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ここでもやはり独特の空気感を追求しています。自国のソウル、ゴスペル、ファンクにとどまらず、ニューエイジ・ミュージック始祖ヤソスや日本からは原マスミまで、世界各地のオブスキュアなサウンド&グルーヴを掘り起こしてきた米国の大名門レーベル〈Numero Group〉からは最新コンピ盤となる『W3NG』がアナログ・リリース。あなたの背中にそよ風を吹かせる『W3NG』は、アメリカのプライベート・プレス盤の紺碧の海に停泊する13のコレクションであり、オブスキュアなヨット・ロック、AOR、ブルー・アイド・ディスコを44分満載した一枚に仕上がっています。
ギリシャの音楽家 Loukas Thanos が1984年に発表したギリシャ産シンセポップ/ディスコのカルト盤で、冷たいシンセと実験的要素を融合した異色作『Jazzburger』が未発表音源も追加して初の正規リイシュー。Loukas Thanosは映画音楽や舞台音楽も手掛けた作曲家で、ギリシャ初のラップ曲とされる「Break」、冷たいシンセと幽玄な女性ヴォーカルによるディスコとシネマティックな緊張感の融合したタイトル曲「Jazzburger」、フレンチ・ディスコ的なエレガンスを持つ「Set On Fire」など多様な楽曲を収録。
トルコ物アラビック・レアグルーヴを大いにコンパイルした画期的傑作『İstanbul 70: Psych, Disco, Folk Classics』の監修を務めたことでも知られるトルコ拠点の鬼才DJ、プロデューサーBaris Kが参加しているグループ”Insanlar”によるサイケデリック・ディスコ”Kime Ne”のオリジナル・ヴァージョンに加え、Ricardo Villalobosによるリミックス2種類を搭載した〈Honest Jon's〉からの傑作ダブルパック盤!

アルメニア系レバノン人音楽家で、60〜70年代のアルメニア・ポップシーンの中心人物 Ara Kekedjian の70年代音源を集めた『Bourj Hammoud Groove』。ファンキーなギター、力強いドラム、キャッチーなメロディが織りなすアルメニア伝統旋律×ディスコ/シンセポップなサウンドは、当時のベイルートのアルメニア人街ブルジュ・ハンムードの文化的熱気を鮮やかに映し出す。今回の再発では詳細なライナーノーツと貴重な写真も付属し、彼の人生と音楽活動を記録するとともに、アルメニア・ポップ「Estradayin」の歴史を現代に蘇らせている。

The Beatlesの名曲The Long And Winding RoadやAcross The Universeのアレンジを手掛けたことでも知られる才人Richard Anthony Hewsonによるソロ・プロジェクトRAH Bandによる1983年の名作3rdアルバム『Going Up』がオリジナル・マスターテープからの高音質復刻で、初めてアナログで正規再発。スペーシーでレトロ・フューチャリスティックなサウンドが全編を貫き、ジャズ・ファンクのグルーヴとシンセ・ポップの煌めきが融合。近年ではTikTokなどで再評価され、数億回のストリーミングを記録した「Messages From The Stars」も収録。本人が全楽器を演奏・アレンジ・プロデュースするDIY精神の結晶で、メインストリームから外れた実験的ポップの先駆者としての面目躍如とも言える内容。80年代UKのDIY精神、エキゾチックな音響、そして未来志向のポップ感覚を体現した、幅広い心あるリスナーから愛されるカルト・クラシック!
ニューウェイヴ/ディスコ/世界音楽な80年代ドイツの伝説的な女性デュオ、Saada Bonaire。Dennis BovellプロデュースのYou Could Be More As You Areを始め、フュージョン、アフリカ的民族風味、ニューウェイヴの軽いシンセ、ダブなど当時の込み入ったポップ手法を駆使しつつも、影の重鎮DJ Ralf Behrendtによるプロデュース、アイコン的女性2人の気怠く妖艶なイメージが、見事に独自の空気を作り出してます。なにより随所に散りばめられた音響具合がいちいち格好良い。EMIからの2曲のシングル+10曲を加えた編集盤仕様。Captured Tracksの名仕事ですね。

オリジナルは万越えの高値で取引される激レアな一枚!当初Bobby Boyd Congressとしてニューヨーク州ロングアイランドで結成されたグループであり、のちにフランスに拠点を移したLafayette Afro Rock Bandが1973年にリリースしたアフロ・ファンクの恐るべきアルバム『Soul Makossa』が〈Strut〉からリマスタリング仕様で2024年度公式アナログ・リイシュー。強烈なファズとトークボックスをフィーチャーしたオリジナル・アルバムであり、サンプルとリフの豊富なソースとしての地位を確立している傑作。De La SoulやNas、Nice & Smooth、Wu-Tang Clanなどもサンプリングしている破格のドラムブレイク”HIHACHE”やManu Dibangoの”Soul Makossa”カヴァーも素晴らしいです!
オリジナルは10万円以上の高値を付けている鬼レアな一枚!当初、Bobby Boyd Congressとしてニューヨーク州ロングアイランドで結成されたグループであり、のちにフランスに拠点を移したLafayette Afro Rock Bandが1974年にリリースしたアフロ・ファンクの恐るべきアルバム『Malik』が〈Strut〉から2024年度アナログ・リイシュー。強烈なファズとトークボックスをフィーチャーしたオリジナル・アルバムであり、サンプルとリフの豊富なソースとしての地位を確立している傑作。〈Ultimate Breaks And Beats〉シリーズでも紹介された"Conga"や、ラップやR&Bの名曲でも何度もサンプリングされている”Darkest Light”といったタイムレスな名曲の数々を収録したマスターピース。

'Ain't No Stopping Us Now'や'Good Times'から'I'm Caught Up (In A One Night Love Affair)'や'It's My House'といった名曲のディスコ・カバーで知られる、ドラマー、プロデューサーJoe Isaacsによるカルト・ディスコ・ユニットRisco Connectionの、シングルに収録された全てのヴォーカル・ヴァージョン、ダブ、エクストラ・トラックを完全収録した〈Strut〉による初のオフィシャル・コンピレーション『Risco Version』が待望のリプレス!!全てのミュージックラバーに愛され続けてきたものの、入手困難な状況であった名曲たちばかりを集めた一家に一枚級の物件をこの機会ぜひお見逃しなく!Joe Isaacsのインタビューと、ジャーナリストのアンガス・テイラーによるライナーノーツが収録。全曲リマスタリング済です!

'Ain't No Stopping Us Now'や'Good Times'から'I'm Caught Up (In A One Night Love Affair)'や'It's My House'といった名曲のディスコ・カバーで知られる、ドラマー、プロデューサーJoe Isaacsによるカルト・ディスコ・ユニットRisco Connectionの、シングルに収録された全てのヴォーカル・ヴァージョン、ダブ、エクストラ・トラックを完全収録した〈Strut〉による初のオフィシャル・コンピレーション『Risco Version』が待望のリプレス!!全てのミュージックラバーに愛され続けてきたものの、入手困難な状況であった名曲たちばかりを集めた一家に一枚級の物件をこの機会ぜひお見逃しなく!Joe Isaacsのインタビューと、ジャーナリストのアンガス・テイラーによるライナーノーツが収録。全曲リマスタリング済です!

”Remind Me”収録!1970年代から80年代のソウル、ジャズ、ディスコのアイコン!グラミー賞受賞も知られるアメリカのR&B/ジャズ/ディスコ・ボーカリスト、作曲家のPatrice Rushenが〈Elektra Records〉に残した82年大名盤『Straight From The Heart』が、12インチ・ヴァージョンを含めて拡張アナログ再発。
数々のヒップホップ名曲にもサンプリングされた永遠のクラシック”Forget Me Nots”の12インチ・バージョンはじめ、”Breakout”、”Number One”と言ったお馴染みの名曲に加え、これまで未発表だった”I Was Tied Of Being Alone”のロングバージョンも収録!!アーティストととしてもソングライターとしても脂の乗り切ったパトリス・ラッシェンの魅力が存分に発揮された本作はまさに後世に語り継がれる名盤中の名盤!!本人が制作秘話を語るロングインタビューも収録しているのに加え、そしてもちろんオリジナルのマスターテープからリマスタリングして音質も抜群のまさに完全版と呼ぶにふさわしい完璧なリイシューです!!

グラミー賞受賞も知られるアメリカのR&B/ジャズ/ディスコ・ボーカリスト、作曲家のPatrice Rushenが1978年から1984年にかけて〈Elektra〉に在籍していた時期の音源を5枚のアルバムから選りすぐったコンピレーション・アルバム『Remind Me (The Classic Elektra Recordings 1978-1984)』が名門〈Strut〉から3枚組LPで登場。1970年代から80年代のソウル、ジャズ、ディスコのアイコンであるパトリース・ラッシェンの決定版回顧録がアナログ・リリース。6年間に及ぶ〈Elektra〉と〈Asylum〉でのキャリアを網羅しています。〈The Carvery〉の手によりオリジナル・テープからのリマスタリング仕様。8ページの大判ブックレットにはRushenのフル・インタビューと豪華写真が収録。
〈Organic Music〉や〈Revelation Time〉などと並んで国内からオブスキュア以降のリバイバルを牽引した名レコード店〈ONDAS〉運営でも知られる、日本屈指のレコード・ディガーことDubbyと〈Rush Hour〉のボスAntalが共同で編纂した、新時代に向けた日本のテクノ・ポップのショーケース・アルバム『TECHNO KAYŌ VOL. 1 - JAPANESE TECHNO POP 1981 - 1989』が堂々リリース!SHOGUNへの参加も知られる名アーティスト・大谷和夫の手掛けたオブスキュアな映画サントラ『恋子の毎日』収録のネオ・クラシカル/ミュータント・ファンクな「ラスト・バトル」、近年人気再燃する大名盤『KOIZUMI IN THE HOUSE』からの小泉今日子によるバレアリック・ハウス聖典「マイクロWave」にいたるまで、ポスト・バレアリックやオブスキュア・シティポップ視点を巧みに交差させながら、2025年の現在地点における、ディープな国産テクノ・ポップの数々を寄りすぐった画期的コンピレーション・アルバム!

The Beatlesの名曲The Long And Winding RoadやAcross The Universeのアレンジを手掛けたことでも知られる才人Richard Anthony Hewsonによるソロ・プロジェクトRAH Bandによるスペースエイジ・ポップの金字塔『Mystery』が、リリースから40周年を記念して待望のリイシュー。クラシック、ジャズ、ファンク、エレクトロ・ポップを独自の手法で融合させてきた彼のキャリアにおいても、本作は音楽性とチャート・ヒットの両立を見事に果たした重要作。先行シングル「Are You Satisfied?」で披露された進化系ジャズ・ファンク・サウンドもさることながら、特筆すべきは「Clouds Across The Moon」。宇宙を越えた恋愛劇というレトロ・フューチャー的な世界観を、ヴィヴィッドなエレクトロと共に描いたこの楽曲は、1985年のUKチャートで6位を記録し、一躍ポップ史にその名を刻むこととなる。クラシック由来の陶酔感のあるスウィートでスペイシーなストリングス・アレンジに、黒人音楽由来のベース、ソウルフルでメロウな女声ヴォーカルが奇跡的に混ざり合った傑作。チープになりかねないコンセプトと、抜群のメロディとアレンジが出逢った、重厚感はないけれど薄っぺらでもないという、けっこう不思議な魅力が尽きない一曲。その他にも、現在もクラブでプレイされるシンセ・ジャズの名曲「Float」や、Steven Julien aka Funkinevenの『DJ Kicks』にも収録されたサックスが冴える「Out On The Edge」など、全8曲が粒ぞろい。ジャンルの垣根を越えた音作り、そして時代を超えて愛されるポップ感覚は、RAH Bandの本質を最も端的に示す傑作!!

稲垣次郎と彼のバンドによる1975年録音のジャズ・ファンク/ディスコ・カバー集『Funky Best』。Stevie Wonder、Kool & The Gang、Ohio Playersなど、当時のソウル/ファンクの名曲を大胆かつ洗練されたアレンジで再構築した作品で、ホーンセクションの力強さとリズム隊のグルーヴが際立ち、原曲の魅力を活かしながらも、ジャズ的な即興性と日本人ならではの繊細な音作りが融合している。演奏陣には、日本のジャズ・ファンク・シーンを牽引した実力派ミュージシャンが揃い、スタジオ・セッションの熱量をそのままパッケージしたような臨場感溢れる一枚。ジャズとファンク、ディスコの境界を越えたジャンル横断的な魅力を持ち、時代を超えて響く稲垣次郎のセンスと演奏力が詰まった作品として、今なお新鮮な輝きを放っている。

Say She Sheによる、ブルックリン発のディスコデリック・ソウルをさらに進化させた力作『Cut & Rewind』。前作『Silver』に続き、70〜80年代のソウルやファンク、ポストパンクの影響を吸収しながら、コズミックなシンセや残響の深いギター、うねるベースラインを加えた、ちょっと幻覚的で浮遊感のある空気、重なりやズレをあえて残したような三声ハーモニー、ファンクやディスコ特有の反復に乗りながら、意外なコード進行や即興的な展開を挟み、延々とリフに身を委ねる感覚など、現代的なアップデートを施したサウンドを展開している。Minnie RipertonやRotary ConnectionからESGやLiquid Liquidまで、多彩な系譜を背景に持ちながら、今回はLonnie Liston SmithやLijadu Sistersといったスピリチュアル/グローバルな要素も取り込み、より広がりのあるサイケデリックな音像を描き出している。煌めくディスコの熱気と、ブラックやクィア文化に対する抑圧への抵抗、ジェンダー的な視点など、鋭い社会的視点を併せ持った、今のニューヨークの空気をそのまま封じ込めた作品。身体を揺らしながら意識を拡張させる、踊れるプロテスト・ミュージックとも言うべき、Say She Sheの決定的な一枚。

★世界初カセット化
★初回完全限定生産
レア・グルーヴ“究極”の1枚として燦然と輝くMIGHTY RYEDERS『Help Us Spread The Mes-sage』が蘇る!
90年代にDe La Soul「A Roller Skating Jam Named “Saturdays”」にて代表曲「Evil Vibrations」がサンプリングされたことや2000年代にはTHE REVIRTHが同曲をカバーしたりと時を超えて愛されているレア・グルーヴクラシック、MIGHTY RYEDERS『Help Us Spread The Message』!スーパー・キラーチューン「Evil Vibrations」はもちろんのこと、切れ味鋭いカッティング・ギターとボトムの効いたベースのグルーヴが腰にくる「The Mighty Ryeders」やシングル盤もプレミア化しているホーンとクラヴィネットが絶妙に絡みあう「Let There Be Peace」といった極上ファンクチューンも多数収録したレア度もクオリティも随一の名盤中の名盤です!
DFA Studios黄金期を支えたエンジニア、Eric Broucekが残した自主レーベル作品をまとめたコンピレーション『Shaking Moving Dancing People』。DFA Studiosは2000年代初頭、LCD SoundsystemやThe Raptureといったバンドを中心にニューヨークのダンス・パンク/インディ・ディスコ・シーンを牽引したスタジオで、その洗練された音像の裏には常にBroucekの存在があった。2003年から2008年にかけて数多くの12インチやアルバムの録音・ミックスを手掛け、レーベルの基盤を支えたが、彼自身の作品はDFAからではなく、〈Stickydisc Recordings〉という小さな自主レーベルからひっそりと発表されていた。Babytalk名義の2枚と、Morgan WileyとのユニットWatussi名義の1枚で構成されるこれらの楽曲は、DFA的な煌びやかさよりもずっとラフでミニマル、時に奇妙に歪んだ感覚を持ち、洗練されたインディ・ディスコにとってのアウトサイダーとさえ感じられる。長らく入手困難だった音源が、James Murphyの監修により今回初めてまとまった形で再発。DFAサウンドの影に潜んでいた、時代から切り離されたようなダンス・トラック群を掘り起こす一枚となっている。
バンコク生まれながらカナダ・バンクーバーを故郷として、そのアンダーグラウンド・シーンで活動していた知られざるレジェンド、Hussain Bokhariによるデビュー・アルバムがご当地アンビエント・ダンス・シーンの一大名門〈Mood Hut〉より堂々リリース!ベッドルーム・ポップとローファイ、バレアリックなギター/シンセの混ざりが絶妙な作品。"Pull Me Up"のふかふかした質感、 をBangkok Boyをのタイ語ヴォーカルが過去と場所を跨ぐノスタルジーを呼び起こすかのようです。静かな時間の背景で、自分自身と都市/記憶のあいだを漂わせるサウンドスケープが秀逸な逸品!
オリジナルは世界中のコレクター達がこぞって求める$$$BIG$$$な超絶激レア盤!印度西ベンガル州コルカタのローカル・レーベルからリリースされていた、サロード、タブラ等の伝統楽器を交えた、Rupa Biswasによる82年リリースのインディアン・フュージョン・ディスコ・ジャズ傑作がNUMEROから再発リリース!ボリウッドとバレアリックの中間を行く超絶品レコード!サロードとシンセサイザーによってダイナミックに波打つファンキー&サイケデリックなサウンドとエスニックかつ妖艶なボーカル・ワークも秀逸。これぞ、ダンスフロアを神々しい光で包み込む魅惑の一枚。まさしく辺境グルーヴの頂点と言っても過言ではない大傑作です。インド古典音楽の巨匠であるサロード奏者、Aashish Khanによるプロデュースというのも見逃せません。プログレ〜サイケ好きからDJユースにも必携!これは大・大・大推薦!

スウェーデンのミュージシャン、Dan LissvikとRasmus Häggによるプロジェクト、Studioが、自身のレーベル〈Information〉から小規模にアナログ・レコードのみでプレスした、威風と憧憬に満ちた2006年のデビュー作『West Coast』が〈Ghostly International〉よりアナログ再発。催眠的なインストゥルメンタルの領域とアンセミックなポップ構造の間を華麗に流れる、6つの自由な楽曲を収録。クラウトロックやディスコ、ダブ、アフロビートなどからの影響と、バレアリック音楽の遥かな地への視線と、ニューウェイヴから取り入れられたポップな歌詞が、ヨーテボリのアートスクール卒業生 2 人によって、現代風にアレンジされた作品であり、The CureとLindstromのミッシングリンクとも評された傑作盤。
