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Genghis Cohn - Iron Day (LP)Genghis Cohn - Iron Day (LP)
Genghis Cohn - Iron Day (LP)Laura Lies In
¥2,968
当店でもロングセラーとなったTara Clerkin Trioの作品でも知られる英国の実験的レーベル〈Laura Lies In〉からは、ロンドンの吟遊詩人Gengis Cohnによる魅力的でインティメイトなDIY/アウトサイダー・サイキック・フォーク作品『Genghis Cohn』がアナログ・リリース。複雑な弦の爪弾きに乗せて、超現実的な田園風景を描く夢の様な現代版ブリティッシュ・フォーク・アルバム!Beatrice Dillonとのタッグでも知られるRupert Clervauxによるマスタリングというのも好ポイントです。
XEXA - Vibrações de Prata (LP)
XEXA - Vibrações de Prata (LP)Príncipe
¥4,274
アンゴラ発祥のダンス・ミュージックこと「クドゥロ」を研ぎ澄ますポルトガル・リスボンの先鋭レーベルであり、〈Warp Records〉にその名を連ねるDJ Nigga Foxを送り出した事でも知られる名門レーベル/コレクティヴの〈Príncipe〉からは、アフロフューチャリズムに影響を受けたサウンド/ヴィジュアル・アーティストの”XEXA”による最新アルバム『Vibrações de Prata』がアナログ・リリース。Laurel HaloやRafael Toral、David Toopなどを想起させるモダン・クラシカル・サウンドに、軽快なリズム・メロディー、ブルージーで親密なアンビエンスの間を揺れ動く没入的デビュー作品!
Nídia - 95 MINDJERES (LP)
Nídia - 95 MINDJERES (LP)Príncipe
¥4,274
アンゴラ発祥のダンス・ミュージック「クドゥロ」をゲットー・ハウス以降の視点で研ぎ澄ましてきたポルトガル・リスボンの先鋭レーベルであり、〈Warp Records〉にその名を連ねるDJ Nigga Foxを送り出した事でも知られる名門レーベル/コレクティヴ〈Príncipe〉から最新作が到着。クルーの一員である”Nídia”による3枚目のアルバム『95 MINDJERES』がアナログ・リリース!1960年代から70年代にかけてポルトガルの植民地支配からのギニアビサウの独立に貢献したティティナ・サイラやテオドラ・ゴメスといった女性の自由闘士たちからインスピレーションを得たというアルバムであり、自身のギニアビサウとカーボベルデのルーツと激しさが混在する内容に仕上がっています。
Lucy Railton - Corner Dancer (LP)
Lucy Railton - Corner Dancer (LP)MODERN LOVE
¥4,572
Mica LeviやBonobo、Bat For Lashesともその仕事を共にした英国チェロ奏者/作曲家、Lucy Railtonによる最新ソロ・アルバム!〈Portraits GRM〉から発表したMax EilbacherとのスプリットLPを経て、〈Modern Love〉からの2作目となる『Corner Dancer』をアナログ・リリース。構造化されたコンポジションと、より直感的なパフォーマンスの区別を曖昧にする、帯電したインダストリアルなエネルギーに満ちたシュールで妥協の無い実験的作品!〈LUPO〉でのマスタリング/カッティングと高品質プレス。限定500部。
V.A. - Freedom For The Stallion: American Soul Music 1952-1976 (3LP+Booklet)
V.A. - Freedom For The Stallion: American Soul Music 1952-1976 (3LP+Booklet)Cairo Records
¥7,694
3月上旬再入荷。弊店でも毎度瞬殺完売必至の大人気レーベル、濃密な音楽体験をお約束する”Cairo Records”の第四弾コンピレーション。Mississippi recordsがディストリビューションする、このコアな黒人音楽遺産レーベルの最新作は今日までヴァイナルでのリリースも為されてこなかったデモ曲含め、1952年から1976年にかけての著名アーティストから発見することすら困難なオブスキュアな無名アーティストまで超絶ディープなバラッドの数々を収録した、Harry SmithのAnthology Of American Folk Musicのソウル版とも言うべき、鋭い審美眼にて選び抜かれた豪華ソウル・ミュージックの数々を収録。場末の酒場は今日も歌へと酔いしれ、哀歌へと沈み、黄昏の夕日へと焦がれる毎日。遥か遠い日を夢に見る男と女の心打つバラッドの数々に乾杯です!金箔プリント・カバー&ブラック・インナー・スリーヴ仕様。20ページにも渡るフルカラー・ライナーノーツが付属。完全限定盤。
Ornette Coleman - Friends And Neighbors - Ornette Live At Prince Street (LP)
Ornette Coleman - Friends And Neighbors - Ornette Live At Prince Street (LP)Flying Dutchman
¥4,863
オーネット・コールマンがサックスだけでなくトランペットまでも吹きこなした1970年の大傑作フリー・ジャズ・アルバム!デューイ・レッドマンと長年の仲間であるエド・ブラックウェルとチャーリー・ヘイデンをフィーチャーした彼のカルテットによるアルバム『Friends And Neighbors - Ornette Live At Prince Street』が〈Flying Dutchman〉よりヴァイナル・リイシュー!ニューヨークのダウンタウンにある彼の広いロフトスペースで録音され、既存の会場での演奏から締め出された実験ミュージシャンのシーン全体へとインスピレーションを及ぼすこととなったエキサイティングなアルバム!オリジナルのプロダクション・マスターからの新鮮な24/96トランスファー仕様。
Vumbi Dekula - Congo Guitar (LP)Vumbi Dekula - Congo Guitar (LP)
Vumbi Dekula - Congo Guitar (LP)Hive Mind Records
¥3,796
Sonny SharrockやMoulay Ahmed El Hassaniなどを始めとした偉人による傑作のみならず、第三世界の知られざる新鋭音楽家による作品まで幅広く手がけるブライトン拠点の要チェック・レーベル〈Hive Mind Records〉による最新物件!過去40年間、東アフリカと現在の拠点であるスウェーデンで様々なバンドのリードギターを弾いてきたコンゴ出身の伝説的ギタリスト、Kahanga Dekula (aka Vumbi)によるソロ・デビュー・アルバム『Congo Guitar』がアナログ・リリース。従来のバンド編成ではなく、フィールド・レコーディングやちっぽけなビートボックスの愛らしい調べと共に絡みつくようなスークース・フレーズを奏でる牧歌的ソロ・ギター傑作!ストックホルムの名レーベル〈Sing-A-Song Fighter〉との共同出版。
Kristen Nogues - Marc'h Gouez (LP)
Kristen Nogues - Marc'h Gouez (LP)Souffle Continu Records
¥4,560
消滅の危機に瀕しているブリトン語系ケルト諸言語のブルトン語とケルトハープに子供の頃から触れ、Denise Mégevandにレッスンを受けていた人物であり、それらの伝統表現に取り組んできたKristen Nogues がブルトン歌曲の伝統の保全に取り組んできたレーベルである〈Névénoé〉より1976年に発表したファースト・アルバム『Marc'h Gouez』が〈Souffle Continu〉よりオリジナルテープからのリマスタリング仕様で公式アナログ・リイシュー!ギター、ピアノ、ヴァイオリン、フルートなどを演奏する12人もの友人たちと、ブルトン音楽ではなく、ブルターニュの音楽を演奏した作品。想像力が、社会的要求や仲間との関係といった、その時の現実と結びついた、分かち合われたフォークロアが魅力的に響く前衛的なアルバム!Meredith Monkの"Greensleeves"やBrigitte Fontaine/Areskiの初期作品が好きな方にもレコメンド!ブックレット(8ページ)が付属。ブラウンボード製アウタースリーヴ/180g重量盤仕様。
Creation Rebel - Hostile Environment (Yellow Vinyl LP+DL)Creation Rebel - Hostile Environment (Yellow Vinyl LP+DL)
Creation Rebel - Hostile Environment (Yellow Vinyl LP+DL)On-U Sound
¥3,772

〈On-U Sound〉の代表的バンド、クリエイション・レベルが実に40年以上振りとなる最新作をリリース!プロデュースはもちろん〈On-U〉のレーベル総帥にして、UKダブ・シーンを常に牽引してきたエイドリアン・シャーウッド!!

『Dub from Creation』や『Starship Africa』などの名作を生んだ〈On-U Sound〉の代表的バンド、クリエイション・レベルが、実に40年以上振りとなる最新作『Hostile Environment』のリリース!プロデュースはもちろん、〈On-U〉のレーベル総帥にしてUKダブ・シーンを常に牽引してきたエイドリアン・シャーウッド。クルーシャル・トニー、エスキモー・フォックス、マグーのトリオが、エイドリアン・シャーウッドとともに、ヘビー級にダブワイズされたリディムに現代的なスピンを加えた傑作と共に帰還!
偉大なる故プリンス・ファー・ライのバックバンドとして結成され、ザ・クラッシュ、ザ・スリッツ、ドン・チェリーらとステージを共にしてきたクリエイション・レベル。彼らにとって7枚目のアルバムとなる本作には、アーカイヴに残された元バンドリーダー、プリンス・ファー・ライのヴォーカルが新譜に収録されている他、ホレス・アンディ&ダブ・アサンテ・バンドの音楽監督を務めたサイラス・リチャーズ、イタリアのシンセ・マエストロ、ガウディ、世界最速MC、ダディ・フレディらが参加している。アルバムのタイトルは、テリーザ・メイ前英国首相の物議を醸した亡命希望者に対する政策と、2018年に起こったウィンドラッシュ事件に対するものであり、歴史的な過ちに対して驚くほど短い記憶しか持たない旧植民地大国の暗い影で一生を過ごしてきたジャマイカ出身のミュージシャン・グループの真に迫ったメッセージが込められている。
DJセットの中で、ナイトメアズ・オン・ワックスや〈Mo' Wax〉の初期リリースと並べるのにうってつけのオープニング・トラック「Swiftly (The Right One)」の低音ファンクから、オーガスタス・パブロを彷彿とさせる「Stonebridge Warrior」、「That's More Like It 」や「Off The Spectrum」のようなスペーシーでサイケデリックなダブ「Whatever It Takes」のような感情を揺さぶるソウルフルで温かみのあるR&Bまで、本作のサウンドは驚くほど多様だ。この折衷的なアプローチのヒントは、ウェスト・ロンドンのサウンド・システム・オペレーター、ダディ・ヴェゴに敬意を表した最後から2番目のトラック「The People's Sound」にある。これらのトラックはすべて、バンド・メンバーが育ったブルース・パーティーやシュビーン・ダンスに合うもので、その影響は彼らの音楽的DNAの本質的な部分を形成している。 プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドは、リー・スクラッチ・ペリーやホレス・アンディのキャリア後期の名盤を手がけ、9月にはアフリカン・ヘッド・チャージと共に来日し、日本のGEZANを迎えて『ADRIAN SHERWOOD presents DUB SESSIONS 2023』を開催、また自身初となる空間オーディオ作品「On-U in Space」をリリースするなど、今もなおシーンを牽引する存在として活躍している。本作『Hostile Environment』でも彼はそのトリックを駆使し、素晴らしいプレイヤーであり長年の友人であるクリエイション・レベルとチームを組み、彼らの才能を結集した傑作を作り上げた。

Joshua Bonnetta - Innse Gall (LP+Booklet)Joshua Bonnetta - Innse Gall (LP+Booklet)
Joshua Bonnetta - Innse Gall (LP+Booklet)Shelter Press
¥4,395
〈Senufo Editions〉や〈Experimedia〉〈Canti Magnetici〉といった実験的なレーベルからの作品も知られる、カナダ出身の学際的アーティスト、Joshua Bonnettaのマルチメディア・プロジェクト『Innse Gall』が〈Shelter Press〉から到着。2017年から2019年にかけて、この田園地帯でアーティスト・レジデンスを行い、風景、人々、言語、文化を記録した成果を収めた作品であり、本作に付随する録音、フォトブック、フィルムを通して、スコットランドの北西沖にある群島を深く想起させるものとなっています。名作家にして名匠、Giuseppe Ielasiによるマスタリング仕様。実に60ページにも及ぶフォトブック&映画『The Two SIghts』のダウンロード・カード&Erika Balsomによるエッセイが付属。限定500部。
Samizdat - Disenfranchised Refuseniks (2LP)
Samizdat - Disenfranchised Refuseniks (2LP)BLOOD
¥5,319
Rat HeartやSocketheadなどが好きな人にもオススメの内容。昨今カルトな人気を集める実験的作家= Michael J. Bloodが主宰している〈BLOOD〉からは、”samizdat”なるミステリアスなアーティストが発表した最新アルバム『Disenfranchised Refuseniks』のアナログ・ヴァージョンが到着。Michael J. Bloodによる微かなスモークアウトのプロダクションとsamizdatが書き下ろした曲と歌をフィーチャーした、マンチェスター・アンダーグラウンド発の手織りのローファイDIYソウル作品!限定500部。
SND - 4,5,6 (Clear Vinyl 3LP)
SND - 4,5,6 (Clear Vinyl 3LP)SND
¥6,065
Beatrice Dillonから池田亮司からAutechreのファンまで必携の内容。グリッチ・レイヴ・テクノの伝道師Mark Fellと、Mat Steelによるシェフィールド出身の先鋭的デュオにして、〈Mille Plateaux〉や〈Raster-Noton〉から傑出した作品を送り出してきたSNDが2008年に300部限定で発表した傑作トリプル・パック『4,5,6』の2021年度リイシュー盤をストック。2008年までに "フューチャー・ガレージ "の方向に進み始めた当時のミニマル・テクノやダブステップとは一線を画す実験的テクノの史上の名作!
Suzanne Ciani - Improvisation On Four Sequences (LP)Suzanne Ciani - Improvisation On Four Sequences (LP)
Suzanne Ciani - Improvisation On Four Sequences (LP)Week-End Records
¥5,443
幾度もグラミー賞にノミネートされた電子音楽のパイオニアであり、Kaitlyn Aurelia Smithともコラボレーションでも知られるイタリア系米国人女性ピアニストのSuzanne Cianiによるライブ音源『Improvisation On Four Sequences』が〈Week-End Records〉よりアナログ・リリース。〈Week-End Fest 2021〉でのパフォーマンスを記録した作品であり、まさにエレクトロニック・ミュージックの歴史がすべて詰まっているといっても過言ではない圧巻の内容。1970年以降のエレクトロニック・ミュージックの発展のすべてを聴き取ることができる、広大な宇宙観を発揮した実験的アルバム!限定300部。
Pierre Bastien & Michel Banabila - Baba Soirée (LP)Pierre Bastien & Michel Banabila - Baba Soirée (LP)
Pierre Bastien & Michel Banabila - Baba Soirée (LP)Pingipung
¥4,597
自作のメカニカル・オーケストラ「メカニウム」で、数十年にわたり特異な音楽世界を作り上げてきただけでなく、Aphex Twinの〈Rephlex〉にオーディオ・ビジュアル作品を残す事も知られるPierre Bastien、そして、オランドからのジョン・ハッセルの第4世界への回答とも呼ぶべき作品群を発表してきたサウンド・アーティスト、作曲家Michel Banabilaという2人の巨匠が、初のコラボレーション・アルバム『Baba Soirée』を〈Pingpung〉レーベルよりアナログ・リリース。バスティアンの機械的なループと幻想的な楽器のセットアップが、バナビラのサウンド・デザインと非の打ち所のないサンプリング・コラージュのテクニックとシームレスに融合した空想的実験音楽集!
Mr. Fingers - Around The Sun (2LP)
Mr. Fingers - Around The Sun (2LP)Alleviated Records
¥5,814
この上なくグッド・ヴァイブスな一枚!シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮ことLarry Heard (1960-)によるMr. Fingersとしての実に4年振りとなる最新ダブル・パックが、自身の主催する〈Alleviated Records〉より堂々アナログ・リリース。2018年の『Cerebral Hemispheres』から早四年、最新アルバムが登場!ジャズ、R&Bからテクノ、アンビエントまで、彼が影響を受けたもの全てを包含した瑞々しいシカゴ・ハウス・トラックを全10曲収録。これは説明不要の好内容に仕上がっています。
Larry Heard - Alien (2LP)
Larry Heard - Alien (2LP)Alleviated Records
¥5,679
Gherkin JerksやMr.Fingersでの活動を始め、シカゴ~ディープなハウス界隈の名仕事の数々で知られる大重鎮、Larry Heardの1996年傑作がリマスター再発!出てくる音がもう宇宙、宇宙、宇宙。これまでのディープな感覚と、アンビエント側へ大きく接近して花開き、シンセの1音1音が恐ろしい程に透明で繊細、時間や重力を超えてただただた光る狭間へと吸い込まれて行く大傑作が誕生してます。普段ダンスものを聴かれないアンビエントのファンにも是非。
Don Cherry - Cherry Jam (LP)Don Cherry - Cherry Jam (LP)
Don Cherry - Cherry Jam (LP)Gearbox Records
¥2,972

フリー・ジャズの先駆者で伝説のトランペット奏者、ドン・チェリーの未発表ライヴ音源!日本語ライナーノーツ付き

フリー・ジャズの先駆者で伝説のトランペット、コルネット奏者、ドン・チェリー。昨年のレコード・ストア・デイ限定作品としてリリースされた、1965年にデンマーク国営ラジオで収録された彼の未発表音源『チェリー・ジャム』が、この度12インチ重量盤およびCDで再発される。

オーネット・コールマンとの共演でも知られる鬼才、ドン・チェリー。このセッションが録音されたコペンハーゲンでチェリーは1963年にアーチー・シェップと共演し、レコー ディングもしている。1964年の秋にはアルバート・アイヤーとツアーをし、1966年には人気のカフェ・モンマルトルの常駐になるなど縁の深い場所なのである。1965年は、チェリーが代表作のブルーノート作品『コンプリート・コミュニオン』を発表したり、『ベートーヴェン・ホールのジョージ・ラッセル・セクステット』へ参加するなど、自身にとって音楽的な実りの多い年だった。それと同じ時期にデンマークの地元ミュージシャンと共 にデンマーク国営ラジオで行なわれたセッションが、今作『チェリー・ジャム』だ。

チェリーとピアニストのアトリ・ビョーンがジャム・セッションという形で定期的に共演していたことが、その現場を収録してデンマークの大衆と共有しようというデンマーク・ ラジオの決断に繋がった。参加ミュージシャンは全員コペンハーゲンのジャズ・シーン出身者で、テナー・サックス奏者のモーエンス・ボッレルプ、ベーシストのベニー・ニールセン、ドラマーのサイモン・コッペルがラインナップを固める。デンマーク人ミュージシャンから成るこの時の顔ぶれはしかし、最初の放送日以降、聴かれることがなかった。リチャード・ロジャースによるソウルフルなバラード「You Took Advantage of Me」を除く3曲が、チェリーの未発表作品というのもまた驚きである。

ドン・チェリーの異文化に対する飽くなき好奇心と型に捉われない自由な思考、そして音楽上の制約への拒絶が、ジャズ、ワールド・ミュージックにとどまらず幅広く、未来のクリエイターたちに道を拓いたのだ。

Untitled Tape - Untitled Work (LP)Untitled Tape - Untitled Work (LP)
Untitled Tape - Untitled Work (LP)Ill Considered Music
¥3,796
弊店でもコアなリスナーの間で評価されていたカセット人気作が、限定300部でヴァナル化!英国・ロンドンの地下レーベル〈CNM LDN〉から2021年にリリースされたまったくもって詳細不明、インフォ困りにもほどがあるとても謎めいた作品。途轍もなく極上にして深遠、カセット版はセカンド・プレスまでもが瞬殺廃盤だった、カルト的な人気を誇っている要注目作品『Untitled tape - Untitled work』。Emeralds周辺など、コスミッシェな狂気が渦巻いていた2000年代後半から2010年代前半のUS地下ノイズ/ドローンの英気が思い起こされる、過剰なまでの郷愁と宇宙音楽への憧憬に満ち溢れた、詠み人知らずのコスミッシェ・アンビエント/ドローン・ミュージック。ナンバリング入りの限定プレス。この機会を絶対にお見逃しなく!
Deerhoof 'The Runners Four' (Pink & Blue Vinyl 2LP)Deerhoof 'The Runners Four' (Pink & Blue Vinyl 2LP)
Deerhoof 'The Runners Four' (Pink & Blue Vinyl 2LP)Joyful Noise Recordings
¥4,728
USエクスペリメンタル・ロック/アート・ポップの代表格として知られる名バンド、Deerhoofが2005年にリリースしたコンセプト・アルバム『The Runners Four』が大名門〈Joyful Noise Recordings〉から18年ぶりに2枚組LPとして待望のアナログ・リイシュー!Satomi Matsuzaki、John Dieterich、Chris Cohen、Greg Saunierらが2004年から05年にかけてオークランドでリハーサル・ルームを借りて冬の間篭りながら書き上げ、セルフ・プロデュースした作品。「腐敗した世界で高潔なアウトローとして団結する友人たちが、黙示録の中で何を救うべきかを決め、再変された未来からの警告と希望の秘密のメッセージを、間もなく破壊されるであろう現在に伝える」という壮大な内容です!
Unknown Mortal Orchestra - II (10 Year Anniversary Reissue) (Aluminum Vinyl 2LP)Unknown Mortal Orchestra - II (10 Year Anniversary Reissue) (Aluminum Vinyl 2LP)
Unknown Mortal Orchestra - II (10 Year Anniversary Reissue) (Aluminum Vinyl 2LP)Jagjaguwar
¥4,831
オプティミズムと孤立主義が蔓延する時代に登場し、Unknown Mortal Orchestraの評価を確立した青写真にして2013年大傑作『II』の10周年記念盤が〈Jagjaguwar〉から登場!孤独、愛、絶望をシュールで漫画的な描写で描き出す大人気のセカンド・アルバム!DIYなインディ・ロックに、クラシカルな60年代ポップ、サイケデリアが融合したファンキーでグルーヴに溢れた作品!こちらの10周年記念盤には、同セッションからの未発表曲(「Two Generations Of Excess」)、当時のB面曲、同時期にリリースされた『Blue Record』EPからのアコースティック・トラック5曲が追加収録されています。
杉本喜代志 - Our Time (LP)
杉本喜代志 - Our Time (LP)日本コロムビア株式会社
¥4,620
カラフルでパワフルでエレガント。 時代を担った名手・杉本喜代志の<それまで>と<それから>を内包した分水嶺的傑作。
1960 年にプロ入りして以降、多くのセッションやレコーディングで活躍してきた杉本喜代志。1960 年代後半からは白木秀雄、石川晶、日野皓正らのグループに参加し注目を集め、『カントリー・ドリーム』や『バビロニア・ウインド』といったリーダー作でその地位を不動のものとした。本作は約1年間のアメリカ遊学直後に石川晶、鈴木宏昌、植松孝夫らと録音したもの。グルーヴィでいて艶やかな「アワー・タイム」や「マーマレード・スカイ」をはじめ、怪しいキーボードが飛び交う「ジョーンズ・ストリート」や、メランコリックで美しい「クワイエット・パルス」など、ジャズ・ロックとフュージョンの狭間とも言える魅力的な曲が並ぶ。杉本の1970 年代半ばを代表する作品である。
text by 尾川雄介(UNIVERSOUND/DEEP JAZZ REALITY)
Laurie Spiegel/Olof Dreijer - Melodies Record Club 002: Ben Ufo Selects (12")
Laurie Spiegel/Olof Dreijer - Melodies Record Club 002: Ben Ufo Selects (12")MELODIES INTERNATIONAL
¥3,457
Floating Points主催の〈You're A Melody〉パーティーから派生したリイシュー・レーベル〈Melodies International〉が始動させた新シリーズMELODIES RECORD CLUBの第2弾!第1弾、Four Tetのセレクトに続き、今回はBen UFOがセレクトを担当。A面は、Laurie Spiegelが1980年に発表したエクスペリメンタル・エレクトロニクス・アルバム『The Expanding Universe』に収録されている「Drums」を収録。アフリカやインドの音楽に興味を持っていたことに触発された、パーカッシブな土着的にも未来的にもとれるハイブリッドな7分間のミニマル・シンセ・トラック。B面には、スウェーデンのバンドthe KnifeのOlof DreijerによるCD作品のみに収められていた「Echoes from Mamori」を収録しています。Pyrolator『Wunderland』を彷彿させる密林系サウンドは、アマゾンで録音したカエルの鳴き声やベルリン周辺の鳥の鳴き声をサンプラーに入力して生成したアルペジオを中心に、ハウスミュージックの影響を明確に受けた現代的な作品に仕上げられている。非常に強力な1枚!〈Metropolis Studios〉のMatt Coltonがリマスターとカッティングを担当。
Oneohtrix Point Never - Again (Blue Vinyl 2LP+Obi+DL)Oneohtrix Point Never - Again (Blue Vinyl 2LP+Obi+DL)
Oneohtrix Point Never - Again (Blue Vinyl 2LP+Obi+DL)WARP
¥5,658
日本語帯付き/解説書封入。ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー (以下OPN) ことダニエル・ロパティンが、最新アルバム『Again』を〈Warp〉からリリース。ダニエル本人の言葉を借りれば、このアルバムは「観念的自伝」であり、メッセージであり、デジタル言語と音響的パラノイア、記憶されたものと忘れ去られたものの呪術的な逆流であり、そのすべてがOPNのトレードマークであるメロディックなタッチで表現されている。2015年の『Garden of Delete』がそうだったように、『Again』のプロジェクトは、ダニエルによる現在の自分と若い自分とのコラボレーションとしてスタートした。そこからアルバムは、当初のコンセプトには固執することなく、記憶と空想がまったく新しいものを形成するために収束する「非論理的時代物」へと成長した。このアルバムでは、音楽家ダニエル・ロパティンが時空を超えて音楽を作り、あったかもしれない世界を想像している。どのような決断がいくつの現実を閉ざしたのだろうか?そのような別世界ではどのような音が生まれただろうか?
キャリアを通して、アート性の高いジャケットデザインに定評があるOPNだが、今作ではダニエル本人と共に考えたコンセプトをもとに制作されたマティアス・ファルドバッケンによる彫刻作品を採用し、ヴェガード・クリーヴンが撮影した写真が使われている。パッケージと全体のデザインは、ダニエル・ロパティンとアパレル・ブランドのOnline Ceramics (Elijah Funk & Alix Ross) によって新たに立ち上げられたコラボレーション・プロジェクト、Memoryが手掛けている。
先着特典:冊子『oneohtrix point never and electronic music 2023 ~ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーとエレクトロニック・ニュージックの現在』
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (Crystal Clear Vinyl 2LP)Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (Crystal Clear Vinyl 2LP)
Brian Eno - Top Boy (Score from the Original Series) (Crystal Clear Vinyl 2LP)NETFLIX MUSIC
¥8,486
180g重量盤、カラーヴァイナル仕様。『トップボーイ』は、ローナン・ベネットが原作・脚本を手がけたイギリスのテレビ犯罪ドラマシリーズ。ロンドンの貧困地域で生きる若者2人。栄光をつかむためドラッグディーラーとして暮らす生き様を、リアルかつスタイリッシュに描かれている。俳優の他にラッパーとしても活躍するアシュリー・ウォルターズとケイン・ロビンソンが主演を務め、2020年に英国アカデミー賞 (BAFTA) ライジング・スター賞を受賞したマイケル・ウォードや、マーキュリー賞やMOBOアワード、ブリット・アワードの最優秀新人賞の受賞など、UKシーンを代表するアーティスト、リトル・シムズらの出演も話題となった。最初の2シーズンは2011年から2013年にかけて放送され、興味を示したドレイクが共同プロデューサーとして製作に参加する形で2019年にシーズン3、2022年にシーズン4が放送された。

2023年9月7日に最終シーズンの配信がスタートするのに合わせ、ブライアン・イーノが手がけた全5シーズンのサウンドトラックから、選りすぐった楽曲をまとめたアルバム『Top Boy (Score From the Original Series)』がリリースされることが決定しCDとLPが発売される。CDは高音質UHQCD仕様 (全てのCDプレーヤーで再生可能)となっており、解説書が封入される。本作に収録された音源は、2020年にリリースされた『Film Music 1976 - 2020』に収録された2曲以外、すべて初リリース音源となる。

イーノは同シリーズの緊張感漂うテーマ曲を提供し、2011年の放送開始以来、『トップボーイ』のオリジナル・サウンドトラックを手がけている。シーズン1〜3で追加楽曲を提供したマイキー・Jことマイケル・アサンテと共に、作品の重要な要素となるムードと雰囲気を作り出してきた。なお現在『Summerhouse』というタイトルで配信されているシーズン1のサウンドトラックは、2012年に英国アカデミー賞 (BAFTA)にてオリジナル・テレビ音楽賞を受賞している。

イーノは、長年にわたって映画やテレビシリーズのサウンドトラックや楽曲提供を行っており、アンビエント・ミュージックとの深い関わりから、キャリアの初期には実際には存在しない想像上の映画のために音楽を書く手法もとってきた。彼の作曲に対するアプローチは、ニーノ・ロータがフェデリコ・フェリーニ映画のサウンドトラックを手掛けたことにインスパイアされたもので、作曲家がすべてのシーンに合わせて音を作るのではなく、音楽はそれ自体がまず作品として作られ、音楽の上に映像が配置された。

『トップボーイ』では、最初から私は自分の好きなように仕事をする自由を与えられていた。 音楽と雰囲気を作り、映像作家に思うように使ってもらう。私は作品のアイデアをできるだけ吸収し、そこから多くの音楽を作り「ほらどうぞ、好きなように使ってくれ」と伝える。従来のハリウッド的手法でスコアを書いていたら、興奮や危機感を煽ろうとする誘惑に駆られるだろう。でも『トップボーイ』は、劣悪な状況に置かれた子供たちの話なんだ。だから私は、外的世界で彼らに起こっていることだけでなく、子供たちの内的世界も探求した。多くの音楽は意図的に素朴で、ある意味単純なものになっている。メロディーはシンプルで、洗練されていないし、大人っぽくもない。- ブライアン・イーノ

ブライアンが2011年の『トップ・ボーイ』シーズン1に向けて選曲を始めた瞬間から、彼のスコアが番組にとって稀有な贈り物であることを理解していた。ブライアンによるアプローチは、特定のシーンに支配されるのではなく、彼自身がこの作品をどう捉えているかという感覚によって音楽を提供する。したがって、彼の音楽はスクリーンに映し出されるイメージの背景に存在する場所、感情、ムードを支配することができる。ブライアンは、作品への理解と、作品の舞台となっている世界に住む人々への感覚に基づき、5シーズンにわたって選りすぐりの音楽を提供し続け、常に視聴者を筋書きのはるか彼方へと導いてきた。ドゥシェーンやサリー、そしてロンドンの街並みと同様、ブライアンの音楽は『トップボーイ』という作品の核となっている。
- チャールズ・スティール&アラスデア・フリンド (Cowboy Films)

【ブライアン・イーノとサウンドトラック】
ブライアン・イーノは、デヴィッド・リンチ監督『デューン/砂の惑星』の「Prophecy Theme」、ダリオ・アルジェント監督『オペラ座/血の喝采』の「From The Beginning」、マイケル・マン監督『ヒート』の「Late Evening In Jersey」など、映画やテレビ作品の音楽を数多く手がけてきた。実弟のロジャーとダニエル・ラノワとともに、イーノは『Apollo: Atmosphere & Soundtracks』を制作しているが、これは元々、月面着陸を主題にしたアル・レイナートによるドキュメンタリー映画『For All Mankind』用に書かれた作品である。その中でも収録曲「An Ending (Ascent)」はスティーヴン・ソダーバーグ監督の『トラフィック』やダニー・ボイル監督の『28日後…』、そして2012年のロンドン・オリンピック開会式にも登場した曲として記憶されている。また「Deep Blue Day」は映画『トレインスポッティング』でユアン・マクレガー演じる主人公がトイレの中にダイブする伝説的シーンの曲として永遠に語り継がれるだろう。

『グリッターバグ/デレク・ジャーマン 1970 - 1986』と『For All Mankind』以外にも、ピーター・ジャクソン監督の『ラブリーボーン』や、エンリケ・ゴールドマン監督によるブラジルの連続殺人鬼の伝記映画『O Nome da Morte』、スラヴォイ・ジジェク監督によるドキュメンタリー映画『The Pervert's Guide to Cinema』、ゲイリー・ハストウィット監督が手がけたインダストリアル・デザインの巨匠、ディーター・ラムスのドキュメンタリー映画『Rams』のサウンドトラックを手がけている。

TV作品としては、実弟であるロジャーと共にダニー・ボイル監督の『Mr. Wroe’s Virgins』の音楽で英国アカデミー賞 (BAFTA) で最優秀オリジナル・テレビ音楽賞にノミネートされている他、BBC Natural Worldシリーズの『Hammerhead』、フランシス・ベーコンのドキュメンタリー『Arena』、ニール・ゲイマンによるテレビ・シリーズ『Neverwhere』、BBCで放送されたスチュアート・ブランドによる『How Buildings Learn』に楽曲提供を行っている。

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