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Dao Bandon - Kon Kee Lang Kwai: Essential Dao Bandon (CD)
Dao Bandon - Kon Kee Lang Kwai: Essential Dao Bandon (CD)Em Records
¥2,750
女、酒、農業、貧乏……自らを田舎者と名乗り、土着的な演奏にのせながらタイ東北地方の生活を歌い続けた「水牛に乗る人」ことダオ・バンドンのエッセンシャル盤が世界初登場!厳しいイサーンの土地で栽培された独自のルークトゥン世界観がこの1枚に農耕(濃厚)凝縮!ワールドミュージック!? レアグルーヴ!? 辺境!? 歌謡!? ……。貧乏人から成り上がった男が作りあげた大(タイ)衆音楽のルーツがここに!

ワールドミュージック・ファン、辺境系レアグルーヴDJがもっともリリースを望んでいたイサーン(タイ東北部)のルークトゥン歌手、ダオ・バンドンのベスト盤!今やダンスミュージックとして全世界のコレクターの注目を浴びるタイ音楽。野太いビートにキラーなブレイク、そして独特の声と節回しが特徴のダオ・バンドンの音楽は、一度聞いたら耳にべっとりくっ付いて中毒になる魅力を放っていた。しかし70年代のイサーンで何が歌われていたのか?何故ダオ・バンドンがヒットしたのか?その魅力は謎に包まれたままだった。今回ダオ・バンドン先生に直接取材&イサーン語とタイ語が混じった全曲を対訳し、驚愕の事実が白日の下に!レゲエ顔負けのガ○ジャ・チューンからセッ○スについて歌った曲、まるでブルースの世界の恋愛ソング……などなど、のどかなイサーンの笑えて泣ける原風景が解き明かされる。

80年代にはハニー・シーイサーン、チンタラー・プンラープなどワールドミュージックでお馴染みの歌手をプロデュースしていたダオ先生。今も絶大な人気を誇るルークトゥンというジャンルの現在に至るまでのルーツが詰まったアルバムです。これを聴かずしてタイ歌謡はありえない!

なお、本作では全歌詞をタイ日英の三か国語で掲載。解説は日本語・英語掲載し、タイの固有名詞の注釈も完備!今後のワールド系リリースの指標になるであろう気合い仕様!
Bharat Karki and Party - International Music (CD)
Bharat Karki and Party - International Music (CD)Em Records
¥2,252
始まりから終わりまで、ときにヒンズー教のマントラを唱えながら、西洋音楽、ラテン、アラビア音楽を織りまぜたヘヴィーなパーカッションの狂騒インディアン・ファンクで攻め立てる。クレジット表記によるとミュージシャンは総勢16名の大所帯。エレキギター、エレキベースなど西洋電気楽器、インドの打楽器山盛りで、笛やオルガンやムーグらしき電子楽器(!)、男女コーラスと雄叫びも加わって曲はハイテンションでバースト。カトマンズへのトリップ、カルカッタ賛歌、私とダンスしに行こう、などが曲目にあり、全曲ラモーンズのように短く、太く濃ゆく燃え上がる。聴くほどに頭の中が沸いて痺れてきそうだが、そもそも一体何の為にプレイしたのかわからない。インドの人の若さバクハツ、1978年録音の衝撃の全8曲!!
Thonghuad Faited - Diew Sor Isan : The North East Thai Violin of Thonghuad Faited (CD)
Thonghuad Faited - Diew Sor Isan : The North East Thai Violin of Thonghuad Faited (CD)Em Records
¥2,420
EM Recordsのタイ音楽リリース第二弾!!今度は数々のコンピレーションのリリースでもはやお馴染みとなった、タイ東北部のイサーンのモーラム!!今回もひと味違うセレクトで、バンコクのアングラパーティー「Paradise Bangkok」でも知られるタイ音楽ブームの火付け役、Maft SaiとChris Menistの協力を得て、「ソー」と呼ばれる2弦ヴァイオリンのマスター奏者、トンファド・ファイテッドの激レア音源をリイシュー!ソーの見事な演奏に思わず耳を奪われますが、もちろんEMからのリリース作品がそれだけで終わるはず無く、ガチャガチャやかましい打楽器やグルーヴィーなベースライン等を導入したファンキーなトラックを数多く収録!田舎の音楽らしい土臭い演奏とエレクトリックな楽器を使用したモダンなサウンドが上品かつ高次のレベルで融合した絶品の一枚!DJはもちろん、民族音楽がお好きな方にも、家でゆっくりエスニックな気分を味わいたい方にも超オススメの一枚です!!!!
Hongthong Dao-udon - Bump Lam Phloen: Essential Hongthong Dao-udon (CD)
Hongthong Dao-udon - Bump Lam Phloen: Essential Hongthong Dao-udon (CD)Em Records
¥2,530
今回は70年代にモーラム新世代アイドルのブームを巻き起こした歌姫のひとり、ホントーン・ダーオウドンのタイ国外初登場のベスト選。タイでも未CD化の音源収録、解説&訳詩も完備の決定版!

小柄で童顔、可憐なパーソナリティーで愛されたホントーンは、モーラム(*1)とルークトゥン(*2)という2大ジャンルの真ん中に立って活躍し、80年代以降の次世代歌手の手本になった一方、人気全盛時に突如引退したミステリアスな歌姫である。

彼女の音楽は大物プロデューサー、ドイ・インタノンの初期の名仕事としてファンに知られ、このコンビで挑戦的な作品を発表。このアルバムではモーラム/ルークトゥンを股にかけた彼女の本当(ほんとーん 汗)に幅広いレパートリーを、信頼のSoi48の選曲で抽出し、その魅力を分かりやすく伝える。

モーラムにディスコを取り入れた奇天烈な大ヒット「Bump Lam Phloen」、彼女の代表曲「Hongthong Khanong Lam」等のアッパー・チューンから、ルークトゥン・ディスコ、幻の自主制作シングル(内容最高)、更にあの「りんご追分」の美しいカバーも収録。別の目玉はホントーンの直接取材を元にしたSoi48の解説で、知られざるストーリーが明かされる。何をしてホントーンがタイ音楽界のニューウェーヴだったのかこれで是非体験あれ!
Tully - Sea of Joy (The music from the film by Paul Witzig) (CD)
Tully - Sea of Joy (The music from the film by Paul Witzig) (CD)Em Records
¥2,640
オージー・スピリチュアル・アシッドフォーク最高峰としてお馴染みのExtraditionの親バンドTully!!!!Paul Witzig監督のサーフ映画「Sea Of Joy」のサウンドトラックとして録音された1972年の作品ですが、サウンドトラックというよりほとんどExtraditionそのもの!エレクトロ/アコースティックサウンドが入り交じったサイケデリックで瞑想的なサウンドと実験的手法を使用した、Extraditionの変名バンドというのも頷ける大傑作。サーフィンとスピリチュアリティの繋がりを認識させられる、雄大な海と共に存在する極上のサーフサウンドです。特に夕暮れ時の海のような、暖かくて少しノスタルジーなサウンドはジワジワと感動がこみ上げる傑作。Extraditionを決定付けた女性ボーカリストShayna Karlin(現Stewart)も参加。今夏是非聴いていただきたい極上のアシッド・フォーク。バンドメンバーや監督によるライナーも非常に丁寧な仕上がりで素晴らしいです。
Sonthaya Kalasin - グレードAの男 (CD)
Sonthaya Kalasin - グレードAの男 (CD)Em Records
¥2,750
ハードでキラーなモーラム/ルークトゥン連発の秘密兵器。スリン・パクシリの秘蔵っ子、<グレードAの男>ことソンタヤー・カラシンさんの男性時代のベスト選がエムのタイ音楽アーカイブに登場。

ソンタヤーは、アンカナーン・クンチャイの「イサーン・ラム・プルーン」(1972)を作ったタイ東北地方イサーンの名プロデューサー、スリン・パクシリが手塩にかけた歌手で、女性モーラム歌手パイリン・ポーンピブーン(エムより既出)と対になって活躍した“男子”アイドルだ。イサーン音楽のパタナー(タイ語で開発、発展の意)を信条に、常に新しいことを試みたパクシリが最も熱かった70s~80sの録音で、このソンタヤー音源は他では聴けない風変わりでヘヴィーなモーラム/ルークトゥンの宝庫だ。当時のイサーン女子から現在の日欧米ダンスフロアーDJ達のハートまでかっさらうこの<グレードAの男>のヤバい世界を1枚に集約。女性に絶大な人気を誇りつつも、乙女心を秘めていたカミングアウト前のソンヤターさんとパクシリの個性的な楽曲のコンビネーションは、マニア(何の?)には玉らないハードな魅力を放つのでありマス!

歌手の容姿と声のみにスポットが当てられがちなタイ音楽の中で、日米欧のプロデューサー/アレンジャー仕事と同じく、ここにはその中身でも語られるべき作品が並ぶ。ファンクでもジャズでもロックでもない独自のタイ音楽、知れば知るほどその特別さがわかる、Soi48とエムが自信を持ってお送りする1枚です。
Phairin Phonphibun - Lam Klom Thung: Essential Phairin Phonphibun (CD)
Phairin Phonphibun - Lam Klom Thung: Essential Phairin Phonphibun (CD)Em Records
¥2,530
タイ音楽の宝物!正統派モーラム(※)歌姫、パイリン・ポーンピブーンの名演ベスト選。タイ必須盤そして世界初CD化!

パイリン・ポーンピブーンはイサーン音楽の重鎮、スリン・パクシリの秘蔵っ子で、アンカナーン・クンチャイを踏襲した正統派のモーラム歌手だ。世界初となる本ベスト盤ではパクシリとの名コンビによる全盛期70s後半~80s初頭の名演を集めた。実力も人気もあったが録音は多くなく(→パクシリが粗製濫造を嫌った)、殆どがシングル盤のリリースだったため本作の音源価値は相当に高い。ほぼ全曲が世界初再発・CD化となる。

表題曲「ラム・クローム・トゥン(幻の白い鳥)」はイサーン音楽を主役にした特大ヒット映画『モンラック・メナム・ムー』(78年)の主題歌で彼女の代表曲。これに感動したタイ歌謡の大物ワイポット・ペットスパンが、パクシリにカバー制作を懇願したという曰く付きの名曲だ。

常にイサーン音楽に新風を吹き込んできた変革者でもあるスリン・パクシリだが、パイリンは彼が最もキレていた時代の歌手ゆえ作品は超実験的。ラム・プルーンやラム・タンワーイ、ルークトゥン・イサーンなどどれもこれも一癖ある録音揃いで、アフリカ音楽を思わせるポリリズミックな曲、トライバル・ダンスミュージックそのものの曲などディープでヘヴィーな作品でいっぱい。歌手の歌と容姿にのみスポットが当てられがちなタイ音楽の中で、日米欧の名うてのプロデューサー/アレンジャー仕事と同じく、サウンド面でも語られるべき名曲が並ぶ。ファンクでもジャズでもロックでもクラブミュージックでもない独自の音楽モーラム!タイ音楽を知れば知るほどその輝くような特別さがわかる、Soi48とエムが自信を持ってお送りするスペシャルな1枚です!

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※注「モーラム」:モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人”で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは“歌”ではない。イサーン(タイ東北部)が本場。

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+ 選曲・解説・装丁:Soi48(英訳付き)
+ 日本語・英語訳詩
+ CD 版:通常ジュエルケース,24頁ブックレット
+ LP 版:ライナー封入
Iasos - Inter-Dimensional Music (CD)
Iasos - Inter-Dimensional Music (CD)Em Records
¥2,750
~1967年頃、頭の中に不思議な音楽が流れはじめ、自然に耳を傾けるようになったという。彼の内奥から出てくる美しい音楽は彼の精神を高揚させ、癒し、爽快にした。今まで聞いたこともないこのタイプの音楽を指して、彼は”パラダイス・ミュージック”となずけた。(解説より)~ギリシャに生まれアメリカで育ったヤソスは、パラダイス・ ミュージックとヴィスタと呼ばれる光(前頭部付近で光の存在)を感じるようになり、それらとの交信の記録やテレパシーから、人類を次の段階へ繋げ導く手助けになる為に音楽作品を作りだした。1975年1stアルバムにあたるこのアルバムは、ニューエイジという言葉へのイメージ(80年代等の)が180度変わってしまう程に、自由で深遠、霊的、銀河の彼方までも手に取るように感じさせる壮大で、非常に映像的なアルバムになっています。電子変調されたフルートやスチール・ギター、スペイシーなエレクトリック・ピアノ、波や動物の鳴き声等の自然音などもミックスされ、測定不能な程に壮大な世界へ連れていってくれ る、正に真性スピリチュアル・コズミック・ミュージックの金字塔。目を閉じて、ひたすらディープに聴き続けて下さい。新しいヴィジョンと場所へ、アクセスする事ができるでしょう。
Sheriff Lindo And The Hammer - Ten Dubs That Shook The World (CD)
Sheriff Lindo And The Hammer - Ten Dubs That Shook The World (CD)Em Records
¥2,420
1988年に250枚のみプレスされたシェリフ・リンドことアンソニー・メイハーによるオーストラリア発ダブアルバム、"TEN DUBS THAT SHOCK THE WORLD"がEMより再発!!UKダブやキャブス等インダストリアル勢からの影響が伺えるドラムマシンを多用した音作りと、電子音楽/実験音楽から得た 音響感を併せ持つ一級品ダブワイズ!ディレイ、リヴァーヴ、ピッチシフト等を多重使用した音響工作が実に興味深い。

ジャーなんてまるで感じない、オーストラリアの純なレゲエ・マニア。宅録ロッカーズのベッド・ルーム・ダブ・ワイズはエコーとベースこそが最重要ファクター。ほんまにクール(こりゃええ感じ)。大好きだ。
‥‥ 林 正也(Rock-A-Shacka/Pirates Choice)

キング・タビーとマッド・プロフェッサーびいきのレゲエ狂、シェリフ・リンドことアンソニー・メイハーが、深く熱いルーツレゲエ・ダブ愛を注入してつくったヘヴィーメタル・ダブ名盤、『世界を揺るがした十のダブ』が8 年ぶりリプレス。
80 年代初頭から半ばにかけコツコツと録音・実験を重ね、自国オーストラリアの実験音楽集団、ループ・オーケストラやセヴァード・ヘッズらの支援で制作された アルバムであり、ルーツレゲエのみならず、ポストパンク/インダストリアルと電子音楽の領域にも深くリンクした世界を提示(聴く人が聴けばわかる)。
オリジナルは発表当時250 枚手売りしたのみという幻のアルバムである。
実に弾けまくっている渋いエレキ・ベースとサイケデリックですらあるミキシング・スタイル、ジャマイカンやUK 勢とはまた違った深いインナー・トリップを促す重金属ダブ・ワイズ。

CD版ボーナスは2005年版と総入れ替え。未発表曲とシェリフ・リンドの初期ユニットによる幻のカセットテープ作品を収録。
Nicolas Collins - Devil’s Music(2CD)
Nicolas Collins - Devil’s Music(2CD)Em Records
¥3,198
高価な機器を一切用いず、ポータブルラジオを「世界で最も安価かつ強力なシンセサイザー」と捉え、独自のセッティングを施したサンプラーとデジタル・ディレイにつなげ、ループを組みながら演奏を展開。すると機材がぶち壊れたように音が反乱し暴走する!(※本機材セットの秘密と核心部は本編解説を参照のこと)作品にはヒップ・ホップのサンプリング・テクニックがリズム面に顕著に表れており、出音でいえばターンテーブリストの始祖、あるいは「(スティーヴ)ライヒが疲れ果てた(フィリップ)グラスに出会う」(作家談)という趣ももつ。大作指向の作家やポピュラーミュージックを挑発するかのような元祖<回路内サンプリング音楽>といえるが、これがなんと1985年の録音とは!※2001年にフィリップ・シャーバーンは『デヴィルズ・ミュージック』を「テクノのための初期の鋳型」とよんでいる。本作は「Devil’s Music」オリジナルLPの音源に、その“リミックス”版とされる「Real Landscape」(87年作)と、発展型である「The Spark Heard ‘Round The World」(未発表曲)を追加した2枚組デラックス版。CD版にはエクストラ・プログラムとして「Devil’s Music」を自ら実験できる最新ソフトウェア版(Mac/Win対応)と貴重な1987年のライブパフォーマンス映像も追加収録。LP版は見開きジャケットの2枚組仕様。ニコラス・コリンズは80年代初頭から活躍する実験音楽作家であり、現シカゴ芸大の音楽部教授、また実験音楽のための機関誌『Leonard Music Journal』の編集長というおカタい肩書きをもつ一方、ビギナー向けの電子楽器制作のハウトゥ本『Handmade Electronic Music』(日本未発売)を上梓するという、血統書付き現音ピューリタンとは異なるバランス感覚の持ち主。これまでデヴィッド・チュードア、ジョン・ゾーン、クリスチャン・マークレイ、エリオット・シャープ、デヴィッド・シーなどそうそうたる面子と共演・共作をしている。
V.A.(葛西おしゃらく保存会 他) - おしゃらく(2CD)
V.A.(葛西おしゃらく保存会 他) - おしゃらく(2CD)Em Records
¥3,190
な、な、な、なんじゃこりゃーーーー!今度は東京!これぞ、江戸っ子の粋!「木崎音頭」や「かじゃでぃ風節」の衝撃も覚めやらぬ中、またしてもEMが日本のオブスキュアな民謡の再評価へと一石を投じる強烈なリリースをドロップ!俚謡山脈監修の民謡シリーズ第四弾は芸能「おしゃらく」のレジェンド録音が堂々のリリースですよっ!

“まるでロック・バンドというものを全く知らない国の人間が、初めて手にしたエレキ・ギターとドラム・セットでその土地の民謡を完璧に演奏してしまっているようなサウンド。それが我々がここに紹介する「おしゃらく」である。”、”東京にも民謡ってあるの?と問われたら答えたい「東京こそ唄の宝庫だ!」と”

今回、日本一根性のあるレーベルであり、世界各地に熱狂的なファンを持つEM Recordsからは、東京の江戸川区および隣接する千葉の浦安に残されていた「おしゃらく」という芸能のレジェンド級の録音が登場!東京オリンピック以降、急速に失われた古き良き「東京」、はっぴいえんどが見立てた「風街」とは別の、農漁村や船頭たちが生きていた時代の東京を呼び起こす強烈な録音。おしゃらくとは、”念仏講で歌い踊られていた念仏踊りを起源とし、そこに遊芸人である瞽女や飴屋の唄、江戸のはやり唄などを取り込みつつ高度に発展を遂げた「民謡と民俗芸能のハイブリッド」とでも言うべきもの”。レーベルインフォによると、この芸能は、茨城から千葉、埼玉、神奈川まで分布しており、「万作踊り」や「小念仏」などの名称でも知られているそうです。おしゃらくはその中でも最も複雑かつ洗練された芸能。深い伝統の息衝いた、威容とも言うべき達者な三味線と、タイのモーラムにも引けを取らない節回しを聴かせる唄、踊り手を鼓舞するように快調なビートを刻む鉦と太鼓。芸達者中の芸達者による、言葉による形容では追いつかない猛烈極まりない土着民謡の数々へと酔いしれてください!弊店でもおなじみ、SUGAI KENによるデジタル変換。大・大・大推薦!!!
Phumphuang Duanchan - Lam Phloen Phumphuang Duanchan (CD)
Phumphuang Duanchan - Lam Phloen Phumphuang Duanchan (CD)Em Records
¥2,750
プムプワンは日本でもたくさんのファンを生んだ伝説の歌姫で、前川健一著『まとわりつくタイの音楽』の表紙であまりにも有名。ところが早逝したスーパースターなので追悼盤、編集盤が山ほど出てしまい、一番いい時代に出たオリジナル・アルバムは一体どれやら??よほどのファンでない限り、区別がつかなくなっているのですが、今回登場するのはキャリア全盛期の80年代半ば、名手ドイ・インタノンの指揮で制作されたオリジナル・アルバムで、トータル・プロデュースされた内容には格別の存在感と価値があります。

1992年に30歳で病没後、タイで「歌聖」として祭られているプムプワンは、成功と不幸が極端に交錯した生涯でゴシップが多い一方、なぜルークトゥンの女王となり得たのか等々、音楽面で正面から紹介される機会は実は少ないといえます。今回は複数の関係者に取材した情報をもとに、プンの音楽の素晴らしさとその実態に切り込みます。

古くからタイ音楽~ワールドミュージックを聞かれている方も、タイ音楽に興味があるけど何から聞けばいいかわからない方も、どちらにも大スイセンの1枚です。今回も日本語訳詩を掲載していますので、これでプムプワンの歌の世界がバッチリわかります!装丁:高木紳介(Soi48)。
Khwanta Fasawang - Lam Phaen Motorsai Tham Saep: The Best of Lam Phaen Sister No. 1 (CD)
Khwanta Fasawang - Lam Phaen Motorsai Tham Saep: The Best of Lam Phaen Sister No. 1 (CD)Em Records
¥2,530
いよいよ「本物」の登場!
カセット時代のタイを席巻した“ラムペーン”の顔、クワンター・ファーサワーンのワルなチューンがベスト盤で堂々の世界初CD化。伝統とかけ離れたダンス現場仕様、ストリート・モーラムの赤裸々な姿がここに!

伝統の「型」を継承する側面をもつ芸能だったモーラム(*1)では、新しく型を作ることは稀だったが、80年代初頭に出現した「ラム・ペーン」は、凄腕プロデューサー、ドイ・インタノンが時代のニーズで創作した新型ラムで、その登場は文字通り<型破り>の出来事だった。このラム・ペーンは最初からダンスホール現場に特化、現在最前線で猛威を振るうラム・シンの登場を促したともいわれ、90年代以降のタイ産ベースミュージックの祖となる重要ラム型だ。本解説ではSoi48がその誕生秘話を解き明かす。

クワンターはドイ・インタノンに歌手1000人の中から選ばれてデビューしたラム・ペーンの代表格。ストロングな風貌で底辺のタイ人(イサーン人)の生活風景をラムし、ダンスを煽り、太く短く燃えたパワフルな歌手だ。代表曲のひとつ、モーターサイ(*2)のエンジン音をぶち込んだタイ式バイカー・ソング傑作「Lam Phaen Motorsai Tham Saeb(憎っくきモーターサイ)」をはじめ、ヘヴィーなストリート・モーラムを訳詩とともにお楽しみあれ!

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*1:モーは達人、ラムは声調に抑揚をつけながら語る芸能。つまり“語りの達人”で、その歌手と芸能の両方をさす名称。モーラムは“歌”ではない。イサーン(タイ東北部)が本場。

*2:タイでいうオートバイのこと。

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+ 選曲・解説・装丁:Soi48(英訳付き)
+ 日本語・英語訳詩
+ CD 版:通常ジュエルケース,24頁ブックレット
+ LP 版:ライナー封入
Richard Lerman - Music of Richard Lerman 1964-1987 (2CD)
Richard Lerman - Music of Richard Lerman 1964-1987 (2CD)Em Records
¥3,630
オリジナルは1983年に Folkwaysからリリースされ世の実験音楽マニアから高い評価を得ていた怪盤がエムからまさかの再発!David Tudorから助言を受けて開発した電圧式自作ピックアップマイクを自転車に取り付けガムランのような音を発生させるという、自転車を「演奏」したフルク サス的発想の作品。Disc 1にはオリジナルレコードの内容と演奏風景をエクストラとして収録。Disc 2にはリチャード・ラーマンによる1964年から1986年までの作品を収録。いずれも世界初CD化。歴史的快挙です
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (CD)
Juu & G. Jee - ニュー・ルークトゥン (CD)Em Records
¥2,530
鎮座DOPENESS、スティルイチミヤ(Young-G, MMM、田我流、Mr. 麿、Big Ben)参加!

まだアメリカが知らないHIPHOPの最新形はここにある。88risingと真逆な方向からアジア・ローカルをレペゼンし、それ故にグローバルに通用する全くフレッシュな音楽を作り上げてしまうタイの異能、Juu。オートチューンを手にいれたキャプテン・ビーフハートか?水牛に乗ったドレイクか?1stフル・アルバム『ニュー・ルークトゥン』がいよいよドロップ!

Juu(ジュウ)とは何者か?魅力的なアクトが次々登場するタイのHIPHOPシーン。その中でもOGとしてリスペクトされるJuuだが、タイ国外からその存在をキャッチするのは困難を極める。タイ語で歌いフィジカルはゼロ、Youtubeにしか存在しなかったその痕跡をOMK(One Mekong)が辿って接触に成功。2017年、遂に彼を招聘して初来日ライブを敢行しその異形な音楽性と人物像が明らかとなる。太すぎるベースと細かく刻まれたハイハットのグルーヴはTRAP以降のそれだが、自在に伸縮するフロウ、英語・タイ語・日本語・甲州弁を織り交ぜるぶっ飛んだ言語感覚、そして豊穣なタイ音楽クラシックからの引用(あとファニーな人柄も)そのどれもが当世に溢れるTRAPコピーキャットと全く別次元にいることを示していた。

本作はこの異才とOMKの面々が意気投合し、stillichimiya/OMKのYoung-Gのリードで共同制作を始め、およそ2年がかりで完成したJuu初のフル・アルバムとなる作品だ。大半のトラックがYoung-Gの手になるもので、このサウンドがまたOMKのアティテュードを反映した野心にみなぎっている。チンやカウベルやケーン、ピンといったタイの楽器を随所に取り入れつつ、しかし決してエキゾチックな味付けに使っていない。タイに元々あるビートやグルーヴを注入するため、それらを必然として取り込んでいるのだ。そしてメロウな曲で滲み出るのはルークトゥンとも日本の演歌とも通じるフロウ(歌心)。それらがJuuのバックグラウンドであるHIPHOPやレゲエを介してなんとも言えない「新しい歌謡感」を生み出している。

タイトルの『ニュー・ルークトゥン』が示す通り、本作は死滅しかけていたタイの歌謡ジャンル、ルークトゥン(*1)を最先端HIPHOPでパッタナー(*2)したものだ。このルークトゥンという音楽は、HIPHOP同様に過去のクラシックを何度も引用(サンプリング)し蘇らせる。そしてこれもHIPHOP同様に歌詞(リリック)が非常に重要な音楽でもある。このルークトゥンとHIPHOPに共通するマナーを完全に矛盾なく消化しきったのが本作の特徴だ。Juuが制作の過程で「これはニュー・ルークトゥンだ」とYoung-Gに言ったことから付いた本作のタイトルだが、これは必然というべきネーミングだろう。本作は「最新のHIPHOP」であるし「最新のルークトゥン」でもあるのだ。タイHIPHOP界最高の”マスター・ポエット”としてリスペクトされるJuuの詩の世界は、翻訳に難航を極めた完全対訳を是非チェックしてほしい。
V.A. - Light Wave: Today & Tomorrow (CD)
V.A. - Light Wave: Today & Tomorrow (CD)Em Records
¥2,530
日本のインディーポップの新たな潮流を示すレーベル、Ano(t)raksの大人気看板シリーズの最初で最後のフィジカル版。気鋭のミュージシャン達が巻き起こすシティー・ミュージックBREEZEが心の中を通り抜ける。

アノトラックスは「ネット内に埋もれている国内indie popアーティストを紹介するべく」2012年に発足。配信を主として今日型シティー・ミュージックを打ち出し、Shin Rizumu、辻林美穂、へそのすけ、Sodapopなど2010s新世代の才能を紹介して一躍注目を集め、今後の動向に目が離せない。英米欧のファンも多く、また、某大型CDショップ傘下での新レーベル設立、別レーベル始動と、今後の動向に目が離せない。

今回、発足3年を期に、2014年の看板シリーズ『Light Wave』の精鋭トラックを主催の小笠原大が改めて選曲し『ライト・ウェイブ:トゥデイ&トゥモロー』としてまとめた。これは次の動きを見つめた現在の記録として提示され、ここからアノトラックスのいうIndie Pop/City Musicの明日を誰もが体験できる。CD版とLP版は選曲・ジャケット違いでそれぞれ別アルバムの体裁。2010s 日本のインディーポップ必聴盤!

全曲徹底したマスタリング(一部リミックスも)で大きく生まれ変わった音にも注目!


+ 歌詞・解説付き、日本語・英語表記
+ 解説:松永良平
7FO - 竜のぬけがら (CD)
7FO - 竜のぬけがら (CD)Em Records
¥2,200
Captain Ganja + 細野晴臣 + A.ラッセル!? これが噂の浄土ダブ・ニューエイジ・ベース!あのTapesも惚れ込んだ天然の才、7FOの全曲新録NEWアルバム完成!!!! ほのかに草の香り漂う涅槃用BGMでフワフワ~と白昼夢体験〜。 RVNG、Bokeh Versionsなど先端レーベルからオファーが舞い込み先に海外で注目度急上昇中、日本は置いてけぼり?という声も聞こえますが待ちなさい!我々はこの才能がストーンドして爆発するのをじっと待ち続け、遂に覚醒の時が来た!!!!!! 7FOとこれまでの電子音楽作家との決定的な違いは、アンビエント~ニューエイジなシンセ・エレクトロニクスを天然のエスニックさでダブ~レゲエっぽく処理してしまう、欧米勢にもない感覚を宿している点だ。そのセンスこそが、時代が求める音を生み出し、RVNG的ニューエイジ~電子音楽系、ニュールーツ・リバイバルからエクストリームなベースミュージック、La Monte YoungからEquiknoxxのファンにまで越境し支持される理由だ。喩えるなら、もしYEN~Monad期の細野晴臣が2010sベースシーンに登場したらどうなったか?という、まだまだ謎のポテンシャルを秘める。そんな『竜のぬけがら』の魅力は、かえって何も知らない人に聞かせたほうが真価を真っ直ぐ受けとれる!?あのTapesに「これで俺が音楽作る理由が無くなった……」と言わしめた、7FOのランドマークとなるであろうナチュラルハイ無添加チルアウト決定盤!!(樋口寛人氏による装丁がこの音の視覚化に成功。)
Finis Africae - Amazonia (CD)
Finis Africae - Amazonia (CD)Em Records
¥2,420
ホワン・アルベルト・アルテシェ・グエルが80年代初頭にスペインで組織した固定メンバーを持たないグループ、フィニス・アフリカエは作品性を重視したスタジオ・プロジェクトであり、中でも『アマゾニア』(90 年)はその極北に立つ名盤である。かつて読んだコナン・ドイルの冒険小説に端を発し、ホワン・アルベルトが脳内で巡った空想上の秘境アマゾンを音に描くというサウンド・スケープを展開。80年代後半、アルテシェは自宅スタジオ機材を16トラックにアップグレードし、それまでアルバム2作で試していた手法は完成の域に達した。沢山のヨーロッパやアフリカの楽器を操って大半を一人で多重録音し、風雨、鳥や虫や生き物の自然音を組み合わせて制作したこの『アマゾニア』は、ミステリアスな雰囲気と神秘的な気配を見事に表現。彼独特の有機的なグルーヴ感覚も非常に心地よい、その名にふさわしい(※注記)代表作となった。

※「アフリカエ」はラテン語をもとにしたヨーロッパでの「アフリカ」の古称で、「フィニス」を付けると最果ての地、未知の場所といったニュアンスが生まれる。

+ 日本語・英語掲載
+ CD 版:紙ジャケット、ライナー封入
+ LP 版:ライナー封入
Lieven Martens Moana - Three Amazonian Essays (CD)
Lieven Martens Moana - Three Amazonian Essays (CD)Em Records
¥2,200
毎年、気合の入ったフィルレコ作品で聴衆を虜にしてきたリーヴォンですが、今作も気合い入ってます!!! 本作は、バレアレリックの古典、Finis Africaeによるアマゾン探訪録、”Amazonia”(1990)を音素材として使用し、新たなるアマゾンを創造するという先鋭的な試みです。武満徹、湯浅譲二、Charles Ives、Juan Albertoらに強くインスパイアされた本作は、クラシックや現代音楽としての要素も強いですが、アナログやデジタルの楽器や録音テクニックを駆使し、コラージュやサウンドアート、電子音楽、民俗音楽学など様々な視点から、細切れにされた素材を調理していきます。極上の自然美とサイケデリア、聴き手の眼前に広がる果ての無い内的宇宙の中で、陽炎のようにゆらめく電子音が導き、壮大な自然と大地が音の葉に乗って鼓動し、心地好いアンビエンスの風と共に秘境奥地へと迷い込んでいくコスミッシェ・サウンドスケープ。この情感豊かな旋律はまさに唯一無二のものと言えるでしょう。間違いなく下半期最重要の部類に入る傑作です。
Syntoma (CD)
Syntoma (CD)Em Records
¥2,530
国民革命党の独裁体制化、若いもんが音楽をやるだけで血を見た70年代から活動するアレックス・アイス&ドリンク(本名アレックス・アイセンリング)が、メキシコ通貨危機のさなかの80年代初頭、シンセとドラムマシーンに熱情と怒りをぶつけ解放したのがシントマだ。シントマはアレックスと彼の妻シンシア・ナパーム、友人ベルナルド・ゴンザレスの3人組。アングラ臭漂うオーヴァードーズ感覚のエレクトロと、シンシアが怒ってまくしたてるラテン訛りメロディーのヴォーカルを、治安悪化の一歩をたどる乾燥しきったメヒコで放出。このバンドに影響され、メキシコで自主制作インディーとアンダーグラウンド・シーンが出現することに。本作は彼らのアルバム/シングル/未発表曲からコンパイル。CD版はボーナス2 曲。幸運にも現存していたマスターテープ音源を元にマスタリングで高音質保証。
Altz - Escape : The Reconstruction of Isophonic Boogie Woogie (CD)
Altz - Escape : The Reconstruction of Isophonic Boogie Woogie (CD)Em Records
¥2,487
トリッピーなフリージャズとオーガ ニック・ディスコが衝撃の核融合。我らがアンダーグラウンド・ヒーロー、アルツがローランド P. ヤングの『アイソフォニック・ブギ・ウギ』を丸ごと大改造して再構築。千住宗臣氏(ex-ボアダムス)の生ドラム&パーカッションをフィーチャーし、DJ Kenseiも参加した、もはやリミックスなんて気安く呼べる次元ではない、ローランドと時空を越えて行ったクロスオーヴァー・ディープセッション。これ はアルツのアルバムであり、もうひとつの『アイソフォニック・ブギ・ウギ』だ!
Finis Africae - El Secreto De Las 12 (CD)
Finis Africae - El Secreto De Las 12 (CD)Em Records
¥2,200
今回も激濃厚!!! EMが手掛けるスペインの奇跡Finis Africaeの第2弾は、名曲El Secreto De Las 12を筆頭に有機アンビエントでまとめられた編集盤です!!! 勿論ニューエイジ好きにも大推薦!!!!

フィニス・アフリカエの第二弾は、いよいよアノ曲の登場! 80 年代からプレイされ続けれるバレアリック・ クラシック「エル・セクレト・デ・ラス・ドス(深夜0 時の秘密)」 をタイトルにした6 曲入りミニ・アルバム! 前作『ア・ラスト・ ディスカバリー』とも内容重複なし!!

「エル・セクレト」は1984 年に発表されたフィニス・アフリカエの1st アルバム収録曲で、バレアリス諸島のイビザにあるカフェ「カフェ・デル・マー(海のカフェ)」のDJ、ホセ・パディラがこの曲に惚れ込みいち早く“チルアウト” チューンとして定義。彼が当時から手売りしていたミックス・テープに収録され、ずっと聞き継がれてきたチルアウト定番曲であり、アンビエント・テクノ/ハウス時代をのり越えて現在はオーガニック・グルーヴ古典として定着。
DJ の世界では「エル・セクレト」だけ認知されているようだが、フィニス・アフリカエはNEW WAVE 以降に色んな音を実験的な感覚で独自にクロスオーヴァーさせてきたユニットであり(リーダーのホワン・アルベルトは楽器オタクでも有名)、「エル・セクレト」同様のインパクトをもつ楽曲は多く、その本質を愛するファンもしっかりいる。本アルバムではフィニス・アフリカエの「アンビエント」度に深く切り込み、「エル・セクレト」に比肩しえる作品を1st/2nd/3rd アルバムよりコンパイル。ダンス・ミュージックは一切無い、ディープ・リスニングのみに対応するフィニス・アフリカエ最深部、濃密32 分!(環境音楽として鳴らすのもアリ)


+ 48khz/24bit 最新リマスター。CD とLP 版は別マスタ
リング。
+ LP 版:片面穴あきスリーブに封入。
+ CD 版:マキシケース封入。
Jee Jee Band - Glass Fish (CD)
Jee Jee Band - Glass Fish (CD)Em Records
¥1,980
アジアン・ポップとオルタナ・ロックの融合!?! Feeding Tubeのファンにも是非お薦めしたい、米・韓・カンボジア混合のLo-Fi/DIYゆるふわポップ、ジー・ジー・バンドの初フィジカル版アルバム! (英語版解説はFeeding TubeのByron Coley先生がやってます)

ジー・ジー・バン ドは2013年に釜山にて、マサチューセッツ出身の画家、マット・ジョーンズと釜山生まれのジー・ユン・リムによって結成されたバンドで、メンバーを固定 しない流動的な編成をもつ。初のフィジカル版アルバムとなるこの『グラス・フィッシュ』の収録曲は、iPhone、ベッドルーム、スタジオと環境も場所も バラバラで制作され、録音に顔を出す面子はセバドーのボブ・フェイやYod Tapesのジョン・モロニー等のマサチューセッツ人脈。「マサチューセッツといえば、われらがKレコーズの所在地であるオリンピアと並ぶ、インディー/ ロウファイの聖地」(解説より)。彼らに宿るDIYインディー魂が北米圏を飛び出し、東アジア文化を飲み込んで一層くだらなくパワーアップし、最新鋭のゆ るふわ脱力感を供給する。
YPY - Be A Little More Selfish (CD)
YPY - Be A Little More Selfish (CD)Em Records
¥1,760
皆さま大変お待たせしました♥ エムの令和元年最初のリリースはYPYのニュー・アルバム!難しい理屈は今いらない。出発点に再び忠実になったYPYからのフレッシュな音のお便り♥

昨年、スタジオ<ICECREAM MUSIC>を稼働、世界が待っているバンド、ゴート(goat)や「GEIST(ガイスト)」「Virginal Variations」といったプロジェクトを抱え、このところ本当に多忙な音楽作家、日野浩志郎のソロ・プロジェクトとしてもはや説明不要のYPY。そんな日野先生もかつては緑色のモヒカンだったという伝説がございますが、その精神が彼の中に生き続けていることを表明したのが本作『Be A Little More Selfish』である。

ヨーロッパのDJに歓迎されそうなYPYらしいハードな曲、新境地アフロでアンビエントなパーカッシブ・チューン、ホームリスニングBGMっぽい曲からイマイチよく分からん曲まで諸テイストが混在するが、YPY最大の魅力である地下ライブ感はそのまま!キラキラ・ネームとキラキラ・サウンドが氾濫する世の中に発せられたYPYの自問自答最新アップデートであり、NAZE(ナゼ)氏によるキラー装丁画と溶け込んだサイコでサイコーな一撃!ライブをやり倒しているのに作品リリースは相変わらず希少なYPYのプレミアムなフル・アルバムでございます♥

作曲・演奏:日野浩志郎
チェロ on "All Wounds":中川裕貴
マスタリング:倉谷拓人(Ruv Bytes)
装丁画: NAZE

12" LP版:Dubplates & Masteringでカッティングしたクオリティー・ラッカー/スタンパー使用。
CD版:見開き紙ジャケット仕様

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