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オリジナル・メンバーであるJ Mascis、Lou Barlow、Murphの再結成後、第3作目となる『I Bet on Sky』。1985年のデビューから四半世紀以上を経た彼らが、なお衰えることなく円熟と初期衝動が見事に同居した、Dinosaur Jr.屈指の名作。再結成後の作品群の中でも特に完成度の高い一枚であり、Dinosaur Jr.の長い歩みを象徴する現代的クラシックです。
ウェットでセンチメンタルな質感に富んだ、北海道を舞台に深く穏やかなサウンドに包まれる至福の名作!
MONO NO AWAREの玉置周啓(Vo.)と加藤成順(Gt.)によるアコースティック・ユニットMIZが2022年にリリースした『Sundance Ranch』は、東京から北海道までをキャンピングカーで横断しながら生まれた、全10曲のロードムービー的作品。札幌は芸森スタジオのエコールームにて100%天然のリヴァーブ成分のみでレコーディングされた深みのある音像が、彼らの優しく心地よいサウンドをより一層引き立たせています。さらに今作にはマーティ・ホロベック(Ba)、石若駿(Dr.)も参加。確かな音の広がりを感じる傑作が、多くのリクエストに応える形で待望のアナログ再発!

シカゴのポスト・ロック、スロウコアの伝統を現代に繋ぐ新鋭、Cancer Houseのデビュー作『The Moth』。静かな緊張感と構築美を土台に、Carolineやdeathcrashと共有する冷たさと切なさが重なり、ローファイ録音のざらつきとともに独自の陰影を描き出す。乾いたギターのアルペジオと鈍いドラムがゆっくり重なり、ストリングの影が淡く揺れることで、スロウコア特有の静かな重力が立ち上がる。声の輪郭がぼんやりと滲むヴォーカルは90年代のポスト・ロックを思わせる哀愁が漂う。セッションを重ねながら練り上げられたという楽曲群は、どれも隙がなく、細部のアレンジに確かなリスペクトが宿る。シカゴの伝統を継ぎながら、2020年代の感性で更新したポスト・ロック、スロウコアの新たな指標となる一枚。

10月下旬再入荷。1982年に発表された、ワシントンD.C.の伝説的ハードコア・バンド Bad Brains の衝撃的デビュー・アルバム。シーン全体を揺さぶった金字塔。目も眩むほど速いテンポと鋭いリフで突っ走るハードコア・チューンと、突然テンションを落としてじっくり聴かせるルーツ・レゲエ・ナンバーが共存するのが最大の特徴で、この極端さこそBad Brainsのオリジナリティで、当時のどのパンク・バンドとも違う個性を打ち出している。演奏力の高さも群を抜いていて、HRのソウルフルでアジテーティブなヴォーカル、Dr. Knowの爆発的なギターリフ、Darryl Jeniferのタイトなベース、Earl Hudsonのジャズ畑出身らしい柔軟なドラムが合わさって、とにかく生々しい迫力に溢れている。ハードコア・パンクはもちろん、スラッシュ・メタル、オルタナティヴ、さらにはレゲエやクロスオーバーの領域にまで影響を与えている、まさにハードコアの教科書であり、ブラック・ロックの歴史を変えた一枚。

アナーコ・パンクの精神をそのまま表明したタイトル作は、約4年ぶりとなる新作。混乱する世界のこのタイミングに登場する彼らの新作は、ノイズに包まれたオーケストレーション/ドローンをフィールドレコーディングスと半分インプロヴィゼーションのパートを織り交ぜる事で完成させた大作。哀愁のあるフレーズから焼け付くようなノイズサウンドへ高揚し、歪んだクラリオン・サウンドが重なり合っていく。デビューから25年、このバンドの愛すべき側面をすべて抱きかかえ叙情的なサウンドが走り続けます。2020年10月にモントリオールのスタジオThee Mighty Hotel2TangoでJace Lasek(The Besnard Lakes)によってレコーディング/ミックス。Slow Riot For New Zero Kanada」や「Lift Your Skinny Fists Like Antennas To Heaven」などの初期の名盤を彷彿とさせるアートワークが施され、William Schmiechenによるイラストレーションが使用されています。

アンビエント・映画音楽界の知られざる巨匠
マイケル・ブルックの2作品が2枚組で〈4AD〉より奇跡のリイシュー
名作『Cobalt Blue』の35年ぶり初ヴァイナル再発に加え
同年録音された『Live at the Aquarium』も初ヴァイナル化
アンビエントの先駆者ブライアン・イーノをはじめ
ロジャー・イーノ、ダニエル・ラノワら豪華メンツが参加
U2の楽曲などに使用された改造ギターとして有名なinfinite guitarの発明者としても知られるカナダ人ミュージシャンのマイケル・ブルック。1992年に〈4AD〉から発表した『Cobalt Blue』は、静かに、息をのむようなサウンドスケープで構成された、時代を超える名作として、年月を経て再評価されている。同作には、アンビエントの先駆者ブライアン・イーノ、作曲家/マルチ奏者としてロジャー・イーノ、そしてグラミー受賞プロデューサーのダニエル・ラノワが参加。同年後半に録音された『Live at the Aquarium』は、ロンドンで行われた貴重なソロ・パフォーマンスを収録したもので、マイケル・ブルック特有の催眠的なサスティン、広がりのあるテクスチャー、そして大気のような深い音の世界を捉えている。
85年のデビュー・アルバム『Hybrid』から92年のセカンド・アルバム『Cobalt Blue』リリースまでの7年間。マイケル・ブルックはブライアン・イーノのレーベルでありマネジメントでもある〈Opal〉と契約し、故郷のトロントからイギリスへ移住。イーノやラノワとのコラボレーション、ジョン・ハッセルとのツアー、ロジャー・イーノやハロルド・バッド、ララージらと共に伝説的なライブ・プロジェクト Opal Evenings に参加しながら、ステージでのループ処理、シーケンサーや音響処理における実験的な新境地を切り開いた。しかし、『Cobalt Blue』が完成した直後、〈Opal〉は配給契約を失い、リリースは中止。マイケル・ブルックは当時について「〈4AD〉のアイヴォ・ワッツ=ラッセルと友人だったので、彼がアルバムを出してくれると申し出てくれた。しかし、リリース後も長い間、十分な反応は得られなかった。音楽プレスがジャンル分けしにくいものを避けていたから...。だから当初は世間の評価がわからなかったんだ。まるで荒野で泣くギターのようだった。」と語っている。同期間、ピーテル・ノーテンと共作の〈4AD〉アンビエントの名作『Sleeps with Fishes』(87年) をはじめ、精力的な活動の中でヌスラト・ファテー・アリー・ハーンやユッスー・ンドゥールらワールド・ミュージックの巨人たちともコラボレーションを行った。それらの膨大な刺激と経験を吸収していた結果生まれたのが『Cobalt Blue』であり、リリース当時は十分に評価されなかったものの、年月を経てその名声と影響力は高まり続け、卓越したキャリアにおける重要な転換点であることが証明されている。
その後、1996年にはヌスラトとのアルバム『Night Song』でグラミー賞にノミネート。2008年には名作映画『Into the Wild』のサウンドトラックでゴールデン・グローブ賞にノミネートされた。『El Infierno』では2011年ハバナ映画祭の最優秀音楽賞を受賞。映画音楽作曲家としても卓越している彼は、50本以上の映画に携わっている。2024年にプロデュースしたヌスラトのアルバム『Chain of Light』は、Guardian紙のワールド・ミュージック・アルバム・オブ・ザ・イヤーに選出。もちろん、これらの輝かしい功績は、『Cobalt Blue』の制作を始めた頃には、まだ未来の話だった。『Cobalt Blue』で生まれたサウンドは「厳密にはアンビエントではない」とマイケル・ブルックは語る。よりリズミカルでメロディアス、彼はそのマテリアルを Wordless Songs (言葉を持たない曲) と表現している。この推進力と変化への志向は、優先順位の転換 ーある種の反逆心ー を表していた。

(数量限定/日本語解説書/ステッカー封入) 1998年に発表された1stアルバム『Music Has The Right To Children』は、ボーズ・オブ・カナダの名を世界へと知らしめた歴史的作品。色褪せた映像のようなアナログ感覚、幼少期の記憶を呼び起こすメロディ、浮遊感あふれるビート──。エレクトロニカ/IDMという枠を超え、多くのリスナーに深い余韻を残した本作は、その後のアンビエント〜ダウンテンポ・シーンに計り知れない影響を与えた。時代を超えて愛され続ける金字塔的名盤。
7インチとフォトカードが付属した、ブルーカラーヴァイナル限定1,000部のデラックスエディション!Red Hot Chili Peppersにも遂に復帰を果たしたお馴染みの大人気ギタリストであり、昨年自身の愛猫に捧げた初のインストゥルメンタル・ソロ・アルバムもなかなかに凄まじかったジョン・フルシアンテが、レッチリを脱退する前に、名作『Blood Sugar Sex Magik』のレコーディング中に録音を済ませていた音源を収録した94年発表の代表作的アルバム『Niandra LaDes And Usually Just A T-Shirt』の〈Superior Viaduct〉アナログ復刻盤。まるで、シド・バレットからドゥルッティ・コラム、ダニエル・ジョンストンまでもが渾然一体となったようなローファイ・サイケデリア/脱線アシッド・フォーク大名作!
イタリアの前衛音楽からノーウェイヴ、ハードコア・パンク、LAFMSに至るまで、世界各地のオブスキュアな音楽を掘り起こしてきた名門〈Superior Viaduct〉の新譜部門的サブライン〈W.25TH〉から新物件。以前、インディーズ・バンド、Violent Changeで共に活動していたMatt Bleyle & Sterling Mackinnonの新プロジェクト、Cuneiform Tabsが登場!ユーフォリアと暗黒の合間を漂い、ネオ・アメリカーナからアシッド・フォーク、ドローン、コラージュ、エクスペリメンタルの間を縫う、涅槃のバロック&サイケデリアを展開した、ローファイ・ポップとDIY実験による驚異的なデビュー作。

オークランド拠点のデュオ、Cuneiform Tabsによる2作目のアルバム『Age』が、Cindy Leeの数多の名作をリリースしてきたレ-ベル〈W.25TH〉より到着。本作は、サイケデリックなドローン感覚と淡いポップネスをより全面に押し出し、前作で特徴的だったノイズや霞がかった質感を少し抑えることで、ポップの芯をはっきりと浮かび上がらせている。フレーミング・チューンズやCindy Lee、アニマル・コレクティヴの初期作品を思わせるムードのなかに、サイケな実験精神と甘美なポップセンスが同居している。制作は前作同様、マット・ブレイルとスターリング・マッキノンがベイエリアとロンドンのあいだで4トラック・テープをやり取りしながら進めたもので、Tascamやシンプルなソフトを駆使した手作りの音像が土台になっている。ただし今回は宅録感を越えて、ソングライティングの力そのものがしっかりと光っていて、収録曲はどれも催眠的でありながら確かなポップの引力を持っている。ベッドルーム・ポップと実験的サイケが交差する地点を鮮やかに描き出した、現行シーンでも際立つ一枚。

すべてのいのちを祝福するうた。
2020年12月に発売された青葉市子7枚目のオリジナル・アルバム『アダンの風』のアナログ盤が2枚組で発売決定。“架空の映画のためのサウンドトラック”をコンセプトに作られ、国内外よりアナログ化を待ち望む声の多かった本作。作編曲の共同制作者に音楽家・梅林太郎を迎え、従来のクラシックギターによる弾き語りに留まらず 、室内楽編成やクラシックへの接近を取り入れた濃密なサウンドスケープが聴き手を架空の映画の世界へといざなう。青葉の描く物語に、梅林の深い解釈が加わることによって、深奥な音楽表現が導かれ新境地の表現へと到達した。色彩豊かな全14曲のサウンドトラック。
今回の再発盤は、国内プレス工場にて、レコードの廃材を再利用して製造されたエコ・バイナル仕様でリリースされます。これまで発売されていた通常盤とは異なり、歌詞カードには日本語詞に加えて英語詞も併記。
国内外のリスナーに、より深く作品を楽しんでいただける仕様となっています。
1980年代初頭のUKインディー・シーンから登場した、最も独創的で影響力のある伝説的ポストパンク・バンドGirls At Our Best! 1981年作『Pleasure』が〈Radiation Reissues〉よりヴァイナル再発!本作は当時の暗くて硬質なポストパンクとは異なり、明るく突き抜けた異彩を放つサウンドで、タイトルとは裏腹に、アルバム全体に漂うのはポップさと毒気の絶妙なバランス。ジョン・ピールにも支持され、彼のラジオ番組にも出演している。シンセもなく、エフェクトも最小限。それでも鮮烈に耳に残るのは、楽曲の構造と演奏のセンス、そして何より軽やかでときに皮肉を帯びたボーカルJudy Evans の存在感の強さ。『Pleasure』は、DIY精神とポップな感性の理想的な結晶のひとつであり、今聴いてもまったく古びていないどころか、ジャンルが溶けた今の耳にこそ鮮やかに響く一枚。

(数量限定/イエロー・ヴァイナル/日本語帯付き)リー・“スクラッチ”・ペリーの死後、「最後の作品」「最終プロジェクト」と銘打たれた録音は数多く世に出た。しかし、彼の正式な最終アルバムと呼ぶべき作品は、ドイツ・ベルリンでの出会いから生まれている。電子音楽の先駆者マウス・オン・マーズ(ヤン・セント・ヴェルナーとアンディ・トーマ)のスタジオで制作された『Spatial, No Problem.』は、その成果であり、ペリーが晩年に到達した創造の核心を刻んだ一作である。この共同作業で創られたアルバム『Spatial, No Problem.』が 〈DOMINO〉からリリースされる。
アルバム『Spatial,No Problem.』のオープニング曲である「Rockcurry」は、リー・スクラッチ・ペリーがベルリンで過ごした時間を如実に反映している。スタジオ・スパークスが監督を務めた「Rockcurry」のミュージックビデオは、レコーディングセッションの写真や手描きのイラスト、様々なオブジェをコラージュしたユニークな作品だ。リー“スクラッチ”ペリーとマウス・オン・マーズがスタジオで過ごした時間を、躍動感あふれるエネルギッシュな賛歌として表現している。
本作の制作経緯には、いくつもの謎がつきまとう。そもそも、なぜ彼がベルリンへ向かったのか。その理由は当時も現在も明確ではない。レーベルの関係や、過去のコラボレーションを介した人的つながりなど、いくつかの説は存在するが、決定的な説明はない。ただひとつ確かなのは、彼がそこに現れたという事実である。
2019年12月、ベルリンのスタジオに到着したペリーは、予測不能な存在そのものだった。アップセッター、スーパー・エイプ、あるいは別の人格−−どの顔を見せるのか誰にもわからない。その仮面の背後にいるレインフォード・ヒュー・ペリーは、スカからレゲエ、ダブへと至るジャマイカ音楽の進化を決定づけた革新者であり、その影響はパンクやヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックにまで及ぶ。音と言葉を自在に操り、現実と幻想の境界を攪乱するその存在は、もはや神話的とすら言える。
一方のマウス・オン・マーズもまた、30年以上にわたり電子音楽の領域を拡張してきた実験的ユニットである。多様なコラボレーションと独創的な音響設計で知られる彼らにとって、この邂逅は必然でもあった。
ペリーは到着するや否や、スタジオ空間を自らの儀式の場へと変えていく。スーツケースから取り出した小物やイメージ、言葉を壁や機材に書きつけ、チャントし、ささやき、笑いながら音を重ねていく。言葉は解体され、同時に新たな意味を帯びる。ミュージシャンたちはその流れに身を委ね、録音はほとんど対話を介さず、直感的に進行した。
「私たちは自分たちが何をしているのか、ほとんど言葉を交わさなかった。ただ集まって作業を始めただけだ。彼はよく笑い、私たちもそれにつられて笑った。料理を作ったり、魚のスープやパパイヤを食べながらの作業だった」
このセッションで明確だったのは、彼らがレゲエを作ろうとしていなかったという点である。ペリーはレゲエの体現者であり、その影響から逃れることはできないが、本作はそれを再現するものではない。モーターリックなリズム、フリー・インプロヴィゼーション、デジタル・グリッチ、ダダ的言語感覚、そして彼が語る「機械に宿るブードゥー」が交錯し、ジャンルの境界は解体される。
その象徴的なエピソードが、「空間」をめぐるやり取りだ。空間オーディオやマルチチャンネル音響について問われたペリーは、「Spatial?問題ないさ」と笑って答えた。この言葉は、そのままアルバムのタイトルであり、制作理念でもある。音は空間に解き放たれ、構造は固定されず、常に変化し続ける。
やがて彼はスタジオを去る。スイスへ戻り、さらなる創作の噂を残しながら、最終的には“音の祖先たち”の領域へと旅立っていった。『Spatial, No Problem.』は、そのベルリンでの邂逅の痕跡であり、彼が遺した最後のメッセージでもある。
本作は単なるコラボレーションではない。空間と文化が混ざり合い、異なる時間軸が交差する中で、新たな音楽の可能性が立ち上がる瞬間を記録したドキュメントである。リー・“スクラッチ”・ペリーが最後に示したのは、ジャンルや形式を超えた自由そのものだった。

米国の現行インディ・ミュージック・シーンを代表するフォーク・ロック・バンド、Bon Iverの2019年リリースのアルバム『i,i』から6年弱振り、5作目となるフルアルバム『SABLE, fABLE』が待望のリリース!孤独をテーマにした作品である『SABLE』に対し、差し伸べられた手のような存在である『fABLE』からなる本作は、昨年リリースされたシングル「S P E Y S I D E」で示唆された初期のインディー・フォーク・サウンドへのある種の回帰であり、前作のきらびやかで壮大にプロデュースされたアート・ポップ/ロックと、高い評価を受けた『22, a Million』のインディー・エレクトロニック・フォークの要素を備えている。これまでの経験を踏まえた厚みのあるアレンジの上にシンプルなインディ・フォークであればこその最小限の音数で多くを語るような作りは、これまでのボン・イヴェールの各レコードを洗練させ、凝縮させたような充実の出来栄え!Dijon、Flock of Dimes、Danielle Haimがゲスト参加。
抜群のソングライティングと透明感溢れる歌声、アコギ+αの洗練されたアレンジ、そして2人がたたずむ空気感。全てがパーフェクトな傑作アルバム!
MONO NO AWAREの玉置周啓(Vo.)と加藤成順(Gt.)によるアコースティック・ユニットMIZが2020年にリリースした1stアルバム『Ninh Binh Brother's Homestay』。本作は過去に玉置が旅をして昔の日本の情景を感じた地、ベトナムにてレコーディングを敢行。自然がおりなす絶景や、そこに漂う時間の中から立ち昇る現地の空気や匂いをパッケージした、プリミティブで美しいアコースティック・サウンドの全10曲を収録。数多くのリクエストを受け、ついに再販決定!

郷愁と陽炎が溶け合う、幻想的サウンドスケープ。到達点ともいえる歴史的名作!
2005年発表の3rdアルバム『The Campfire Headphase』は、Boards Of Canadaが持つノスタルジックな世界観を、より有機的かつ叙情的に押し広げた名作。アコースティック・ギターや柔らかなメロディを大胆に取り入れ、これまで以上に温かく、幻想的な音像を描き出した。代表曲「Dayvan Cowboy」をはじめ、夕暮れの景色を思わせるような美しいサウンドは、アンビエント、フォーク、エレクトロニカを横断しながら独自の存在感を放つ。

BOREDOMSのYoshimiO率いる日本のエクスペリメンタル・ロックバンドOOIOOと、米ロードアイランドのノイズロック・デュオLightning Boltという、どちらも唯一無二の音楽性を持つバンドによるスプリットLP。OOIOOは、ガムラン、ポリリズム、アクロバティックなヴォーカルを駆使し、儀式音楽とサイケデリック・ロックが渦を巻くようなトランス空間を形成。Lightning Boltは、爆走ドラムと巨大なファズが暴れまわりつつ、先行公開曲CLOUD COREに象徴されるように、混沌の中から奇妙なメロディが立ち上がる。両者に共通するのは、無邪気な解放感と蒸気機関のような推進力。OOIOOの螺旋的リズムとLightning Boltの暴走ノイズが、対照的でありながら同じ精神性で響き合い、スプリットでありながら一つの大きな作品として成立している。
『Music Has the Right to Children』(1998)、『Geogaddi』(2002)、『The Campfire Headphase』(2005)という不朽の名作達に続く2013年に発表されたアルバム。作曲、レコーディング、プロデュース、そしてアートワーク・デザインまでのすべてをメンバーのマイク・サンディソンとマーカス・イオンが手がけ、『Tomorrow's Harvest』と名付けられている。
アウトサイダー・ディスコからアンビエント〜即興フォークまでレフトフィールドを縦横無尽に駆け回った巨人Arthur Russellによる1970年代に数回しか演奏されなかったライヴ演目『Instrumentals』が〈Rough Trade〉盤としては初となるアナログ盤リイシュー!!
Pitchforkでは8.4点、「BEST NEW REISSUE」のスコアを獲得!12Pに渡る豪華ブックレット付属のリマスター仕様!実験音楽とディスコを繋ぐ歴史的作家、Arthur Russellの84年作「INSTRUMENTALS VOL.2」と83年作「TOWER OF MEANING」へ70年代の未発表音源が追加された2LP編集盤「First Thought Best Thought」が新たなタイトルとなりリマスター新装再発。こちらの音源はほんの一握りの公演でしか演奏されていない楽曲で構成。ディスコ以前の彼のフォーク・サウンドもまた黄泉の情緒香るクラシカルな味わいで大変素晴らしい。前衛的なビートや表現は控えめながら、繊細に抑揚を付け、しなやかに波打つ柔らかな旋律と豊かな情緒が結びついた、モダン・クラシカルやエレクトロニカをも時代を超えて表現したサウンドスケープはあまりにも先駆的。Arthur Russell入門にもバッチリの一枚です!

6月上旬再入荷。ノイズとメロディが奇跡的に交差した1985年、その眩しさをライブの熱量とともに閉じ込めた4LPに及ぶ決定的ドキュメント。『1985: The Miracle Year』は、Hüsker Dü の1985年のライブ・アーカイブ集で、目玉は、彼らのホームであるミネアポリスの名門ヴェニュー First Avenue での1985年1月30日のステージを完全収録した音源。エンジニアのBeau Sorensonによって音質も新たに蘇り、当時の熱気や演奏の鋭さが克明に浮かび上がっている。そのほかにも、同年のツアーから20曲に及ぶライブ・テイクを追加収録。SST時代のハードコア・スピリットと、ポップの感覚を内包した独自のサウンドがどう育っていったかが一望できる内容となっている。ブックレットには、バンドにとって転機となったこの一年を振り返る資料や証言がまとまっており、Hüsker Dü の歴史をたどるうえでも貴重な記録集といえるリリース。

新世代ブラジル音楽の担い手として注目を集めるサンパウロのソウル/ギター・ロックバンド、O Ternoのヴォーカル/ギターを務めるTim Bernardesの傑作『Recomecar』以来、2作目となるソロアルバム。〈Music From Memory〉のブラジルコンピ『Outro Tempo: Electronic And Contemporary Music From Brazil 1978-1992』にも収録されていたOs Mulheres Negrasのメンバーでもある音楽家MaurícioPereiraを父に持ち、その類稀な音楽センスは同世代の中でも傑出している。 元祖トロピカリア、Caetano VelosoやGal CostaやTom Ze、またブラジル国外からもFleet FoxesやDevendra Banhartなど近年のフリーフォーク勢、さらにはDavid Byrneからも賞賛されている。日本でも〈zelone records〉より7inchでリリースされた坂本慎太郎がDevendra Banhartと共にO Ternoの作品に参加したことも話題となった。愛の歌、悲しみの歌、そして変化の歌、包容力ある歌声は感情に共鳴し癒しを与えてくれる。このニュートロピカリアの旗手と呼べる才能を堪能できるであろう期待作!


