌唱に挑戦したColin Selfによる、刺激的な電子実験から高揚する声の瞬間までを捉えた音楽的瞑想に満ちた珠玉の一枚。

絶対にお見逃し無く!Musica Elettronica Vivaと並び、イタリアから世界を大きく先導していた伝説的前衛即興集団、Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaにも参加での活動も知られ、ドイツ最高峰のクラシック・レーベル〈Deutsche Grammophon〉にも作品を残した稀代の電子音楽家、Roland Kayn (1933-2011)の最新5枚組BOXセットが登場。自身のシグネチャー・サウンドといえる「サイバネティック・ミュージック」に特化したファン必携の内容!77年発表の『Elektroakustische Projekte』と81年発表の『Makro I - III』という現在大変入手困難となっている激レアな作品からの貴重な音源をコンパイルした豪華ボックスとなっています。〈Lydia and Roland Kayn Archive〉所蔵のオリジナル録音をカインの大ファンでもあるJim O’Rourkeがリマスタリング。

Musica Elettronica Vivaと並び、イタリアから世界を大きく先導していた伝説的前衛即興集団、Gruppo di Improvvisazione Nuova Consonanzaにも参加での活動も知られ、ドイツ最高峰のクラシック・レーベル〈Deutsche Grammophon〉にも作品を残した稀代の電子音楽家、Roland Kayn (1933-2011)。「サイバネティック・ミュージック」と称された同氏が80年代初期に〈Colosseum〉レーベルからリリースした重要なサイバネティック作品の一つである『Infra』(1978-79)が初CD化!1978年秋から1979年秋にかけて制作された全180分のサイバネティック・ミュージックを収録した特大盤!カインの大ファンであるジム・オルーク氏によるオリジナル・テープからのリマスタリング仕様。

ポーランド出身でロンドンを拠点に活動するオーディオビジュアル・アーティストWojciech Rusinの最新作『Honey for the Ants』が英国・ロンドンの現行レフトフィールド/エクスペリメンタル・シーンにおける最大級の名所〈AD 93〉よりリリース!中世の作曲技法とソノリティを検証した2019年〈AKASHIK RECORDS〉の『THE FUNNEL』、ルネサンスに焦点を当てた2022年の『Syphon』に続く錬金術3部作の最後を飾る今作は調性が中世やルネサンスからモダニズムの不協和音へと変化しており、新たな歌手や楽器奏者も加わり、オーケストラやソプラノ歌手などのサウンドを分解し再構成を繰り返すことで現実と架空の音楽時代が淡々と交錯するさまは現代音楽的な響きを異化するかのよう!
ドイツ人プロデューサー、ドラマー、ビジュアル・アーティストのLudwig Wandingerのこれまでで最もパーソナルなアルバムに仕上がったという最新作『Is Peace Wild?』がイタリアの現行電子音楽を牽引する巨星=Caterina Barbieriが2021年に始動させた先鋭的レーベル〈Light-years〉よりリリース!温かみのあるアルペジオの上で、様々な分野で活躍するアーティスト、詩人、活動家であるイヴ・B・ゴールデンの歌声が柔らかく息づいているタイトルトラックや、ベッドに横たわり眠りに落ちる寸前にワンテイクで録音された催眠術のようなフリースタイル作品、ノイジーで陰鬱で闇と光の間で揺れ動くドイツ・ロマン派の核心である切ない憧憬、つまり「Sehnsucht」を見事に表現するようなものなど自分自身をさらけ出した難解なパッチワークのよう。複雑で、しかし全体を通じてエレガントで温かみのある質感がすばらしい。


Juana Molina、Liquid Liquid、Arto Lindsayのファンにもレコメンド!ボリビアのマルチ奏者Ibelisse Guardia Ferraguttiとプエルトリコのジャズ・パーカッショニストFrank Rosalyという結婚と芸術の両方においてパートナーであるタッグがシカゴを代表する現代ジャズの一大聖地として最早説明不要の大名門こと〈International Anthem〉からコラボ・アルバム『MESTIZX』をアナログ・リリース。ボリビア、ブラジル、プエルトリコというそれぞれの祖先のルーツの音に飛び込み、脱植民地化と儀式と抗議の反抗的な力をテーマとしたコンセプチュアルな一枚。植民地時代前後のラテンアメいかのラテンのリズム・パターンとスウィングを、アヴァンギャルドなジャズやアート・パンク、シカゴ・ポスト・ロック、ホンバ、クンビア、ミニマル、エレクトロニカ、フォークといった非常に多様な音楽や要素と衝突させ、完全にオリジナルでありながら紛れもなく普遍的なサウンドサウンドへと落とし込んでいます。


限定100部カラーヴァイナル仕様。Carlos NiñoやZeroh、Pan Afrikan Peoples Arkestraといったビッグネームとも仕事を共にしていた、ロサンゼルスを拠点に活動するボーカリスト、作曲家、プロデューサーであり、2020年にも西海岸の音楽巡礼地〈Leaving Records〉より素晴らしいデビュー・カセットを発表していたSharada Shashidhar。4年振りとなるフルレングス・アルバム『Soft Echoes』がカセットとLPでそれぞれリリース。本作には大胆にもヒップホップ寄りの作風から離れ、ジャズとインド古典音楽からの影響を融合した、渦巻くスピリチュアルな空間を作り上げた、スピリチュアルで活気に満ちた優美な逸品。
John T. GastやJunior Loves、Oxhy、TNT Rootsといった先鋭的アクトを送り出してきた英国地下シーン屈指のカルト・レーベルこと〈5 Gate Temple〉から待望の24年度新物件が登場!Xtereaなるロンドンの新人プロデューサーによる8曲入りの作品『Guardian of Zeus』がCDリリース。ターミネーターに追われる様な背筋も凍るハードコア/インダストリアル・ロウテクノのつぶてが会場を押し潰すように投げ込まれて来る、強烈な緊迫感と殺気に包まれた、ノワールで実験的なダンス・ミュージックの怪作。限定プレス。

Robert WyattやDavid Byrne、Dirty Projectorsらも絶賛する鬼才SSW、Nicholas Krgovichともコラボレーションしていたトロント出身のサックス奏者であり、第四世界インスパイアな傑出したニューエイジ/モダン・クラシカル作品で知られる要注目作家、Joseph Shabasonの最新作が〈Western Vinyl〉から登場!The War On DrugsやDestroyerのアルバムでも客演していたりと現行インディ系の界隈でも知られるこの人。イスラム教とユダヤ教の二重信仰で育ったことによる超越、統一、そして、最終的な放棄を聴覚的な地図へと描き出したソフィスティ・アンビエント・ジャズ。

Kali MaloneやMaria W. Hornといった現行ドローン/ホーリー・ミニマリズムの名手たちが主宰する、北欧・スウェーデン屈指の前衛レーベル〈XKatedral〉から25年度最新物件!バルト三国より、ラトビアの歌手Ansis Bētiņš & Artūrs ČukursによるデュオがストックホルムのFylkingenで行った2023年3月3日のライブ・パフォーマンスを収録したライブ・アルバム『Slavic Folk Songs』がダブルパック仕様でアナウンス!本作は、ウクライナの歌を中心に、口承やメロディーに基づく、さまざまなスラヴ地域の歌と聖歌を集めたコレクションとなっており、作者や作曲家が不明であることが多いものの、特にウクライナの歌に重点を置いた作品。歌はデュオによって2声用に編曲され、スラヴの歌唱伝統に特有のさまざまな技法でアカペラ歌唱を試みたものとなっています。限定300部。

ガボンとシンガポールに出自を持つ、自称「多民族」「ノンバイナリー」「マルチ・アーティスト」であり、2020年に〈Northern Spy〉からデビューを飾っていたDevi Mamboukaのソロ・プロジェクトことMasma Dream Worldによるセカンド・アルバム『Please Come To Me』が登場。激しく、美しく、心を揺さぶるアルバムでありつつ、テクニカルなものが精神的なものと、電子的なものが自然なものと見事に融合を果たした、破格のポスト・インダストリアル/ダーク・アンビエント・アルバム!最も傷つきやすい自分自身の内面に深く手を伸ばし、悲しみが変容しうること、そして音楽が変容しうることを証明した素晴らしい作品です。

〈Werk Discs〉のマネージャーであり、London Contemporary Orchestraとのコラボレーションや、〈Ninja Tune〉や〈Honest Jon's〉といった名門からの作品も知られる英国のエクスペリメンタル・シーン屈指の鬼才Actress。その音楽活動20周年を記念し、〈RA〉こと〈Resident Adviser〉に提供した金字塔的なミックスのCD版が〈Smalltown Supersound〉から登場!自身のHDDドライブに眠っていた約100曲の未発表音源が約1時間に渡ってコラージュされており、緊迫感のある313テクノ、シルバーヘイズのシンセ・ノイズ、ネオクラシカルな美しさが閃く深みのある内容。今年の春にリリースされたアルバム『Statik』と同様に没入感に溢れ、荒々しいノワール的な雰囲気に満ちた逸品です!

広大な空間と喪のサイケデリアが音響的に迫る、ただ一つの世界に浸れる空間。アンビエント・アメリカーナ鬼才Scott Tumaとも度々仕事を共にしているシカゴのポスト・ロック/サイケデリック・バンドであり、〈Digitalis〉や〈Time-Lag〉〈Immune〉〈Type〉といった各地の名門からの作品でも知られるZelienopleの4年振りとなる最新アルバム『Everything Is Simple』が、Félicia Atkinsonら主宰の仏名門〈Shelter Press〉から堂々リリース。Six Organs of AdmittanceやJack Rose辺りのファンを唸らせる、圧巻のCosmic Folk/Slowcore物件。Slowdiveのドラマーとしてもお馴染みのアンビエント作家、Simon Scottによるマスタリング&〈Schnittstelle〉でのカッティングと盤質も万全!

アンダーグラウンド・アートの分野で最も輝かしい新進気鋭のスターの一人であり、〈PC Music〉や〈NTS Radio〉とも定期的にコラボレーションしてきたノースカロライナ州ダーハム出身のDJ/プロデューサー、GRRLと、グラミー賞ノミネートでも知られるエレクトロニック・ポップ・デュオ、Sylvan EssoのNick Sanborn (Made of Oak)によるコラボレーション作品『Hardcore』が、Sylvan Essoの面々が主宰する〈Psychic Hotline〉より登場!ノースカロライナの地下室での DJ セット中に初めて火がついた相性バツグンのデュオによる2022年のEP『Inertia』に続くコラボ新作。お互いのクラブ・カルチャーへの深い愛情を溶け合わせ、心を揺さぶるハイエナジーなダンス・ミュージックを作り上げています。

Ry CooderやVampire Weekend、Moses Sumneyといったビッグネームとのコラボレーションでも知られ、ジャズ・トリオ”Inga”ではリーダーとして活躍、サイケデリック〜アウトサイダー〜メディテーティヴといった多様に評される自由でユニークなサウンドを営んできた第四世界インスパイアなLAの大人気サックス奏者、Sam Gendel。なんと当時11歳の少女であったAntonia Cytrynowiczと夏の終わりの午後にLAの自宅でほとんど一発録りで録音した最新作が〈Psychic Hotline〉よりアナウンス。決して正式な音楽教育を受けているわけではないCytrynowiczは、Gendelのクリエイティヴ・パートナーであるMarcellaの妹に当たる人物で、Gendelの演奏に合わせ、すべてのメロディと歌詞をその場で自然に作り上げたとのこと!偶然が重なり生み出された演奏でありながら、極めて洗練され、奇妙にして別世界なサウンド。Gendelの実験的なジャズがある種のファンタジー世界と溶け合った様なキャリア中でも大変異色な作品に仕上がっています。イマジネーションの赴くままに演奏されたとても楽しく遊び心に溢れた一枚。
あのHenry Flyntが何十年にも渡って絶賛し続けたミニマル秘宝!実験パフォーマンスのプレゼンと保存に力を注ぐキュレーション・プラットフォーム/非営利団体であり、小杉武久や高柳昌行の再発仕事などでも厚い支持を誇る名門〈Blank Forms〉から新物件!そのアーカイブ録音の多くを既に同レーベルが多く発掘してきたスウェーデンの音楽家であり、La Monte YoungやPandit Pran Nathとの出会いを契機にミニマル道を追求した女性作曲家、哲学者、詩人、数学者にしてヴィジュアル・アーティスト=Catherine Christer Hennix。2023年11月の死去直前に再発見された、初期の最高傑作の未発表録音が奇跡の初リリース決定!!!! 1976年にストックホルム近代美術館で開催されたフェスティバル〈Brouwer’s Lattice〉で初公開された作品であり、師匠・Pandit Pran Nathからインスピレーションを得た純正律の超越的な可能性へ焦点を当てた「The Electric Harpsichord」のオリジナル録音を収録。絶対にお見逃しなく!

ポーランドの作曲家、音楽家、サウンド・エンジニアであるAleksandra SłyżによるRandom SourceのSergeとBugbrandのSergeの2台のモジュラー・シンセサイザーからなる特異な楽器であるトナリウムを用いた2編のライブを収めた『Tonarium Live』が、石橋英子やMerzbow、Kevin Drummまで数々の名手が在籍しているイタリアの現行エクスペリメンタル/実験電子音響の新たな聖地〈SUPERPANG〉よりリリース!両パートとも音のゆらぎを探求しており、音のタペストリーの中に、聴き手が微妙なニュアンスや脈動、ちらつくハーモニーの瞬間を発見できる空間がある。和音の倍音構造の複雑なディテールを明らかにしつつ、その光り輝くコアの内側を漂うような没入感ある内容!マスタリングはRashad Beckerが担当!

Rafael Anton IrisarriやStars of the Lidなどのファンの方も必聴の天上的モダン・クラシカル・アンビエント/ドローンの大傑作。オブスキュア〜ニューエイジ以降の世界的なリバイバルを、オランダ・アムステルダムから推し進めた大名門〈Music From Memory〉から発売された画期的再発盤や、自身の率いたモダン・クラシカル・ニューエイジの秘宝と呼ぶべき音楽集団、Orquesta De Las NubesやMusica Esporadicaでも知られるスペインのポスト・ミニマル/アンビエントのレジェンド、Suso Saiz。同国のインディペンデント・レーベル〈Grabaciones Accidentales〉による、当時の新進気鋭の作家を紹介した画期的シリーズ〈El Cometa De Madrid〉(マドリッドの彗星)シリーズなどを軸に、「マドリッド音響派」とも称される、世界でも稀に見る前衛音楽シーンの興隆した、80年代スペイン地下シーンの代表格である彼の24年度最新作が堂々リリース。現地では著名な音楽会社を立ち上げたり、テレビや映画などの劇伴なども数多く手掛けながらも、2010年代半ばまでは海外ではあまり知られていなかったSuso Saiz。スパニッシュ・アンビエントの名手として、今やお馴染みの作家となった彼による、24年の締めくくりに相応しい、幽遠で壮大な、恐るべきアンビエント作品が登場。〈Music From Memory〉からの4作目となった本作には、「人類によって生息地が破壊されつつある地球上の生物たちの集合的な騒音」というテーマが秘められています。
