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maya ongaku - Approach to Anima (LP)maya ongaku - Approach to Anima (LP)
maya ongaku - Approach to Anima (LP)Guruguru Brain
¥5,181
Guruguru Brain / Bayon Productionからリリースされるデビューアルバム『Approach to Anima』は、maya ongakuが基礎的なグルーヴを構築しながら、彼らの心の奥底にあるものを引き出している。園田のしなやかなギターとボーカル、高野のうねるようなベースライン、池田の浮遊感のある木管楽器、そして繊細なパーカッションとシンセが、主張しながらも抽象的で、落ち着きながらも不穏な空気感を醸し出している。サックスがゆったりと流れる “Approach “は、maya ongakuの世界への導入部であり、”Water Dream “は、”Pillow Song “の穏やかなフィナーレに向かって浮遊しているよう。ネオ・ダダやフルクサスなどの現代芸術と、60年代後半における録音技術の発展が交差する場所など、彼らの多くの関心や影響を簡潔に凝縮している。タイトルが示すように、『Approach to Anima』は終着点ではなく、探求の始まりに過ぎない。幼なじみの3人組、maya ongakuは、のどかでありながら急速に高級化が進む江ノ島で、常にその先を見つめている。高田馬場での路上ライブから世界的に有名になったレーベルボスのバンド、Kikagaku Moyoの10年にわたる勝利の旅から放たれるエネルギーを糧に、インスピレーションがあればどこへでも、そして世界中のどこにでも、自分たちの音楽を見つけることができる。maya onagkuの自由な世界観は、私たちに見えないものを見せ、肉眼の可能性を広げ、彼らの音楽が持つ奔放な生命力を感じさせてくれることだろう。
Viola Klein -  New Chapter (LP)Viola Klein -  New Chapter (LP)
Viola Klein - New Chapter (LP)Meakusma
¥3,815

ベルギーの実験系レーベル〈Meakusma〉やLowtec主宰の〈Workshop〉などからリリースを重ねてきたドイツ・ケルン拠点のエレクトロニック・ミュージック/ハウス・プロデューサー、Viola Klein。2024年の12インチ『Confidence』や、セネガルのSabar Ensemble Diopとのコラボによる伝統的なサバール・パーカッションと電子音楽が融合した作品「We」を素材に、世界各地のプロデューサーたちがリミックスを手がけた作品『New Chapter』が〈Meakusma〉から登場。デトロイトのディープでソウルフルなハウス的解釈のWhodat、抽象的でレフトフィールドな再構築をしてみせるKassem Mosse、クドゥロやアフロ・ポルトガルの影響を感じさせるリスボンのNídiaなど、多彩な顔ぶれで、多様な音楽的背景が交差し、地理的・文化的な境界を越えた音の対話が展開。アフリカ的なベースライン、生々しいパーカッションに加えて、フィールド録音、ピアノの断片、波や鳥の音なども織り交ぜられ、クラブの文脈にありながら、ユニークで実験的な音響空間を構築した、Viola Kleinの文字通り新章を告げる意欲作。

Léo La Nuit -Le Don des larmes (LP)Léo La Nuit -Le Don des larmes (LP)
Léo La Nuit -Le Don des larmes (LP)Knekelhuis
¥4,787
フランス系アルジェリア人の文筆家/作曲家、LÉO LA NUITによる祈りのサイケフォーク作『Le Don Des Larmes』がアムステルダムの先鋭レーベル〈Knekelhuis〉よりアナログで登場!生まれたばかりの我が子に捧げられたという本作。幼少期の記憶に刻まれたカビル人の子守唄や大衆歌謡シャアビの響きを辿りながら、静謐で親密な空気とフォークロア的な霊性を交錯させる内容。ミニマルなギターと幽玄な歌声が織りなす音像は、まるで時間の層を透かし見るように聴き手を包み込み、現代に蘇った幻惑的な祈りとして響き渡るかのよう。異国の伝承と個人的な記憶が重なり合うことで生まれた、荘厳にして稀有な傑作です。
Palomatic - Trill (2LP)Palomatic - Trill (2LP)
Palomatic - Trill (2LP)Feedback Moves
¥6,756

和物シーン屈指のパーティー〈和ラダイスガラージ〉や〈スナックねこ〉〈BAR KITTY〉といったイベントのオーガナイズから、〈Zero Gravity〉や〈ExT Recordings〉といった先鋭的なレーベルの運営に至るまで、日本のアンダーグラウンド・シーンを代表する電子音楽家/DJ、永田一直が94年に設立、23年に正式復活を果たした名門レーベルであり、〈Syzygy Records〉や〈Sublime Records〉と並び、日本の黎明期のダンス・シーンを支えた〈Transonic Records〉。その作品群でもニューエイジ・リバイバル以降の視点から大いに再発見されたアンビエント・テクノ名作であり、元・電気グルーヴの高橋コウジがPalomaticとして95年にCDオンリーで発表した唯一作、世界中から人気高まる『Trill』がベルリンの『Feedback Waves』より奇跡のアナログ再発!

永田氏の〈ExT Recordings〉から21年に発売された、初期〈Transonic〉を国産ドリーム/アンビエント・テクノ全盛期の走馬灯の如く熱く振り返ったショーケース・アルバム『Transonic Records From 1994 To 1995』にも、本作より"Foaming Waves"と"Under The Ground"の2曲が収録。それに続く形で〈ExT〉からデラックス・エディションでCD再発もなされた名作がこの度初めてアナログ化!

Palomaticは、90 年代前半から中期にかけて日本のエレクトロニック・ミュージック・シーンで活躍した高橋コウジの別名であり、電気グルーヴのシンセ・プログラマーとしても活動していたほか、ニックヨシザワとのTakahashi Tektronix (と) や InterferonことKiyoshi HazemotoとのMutronでも活動。1993 年に福岡から日本のクラブ・シーンを牽引した〈Syzygy Records〉 よりデビュー曲「Halo」をリリースした後、Takahashiは、シーンを定義する〈Transonic〉のコンピ盤へ一連の作品を提供。ブリストルのトリップホップやシェフィールドのブリープ・テクノのムーディーなベースの重み、ベルリンのテクノとベルギーのトランスのケミカル・ラッシュまでが、明らかに日本的な感性でエレガントな音楽のタペストリーにまとめられたような、時代を超越した日本のエレクトロニック・ミュージックの金字塔。アルバムの目玉であり、今日のテンポの速いダンスフロアにピッタリとハマる"Foaming Waves"や、ジャパニーズ・ドリーム/アンビエント・テクノの極点といえる"Halo"など、名曲がずらりと並ぶ大傑作!

Pierre Bastien - Tools (LP)
Pierre Bastien - Tools (LP)ESITU RECORDS
¥5,292

フランスの音楽家ピエール・バスティアンによる、彼独自の自動演奏楽器Mecaniumを用いた実験音楽の世界を深く掘り下げた作品『Tools』。本作はバスティアンが長年愛用している自動演奏装置の元となるメカーノのドライバーに捧げられており、サウンドの素材の生々しさと、機械的な自律性が作り出す予期せぬ音の組み合わせやテクスチャによって成り立っている。複数の独立した音の要素を同時に発生させ、重ね合わせるもので、ウッドベース、カズー、トランペット、打楽器といった多様な音源が、機械仕掛けによってコラージュされている。コンロン・ナンカロウから連なる自動演奏音楽の歴史を継承しつつ、キュートでアヴァンギャルド、かつミニマルでプリミティヴな独自の美学を展開した一枚となっている。

Michael O Shea - Michael O Shea (LP)
Michael O Shea - Michael O Shea (LP)AllChival
¥3,864

WireのBruce GilbertとGraham Lewisによるプロデュース!前述の2名によって運営されていた80年代初期のUKエクスペリメンタル・シーンの最重要レーベル、Dome Recordsからリリースされていた、北アイルランド生まれの異端音楽家、Michael O'Shea(1947-1991)の82年セルフ・タイトル作品が、アイルランドのソウル/ディスコなどを集めたコンピレーションも発表している同国のレーベル、ALL CITY傘下のAllchivalより初となるヴァイナル・リイシュー!オリジナルは高値を付ける一枚。O'Sheaは自身が考案して制作した17弦楽器「Mo Cara」の名人であり、ケルトとアジアの音楽の要素を組み合わせたメロディックな作品を世に送り出しました。さらには、Alice Coltrane, Don Cherryとの共演やRavi Shankarのロンドン公演のオープニング・アクトを務めたことでも知られています。中東やバングラデシュと世界各地を旅し、大道芸人としての技能と共に豊穣な民族音楽のエッセンスを下敷きにしたその音楽は、エスニックやオーガニックという言葉で形容することも間に合わない、果てしなく自由な端境の響きを奏でており、まさに唯一無二の美しく超越的な音。豪華ライナーノーツが付属。未だ見ぬ音楽を求める全ての人から、一生モノお探しの方にも是非。

Kommune -  Oast (2LP)Kommune -  Oast (2LP)
Kommune - Oast (2LP)Second Circle
¥5,573

結成からわずか1年ほどで幕を閉じたKommuneによる唯一無二の記録。本作は2014年の秋、南イングランドの納屋を改装した空間で2日間にわたって行われたセッションをそのまま封じ込めたダブルLPで、George Thompson(Black Merlin)、Kyle Martin、Jonathan Nashという、当時ロンドン北部で活動を共にしていた3人の友人たちが、TR-808や各種アナログ機材を車に詰め込み、完全即興・ノーオーバーダブで紡いだ4つのロングフォーム・トラックから成っている。音の質感は深く催眠的で、アンビエントとテクノの境界を漂うミニマル・グルーヴ。TR-808の精緻なプログラミングを軸に、アシッド的な感性や金属的な擦過音、漂う電子音が有機的に交錯し、ダブ的なミキシングで奥行きと浮遊感が加えられている。無駄を削ぎ落とした進行の中で、音はじわじわと形を変え、時間感覚をゆるやかに溶かしていく。アンビエントの静謐さとダンスフロアの恍惚感をつなぐような、そして一回限りの場の魔力が生んだ偶発的な奇跡もそのままパッケージした一枚。

Mr Fingers - Amnesia (3LP)
Mr Fingers - Amnesia (3LP)Alleviated Records
¥6,987

待望のアナログ再発!シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingers。数々のブートが存在、UKのシカゴハウス・ライセンス・レーベルだった〈Jack Trax〉から1989年にリリースしていた世紀の傑作『Ammnesia』が奇跡の公式復刻!自身の〈Alleviated Records〉から約30年の時を超えて待望の再来。アシッド・ハウスからディープ・ハウスまで、卓越したダンス観から繰り出されるシカゴのヴァイブスはまさに金字塔レベルともいうべき。歴史的なハウス・クラシックが満載。リマスタリング仕様。これはMUSTです!!

幾何学模様 - クモヨ島 (LP)
幾何学模様 - クモヨ島 (LP)Guruguru Brain
¥5,496

まるで70年代からタイムスリップしてきたような風貌の5人組、幾何学模様。
これまで10年に渡って海外を中心に活動し、クルアンビンやキング・ギザード&ザ・リザード・ウィザードといった現在のインディーシーンの先頭を走るアーティストたちとも親交が深く、世界各国でソールドアウト公演を連発、先日にはフジロック2022への出演も発表され話題となっている。
そんな彼らが前作『Masana Temples』からおよそ4年ぶりの新作『クモヨ島 (Kumoyo Island)』を自身のレーベル〈Guruguru Brain〉からリリース。
レコーディングは、彼らが活動初期に使っていた浅草橋のツバメスタジオにて行こなわれた。ロックダウンやパンデミックによるツアー活動停止の間の拠点としてアムステルダムを選んでいた彼らは、下町もしくは故郷の町の古い繁華街に帰ってきたことで、自由な感覚が再燃したのを感じたという。東京に滞在していたおよそ1ヶ月半の間、これまでストックしていたアイデアの断片を洗い出し、それらをスタジオで構築することにより本作を完成させたのだ。
まるで60年代のプログレッシヴロックのような壮大なオープニングから一転、「モ、ナ~カ、ナカナカノ」と語感の心地よさにフォーカスしたようなユニークな歌詞を耳元でささやく冒頭曲「Monaka」や、クルアンビンを彷彿とさせるワウギターが、コロコロ転がるリズムの上で軽やかに舞う「Dancing Blue」。
ジェットコースターに乗って時空を駆け抜けていくような前半と、ビートルズの「Tomorrow Never Knows」を思わせるサイケデリックな後半、その落差が圧巻の「Cardboard Pile」や、擦り切れたテープを再生しているようなローファイチューン「Gomugomu」、ボーズ・オブ・カナダへ愛が炸裂したかのような「Daydream Soda」、変拍子とギターリフの絡みが麻薬的にループする「Field of Tiger Lilies」など、曲ごとに全く異なるアプローチをしていながらどの曲も幾何学模様としか言いようのない、強烈なオリジナリティを放っている。
美しいアンビエントソング「Maison Silk Road」の余韻とともに、アルバムは幕を閉じる。
『クモヨ島』と名付けられた本作『Kumoyo Island』は、帰国の途に着く彼らが上空から垣間見た、雲越しの島国、日本の姿にインスパイアされて付けたのだろうか。真意のほどは直接本人たちに確かめる他ないが、世界中どこにいても「オルタナティブ」であることを貫いてきた彼らにしか到達し得ない地平が、ここには広がっている。

Minami Deutsch/南ドイツ - With Dim Light (LP)
Minami Deutsch/南ドイツ - With Dim Light (LP)Guruguru Brain
¥5,181
2025年リプレス!日本から世界のサイケデリック/インディ・シーンを牽引した名バンド、幾何学模様のGo & Tomoが2014年に創設したインディペンデント・レーベルであり、シベールの日曜日や破地獄、Satomimagaeといった大変ユニークなアクトを送り出してきた名門〈Guruguru Brain〉発の名作!ポスト・パンキッシュでクラウトロックへの愛に溢れる実験的バンド、南ドイツによる18年の傑作アルバム『With Dim Light』をストック!このバンドの最大の魅力といえる、反復的なビートへの鋭いアプローチと、精巧で構成的なソングライティングを軸に、モータリックでグルーヴィな60'sサイケデリック・ロック・サウンドが展開される素晴らしい作品。
Machtelinckx/Gouband/Leroux/Rasten - porous structures II (LP)Machtelinckx/Gouband/Leroux/Rasten - porous structures II (LP)
Machtelinckx/Gouband/Leroux/Rasten - porous structures II (LP)ASPEN EDITIES
¥4,687

ベルギーのギタリストRuben Machtelinckxを中心に、Toma Gouband(パーカッション)、Frederik Leroux(ギター)、Fredrik Rasten(ギター)が参加したアコースティック即興作品『porous structures II』。本作では、3本のスティール弦ギターと繊細なパーカッションが織りなす静謐で詩的な音響の中で、音の間(ま)や残響が丁寧に扱われており、ジャンルを超えた音の対話が、瞑想的な空間を生み出している。ギターはメロディよりも質感や空間性を重視し、打楽器は自然音のようなニュアンスを加える。フォーク、室内楽、アンビエント、即興音楽の要素が溶け合い、抽象的でありながら温かみのある響きが印象的。録音はベルギーの静かな空間で行われ、音の質感にもその空気が反映されているかのよう。静かに語りかけるような音楽が、聴く者の内面に深く響く一枚。限定200部。

Poor Isa + Evan Parker/Ingar Zach (LP)
Poor Isa + Evan Parker/Ingar Zach (LP)ASPEN EDITIES
¥4,687
ベルギー拠点の即興デュオPoor Isa(Ruben Machtelinckx & Frederik Leroux)が、欧州即興界の最重要人物Evan Parker、ノルウェーの探究的打楽器奏者Ingar Zachを迎えたコラボレーション作品が〈ASPEN EDITIES〉より到着。プリペアド・バンジョーによるミニマルな残響と木片のリズムに、Parkerの鋭利かつ有機的なサックスが絡み合い、さらにZachのグランカッサや振動スピーカーによる深い共鳴が重層的に広がっていく様子がこれまた素晴らしい!即興でありながら精緻な構造を帯び、内省的沈黙と爆発的な瞬発が交錯する音像がまるで音の彫刻を聴くかのように展開されます。室内的な緊張感と豊かな空間性を兼ね備え、現代即興の最前線を鮮烈に刻む一枚です!
Lamin Fofana - Works In Metal (LP)Lamin Fofana - Works In Metal (LP)
Lamin Fofana - Works In Metal (LP)Honest Jon's Records
¥4,497
シエラレオネとギニアをルーツに持つニューヨーク拠点のエクスペリメンタル作家であり、〈Hundebiss〉や〈Avian〉、〈Peak Oil〉、〈The Trilogy Tapes〉といった各地の先鋭レーベルから卓越した作品群を世に放ってきたLamin Fofanaが〈Honest Jon’s〉より放つ、要注目最新作をストック。鋭い処理と溶解する音響を鍛造し、液体金属のように形を変えながら響く一枚。ペアで配置された楽曲群は、鋭利な刃と柔らかな残響を交錯させ、詩やテキスト、フィールド・レコーディングを練り込みながら、解体と再構築を繰り返す様子が圧倒的です。スーザンヌ・セザールの言葉にインスパイアされた、音響的マニフェストとも呼べる異形のコスミッシェ傑作。
Jeff Parker ETA IVtet - Mondays at The Enfield Tennis Academy (2LP)
Jeff Parker ETA IVtet - Mondays at The Enfield Tennis Academy (2LP)Aguirre Records
¥6,334

Jeff Parker率いるETA IVtetによる、2019年から2021年にかけてロサンゼルスのバー「Enfield Tennis Academy」で毎週月曜に行われていた即興セッションを記録したライブ・アルバム『Mondays at The Enfield Tennis Academy』。Josh Johnson(サックス)、Anna Butterss(ベース)、Jay Bellerose(ドラム)とのカルテット編成で、全4曲、各20分超に及ぶ長尺の演奏を収録。即興といっても、調性や構造、メロディの輪郭がしっかりと感じられ、自由な作曲とでも言うべきアプローチがとられているのが特徴的。サンプリング的手法をリアルタイムに取り入れた演奏は、ジャズでありながらも、アンビエントやポスト・ロック、ヒップホップといった多層的なジャンル感覚を持ち込んでいる。緊張感と寛ぎが絶妙に共存しており、聞き流すことも、深く聴き込むこともできる、現代的な音楽!

Dr. Alimantado - Best Dressed Chicken In Town (LP)
Dr. Alimantado - Best Dressed Chicken In Town (LP)Keyman
¥5,173

ラスタファリ運動の一翼を担ったジャマイカ・キングストンのレゲエ・シンガー&DJであり、ジョニー・ロットンにも賞賛され、パンクロッカーにも人気を博したDr. Alimantadoによる、チャック全開で堂々と街中を闊歩する姿がまさにベスト・ドレッサーなクラシック・アルバム。Black Ark, King Tubby's, Channel One, Randy'sと数多くの名盤を世に送り出したスタジオで録音された音源をまとめて収録した名盤ルーツDJアルバム。名リディムの数々にルーディでキレたトースティングを乗せて新しい世界を描いていくストレンジ&キラーな一枚です!

Gregory Isaacs - Showcase (LP)
Gregory Isaacs - Showcase (LP)Taxi Records
¥4,842

レゲエ・クラシックが再発!オリジナルは、Sly & Robbieの主宰していた名門レーベル〈Taxi〉から1980年にリリース。ジャマイカを代表するシンガーにして、レゲエの歴史の中で最も輝かしい声の一つであるGregory Isaacsによるアルバム『Showcase』がアナログ・リイシュー。〈Channel One〉にて録音。Sly & Robbieがプロデュースを担当したディープで内省的、パーカッシヴ&ダビーで見事なアルバム。"Soon Forward"や"Motherless Children"といったIsaacsのクラシック・カットに加えて、Bob Marleyの"Slave Driver"のエース・カバーなども収録されています。

Kirk Lightsey and Rudolph Johnson with the All Stars - Habiba (LP)
Kirk Lightsey and Rudolph Johnson with the All Stars - Habiba (LP)Outernational Sounds
¥4,498

5万近い値で取引されたこともある鬼レアなオリジナルはほぼ幻・・・・The Pan-Afrikan Peoples ArkestraやNate Morganといった〈Nimbus〉関連の希少作品を始め、スピリチュアル・ジャズ〜ジャズ・ファンク〜インド・ジャズまで横断し意欲的な発掘リリースを繰り広げてきた名所〈Outernational Sounds〉からは、David MurrayやChet Bakerとの共演も知られるアメリカのジャズ・ピアニストKirk Lightsey (1937-)と〈Black Jazz〉に傑作を残すサクソフォニストRudolph Johnson (1940-2007)が南アフリカで録音した伝説のセッション音源が待望のヴァイナル・リイシュー!南アフリカ国外でリリースされることはなく、入手には困難を極めたモーダル・ジャズの傑出した作品が初の国外リリース。アパルトヘイトの圧政時代は海外の黒人ミュージシャンが同国を訪れることは大変困難であったものの、アフリカ南部とイギリスで成功を収めていたヴォーカリストのLovelace Watkinsに同行する形で渡航し、現地の最大手レーベル〈Gallo〉のスタジオでレコーディングした作品。コルトレーンの幻影が舞い降りるかのような20分にも及ぶモーダル/スピリチュアル・ジャズ大曲”Habiba”は圧巻です。

Maurizio - M4.5 (12")Maurizio - M4.5 (12")
Maurizio - M4.5 (12")Maurizio
¥3,018

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1995年にMシリーズとしてリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。

Cyrus – Inversion (12")
Cyrus – Inversion (12")Basic Channel
¥3,018

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1994年にリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。

Basic Channel - Phylyps Trak (12")
Basic Channel - Phylyps Trak (12")Basic Channel
¥3,018

テクノとダブ・レゲエの奇跡的合一。独Mark Ernestus & Moritz von OswaldのBasic Channelにより、1993年にリリースされていた音響ダブ/ミニマル・テクノの傑出した普遍的名曲が、2025年リプレス。

Basic Rhythm - The Bounce (12")Basic Rhythm - The Bounce (12")
Basic Rhythm - The Bounce (12")The Trilogy Tapes
¥3,292
レフトフィールドなダンス・ミュージックの美学に惹かれる全てのリスナーへ全力でレコメンドしたい素晴らしいタイトルが到着。90年代にRude FMで活躍したOG海賊ラジオDJであり、East ManやImaginary Forcesといった変名では〈Planet Mu〉や〈Entr'acte〉〈Kyou Records〉などから作品を送り出してきたロンドンを拠点に活動するDJ、電子音楽家のAnthoney J Hartのカルト人気名義Basic Rhythmによる最新EP作品『The Bounce』がロンドンのアンダーグラウンド・シーンの英気を一身に受け止めてきた名門レーベル〈The Trilogy Tapes〉よりアナログ・リリース。自身の禁欲的なサウンド・スタイルと強烈なファンクネス、初期のダーク・ガレージやグライムの影響を落とし込んだ、ソリッドで深く歪なミニマル・ドラムン・ベース/ニューロファンクを展開した破格の一枚!現行エクスペリメンタル・シーンを支えてきた名技師Kassian Troyerによるマスタリング仕様。
Biluka y Los Canibales - Leaf-Playing in Quito, 1960-1965 (2LP)
Biluka y Los Canibales - Leaf-Playing in Quito, 1960-1965 (2LP)Honest Jon's Records
¥4,998
ブラジル人音楽家のDilson de Souzaが率いた知られざるブラジリアン・ジャズ・バンドであり、1920年代のブラジルの「カニバリスト」運動、つまりヨーロッパ中心の覇権主義に対抗するために他の文化をカニバライズする芸術的手法にちなんで名付けられたLos Caníbaleが、60年代に南米エクアドル・キトで活動していた知られざるスイートスポット的レーベル〈Caife〉に残した1960年から1965年に及ぶ貴重音源の数々をコンパイルした編集盤が〈Honest Jon's〉から登場。アフロ・ラテン・ジャズを始めとして世界中の様々な音楽を吸収し、木の葉っぱを用いた特徴的な口笛の演奏でリードするこの世のものとは思えないトロピカル・チェンバー・ジャズ作品集!
竹村延和 Nobukazu Takemura - 意味のたま knot of meanings (Clear Vinyl 2LP)竹村延和 Nobukazu Takemura - 意味のたま knot of meanings (Clear Vinyl 2LP)
竹村延和 Nobukazu Takemura - 意味のたま knot of meanings (Clear Vinyl 2LP)Thrill Jockey
¥6,879

トータス、ヨ・ラ・テンゴ、スティーヴ・ライヒ他、多くのコラボレーションでも知られるアーティスト・作曲家、竹村延和が、米シカゴの名門インディー・レーベル、Thrill Jockey Recordsより、オリジナル・アルバムとしては2014年の『Zeitraum』以来となる約11年半振りの新作アルバム。

2016年から2024年の間にレコーディングされた珠玉の楽曲、全18曲(日本盤はボーナス・トラックを1曲追加し、全19曲収録)を収録。
このアルバムに収録されている楽曲は、アルバムのために新たに書き下ろしたものではなく、録り溜めていた過去の膨大な楽曲の中から竹村自身が厳選したものになります。
曲の構想が2000年代中頃からあったものも含まれており、レコーディングは竹村の京都にあるスタジオ(moonlit studio)で行われています。
作曲からプログラミング、演奏、レコーディング、編集まで、竹村がすべて一人で行っており、日本人シンガーdoroがゲスト・ヴォーカルとして参加しています。
スキマキ・アニメーションによるアニメーション作品『深海の虹』(2019年)のサウンドトラックも収録。

竹村によれば、
「「knot of meanings」は 直訳すると「意味の結び目」ですが、邦題の「意味のたま」は、洋裁で用いる毛糸の玉のようなもので、そこから意味が泉の様に導かれてくることを示しています。リスナーは単に多義的なものとしてジャケットのガラスの断片・ モザイクから、各自自由に全体像を描き、受け取ってもらえれば幸いです。」
とのことで、ジャケットのガラスのオブジェクトの作成や撮影も竹村本人が手掛けており、その受け取り方は(様々なスタイルの収録曲が混在した)アルバムの内容ともども、リスナーそれぞれに委ねています。

竹村が長年、“Child’s View” (子供の視点)を用いて、知的好奇心を原動力として、表現や創作活動を続けてきた結晶が、このアルバムとなっています。
常に驚きと喜びを感じられるものを作るという理念を大切にし、同じことを繰り返すことはせず(停滞や反復に抵抗し)、新たな発見のあるような独創的な作品を探求して来たことの実証でもあります。

V.A. - Born in the City of Tanta - Lower Egyptian Urban Folklore and Bedouin Shaabi from Libya's Bourini Records 1968-75 (LP)V.A. - Born in the City of Tanta - Lower Egyptian Urban Folklore and Bedouin Shaabi from Libya's Bourini Records 1968-75 (LP)
V.A. - Born in the City of Tanta - Lower Egyptian Urban Folklore and Bedouin Shaabi from Libya's Bourini Records 1968-75 (LP)Sublime Frequencies
¥5,576

1960〜70年代にリビアのベンガジで活動していたインディーレーベル〈Bourini Records(اسطوانات البوريني)〉を中心に、エジプトの周縁地域で育まれたもうひとつの大衆音楽の歴史を紹介するコンピレーションが〈Sublime Frequencies〉より到着。20世紀のエジプトでは、カイロを中心とする洗練された大衆音楽、アートソングが主流で、中産・上流層に親しまれていたが、カイロから遠く離れたアレクサンドリアやタンタ、さらにはリビア国境に至るまでの地方では、より素朴で荒々しい「シャアビ/アル=ムシーカ・アル=シャアビーヤ(庶民の音楽)」が育っていた。その中で重要な役割を果たしたのが、1968〜75年にかけて活動したベンガジ拠点のインディーレーベル〈Bourini Records〉で、このレーベルは、基本的にはエジプト人アーティストによる7インチ・シングルを40〜50作ほどリリースし、盲目のベドウィン歌手アブ・アバブやアレクサンドリアのシェイク・アミンらの短いが鮮烈なキャリアを支えた。本コンピレーションに収録された音源は、ラフで生々しい演奏や即興的な構成、シャアビ特有の打楽器やアコーディオン、竪琴などが収録されているのが特徴的で、主流音楽とはまったく異なる美学を示している。中には、動物のように唸るヴォーカルや、不協和音で終わる手拍子曲など、実験的なトラックも含まれる。この音楽は、洗練や理想を追求する都市部のポップスとは対照的に、「無名の人々の日常」をそのまま記録したもので、50年以上が経った今も、その迫力や切実さは色あせておらず、まるで目の前で演奏されているかのように響く。中央から見捨てられた周縁の声を拾い上げた伝説のレーベル〈Bourini Records〉の音楽は現在も強いリアリティをもっている。

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