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大人気作家Sam Gendelとのコラボ作『Music for Saxofone and Bass Guitar』は当店でも超超超ビッグ・ヒット。Jacob Collierとも共演しているLA出身のエクスペリメンタル/ジャズ・ベーシストであり、オルタナティヴ・ポップ・デュオ”Pratley”の一員、Sam WilkesとJacob Mannのコラボ・アルバムが〈Leaving Records〉から登場。長年の盟友であり、実験的でジャンルを超えたLAアンダーグラウンド代表格2名の想像力を結集した没入型アンビエント・ジャズ・アンサンブル!限定800部。
チョー激ヤバです。自身がルーツに持つインドの古典音楽を電子音楽のレンズを通して再解釈することにフォーカスしており、Suzanne CianiやTerry Rileyといった電子音楽のレジェンドたちの精神を継承しながら、自身の音楽的な遺産や生い立ちを個人的に探求、古代の音を現代的な枠組みの中で再構成しています。本作はリスナーが日没の時間帯に聴くことを意図したもので、それにより、リスナーを自分自身の深みへと誘うというコンセプトが込められたアルバム。レーベルメイトであるAna Roxanneのイーサリアル&ディボーショナルな魅力とも通底していますが、こちらはよりコズミックで宇宙的な魅力を感じさせてくれるこの上なく天上なメディテーション・ミュージックに仕上がっています。いやーさすが〈Leaving〉、Sam GendelやGreen-Houseといった強烈な面々を経た上で凄い人を連れてきますね。活気付くLAのシーンからますます目が離せません。また、彼女の音楽はインドの文化を讃えるものであり、この機会に際して、バンドキャンプのリリース・ページにて寄付を募っています。
Pitchforkでは”The Best Experimental Albums”にも選出されるなど、日本から大きな話題を呼んだ作家による2019年発表の2ndアルバムが2023年エディションで待望のリプレスです!
浮世絵や雅楽、そして、宮崎駿からJ Dillaにまでインスパイアされた孤高のエクスペリメンタル・アンビエント大傑作!「lost Japanese mood」をコンセプトに活動する広島在住の日本人作曲家、Meitei / 冥丁。これは本当に美しい・・・・本作は、彼の99歳の祖母の死からインスパイアされており、タイトルは小野小町から取られているとのこと。彼の祖母が生きた古き日本の心象風景を切り取るように、今は失われた日本の原風景を描き出した孤高のアルバム。TempleATS周辺の作家達の才気にも劣らない、国籍すらも遥かに超克し、妖艶にして澱み一つ無い、まさに無比と言えるエキゾティック・アンビエント傑作。鈴木春信によるカバー・アートワークをフィーチャー。Brandon Hocuraによるマスタリング。横田進や竹村延和、吉村弘のファンの方も必携の一枚です!
Deep Magic、Corum、M. Sageなど、ドローン、ニューエイジ全盛期にサイケデリックなカセット作品の数々を残したポートランドの名レーベル〈Moon Glyph〉。昨今は、アンビエント・ジャズ系のリリースを中心にその最盛期をさらに更新している同レーベルの最新作品群を漸くストック。日本のアンビエント、環境音楽のスピリットを継承する東京のアンビエント作家にして〈kankyo Records〉店主、H.Takahashiとグラフィック・デザイナーのYudai Osawa(それぞれ実験的アンビエント・カルテット"UNKNOWN ME"でも活動)、そして、その共通の友人であったKohei Oyamadaによって結成されたライブ・エレクトロニック・トリオ、Atoris。2020年に〈 Jj funhouse〉から発表され、当店でも瞬殺だったセルフ・タイトル・デビュー作より、実に2年ぶりとなった最新カセット・アルバム『Sea & Forest』。「架空の海の景色や森の生き物」をモチーフに、高原の日の出と湿原の夕暮れの間を微妙に漂う抽象的な風景を表現した、イマジナリーなアンビエントスケープが披露された珠玉の傑作に仕上がっています。吉村弘、Sign Libra、Pulse Emitterなどのファンにもレコメンドしたい2022年度国産アンビエント屈指のマスターピース!
『ミュージック・マガジン』2月号の輸入盤紹介にも掲載しました!ジャケットの「サーシャ」という少女のヴィジュアルはどう見ても『バンドリ!』の美竹蘭(この点本人も自覚的!)版元完売につき再入荷は恐らくもありませんので、この機会を絶対にお見逃しなく。”インターネット”の深淵に屯する海外ナードたちの心の依り代であり、日本のワイヤードな同人音楽までも紹介しているYoutubeチャンネルに始まり、Discordコミュニティ、オンライン・フォーラム、マーチャンダイズテント、オンライン・ライブ・イベントまで実に多角的な活動を展開する、ポスト・インターネット以降の新時代の到来を象徴する巨大ワンストップ・ショップ〈Dismiss Yourself〉から一挙入荷!ブラジル・リオデジャネイロ拠点のアーティスト、André LuizによるプロジェクトAstrophysics(日本語で「天体物理学」を意味)が2022年に発表し、話題を呼んだ金字塔的傑作『Hope Left Me』のCD/カセット版をストック!昨年度にデジタル・シングルとして発表された楽曲を網羅したコンピレーション的なアルバム。「Fairybeat」を提唱し、電子音楽とシューゲイザーの折衷を試みた22年度の傑作『Webmaker』を昨年当店でも紹介したMurrumurやHarmful Logicといったゲストが参加。Sewerslvt以後のBreakgazeとシンセウェイヴ、Ian Curtisの内省、テン年代コペンハーゲン・インディの威風と北欧的異都憧憬の幻のミッシング・リンクというべき内容。ブレイクコアと同じく2020年代に息を吹き返し、変容を遂げた、新時代の「シューゲイザー」の名作。特に収録曲"Shadow Being"は、遠泳音楽の永遠の金字塔としてレコメンドしたいです。